「72歳の革命家」【第3回】結城義晴の述懐
横山清さんは、
ジャーナリストとしての結城義晴に、
「クリティカル・マス」というテーマ資源を与えてくださった、
私の恩人だ。
話をしているといつも、
その「人間力」のようなものに圧倒されてしまう。
人間としての器は、
北海道からはみ出てしまうほどに大きな横山さんが、
北海道で小売商売をやっているものだから、
「クリティカル・マス」が見えてしまったのに違いない。
それを私は、
「範囲の経済」と「コモディティ概念」に結びつけて、
商業マーケティングの理論構築に腐心している。
たぶん私のライフワークのひとつになると感じている。
それほど私は、横山さんに恩を受けた。
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