結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2015年04月16日(木曜日)

「コトシもワタシも特別なものじゃない!」と「ディテールの追求」

商人舎magazineには、
主に三つのブロックがある。

第1がmonthly商人舎で、
これは紙の月刊『商人舎』のweb版。

第2がweekly商人舎で、
日替わり連載と週刊特別企画がある。

そして第3がdaily商人舎で、
これは日刊のニュース解説。

今日、第2のweekly商人舎に、
スペシャル・レポートが掲載された。
ウォルマートUS
「6つの原理と8つの改善策」
greg-foran
ウォルマートUSのCEOグレッグ・フォーランの、
厳しい現状分析とそれを乗り切る改善政策。

この中で、日本流の「見切り」と、
ID-POSデータ活用を示唆する言質がある。

ウォルマートも大きく変わろうとしている。

今日のdaily商人舎は、
日本マクドナルド今期380億円の赤字予想と
「ビジネスリカバリープラン」

世界のウォルマートも、
日本のマクドナルドも苦労している。

さて、『ほぼ日刊イトイ新聞』。
糸井重里の巻頭言。

「春って、こんなに雨が続くんだっけ」

そして述懐。
「毎年、毎年、ぼくらは、
『こんな天候はめずらしいね』と言いあう。
そして、そういう話は
とても受けがいいものだから、
テレビのなかからも、
戦後2番目のどうのこうの、
150年に一度のなにやら
というような資料を持ち出して、
今年はなんだか
とんでもなくめずらしい年だと言う」

しかし、ここからが糸井。

「たぶん、そんなことは、
人が生きているところで、
ずっと続けられてきたことだ」

「今年の天候はめずらしい、
と言いたがることは、
『ワタシが観に来ると敗ける』と
言うのと似ている」

そのとおり。

「コトシもワタシも、
そんなに特別なものじゃない」

「じぶんや、じぶんの生きている時代や、
じぶんの周囲の環境が
特別なものであると、
どうしても人は思いたがるように
できているらしい」

いるよなあ。
そういうやつ。

以て自戒とすべし、だけれど。

「なんでだろうなぁ、
そのほうが、その、
『ちょっと励みになるから』
かもしれないな」

「『特別のなにか』って、
つまりは彩りや励みなんだよねー」

「差別化」などという作戦も、
彩りや励みみたいなもんなのである。

しかし人間そのもの、
企業そのものの存在は、
ずっと続けられてきて、
ずっと続いていく。

これを「ゴーイング・コンサーン」という。

それこそが、貴重で、
尊重されるべきものだ。

「コトシもワタシも、
そんなに特別なものじゃない!」
そのとおり。

日経新聞のスポーツ欄。
「ハリルホジッチ監督に聞く
サッカー・ジャパン監督。
ご存知のピンチヒッター。

しかし、なかなか、いい。

繰り返す言葉は、
「ディテール(細部)の追求」

ウォルマート創業者サム・ウォルトンの言葉。
「Retail is Detail」に酷似している。

「日本がワールドカップで
8強、4強に残る可能性はある。
人生で一度かもしれないが
勇気をもって挑戦しよう」

日本のチームについて。
「技術は悪くない。
スピードもあるがプレーが遅い。
なぜかというと
足元にパスを要求してしまうから。
相手の背後へスプリントする選手が
本当に少ない」

「そういうディテールが100個くらいある」

さらに、重要なこと。
「世界で何が起きているかを見てほしい。
現代サッカーに適応しなくてはいけない」
これもリテールに当てはまる。

日本の課題は、
失点時にうつむく精神面の弱さ。

「難しいができなければ試合に負けるだけだ。
そうしたディテールを高度に要求する」

「負けを受け入れた瞬間に
私は辞める。
勝つほどにまた勝ちたくなる。
それが私の哲学」。

「2週間前にもビッグクラブから
オファーが来たが断った。
今は私の百パーセント以上を
日本にささげている」

イビチャ・オシム以来、久しぶりに、
言葉と理論と意志を持った指導者だ。

大いに期待したい。

さて今日は、午後から、
水道橋の東京ドームへ。
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読売巨人軍のフランチャイズ球場。

