結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2023年10月22日(日曜日)

[日曜漫歩]横浜大桟橋で復活宣言!

月曜日に帰国してから1週間目の日曜日。
ご迷惑をかけたり、
ご心配をかけたり。

しかし一度はCOVID-19にも、
かかっておいた方がいいかとも思っていた。

このブログにも2020年5月に書いた。
45年前に私は「ソ連風邪」にかかった。
201902_message-448x298

それ以来、
重篤な感染症にはかかっていない。

50年くらいに一度、
こういった感染症が流行るのか。

「風邪は万病のもと」
しかし最近の私は、
風邪にもかからなかった。

正式には「風邪症候群」と言われる。
「上気道」の急性炎症の総称。
上気道は鼻やのどのこと。

耳鼻咽喉科の担当だ。

風邪のウイルスが粘膜から感染して、
炎症を起こす。

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛み、
咳、たん、発熱といった症状が起こる。

その風邪ウイルスは、
200種類以上もある。

一方、「インフルエンザ」は、
風邪ウイルスとは別のものだ。
つまり別の病気だ。

インフルエンザには、
3類型がある。

「A型インフルエンザ」は、
ヒト、鳥類、ウマ、ブタなどに感染し、
強烈な症状が出る。
問題になるのはみなA型である。

「B型インフルエンザ」は、
ヒトとアシカ亜目のみに感染し、
毎年流行している。
A型のように、大きな流行は起こさない。

そして「C型インフルエンザ」は、
ヒトとブタに感染し、
いったん免疫を獲得すると、
終生その免疫が持続する。

問題のA型インフルエンザは、
6つの「大流行」があった。

①1900年のH3N8(旧香港風邪)、
②1918年のH1N1(スペイン風邪)、
③1957年のH2N2(アジア風邪)
④1968年のH3N2(香港風邪)、
⑤1977年のH1N1(ソ連風邪)、
⑥2009年のH1N1(豚由来新型インフルエンザ)

いずれも一般には「風邪」と呼ばれた。
しかしいずれも「インフルエンザ」だった。

45年前の20代中ごろ、
私はそのインフルエンザの、
「ソ連風邪」にかかった。
1977年4月に㈱商業界に入社して、
翌年のことだった。

3日から4日ほど、
38度から39度の熱が出て、
会社を休んだ。

とにかく汗が出た。

ソ連風邪は、
1977年から1978年にかけて、
当時のソビエト連邦で流行した。
インフルエンザのエピデミックだった。

パンデミックが「世界的流行」で、
エピデミックは「局地流行」。

ソ連で局地流行したから「ソ連風邪」。

しかしもともとは、
1977年5月に中国・天津で始まった。

インフルエンザはなぜか、
中国から発する事例が多い。

その年の11月、ソ連と香港で、
インフルエンザが大流行した。

そして1978年3月までに、
北半球のほとんどの国の人々が感染した。
日本も襲われた。

しかし1978年から1979年にかけて、
ワクチンが製造された。

幸いに私はまだ20代だったし、
長期化もせず、重篤化もしなかった。
すぐに復帰して元気に仕事した。

風邪ともインフルエンザとも違うのが、
コロナウイルスである。

だから私はいずれの体験もしたことになる。

それももう少し。

食事で一番好きなのがオジヤ。IMG_86413
今回はとくに右下の喉が痛い。
水を飲むときにも喉が痛い。

だからご飯を軟らかく煮て、
味付けしてもらうと喉を通りやすい。

蟹のオジヤはいい。IMG_86433

青物など添えられていると、
ゆっくり噛み砕いてから喉を通す。
それもいい。

最後に水を飲んで、
コロナ仕様の薬を飲む。

それでも少しずつしか治らない。

これを5日間繰り返してきた。

立って歩くとふらふらする。
これはいけない。

夕方、外に出て、
散歩することにした。

散歩と言っても、
そこらを歩くのではつまらない。

車に乗って横浜港に行った。
15分くらい。

みなとみらいを通り越して、
大桟橋。

出かけるときにはまだ明るかったが、
大桟橋に着くと陽が沈んでいた。

豪華客船が発着する大きな桟橋。
ここから海外航路に出発する。

船の看板のような構造になっていて、
そこが遊歩道と公園になっている。

1階の駐車場に車を止める。
そして板張りのスロープを、
ゆっくりと登ってゆく。IMG_86523

この一歩いっぽの足取りがいい。IMG_86543

 

大桟橋の甲板に上がる。
横浜の街が見える。
King Queen Jack。
それぞれに建物が示されている。IMG_86513

左手を振り返るとみなとみらい。
潮風を胸いっぱいに吸い込む。

生き返った気分だ。IMG_86473

手前が赤レンガ倉庫群。
奥にランドマークタワーも見える。IMG_86453

デッキに上がって、
くまなく歩く。

やはり散策する人影。IMG_86493

横浜で最も好きなスポットの一つだ。
山下公園や港の見える丘公園よりも、
気に入っている。IMG_86483

このデッキをゆっくりと歩き回って、
完全復活の気分になってきた。IMG_8657

まだほんのちょっとだけ喉が痛いけれど、
もう大丈夫。IMG_8658
もう、Go! Go!ポーズはやらないけれど。

ご心配、おかけしました。
復活します。

〈結城義晴〉

「月刊商人舎」購読者専用サイト
月刊商人舎 今月号
商人舎 流通スーパーニュース
月刊商人舎magazine Facebook

ウレコン

今月の標語
商人舎インフォメーション
商人舎スペシャルメンバー
商人舎発起人

東北関東大震災へのメッセージ

ミドルマネジメント研修会
商人舎ミドルマネジメント研修会
海外視察研修会
商人舎の新刊
チェーンストア産業ビジョン

結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
(イーストプレス刊)

新着ブログ
毎日更新宣言カレンダー
指定月の記事を読む
毎日更新宣言カテゴリー
毎日更新宣言最新記事
毎日更新宣言最新コメント
知識商人のためのリンク集

掲載の記事・写真・動画等の無断転載を禁じます。商人舎サイトについて
Copyright © 2008- Shoninsha Co., Ltd. All rights reserved.