結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2012年09月19日(水曜日)

フードくるむ公開セミナー「白熱教室」と恒例の電通での講演&「鬼十則」

中国の反日騒動。
私にも直接、影響が出た。

計画進行中の『店ドラ』中国本土版。
『店長のためのやさしい《ドラッカー講座》』の中国語訳版。

仲介会社から、連絡があって、
「日中関係の現在の政治状況に鑑み、
正式契約を延期したい」

中国政府当局から直接、
日本書籍に関する出版禁止の通達は届いていない。
しかし、問い合わせやプレッシャーはあるようで、
出版状況の正常化を待って、
再度、正式契約締結となる。

『店ドラ』台湾版は、お陰様で好調。
『假如杜拉克是店長』
(時報文化出版企業股份有限公司)
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著者 結城義晴、訳者 連宜萍。

余勢をかって中国本土に乗り込む算段。
それはしばらく、お預けとなった。

中国との国際関係、
何としても正常化してもらいたいものだ。

さて、「フードくるむ公開セミナー白熱教室」。
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そのチラシ。

ご覧のとおり、
マイケル・サンデル教授の白熱教室を模した仕上がりで
少々こそばゆい。

しかし、良くできている。
担当の㈱折兼営業企画グループ秋田豊晴さん、
ありがとう。

㈱折兼が11月21日に、
名古屋のミッドランドホールで開催。

この日の公開セミナー午前の部が、
私の担当。
講演タイトルは、
「お客様のために
いちばん大切なこと」

午後の部では、
スターバックスの元CEO岩田松雄さんが、
「ミッション経営」について講演する。

講演タイトルにもなっている私の単行本では、
スターバックス日本の角田雄二さんのことを書いた。
その話も、もちろんする。

岩田さんとのハーモニー。
まことに楽しみだ。
皆さん、おいで下さい。
お待ちしています。

今日は、㈱電通の社内向け講演。
毎年、夏に1回、流通の最新動向を語る機会をもらうが、
今年は時間が取れずに、9月になってしまった。

会場は電通本社の25階会議室。
エレベーターからの東京の景色。
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午後1時半からスタート。
いつものように、三々五々、
受講者が集まってくる。
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進行役は中谷俊介さん。
CRプランニング・マネジメント局情報サービス部主任研究員。
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私の今年のテーマは
「米国&中国小売流通業
最新動向とポジショニング戦略」
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はじめに、消費が成熟化し、寡占化が進むアメリカ流通業と、
経済成長著しいが流通後進国・中国流通の現状を整理。
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さらに中国流通の近代化の歴史と外資企業の出店戦略、
日系企業の市場深耕の課題を、
店舗スライドを見てもらいながら解説。
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最後は、今、私が関心を寄せる顧客マーケティングの考えを述べ、
100分を一気に語り終えた。
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「ポジショニング戦略」はもともと、
広告業界で言い始められた言葉。

アル・ライズとジャック・トラウトが展開した。
だからこのあたり電通の皆さんには、
細々と説明はしなかった。

ご清聴に感謝。

最後にいつものように、
事務局の皆さんと記念ショット。
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右は望月裕さん、
電通総研ナレッジ・センター情報サービス部長。
隣は土井弘さん。
今年電通を定年退職されたが、
現在もOBとして活躍中。
そして中谷さん。
お疲れ様でした。

講演が終わってから、4人で懇談。
その時に、土井さんから何度も出たのが、
「電通」4代目社長の吉田秀雄さんのこと。

電通は「日本広告」と「日本電報通信社」との合併によって誕生。
はじめはニュース通信部門も強かったらしいが、
吉田秀雄がマーケティングの概念を取り入れ、
広告取引システムの近代化を確立。

単体企業として世界最大の広告代理店となった。

その「電通マン」の行動規範が、
「鬼十則」
1. 仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2. 仕事とは、先手先手と働き掛けていくことで、
受け身でやるものではない。
3. 大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4. 難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5. 取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
6. 周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、
永い間に天地のひらきができる。
7. 計画を持て、長期の計画を持っていれば、
忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
8. 自信を持て、自信がないから君の仕事には、
迫力も粘りも、そして厚味すらがない。
9. 頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、
サービスとはそのようなものだ。
10. 摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、
でないと君は卑屈未練になる。

要約すると、
①仕事は自ら創れ
②先手で働きかけよ
③大きな仕事と取り組め
④難しい仕事を狙え
⑤目的完遂まで放すな
⑥周囲を引きずり回せ
⑦計画を持て
⑧自信を持て
⑨八方に気を配れ
⑩摩擦を怖れるな