その隣のショッピングセンターに、
成城石井東京ドームラクーア店がある。
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店の取材と店長インタビュー。

実にいい店長で、
いいインタビューだった。

その高橋琢磨店長と、
広報担当の前川康子さん。
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いいインタビューだったことは、
この写真が示している。
詳細は月刊『商人舎』5月号と、
monthly商人舎5月号に掲載。

高橋さんは学生時代から、
小売業志望で、
私が編集長や編集統括をやっていた頃の
月刊『食品商業』の読者だった。

うれしい話だ。

高橋店長は、
100%以上を店にささげている。

素晴らしい。

〈結城義晴〉

2015年04月15日(水曜日)

今年度の改装投資&店齢若返り戦略と「阪急オアシス千里山店」

日経新聞一面トップ記事。
「スーパー改装に軸足」

同紙がまとめた大手10社の改装投資額は、
前年比3割増の約3800億円。

その10社は、
イオン、イトーヨーカ堂、ユニー、
イズミ、平和堂、フジ。
それからユナイテッド・スーパーマーケット、
ライフコーポレーション、ヨークベニマル、アークス。
前者が総合スーパー、
後者がスーパーマーケット。

とは言っても、
イズミ、平和堂、フジは、
スーパーマーケットも盛んに作っている。

まずイオンは2015年度の国内設備投資が、
1600億円の計画。
既存店舗の改装投資が中心。
その比率は前年度比6割増。

純粋持株会社イオンの子会社で、
総合スーパーを展開するのがイオンリテール。
同社は今年度、60店前後を改装。
これは前年度比2倍。

このイオンの国内投資額は、
トヨタ自動車の約1800億円、
日立製作所の推定2000億円強に匹敵する。

一方、セブン&アイ・ホールディングスの、
総合スーパーはイトーヨーカ堂。
「新規の出店を抑制し、
投資の多くを既存店改装に回す」

同社の今年度設備投資は611億円。
前年より5割増。
80店舗で売場を見直す。
昨年度24店だったから約3倍増。

この2社にユニーを加えた3社は、
総額2600億円の投資額。
これは前年度比5割増。

ライフコーポレーションも、
15年度は過去最大の73億円の改装投資。
特に近畿圏の店舗の見直しを進める。

そのライフは今日、
セントラルスクエア森ノ宮店が、
グランドオープン。
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セントラルスクエアのフォーマットは、4店目。

3318㎡のワンフロア。
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最近のライフらしい、洗練された売場作り。
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私も昨日から大阪にいたので、
夕方、訪れた。

ワインとチーズの売場。
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エディオンとのコラボレーション。
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詳細は商人舎magazineで紹介する。
weekly商人舎。

ご期待いただきたい。

今日はもう一つ、
3月11日にオープンしたばかりの、
ライフ清水谷店にも、
足を伸ばした。
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1985㎡の2フロア。

1階が生鮮食品と惣菜デリなど。
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2階にグロサリー、冷凍食品、
リカーショップとドラッグストア。
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フード&ドラッグのスーパーマーケットとして、
2層店舗を上手くこなしている。

年商20億円の目標。

ライフはこういった新店開発とともに、
過去最多の改装を実施する。

さて今日の大阪滞在の主目的は、
阪食のトップインタビュー。

朝一番で、阪急オアシス千里山店。
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阪急電鉄千里山駅前の店で、
阪食にとって最も得意の立地。

店の前で、
代表取締役会長の千野和利さんと、
取締役専務執行役員の松元努さんが、
出迎えてくれた。
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私は握手して、言った。
「おめでとうございます」

新店オープンはめでたい。

千野さんとともに店内に。
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素晴らしい。

取締執行役員の志水孝行さんから、
実に丁寧に説明を受けつつ、取材。
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息を呑むような売場。
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マグロの解体ショーをやっていた。
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千野会長の持論「ライブ感」。

