結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2009年02月18日(水曜日)

マルエーMD研究会の共通のゴールとWorking Together

中川昭一財務金融担当大臣、辞任。

朝日新聞は「もうろう会見」
読売新聞は「醜態会見」
日経新聞は「しどろもどろ会見」  

みな、歯切れが悪い。

どう見てもあれは、
「酩酊会見」だし、
「酔っぱらい会見」だ。

金沢市に発行所をもつ「北國新聞」は、
「時鐘」という一面コラムで、
昭和23年の泉山大蔵大臣の「クビ」のエピソードを紹介している。

こちらは「国会内で酔い潰れ、メロメロになった」という。
翌日すぐにクビになったが、
クビにしたのが当時の吉田茂首相だった。
ご存知、現麻生太郎総理の祖父。

しかしこの事件は、終戦直後で、
活字でしか報道はなかった。
今回は、21世紀のローマを舞台にした国際会議の最中、
しかもテレビで全世界的に映像が流れた。

日本の政治はどこへ向かうのか、
日本の経済はどうなるのか。

「心は燃やせ、頭は冷やせ」  
私の標語。

それに付け加えなければならない。
「酒は冷ませ」 

さて昨日は、羽田空港から小松空港へ。
JALの翼の向こうに、富士が見えた。
羽田

東京湾から富士を望む。
huji
いつも、気分が晴れる。

金沢で、㈱マルエーのMD研究会。  
マルエー講演会
マルエーは22店舗、年商242億円のスーパーマーケット。
昭和32年に石川県で初めてセルフサービスを導入した企業。

ローカルチェーンとして、しっかりとした地盤を築いている。

その取引先と、
「顧客明細付きPOSデータをインターネットで公開」し、
協働をしている。

目的は、「お客様に満足していただける商品供給」

2006年9月1日からスタートしたこのコ・ワーキングが、
成果をおさめはじめた。

そのMD研究会総会での記念講演。
maruei
私は「New Way Of Working Together」の話をした。

共通のゴールを持つこと。
共通のターゲット・カスタマーを明確にすること。
共通の言語を持つこと。
共通の指標を持つこと。
そして共通のスコアカードを持つこと。  
 

とりわけて共通のゴールを、明確にすることは重要。
いつもその共通のゴールに戻ることができるのだから。

100分はすぐに過ぎてしまった。
聞き手に熱があれば、話し手はさらに熱を帯びる。

ローカルチェーンは、お取引先と強い絆を持たねばならない。
その絆が強いほど、顧客が喜んでくれる条件が高まることになる。

重要なのは、絆を結んだ企業の数の多寡ではない。
一つひとつの絆の強さこそが、大切。
それが地域産業の強さとなる。

マルエーのMD研究会に参加して、
そんなことを感じた。

懇親会でも、多くの人と話した。

マルエー山本隆社長とは、同学年。
山本さんが昭和28年の早生まれ。
私が27年。

固い握手。
yamamoto
中川前財務相の世紀の失態があったが、
一方で、地方企業が頑張っている。  

それが日本の強みである。

<結城義晴>

2009年02月17日(火曜日)

「異常値」を生み出す三つの要素を考える

商人舎ホームページ、充実してきました。

トップ画面は、変わりません。
結城義晴のBlog[毎日更新宣言]。

中川昭一財務大臣のように酔っぱらわず、
ひどい病気にもならず、
幸いなことに事故にもあわず、
毎日、書き続けています。

充実してきたというのは、トップ記事以外のブログの種類と内容です。

ページ右側に、「Today!」「New!」といった赤い字の表示が出ます。
これは、最新の記事のお知らせです。
「Today!」は24時間以内にアップした記事。
「New!」は3日以内の記事。

鮮度のある記事です。
是非、のぞいてみてください。

例えば今日は、
「杉山昭次郎のときどきエッセイ」が、
埼玉県飯能の隠遁先生から新着しました。

「結城義晴の人・企業・店」というブログには、
「2009スーパーマーケット・トレードショー」のブース紹介が、
商人舎商品探偵団の「独断コンテスト」として掲載されています。

