結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2011年08月03日(水曜日)

五木寛之の「山河破れて国あり」の山河を取り戻すのは「民」の力

始まった。
「盛岡さんさ踊り」
「青森ねぶた祭り」

東北に祭りがやってくる。

「自ら、盛り上がれ!」
今月の商人舎標語。

日経新聞に五木寛之さん登場。
「半世紀に及ぶ執筆歴を持ち、
今なお第一線で文筆活動をしている作家、詩人」
日経はこう、紹介する。

「12歳で迎えた敗戦は大事件だった。
その前と後では、ものの見方が変わってしまった」

同じように、「ものの考え方、感じ方も、
3月11日以前と以後とでは、がらっと変わった」

「だから私は、『第二の敗戦』と受け止めています」

1945年の敗戦。
2011年の第二の敗戦。

「66年前の敗戦の時は、
杜甫の詩の『国破れて山河あり』という状況だった。
国は敗れたが、日本の里はあった」

「いま私たちに突きつけられているのは、
『山河破れて国あり』という現実」

「何より悲劇的な問題は、
汚染が目に見えないことだ。
依然として山は緑で海は青い。
見た目は美しくて平和でも、
内部で恐ろしい事態が進行している」

「『山河破れて国なし』と言う人もいるかもしれない。
ただ、原発の再開も、復興の予算も今も国が決定する。
今も国はあるんです」

「今ほど公に対する不信、
国を愛するということに対する危惧の念が
深まっている時代はない」

「戦後日本人は、昭和天皇の玉音放送のように、
堪えがたきを堪え、忍びがたきを忍び、
焼け跡の中から復興をめざし国民一丸となってやってきた。
今、大変な大きな亀裂が、ぽっかり口を開けている」

五木さん、悲観的。

大きな亀裂が、口をあけている。
それを私たちは埋めなければならない。

汚染牛肉の出荷停止問題は、
岩手県から栃木県まで広がった。
厚生労働省の対応は、
「臭いものに蓋」の観あり。

同じく日経新聞。
イトーヨーカ堂は国産牛肉の納入業者7社に、
全頭について放射性物質の検査をするよう要請」
「10日からは店頭に並ぶ牛肉全てが検査済みとなる」

イズミヤも取引先に全頭検査を要請」

ライフコーポレーションは自社で検査機器を導入する。
「約1000万円を投じて放射性物質の測定器を導入し、
9月からの検査実施を目指す」

「首都圏の店舗へ 牛肉を加工・配送しているセンターに設置し、
仕入れた国産牛肉の一部を抜き取り検査する」

既報の通りイオンは、第三者機関に、
トップバリュ国産牛肉の全頭検査をスタートさせている。

昨日、㈱関西スーパーマーケットの井上保社長と話した。
「うちも検査機器を7台購入しました」
関西スーパーも「民」の力で、
商品の信用を保証しようと試みた。

公的機関は顧客からは全く信用がない。
だから民間が信用保証しなければならなくなった。

五木さんのいう「公に対する不信」
「大きな亀裂」

「民」が、それを埋める仕事をする。

日本ハムも、「青森県の食肉加工場と物流センターで、
東北産の牛肉の放射性物質の自主検査を始めた」

「スペクトルサーベイメーターという機械を持ち込んで、検査」

「異常値が出た肉については、
茨城県つくば市にある中央研究所で再検査し、
国の暫定規制値の半分の1キログラムあたり250ベクレルを超えた場合、
公的機関に検査を依頼する」

