結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2015年09月16日(水曜日)

プラネット30周年記念Partyと「ティンバーゲンの定理」

国会議事堂周辺にデモ隊が陣取る。
そして「戦争反対!!」と、
シュプレヒコールが上がる。

「戦争反対」だけとらえると、
これはすべての国民が否定するわけはない。

安倍晋三首相も例外ではなかろう。

問題は安全保障や外交や経済などが、
複雑に絡み合う複数の目標を、
いつ、いかに達成するかだ。

最高裁までが違憲と判断しそうな空気の中で、
強行する意味はあるのか。

安全保障関連法案の正念場。
参議院特別委員会の質疑は、中断。

しかし60年安保のときとは明らかに違う。
なんというか、緊張感が薄い。

当時のようなシビアな冷戦状態は消え、
テレビ・新聞などのメディアも、
二手に分かれて報道合戦を展開する。

一方で、プロ野球パシフィックリーグは、
ホークスのリーグ優勝間近。
大相撲は横綱白鵬の休場で、
むしろ盛り上がる。

憲法が散華してをる揚花火 
〈朝日俳壇 いわき市・馬目空〉

七十年戦(いくさ)なき世の夏の空 
〈同 笠井彰〉

もう秋の空だけれど。

さて今日は午後から、
汐留のコンラッド東京。
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株式会社プラネット
30周年記念Party。
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会場に到着すると、すぐに、
玉生弘昌さんと田上正勝さんにご挨拶。
玉生さんが代表取締役会長、
田上さんが代表取締役社長。DSCN8992-1

それから井上美智男さんと石橋光男さん。
井上さんは元副社長で現相談役、
石橋さんは元常務で現上級顧問。DSCN8995-1
井上さんとは3年ぶり。

コンラッド東京2階の風波に、
200人ほどの人々が参集して、
プラネットの30周年を祝った。 DSCN9001-1
ほとんどがメーカー、卸売業、小売業の、
社長、会長、役員クラス。
そうそうたる顔ぶれだった。

冒頭に玉生弘昌さんの開宴の挨拶。DSCN900-13

プラネット創業期のエピソードや、
その社会的な意義を、
玉生さんらしく淡々と語った。DSCN9012-1

来賓挨拶は三人の方々。
まずは製造業のライオン㈱から、
社長の濱逸夫さん。
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玉生さんはライオン出身。
そのライオンとユニ・チャームが、
世界でも稀なEDI機能を有するプラネットの、
母体となった。
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二番目は卸売業の㈱あらた、
社長の畑中伸介さん。DSCN9045-1
林周二『流通革命』を持ち出して、
それに反論しつつ、
卸売業の社会的意義を訴えた。

そして㈱インテック会長の中尾哲雄さん。DSCN905-10
プラネットのシステムはインテックが担当して、
二人三脚で30年を駆け抜けて来た。

そしてノンフードの流通VANシステムを構築した。

三人の来賓の言葉は、
プラネットのInnovationを語りつつ、
この30年の時代の変化を示していた。

次は、「30周年記念論文表彰」。DSCN9064-1
審査委員長は石井淳蔵さん、
委員は玉生さんと私。
石井先生はもちろん流通科学大学学長。

壇上には最優秀賞と優秀賞の受賞者が上がった。DSCN9111-1

私も緊張して壇上に。
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まず優秀賞の表彰は、
私がプレゼンテーターを務めた。DSCN9074-1
受賞者は折笠俊輔さん、
流通経済研究所主任研究員。
タイトルは、
「製配販福医連携と家庭商品カルテが
もたらす新時代の流通」

その講評が私の役目。DSCN9077-1
「プラネット30周年記念に、プラネットらしい内容の論文が多数、寄せられた。論理的、科学的で、専門的、そして何らかの社会貢献を訴え、その方法論を考察する。
最優秀賞の「小商圏商いの復権」は満場一致で決まった。その結論は「『儲けるため』でなく『地域に必要とされる店』になること」。これこそこの企画に最もふさわしい結論だ。
優秀賞の「製配販福医連携と家庭商品カルテがもたらす新時代の流通」は静岡県下田市の実証実験をベースに、製造業・卸売業・小売業と福祉・医療の連携を、ITシステムを通じて促進させるという内容の論文だ。プロの研究者の手による研究と執筆で、やはりこのコンテストのレベルを引き上げてくれた。
その他の佳作にも、選に漏れた論文にも示唆に富んだ内容が盛り込まれていて、この30周年記念の意義を高めてくれた」
論文集の講評の文章。

私のスピーチはこれを、
アドリブで展開させたもの。

最優秀賞の表彰と講評は、
石井淳蔵先生。
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最優秀賞は、ライオン㈱H&H高山幹朗さん。DSCN9112-1