「結城義晴の知識商人対談」では、
ライフコーポレーション社長の岩崎高治さんの巻が、
面白いところに入ってきました。

この対談は、商人ねっとと商人舎の協働企画。
私とゲストとの対談を、
CDオーディオセミナーとして販売しているものですが、
そのコンパクト活字版。

「コンピュータリテラシー研究会」のブログも、
プラネット玉生弘昌社長と當仲寛哲研究会座長の対談が、
佳境に入ってきました。

そのほかに「エコバッグ研究会」
「林廣美の今週の惣菜」
「商業経営問題研究会」
みな、まじめだったり、役に立ったり、
面白かったりするブログです。

さて、先の中川昭一財務相の「酩酊会見」。
昨日書いたように、騒がれています。
ついに中川財務相、辞意を表明してしまった。

しかしテレビというのは、凄い。
ありのままに、露わに、事実を映し出す。

私は、何度も、笑いました。
見るたびに、腹を抱えて笑いました。
涙を流して、笑いました。

どう繕っても「酔っぱらいの記者会見」。

それが、国際政治舞台の脇の記者会見に現れた。

笑えない内容ですが、可笑しい。
まあ、これが笑いの本質というものでしょう。
自分をさらけ出して、
自分を捨てるところに、
「笑い」はある。
図らずも、それが、見えた。

一方、日本の昨年10月から12月のGDP12.7%の激減。
サブプライムローン問題発祥の源・アメリカ合衆国はマイナス3.8%。
イギリスが5.9%減で、EUのユーロ圏諸国のトータルが5.7%減。
お隣の韓国は3.4%。

この国内総生産の減少10%前後の傾向は、
今年1月から3月までの四半期にも、さらにそのあとにも続く。

欧米諸国に比べて日本の落ち込みが大きいのは、
外需頼み、輸出頼りの経済構造だったから。
いわば他力本願。

だから「小売流通業・サービス業が21世紀の日本を救う」
この考え方が、必須。
内需の発掘のチャネルが小売流通業・サービス業だからです。

この件に関して、思うところがありますので、
書いておきましょう。

スーパーマーケット・トレードショーのセミナー。
「店長が変わるとこんなに数字が変わるのはなぜだろう?」
パネルディスカッションのヤオコーの大塚明さんと、
元ヨークベニマルの加藤津代志さんが出てくださった。
私がコーディネーターを務めた。

その、結論のようなスローガンの一つとして、
「異常値への挑戦」というコンセプトが出た。

この「異常値」と「挑戦」に関して。

「異常値への挑戦」自体は、よろしい。

しかし、「異常値」というならば、
「通常値」や「正常値」もある。

このことを考えておかねばならない。

なぜ、異常値を出せるのか。
異常値は、どう導きだすのか。

考えられる第一のことは、「他から取る」 (さらに…)

2009年02月16日(月曜日)

季節の変わり目はいつだって知識商人の出番なのです。

Everyone! Good Monday!  

今日から全国的に、冬型気候に戻る。  
真冬の寒さになる。

昨日まで、4月並みの暖かさ。
そこから、逆戻り。

しかも花粉は大量に飛ぶ。

体調には、くれぐれも気をつけて。

しかしこの天候の変化、
商売には、役立つ。

寒い時に、欲しくなるものが売れる。
寒い時に、必要となるサービスが好まれる。

さて、2009年2月第3週。
バレンタインデーのプロモーションが終わると、
ひな祭りムードに変わる。

バレンタインデーの週は、
「男と女の愛の一週間」だった。

これから3週間は、
ひな祭りという「家族愛の週間」。  

そして今週木曜日の2月19日は、
「ひな人形飾り付けの日」  

これは、お客様にお知らせしなければならない重要事項。
本格的なひな祭り気分は、19日からとなるからだ。

今週のもう一つの注意点。
花粉症対策。

私自身は、花粉症が軽くなったが、
周辺は、くしゃみばかり。

いまこそ、花粉対策を提案してほしい。

それでも、現時点の基調は、これ。
オーケーチラシ1
オーケーのチラシ。
「一時的に安く買えたので値下げしました。」  
スポットで仕入れ原価が下がったので、
値下げしたことの宣言。

ウォルマートの「ロール・バック」と同じ趣旨。

現在の商売の基本は、
「節約、倹約。もったいない」に応えること。

これを忘れてはならない。

さて、最後に政治向きの話。

中川昭一財務大臣のローマでの記者会見の模様。
「酩酊会見」  
今週のニュース、ナンバー1となるに違いない。
もしかしたら中川辞任につながるかもしれない。
それほどのインパクト。
一度ご覧あれ。

ご本人は、「風邪薬が効き過ぎた」と言っているらしいが。
ここにも季節の変わり目が、影響した?