そしてホスピタリティ。
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お客さんたちは、
心から喜んで買物していた。
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ワンフロア900㎡の小型店ながら、
それを全く感じさせず、
阪食の高質食品専門館のコンセプトを、
十二分に表現している。

店長の竹田綾さんを囲んで、
千野さん、志水さんと写真。
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阪食には7人の女性店長がいる。
竹田さんはそのリーダー。

素晴らしい。

店舗取材が終わると、
3階の会議室で昼食。
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志水さんが選んでくれた、
より優りの意欲的な惣菜、寿司。

舌鼓を打ちつつ、
全部いただいた。

美味でした。
ありがとう。

その後、千野さん、松元さん、志水さんに、
丁寧な説明を受け、インタビュー。
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その深くて濃い内容は、
千里山店とともに、
月刊『商人舎』5月号で掲載。

これは必読の特集です。

阪食は今年、
新店が7店。
改装が20店。

日経新聞の大手チェーンと、
同等以上の店舗投資をする。

今年、店舗に投資して、
全店の平均店齢を、
若返らせることができない企業は、
将来が危うい。

この3年で勝負はつく。

千野和利さんと結城義晴、
見解が一致した。

思い起こせば2011年の2月26日。
商人舎企画の、
「USAスーパーマーケット特別視察研修」
クローズド企画で、
4社のトップ・幹部が参加したが、
このとき千野さん、松元さん、志水さんと、
ご一緒した。

その時の成田空港の千野さん。
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㈱サンシャインチェーン本部社長の川崎博道さん。
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㈱エブリイ社長の岡崎雅廣さん。
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㈱ハローデイ社長の加治敬通さん。
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この1週間の研修会には、
4社の幹部が勢ぞろいして、
学習し、視察し、議論し、
志をひとつにした。

その後、4社は連携を強めて、
実にユニークなクォリティ&サービスの、
スーパーマーケットを開発し続けている。

私自身も、この時、
クォリティ&サービス型を、
研究し、結論を得た。

そして今日は、
千里山店で千野さんの話を聞きながら、
4年前のことを思い出していた。

1カ月も経たないうちに東日本を、
あの地震と津波が襲うとは、
夢にも思わなかった。

しかし、4年間。
阪食はさらに進化した。

そのことを今日の取材とインタビューは、
如実に物語っていた。

〈結城義晴〉

2015年04月14日(火曜日)

Herstory日野佳恵子さんと万代・加藤徹さんとのHistory考

菜種梅雨。
毎日書いている。

雨は降ったが、
今日はうれしいことが重なった。

まず、午前中。
横浜商人舎オフィスに来客。
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日野佳恵子さんと川勝利一さん。
日野さんは㈱ハー・ストーリィ代表取締役。
川勝さんは商人舎エグゼクティブコーディネーター。

川勝さんのご紹介で、
日野さんに会った。

社名はHerstory Co.,Ltd。
名は体を表す。
これがいい。

History=歴史。
His Story。
「男の物語、つまり歴史」。

Herstoryは、
それを覆す「女の物語、女の人生」。

「Historyとおんなじ数のHerstoryがある」
〈結城義晴〉

その視点から、
マーケティング・コンサルティングを展開する。

月刊『商人舎』は、
どちらかというとHistory系。

ちょいと、反省!

だからHerstoryと、
コラボレーションさせてもらおう。

それが両サイドから、
人類の歴史を検証することとなり、
人類の暮らしを描き出すことになり、
そしてマーケティングを進化させることになる。

よろしく。

その後、すぐに新横浜から、
新幹線のぞみに乗って、
大阪へ。

残念ながら菜種梅雨のため、
富士山は拝めず。

東大阪の㈱万代本部へ。
加藤徹代表取締役社長と懇談。
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㈱セブン&アイ・ホールディングスとの、
資本提携を視野に入れた業務提携。

