結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2011年01月31日(月曜日)

高知サンシャインチェーンのイノベーションを象徴する「カルディア店」2011年頭の全貌

Everybody! Good Monday!
[2011vol5]

今年第5週、今日が1月最後の日にして、
今週から2月に突入する。

その今週。
今日が1月最後の日で、
世界最大の企業ウォルマートも、
わが㈱商人舎も、
2010年の年度末。
今日で締める。

皆さんご苦労様でした。

明日の火曜日から新しい2月が始まる。

そして3日木曜日は、節分。
「節分」(せつぶん)とは、
字のごとく「季節を分ける」こと。
冬と春を分ける日だから節分。

従って、翌4日金曜日が立春。
春が始まる日。

今週は冬と春の境目の週ということになる。
だから「境目、変わり目、節目」を強調する。

節分に食べると縁起が良いとされる太巻き寿司を、
恵方巻(えほうまき)と呼んで、
もう全国的に普及した風習。

もともとは大阪を中心とした関西のもの。

日本人はこのあたり素晴らしく柔軟で、
一気に全国化した。

菅政権や民主党・自民党の国会議員の皆さんも、
恵方巻をたべて、その柔軟性を学びたい。

そして今週は、節分・立春ときて、
5日、6日の土日、
バレンタインデー・モードになだれ込む。

リズムの良い1週間だ。
このリズム感、店にあふれさせたい。

さて先週訪れた高知市。
ここを本拠とする㈱サンシャインチェーン本部は、
今年創業50周年を迎える。

高知主婦の店から昭和61年(1986年)に、商号を変更。
「究極の高質スーパー」 を目指し、直営店舗15店を核に、
高知県、徳島県、愛媛県に28店を展開する。

サンシャインチェーンのエポックメーキングとなったのが、
平成15年(2003年)10月10日に、
「サンシャイン南国店」をリニューアルしたカルディア店。
「高質スーパーマーケット」を掲げるサンシャインチェーンの、
その後のモデル店となった。

イノベーションが起こる企業には、
こういったエポックとなる店が、
必ずある。

かつての関西スーパーなら「広田店」、
そしてサミットの「五反野店」、
ヨークベニマルの「希望が丘店」、
最近になるとヨークベニマルの「柳生店」、
ヤオコーの「狭山店」。

サンシャインチェーンのそれは「カルディア店」。

周辺は激戦地。
サニーマートアクシス、マルナカ南国店、
ナンコクスーパー・パステ店といった有力な競合店がそろう。
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エントランスを入った正面には、季節の切り花が並ぶ花卉売場。
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地産地消を謳うサンシャインチェーンは、売場の一番手前に、
「太陽市」コーナーを設けている。
ここには地域の野菜、加工食品、飲料などが、
常時、生産者の手でを品揃えされている。
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農家の方大募集!と参画者をつのるPOP 。
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チョジャン、ヤンニョンジャン等韓国の手造り調味料も並ぶ。
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四方竹(塩抜き)200円。
消費期限、生産者の名前が印字されている。
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私の故郷・福岡県小笠木でもつくるが、
これは本当においしい。

地場の卵、加工品、乾物、飲料など、品揃えは豊富。
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節分用の「鬼除け商品」はカゴ盛り。
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青果部門への導入部。天井の装飾が美しい。
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青果部門は、はじめに季節のカットフルーツを展開。
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オレンジ、イチゴ、キーウィフルーツが入ったカップフルーツは298円。
カップには、「今、良く売れています」のおすすめコピー。
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オープンケースに並べられたカゴ盛りのフルーツとゼリー。
什器の上のディスプレイが楽しい。
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反対側の青果コーナー。
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タイムセールのトマトを担当スタッフがアナウンス。
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主通路では、試食台を置いて、かんきつ類を販促。
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この試食が的確で、衛生的で、
しかも何と言っても、おいしい。

果物担当がおすすめするナタデココヨーグルトゼリーは、
カゴに投げ入れ販売。
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根菜類の平台コーナー。
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木製什器にカゴを利用してジャガイモを販売。
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「青果コーナー曜日別イベント」のPOP。
木曜のこの日は「ハプニングセール」。
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「ハプニングセール」の展開では、
トップボードのバニーガールが眼をひく。
京ネギ1本55円、白菜1/4カット55円。
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「地産地消」をテーマに、地元のトマト、ネギを展開。
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夜須のフルーツトマト「土佐×竜馬」398円。
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円形の多段什器を使ってごぼう、にんにく、もやし、唐辛子などを販売。
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野菜売場の先には、鮮魚売場が見える。
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鮮魚売場を反対側から見たところ。
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鮮魚部門の寿司コーナー。
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円形の対面販売の「SEA COOKING」のコーナー。
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対面コーナーでは実演販売を行う。
これをサンシャインでは「ライブ販売」と称する。
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鮮魚売場主通路のオープンケースでは「1グラム1円セール」を展開。
朝焼かつおたたき、マグロの小切れ、子持ちカレイの切身、赤魚かたみなどを、
激安と銘打ちプロモーション。
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充実した地元産の干物コーナー。
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上段ではカゴ盛りで珍味を販売。
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沖うるめ干し5本で105円。
サンシャインチェーンがお勧めする「地産地消」は、
同じPOPで統一されている。
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塩干売場にある「超鮮度宣言」のPOP。
サンシャインチェーンでは新しい商品が入荷したら、
それ以前の商品を割引販売する。
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「BUTCHER SHOP」のサインが掲げられた精肉売場。
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牛肉に力を入れる。
カルディアの鮮度宣言と題し、
当日売り切り!翌日全品割引をアピール。
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牛肉を3つのランキングに分け、
☆マークのシールで表示販売する。
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5ツ星シールが張られた和牛肩焼肉A-4等級商品。
栃木県産大盛り一人前150グラム880円、
北海道産三人前300グラム1680円など。
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国内産牛とオーストラリア産牛のステーキの試食販売。
カルディア店ではいたる所で、試食販売を行っている。
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「本日はミンチの日!!」が目立つ。
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引き肉はパックの中身が見えるように、
「透明のトレイ」を使用している。
あくまで、顧客に正直な商売に徹する。