秘書官や随行報道陣の無責任ぶりも、
露わになった。

しかし日本テレビの世論調査結果では、
麻生内閣の支持率が9.7%と、10%を切った。

いよいよ、政変の時期を迎えたようだ。

一方、ヒラリー・クリントン米国国務長官は、
今日、来日し、水曜日まで滞在。
その後アジアを歴訪し、
20日金曜日の中国訪問が山場となる。

だから中川財務相の失態が、目立つことになる。

政治家も、商人も変わらない。
いつも、国民から、顧客から、見つめられている。

まさに季節の変わり目とは、今週のこと。

そんな変わり目は、
いつだって知識商人の出番なのです。

Everyone! Good Monday!  

<結城義晴>  

2009年02月15日(日曜日)

ジジのシッポ[日曜版]

きのうまで、いいテンキでした。
4月のヨウキだとか。
ジジのシッポ
ボクも、いいキブン。
朝から、ねむい。
ユウキヨシハルのおとうさんも、
すこし、ゆっくりできる。

でも、おとうさん、
この1週間は、いそがしかった。

水曜日の「ケンコクキネンの日」にも、シゴト。

朝、ミョーレンジの駅で、
「竹の子」のこどもたちと、
ちょうどイッショになった。
takenoko
竹の子は、ジュニアソフトボールのチーム。
おとうさんがダイヒョーをつとめている。
むかしは、カントクをやっていた。

その竹の子が、
ソツギョウキネン大会のしあいに、
いくところだった。

竹の子は、電車やバスで、イドーする。
これもベンキョーのひとつだから。

シアイ、ガンバレ。
ボクも、いつも、
オーエンしています。

おとうさん、そのあと、
オダイバのトレードショーへ。
kannbann
3日間、ここでシゴト。

セミナーステージで、
パネルディスカッションのコーディネーター。
yuuki
よくわかりませんが。

ボクは、うちで、
まってました。

でも、ボクも、
なにかやりたくなった。

竹の子のセンシュやおとうさんみたいに。

カラダをのばして、
セナカをそらしてみた。
jijino sippo
きもち、いい。

シッポをあげてみた。
jijinosippo4

シッポ、ふってみた。
sippo2

シッポ、また、あげた。
sippo3
これも、きもち、いい。

サムくんは、うごかないけれど。
samukunn
ボクは、うごくことができる。

シッポを、
こんなにピンと、
のばすこともできます。
jijinosippo
どうですか?

ボクのシッポ。

シッポを、おもいのままに、
うごかすことができるんです。

どうです?

<『ジジの気分』(未刊)より>  

2009年02月14日(土曜日)

2009SMTS3日目終了、総来場者7万8478人で4.7%増の過去最大フェアとなった。  

昨年の最後の3カ月、
すなわち10月から12月の国内総生産は、
11%台のマイナスとの予測。  

しかし、2009スーパーマーケット・トレードショーの入場者。
三日間で7万8478人。  
前回の2008トレードショー入場者数が7万5052人だったから、
4.6%の増加。

第1日目の水曜日、建国記念の日が2万3612人、
第2日目の木曜日が、2万8755人で、
これは、1日の入場者数としては過去最高。
そして第3日金曜日は2万6111人。
最終日は、午後4時閉館で、
1時間分入場時間が少なかったが、
最後まで来場者の波は衰えなかった。

一言で表現するならば、
「学びのトレードショー」だった。  
学ぶ姿勢が真剣だった。

2日目には、歴史的合併の調印があった。
全国スーパーマーケット協会と日本セルフ・サービス協会。
スーパーマーケット企業500社、
そのスーパーマーケットを支援する賛助会員企業730社の、
堂々たる協会が誕生する。
8月1日。

その新しい協会の顔ともなる「スーパーマーケット・レードショー」。

私は、商業者の学びの姿勢が高まっていることに、
無性の喜びを感じた。

さて、今日も、人物交友録のフォトレポート。

朝一番に本部事務局で、14時からセミナーの打ち合わせ。
ヤオコーの大塚明さん、
A&Aプラニング副社長・チーフコンサルタントの加藤津代志さん。

「日本のスーパーマーケット店長論」を語り合うに、最適のメンバー。


打ち合わせ中に、
USP研究所所長の當仲寛哲さんとRKシステムズの鹿野恵子さんが来訪。
大塚さん、加藤さん、そして當仲さんともに、
コーネル大学RMPジャパンの講師。