メーカー、卸売業、小売業。
その連携で、消費者に訴えかけねばならない。
五木さんのいう「山河」を回復させねばならない。

日経新聞「第40回日本の卸売業調査」
2010年度の売上高は調査635社で33兆9849億円。
2009年度比1.5%増。
2年ぶりのプラス。

営業利益も10.0%伸長。
4年ぶりに好転。

「2011年度は東日本大震災の影響が出るものの、
大手卸の再編や中国市場への進出をバネに、
回復基調が続く見通し」

食品卸が全体の4割強を占める。
その食品は売上高の伸び率2.0%。
医薬品卸は3割弱だが3.6%増。

「三菱商事系の食品卸4社が経営統合し、三菱食品が誕生」

「国分や日本アクセスなど他の大手食品卸も
M&Aに取り組むなど業界再編が進む」

さらに「中国市場開拓も活発」

日経は「再編による効率化や新規市場開拓が成長のカギ」と総括する。

ただし「民」の力とは規模だけではない。
流通の「毛細血管」も、重要な「民」の力である。

「民」の力の総和によって、
「破れた山河」は取り戻される。

「民」の力の総和が、
「公」を動かすに違いない。

<結城義晴>

追伸
今日からブログ小説『ジョージ君、アメリカに行く』がスタート
わが商人舎、海外特別顧問の浅野秀二さんが
若き頃の物語をエンターテインメント小説として書き綴ります。
ぜひ、楽しんでお読みください。

2011年08月02日(火曜日)

唱歌「故郷」に目覚め、軽井沢の中華料理に舌鼓

今朝は4時、起床。

突然、頭の中に歌が甦った。
そして小さな声で歌った。

(ウサギ)追ひし かの山
小鮒(こぶな)釣りし かの川
夢は今も めぐりて
忘れがたき 故郷(ふるさと)

如何(いか)にいます 父母
(つつが)なしや 友がき
雨に風に つけても
思ひ出い)づる 故郷

(こころざし)を はたして
いつの日にか 帰らん
山は白き 故郷
水は清き 故郷

作詞・高野辰之、作曲・岡野貞一とされている。
小学生の時から好きな歌だったし、
この歌をコーラスするのが得意だった。

だからご丁寧にも、
ハーモニーの両方を歌った。

朝、4時だった。

さて、7月末時点、
東日本大震災に対して、
日本赤十字社と中央共同募金会に寄せられた義援金が、
3072億9916万8786円

阪神大震災では、
発生1年後の受け付け終了までに約1007億円だった。
今回は約5カ月で3倍を超えた。

ありがたいことだ。

被災15都道県への送金は約2595億円。
8割強が配られている。
福島原発警戒区域など未判明の被害の留保分が約500億円あるから、
それらを除けば、ほぼ全額が届けられていることになる。

日赤の説明。
「手数料など取らずにすべて被災地に送っている」

都道県からさらに市町村への送金は約2251億円。
15都道府県への送金額の約87%。

しかし、市町村から被災者への配分は1225億円。
これは市町村への送金分の約54%、
義援金総額に対しては約4割。

都道県別にみると岩手県92%、宮城県91%、福島県85%。
市町村から被災者への配分は、
岩手県68%、宮城県60%、福島県43%。

早く、被災者自身の手元に届くことを祈りたい。

朝日新聞の『天声人語』
メディアの責任を語り、反省。
「欧州では『ゆっくり行く者が遠くまで行く』と言うそうだ。
わが方は『急(せ)いては事を仕損ずる』である」

高速列車脱線転落への中国政府の性急さを揶揄しつつ、
「安全神話を創作したのは、より洗練された隠微な世論誘導だ」

そして自ら反省。
「ブレーキ役になれなかった反省を糧にし、
メディアの責任を全うしたい」

「皆で原発から『遠くまで行く』ために」

一方、日経新聞の『きょうのことば』「デフォルト」。

「金融や格付けの用語で借入金の返済ができなくなった状態を指し、
債務不履行と訳される」

「一般には国の財政難や企業の経営破綻などを理由に、
公社債の利払いが遅れたり、
元本の償還が不可能になったりする場合に使われる」

ギリシャの国債に関するデフォルトの問題が顕著な例だが、
今日取り上げたのは、アメリカの動向があるから。
オバマ米大統領は7月31日ギリギリで、
米国政府の「債務上限引き上げ」を発表。
さらに「10年で2兆4000億ドル(約185兆円)の財政赤字削減」で合意。

オバマ大統領は語る。
「デフォルトを回避でき、米国に与えていた危機を終えることができる」

史上最高の円高も避けられそう。

日経新聞のコラム『大機小機』

タイトルは「アテネ・ワシントン・東京」

「ワシントンを震源地とした緊迫と混乱のドラマはひとまず収束した」

コラムニストの横風氏が、真相を語る。
「連邦債務の上限設定を巡るオバマ大統領と共和党、民主党のチキンレース。
最悪の場合、米国債の利払いは止まり、
国際金融市場はマヒする、と世界は震えた。
なお格下げの不安は残るが、見方を変えれば、
今回の危機は政略も絡んだ『作られた危機』だった」