9月から始まる立教のサービス・マーケティング。
その前半は全員に課題を出す。
「モデルとなるクレドを探し、
それを参照しつつ自分のクレドをつくれ」。

この時、「電通鬼十則」、
必ずと言っていいほど、
誰かが、モデルのクレドとする。

インパクトの大きさは、
時代によって変わるものではない。

土井さんだけでなく、
㈱セブンスター社長の玉置泰さん、
それから大学の1年先輩の小杉賢二郎さんなど、
私には、電通およびそのOBに先達が多い。

先輩たちの前では、
電通に関することは書きにくいが、
全て「受け売り」と記しておこう。

しかしこの鬼十則は、
ポジティブ・シンキングそのものだ。

中国との関係是正が必須課題となった日本政治に、
私の本の発刊のためではないけれど、
ポジティブ・シンキングの「鬼十則」を、
あらためてお奨めしよう。

<結城義晴>

2012年09月18日(火曜日)

東アジアの「タテ社会」と「人間の英知」、「店を痛めつけないでほしい」

店を痛めつけないでほしい。
店が苛められるのを見るのは、悲しい。

中国の反日デモは暴徒化。
日系企業、日系店舗は軒並み休業。

日経新聞によると、
イオンは中国内の総合スーパー36店のうち、30店を休業。
ユニクロは休業を39店に拡大。

セブン-イレブンは北京と四川省成都の約200店、
ローソンは上海の16店と重慶の56店、
ミニストップは青島の40店を、
それぞれ休業。

「開いててよかった」のコンビニ業態までが、
毎日営業のはずの店を開けられなかった。

店が痛めつけられるだけではない。
店が開けられないことも、
またひどく悲しい。

大震災のときにも。
店は真っ先に開けられる。

人々の生活があるからだ。

中国の人々の生活に、
支障が来されてはいないのだろうか。

何か、とてつもなく大きなストレスが、
中国社会に内在している。

根本の問題はそこにある。

この自国の問題が解決されねば、
中国を、次の世界を先導する存在とは、
国際社会が認めない。

GDPが世界第二位になろうとも、
国内の産業が急成長しようとも、
優秀な人材が輩出されようとも、
中国人の心の問題が解決されなければ、
残念ながら彼らは、国際人にはなれない。

長い長い歴史のなかで、
日本は仏教を中国から教えてもらった。
孔子や孟子は日本人の精神形成に、
大きな影響を与えた。

それらはどこに行ってしまったのだろう。

私にも中国人の友人は多い。
みな、素晴らしい人たちだ。

しかしこのような暴徒化は、
個人の人格を超えて、エスカレートされてしまう。

店を痛めつけないでほしい。
店を開けさせてほしい。

心から祈るばかりだ。

さてこのところ好きなコラムは、
毎日新聞巻頭の『余禄』。
今朝は、「昇進する」という言葉から考察した。

「日本は出世することを下から上に行くイメージでとらえる。
だがスペイン語だと『遠いところに行く』と言う」

「タテ社会の日本と
ヨコ社会の欧州の違い」

いや、対人関係を、
「ヨコではなくタテで考えるのは
東アジアに共通する特徴」。

李鍾元・早大大学院教授。
「欧州は主権国家を水平的にとらえる。
東アジアは序列でものを考える」

「中国が他を圧する大国だった東アジア史は
近代日本の台頭で秩序が激変し、
今また中国の興隆で力関係が揺らいでいる」
覇権やリーダーシップの抗争?

ヨーロッパにはEUが誕生した。
経済や金融に関しては、問題山積ではあるけれど。
「欧州連合という形で平和が制度化されるまでには
気の遠くなるような努力と時間が必要だった」

「東アジアもいつかは
タテ社会がヨコ社会に変わるだろう。
なぜならそれは争いをなくすため
人間が生み出した英知だからだ」

中国の根本問題もタテ社会のストレスにある。
そして日本にもタテ社会の序列があるといわれると、
中国を批判してばかりもいられない。

11月13日・14日・15日の2泊3日の合宿。
第2回商人舎ミドルマネジメント研修会は、
ピーター・ドラッカーの考え方を基本にしている。
参加者、募集中。
私はリーダーシップやチームマネジメントを語る。
これは、タテ社会の弊害を乗り越えて、
ヨコ社会の利点を追求しようという考え方に基づいている。

しかし欧米のやり方のマネばかりではない。
脱グライダー人間によるマネジメント改革そのもの。
それがミドルマネジメント研修会の趣旨。

さて月刊『食品商業』10月号。
伊藤園の広告ページ、
「2012年春期大陳コンテスト結果発表」。

企業賞の大賞には㈱マルト。
安島浩代表取締役社長がコメント。
「伊藤園さんには震災で野菜が入荷しない折にも、
数多くの野菜飲料を送ってもらったこともありました。
困ったときに助けていただいた取引先でもありますので、
今回は全社で一生懸命、真面目に取り組みました」