日本商業のHistoryの歯車がひとつ、
カチッと回った。

とりわけスーパーマーケット産業は、
衝撃的な新時代を迎えた。

万代の2015年3月期は、
過去最高営業収益。
そして過去最高営業利益・経常利益。

その万代とセブン&アイのヨークベニマルが、
東西日本のスーパーマーケットとして、
協力しつつ、切磋琢磨する。

1時間ほど意見交換して、
生野区の料亭久恵へ。
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まさに「春」という懐石料理を堪能。
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加藤さんと固い握手。
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日本一買い物に行きたい店、
日本一働きたい会社。
必ず実現して欲しい。

今日はヨークベニマル大高善興会長も、
万代の店舗視察に訪れ、
私も大高さんと握手。

新しい時代は、
強い企業同士のコラボレーションを、
すんなりと生み出す。

さて、日経新聞夕刊、
『ウォール街ラウンドアップ』
ニューヨークから山下晃特派員が報告。
「ようやく春の訪れを感じさせるニューヨーク。
予報によると今週はセ氏20度付近の
過ごしやすい日々が続きそうだ。
振り返ると2014年度の冬は
歴史的な寒さだった」

「特に2月は全米で気温が下がり、
長期の平均気温を下回った州は
全米の6割に当たる30近くと
79年以降で最も多い」
この文章は、
書き手が寒さに悴(かじか)んだためか、
長くて、歯切れが悪い。

私も今年1月、2月に、
その歴史的な寒さを実体験した。

そして「13日の米国株式相場は反落した」

現在、この厳しい天候の上に、
西海岸の港湾労使紛争を受け、
2015年1~3月のGDP伸び率予想は、
1%台に切り下がった。

消費動向は米国GDPの7割を占める。
その消費を決定づけるのが、
米国小売売上高。

それが「楽観と悲観のシナリオ」を分ける、
一つの分岐点になる。

日本の小売業も、
そんな存在になってゆくに違いない。

イオンやセブン&アイ・ホールディングスの動静、
各地のリージョナルチェーンの動向、
地方のローカルチェーンの奮闘。

ヨークベニマルと万代の連携は、
こういった様々な潮流に、
大きな石を投げ込んで、
Historyをつくった。

その顧客たちはしっかりと、
自分のHerstoryを紡ぎ続けている。

〈結城義晴〉

2015年04月13日(月曜日)

マスターズ優勝スピースの「ひとつひとつ、 慎重に、丁寧に」

Everybody! Good Monday!
[2015vol15]

2015年第16週。
4月の第3週。

2015マスターズ・トーナメント。
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1934年から開催されている。
ジョージア州オーガスタナショナル。

球聖ボビー・ジョーンズと、
投資家クリフォード・ロバーツが始めた。

82回目の今回、
21歳259日のジョーダン・スピースが、
ワイヤー・トゥ・ワイヤーで優勝。
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wire-to-wireは、
「初めから終わりまで」の意。
初日から最終日まで、
ずっと首位。

そのスピースの15番のティーショット。
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テキサス州出身のハンサムなアメリカ人。

オースティン・ゴルフクラブに、
伝説のティーチングプロがいた。
ハーヴィー・ペニック。
スピースのプレーぶりを見ていると、
そのペニックの教えが受け継がれている。

優勝パットがカップインしたあと、
じっと下を向いたまま、
自らの感動を噛み締めた。
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パトロンたちの歓声と拍手。
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私も感動した。

これからの世界のゴルフ界は、
スピースを中心に動いていくだろう。

日本の松山英樹は、
5位と大健闘。
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Number Webは、
松山を表現した。
「戦い終えた松山は
複雑な表情をしていた。
笑顔のようで、仏頂面のようで」