これに対して、東京。
「日本の経常収支は過去20年黒字が続いている」

しかし、「貿易収支はしばしば赤字に転じている。
経常収支の黒字は所得収支黒字中心に変わりつつある」

最後に警告。
「ギリシャほどとは言わないが、
根っこには国の衰退がある」

「危機は確実に忍び寄っている」

読売新聞の『編集手帳』
「経団連の米倉弘昌会長は、
『日本には、本当の政治家ではなく、
政治をなりわいにしている人がいるだけ』と手厳しい」

政治には目に余るものがあるが、
我々も自分の立場で努力したい。

それは今月の商人舎標語。
「自ら、盛り上がれ!」

各紙が取り上げた、
百貨店5社の7月の動向
既存店ベース(速報値)の前年同月比は、
三越伊勢丹が3.8%増、
大丸松坂屋が3.7%増、
そごう・西武が3.0%増、
高島屋が0.9%増

阪急阪神百貨店だけ減収。
「クールビズさまさま」と朝日新聞。
しかしそれを盛り上げた百貨店現場の努力もあった。
それを評価したい。

さて私は、昨日から軽井沢。
エクシブ軽井沢
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左から
㈱田子重会長の曽根令三さん、
㈱ヤマザワ会長の山澤進さん、
㈱とりせん会長の前原章宏さん、
あづま食品㈱社長の黒崎英機さん

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毎年の夏、ここに集まって、交流する「トリマス会」
とりせんの前原さんの主催。

そのエクシブ内の中華料理店「翆陽」。
カウンターバーもいい。
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料理はフルコース。
絶品だった。

まずお皿。
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食事が出てくるまで、
このお皿を目で楽しむ。

前菜は翆陽特性オードブル。
「彩色毎位盆」
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中国伝統の冷菜と地元信州の馳走がちりばめられている。

スープは「冬蓉干貝湯」
蟹肉入り干し貝柱と冬瓜の卵白スープ。
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「XO炒蝦仁」
新鮮な車エビを殻ごと、自家製XO醤ソースで炒めた料理。
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サラダは、「軽井沢沙律」
旬を迎える高原レタスのサラダ。
信州の玉葱を使ったドレッシングをかける。
クルミのエスニックパウダーが添えられている。
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肉のメインディッシュは「牛柳汁牛排」
国産牛肉のスモールステーキ。
香港生まれの野菜とフルーツベースのステーキソース。
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魚のメインディッシュ。
「清蒸鮮魚花」
徳島港直送の鱸の強火蒸し。
特性のシーヤウソースで食す。
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最後は食事。
「南高梅凍麺」
紀州南高梅を一粒丸ごと使い、
胡麻風味ソースであっさりと仕上げられた冷やし中華そば。
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そしてデザート。
「翆陽甘点心」
完熟マンゴーのプリン、
信州そば粉のバームクーヘン、
黒ゴマの胡麻団子。
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締めのお茶がまた、いい。
「特選中国茶 東方美人」
別名オリエンタルビューティ。
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オール日本スーパーマーケット協会会長の荒井伸也ご夫妻も加わって、
談論風発

その中で前原さんの料理談義は秀逸だった。
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スーパーマーケットの店頭で販売されている材料を使う。
そして鰻のひつまぶしや照り焼き丼をつくる。
その手順を事細かに、
おいしそうに話してくれる。

話を聞いているだけで、
絶品中華を食しているにもかかわらず、
つばが出てくるほど。

前原さんに会うといつも思う。
「スーパーマーケット経営者の一つの在り方」
大衆的で、旨い食事を、
自分でつくって、
家族や友人、顧客に供する。
それが大好きで、
そのことに喜びを感じる。

そんな経営者像を前原さんは体現している。

アメリカから帰って、不眠不休の私にとって、
久しぶりの避暑地の喜びだった。
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心から感謝。

<結城義晴>

2011年08月01日(月曜日)

「踊る阿呆に見る阿呆同じ阿呆なら踊らな損々…」今月の商人舎標語「自ら、盛り上がれ!」

Everybody! Good Monday!
[Vol31]