会場にいくと、㈱八百民の平山幹人社長と会う。
京都から情報収集と勉強に来られた。

コーネルブースで談笑。

コーネルブースのお隣には、
改正省エネ法をメインテーマにした三洋電機のブース。


三洋電機販売㈱取締役大崎公司さんと。

ブース内には5名のコンシェルジェが来られたお客様をサポートしている。
その一人マーケティング本部エコロジードメイン企画目黒雅昭部長と、
マーケティング本部副本部長・柴田康祐さん、
三洋電機販売㈱営業本部プロモーション部部長・阿久澤光明さん。

ヨークベニマル開発室総括マネジャーの梅津文夫さんに、ばったり。
岡村製作所のブースのところ。


梅津さんには、2月4日の商人舎エコストアセミナーにもご参加いただいた。
ヨークベニマルの皆さんは、「学び」の姿勢では、抜きんでている。

プログレスジャパンの西川隆社長、柳本浩三郎営業企画部長。

店舗設計デザイン会社として、躍進中。

セミナー会場への移動中、
ユータカラヤ営業副本部長の高木勇輔くん。

元気はつらつ。
うらやましいくらい。

13時50分には3人がセミナーの控え室に集合。

控え室を出て、舞台のそでに向かう。

いよいよ出番。緊張感が高まった。
ひとりで講演するよりも、
3人のパネルディスカッションの方が、妙に緊張する。

その頃、セミナー会場には、続々と聴いてくださる方々が集まってきた。

お陰さまで会場は立ち見が出るほど。
お集まりいただいた方々に、
とりわけ最後まで立って聞いてくださった皆さまに心から感謝。

壇上に勢ぞろい。1時間のパネルディスカッションの始まり、始まり。


セミナーのテーマは
「店長が変わると
こんなに数字が変わるのはなぜだろう」

コーディネーターは私、結城義晴。

加藤津代志さんは「店長の10カ条」と題して、
店長の在り方を熱弁。

スペシャルゲストの大塚さんは、
ヤオコーの店長塾での取り組みを話してくださった。

「よい店長が10%のプラスをつくる。
悪い店長は10%のマイナスをつくる。
この上限下限の20%の格差が、企業の格差となる」  

経験に裏打ちされた大塚さんの講話は、説得力がある。

お二人の店長の仕事の講義の中から、
「異常値に挑戦せよ」というスローガンが出てきた。
これは私の使う「つり橋理論」。
つり橋のようにトップを高くすると、
全体が上がってくる。
それを営業に生かす。

3人からの最後のたった一つだけの提案。
加藤さん、
「店長はパートさんや部下の力を借りよ」  

大塚さん、
「トライ&エラーで、失敗を恐れるな」  

結城、
「自ら、変われ! そのために行動を変えよ」  
私の提案は、コーネル大学のリーダーシップ論の根本。

お陰さまでこのパネルディスカッション、300名を超える方々が聴いてくださった。

無事にセミナーを終え、駆け足で移動している途中、
帰り際の万代の芝純さんに会う。

芝さんには昨12月に、万代の店舗視察に同行いただき、
本当にお世話になった。
芝さんはこの春デリ部から水産部のシニアマネジャーに異動。
後任の吉川英樹デリ部シニアマネジャーと3人でパチリ。

バリラ・ジャパンの豊田安男社長と、
おいしいパスタを提供くださった「La Bettola」の落合務シェフには、
最後に感謝。

3日間のスーパーマーケットトレードーショー終了。

最後の最後まで、人波が衰えることがなかった。
私は、帰途に就く来場者の波を見ながら、
妙に感慨深いものを感じていた。

有明ワシントンホテルとビッグサイトにも、
心から感謝。

そういえば、昨年の2008スーパーマーケット・トレードショーのときには、
眼圧が異常に高くなり、毎晩、
池尻の東邦大学付属病院で点滴を打ってもらって、仕事した。
今年は元気で、腰と足が痛くなるくらいに会場を駆け巡った。

