七夕。
関東は晴天。
まずは愛でたい。
織姫と彦星。
織女星はこと座のベガ、
牽牛星はわし座のアルタイル。
それれを眺めることはなかったが、
頭の中をロマンティックな物語がよぎった。
朝から商人舎オフィス。
ランチはみんなで、
インドカレーとナン。
午後、當仲寛哲さん来社。
USP研究所所長。
(ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所)
秘書広報の馬場優子さんが一緒に来てくれた。
近況を報告してくれて、
その話が実に面白かった。
私は「當仲さんは天才である」と公言している。
チェーンストアの情報システムを、
根本のところから解き明かして、
システム化する。
それが他の追随を許さぬというか、
代わるもののない、
當仲さんの機能だ。
月刊商人舎に原稿を書いてもらうことになった。
右が「代代乃櫻」、左が「あらはれ」
True Data In-House Event 2023。
つまり社員と応援団のイベント。
同じテーブルには、
上席執行役員の越尾由紀さん。
「越尾さんも天才だ」と私は言っている。
開会のあいさつは、
代表取締役社長の米倉裕之さん。
2000年に発足した通称CCL。
カスタマー・コミュニケーションズ㈱。
この会社の社長を引き継いで、
ビッグ・データマーケティングの会社として、
True Dataへと発展させ、
2021年12月16日に、
マザーズに株式公開を果たした。
乾杯の音頭は越尾さん。
2003年にCCLに入社して、
20年間、この会社の発展を推進してきた。
おめでとう。
私も2008年6月に社外取締役に就任した。
㈱商人舎をつくったばかりだった。
だから15年もかかわっている。
商業界社長の時代、
その商業界から一冊の本が発刊された。
『顧客識別小売業』
著者はゲーリー・ホーキンス。
そしてこの本の翻訳者たちが、
CCLという会社を創業した。
その会社に私は社外取締役として、
呼ばれた。
私は立教大学大学院の特任教授となって、
マーケティングの講義の中で、
この本をテキストの一部に使った。
米倉さんや越尾さんにも、
私の講義でゲスト講師を務めてもらった。
発足にも縁があったし、
成長の段階もずっと見てきた。
CCLの時代に、
創業10周年記念の集まりが実施された。
取引先を集めて、
越尾さんが講演をした。
私も講演をした。
それ以来、20周年記念式典や、
上場記念のイベントもやらなかった。
すべては新型コロナウイルス感染症拡大のためだ。
しかしその間にも、
お陰様で事業は発展し、
業容は拡大して、
社員は80名を超えた。
新卒採用も定期的に実施して、
将来有望な人財がどんどん入社してきた。
True Dataの特長は、
そんな新しい若い人財にも、
どんどん仕事を提供できることだ。
新しい会社だからである。
社風がそれをさらに奨励する。
もちろんスカウトで、
優秀な人財も入社してくる。
マーケティングやITだけでなく、
マネジメントや営業のプロの集団となった。
コロナの中でも、
そういった陣容が整って、
やっと社内を挙げて、
イベントができるようになった。
ポストコロナの時代に向けて、
全員が一堂に会して、
意思を統一することができる。
それがこのIn-House Eventである。
そのTrue Dataの沿革が、
動画で流された。
食事は明治記念館のフルコース。
シャンパンからビール、白赤のワイン。
若手社員2グループのインタビューの企画。
True Dataの取引先や応援団のトークセッションなど、
楽しい企画が展開された。
私のところにやって来てくれたのが、
坂本光さん。
リテールDX部の営業グループと、
リテールマーケティング部のリーダー。
小売業との接点にいて、
True Dataの問題解決力を発揮するセクション。
よろしくお願いします。
将来を嘱望されている。
それからそれぞれに小売業の担当をもった面々。
よろしくお願いします。
越尾さんがカメラの画面に侵入してきた。
このメンバーとともに定期的に、
勉強会や交流会を開催したいなあ。
私は勝手にそう思った。
宴もたけなわ。
玉生弘昌さん登壇。
もちろん㈱プラネット会長で、
True Data取締役。
玉生さんの決断で2008年、
プラネットがCCLの最大の株主となった。
そしてTrue Dataは躍進し始めた。
谷あり、山あり、また谷あり。
そうしながらここまで来た。
いろいろな事件が起こった。
いろいろな人間のドラマがあった。
いろいろな投資が行われ、
いろいろなイノベーションが生まれた。
玉生さんは、
米倉さんの人間性を高く評価している。
話がその段になると、
玉生さん、こみ上げるものがあって、
声が詰まった。
私もそれを見ていて、
涙が止まらなかった。
実に圧倒的なスピーチだった。
プラネットの存在価値と、
True Dataの社会的意義を、
見事に表現した。
いい話だった。
玉生さんのスピーチが、
このIn-House Eventの価値を高めた。
若い人たちも新しい人たちも、
このスピーチを覚えておいてほしい。
このイベントに名を連ねたことを、
誇りにする時代がやって来るに違いない。
最後に中締めとお礼のあいさつは、
島崎尚子さん。
取締役上席執行役員。
データマーケティングと営業の要。
いい会だった。
米倉さんとツーショット。
もちろん玉生さんとも写真。
みなさん、True Dataをよろしく。
1+99。
まだまだ1のTrue Dataです。
しかしこれから99をつくって100となります。
いやこれから999をつくるし、
やがて9999をつくります。
ゼブラ企業でありながらも、
成長は無限だ。
それを望むならば。
ゼブラ企業は、
トレード・オンを志向する。
そのスピードをもった人間集団です。
本当にほんとうにご期待ください。
〈結城義晴〉