2011年第31週、
いよいよ8月の第1週です。

夏休み真っただ中。
この1カ月間の基調は、
な・つ・や・す・み。

麦わら帽子はもう消えた♪
田んぼの蛙はもう消えた♪

吉田拓郎の『夏休み』。

しかし私は、この歌の5番が好きだ。

西瓜を食べてた夏休み
水まきしたっけ夏休み
ひまわり 夕立 蝉の声♪

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とりわけ、
ひまわり 夕立 蝉の声

拓郎の絞り出すような声が、いい。

今週末の8月6日(土)
第93回全国高等学校野球選手権大会が開幕。
甲子園夏の本大会。

15日間の予定で、
順調に日程を消化すれば、
8月20日(土)に終わる。

昨日まで地区予選の決勝が行われ、
神奈川は横浜高校、
東東京は帝京高校、
西東京は日大三校。

今年は古豪、名門が甲子園出場。

千葉の習志野高校、
栃木の作新学院、
静岡の静岡高校・・・。

東日本大震災の年の甲子園大会。
郷土愛に燃えつつ、
盛り上がるに違いないし、
自ら、盛り上がりたい。

その8月6日は広島平和記念日。
9日が長崎原爆の日。
フクシマ原発問題が継続中でもあって、
日本国民揃って、
「核」の問題を考えることになる。

そしてお盆の真ん中8月15日が、
終戦記念日。

旧盆は、
13日(土)が迎え火、
15日(月)が月遅れ盆、
16日(火)が送り火。

盆に絡んで夏祭りも、
大きなものから小さなものまで、
あちこちで開催される。

夏の花火大会が、
各地で中止になっているそうだが、
残念なことだ。

私は今月、
13日、14日と、
徳島の阿波踊りに参加する。

㈱キョーエイの「連」に入って、
コーネル・ジャパンの2期生、3期生とともに踊る。

阿波踊りも旧・阿波国の盆踊り。
約400年の歴史があって、
「日本三大盆踊り」のひとつ。

とりわけ「徳島市阿波おどり」は、
国内の盆踊りの最大規模で、
四国三大祭り。

「えらいやっちゃ、
えらいやっちゃ、
ヨイヨイヨイヨイ、
踊る阿呆に見る阿呆、
同じ阿呆なら踊らな損々…」

三味線、太鼓、鉦、横笛。
2拍子のお囃子にのって、
踊り歩く。

自ら、盛り上がりたい。

お盆を過ぎると、
夏を惜しむ気分になる。

それも、また、よし。

今年の夏は、
自ら、盛り上がりたい。

小売業・サービス業は、
お客様の盛り上がりを企図し、演出し、
そのために、自ら、盛り上がらねばならない。
商人が盛り上がらずして、
顧客が盛り上がるはずはない。

地域が盛り上がるはずがない。

踊る阿呆に見る阿呆、
同じ阿呆なら踊らな損々…

最初に踊りだすのが、
商人である。

そこで、今月の商人舎標語。
「自ら、盛り上がれ!」

もう、じわーっと、
盛り上がり始めている。

今週末から、お盆にかけて、
地域のお客様を盛り上げたい。

是が非にも、盛り上げたい。
だから、自ら盛り上がる。

これは、「元気を出そうよ」と同じ。

元気を出そうよ。
それがあなたの仕事です。
元気をふりまこうよ。
それがあなたの役目です。

天気は人間の力ではどうにもならない。
景気も組織の力で動かせない。
しかし元気だけはあなたの力で生み出せる。
そう、元気は自分で何とかなる。

だから、元気を出そうよ。
それが今、あなたの仕事です。
元気をふりまこうよ。
それがあなたの役目です。

では、今週も、
いや今週こそ。
「自ら、盛り上がれ!」

Everybody! Good Monday!

