結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2025年10月16日(木曜日)

New Yorkからの帰国と「Lookin’ for fun & Feelin’ Groovy」

帰国しました。

2025商人舎US研修スペシャルコース。

JALに乗るメンバー。
ダラス、ニューヨークの8日間。
IMG_1087 (002)

ANAで帰るメンバー。
こちらはサンフランシスコから、
ダラス、ニューヨークの12日間だった。
IMG_1082 (002)
㈱OICグループの福島道夫さんたちは、
サンフランシスコとサクラメントに行った。
それから商人舎研修に参加した。

こういったオプションも可能だ。
商人舎スペシャルコースの前後に、
その地に先乗りしたり、居残ったり。
自分たちでどこかを訪れることもできる。

かつて㈱ユニバースの故三浦紘一さんは、
ダラスに先乗りして予習してから参加した。

凄い勉強家で、私は本当に驚いた。

今回のホテルはマリオット・マーキス。
私の部屋は38階。

その窓から見下ろすマンハッタン。 IMG_7481

右下の谷底のようなところにタイムズスクエア。
有名な赤い階段(Ruby-Red Stairs)が見える。IMG_7480

高層ビルをじっと見ていると目がくらむ。IMG_7483

エスカレーターに乗って下降すると、
20階のあたりにトレーニングジムが見える。
IMG_7486

そして8階にレストラン。
朝食はここで食べる。
ローストビーフまであって、
うまいブレイクファストを楽しめる。IMG_7490

9時15分に集合して、
9時半にリムジンバスで出発。

マンハッタンを走ると、
五番街のルイ・ヴィトンのビル。
外装にはトランクのデザインが施されている。IMG_1079 (002)

イーストリバーのクインズボロ橋を渡る。
マンハッタンが見える。
IMG_7496

ホイットマンの詩にもこの橋が出てくる。

サイモン&ガーファンクルの1966年の楽曲は、
「フィーリン・グルーヴィー(Feelin’ Groovy)」。
軽いタッチで凄くいい歌だが、
原題は「The 59th Street Bridge Song」。
このタイトルの「59番街橋」がクイーンズボロ橋だ。

この橋を渡るときにはいつも、
あの歌声が浮かんでくる。

Slow down, you move to fast
スロウダウンしよう、急ぎ過ぎだよ
You’ve got to make the morning last
朝の気分を楽しまなきゃ
Just kickin’ down the cobble stones,
そうさ、小石を蹴飛ばして
Lookin’ for fun and Feelin’ Groovy
楽しいことを探して、気分は最高さ!
107
そんな気分でエアポートに向かう。

そのあと40分ほど、最後の車中講義。

今回はメーカーや卸売業からも参加してくれた。
だからカテゴリーごとの競争について、
寡占・鼎占・複占の話をした。

「寡占」とは少数(4者以上)の供給者が
ある一定の市場のほとんどを支配し、
互いに競争している状態。

「鼎占」とは三者によって、
市場のほとんどが支配されてしまう状態。
日本のコンビニ産業がこれだし、
日本のメガバンクもこれだ。

「複占」とは二者によって、
市場のほとんどが支配されてしまう状態。
アメリカのダラーストア業界、
ホームセンター業界など、
枚挙にいとまがない。

そしてその一方で、
多様なニッチ(Niche)化が進む。

フィリップ・コトラーは、
4者の競争を説く。

マーケット・リーダー〈Leader〉は、
市場・業界・業態をけん引する者。

マーケット・チャレンジャー〈Challenger〉は、
リーダーに挑戦する者、差異化作戦をとる。

マーケット・フォロワー〈Follower〉は、
リーダーに追随する者、模倣作戦で楽をする。

マーケット・ニッチャー〈Nicher〉は、
企業規模は小さいけれど存在感のある者。
小さなマーケットへの専門特化作戦。

私はこれに付け加える。
マーケット・ゲリラ〈Guerrilla〉は、
小規模で破れかぶれの戦いをする者、
奇襲作戦をとる。

このなかでフォロワーとゲリラが消えていく。

残るはリーダーとチャレンジャー。
これが複占の状況を生み出し、
一方、多様なニッチャーが残る。

現在のアメリカのバラエティストアは、
リーダーのダラーゼネラルと、
チャレンジャーのダラーツリー、
DAISOはニッチャーだ。

それから「ホッケースティックの関係」
第5段階の「大満足」まで伸ばしたい。

さらに「間接部門の顧客志向」
「もしあなたが、
顧客にサービスを
提供する仕事に
就いていなかったら、

顧客にサービスを提供する人に
サービスを提供するよう
行動しなさい」

最後はいつものように、
「自ら、変われ‼」 

自分が変わらねば、
仲間は変わらない。

自分が変わらねば、
職場は変わらない。

自分が変わらねば、
会社は変わらない。

ジョン・F・ケネディ空港に着いて、
チェックインを済ませて集合。

最後の「元気を出そうよ」
IMG_1083 (002)

そしてポーズ。
IMG_1087 (002)

そのあとは、
グリニッジラウンジでビール。
銘柄はブルックリンラガー。
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滑走路の向こうにマンハッタンが見える。IMG_7605

関西から参加したメンバーと写真。
関西フードマーケットと万代の面々。
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万代のお二人とは、
「阿部ポーズ」
IMG_1091 (002)
ありがとう。

JAL005便。
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飛び上がると曇り空。
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ロング島湾の絶景。
IMG_7609

写真の左上のほうにかすかにマンハッタンが見える。IMG_7612

ニューヨーク市ブロンクスのあたり。 IMG_7614

コネチカット州。
IMG_7616

雲の切れ目には密集した市街がある。IMG_7617

それからは雲に覆われた北アメリカ大陸。IMG_7618

14時間後に日本列島の千葉県。
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こちらも切れ切れの雲。
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日本も密集した市街が続く。
IMG_7622 (002)

そして東京湾。
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入国は早い。

最後に大久保恒夫さんとツーショット。
お疲れさまでした。
IMG_7626 (002)
2025商人舎US研修スペシャルコース。

無事、終了しました。

あとはみなさん自身に任される。
成果を出してください。
自ら、変わってください。

そして最後に、
“Lookin’ for fun and Feelin’ Groovy”

ありがとうございました。
(ブログは「夜の部編」につづきます)

〈結城義晴〉

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