主通路に設けられたメニュー提案コーナー。
専門スタッフが毎日、試食販売を行っている。
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この日はハンバーガーのレシピと食材提案。
バンズやイングリッシュマフィン、大玉トマト、手造りハンバーグが並ぶ。
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オーストラリア産牛肉を使った「お肉屋さんお手造り生ハンバーグ」は1個100円。
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ハム・ソー売場でも「超鮮度宣言」。
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精肉売場から続く惣菜売場。
「シェフ手造り和惣菜バイキング」は100グラム168円で展開。
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てんぷら・フライコーナー。
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今後の課題は、この惣菜コーナーだ。

価格訴求の本日のおすすめ品。
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出来立て商品を販売する「シェフの実演コーナー」。
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AM9:30 ビビンバ丼、10:00 オムライス、11:00 丼各種など、
黒板に手書きで告知している。
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この黒板のペインティングも、
例えば、シアトルの「メトロポリタン」のレベルまで、
引き上げたい。

昨年からトレーダージョーが、
この点のテクニカルレベルを全店で強化している。

鮮魚の寿司と惣菜売場の寿司は、
比較されることになるが、
顧客には店内競争は歓迎される。
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そして最新のHOT調理麺。
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セブン-イレブンやローソンが最重点にして開発しているデザート売場。
ピンクのデコレーションで華やかに演出。
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ここでは、おいしさと話題づくりがポイント。

デイリー売場ではTVでも話題の「B級グルメフェア」を展開。
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毎週木曜はパンの日。3割引きで販売する。
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冷凍食品は平オープンケースで販売。照明が特徴的。
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㈱プログレス・デザインの西川隆さんデザインの天井の絵も美しい。
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野菜ジュースコーナー。
「野菜高騰中 栄養を野菜ジュースで取りませんか!」とアピール。
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菓子売場の中通路柱回りに置かれたカラフルな子供用椅子。
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その正面にはテレビが置かれ、
子供番組が放映されている。
子供づれのお客にとって、
安心して買い物ができるよう設けられた。
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酒売場にはビール、清酒、焼酎に、
さらにサンシャイン開発ワインも並べられている。
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ワインの開発はサンシャインにとっても、
重要なテーマ資源だ。
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飲む果実!とスタッフの顔写真入りでリキュールを訴求。
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ゴンドラの横に置かれたリーチインケースでは、
ワイン、日本酒を冷蔵販売。
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レジの照明は冷凍食品コーナーと同じもの。
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レジのフレンドリーさは、サンシャインの特長。

店全体が息づいている。
それはすべての人々が、
嬉々として仕事しているからだ。

最後に一言。
サンシャインチェーンから広まった「コト販売」と「コトPOP」。
「モノからコトへ」とは、
サービス・マーケティングの基本。

マーケティングの権威フィリップ・コトラー先生いうところの、
「有形財」と「無形財」。
つまり形ある商品から形なき商品への転換。

コトラーは「企業が提供するもの」を4つに分ける。
(1)純粋な有形財
(2)サービスを伴った有形財
(3)付随的製品とサービスを伴う主要サービス
(4)純粋サービス

「コト販売」の「コト」とは、
ここでいう(2)サービスを伴った有形財のこと。
スーパーマーケットの品揃えに、
このサービスを伴った有形財が増えている。

いや、ヤオコーやクイーンズ伊勢丹や成城石井は、
サービスを伴った有形財のスーパーマーケットを目指している。
そしてサンシャインもこのカルディアで、
そんな店を創造しようとしたのだ。

ただし、こういった商品群は、
「技術的に高度で、複雑な製品ほど、
顧客サービスへの依存度が高まる」

これもコトラーの分析。

私はさらにこの方向は、
(3)の「付随的製品とサービスを伴う主要サービス」へと、
拡大されると考えている。

アメリカを見ていると、それがよく理解できる。
ホールフーズマーケットのオーガニックへの取り組み、
ウェグマンズのご当地グルメへの取り組みは、
まさにそれだ。

オーガニックやグルメとは、
商品を伴うサービス概念なのだ。

サミットも、ヨークベニマルも、ヤオコーも、
このトレンドを捉えている。

従って、「コトPOP」は、
そういった商品群にこそ必須のプレゼンテーション・ツールで、
それ以外の純粋な有形財には、むしろ無駄なものとなる。

このあたり「知識商人」独壇場の世界となる。

私は、まずサンシャイン社長の川崎博道さんが、
誰よりも知識商人なのだと思う。

そして川崎さんをはじめとする幹部・マネジャー諸君が、
知識商人への努力を怠らず、
さらにそれを全従業員に伝染させ続けているからこそ、
サンシャインの店づくりは、息づいているのだと思う。

素晴らしい店「サンシャイン・カルディア」に、
祝福と感謝の言葉を贈ろう。

では、今週も。
Everybody! Good Monday!