<結城義晴>

2011年07月31日(日曜日)

ジジとおとうさんの帰国[2011日曜版vol31]

今日はすずしい日。
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ジジです。

ユウキヨシハルのおとうさん、
アメリカからかえってきました。
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ちいさいヒコーキにも、
のった。
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コック・ピット。
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たのしい旅だった。
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ワシントン空港。
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リムジンをチャーターして、
ゴルフもした。
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いい旅だった。
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コーネル大学の街イサカへの旅。
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「産業内大学」
おとうさんの考え。
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それが、ジツゲンできた。

おとうさんは、
とてもマンゾクだった。
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それからポリシー・ロック。
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いつもかわらない原則。
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ニューヨーク。
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みなと。
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船。
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だいすきな街。
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ビル。
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レストラン。
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おいしい食事もした。
それは、うらやましい。
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街はうつくしい。
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かえってきてからも、
おとうさんは、やすみなく、
シゴトしています。
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シゴトからエネルギーをもらっている。
そんな感じです。
<『ジジの気分』(未刊)より>

2011年07月30日(土曜日)

海江田の涙に、「最悪を覚悟して最善を尽くせ」

新潟・福島両県の豪雨。
「記録的」との表現。

停滞する前線。
そこに湿った空気が流れ込んだ。

局地的には1時間雨量が120ミリを超えた。
降り始めからの雨量が1000ミリに達したエリアも。

2004年の「新潟・福島豪雨」を超えた。

今日30日正午現在、
両県の死者・行方不明者6人。

ご冥福を祈り、お見舞い申し上げたい。

それにしても信濃川水系の氾濫。
空からの映像がすごい。

今年は水難の年。

津波に台風。
江戸の昔なら、
水の神様に祈りをささげるところだろう。

一方、ニューヨーク外国為替市場。
円相場は一時、
1ドル76円72銭まで急騰。
原因はドル売りの加速。

円が強いわけではない。
ドルが弱い。
ユーロも不安。
そこで円が買われる。

東日本大震災後の3月17日、
戦後最高値の76円25銭を記録。

アメリカの債務上限問題に、
解決のめどが立たねば、
来週明けには、
「対ドル円戦後最高値」が更新される。

こちらは為替の神様に祈りをささげ、
人柱を立てねばならないだろう。
首相の、その「首」という。

自然界から受ける水難にも、
世界経済からもたらされる円高にも、
「最悪を覚悟して最善を尽くす」

今月の商人舎標語。
「明日のために今日を決める」

「未来を築くために初めになすべきことは、
明日何をなすべきかを決めることではなく、
明日をつくるために今日、
何をなすべきかを決めることである」

<ピーター・ドラッカー>

常日頃、この姿勢を崩してはならない。
けれども、難題がこれでもかと降りかかる。
そんなときのために、
「最悪を覚悟して最善を尽くす」

それにしても海江田万里。
経済産業大臣、62歳。

衆議院経済産業委員会。
自民党の赤沢亮正衆院議員との質疑の最中。

海江田は今月7日、
「いずれ責任を取る」と表明している。

赤沢の追求に、初めは、
「批判はいかようにも受けるが、
ここで分かりましたと席を立つわけにいかない。
責任は果たしたい」

冷静に答えていた。

再三の、容赦のない追及。
そして赤沢は言った。
「民主党は、幹部になるほど辞めない」

海江田、急に顔をゆがめた。

「その意味は理解しています。
それができるならいいかもしれません。
もう少しこらえて下さいよ。
お願いしますよ。
本当に頼みますよ」

演壇に額をこすりつけるように頭を下げる。

「2法案が成立しないと辞めないなんて、
菅さんとそっくり」
この赤沢の言葉が、効いた。

海江田は、やっと答える。
「出処進退は自分で決める」

赤沢。
「政治家としての価値を落とす」

とうとう海江田。
「自分の価値はどうでもいいんですよ、本当に!」

顔がゆがみ、
声は震え、
目に涙があふれた。

男の涙は、
悔しさによる。

ジレンマの苦しみ、悔しさ。
それを感じないかのような、
蛙の面にしょんべん、
上の空の菅直人。

21日の参議院予算委員会では、
実際に海江田の掌には、
「忍」の字が書かれていた。

しかし昨日は「心に刻んでいる」と述べていた。
当然、刻んでいたのは「忍」の字。

しかし手にしろ心にしろ、
「忍」 の字を刻んで臨んでも、
「菅とそっくり」との指摘には、
悔し涙が抑えられなかった。

「最悪を覚悟して最善を尽くせ」
海江田に贈ろう。

では皆さん、
良い週末を。

<結城義晴>

2011年07月29日(金曜日)