タイトルは、
「小商圏商いの復権~共生と感謝の経済」DSCN9114-1

おめでとう。
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そして日本フィルハーモニー交響楽団の演奏。
はじめはカルテット。
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後半はフルートの真鍋恵子さんが加わって、
最後のモンティ「チャルダッシュ」は、
とりわけ素晴らしかった。

そしていよいよ鏡開き。
16名のトップが登壇。
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「ヨイショ!!」の掛け声で、
鏡が開かれた。
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乾杯の挨拶と発声は高原豪久さん。
ユニ・チャーム㈱社長。
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プラネット創業期のエピソードを紹介し、
今後の発展を祈念した。

そして舛酒で乾杯。
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その後は、極上のフランス料理と懇親。

私は左隣の石井先生と、
故中内功さんの話をし、
右隣のITホールディングス㈱会長・金岡克己さん、
インテック㈱社長・日下茂樹さんと、
アメリカ流通業の話などした。

ヤオコー会長の川野幸夫さんには、
月刊『商人舎』9月号のお礼をし、
荒井伸也さんとは小説『他人の城』の昔話をした。
もちろん川野さんは日本スーパーマーケット協会会長、
荒井さんはオール日本スーパーマーケット協会名誉会長。

いろいろなみなさんと交流しているうちに、
あっという間にお開き。

閉宴の挨拶はもちろん田上正勝さん。
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田上さんは、初々しく、
今後の決意を語った。
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実にプラネットらしい30周年記念パーティ。

私も心から楽しんだ。

さて、日経新聞『大機小機』
私の尊敬するコラムニスト隅田川さん。
「2つの目標には2つの政策」

経済学の「ティンバーゲンの定理」を引く。
「政策目標の数と政策手段の数を
同じにせよというものだ。
2つやりたいことがあったら
2つの対応策を準備せよ」

そして政府の「地方創生」政策に苦言。

「これは、地方創生という1つの政策手段で
地域を活性化し、人口減少に歯止めをかける
という一石二鳥の考えだといえる。
しかし、2つの問題点がある」

「我々は地域を活性化し、
人口減少に歯止めをかける
という2つの政策目標を持っているのだから、
2つの政策手段が必要である」

すなわち「国は責任を持って少子化対策を講じ、
各地域は自らの創意を生かして
地域活性化を図ることに専念すればいい」

「ティンバーゲンの定理」は、
オランダ・ハーグ出身の経済学者
Jan Tinbergenによってもたらされた。
1969年に世界最初のノーベル経済学賞を受賞。
ハーグはあのフェルメールの出身地。

「N個の独立した政策目標を
同時に達成するためには
N個の独立した政策手段が必要である」

これは極めて重要。

国家の安全保障などN個の政策目標は、
ひとつかみの短絡した法案で、
同時に達成することはできない。

創業から30年、
プラネットは玉生さんを中心に、
この定理に則って、
イノベーションを起こしてきたに違いない。

そしてこれから30年、
田上さんたち若い力で、
やはりイノベーションを起こし続けねばならない。

しかし、心より、
おめでとうございます。

商人舎はまだ8年です。

〈結城義晴〉

2015年09月15日(火曜日)

伊藤ハム・米久、日本生命&三井生命、横浜銀行のM&A

箱根山が噴火警戒レベル2に戻った。
と思ったら、今度は熊本の阿蘇山。
噴火警戒レベルが入山規制の3に引き上げられた。

阿蘇山は巨大なカルデラだが、
そのカルデラ内側の中岳第一火口から、
高さ1000メートル以上の噴煙が上がっている。

私の立教大学院教授時代の同期が、
沖本美幸先生。

横浜のみなとみらいのマンション在住だが、
阿蘇に別荘を持っていて、
そちらに生活の主軸を移して、
悠悠自適。

その阿蘇がレベル3。

心配していたら、
ご本人は今、甲府にいて、
これまた悠々たるもの。

しかしそれでもお見舞い申し上げます。

一部の火山学者によると、
日本列島はどうやら、
100年に一度の、
マグマの活動期に入っているらしい。

ジタバタしても始まらない。

万全の態勢を敷いて、
その上で心静かに暮らしていくしかない。

今日は、イオンから来客。DSCN8987-5
イオンリテール㈱の小河原好弘さんと、
イオンコンパス㈱の高柳優子さん。
小河原さんは、
人事部人材育成グループマネジャー。

すっかり秋らしくなって、
横浜市立宮谷小学校横の
公園の銀杏も元気がいい。
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その宮谷小学校は私の母校。
壁面に子供たちの絵が展示されている。
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100周年記念の壁画。
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心が和む。