「元気を出そうよ。それが私の仕事です」  
そんな3日間だった。

終わったら、どっと、疲労が出たが、それも元気な証拠。

さあ皆さん、春がやってきます。

「今日も一日、元気と勇気」  

<結城義晴>  

2009年02月13日(金曜日)

2009SMTS第二日、歴史的合併調印の日となった。

小泉純一郎元総理の「笑っちゃうくらいあきれた」発言。
麻生太郎現首相の発言のブレ。

発言だけが独り歩きし、実行は進まない。

「心は燃やせ、頭は冷やせ」
これがないと、発言にブレが出てくる。

仕事にも、ブレがあってはならない。

ローマ帝国の歴史上、
五賢帝時代のあと、次々に皇帝が入れ替わった。
塩野七生さんは「終わりの始まり」と、
この時代を呼んだ。

日本の自民党の現在は、この「終わりの始まり」に似ている。

自民党の「終わりの始まり」はやむを得ないかもしれないが、
日本国の「終わりの始まり」は勘弁してほしい。

だから私たち一人一人が、
「心は燃やせ、頭は冷やせ」を、
実践しなければならない。

さて、第43回スーパーマーケット・トレードショー、
第2日目
。

スーパーマーケットの世界に歴史的な出来事があった。

東京お台場・ビッグサイトは、朝から3月下旬並みの日差しを浴びた。

日本セルフ・サービス協会第166回理事会。

ビッグサイトの会議棟8階にも、
キラキラとした日差しが差し込んだ。

この理事会は、3月25日の通常総会に向けたもの。
歴史的出来事の確認がなされた。

その歴史的出来事は、
経済産業省二階俊博大臣の立会いのもと行われた。

右が横山清社団法人全国スーパーマーケット協会理事長。
左が増井徳太郎社団法人日本セルフ・サービス協会会長。

そして増井会長が署名。

横山理事長も署名・押印。

二階大臣が見守る中、増井会長も押印。

立会人の二階さんも、真剣なまなざし。

増井・横山両氏が署名・捺印したのは、両社団法人が、
8月1日をもって合併することが書かれた書類。
これで正式に、合併が成立し、
日本のスーパーマーケットの世界に
新しい時代が始まった。

現役の経済産業大臣が立ち会ったことには、
大きな意義がある。
これでスーパーマーケット企業約500社、
賛助会員企業730社の小売業界最大の協会が誕生する。  

二階大臣は、1時間ほど、スーパーマーケット・トレードショーを視察。
熱心に、地方産品などのブースやE物産のブースを回った。

国内需要の掘り起こしが、日本経済の根幹を占める課題だからだ。
そしてそのために食品スーパーマーケットが、重要な役割を果たすことが、
この朝の経済産業大臣の行動によって証明されたことになる。

政治家トップにはブレと迷走が見られるが、
行政府とその長には、目的意識が高い。
それが日本の救いといえば救いだ。

調印後の、全国スーパーマーケット協会専務理事・澤藤正義さんも、
ほっと一安心の表情。

事務方の皆さんのご努力、敬意を表したい。

さて歴史的調印の間も、トレードショーは、活況を呈した。

本部VIP席。

左から浅香健一さん、田村洋三さん。
コーネル大学リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパン講師。
事務局長の大高愛一郎さん。
今後の講義の重要な打ち合わせ。
そして国際流通インテリジェンス代表角田正博さん、
岡村製作所の中林康雄さん。
日米のチェーンストア経営について語り合う。

一方、セミナーステージでは、2日目の第一セミナーが開催された。

チェーンドラッグストア協会事務総長である宗像守さんの特別講演。
「改正薬事法に向けての対応」。
今回の目玉の一つ。
立ち見が出るほどの大盛況。

講演を終えた宗像さんと、わずかな時間の交流。

午前中の両協会合併調印のご報告。
そして同志としてがっちり握手。

商業界取締役営業担当の松井康彦さんと久しぶりに談笑。

コーネルRMPジャパンのブースには次々に第1期生が訪れる。

サミットの服部哲也さんもその一人。
営業企画グループマネジャーの長山剛さんにコーネル授業の面白さと刺激を語ってくれた。
長山さんもぜひ第二期生として参加ください。