<結城義晴>

2011年01月30日(日曜日)

ジジとアジアカップ[2011日曜版vol5]

ジジです。
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そとは春に、
ちかづいています。
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それいがい、ニッポンには、
あまりいいことはなさそうなのに、
きのうの晩には、
すごいことがおこりました。

サッカーのアジアカップ。
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日本のチームが、
優勝。
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ユウキヨシハルのおとうさんも、
おおよろこびでした。
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試合がおわったとき、
フィールドいっぱいに、
喜びがひろがった。
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勝利をきめた瞬間のプレー。
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李選手のボレー・シュート。
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ボールが消えるくらい。
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ゴールのなかに、
ボールがすいこまれていきます。
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その一瞬、
時間がとまったかと、
おもいました。
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しずかでした。
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ホンダ選手も、
まんぞくそう。
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でも、主役はこの人でした。
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ザッケローニ監督。
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あまりよいことがなさそうだったのに、
すこしだけ、春がやってくるようです。
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もうすぐ2月です。
ボクもほんとうの春を、
まっています。

<『ジジの気分』(未刊)より>

2011年01月29日(土曜日)

高知2日目、イオン、サンシャイン、サニーマート、ナンコクスーパー、A★MAX、マルナカ、フジを「見る・聞く」

「そういうことに疎い」発言。

各紙一面コラムが、これでもかと皮肉る。

読売新聞『編集手帳』は、
結婚披露宴媒酌人の失言を上げる。
「くろうとはだし」を「シロウトハダカ」との言い間違い。
しかしこれは、ちょっとトンチンカンなアナロジー。

朝日新聞『天声人語』は「言霊」(ことだま)までもち出す始末。
「リーダーの覚悟から絞り出す言霊だけが、
深く響くだろう」

言霊とは一般に「言葉に宿ると信じられた霊的な力」のことで、
私は、現代の総理大臣や経営者、リーダーに、
「言霊」は必要ないと思う。
邪馬台国の卑弥呼ではないのだから。

日経新聞は、
「失言に、市場はほとんど反応しなかった」
とマーケットの状況を伝え、
「危機感なき安定が長続きする保証はない」と結ぶ。

まあ、菅政権も日本経済も、
安定からは程遠いから、
これもちょっとずれてはいないか。

リスクマネジメントの観点からすると、
「不用意な発言」こそ最も危険で、
取り返しのつかないものだが、
発言する者も、
発言をあげつらう者も、
「今、それどころじゃないぞ」

さて私は、忙しい。

今日は一日、立教キャンパス。
ビジネスデザイン研究科の最終審査会。
1月中旬までに書いた修士論文や調査研究レポートの、
最終プレゼンテーションと質疑応答。

結城ゼミ6人ともに、
しっかりと発表し、
しっかりと質問に応えた。

私は本当に誇りに思った。

昨年度も良かったが、
さらに今年は、良かった。

昨日は、高知で、これも一日、
店回り。

ブルーチップ㈱専務取締役の宮本洋一さんにご案内いただいて、
アメリカやヨーロッパでの視察行並みに店舗を駆けずり回った。

勉強になったし、研究にもなった。
認識を新たにした。

ドラッカー先生や上田惇生先生の
「ポストモダンの7つの作法」ではないが、
いちばん大切な心得は、
「見る、聞く」

宿泊したホテル日航高知の最上階から高知市内を望む。
太平洋にそそぐ河口に朝日が映える。
残念ながら、この日の天気は曇り空。
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高知滞在二日目に最初に訪れた店は、
サンシャインチェーン・ベルティス店。
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山本洋史店長が案内してくれた。
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この店も、生き生きとした店。
店長に問題意識を問うた。
「みんなをまとめることです」素晴らしい。

私は言った。
「勝利とは自ら勝ち取るものではない。
相手に恵んでもらうものだ」 

このベルティス店と道を挟んで向かい側には、
リージョナル・ショッピングセンターのイオンモール高知が位置する。
ジャスコ高知店を核店舗に、トイザらス、スポーツオーソリティ、
さらにユニクロ、MUJI、などのライトオンなどの専門店街、
3階にはシネマコンプレックスが入る。
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重要な点は、ジャスコの食品フロアと、
サンシャイン・ベルティスが、
道路一本隔てて対面しつつ競合していること。

誰が見ても、金曜日午前中の売場レベルは、
ベルティスに軍配が上がる。

サンシャインにも、イオンにも言いたいことはあるが、
それは控えよう。

ドラッカー先生流にいえば、両者公平に、
「見る」はしたが、「聞く」はしていないからだ。

その後、高知ナンバー1のローカルスーパーマーケットを連続訪問。
その名はサニーマート

同社ホームページによると、
平成19年9月期段階の売上高が435億円。
高知・香川・愛媛に直営20店のスーパーマーケットを展開。
関連企業はサニーグループ全23社で、
年商800億円を超える。

そのサニーマートあぞの店。

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さらに中型店のサニーマート御座店。
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この店はウェグマンズなどをしっかり学習して、非常に良い出来。

最後は、サニーマートのサニーアクシス南国店。
この店が最大売上げを誇る。
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私たちは、サンプルをたくさん買い込んで、
帰途に着いたが、買って帰りたい商品が満載された店舗。

次いで、ナンコクスーパー。
オール日本スーパーマーケット協会加盟の5店舗の会社。
そのナンコクスーパー下知店。
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そしてかつて一世を風靡したナンコクスーパー・パステ店。
現在も固定客を集めて、しっかりした売場づくり。
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ただし、私の「フォーマット論」からみると、
ややコンベンショナルな業態となっている。

そして㈱エースワンのA-MAX御座店。

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1979年(昭和54年)、1%クンの店が設立されて、
スーパーマーケットに参入。
現在、ACE ONEというスーパーマーケット8店舗、
北陸のプラントに学んだスーパーセンター業態A★MAX4店舗。

サニーマートやサンシャインの対極を行くディスカウント業態で、
ポジショニングをつくる。
さらにリージョナルチェーンが進出。
まず愛媛県の松山に本部をもつフジ。

フジグラン葛島店にあるグランヴェスタ店。
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営業収益3,025億円、店舗数95店の四国有数のチェーンストア。
愛媛県46店で、高知県にも8店。
他に香川県7店、徳島県5店、広島県19店、山口県10店で、
瀬戸内海を挟んだエリアに100店レベルの店舗網を持つ。
この店は、自社の各店舗によるネイバーフッドショッピングセンター。

