結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2026年02月02日(月曜日)

衆院選期日前投票と「消費減税ポピュリズム」/控えめな矜持

Everybody! Good Monday!!
[2025vol⑤]

2026年第6週。
2月第1週。
火曜日は節分。

今週は衆議院選挙の週。

昨日の日曜日の夕方、
期日前投票に行った。

横浜市港北区役所。
IMG_0388 (002).jpg2

「あさ7時からよる8時まで」
看板の「朝」と「夜」の字は、
ひらがなで書かれている。
「港北区は横浜F.マリノスを応援しています。 」IMG_0386 (002).jpg2

港北公会堂。
IMG_0387 (002)

結構、多くの有権者が、
期日前投票に来ている。
IMG_0384 (002)

2階の会議室の入口。64e8eebe-0e57-4db5-b08b-d295b9ef8d47

期日前投票所。
IMG_0382 (002)

第51回衆議院議員選挙。
小選挙区と比例区の投票。

そのあと第27回最高裁判所裁判官国民審査。

最高裁判事は期日前投票ではあっても、
2月1日(土)からしか審査投票ができない。

通常、最高裁裁判官の審査は、
衆議院選と同時に行われる。
裁判官の氏名を印刷した用紙に、
✕を付ける方式。

しかし今回の衆院選は、
解散から4日後の「スピード公示」となった。
そのため氏名印刷の用紙の準備が、
間に合わなくなった。

だから衆院選は公示翌日に投票が始まったが、
こちらは遅れてスタートすることになった。

異例のあわただしさ。

私は2月8日にアメリカに出発する。
だから当開票日の投票はできない。

投票しました。IMG_0383 (002)

そして投票証明書をもらいました。
一応、ブログに記録しておく。IMG_0390 (002).jpg2

さて、大久保恒夫さん。
3月1日に㈱ロピアの社長に就任する。

商人舎流通SuperNews。
OICグループnews|
3/1付けでロピア社長に大久保恒夫氏就任
lopia-okubo

いい会社にしてほしい。

ロピアの人たちも、
新しいリーダーを快く迎えてほしい。

それだけです。

さて、高市早苗首相。
日曜日朝のNHK番組「日曜討論」を、
ドタキャンした。

自身のXに書いた。
「ここ数日の遊説会場で、
熱烈に支援してくださる方々と握手した際、
手を強く引っ張られて痛めてしまいました。
関節リウマチの持病がありまして、
手が腫れてしまいました」

それで討論には代役を立てて欠席。
そのかわりに岐阜に遊説に行った。

手が痛いから討論ができないというのは、
誰が見てもおかしい。

それに、確か1月13日には
李在明(イ・ジェミョン)韓国大統領と、
ドラムで共演したはず。
スティックを振り回して、
力いっぱいドラムを叩いていた。
takaitidoramu

ん~、苦しい。

どんなに嫌な場面が待っていても、
逃げてはいけないよ。

日経新聞〈リーダーの責任 衆院選2026〉
消費減税「請求書」逃げるな

中島裕介編集委員が署名で批判した。
IMG_0394 (002)

「今回の衆院選は与野党の大半の政党が
消費税減税を訴える過去にない展開となっている」

「各党は大規模減税で
有権者の歓心を買うだけでなく、
2つの責任を果たす必要がある」

第1は将来に悪影響を残さない財政計画。
第2は減税が正しいと言える経済効果を示すこと。

同感だ。

チームみらい以外の全党に向けて言い切る。
心意気や、良し。

「自民党は公約で飲食料品を2年間、
消費税の対象にしないことについて
『実現に向けた検討を加速す』と明記した」

「高市早苗自民党総裁の政権下での大転換だ」

「長期金利が27年ぶりの水準に上昇し、
危うい各党の横並びに警鐘を鳴らす」

「本来なら今の経済情勢のもとで
真に望ましい家計支援策は何か
論戦を深めていい」

「ほとんどの党が消費税減税を
横並びで掲げ続ける現状は、
チキンレースにも似る」

同感だ。

消費減税ポピュリズム。
批判されねばならない。

朝日新聞「折々のことば」
第3568回。

相手を立てるだけではない形で
厳しく仕事に向き合い、
結果として他者への気遣いに
満ちた音を生み出す。
〈堀江敏幸〉

最後に一度、シューベルトの曲を、
アレンジして1分35秒の演奏を披露。
生涯にわたり歌手の伴奏に徹した、
一人のピアニスト。

芥川賞作家の堀江が、
その一度の演奏に聴いたのは、
「角がまったくない、
すべてを包み込む
やさしい情熱に満ちた音」だった

「控えめな矜恃(きょうじ)」に浸されたその音。
随想集『音の糸』から。615vAR-vBoL._SL1000_

「角がまったくない、
すべてを包み込む
やさしい情熱に満ちた音」

「相手を立てるだけではない形で
厳しく仕事に向き合い、
結果として
他者への気遣いに満ちた音」

このピアニストの音を生み出す、
「控えめな矜恃」

リウマチの手でたたくドラムとは、
まったく違う音である。

「矜持」とは自信と誇りをもって、
堂々と振る舞うこと。
そのうえそれが控えめである。

これは商売を極めた人たちの、
控えめな矜持と同じだ。

では、みなさん、今週も、
控えめな矜持を。

Good Monday!  