さて今朝の日経新聞。
一面トップから総合欄まで、
企業統合の話ばかり。

自然界の大変動とともに、
人間界・実業界にも、
大きな変動が起こっている。

まず一面トップ記事は、
「伊藤ハム・米久、
来年4月経営統合」

伊藤ハムは食肉加工品業界2位、
米久は同7位。

伊藤ハムの2015年3月期決算、
売上高は4811億円、経常利益65億円。

米久は2月期決算だが、
売上高1550億円、経常利益58億円。

合わせると6361億円。

食肉業界トップは、
日本ハムの1兆2128億円、
2位が伊藤ハム4811億円。
3位、プリマハムの3411億円、
4位、スターゼン2825億円、
5位、丸大食品2223億円、
6位、エスフーズ2141億円、
そして7位が米久で1550億円。

来2016年4月に、
新会社のホールディングカンパニーが設立され、
2社は事業会社として傘下に置かれる。

年商は日本ハムの半分ほどだが、
ハム・ソーセージ事業の国内シェアはトップ。

両社の筆頭株主はいずれも三菱商事。
2009年に3社は包括業務提携をしているが、
それをさらに強化し、商品調達力を高め、
さらに日本ハムが得意な海外市場も見定める。

持ち株会社の社長には、
三菱商事出身の伊藤ハム・堀尾守社長が就く。

堀尾さんは、三菱商事時代、
飼料畜産部長、
食糧本部長などを歴任。
2009年に伊藤ハム副社長、
2010年に代表取締役社長に就任。

この案件にうってつけの経営者だ。

日経記事は総括する。
「両社の統合で、
これまで無風だった食肉業界でも
再編が進む可能性がある」

私もそう思う。

一方、日経新聞の総合欄『迫真』。
「生保サバイバル」
連載の第1回。

2014年4~6月期に、
日本の生命保険業界で異変が起きた。
100年以上、日本生命が、
首位の座を占め続けてきた。
それを第一生命保険が躍進、逆転。

そこで日本生命は、
約10分の1の三井生命を、
「三顧の礼 で迎える」ことで、
買収交渉が決着。

三井生命との統合を噂された住友生命は8月、
米中堅生保シメトラ・ファイナンシャルを、
5000億円弱で買収。

その直前の7月、
保守的な社風の明治安田生命保険まで、
米スタンコープ・ファイナンシャル・グループを
6000億円強で、買収。

2月には第一生命が、
米プロテクティブ生命を買収。

「海外M&Aラッシュの次には、
国内再編というのが業界の共通認識だ」。

その通りになった。

国内には約40社の生保がひしめく。

日経の結論。
「日生の三井生命買収で
大再編時代の号砲が鳴った」

さらに日経『旬の人時の人』は、
寺沢辰麿さん。
財務省理財局長や国税庁長官など要職を歴任、
2011年、横浜銀行の頭取に就任。

今年9月、
東日本銀行との経営統合で最終合意。
来年4月、日本最大の地方銀行グループ、
「コンコルディア・フィナンシャルグループ」が、
誕生し、そのトップに就く。

多くの地銀は、
地域経済の停滞に頭を悩ませる。
日本の流通業もその地銀を、
メインバンクにしている企業が多い。

他人ごとではない。

「きちっとした経営基盤を持っていてこそ
地元に貢献できる」
寺沢さんの統合の理由。

地銀にも「かつてない再編の嵐」

その地銀の2014年度預金額ランキング。
1位 横浜銀行〈神奈川県〉11兆8,683億円
2位 千葉銀行〈千葉県〉10兆1,219億円
3位 福岡銀行〈福岡県〉8兆4,245億円
4位 静岡銀行〈 静岡県〉8兆2,343億円
5位 常陽銀行〈茨城県〉7兆4,909億円
6位 七十七銀行〈宮城県〉7兆1,329億円
7位 西日本シティ銀行〈福岡県〉6兆5,166億円
8位 京都銀行〈京都府〉6兆2,992億円
9位 広島銀行〈広島県〉6兆1,881億円
10位 八十二銀行〈長野県〉6兆0,013億円

ちなみに同じ決算期の2行。
イオン銀行は1兆7158億円、
セブン銀行は4376億円。

先日、親しくなったのが、
広島銀行頭取の池田晃治さん

中四国第一の地方銀行にして、
福山市に本拠を置くエブリイのメインバンク。
その池田さんは、「地域密着型金融」を標榜する。
素晴らしい。

都市銀行はすでにあらかたの再編が終り、
「三占」のメガバンク状態。

そして地方銀行も、生命保険も。
金融の再編が進めば、
他の業種業態にそれが伝播する。

かくて小売業ローカルチェーンでもM&Aが促進される。

食品産業、
生命保険業、
地方銀行。

期せずして並んだ今日の日経新聞。

寺沢辰麿さんの言葉が印象的だ。
「きちっとした経営基盤を持っていてこそ
地元に貢献できる」

それはこう言い換えることができる。
「きちっとした経営基盤を持っていてこそ、
顧客に貢献できる」

企業統合が、
経営基盤の安定に、
直結しているかどうかは、
一様ではないけれど。

〈結城義晴〉

2015年09月14日(月曜日)