もうひとつのリージョナルチェーンはマルナカ。
売上高2050億円、山陽マルナカなどグループを合わせると年商3561億円。
マルナカは主にスーパーマーケットの直営店131店舗を展開する。
その内訳は香川64店、徳島25店、そしてこの高知に16店。
さらに愛媛23店、兵庫3、 FC4店舗。

山陽マルナカは71店舗。

今年3月、ホールディングカンパニーのもと、
マルナカと山陽マルナカは統合される予定。

そのマルナカ南国店。
スーパーマーケットの食彩館と専門店の生活館で構成される。
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昨年秋のイオンとの業務提携で、四国・中国地方の話題をさらったが、
今回の高知の店舗にはイオンのプライベートブランド「トップバリュ」は、
一品も並んでいなかった。

さて昼食は地元のレストラン・ヘラで昼食。
よくばり定食をいただき、大満足。
鳥の唐揚げ、ハンバーグ、チャーハンが一皿で味わえる。
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私は現場第一主義を標榜している。
小売業・サービス業の場合、
現場はまず店になる。

そして現場とは、
そこに行ってみなければわからないことが多いところだ。

高知に関しては、ローカルチェーンの健闘が目立った。
それがサンシャインチェーンであり、
サニーマートである。

高知竜馬空港から30分かからない圏内に、
5店が競合している。
サンシャイン・カルディア、
サニーマート・アクシス南国、
ナンコクスーパー・パステ、
それにマルナカ南国店、
フジグラン葛島店。

全国でも有数の激戦地で、
それぞれにポジショニング競争が展開されている。

勉強には、うってつけのエリア。
このブログ、目を皿のようにして見ているどこかの専門誌、
クリニック特集でもいかが?

最後に、ずっと案内してくれた大西久司さんに感謝。
ブルーチップ㈱特販第三グループマネジャー。
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全国各地で、コーネル・ジャパンの卒業生、現役のみなさんにお世話になる。
商人舎アメリカ視察やセミナーに来て下さった商人舎ファミリーにも。
さらに今回のようにメーカー、卸売業、小売関連産業のみなさん。

本当にうれしい。

この感謝の気持ちを忘れずに、週末に。

<結城義晴>

2011年01月28日(金曜日)

高知サンシャインチェーンを訪問し、カルディア、ミサト、クラージュ視察、川崎博道社長と意気投合

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1月27日の富士の山。

人間にとっては異常気象。
しかし地球そのものにとっては、
長い長い時空の中の自然現象。

火山噴火と大寒波。

九州霧島山系の新燃岳が噴火。
鹿児島県と宮崎県の境目にある。

富士山が静岡と山梨の県境にあるのと同じ。

燃岳火口付近で火砕流が発生。
52年ぶりの爆発だが、
噴煙は最高約3000メートルも立ち上った。
しかしこれも噴煙量から見ると中規模な爆発的噴火。
「さらに大きな噴火が起きる可能性がある」

都城市など周辺都市は、
噴煙と火山灰で被害は大きい。

一方、この冬、三回目の大寒波が、
日本列島を覆う。

さらに、花粉は昨年の10倍の地域もあるという。
九州から関西、東海、関東など、
2月中旬のバレンタインデー辺りから、
花粉症の症状が出るとの予測。

長い長い歴史の中では、
こんなこともあっただろうが、
自然現象が科学的に説明され、
同時に人間が軟弱になって、
問題は表面化した。

さて私は昨日から、高知。

ANA563便で羽田を発って、
上空で水平飛行に移ると、
横浜の港やベイブリッジ、
みなとみらいなどが見えてきた。
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その後、今日のブログ巻頭の富士。

そして南アルプス連邦も、
雲の合間に美しく浮き上がる。
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高知到着後は、
㈱サンシャインチェーン本部の店舗を視察。
サンシャインは、スーパーマーケットのボランタリーチェーン。
高知県を中心に徳島県、愛媛県に店舗を配置する。

現在、チェーン加盟10社16店舗、
さらに直営店15店舗で、
都合31店。

いまや、サンシャインチェーンの店づくりは、
日本のスーパーマーケットのモデルのひとつとなった感がある。

もろもとは1962年(昭和37年)、
高知県主婦の店協同組合設立に遡る。

その後、1986年(昭和61年)、
㈱サンシャインチェーン本部に商号変更。

1999年(平成11年)、
「協同組合セルコチェーン」に加盟。

そして2003年(平成15年)10月、
サンシャイン・カルディアが改装オープン。

ここからサンシャインの快進撃が始まる。

2006年(平成18年)、川崎博道さんが社長に就任。

2007年(平成19年)、本部直営店のサンシャインリオ、オープン。
さらに2008年(平成20年)、サンシャインクラージュがオープン。

最新はサンシャインミサトで、この店は昨2010年に、
完全リニューアルオープン。

カルディア、リオ、クラージュ、ミサトなどは、
サンシャインの新しい「バナー」。

私たちはまず、
サンシャインの歴史を変えたカルディアを訪れた。
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店舗デザインは、㈱プログレスデザインの西川隆さん。
「高質スーパーマーケット」のコンセプトを掲げ、
クオリティ感のある店づくり、売場づくりを展開する。
(詳細な店舗紹介は来週月曜日の予定)
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このコーナーは「ライブ販売」と称して、
実演をしたり、顧客とのコミュニケーションをとったり。