これが松山の特徴。

次を期待しよう。

マスターズを通して、
ずっと感じたこと。

全選手が一打一打、
実に慎重だった。
実に丁寧だった。

これは仕事に通ずる。

ひとつひとつ、
慎重に、丁寧に。

もちろんゴルフにも、
必須の姿勢だ。

さて日本では、
菜種梅雨。
春の長雨。

毎週、書いているけれど、
週末の雨は売上げに響く。

なんとかならないか。

マスターズのオーガスタナショナル、
その11番・12番・13番の3ホールを、
「アーメン・コーナー」と呼ぶが、
日本の菜種梅雨も、
祈るしかない。

しかし春真っ只中であることは間違いない。

甘藍に蝶の来てゐる八百屋かな
〈朝日俳壇より 加賀市・西やすのり〉
甘藍はキャベツのこと。
こんな春の八百屋、いいですね。

かきまぜてサラダにしたき春の山
〈同 横須賀市・佐藤博一〉
これも見たまんま、
感じたまんま。

一人静二人静より華やげる
〈同 豊橋市・河合清〉
kusaitigo
ヒトリシズカはセンリョウ科チャラン属の多年草。
源義経の愛した静御前の一人舞い、
その姿に似ているからこの名が付いた。

もう一句。
神々の文の如くに春の雲
〈朝日俳壇 岩沼市・佐藤久子〉

日経俳壇には、
見るべきものなし。

雨の春です。

今週の私のスケジュール。

月曜日は、
第一屋製パン㈱の取締役会。
改革を進めます。

火曜日、水曜日は、大阪出張。
雑誌の取材。

木曜日はこちらに戻って、
成城石井東京ドーム店の取材。
楽しみだ。

金曜日は横浜商人舎オフィスで、
来客を迎える。

忙しい1週間。
ロシア民謡を思い出す。

今週のプロモーションは、
weekly商人舎日替わり連載。
月曜朝一・2週間販促企画。

さてさて、最後に、
商人舎オフィスに来客。
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右が三木桂さん、左が松井康彦さん。
三木さんは㈱寺岡精工営業ポータルグループ部長。
松井さんは商人舎エグゼクティブプロデューサー。

その後、横浜駅の「木の花」に場所を変えて、
西村馨さんが加わって中身の濃い情報交換。DSCN0196-5
西村さんは、
グローバルビジネスデベロップメント部門本部長。
ソニーのご出身で、
イギリス・ロンドン赴任時のことなど、
共通の話題に花が咲いた。

前の写真では、お二人に、
月刊『商人舎』4月号をもってもらった。

今月の特集は、
「ネットスーパー! 移動スーパー!!」
移動スーパーのケーススタディで、
とくし丸社長の住友達也さんに、
ご登場願った。
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その住友さんからメール。
「さっそく掲載誌を送っていただき、
ありがとうございます。
多くのページをさいていただき、
さらに、今までのメディアとは違った視点で
記事を書いていただいたことに、
心より、感謝します」

「今までのメディアとは違う」
そう言っていただいて、
私も嬉しいです。

「今日、愛媛県今治市の『波止浜スーパー』さんで、
とくし丸がまた1台スタートしました。
今後も、とくし丸を
『近代化を内包した現代化』できるよう、
頑張っていきますので、
引き続き、よろしくお願いします」

私はとくし丸こそ、
「近代化を内包した現代化」だと考えた。

応援します。

さて今週が始まった。
ひとつひとつ、
慎重に、丁寧に。

そして今月の商人舎標語は、
「世間良し、天も良し。」

ではみなさん、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2015年04月12日(日曜日)

ジジと「選挙に行こう! 投票しよう!!」[日曜版2015vol15]

ジジです。
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きょうは統一地方選挙の日。
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選挙に行こう!
投票しよう!!

ユウキヨシハルのおとうさん、
そう、いっています。
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だから、選挙にいきました。
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いつもの道を、
とおっていく。
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夕方の道。
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花壇のお花。
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こんなおサンポも、
いいです。
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そして選挙の会場。
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候補者の写真。
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だれが、いいの?
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投票は、だいじなことです。
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会場はここ。
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小学校の体育館。
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なんだか、なつかしい。
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桜もちった。
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投票所。
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おとうさんも投票。
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選挙権の行使です。
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みんな、投票したのでしょうか。
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日曜日にシゴトをしている人が、
投票すれば、
世の中が変わる。
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おとうさんは、そう、
かんがえています。

これからもよろしく、
おねがいします。
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選挙に行こう!
投票しよう!!