120億光年のかなたの「水」とRMLC月例会の「サービスとウェザーMD」と月刊MD政策セミナー

米国CNNがすごいニュースを報じている。
「地球の『100兆倍』の水、
120億光年のかなたに発見」

「1光年」は光が1年間に進む距離のこと。
長さは約9.46×10の15乗メートル。

私たちが、地球上から1光年の距離にある星を見るとき、
私たちが見ている星の光は1年前に発せられたものということになる。

その120億倍のかなた。

クエーサー (Quasar)に、
地球上の海水の100兆倍の水が存在する。

クエーサーとは、「準恒星状天体」あるいは「準星」などと呼ばれる。
恒星のような点光源に見える天体。

コロラド大学ボルダー校ジェーソン・グレン准教授らが、
ハワイ島マウナケア山に設置された天体望遠鏡で観測し、発見。

宇宙は136億年前に、ビッグバンが起こって誕生した。
120億年後、宇宙には、
すでに水が存在していた。

生命体が存在することは確かだ。
心から謙虚な気持ちになる。

さて、スーパーマーケット3団体が、
昨28日、農林水産省と厚生労働省に対し、
「牛肉の安全確保に向けた取り組みに関する要望書」を提出。

日本スーパーマーケット協会、
オール日本スーパーマーケット協会、
新日本スーパーマーケット協会。

3協会は震災後、
「スーパーマーケット東日本大震災対策本部」を、
共同で設置。

そして今回、川野幸夫、荒井伸也、横山清3協会長名で、
鹿野道彦農林水産大臣、細川律夫厚生労働大臣に4点を要望。

1.放射性汚染が懸念される区域に対する全頭検査や全戸検査の
速やかな体制の整備及び検査の実施

2.市場に流通している放射能汚染が疑われる牛肉の
安全性の確認と早期回収の実施

3.放射能汚染が懸念される地域の
牛肉以外の豚肉、鶏肉に対する安全性の確認と公表

4.放射能汚染が疑われるとして回収された牛肉の
保管・輸送や廃棄処分費用および自主的な検査費用に関する損害賠償の確立

このところ3協会の連携はすこぶる良い。
3協会長の意思疎通もできている。

さて今日は、昼前に東京・汐留。
㈱電通本社を訪問。
東京湾に霧がかかる。
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真下を見下ろすと、目が回りそう。
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ストラテジック・プランニング局の土井弘さん(右)と、
電通総研ナレッジ・センター情報サービス部長の望月裕さん(左)。
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お二人とも、電通きっての流通通。

毎年恒例となったが、
私は電通社員に対して、
「恒例のチェーンストア講義」をしている。
その打ち合わせ。

3月の東日本大震災後の広告業界の対応など、
面白い話を聞かせていただきつつ、
小売業や商業の活躍を話した。

震災後のサントリーの広告に関して、
電通と博報堂が一致協力して、
事に当たったという。

広告業界、大したものだ。
我々も見習わねばならない。

3協会も「電博」のごとき連携を、
強化し続けなければならない。

午後は、私が座長を務める商業経営問題研究会。
リテール・マネジメント・ラーニング・サークル(略称RMLC)。
久々に日本橋の日本スーパーマーケット協会の会議室で開催。
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前半は、杉田幸夫さんの考察による「小売業のサービスを考える」。
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杉田さんは、サービスの概念の定義、
業態別サービスの特徴と具体的事例を詳細に整理し、
これからのサービス・マネジメントの問題を提起。

後半は㈱ライフビジネスウェザーの常盤勝美さんがゲストスピーカー。
常盤さんは商人舎ブログ「2週間天気予報」を担当してくれている。
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気象変化が生活や消費に及ぼす影響に始まり、
マーチャンダイジング、マーケティングへの活かし方を
具体的な事例とデータを示しながら話してくれた。

そして最後に、私のアメリカ視察の簡単な報告。
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「インディペンデント・カンパニー」の「軽くて、早くて、強い」企業体質と、
ニューヨーク「イータリー」の内食・外食の融合について。

RMLC終了後、常盤さんと連れ立って品川へ。
「月刊マーチャンダイジング(MD)」主催の政策セミナー、
その懇親会会場へ。
ところはガーデンシティ品川。

サンキュードラッグ社長の平野健二さん。
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この日の政策セミナーで講演。
平野さんのテーマは、
「地域に密着したローカルチェーンが店頭マーケティングをリードする」