アメリカのクローガーやセーフウェイの旧タイプを、
「コンベンショナル型」と呼んだり、
「メインストリーム」といったりする。

しかしこのタイプは、
原則的でオーソドックスではあっても、
現代的なライフスタイルには対応できないし、
現代的な魅力に欠ける。

そこに登場したのが、ウェグマンズやホールフーズ。
新しい独自のポジショニングを確立したのだ。

日本の高知においてそれを達成したのが、
サンシャイン。

地元のリーダー企業サニーマートと長らく切磋琢磨し、
東京のクイーンズ伊勢丹に学び、
そこに自らの考え方を込めた。

そのうえで高知の中の上から上の下辺りのマーケットをコアに、
客層を広げて、見事にポジショニングを築いた。

それがカルディアから始まった一連のイノベーション。
店長の芝秀高さん。
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次に最新のサンシャイン・ミサト。
昨年10月1日に全面改装し、
まったく新しいタイプに蘇った。
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青果部門と鮮魚部門がとりわけ強くて、
この2部門に牽引されて、店全体に活気が満ち溢れている。20110128092533.jpg

店長の宮地さんが丁寧に案内してくれた。
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最後に訪れたのが、
2008年オープンのサンシャイン・クラージュ。
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そのつど、最新の考え方が店づくり、売場づくりに盛り込まれる。
だからサンシャインのイノベーションを追うには、
開店順、改装順に、訪れて、
顧客になってみるのがいい。

しかしボランタリーチェーンと言っても、
一定レベル以上の標準化がなされ、
そのうえで店舗ごとの独自性が発揮されている。
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視察後は、サンシャインチェーン本部へ。
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本部では、2月にアメリカ視察にご一緒する皆さんと打ち合わせ。

私の隣は、川崎博道社長(左)。
今回のコーディネートをしてくれたブルーチップ㈱専務の宮本洋一さん、
後ろは左から、常務の新井明さん、
生鮮部統括部長兼惣菜部長の桑名俊二さん、
そして、営業本部長の野町一志さん。
野町さんは、
新日本スーパーマーケット協会が表彰する日本店長大賞の第二回受賞者。
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その後、会食までのわずかな空き時間をぬって、
桂浜に車を飛ばす。
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坂本竜馬像の前で宮本さんと記念撮影。
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竜馬像は、考えていた以上に巨大で、
太平洋を望むその姿に、打たれた。
桂浜は夕景で美しかった。
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私が桂浜を訪れたのは大学生の頃以来だから、
40年近く前になる。

駆け足で散策したら、冬の陽は沈むばかり。20110128071603.jpg

再び、サンシャインチェーンの皆さんと合流し、
高知の美味しい酒肴をいただく。

川崎社長とは、アメリカやヨーロッパの話、
店づくりやスーパーマーケット経営の考え方、
さらにゴルフ、愛読書、生き方などなど、
大いに盛り上がった。
そしてすっかり酔った。
でもいい気分。
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サンシャインのイノベーションの源がどこにあるかを突き止めて、
私は満足だった。

ありがとうございました。

明日もまた店回りが続く。

これが何より楽しい。

<結城義晴>

2011年01月27日(木曜日)

「CM天気図」1000回記念と「鳥インフル止まらず」「原料高、価格転嫁」とPCSA賀詞交歓会

天野祐吉さんのコラム
『CM天気図』1000回記念。

昨日の朝日新聞「オピニオン」欄。

雑誌『広告批評』の元編集長で、
広告の世界から消費や社会を見続けてきた。

1990年に連載を始めたコラムが1000回。
凄いことです。

自己宣伝や自己主張ばかり、
あるいは自慢だらけのコラムやブログが多いが、
透徹した観察と淡々とした描写は、
社会的に鋭く意味を持つ。

以って自戒としたいし、
見習いたい。

その1000回目の長めのオピニオン。
天野さんが好きなCMは、
日清カップヌードルの「ハングリー?」シリーズ、
JR東海の「そうだ 京都、行こう」シリーズ、
BOSSの「宇宙人ジョーンズ氏」シリーズ、
そしてソフトバンク「白戸家」シリーズ。

納得し、賛同。

その天野さんの観察。
「いまの経済モデルは、もう賞味期限どころか、
消費期限まで切れかかっている」

だから天野祐吉はさらりと言い切る。
「経済の成長よりも
生活の質を第一に考えるようなモデル
に、
大きく転換しなければならないところまできている」

「と言っても、それはゼロから始まる作業ではない」
ピーター・ドラッカー先生の言う「すでに起こった未来」。

「いままでの優れた広告(もの)の中に、
その断片はいくつも現れている。

それをどうふくらませていくか」

それがこれからの人たちの仕事。

さて、鳥インフルエンザと値上げモード。
朝日新聞は一面トップで、
「鳥インフル止まらない」

宮崎、鹿児島につづき、愛知でも。
ブルーチップ㈱専務の宮本洋一さんのお招きで、
「鶴の里」鹿児島県出水市を訪れたのは、
ちょうど2年前の1月。

その出水市にも鳥インフルが蔓延。
現地の人たちはたいへんだと思う。

これで鶏肉の値上がりが進む。

一方、日経新聞は3面「総合欄」で、
「原料高、一部で価格転嫁」

食品・日用雑貨のメーカー主要46社に聞き取り調査。
聞き取り調査できるところが、日経の実力。

そこから得られた回答。
「値上げする」企業が2割。
「据え置く」企業は7割。
「値下げ」企業はゼロ。

8割の企業は「業績を圧迫」

46社の中で44社が「コスト削減に取り組む」

値上げと経費削減の季節。
心してかからねば。

さて昨日は、忙しかった。
朝から東京・芝のカスタマー・コミュニケーションズ㈱。
毎月恒例の取締役会。

その後、午後一で神田の出版社㈱イースト・プレスへ。
「ドラッカー本」の打ち合わせ。

さらに市ヶ谷のUIゼンセン同盟本部へ。
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来週の「産業政策フォーラム」での講演の打ち合わせ。