その頃、セミナー会場では「キッズキッチンと教育」をテーマに、
ちびっこたちが料理に大奮闘。


「酒バイヤー」の矢坂英司さんが情報収集に来場。
著書にサイン。喜んでくれて感謝。

協会客員指導員でコーネルRMPジャパン講師でもある井口征昭さんが、
「今、なぜPB商品か」をテーマに講演。
こちらも大盛況。

西友時代の商品開発の経験をまじえて、
PB開発の課題を丁寧に講義してくれた。


ブルーチップ常務で商人舎発起人のおひとり宮本洋一さんが、
コーネルのブースに訪れた。
ブルーチップは昨年、本社を国際展示場正面のTFTビルに移転。徒歩で来場。


日本リテイリングセンター・リサーチャーの渥美六雄さんが、
大きなカバンをもって情報収集のために登場。
六雄さんは、あの渥美俊一先生の六男で、
いま、コンサルタント修行中。

㈱ツルヤ会長の掛川興太郎さんと㈱小倉屋柳本社長の柳本一郎さん。

そこに家森幸男先生が合流。
家森先生は、日本かんぶつ協会会長、武庫川女子大学国際健康開発研究所所長、
WHO循環器疾患専門委員、京都大学名誉教授。

掛川さんは、商人舎発起人で商人舎ファミリー。
掛川さんとは興味深い会話ばかり。
「たれとからしを省いた納豆」「1リットルではなく700ミリリットルの牛乳」
結論は、顧客が理論的なものに反応し始めた、ということ。
掛川さんは、「2月からどうも風向きが変わった」
私の主張と全く一緒。

そこへ、ヨークベニマル大高善興さん登場。

大高さん、掛川さんを囲んで、
右から村山紘一さん(元スピナ社長)、
あおき会長青木巌さん、
グリーンファクトリー社長田村弘一さん(元クイーンズ伊勢丹社長)。

超豪華版の記念撮影。


ぎゅーとら相談役清水明さん、川勝利一さん。
川勝さんは、商人舎エグゼクティブディレクター。


もう夕方、実行委員長の横山清さんを囲んで、
三菱商事の流通担当の精鋭たちと写真。

いちばん左は、アークス執行役の古川公一さん。

そしてスーパーマーケットトレードショー第2日目終了の蛍の光が流れる中、
㈱国分会長兼社長の國分勘兵衛さん、コーネル第1期生の時岡肯平
さんと写真。

ほんとうにお疲れ様でした。

しかし、これで終わりではない。

2日目のトレードショーのあとは、18時からは恒例のレセプションパーティ。
入口で実行委員の方々がこれまた恒例で、みなさんをお出迎え。
長い長い行列。
500人の予定のところ、1000人も集まってくださった。


パーティの開始に先立ち、チェッカー技能検定試験1級合格者の発表。


1級合格の優秀な各社の方々が紹介され経営者も入って記念撮影。
おめでとうございます。


今日は、分刻みでスケジュールをこなした横山清実行委員長の、開会のご挨拶。
「日本のスーパーマーケットの幕開けは、今日」
高らかに、晴れやかに、両協会の歴史的合併をご報告。

その上で、また恒例になりつつある「ハプニング」。

横山実行委員長が来賓の皆さんを次々に壇上に引き上げて、ご紹介。
日本スーパーマーケット協会副会長川野幸夫さん、
オール日本スーパーマーケット協会会長荒井伸也さん、
日本生活協同組合連合会会長山下俊史さん、
日本チェーンドラッグストア協会事務総長・副会長宗像守さん、
日本加工食品卸売協会会長國分勘兵衛さん。
そして奥住正道先生。


代表して、セブン&アイ・ホールディングス伊藤雅俊名誉会長が、壇上からご挨拶。

出展者を代表して今年も、寺岡精工の寺岡和治社長がご挨拶。

「ジェネラルがつく企業や業態は今は厳しい。
スペシャライズされた業態が好調。
食品スーパーマーケットは堅調なビジネス。
今後もブルーオーシャン戦略で、ともに頑張っていきたい」とスピーチ。