そんな中で今回は企業賞大賞を受賞。
「全社員、心からうれしく思っています」

私も審査委員長として、この受賞は良いと思った。
もちろん全社的な陳列技術のレベルが、
何よりも企業賞大賞を物語っていた。

店舗賞の「おーいお茶コース大賞」は、
紅屋商事㈱カブセンター神田店。
代表取締役の秦勝重さんもコメント。
「日本一である弘前の桜と、
年に一度の新茶が出るタイミングを合わせ、
店舗の入り口で大きく陳列しました」

もうひとつの店舗賞「複数展開コース」大賞は、
㈱ハローデイ田川店。
やはり代表取締役社長の加治敬通さん。
「社員やパートさんの意識のおおもとには、
当社の経営理念があると思います。
この経営理念を共有していることが、
良い売り場づくりにつながったと思います」

安島さん、秦さん、加治さん。
いいコメントです。
ありがとう。

私は総評に書き込んだ。
「これからは手づくり感、オリジナリティ、
ユニークさが求められます」
そして「『現場力』に一層期待したいと思います」

ところでこの『食品商業』10月号の特集。
「『ロピア旋風』徹底解剖」
㈱ロピアを主役に㈱エイビイを脇役に、
店頭調査比較をしているが、
企業の位置づけや店舗の概要、
当事者のコメントが全く出てこない。

特集の頭が欠落している。

どうかしたのだろうか。
取材やインタビューは、
していないのだろうか。

全体があって、部分がある。
私はアメリカでも、
「虫の目」も大切で欠かせないが、
「鳥の目」「魚の目」は必須であると強調している。

この特集は、勝手に調べて勝手に評価。
コンサルタントやライターの人たちも苦労しただろうが、
これでは取材される店舗がかわいそう。

店には愛情を持って接してほしい。
店を痛めつけないでほしい。

<結城義晴>

2012年09月17日(月曜日)

敬老の日の「グランドジェネレーション」と「店を痛めつけないでほしい」

Everybody! Good Monday!
[2012vol39]