最後は永田町へ。
パチンコチェーンストア協会新年賀詞交歓・懇親会。
ズラリ、民主党、自民党、公明党まで国会議員参集。

㈱ダイナム・ホールディングス社長の佐藤洋治さんのご挨拶。
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メッセージの最後は「団塊の世代を尊重しよう」

さらにモンゴルからの経済界重鎮のみなさん。
対日親交団。
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政治家連のあとで、ご指名により私もご挨拶。
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「安全安心、環境問題などは極めて大切なテーマだが、
どうしても規制の対象になってしまう。
これらビジネスの大前提として確立し、
喜び、楽しさの提供こそ目指すもの」
堺屋太一さんの持論をご披露しつつ、
最近の私のメッセージを発信。

そして懇親。
まず夢コーポレーション㈱社長の加藤英則協会代表理事。20110127071558.jpg

㈱ニラク取締役会長の谷口晶貴さん。
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㈱ダイナム社長の佐藤公平さん。
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㈱TRY&TRUST社長の山田孝志さんと、
ニラク常勤監査役の原和行さん。
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夢コーポレーション会長の松田泰秀さん。
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そして中島基之協会専務理事。
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1月も、もう終わりに近づいた。
新年の懇親会はこれで打ち止め。

いよいよ、2011年度本番に突入する。
今年1年間の商人舎標語、
「知識商人を極める」

その手始めに、
ドラッカー本に本腰を入れる。

<結城義晴>

2011年01月26日(水曜日)

日本チェーンストア協会、フードサービス協会、スーパーマーケット協会の2010年と12月の実績

やりました。
サッカー・アジアカップ。
予言したとおり、今週は、
「フットボール・アジアカップ・ウィーク」になりそう。
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準決勝の日韓戦は、
延長を戦って、2対2の同点。

ペナルティキック戦で、
日本が辛勝。
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ゴールキーパーの川島永嗣がヒーローで、
韓国のペナルティキックを2本連続で防ぎ、勝ち切った。

本田圭佑が存在感を示し、
終始、局面をリード。
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ザッケローニ新監督は、
「何か(運)をもっている」と評されつつ、
チームは決勝に進んだ。
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テレビ朝日系の平均視聴率は35.1%、
さらに瞬間最高視聴率は40.6%。

かくて今週は、日本中が、
アジアカップ一色となる。

店もアジアカップ応援団で、
盛り上がるし、
決勝の土曜日夜は、
1億総テレビ観戦族化。

それへの対応は、
消費産業の役目となる。

さて、昨日の午前中は、
スーパーマーケット統計調査1月記者発表会が
日本橋の日本スーパーマーケット協会で行われた。

その前に、すでに、
2団体から2010年の実績が発表されている。
日本チェーンストア協会から総合スーパーを中心にした動向、
日本フードサービス協会から外食産業の実績。

2010年の年間のチェーンストアの販売概況。
62社7925店舗の総販売額は約12兆3556億円、
これは比較可能な前年比数値でマイナス2.6%。
総合スーパーを中心にした数値は、
私たちがイメージしているほど、大きく落ち込んでいない。
ここが重要なところ。

12月の総販売額は前年同月比マイナス1.6%で、
前年割れは、とうとう25カ月連続となった。
部門別にみると、
食料品マイナス1.0%、
衣料品がひどくて、マイナス9.8%、
住関連品はマイナス0.8%、
サービス、マイナス4.6%、
「その他」だけ伸びて、プラス5.3%。

何でもそうだが、
これまでの主力部門の一方が大きくダウンし、
一方は少しの減り幅。
そしてその他という小さな部分が伸びている。

これをどう考えるか。
ドラッカー先生ではないが、
「すでに起こった未来」がここにある。
「予期せぬこと」がここにある。

一方、2010年外食産業市場動向調査。
年間の全店売上高は、
対前年比プラス0.5%。

客単価マイナス2.1%だが、
客数プラス2.6%。

年間売上高は2年ぶりに前年をクリアした。

業態別にはファーストフードがプラス2.1%、
ファミリーレストランはマイナス0.7%、
パブ・居酒屋もマイナス2.8%、
ディナーレストランもマイナス1.3%。

12月の成績も、全店売上高でプラス1.9%。
これは6カ月連続の前年比クリア。

内食の水先案内人「外食」は、
昨年の第2四半期4・5・6月期にマイナス1.4%だったが、
第1、第3、第4四半期は前年度を超えて、
昨年通しでは回復基調。

スーパーマーケット3団体は、
昨年4月から統計発表し始めたので、
2010年度の総売上高は出せない。
だから、日本スーパーマーケット協会の大塚明専務理事から、
12月の結果が発表された。
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「12月の実績は、一年の成績評価である。
古い表現だが、“通信簿”のようなもの」

これは会長の川野幸夫さんの口癖。

その通信簿の評価は以下のようになった。
総売上高 8838億2196万円(昨対101.2%
食品合計 7482億2059万円(101.9%)
生鮮3部門 2827億1213万円(102.9%)
青果  1041億4307万円(108.2%)
水産  890億1976万円(98.8%)
畜産  895億4929万円(101.3%)
惣菜  768億5933万円(102.9%)
一般食品 3886億4913万円(101.0%)
非食品合計 1356億0137万円(97.8%)

「不況感が漂う年ほど、
際モノが売れると言われている。
つまり、年末年始のものがよく売れる」

今年の年末年始はその通りになったようだ。
暖かかった12月前半戦は不調だったが、
クリスマス以降はよく売れた。
特に年末29日~31日は、
取りこぼしが出るくらい好調だった。