武者小路「自然・必然・当然」とクリステンセンのInnovation

Everybody! Good Monday!
[2015vol37]

2015年第38週です。
そして9月第3週。

台風18号の災害は、
またしても日本列島に、
問題点を投げかけた。

それでも、
嵐来てこの世の夏を連れ去りぬ
〈朝日俳壇 横浜市・朝倉篤典〉

さらに、
飛ぶといふよりぶつかつて鳴く老の蝉
〈同 静岡市・ 西川裕通〉

そして秋です。
コスモスをバケツにあふれさせて留守
〈同 多久市・松枝さよ子〉

思ひ切り秋のほほずり富士裾野
〈同 栃木県野木町・ 小林たけし〉

今週末の土曜日から、
来週水曜日までが、
シルバーウィーク。

商売にとっては、
9月最大の書き入れ時。

それにしても、
月刊『商人舎』9月号は、
総力特集 YAOKO-Innovations
〈1998狭山店⇒ららぽーと富士見店〉徹底解剖
201509-cover

大好評なので、
年極購読が基本だが、
単品販売をする。

この雑誌の表紙には毎号、
Cover Messageがある。
表紙に言葉を入れる。
主張を込める。

今回、「天窓を開け放った如く」
という表現を使った。

これには原典がある。

芥川龍之介の「あの頃の自分の事」にある。
「その頃は丁度武者小路実篤氏が、
将にパルナスの頂上へ
立たうとしてゐる頃だつた。
(中略)我々は大抵、
武者小路氏が文壇の天窓を開け放つて、
爽な空気を入れた事を
愉快に感じてゐるものだつた。」

芥川による「白樺派」の評価。
白樺派は武者小路と志賀直哉が先導した。

その武者小路を、芥川は、
「文壇の天窓を開け放つ」と言い表した。

私はこの有名な表現を、
Cover Messageで転用した。

もうひとつは、
この雑誌のEpilogue。

いつも私はPrologueを書くけれど、
今回はヤオコー社長の川野澄人さんの、
単独インタビューをPrologueにした。

何しろ、初めてのインタビューという。
それはそれは貴重な内容だ。

だからPrologue。

私のEpilogueは、
実はクレイトン・クリステンセンを引用。
『イノベーションのジレンマ』

1990年まで、全米小売業、世界小売業を、
完璧にリードしたシアーズ・ローバック。

そのシアーズをクリステンセンは見切る。
「派手な仕掛けを展開したわけではない。
それどころか、組織の誰もがごく自然に
正しいことをやってのけていた。
その効果が積み重なり、
企業の強力な動力源となった」

このシアーズを、
ウォルマートが打ち破る。

「平凡な人間を集めて、
平凡な仕事をして、
非凡な成果を上げる」
サム・ウォルトンは言った。

それが破壊的イノベーションとなった。
今号はそのイノベーションがテーマだ。

ちなみに、鍵山秀三郎さんは、
「平凡を非凡に努める」と言う。
イエローハットの創業者で、
日本を美しくする会を主導する。

そういえば、
先の武者小路実篤の言葉。
「自然、必然、当然」

実は私は高校の卒業意念アルバムに、
自分を紹介する言葉として、
これを使った。
「自然、必然、当然」

私は武者小路や志賀の、
熱烈なファンだった。

持続的イノベーションも、
破壊的イノベーションも、
自然、必然、当然の流れにある。

マクネアの「小売りの輪」も、
自然、必然、当然の成り行きだ。

さて今週末からの、
シルバーウィークへの対応。

Weekly商人舎の日替り連載。
月曜朝一2週間販促企画をどうぞ。

今週の私はずっと、
東京・横浜にいて、
久しぶりにゆっくり。

英気を養いつつ、
シルバーウィークを迎える。

では、みなさん、
自然、必然、当然で、
今週も、Good Monday!

〈結城義晴〉

{追伸]
今月号の申し込み方。

ご購入希望の方には二つの方法がある。
①FAXでの申込み
以下の申込用紙→http://www.shoninsha.co.jp/…/magazine_201509_application.pdf
ダウンロードし、必要事項を記入の上、
FAXでお送りいただきたい。

②メールでの申し込み
magazine@shoninsha.co.jp宛てに、
名前、送付先、ご連絡先、購入部数を入力の上、
お申込みいただきたい。

2015年09月13日(日曜日)

ジジ、顔を洗いながら情勢を読む[日曜版2015vol37]

ジジです。
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季節はかわりました。
夏から秋に。
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二百二十日に、大雨。
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おみまい、します。

ボクは顔をあらう。
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左手をなめて。
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もっと舌をだして、
なめる。
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左手であらう。