しかし、
店が痛めつけられるのは、
本当に辛い

テレビによく映るジャスコの店、平和堂の店。
それ以外にもイトーヨーカ堂や伊勢丹、
コンビニのローソンやファミリーマート。
日本食店。

店はみんなの共有する公器。
それを愛用する中国人も多いはず。
店は痛めつけないでください。
店は壊さないでください。
お願いします。

中国では反日デモが繰り広げられ、
沖縄や長崎など北九州には台風16号。

そんな2012年第39週。
9月の真ん中の週。

日本では、
一昨日土曜日から昨日日曜日、
そして今日、敬老の日の祝日、
三連休。

「多年にわたり社会につくしてきた老人を
敬愛し、長寿を祝う」

それが敬老の日の趣旨。

祝日法として、法律が決めている。

今日だけはとしよりらしく敬老日
〈朝日俳壇より 京都市・北浜義規〉

あなたには身近に敬愛すべきご老人があるだろうか。
長寿を祝う対象となる高齢者がいるだろうか。

そんな人がいれば、
必ず連絡を取り、
敬愛の気持ちを知らせるべきだろう。

「また来いな」口の動きはそう言って
じいちゃん窓ごしに何度も手をふる

〈朝日歌壇 名古屋市・中村桃子〉

自分も必ず年をとる。
その時にまわりの人々に敬愛してもらえたら、
どんなにうれしいだろう。

もちろん私たち全員に、
そういった高齢者になろうとする努力も必要だ。

朝日新聞巻頭コラム『天声人語』が取り上げた。
「商いの世界では
グランドジェネレーションなどと
呼ぶそうだ」

天声人語は「大いなる世代=GG」と書く。
「grandpaグランパ」や「grandmaグランマ」の、
「グラン」はどこか豊かな響きを持つ。

「昨今のお年寄りはずっと行動的らしい。
元気で財布のひもが緩い高齢者」
それをグランドジェネレーションと呼ぶらしい。

「若いうちは金がなく、
働き盛りは暇がない、
待ちわびた定年後には気力体力が尽き、
残るは人生訓と説教癖」

これは豊かでも幸せでもない。

車椅子と並べて押すはベビーカー
祖母から曽孫女四代

〈朝日歌壇 相模原市・大日方博〉

「そんな通説を覆し、
旅行に音楽会、おしゃれにグルメと、
自ら楽しめる幸せな人たちである」
こちらは豊かではあるが、
本当に幸せなのかどうか。

私は仕事を持つことだと思う。
あるいは仕事に代わる「お役立ちの役目」。
そんな老人になりたいものだ。

大根を六十年も作ってきて
重みあるわが人生となる

〈朝日歌壇 沼津市・岩城英雄〉

総務省がまとめ、発表した高齢者の推計人口。
65歳以上の高齢者人口は3074万人。
過去最多ではじめて3000万人を突破。
前年比102万増。

これは47年生まれの「団塊世代」が、
65歳に達したため。
私の5歳上を行く人々。

日本の総人口は1億2753万人。
高齢者の割合は24.1%。
決算ふうに言えば、前年比0.8ポイント増。
これも過去最高を更新。

65歳以上の男性が1315万人、
女性は1759万人。
当然ながら女性が400万人以上も多い。

75歳以上の人口は1517万人。
この数値も初めて1500万人を超えた。

85歳以上も430万人に達した。

朝日新聞「短歌時評」で、
歌人の加藤英彦さんが言う。
「高齢社会という言葉を
私はどうも好きになれない」

「構造的な人口比がそうであると理解はできるものの、
どこか解決すべき課題として
語られることが多いからだろうか」

グランドジェネレーションの概念は、
むしろ「利用しよう」という狙い見え見えだけれど。

「ことばがそうした負の意味性をまとって
流通することへの抵抗もある」

「後期高齢者などという
ふざけた呼称をつけた政治言語の貧困とは裏はらに、
人生の厚みは言葉の豊饒さを
ひき連れてくるものだと思いたい」

はじめに言葉あり
言葉は神とともにあり
言葉はすなわち神なりき
 (ヨハネ福音書)

言葉で仕事し、
言葉で思索し、
言葉で成長する。

〈結城義晴『メッセージ』より〉

さて今週末にはもうひとつ山がある。
秋分の日が土曜日。
土曜日であろうと、日曜日だろうと、
日本人として秋分の日、
大切にしたい。

だから敬老の日が終ったら、
「秋分の日週間」。

私の今週は、比較的ゆったり。
眼科に行ったり、人に会ったりしながら、
水曜日に電通での講演があるだけ。

秋分の日の土日は、
新座キャンパスで立教・結城ゼミ。

いい1週間にしたい。

それにしても、
敬老の日に思う。

「老人が幸せな国」こそ「良い国」。

国際競争は、こういったことでやりたいものだ。

長らく生きてきて、
それが幸せ。
そんな人たちが一番幸せ。
それがいい国に違いない。

店を痛める競争は、
勘弁願いたい。

今月の商人舎標語。
「今日もお仕事、
おまんまうまいよ」

明治5年(1872年)生まれ、
昭和54年(1979年)没。
なんと107歳まで生きた平櫛田中の言葉。

では皆さん。
Good Monday!

〈結城義晴〉

2012年09月16日(日曜日)

ジジと秋の空[日曜版2012vol38]

ジジです。
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トリミングしてから、
カイテキ生活。

ユウキヨシハルのおとうさんも、
9月は、ちょっとゆっくり。
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夏のあいだは、
ひどく、いそがしかった。

でも、
きょうは、どこかに、
おでかけ。
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ベイブリッジをわたって・・・。

アクアラインをはしって。
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朝はやくから、
なんだか、
たのしそうだった。
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そして、ぽっかりと、
樹のうえに、ういた雲。
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「おーい雲よ
悠々と
馬鹿に呑気そうじゃないか」
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「何処まで行くんだ
ずっと磐城平の方まで行くんか」

山村暮鳥ですか?
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おとうさんも、
雲を眺めていた。
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でも、木もきらきらしていた。
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おとうさんは、木も、
すきです。
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まぶしい光も。
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自然はいいですね。
ボクもからだを、
うごかしたくなった。
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だから、のびをした。
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雲は、もくもくと、
空をおおっていった。
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雲のうごきは、
すごいですね。
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そして、すこしずつ、
秋の雲に。
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ほそい雲に。
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空いっぱいの雲。
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秋がやってきました。
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西のほうには、
台風もやってきた。
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そしてすこしずつ、
日がかたむいていく。
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空と雲をみているだけで、
あきないですね。
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おとうさん、
ゆっくりと、ゆっくりと、
いきていきましょうね。

<『ジジの気分』(未刊)より>

2012年09月15日(土曜日)

党代表選中の30年代原発ゼロ政策と拙著『メッセージ』からデジャヴ

今日は朝から、東京・池袋。
立教大学。
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9月も半ばの15日だというのに、
大学はまだ後期が始まっていない。

つまり、まだ夏休み。

だから正門も開いていない。
私は、マキムホールの自分の研究室に出動。
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教授陣も今日は少ない。