「お節などのご馳走商材の予約販売が好調だった。
節約疲れにご褒美的な風が吹いた」

もちろん企業間での明暗は分かれたが、
全体でみたら、利益貢献ができた12月だったようだ。

続いて、㈱ライフコーポレーション並木利昭常務取締役。20110126120235.jpg

2008年に最高収益をあげたライフコーポレーション。
しかし、「リーマンショック」という外部環境には勝てず、
2009年は6年ぶりに減益となってしまった。
そのため、昨年2010年は「耐える年」となった。

第1四半期は減益の後遺症により、売上高昨対95.4%。
第2四半期になると、猛暑特需やワールドカップ効果もあり、100.4%。
上昇気流に乗り始めた。
第3四半期もたばこ値上げや相場高の影響もあって、
100.3%とよかった。

第4四半期に突入した12月は、
売上昨対100.4%で、客単価も昨対100.5%(既存店)だった。
前半は暖かかった影響で、冬物衣料は売れず、
「おすすめ鍋30選」という企画も苦戦した。
後半にかけて寒くなったことで、防寒・発熱衣料が売れた。
クリスマス以降は連日目標超えで、数字を残すことができた。

そして1月も予想していた以上に良い数字がでている。
雨が降らず、寒さが厳しいため、
冬物衣料は昨対110%だった。
反面、例年ならもう動き出している春物衣料はいまいち。

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最後に、2011年度について。
2011年のライフは「積極策」でいく。

約12店舗の出店を予定しており、
いずれの店舗も流行のフォーマットや規模を追求せず、
きちっとしたスーパーマーケットの売場を作る。

「400~600坪くらいのスーパーマーケットを
愚直に守っていきたい」

そして、創業50周年を迎えるにあたり、
メーカーとタイアップして、
約800品目の「50周年記念商品」を企画している。
さらにライフコーポレーション初の
プライベート・ブランド18品目を、
来月26日から投入する。

「今話題のアジアカップではないが、
当社が決勝に進出できるかの正念場である。
社会に貢献できる企業となり、
全従業員で、全力疾走する」

ライフコーポレーション、
昨年は選挙があったが、
今年はない。

「本業に全力」の意気込みがうかがえる。

さてさて夕方からは、
財団法人有機質資源再生センターの賀詞交歓会。
場所は、東京駅丸の内にある日本工業倶楽部会館。
大正9年につくられた本格的なセセッション様式の建物で、
堅牢にして雅び。
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同財団は、2000年に発足。
2002年には食品循環資源リサイクル諸事業に着手。
そして、2007年からは、
㈱エコス会長の平富郎さんが理事長を務める。

その平理事長のごあいさつで、17時から交歓会は始まった。
<クラシカルな大ホールでの撮影写真はすべてセピア色でお届けします>
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「食品リサイクル、有機質資源の利活用は、実際に体験することが必要。
そういった機会を増やす活動を行っていく」

所管庁の農林水産省からは、
総合食料局食品産業企画課食品環境対策室長の矢花渉史さんが出席。
平理事長同様に、
「食卓の先にあるもの、
スーパーマーケットのバックヤードにおける取り組みなどを、
ぜひ消費者に公開し、啓蒙してほしい」
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環境省からは、
廃棄物・リサイクル対策部リサイクル推進室長の森下哲さん。
「昨2010年は『循環型社会形成推進基準法』施行から10年を迎えた。
環境省は、2050年までに、低炭素、循環型、生物の多様性といった
3つの方向性を掲げた社会をめざしている」
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そして消費科学連合会の大木美智子会長。
「低炭素社会の実現のために、
ゴミを減らし、分別する活動が大切」
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福島大学教授で、財団の副理事長を務める稲森悠平さん。
「日本の土壌は劣化している。農業の発展はのためにも、
農水と経済産業省の連携が大切になっている」
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評議員を務める㈱菱食会長の後藤雅治さんの乾杯の音頭で、
懇親。
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さっそく、平さんにごあいさつ。
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商人舎ファミリーの㈱エコス平邦雄社長と固い握手。
いつも支援しています。
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㈱与野フードセンター社長の井原實さん。
財団の評議員を務められて、平理事長を支えるお一人。
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このブログの熱心なご愛読者でもある後藤さん。
いつも本当にありがとうございます。
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㈱エコス取締役経営企画室部長兼情報システム管掌の三吉敏郎とは、
昨年秋、パネルディスカッションでご一緒した。
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財団の前事務局長の中川武史さんは、
現在、財団法人実験動物中央研究所でシニアストラテジックプランナー。
ひげを生やし、容貌は一変しているが、活躍の様子。
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最後に、事務局の河野綾子さん。
名司会ぶりだった。お疲れさま。
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「鳥の目」で全体をみると、
少しずつすこしずつ、
よい方向に来ている。

サッカーはもとより、
外食も内食も、
環境問題も安全・安心問題も。

春に向かっていることは、確かだ。

<結城義晴>

2011年01月25日(火曜日)

フォーチュン誌2011年『働きたい企業ランキング100』発表!ウェグマンズ3位、ナゲット8位!小売サービス業15社入選

通常国会での菅直人首相答弁。
話し方に力は入っているが、
やろうとする内容に説得力が足りない。

何をやるのか。
どうやるのか。

いくら力こぶを入れても、
伝わりにくい。

ベンジャミン・ブルームの「期待理論」には、
方程式がある。
「モチベーション
=インセンティブの魅力度×達成期待度」

魅力度と達成期待度が掛け算であることが鍵。

国民にモチベーションをもってもらうのが、
一国の首相の役目。
社員のモチベーションを上げるのが、
社長の役目。

リーダーの役目は、
モチベーションに集約される。

さて、発表されました。
2011年の「働きたい企業ランキング」。
米国『FORTUNE』誌の調査、
“100 Best Companies to Work For 2011”
トップ10は以下。

1位 SAS 雇用拡大率 3% 雇用者数 5,629
昨年に続き、トップ。
統計分析のソフトウェア会社。

2位 Boston Consulting Group 2% 1,713
コンサルティング・カンパニーとして有名。

3位 Wegmans Food Markets 6% 39,255
今年もトップ3に入りました。
我らの「ウェグマンズ」。
ブラボー!