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2015年04月11日(土曜日)

将棋電王戦のプロ棋士勝利と「ブラックボックス」を使い切れ!

月刊『商人舎』4月号、
昨日発刊。

Website商人舎magazineの、
monthly商人舎4月号も、
昨日、公開。

特集タイトルは、
ネットスーパー! 移動スーパー!!
ポスト・モダンのノンストアリテイリングはどっちだ!?
201504_gekkan_290x280[1]

月刊『商人舎』は表紙にメッセージを載せる。
Cover Messageと呼ぶ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ノンストアリテイリングが隆盛の兆しを見せている。
店舗を持たない無店舗販売。
アマ ゾン・ドットコム、楽天、アスクル、
ジャパネットたかた、千趣会などなど。
店舗というハードウェアの投資がいらない。
顧客はパソコンやスマホで注文し、 待っていればいい。
便利で軽い商売。
インターネットの発達は想像を超えている。
それが食品スーパーマーケットの世界にも及んできた。
いわゆる「ネットスーパー」
21世紀の花形ビジネスに見える。
しかし一方で、「移動スーパー」にも
画期的な革命が起こっている。
「とくし丸」
こちらはローカルチェーンと個人事業主が結びついて、
買物難民を救済する。
商業の近代化は規模拡大と生産性向上一辺倒だった。
しかしその近代化に行き詰ま りが見える。
そんなときに商業の現代化が現れる。
ポスト・モダンである。
ネットスーパーと移動スーパー。
いったいどちらが現代化のイノベーションを果たす のか。
ケーススタディで核心に迫る。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

店舗を持って商いすることが、
有店舗販売だ。

その店舗を持たずに商売すると、
無店舗販売となる。
英語ではノンストアリテイリング。

その中間総括的な特集。
中身は紙の雑誌、
または網のWeb Magazineで
どうぞ。

末永く、ご愛読ください。
申し込みは、こちら

昨日は横浜商人舎オフィスを、
宮﨑謙三さんが訪ねてくれた。
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立教大学大学院ビジネスデザイン研究科。
私が昨年3月まで特任教授を務めていた。

宮﨑さんは、この春、
博士課程前期を修了。

博士課程前期を修士課程と言うが、
いわゆる社会人MBA。
この課程を終わらせ、
マスターを修得。

おめでとう。

立教のMBAは2年間の課程で、
1年次は様々な講義を履修する。
宮﨑さんは私のマーケティング講座を取って、
実に優秀な成績だった。

その縁もあって、
私が退任したあとも交流は続いた。

宮﨑さんの書いた修士論文も、
昨年末から今年始に、
ちょっとだけ目を通した。

これも実に上出来の論文だった。

宮﨑さんは、生え抜きのオリックス㈱社員。
ハートフォード生命保険に出向して、
チーフマーケティングオフィサーを経験し、
現在は、オリックス生命保険の監査役。

コンプライアンス問題を研究中で、
これも論文にしようと構想している。

実務家として仕事を極め、
研究者として考察し、調査を加え、
その成果を論文にする。

産学を両サイドから、
体験し、探求する。

実務家としても、
研究者としても、
楽しみな人材だ。

さて週末。
糸井重里の考察。
『ほぼ日刊イトイ新聞』の巻頭コラム。

「たとえば、エレベーターというものが、
どういうしくみで動いているのか、
だいたいわかります。
蒸気機関車だとか、
自動車なんかも、わかります。
飛行機でもロケットでも、
わかるといえばわかってた。
テープレコーダーとか、
レコード盤もわかってたと思う」