こんどは右手です。
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もう、ちょっと。
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そして、ここんところ。
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それから舌で、
鼻の頭をペロリ。
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あ~あ、きもちよかった。
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ねえ、おとうさん。
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明日の情勢は、
いかがでしょう。
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季節が変わると、
情勢が変わる。
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そこんとこ、
どう読んだらいいのでしょう。
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ボクもかんがえてみます。
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おとうさんも、よろしく。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2015年09月12日(土曜日)

つらいこと・うれしいこと、よろこばしいこと・かなしいこと。

つらいこと、
うれしいこと。

よろこばしいこと、
かなしいこと。

交錯しつつ、
同時に起こる。

関東・東北地方の記録的豪雨。
死者4人、家屋浸水約1万4000戸。
茨城県常総市では行方不明15人。

その常総市に、
9日午後4時36分、
最初の大雨・洪水警報が出た。

翌10日午前0時15分、
鬼怒川に氾濫危険情報が出た。

10日午前2時20分、
石下地区などに、
最初に避難指示が出された。

最初の氾濫被害への対処で、
行政が手いっぱいなうちに、
別の場所で堤防が決壊した。

常総市も「対応が後手に回った」と認める。

豪雨の原因は「線状降水帯」。

上陸した台風18号と、
東海上の台風17号が重なった。
だから南風と東風がぶつかって、
上昇気流を生み続け、
関東地方で帯状の範囲に、
積乱雲が次々と発生した。

その結果、線状に降水帯が生まれ、
それが居座った。

だから同じ場所で強い雨が長引いた。
気象庁も「異常事態」と表現する。

異常事態に、
対応が後手に回った。

これが原因。

厳しいようだが、
こういった場合、必ず、
人災の側面もある。

この災害に対して、
チェーンストア各社は、
すぐに救援物資を送った。

Daily商人舎で、
各社の活動をまとめて、
すぐに報道した。
小売業各社の緊急支援状況報告

災害は辛い、悲しい。
人災の側面もないわけではない。

しかしそれに商人たちが、
現場で立ち向かい、
緊急支援をする。

こちらは誇らしいし、
嬉しいニュースだ。

嬉しいニュースといえば、
箱根山が警戒レベル2になった。

こちらも気象庁管轄。

神奈川県箱根町の火山活動は、
火口周辺を越えて噴石が飛ぶような
噴火の恐れはなくなった。
従って、噴火警戒レベルは、
3の「入山規制」から、
2の「火口周辺規制」に、
引き下げられた。

これは嬉しいニュースだ。

秋の紅葉のシーズンに間に合った。

出かけよう、
楽しもう。

箱根の温泉と紅葉。

私にもうれしいこと。
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きのうの晩、
立教大学院・結城ゼミOB・OG会で、
贈ってもらった。

夜が明けても、美しい。

アメリカのスーパーマーケット業界。
トップ企業のクローガーは、
今年度第2四半期の既存店売上高が、
ガソリン販売を除いて5.7%増加。
これはなんと47四半期連続。

11年と3四半期。

しかもクローガーは、
55%の店舗がウォルマートと競合している。
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第2四半期の売上高は0.9%プラスの255億ドル、
1ドル120円換算で3兆600億円。
純利益が24.8%増の4億3300万ドル、
粗利益率は0.07%減少の21.5%、
営業総経費は0.35%減の18.4%。

相変わらず凄い数値を出している。

異常なことは何もやっていない。
そうしなければ経費率18%なんて、
出すことはできない。

異常な売上高をつくろうとすれば、
かならず経費が上がる。

これは商売の鉄則。
ウォルマートのエブリデーロープライスは、
エブリデーローコストに支えられている。

そしてそれは、
エブリデーロープライスが、
売上げの波動を最小限にすることを、
第一にしているからだ。

クローガーも、
コモディティ商品に関して、
エブリデーローコストを貫く。

しかしホスピタリティは、最高のレベル。
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クローガーCEOロドニー・マクマレン。
「第2クォーターの業績に満足しています。
コアとなる食品ビジネスが好調で、
ガソリンの利益増加も幸いしました」

「我々の社員は、
カスタマー・ファースト戦略で顧客に奉仕し、
そのカスタマーロイヤルティを得て、
市場シェアを増やしています」

「今日の利益と将来の成長のために
投資を続けています」
これがトップマネジメントの仕事。

「最近2 万人の本採用の新社員を雇い、
デジタルとEコマースを拡大しています」

「現在のクローガーは、
これまで以上に、
強固なビジネスだと信じています」
この確信。

一方、ローカルチェーンのヘイガン。
本部はワシントン州ベリンハム。
投資会社サーベラスから、
南カリフォルニアの146店舗を買収、
それを整理して、86店に縮小し、
1店舗平均50万ドル(6000万円)を投資して、
改装し、展開してきた。

