2010年12月の商人舎標語。

「実践躬行」<じっせんきゅうこう>

「口に出したことを自ら成し遂げること」。

今年は何度もこの言葉を使った。

何よりも、今年1年の標語が、“Practice comes first!”

ピーター・ドラッカー先生の言葉。

その日本語意訳を「実践躬行・実行第一」とした。

思い出すまでもなく、今年は「実践躬行」が求められて、

「実践躬行」できない年だった。

まずは政治と政府・行政。

菅直人内閣そのものが「実践躬行」できなかった。

日本の経済界も「実践躬行」できなかった。

政治と経済界、両者の協働も成らず、円高は進み株価は下がり続けた。

小売商業・サービス業も、実践躬行できないことが多かった。

百貨店も、総合スーパーも、コンビニもホームセンターも、

ドラッグストアもスーパーマーケットも、ファストフードもファミリーレストランも、

様々なサービス業も、ほんの一部を除いて、実践躬行できなかった。

だから来年のためにも、今年の総決算の12月には、実践躬行したい。

前成城石井社長の大久保恒夫さん。

現在、セブン&アイ・ホールディングス顧問。

先日のコーネル・ジャパンの講義で強調してくれた。

「マネジメント・レベルを上げよ」。

トップマネジメントや本部が考えたことが、実行できる。行動できる。

英語で“execution”。

それが小売りサービス業にとって、一番大事だという。

12月商戦は、もうこれに尽きる。

「実行の水準をあげる」

「行動のレベルを引き上げる」

「実践躬行する」

やることはほぼ決まっている。

それを、やるかやらないかだ。

やれるかやれないかだ。

どれだけ手を抜かずにやり遂げられるかだ。

今年の12月は特に、実践躬行あるのみ。

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