今年、10月の商人舎スぺシャル・コースは、
ウェグマンズを中心に訪れる。
だからワシントン⇒ニューヨークのルートを入れた。
林廣美先生のマーチャンダイジング・コースと合流し、
その上、特別ゲストも講師として参加の予定。
凄いことになってきました。

そしてランキングは、4位 Google データなし
マイクロソフト⇒グーグル⇒フェイス・ブックと、
主役は移る。

5位以下は、
5位 NetApp 9% 5,455
6位 Zappos.com 37% 1,843
7位 Camden Property Trust 0% 1,719

そしてこれも我らがナゲット。
8位 Nugget Market -2% 1,240
今年の2月末から、私たちは、
ナゲット・マーケットを徹底的に見る。

9位 Recreational Equipment (REI) -1% 9,380
小売業がベスト10に3社。
21世紀は商業・サービス業の時代であることは間違いない。

10位 DreamWorks Animation SKG 10% 1,994

トップ10に小売業が3社。
ウェグマンズは昨年と同じく3位。
ナゲット・マーケットが5位から8位となったものの、
9位にアウトドア用品店のREIが入ってきた。

あらためて100位までのランキングをみると、
小売業・フードサービス業のランクインは、
昨年の12社から15社に増えた。
18位 Stew Leonard’s -7% 1,991
21位 Container Store 
-3% 3,338
24位 Whole Foods Market 
3% 52,915
34位 QuikTrip 
5% 10,936
48位 Build-A-Bear Workshop 
5% 10,936
53位 Four Seasons Hotels 
データなし 11,729
67位 Publix Super Markets 
-1% 141,217
74位 Nordstrom 
19% 49,447
87位 Men’s Wearhouse 
-1% 14,548
94位 Aéropostale 
7% 16,589
97位 Darden Restaurants 
21% 167,537
98位 Starbucks 
-5% 103,425

この中でスチュー・レオナードが、
昨年の64位から18位へ大躍進。
パブリックスも86位から67位へ順位を上げた。

離職率をみると、ウェグマンズとパブリックスは3%。
今まで従業員を解雇したことがない会社は、
ウェグマンズ、ナゲット、スチュー、パブリックス。
そして鍵を握る女性雇用率。
ウェグマンズ53%、
パブリックス49%、
ナゲット・マーケット45%、
ホールフーズとスチューレオナード44%。

1998年のこのランキング開始以来、
毎年ランクインしている企業は、
ウェグマンズ、ホールフーズ、パブリックスの3社。

いかがだろう。

この調査は、フォーチュン誌が400社の企業に協力を得て、
10万人の働く人々にアンケートをとる。
それを毎年、指標化してランク付けをする。

日本の大学生の就活先ランキングとは、
リアリティが違う。

女性雇用率もこのランキングには、
大きく影響を与える。

だからスーパーマーケットや小売業、
フードサービス業がランクインしてくる。
私にとっては、毎年、
このランキングの発表が、
年の初めのようなもの。

日本国の通常国会のようなもの。

うれしい。

だから今年も私は、アメリカ詣でをする。
もちろんヨ―ロッパも、中国も、
場合によっては南米も、アジアも。

アメリカの第1陣は2月終わりから3月初め。
サンフランシスコ・サクラメントに居座る。

第2回は、商人舎ベーシック・コース
これは公募。
もう参加メンバーの半分は埋まっている。
だからバス2台に拡張。
早めのお申し込みを。

第3回は、MDD会のラスベガス・サンフランシスコ編

第4回は、コーネル・ジャパンの卒業旅行。
ニューヨーク州イサカとマンハッタン。

そして第5回が、重箱スタイル。
商人舎スペシャル&マーチャンダイジング編。

スペシャルはテキサス・ワシントン・ニューヨーク、
マーチャンダイジングがロス・ワシントン・ニューヨーク。
こちらもバス2台。

ホーム・ファッション・チェーンの㈱ニトリ。
社長は似鳥昭雄さん。
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「おねだんいじょう♪ ニトリ♪」
このコマーシャルは今や、
「お口の恋人! ロッテ」につぐポピュラーさ。

その似鳥さんは、
年間に800人も社員をアメリカに送る。

先週の朝日新聞の囲み記事。
1人100ドルずつ、
値札を見ずに買い物させて、
アメリカの生活の豊かさ、楽しさを実感させる。

故渥美俊一先生が必ず実感させた手法を、
似鳥社長自ら指導し、実体験させる。

それがあのニトリの組織イノベーションの原動力となる。

見て、聞いて、体験する。
渥美先生がそうだったように、
写真をとって記念を残す必要はない。
記録には残すが。
家族旅行でもない。
あくまでも、
厳しい仕事の場である。

体で、肌で、目で、耳で、心で、
体験する。
学習する。
調査する。
アメリカは特別のところではない。
仕事する場である。

それを経験豊富な講師陣が、
「鳥の目、魚の目、虫の目」で解説する。

私たち商人舎は、この面では、
まったく似鳥さんと同じ考え方。
そんなアメリカ研修を展開する。

なによりも、働きたい企業を訪れる。
その2011年版が発表された。

ウェグマンズもナゲットマーケットも、
スチュー・レオナードも、
今年も高い評価を受けた。
ありがとう。
感謝しつつ、2011年、
本番に向かう。

<結城義晴>

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