カリフォルニアでは話題になっていたが、
9月8日に、連邦倒産法11章を適用申請した。

クローガーに次ぐ第2位のセーフウェイは、
サーベラスに買収されて、
アルバートソンとの統合を終らせた。

そのセーフウェイ・アルバートソンの、
不採算店舗をヘイガンが買収していたが、
それがまた倒産。

クローガーは47四半期連続既存店増収、
セーフウェイ・アルバートトソンはどん底。
ヘイガンは倒産し従業員は解雇。

つらいこと、
うれしいこと。

よろこばしいこと、
かなしいこと。

交錯しつつ、
同時に起こる。

〈結城義晴〉

2015年09月11日(金曜日)

立教大学院・結城ゼミOB・OG会と「多様性に富んだ組織」

9月11日、二百二十日。
立春から数えて220日目。

今度は東北に豪雨。

今月の2日のこのブログで、
農業の三大厄日の話を書いた。
八朔、二百十日、二百二十日。

そして今月は、
防災月間だということも、
9月1日のブログで書いた。

それがどちらも当たってしまった。

ふたたび、みたび、
お見舞い申し上げたい。

その9月の月刊『商人舎』。
201509-cover
お蔭さまで、大好評です。

そこで先月号に続いて、
今月号は1冊1500円(税別)にて、
単品販売することになった。

本来は、毎月毎月、
年極購読してもらいたい。

そうすれば、5人組で、
IDとパスワードも保有して、
Weekly商人舎やDaily商人舎も、
いつでも読める、見られる。

1500円で5人だから、
1人300円。

年間で1人3600円〈プラス税〉。

それが、知識商人のための、
Eラーニングにつながってゆく。

しかし今月号は、単品販売もする。

ご購入希望の方には二つの方法がある。
①FAXでの申込み
以下の申込用紙→http://www.shoninsha.co.jp/…/magazine_201509_application.pdf
ダウンロードし、必要事項を記入の上、
FAXでお送りいただきたい。

②メールでの申し込み
magazine@shoninsha.co.jp宛てに、
名前、送付先、ご連絡先、購入部数を入力の上、
お申込みいただきたい。

※別途送料実費。

※お問い合わせは、㈱商人舎まで。
TEL:045-350-6651 FAX:045-313-1261

ふたたび、今月の商人舎標語。
[Message of September]
自分の強みを知れ。
その自分の強みだけを見よ。
そして、自分のあり方を変えよ。

ほかの誰かになろうとするな。
自分自身を変えようとするな。
しかし、自分の生き方を変えよ。

ピーター・ドラッカーは説く。
ポスト・モダンの心得。
人間の生き方、企業のあり方。

自分の皮を脱ぎ捨てて、
本当の自分を見い出せ。
蛻変せよ。

だから、自ら、変われ。
ふたたび、変われ。
みたび、変われ。

変わるものを変えられる勇気を、
変わらぬものを受け入れる心の静けさを、
それらを見分ける英知を。

イノベーションに挑め。
イノベーションを起こせ。
イノベーションを楽しめ。

小さな成功に満足するな。
そこに安住するな。
留まるな。

自分が変わらねば
仲間を変えることはできない。

自分が変わらねば
会社を変えることはできない。

自分が変わらねば
社会を変えることはできない。

だから、自ら、変われ。
ふたたび、変われ。
みたび、変われ。

しかし、自分自身を変えようとするな。
ほかの誰かになろうとするな。
自分のあり方を変えよ。
〈by Yuuki〉

さて今日は午前中、
商人舎WebMagazine会議。

Webコンサルタントの猪股信吾さん、
fasebook コンサルタントの内田憲一郎さん、
プラージュのSE八ツ田一成さん。

ご覧の商人舎公式ホームページ、
改善の跡が見られるだろうか。

とにかく、わかりやすく、みやすく、
シンプルに、シンプルに。

最後に残ってくれた猪股さんが月刊『商人舎』、
私がHarvard Business Review。
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立教大学院・結城ゼミ二期生の猪股さん。

その結城ゼミOB・OG会が、
夕方7時から池袋で開催。

全員集合したところで、
女性陣から花束をもらった。
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この時期のOB・OG会は、
私の誕生祝いとなってしまう。

古希だとか、喜寿だとか、
あるいは傘寿、米寿、卒寿、白寿となると、
それは別の意味でお目出度いが、
還暦からの10年間は、
ちょっと中途半端。

この10年くらいにエージシュートでもできれば、
カッコいいのだが。

それでも、ゼミ生たちからのお祝い、
ホノルルでのお祝い同様、
心から感謝したい。
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今日はもうひとつ、
凄くうれしいニュース。

三期生の香川耕太郎さん。
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修士論文タイトルは、
「マンションデベロッパーの
経験価値創造に関する考察
――コンジョイント分析によって
購買決定要因を検証する」