ランプがついているのは、
亀川雅人教授と結城義晴。
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5階会議室で、
結城ゼミ。

7月21日、22日、
清里の合宿以来。

この夏の研究の成果を、
一人ひとり丁寧に発表してもらう。

とてもよかった。

来週の土日曜は、
新座キャンパスの太刀川記念交流会館で合宿。

結城ゼミの真骨頂。
合宿主義。

みんな、もっともっと、励んでほしい。
期待しています。

キャンパスはとても美しい。

銀杏の木葉も蔦の葉も、
夏の日射に耐えて、
ちょっと疲れ気味だが、元気そう。
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陽ざしの強さと影の濃さ。
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立教キャンパスは、
いつだって美しい。

昨日と打って変わって夕方には、
富士の姿はくっきり。
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ああ、今週も、
もうウィークエンド。

今日から三連休で、
来週月曜日は敬老の日。

商売は9月中旬のピークに入っていく。

さて今朝の朝刊、
6大新聞すべてが、
一面トップで告知したニュース。

朝日新聞は、「2030年代に原発ゼロ」新エネ政策決定 野田政権。
毎日新聞は、「30年代原発ゼロ」決定…推進路線を転換。
読売新聞は、「30年代原発ゼロ」決定 具体策先送り、矛盾も。
そして日経新聞は、原発ゼロ 矛盾随所に。
さらに産経新聞は、「2030年代に原発稼働ゼロ」を明記。
ついでに東京新聞は、脱原発 国民意思から後退。

政府がまとめた新たなエネルギー・環境戦略。
2030年代に原発稼働ゼロを目指す方針が盛り込まれた。

「矛盾」「転換」「迷走」、
「国民意思から後退」。

それぞれ立場が違うから、
主張もニュアンスも異なるが、
共通しているのは「言いたい放題」。

しかしこの政府の新エネ政策発表に対して、
経団連・米倉弘昌会長と
日本商工会議所・岡村正会頭
は、
政府方針に反論する共同記者会見を開く。

経団連は大企業の団体、
日商は中小企業の組織。
その両トップが揃って、反対。

一方、党代表選。
民主党は野田佳彦首相で勝負あった。

自民党は5人乱立。
テレビ、新聞は、こちらの方が盛り上げやすい。
週末の政治番組は、自民党の人気投票に時間を割く。

第3党の公明党も、
山口那津男代表任期満了で、
代表選の立候補を受け付けたが、
こちらは無投票で、静かに山口三選。

海のむこうでは、
アメリカ小売売上高が8月も伸びた。
米国商務省の発表。
季節調整済み売上高は4067億4800万ドル。
現在の為替レートで、約31兆7700億円、
100円換算では40兆円。

7月と比べると0.9%のプラス。

日本よりも好調。
1945年にサム・ウォルトンが創業し、
1962年に誕生したウォルマート・ストアーズは、
完全復活を果たしている。

日本の小売業は、
7月が惨憺たる状況だった。
8月のお盆商戦も外れ、
その後も浮かび上がらず。

彼我の差を感じさせられる秋。
「最悪を覚悟して、
最善を尽くす」

それでもこの三連休と来週の秋分の日の二連休。
食慾の秋が待っている。

「今日もお仕事、
おまんまうまいよ」

今月の商人舎標語。

最後に、結城義晴著『メッセージ』より、
デジャヴ(既視感)

「儲けよう」と思えば思うほど、儲からない。
「売ろう」 とあせればあせるほど、売れない。

逆に、お客が喜ぶことだけを考える。
夢中になって 「良い品を安く」と仕事をする。
こんなとき、驚くほど売れる。
不思議なくらいに、儲かる。

あなたには、そんな経験はなかっただろうか。
そして、そんなときには、以前に、どこかで、
同じ瞬間を味わったような気がしなかっただろうか。
デジャヴのめまいを感じなかっただろうか。

1930年のマイケル・カレン。
70年代のハリー・B・カニンガム。
80年代のサム・ウオルトン。
先人の足跡を追うと必ずそんな場面が登場する。

昭和30年代の大高善雄。
40年代の中内功
その後の多くの創業者たち。
名もない商人たち。

ひるがえって、現在。
会社は大きくなったし、人も多くなった。
金のかかった店やシステムを
もてるようにもなった。

そのかわりに失ったものが、ある。
今あなたは、お客が喜ぶことだけを考えているのだろうか。
夢中で「良い品を安く」と仕事をしているだろうか。
「損得より善悪を」と胸を張れるだろうか。