平野さんは、
『これからのDgs•薬局ではたらく君たちに伝えたいこと』を出版。
通称『これドラ』。

私の『店長のためのやさしい《ドラッカー講座》」は、
通称『店ドラ』。

そこで『店ドラ』&『これドラ』で、
来週8月5日に対談することが正式に決まった。
乞う、ご期待。

タキヤ㈱社長の飯塚啓さん。
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日本リテイリングセンターの渥美六雄さん。
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大木製薬㈱社長の松井秀正さん(右)と
営業本部営業支援部長の金井晃さん。
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そして主催者の日野真克さん(真ん中)。
ニューフォーマット研究所代表兼月刊MD主幹。
それに月刊MD編集長の宮崎文隆さん(左)。
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ふたりとも、商業界時代の後輩。
ドラッグストア産業の発展のために、
力を合わせて、頑張ってほしい。

コーネル・ジャパン卒業旅行の疲れをものともせず、
今日も頑張った。

何が、私を頑張らせてくれるのか。

きっと、120億光年のかなたの生命体が、
私たちに連携を求めている。
そんな深遠なものが、
私に力を与えてくれているのに違いない。

なぜか、感謝したくなる。
ありがとう。

<結城義晴>

2011年07月28日(木曜日)

ニューヨーク・ウォール街のデュアン・リード百貨店のようなコンビニ&ドラッグ&コスメティックスのコンビネーションストア

コーネル・ジャパン卒業旅行でのこと。

米国ニューヨーク州イサカ。
コーネル大学「コーネルストア」のレジ。
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買い上げ商品の入ったカゴをスタンドの上に置くと、
レジチェッカーの女性が話しかけてきた。
「日本の震災は大丈夫ですか?」

私の口をついて、とっさに出てきた言葉。
「我々のファイティング・スピリッツは健在です」

米谷春夫さんの言葉。
岩手県大船渡に本部を置く㈱マイヤの社長。

これは日本人の合言葉にしなければと思った。

昨日帰国して、
ふとそんな光景を思い出した。

今日は朝から、東京・大門。
カスタマーコミュニケーションズ㈱の定例役員会。
私、この会社の非常勤取締役をやっている。
通常は火曜日に行われる役員会を、
コーネル・ジャパン卒業旅行のために、
木曜日にずらしてもらった。

午後は、市ヶ谷のUIゼンセン同盟本部。
8月30日に第5回労使懇談会が行われる。
そのパネルディスカッションの打ち合わせ。

パネラーは流通科学大学教授の石原武政先生、
野村総研グループマネジャーの高木裕之さん、
経済産業省流通政策課課長の佐合達矢さん。
コーディネーターは私。

石原先生の基調講演があって、
その後、パネル・ディスカッションが展開される。
「震災からの復旧・復興に向け
流通産業政策に期待するもの」

これがテーマ。

当日の打ち合わせという趣旨で集まったが、
もう既にパネルディスカッションのような内容を話し合ってしまった。
当日はそれがさらに煮詰まって、
エキサイティングする。

楽しみだ。

今朝の日経新聞経済欄コラム「大機小機」
コラムニスト石巻氏が「カナダ国歌に学ぶ震災復興」を書く。
「カナダ国歌『O Canada』の中に、
『われらが故郷、われらが祖国!
なんじの子すべてに流れる真の愛国心
』とある」