立教MBAのマスターであり、
一級建築士でもある。

2015年の住宅・住空間部門で、
グッドデザイン賞を受賞。
お目出とう。

私の誕生日より、
断然、うれしい。

全員で笑顔の写真。
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有志での二次会は、
薄利多賣半兵ヱ。
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レトロなデザインの店内。
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実に気分がよかった。
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最後に今日の日経新聞。
リンダ・ヒルさんが語る。
ハーバード・ビジネス・スクール教授。
イノベーションの研究者。

イノベーティブな企業の特徴は、
「多様性に富んだ組織であること」

加えて3つの特徴。

「第1に組織のメンバーが、
同じ目的意識を持っていること。
第2に『自分たちにとって最も重要なことは何か』
という価値観を共有していること。
第3に互いに尊敬し合うといったルールを
すべてのメンバーが理解していること」

同感。

イノベーションを生む組織のリーダー像。
「ビジョンを示してメンバーを率いるのではない。
メンバーの多様性や違いを増幅させる。
違いを認め、多様な意見を
出し合う環境をつくる。
相違や不一致を含む意見を組み合わせ統合し、
ブレークスルー型の意思決定を導く」

従来のリーダー像と異なる。

「知識経済が中心の時代、
勝負の決め手は人材だ」

「どこの国も組織も、
人材を生かしきれないと勝負できない。
人口の半分(を占める女性)を
活用できていないのは不利だ。
すべての人材の能力を生かすことが、
日本の生産性向上には重要になる」

そして最後に、
女性の活躍を実現するうえで重要なこと。
「多くの女性を登用しても、
能力を発揮する環境がなければ意味がない」

「女性たちが経験を通じて学習し、
成長できるような仕事を与え、
(有用な)人脈にアクセスできるところに
配置することが重要だろう」

「日本が成長するには、
ダイバーシティマネジメントが必要だ」
まったく同感。

結城ゼミを見ても、
ダイバーシティの重要性は分かる。

小売りサービス業は、
ダイバーシティ・マネジメントでは、
優位にある。

女性の就労者が圧倒的に多い。

今月号の特集YAOKO-Innovationsも、
「パートナーさん」と呼ばれる女性陣に、
大きく支えられている。

もちろん6月号の特集、
女性が働きたい店・会社・産業も。

公開中のDaily商人舎記事は、
ウォルマートが
アップスキリング・プログラムを導入

これも多様なフルタイマー・アソシエーツに、
能力向上のプログラムを導入する話。

多様な組織の人々が、
同じ目的意識を持ち、
価値観を共有し、
互いに尊敬しあう。

結城ゼミもそうでした。

心から、ありがとう。

〈結城義晴〉

2015年09月10日(木曜日)

北関東豪雨をお見舞いし、エコス平富郎さんと対談する

台風18号がもたらした北関東の豪雨。
鬼怒川が決壊して、茨城県常総市は、
洪水の状態。
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自衛隊の素早い救助活動で、
不幸中の幸いにも、
人的被害は最小限に留められつつある。
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常総市本石下のアピタ石下店。
顧客30人と従業員80人ほどが、
2階に避難中。
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1階は水没。
店長以下、従業員の皆さんには、
頑張ってほしい。

心より、お見舞いし、
健闘を祈りたい。

しかし、茨城、栃木など北関東は、
野菜の産地。

救助の手を差し伸べる一方、
野菜の値上がりが懸念される。

10月、11月は、茨城県産レタスが、
東京大田市場の出荷量の半分以上を占める。

稲作はいま、収穫期。
田圃に痛手を受けて、
収穫量は減少するだろうし、
作柄悪化も心配される。

酪農業にも影響は出る。

政府、行政の的確な対応を望みたい。

さて今日10日は、
月刊『商人舎』発刊の日。

10月号特集は、
YAOKO-Innovations
〈 1998狭山店⇒ 2015ららぽーと富士見店〉徹底解剖

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 〈Cover Message〉
20 世紀の最終コーナーを、
勢いよく曲がりきって、
21世紀初頭に先行集団に入り込んできた。
そして今、
先頭に立つスーパーマーケット・チェーン。
株式会社ヤ オコー。

1998年の狭山店リニューアルが
そのイノベーションの
先駆けとなったメモリアル店舗。
ここからライフスタイルアソートメントと
ミールソリュー ションの
コンセプトワークを成し遂げ、
2003年の川越南古谷店で
旗艦店舗のプロトタイプを作り上げる。
さらに2012年、川越的場店で
価格コンシャス要件を加えて、
最強のモデルを構築し、
2013年、東大和店で
その持続的イノベーションを成就させる。

しかしここで、ヤオコーは
別次元の課題に挑む。
新しいイノベーション。
今年2015年4月10日オープンの
ららぽーと富士見店である。

なぜ、ヤオコーは
この未知数の苦しい仕事に挑戦するのか。
そしてそれをいかに可能にするのか。
日本小売業界の天窓を開け放つが如き
イノベーションへのチャレンジを、
厳しくも優 しく検証しよう。

[Message of September]
ふたたび、みたび、自ら、変われ!!