そして懇親に次ぐ懇親。
㈱あおきの新社長、榎本太治さん。

いつも明るく元気。社長になっても変わらない笑顔。応援しています。


伊藤雅俊ご夫妻とお話。奥様もお元気。
伊藤さんは、85歳にして、好奇心のかたまり。
「化け物級」依然、健在。

手術・入院中の清水信次日本スーパーマーケット協会会長の名代、
ライフコーポレーション並木利明常務と固い握手。

パーティの目玉は8大学対抗のソーシャルダンス競技。
華麗なステップで会場を沸かした。

いつもとは違う壇上の踊りでも堂々としたもの。

審査員の皆さんも真剣なまなざしでジャッジ。

優勝は東京理科大学。おめでとう。
審査委員長はロヂャース会長の太田実さん。
ソーシャルダンスの世界のドン。


審査員を囲んで記念撮影。


AJS会長、そしてコーネル大学RMPジャパン首席講師でもある荒井伸也さんご夫妻と。


㈱ヤオコーの川野幸夫会長は、今年、渋沢榮一賞を受賞された。

そして中締めは恒例㈱ジョイス会長の小苅米淳一実行副委員長。

レセプションパーティも無事終了し、宿泊先の有明ワシントンホテルへ。

三浦正樹日本セルフ・サービス協会専務理事、裏方の主役。
ほんとうにお疲れ様でした。

日本のスーパーマーケット産業にとって、
間違いなく新しい時代が訪れようとしている。

全国の一つひとつの店舗で、お客様を迎えている商人がいる。
その一人ひとりの商人にとっても、
影響を免れることのない潮流が起ころうとしてる。

しかしその中で、一人ひとりが、
「心は燃やせ、頭は冷やせ」を
実践しなければならない。

日本国に対する姿勢と、
自分の仕事、自分の店、自分の会社に対する心構えは、
実は一致していなければならない。

そのことがとても大切になる時代がやってきたのだ。

<結城義晴>

2009年02月12日(木曜日)

2009スーパーマーケットトレードショー開幕

昨日の建国記念の日。
朝方、横浜にはみぞれがちらついた。

しかし、その後、快晴。

第43回スーパーマーケット・トレードショー開催中。  

東京お台場・ビッグサイトは国内最大のフェアお会場。
アクセスも良く、広く、快適。。

今日は、3月中旬から下旬並みの天気。
絶好のトレードショー日和。
多くの皆さんのご来場を、お待ちしたい。

この日本セルフ・サービス協会主催の食品フェアは、
日本の食品産業とスーパーマーケット産業最大のイベントとなっている。、
10年ほど前と比べて、その意味合いは、断然大きくなっている。

何しろ、ここに来れば、重要なテーマが全て分かる。
大切な情報がすべて手に入る。
新しい商品や機器は、すべて見ること、食べることができる。
めぼしい人物には、ほとんどすべてお会いすることができる。
ただし、人に関しては、すれ違いも多い。
これだけは、携帯電話などで連絡をとりたい。

開会式の前に、横山清実行委員長、増井徳太郎協会会長など、
ご苦労を重ねてこられた関係者の皆さんとご挨拶。

横山さんはアークス社長、副委員長の三科雅嗣さんはイチヤママート社長、
そして増井さんは紀ノ国屋相談役。

恒例のモーニング「ペンギン姿」。
毎年、着用されているので、
ほんとうに板についてきた。

実行委員会の皆さんが、一団となって、
開会式に参列。

皆さんのご苦労を、ねぎらいたい。

壇上には、テープカットの来賓・主催者の皆さん。


まず、2009SMTS横山清実行委員長が主催者を代表してご挨拶。
「過去最大最高のトレードショーとなりました。
産官学の協力によって、内需の掘り起こしを目指したい」
例によって自信とユーモアにあふれたご挨拶。
ご自身の会社アークスの業績もすこぶる良い。
                               

地域資源セレクションを代表して独立行政法人中小企業基盤整備機の前田正博理事長のご挨拶。
「農商工連携を通じた中小企業の健闘が日本の産業を支える」
まさにその通り。

横山さんの「産官学の協力」と前田さんの「農商工の連携」。  
これがまさにスーパーマーケット・トレードショーの真骨頂。
そしてこの協力と連携の総力が、日本経済の主役になりつつある。


来賓挨拶は農林水産省総合食料局次長の平尾豊徳さん  。
「湿っぽいっ空気が漂っているが、地域産業の振興に取り組みたい」


経済産業省商務流通グループ流通政策課長の高橋直人さん。 
「消費者はより良い商品やサービスを求めている。
そんな商品とサービスを作り上げ、提供する展示会となってほしい」