要は、日本はカナダに学べ、という趣旨。

「直ちに震災対策財源を明確化し、
遅滞なく財政再建に取りかかる国民的合意を取り付けたい」

「それには、全ての国民が
祖国の住民や国土を守り経済財政を支えるのだという意識の高揚と、
政治・行政が信頼と公正さを取り戻すことが絶対条件である」

つまり、すべての国民のファイティング・スピリッツ。

「これさえ満たせば難局を乗り越えられるはずだ」

賛成。

同じく日経新聞社会面の記事。
「イオン、PB牛肉の全頭検査を開始」

タイトルままの記事。
イオンのプライベートブランド商品は、
「トップバリュ 国産黒毛和牛」

独自に放射性物質の全頭検査を開始し、
今日28日から関東地区の115店で、
検査済み牛肉を販売開始。

「店頭販売する前に第三者検査機関で、
牛肉に含まれる放射性物質を調べる」

そのうえで、「国の暫定規制値を下回ることが確認できた肉を販売」
「トップバリュの国産牛はイオンが販売する国産牛の6割を占める」

素早い動きで、これは良い。

イオンは「9月をめど」に、
全国のイオン、マックスバリュ1000店舗に、
この検査済み牛肉販売を拡大する。

さて、コーネル・ジャパン卒業旅行の報告、続編。
ニューヨーク・マンハッタンのウォルストリート。
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3本の星条旗が掲げられているのが、
ニューヨーク証券取引所。
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ウォール街26番地にあるフェデラル・ホール(Federal Hall)。
アメリカ合衆国議会旧議事堂。
1842年に再現して建てられた米国税関の建造物。
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その前面に立つジョージ・ワシントン像。
合衆国初代大統領。
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そのフェデラルホールの隣にある40番地のトランプビル。
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この建物の2階にオープンしたのが、
デュアン・リードの最新フォーマット。
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アメリカ小売業界で今、
最も注目されている店。
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巨大な回転扉を入ると、大理石敷きの重厚な室内に、
乗降の金色のエスカレーター。
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まるで百貨店のよう。
エスカレーターを昇ると、
次世代のデジタルサイネージが出迎えてくれる。
これはホログラフィックイメージングと
オーディオビジュアルの最新技術を使用して、
実在の人物のような錯覚を起こさせる。
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2階のフロアに食品、薬品、
そして化粧品のショップがコンバインされている。
面積は2万2000平方フィート(約600坪)。

ドラッグストアとしては巨大な店で、
デュアン・リード最大級。

2階のトップにはレジ。
これは日本のコンビニと同じ配置。
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高くて真っ白の天井、ベージュの壁面と床。
落ち着いた大人の空間。
例えばスチュー・レオナードと正反対の印象。

グロサリー、冷凍食品、乳製品などが、
コンパクトにまとめられた中央売り場。
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「アップ・マーケット」と名付けられているが、
これはまさしく「日本のコンビニ機能」。
アメリカはコンビニエンスストア発祥の国だが、
この業態は日本で進化した。
だから逆にアメリカでは、
日本のコンビニ機能がない。

デュアン・リードはそれを狙った。
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店舗の裏側から入ると正面に、
寿司コーナー。
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デリカテッセンもスーパーマーケット並み。
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日本のセブン‐イレブンをはじめとするコンビニが、
「中食」マーケットをリードするように、
デュアン・リードのデリは、
アメリカ初の「便利性中食」を狙う。
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話題のスムージー・バー。
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果物はご覧のケースで販売。
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サラダ材料を中心にした野菜の売り場。
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ドラッグストア部門は、
もちろん本業だけに手慣れた展開。
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多段ケースで洗練された売り場をつくっている。
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ドラッグストアの奥に医者が常駐する病院。
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ゆったりとしたスペース、快適な空間。
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デュアン・リードは2010年にウォルグリーンの傘下に入った。
アメリカ第1位、2位をCVSケアマークと争うドラッグストア。
デュアン・リードはその規模のメリットをも発揮している。
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デュアンリードはニューヨークを中心に253店。
ウォルグリーンは7397店、年商633億ドル(6兆円)。
その両者のノウハウが凝縮された店。
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充実したグリーティング・カード売り場。
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化粧品売り場は宝石店のよう。
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ウォルストリートに働くエグゼクティブ・レディに満足してもらえる空間と、
それに見合った商品とサービス。
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コスメティックスのセルフサービス売り場。
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奥にネイルサロンがある。
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ヘアサロンは予約なしで利用できる。
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デュアン・リード社長のジョー・マグナッカは、語る。
「我々は、ウォルグリーンのベストとデュアン・リードの最高をまとめ、
日常生活に必需の商品とソリューションを提供する」
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「数多くのイノベーションを試み、
新しいアイデアや新しいコンセプトのための
インキュベーターとなる店ができた」
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薬事法が改正された日本。
そのドラッグストア&コンビニのコンビネーションストア開発。
デュアン・リードのフラッグシップ・ストアは、
近未来都市型モデルの一端を確実に示したといえよう。

アメリカはすごい。

<結城義晴>

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