自分の強みを知れ。
その自分の強みだけを見よ。
そして、自分のあり方を変えよ。

ほかの誰かになろうとするな。
自分自身を変えようとするな。
しかし、自分の生き方を変えよ。

ピーター・ドラッカーは説く。
ポスト・モダンの心得。
人間の生き方、企業のあり方。

自分の皮を脱ぎ捨てて、
本当の自分を見い出せ。
蛻変せよ。

だから、自ら、変われ。
ふたたび、変われ。
みたび、変われ。

変わるものを変えられる勇気を、
変わらぬものを受け入れる心の静けさを、
それらを見分ける英知を。

イノベーションに挑め。
イノベーションを起こせ。
イノベーションを楽しめ。

小さな成功に満足するな。
そこに安住するな。
留まるな。

自分が変わらねば
仲間を変えることはできない。

自分が変わらねば
会社を変えることはできない。

自分が変わらねば
社会を変えることはできない。

だから、自ら、変われ。
ふたたび、変われ。
みたび、変われ。

しかし、自分自身を変えようとするな。
ほかの誰かになろうとするな。
自分のあり方を変えよ。

そう、ヤオコーの総力特集特大号。

[contents]
ヤオコー社長川野澄人単独インタビュー
イノベーション、未だし!
「お客さまの生活が大きく変わるところまではいっていません」

単体26期連続増収増益の時系列決算評価
1人当り営業利益第1位の実力はこうして生まれてきた!

ヤオコー取締役販売部長小澤三夫が明かす
店づくり・売場づくりの進化プロセスモデル 
Prologue
Hop 川越南古谷店開発
Step 川越的場店・東大和店開発
Jump ららぽーと富士見店開発
Epilogue

[Photo Report]
1998年改装オープンヤオコー狭山店
2003年オープンヤオコー川越南古谷店
2004年オープンヤオコーワカバウォーク店
2013年オープンヤオコー川越的場店
2014年オープンヤオコー東大和店
ヤオコーららぽーと富士見店の今
惣菜売場/青果売場/鮮魚/精肉/日配/酒/加工食品
冷凍食品/フードカルチャー/サービス

鈴木哲男の現場徹底分析
現場第一主義・商品第一主義・お客第一主義で
ヤオコーの売場づくりとMDを批評する

[徹底議論]ヤオコー旗艦店の店づくり
店舗レイアウト、店づくり、マーチャンダイジングに関して
真正面から語り合う
〈鈴木國朗・西川隆・結城義晴〉
Part1狭山店⇒東大和店の水準を超えた高い評価
Part2ららぽーと富士見店への大胆な提案

ヤオコー富士見店をMarketingする!!
埼玉県在住のヤオコー顧客に聞きました。

ヤオコー代表取締役会長川野幸夫さんが語る
「全員参加型個店経営」理論の真髄   

[結城義晴の特集総括]
YAOKO-Innovationsの評価と行方

今号は㈱ヤオコーの全面協力のもと、
日本のスーパーマーケットの進化について、
徹底的に研究しました。

産業全体のレベルを引き上げることに、
貢献できれば幸いです。

そして川野澄人社長はじめ、
すべてのヤオコーの皆さんに、
心から感謝いたします。

スーパーマーケットを深く勉強したい人、
新しいチェーンストア理論を学びたい人、
本号は、新しい教科書です。
是非とも、この号から、
月刊『商人舎』読者になってください。

さて広島県福山市から帰京し、
昭島市のエコス本部へ。

平富郎会長との対談。DSCN8034-5

2時間にわたって、
じっくりと平哲学を拝聴した。
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平さんとは、2009年8月7日に、
ご一緒して富士の山頂を極めた。
29
その時の模様はこのブログに、
「2009富士登山記」として、
5回の連載にした。

そんな間柄もあって、多分、
私としか話せないような内容が、
どんどん出てきて、
オフレコのオンパレード。
しかし、大いに満足した。
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対談の終り頃、
北関東の被害状況が、
平邦雄社長から直接、
informationされた。
エコスの店舗も被害を受けた。
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平さんはすぐに対策を指示し、
常務取締役の三吉敏郎さんとともに、
私もそれを聞いた。
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しかし最後には笑顔で写真。
DSCN8906-5
対談の内容は、私の評論記事とともに、
『エコス50周年社史』に掲載される。

こちらも楽しみにしていただきたい。

それにしても北関東の豪雨。
ふたたびお見舞いし、
ライフラインとしての役割を果たせることを、
心から祈念したい。

〈結城義晴〉

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結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

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新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
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