〈結城義晴〉

2026年02月01日(日曜日)

B.スプリングスティーンの「Streets of Minneapolis」に拍手

2月に入った。

ブルース・スプリングスティーン。
Bruce Springsteen。

ロック界の重鎮。

1975年のサードアルバム「明日への暴走」
「Born to Run」
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私はまだ大学生だった。
このジャケットも本当に懐かしい。

このアルバムの主題曲「の最後のフレーズ。
Oh honey, tramps like us
Baby, we were born to run
Come on with me, tramps like us
Baby, we were born to run

おー、ハニー、俺達みたいな流れ者は
ベイビー、突っ走るために生まれてきたんだ
さあ一緒に行こう、俺達みたいな流れ者は
ベイビー、突っ走るために生まれてきたんだ

実に面白いことに、
スプリングスティーンは「流れ者」のことを、
「tramps」という言葉を使って表現した。

スプリングスティーンは、
アメリカで6400万枚、
全世界で1億3500万枚以上の、
レコードセールスを記録。

2016年には、米国の「大統領自由勲章」を受章。

1992年にはサム・ウォルトンが、
それからピーター・ドラッカーも、
ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズも、
受賞している。

ミュージシャンとしてはボブ・ディランも。

そのブルース・スプリングスティーンが、
新しいプロテストソングをリリースした。
「Streets of Minneapolis」
スプリングスティーン

ドナルド・トランプと、
米国移民・税関捜査局(ICE)を非難している。
ミュージックビデオは、
ギターを弾き、ブルースハープを吹いて、
いつものがなり声で歌う。

76歳の歌い声にはつやが出てきた。
supueruonnso

スプリングスティーンはリリースの日に、
声明を出した。

「この曲は土曜日に書き、
昨日レコーディングし、
ミネアポリスの街で行われている
国家による暴力的な弾圧への抗議として、
今日、みなさんに届けました」

「ミネアポリスの人々、
罪なき移民の隣人たちに捧げるとともに、
(射殺された)アレックス・プレッティと、
レニー・グッドへの追悼の意を込めている」

「自由であれ」

米国ミネソタ州の首都ミネアポリスは、
極寒の都市だ。

ターゲットの本社がある。

この街で1月24日、米移民当局の職員が、
37歳のアメリカ人男性を射殺した。

死亡したのは看護師のアレックス・プレティさん。
ビデオを見たが衝撃的な光景だ。

ミネアポリスの街頭には、
凍えるような寒さの中で、
数百人の人々が繰り出して抗議した。

1月7日には同じミネアポリスで、
ICE職員が米国籍の37歳の女性を射殺した。
車の運転席に座るレネー・グッドさんに、
ICE職員が発砲した。

J・ヴァンス、この国の副大統領。
当該職員は正当防衛のために行動したと発言した。
一方、地元当局は反論した。
グッドさんはICEに危害を与えようとはしなかった。

凄い抗議の波がアメリカ中に広がっている。
スクリーンショット 2026-02-01 194024

「Streets of Minneapolis」

冬の氷と寒さを越えて
ニコレット・アヴェニューを下る
炎に包まれたこの街は
火と氷を相手に闘っていた
占領者のブーツの下で
キング・トランプの私設軍
DHS(国土安全保障省)の名を掲げ
腰に銃を下げたまま
法を執行するために来たという
――少なくともそれが奴らの言い分さ
mineapoirus

煙とゴム弾の中
夜明け前の薄明かりで
市民たちは正義のために立ち
その声は夜を貫いて響いた
だがそこには血の足跡
慈悲が立つはずの場所に
雪に覆われた通りに
二人の死が残された
アレックス・プレッティ
レネー・グッド
supurinnguzu3

ああ ミネアポリス
おまえの声が聞こえる
血の霧を越えて
歌い続ける声が
この大地のために
そして
この街に生きる異邦人のために
立ちあがろう

ここは俺たちの家
それでも奴らは殺し
歩き回った
’26年の冬
俺たちは忘れない
名を奪われた者たちを
ミネアポリスの
ストリートで

トランプの連邦の
ならず者たちが
顔を殴り
胸を打ち
そして銃声が響いた
アレックス・プレッティは
雪の上に倒れ
息絶えた

奴らは言う
「正当防衛だ」と
だが目を信じるなと
それでも残るのは
俺たちの血と骨
笛の音と掲げられた電話
ミラーとノームの
汚れた嘘に抗して
ICE_Agents_in_Minneapolis_After_Shooting

ああ ミネアポリス
おまえの声が聞こえる
血の霧の中で
泣き叫ぶ声が
俺たちは忘れない
名を奪われた者たちを
ミネアポリスの
ストリートで

奴らは言う
法を守るために来たのだと
だが踏みにじられるのは
俺たちの権利
肌の色が黒でも
茶色でも
その場で問い詰められ
追い出される

「ICEは出て行け」
その叫びの中で
この街の心と魂は
まだ生きている
割れたガラス
血の涙の向こう側
ミネアポリスの
ストリートで
supurinngusuti2

ああ ミネアポリス
おまえの声が聞こえる
血の霧を越えて
歌い続ける声が
ここは俺たちの家
それでも奴らは殺し
歩き回った
’26年の冬

この大地のために
この街に生きる異邦人のために
立ち上がろう
俺たちは忘れない
名を奪われた者たちを
ミネアポリスのストリートで
俺たちは忘れない
俺たちは忘れない――。
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この歌では使ったフレーズは、
「King Trump’s private army」と、
「Trump’s federal thugs」

51年前の歌詞の流れ者「tramps」は今、
キングの「Trump」に変わった。

しかしスプリングスティーンの精神は変わらない。

良い歳のとり方をした。
そして間違った権力に抗戦する。

心から拍手を贈ろう。

〈結城義晴〉

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