熊本県の蒲島郁夫知事。  
この人おもしろい。
「熊本の農民は、まじめ・口下手・朴とつ。
しかしその熊本の農民に夢を与えてほしい」


北海道副知事の佐藤俊夫さん。  
「今、札幌は雪まつり中だが、
北海道の食を代表する100以上の企業が競い合い、高めあって、参加している」


ご挨拶のあとは、全員でテープカット。

「2009スーパーマーケット・トレードショー」いよいよ開幕。  


セミナーステージのトップバッターは(社)日本セルフ・サービス協会の増井徳太郎会長。  
「マクロ経済からみた、小売業の動向と展望」と題された基調のスピークス。
メリハリの利いた良い講演だった。


後半は映像を交えて、これからのスーパーマーケットを取り巻く課題と対策を紹介。


真っ先にオーガニック・ギルドのブースを訪問。

コーネル大学RPMジャパン事務局長の大高愛一郎さんの本業。
金子雅典社長(右)をはじめ、皆さんと写真。

「最良のベーシック」の話をレクチャー。


キングストア専務取締役の臼井旬さんとばったり。
商業経営問題研究会のメンバー。
「意思決定」について、立ち話。


㈱エヌエスの石川勲取締役、商品本部PB商品部吉井茂樹課長、関西営業部今西二郎課長と。
元気な、菓子卸のグループ。
全体にお菓子屋さんは、元気がいい。


菓子問屋㈱美多加堂の杉田昌之社長と取締役関東支店長の小林伸行さん。
ブースは本物の桜でプレゼンテーション。


テラオカブースで吉野ストアの安川光男社長とランチ。
㈱テラオカの取締役関西支店長大西均さん、流通システム部吉田達也マネジャー、
大阪南営業所の三藤敏文所長も同席。
安川さんは、第2回商人舎USA研修の団長さん。
今回も安川さんから「元気」をいただいた。
心から感謝。


テラオカブースで青果コンサルタントの藤井俊雄さんと
万代、商品部門管掌補佐農産担当の阿部秀行さんにばったり。


岡村製作所のブースでは[省エネ][薬事法]をテーマに展開。
エコストア研究会の山本文雄部長にご挨拶。


日進工業㈱辛島修治社長。


紀ノ国屋青山店に導入された日進工業製ゴンドラは総メッキの特別仕様。
Rの曲線が美しい。

UCCがサポートしてくれる協会VIPブースで多くの方にお会いする。

「コルティ・ブラザーズ」のダレル・コルティさん。
そして㈱よしや小泉雅一社長、錦戸景訓マーケティング研究室吉井有一代表と。


三科雅嗣副委員長にご紹介された㈱環境経営戦略総研の村井哲之社長と岸本淳常務、
そして商人ねっと水元均代表と懇談。


オール日本スーパーマーケット協会専務理事の油座栄さん。


鹿児出水市からお菓子のリッチモン松元の松元正一社長が訪れる。


終了間際に、FMI、コーネルブースに立ち寄ると、
元気な女性3人が待っていてくれた(?)。
チェッカー技能の第一人者ACT21代表の富田弥生さん、
FMI事務局の太田美和子さん、仲間徳子さんと。

今日は、人物フォトレポート。
初日の来場者数は、2万3600人。
昨年は2万5000人だったが、
今年は祭日の建国記念の日。

2万人を超えるかと心配されたが、
好調な滑り出し。

今日、二日目が2009トレードショーの最盛の日。

多くの皆さんにご来場をお勧めする。

さて最後に、今回のフェアの特徴を三つ。
第1は、「地方の時代」が実感されること。
地方産品のコーナーが実に活発で、しかも人が集まっている。

第2は、4月1日の改正省エネ法に関連する環境委問題が全体の基調となっていること。

第3が、6月1日施行の改正薬事法の問題解決策が、会場にあふれていること。
今日は、日本チェーンドラッグストア協会事務総長の宗像守さんの講演。
スーパーマーケットとドラッグストアの融合は、
もう、すでに始まっている。

ここでも、いかにコラボレーションが進むのか。

今年を通じた最重要テーマの一つ。

開会式の横山さん、前田さんのご挨拶の「産官学協力と農商工連携」。  
そして会場での「医食同源と医食融合」。  

スーパーマーケットと食品産業は、
「コラボレーションからハーモニーへ」の転換を果たそうとしている。

2年前の札幌でのトレードショー実行委員会で、私が予言したように。

<結城義晴>  

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