「儲けよう」と思えば思うほど儲からないし、
「売ろう」とあせればあせるほど売れない。

デジャヴのめまいは、
先人と志を同じくするところにしか
生まれないのである。

仕事する人も、
休む人も、
良い週末を。
デジャヴを感じてください。

< 結城義晴>

2012年09月14日(金曜日)

富士山頂を垣間見、イタメシを堪能し、セブン&アイ上半期決算を断じる

タクシーに乗る。
東京・横浜の最低料金は、710円。
降りるときに、
「10円ないっすか~?」
ドライバーから聞かれる。

つい、反射的に答える。
「すみません、1000円でお願いします」
しかしなぜ、顧客が、
「すみません」と謝らねばならないのか。

業界と行政が710円の端数価格を決めた。
顧客にとっては極めて迷惑。

小売業界だったら、
外食産業だったら、
この10円はない。

「これは私たちの利益です。
90円のお釣りは、
いつもご用意しています」

この姿勢でなければ、
710円の価格設定は許されない。

今朝は、リーガロイヤル堺の21階自室で目覚める。
見下ろすと眼下に堺の港。
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ゆっくりと起きだして
ゆっくりと朝食。

それから午後、新幹線で帰京。

新幹線のぞみが京都を越え、
名古屋を過ぎ、浜名湖を通過すると、
「初冠雪後の富士の頂を見よう」
こんな気持ちが盛り上がった。
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富士の裾野が見えてきた。
あのあたりにあったはず。
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と、思うと、雲の切れ間に、
ちょっと、見えた。

スピードは緩まない。
白い雲の間に、
ちょっとだけ青い頂が見える。
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ここです。
20120914230421.jpg

ズーム・アップ!
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貴重な一瞬。

しかし頂上は白くはなかった。

列車はすぐに遠ざかる。
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雲の切れ間の頂も、
小さく遠ざかる。

もう見えない。
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手前のマックスバリュが見えるだけ。

空と雲はくっきりしているが。
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冠雪があるはずの富士の頂上。
ほんの一瞬だったが、
垣間見ることができて、
今日はなんだか満足。

帰京して、夕方から、
アッピアアルタ西麻布。
広尾のイタリアンレストラン。
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お相手は、㈱トーアコーポレーション社長の乙守典厚さんと、
ダイナムジャパンホールディングス取締役の堀場勝英さん。
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乙守さんは、チェーンストアの看板システムを請け負う会社を経営。
その交友の広さと、ユニークな経営感覚は、
ほんとうにおもしろかった。

堀場さんと共に、共通の友人の多さに驚いた。

料理はウェイター長が、
すべての素材や調理法を丁寧に説明してくれて、
なおかつそれに合うワインなどもお奨めしてくれた。
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「10円ないっすか?」とは、
大違いだった。

大いに料理を堪能し、
会話を弾ませた。

レストランとパートナーに、
「心から感謝」と、
ゴルフ・コンペの優勝者のような弁。

ありがとうございました。

さて、日経新聞に、
「セブン&アイ、3年ぶり営業減益」の記事。

セブン&アイ・ホールディングスの2012年上半期決算。
連結営業利益は1470億円前後。
前年同期比2%の減益。
これは3年ぶり。

連結営業収益は2兆4600億円前後。
売上げは4%プラス。

つまりセブン&アイの上半期は、
増収減益。

どうだろう。

あなたの会社は、どんな傾向だっただろうか。

セブン&アイが増収減益ならば、
わが社はどうか。

安心してもよいし、
これからの下期に、
気合を入れるもよい。

セブン&アイの苦戦の理由は、
総合スーパー・イトーヨーカ堂の不振。

そのイトーヨーカ堂の既存店売上高は、
4%程度のマイナス。

夏場以降、消費の伸びが鈍化する中で、
生活必需品などは値下げ競争の様相が強まっている。
同社は値下げを前面に出さなかった。
そのために集客で苦戦した。

これは今夏の百貨店と同じ。
「バーゲンセール、後ろ倒し」

一方、ヨークベニマルは、
「低価格戦略で採算が低下」。

こちらは値入を下げて客数と売上げを確保したが、
営業利益は下がった。

客数を採るか、利益を採るか。
昨日の万代での記念講演ではないが、
インディペンデント・カンパニーならば、
極めて明白だ。

答えは「客数」。

利益を採らねばならないとなると、
打つ手はほとんどない。

一番の方法は、この細道しかない。
客数を伸ばしつつ、
かすかに利益を確保する。

ただし、セブン-イレブンの営業利益は、
上期として過去最高。

プライベートブランド「セブンプレミアム」が2割以上伸びた。
惣菜・菓子類も好調。
既存店売上高は2%プラス。

上半期のトレンドは増収減益。

だから通常の企業の場合も、
下半期の方針は、
客数伸長・営業利益微増、
もしくは微減。

微増か?微減か?
これは、企業と店の底力によって、
決定づけられる。

ただし、「10円ないっすか?」は、
断じて許されない。

< 結城義晴>

2012年09月13日(木曜日)