こういう言い回しが糸井の真骨頂。
たとえ話を入れる。

「ある時代まで、
世の中にあるいろんな便利なものが、
およそどんなしくみで動いているのか、
たいていの人は、
ざっとでもわかっていましたよね」

「だけど、いまは、
しくみのわかるものが少なくなってて、
『わからなくてもいい』けど
動かせるものになってます」

中年以上の世代の感慨。

「その最たる者が
コンピューター関係のことです。
なにがどうして、どこがどうなって、こうなの?
なんにもわかりゃしないわけです」

ここでまた暗い例。
「コンピューターを使ったゲームでも、
コンピューターを使った買い物でも、
コンピューターを使った調べものでも」

「Googleさんに、
どんなことばでも入れてみたら、
ものすごい速度で、
『これかな?』と答えてくれます」

これも最初は違和感があったけれど、
だんだん慣れっこになってきた。

「なにかを入れたら、
中がどうなってるか見えないけど
とにかくなにかが出てくる。
そういう箱のことを
ブラックボックスっていいます」

そう「ブラックボックス」。
会社の中にも増えてきた?

「昔はあんまり多くなかった『黒い箱』が、
いつのまにやら、増えたこと増えたこと」

専門化だとかスペシャリストだとか、
そういった機能が「黒い箱」に入って、
外部を遮断したら「ブラックボックス」。

「人間の生き方だとか、
はたらき方についてだって、
ずいぶんわかりにくくなっています」

「こんなむつかしい世の中に
弱音を吐くようですが、
金づちと釘みたいに
わかりやすい時代がなつかしいです」

糸井重里は弱音を吐いて、
わかりやすさを懐かしむ。

しかし、弱音など吐いてはいられない。
仕事だもの。

まずは一度でいいから、
ブラックボックスの中に入り込んで、
理解する努力をしよう。

一度でいいから。

そうすれば、次からは、
頭の中の思考回路が働いて、
ブラックボックスを
強い味方にすることができる。

将棋電王戦。
プロ棋士とコンピューターソフトが、
5対5で戦う。

今年は「FINAL」と銘打たれたが、
人間の棋士側が3勝2敗で、
初めて団体戦で勝利。

最終局は阿久津主税八段が、
わずか49分、21手で勝利。

今回はプロ棋士が、
勝負師としての本領を発揮。

コンピューターソフトの攻略法を駆使して、
勝利をもぎ取った。

阿久津八段は、
A級から陥落したばかりの精神的ショックを払拭して、
ブラックボックスの中に入り込んだ。

人間にはそれができる。
勝負師はそれを成し遂げる。
知識商人もブラックボックスを、
使い切らねばならない。

〈結城義晴〉

2015年04月10日(金曜日)

月刊「商人舎」本日発刊!! 日経一面「小売り、8割が増収増益」 

月刊商人舎4月号、本日発刊!!
201504_gekkan_290x280[1]
もちろん商人舎magazineの、
monthly商人舎4月号も、
本日公開。

その目次。
いつものように一本特集。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
[特集] 
ネットスーパー!移動スーパー!!
ポスト・モダンのノンストアリテイリングはどっちだ?!

[Message of April]
世間良し、天も良し。

ノンストアリテイリング――
需要と現実のディレンマからの解脱
〈結城義晴〉

日本ネットスーパー最前線の課題
セブン&アイ、イオン、西友、
ライフ、ヤオコーからスーパーサンシまで
〈経営評論家 保科篤〉

セブン&アイ ネットスーパー西日暮里店の革新
「センター型ダークストア」は
1万品目、1日最大2000件23便体制を構築

無店舗食品販売「日本の草分け」
サンシ宅配サービスのすべて  
[第1部]
スーパーサンシ顧問高倉照和の成功の条件   
「①発注②配送③決済の三原則」から
「なんでもサポート」までを語る