「バンドワゴン効果」と万代50周年「感謝の会」記念講演・懇親会

富士の山の初冠雪。
昨日のニュースを楽しみにしながら、
新幹線のぞみ23号に乗り込んだ。
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残念ながら空気は靄っていて、
五合目あたりから上の方は、
完全に雲に覆われていた。

新聞もテレビもネットも、
民主党・自民党の代表選びで、
注目を引くことに躍起となっている。

失礼ながらこの国の総理になるには、
「どうか?」という人まで、
この機に乗じてご登場。

それはそのまま、
それぞれの党のだらしなさを、
世間にさらしてしまった。

毎日新聞巻頭コラム『余禄』。
「バンドワゴン効果」の概念を紹介。

「バンドワゴン」とは、
「楽団を乗せパレードの先頭を行く車」のこと。

そこから、
「行列や人気ランキングがさらに人を引き寄せる」ことを、
「バンドワゴン効果」と呼ぶ。

これを政治にたとえて、置き換える。
大阪発の維新の会と橋下徹市長に。

「政治のバンドワゴン効果は、
人々が『勝ち馬に乗る』という意味である」。

「ただ今度は『行列のできる』力学にはめっぽう詳しい
橋下徹大阪市長が率いる『日本維新の会』の国政進出である」

「会の旗揚げに先立ち、
民主、自民、みんなの党の7議員が参加を表明し、
所属政党に離党届や除名願を提出した」

このブログにもよく投稿してくれる静岡の船村安則さん。
「7人の侍が7人で弔いにならなきゃいいんですが・・・」と、
facebookで一言。

私、座布団を三枚差し上げた。

「『ワゴンに乗り遅れるな』という人々が行列をなす」

私は昨日のこのブログへのいまちゃんの投稿に、
返事を書いた。

「もともと自民党政治が悪い意味での官僚と癒着していて、
それを質してくれるかもしれないと国民が選んだ民主党も、
同じ穴のムジナだった。
これが一般的な論調です。

だから次の新しい政党や組織こそはと、
それらに期待を抱くのも当然のことです。

新自由クラブ、日本新党、新党さきがけ、
みんなの党、などなど」

今度は日本維新の会。

「政治は国民のためにある」
「行政は国民のためにある」
その情熱をもった人間に託すべき。

「ただし、誰もが最初は、
そういった志を持っていたのではないか、
とも思います。

当選したばかりの政治家やなりたての若い官僚。
それがまわりの環境のなかで変質していく。
カビのように巣食っているいるものに侵されていく」

「違法行為の種類に関しては、
アメリカは虫型で、日本はカビ型と言われます。

アメリカは個人的利益を追求し、単発的。
だから個人ペナルティで解決する。
日本は組織の利益を求め、継続的・恒常的。
だから原因を究明しなければならない。

私たち自身のなかにもカビ型DNAは、
あるのでしょう。

もちろん私たちの良さは、
国際的にも社会的にも、
認められた部分があります。

私たちの一番、悪い部分が露出すると、
それはカビ型となって現れる。

しかし、私たちの良いところを伸ばし、
悪い部分を自覚して抑える。
それが必要でしょう」

「維新の会の橋下さんは、
明らかに虫型のアプローチです。

考えそのものは別にして、手法が虫型。
その新しさが受けているのかもしれませんが、
カビ型社会を変える力になるのか。

虫型が真の『無私』を貫ければ、
何かが変わるかもしれませんが、
発言や行動を伺い見ると、ちょっと、
スタンドプレーの虫がうずうずし過ぎている感じ。

いずれにしても『志』が衰えたり、
変わったりしない人、
ぶれない人が今こそ、必要です」

今、大阪にいる。
こちらでは関東よりも、
橋下さんに対する人気ははるかに高い。

それは大阪府知事として、大阪市長として、
橋下徹が果たしてきた実績に基づく。

私は政治的に特別の支持政党はない。
このブログで政治的なコメントは避けてきた。

しかし商業サービス業に、
いかに影響があるかという時には、
コメントしてきた。

そのスタンスは崩さないつもり。

今日は、㈱万代50周年「感謝の会」。
同社の設立50周年記念の締めとなる会。
その「感謝の会」で、
お取引関係者に記念講演をするのが私の役目。

リーガロイヤルホテル堺の会場の前には、、
メーカー、卸、関連企業の経営トップが参集。
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東京からも大挙、参加があった。