[第2部]
ルポルタージュ31年の歴史と15年前の黒字転換

移動スーパー「とくし丸」
創設者住友達也の独白

買物困難者救済ビジネスの創業から全国化まで、
「三方良し」モデル構築の一部始終

「とくし丸」導入スーパーマーケットの奮闘物語
ナガヤ沼田竹広社長の決断
(静岡県伊東市) 「儲からなくてもよい」
商品部課長鈴木暁さん「毎日が戦争状態の4カ月」
文化堂(東京都品川区)新事業推進課志村孝雄さん
「台東区を1日40km走破・巡回」

ネットスーパーの収益ノウハウ全公開
ネットスーパー研究会監修
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今月もユニークな切り口で、
最前線のテーマを特集しました。

イトーヨーカ堂のダークストアは、
ネットスーパーの収益性に革命をもたらすか。
移動スーパー「とくし丸」は、
地方スーパーマーケットの救世主か?

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こちら。

さて今日、瞬間風速だが、
日経平均株価が、
2万円を超えた。

前回の大台超えは、
2000年4月だった。

15年ぶり。

私はそのころ、
㈱商業界取締役編集担当、
兼『販売革新』編集長。

ITバブルは1998年に起こり、
この2000年に崩壊。

この頃、ユニクロは、
「フリース旋風」を起こして、
2600万枚の販売量を記録。

それから日本経済は低迷。
ユニクロも2年後、3年後には、
不振に陥った。

しかし今、
派手な言説が、
世情を煽るように飛び交う。

デフレは終わった。
平成大型景気が始まる。

今日の日経新聞一面トップ記事。
「小売り、8割が増収増益」 

士農工商の社会的序列は、
確かにあった。
そして現在も社会の根底には、
そんな意識が残っている。

しかし今や経済に関しては、
断トツの大新聞の一面トップ記事に、
こんな記事が踊る。

感慨深い。

「小売企業の8割が増収増益」といっても、
それは2月期決算の主要40社の、
2016年2月期決算計画の話。

全体では今年2月期は、
前年比1%の経常減益。

その最大の理由は、
消費増税による消費意欲の低下。

来年2月期はそれが一転、
8%の増益になる見通し。

「業績回復」が鮮明なのは、
日経の表現で「スーパー」と、
「コンビニエンスストア」。

「スーパーは前期の8%減益から
今期は7%の増益に転じ、
コンビニも微減益から
7%の増益になる見通し」

ここでいう「スーパー」は、
主に総合スーパー。

イオン岡田元也社長のコメント。
「変化している消費者をどうとらえるのか、
商品力が勝負の時代になっている」

イオンの前期経常利益は、
前の期と比べ14%の減少。
今年度は8%の増益計画。

セブン&アイ、ローソンは好調を維持し、
一方、ファミリーマートは昨日書いたように、
5年ぶりの経常減益だったが、
今年度は1000店の新規出店で、
15%の経常増益計画。

百貨店各社も堅調な業績が続く見込み。

経済統計でも国内消費は明るい。
これも既にこのブログで書いたが、
3月の日銀短観では、
大規模小売業の業況判断指数は、
先行きについての改善幅が8ポイントで、
非製造業の中で最も大きい。

今後、3月期決算企業の数値が明らかになって、
上場企業の全体像が見えてくるが、
こちらも間違いなく堅調なはずだ。

問題は小売業の中の中小企業。
こちらには依然として、
「六重苦」が横たわっている。

もちろん消費全体が回復し、
経済は活性化しているから、
特別な失策がない限り、
深刻な問題とはならないだろうけれど、
「8割が増収増益」とはいかない。

イオンの前身・岡田屋の家訓。
「上げで儲けるな、下げで儲けよ」

セブン&アイの社是は、
「基本の徹底と変化への対応」

今、そんなときだ。
つまり、奇抜なことに目が移ってはいけない。
オーソドックスに仕事する。

「店は客のためにある」

そして、
売り手良し、
買い手よし、
世間良し。

あなた良し、
わたし良し、
天も良し。

今月の商人舎標語だ。
「世間良し、天も良し。」

最後に、日曜日は、
統一地方選挙。

選挙に行こう! 投票しよう!!

よろしく。

〈結城義晴〉

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