控室で迎えてくださった加藤徹社長と、
まずはツーショット。
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式典には、570名を超える参加者が集まった。
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加藤社長が開会の挨拶。
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50周年の今期は3000億円企業の壁を超え、
20年後には5000億円をクリアし、
東大阪市から関西の万代へ。
そして50年後の100周年には、
10倍の売上げを達成したい。

そんなビジョンが力強く語られた。

その一方で従業員が幸せを感じる会社、
働き甲斐のある会社をつくっていきたい。
加藤さんのこの考え方が、
そのまま万代の強さを形づくっている。
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そして記念講演。
私が掲げたテーマは、
「万代創業50年と百年のビジョン」。
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万代への私なりのメッセージの言葉を贈った後、
「商業界50年宣言」を紹介。
1997年の50周年の際に私が起草したもの。

次に商業近代化300年を振り返りつつ、
それが万代の商売の原点につながることを指摘。

さらに20世紀と21世紀の顧客の捉え方と、
スーパーマーケットのポジショニングの差異を語った。
これが一つのテーマ。
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もう一つは、
インディペンデント・カンパニーの優位性。

アメリカでは、チェーンストアランキング100位以内にも、
非上場のスーパーマーケット企業が多い。

万代も今年、非上場の3000億円企業となる。
インディペンデント・カンパニーの良さを発揮していることこそが、
今の万代の強みのひとつ。
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それが5月のファミリーフェスティバルや、
7月のドリームワールドに、
良く表れていた。

そのうえで、
「クリティカル・マス」と「スコープ(範囲)の経済」、
さらにドラッカーのイノベーション。

最後は、リージョナルチェーンとして、
次の50年を展望してほしい。そんなメッセージ。
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「信頼関係者」のお取引先の皆様に、
ご清聴を感謝したい。

講演会の後は、場所を移して懇親会。
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懇親会場のホワイエに飾られた展示品。
万代ドリームワールドに招待した子供たちからの感謝の便り。
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50周年を記念し、今夏7月30日、
大阪の施設で暮らす子供たちを招待。
その子供たちからの心のこもった感謝状。
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一所懸命書かれたメッセージに、
万代社員は全員が感動したという。
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そして懇親会がスタート。
全員着席でフランス料理をいただく趣向。
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開会のあいさつは、
㈱宇治森徳社長の重田暁夫さん。
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乾杯の音頭は、今津㈱社長の今津龍三さん。
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重田さんの話も、今津さんの話も、
万代の昔の商売を紹介しては笑いを誘ったが、
商売の原点を思い出させてくれる話だった。
とてもよかった。

また懇親会では、50周年を記念し、
50年間のお取引先5社を表彰。
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食事中、懇親会場の大型モニターでは、
5月20日の万代フェスティバルの映像が流された。
2万7000名の社員・パートタイマーの家族を招待したイベント。

私も招待され、このブログでも掲載した。
従業員への感謝をあらわしたこのイベントは、
この懇親会でも感動を呼んだ。

締めの挨拶は山下和孝副社長。
万代は店づくりも組織も大きく変わってきた。
成熟することなく、変わらず成長していきたい。
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最後は、万代恒例の大阪締め。
取締役の磯田雅人さん(右)と、
阿部秀行さん(左)も壇上に。
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50周年記念イベントの最後を飾る良い夕べだった。
参列者を全員で見送る万代役員の面々。
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ここからは万代の皆さんとの写真を紹介。

コーネル・ジャパン奇跡の第2期生、
常務取締役の西水啓介さん。
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万代子会社の㈱トドクック社長の谷康一さん。
谷ちゃんも、コーネル・ジャパン奇跡の二期生。
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万代ユニオン委員長の西城敏幸さん。
万代ユニオンも今年、設立15周年。
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コーネル・ジャパン3期生の執行役員・黒田久徳さん(左)と、
事務局でイベントを仕切った前田仁さん。
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イベントの後は、
万代幹部の皆さん、重田さん、今津さんらと、
ホテル最上階のバーでお疲れ様会。
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その皆さんと記念写真。
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後ろのほうは、だれかわからなくなっているが、
加藤さんはつくづくと述懐した。
「彼らが万代の財産です」

そして最後の最後に、特別に、
加藤社長とお二人の息子さんと写真。
右が長男の加藤健さん、畜産部マネジャー。
左が二男の加藤隆さん、水産部SV。
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皆さん本当にお疲れ様でした。
一日ありがとうございました。

そして改めて、50周年おめでとう。

政治の「バンドワゴン効果」には、賛否両論あろうが、
スーパーマーケット商売の「バンドワゴン効果」。
大いによろしい。

<結城義晴>

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