今日も一日、優しく、強く。
2013年の商人舎標語。
年間標語が1月の標語となります。
三つの意味が込められている。
第一に、毎日毎日を大切にしたいということ。
それが「今日も一日」。
「朝に希望、昼に努力、夕に感謝」の一日でもある。
だから、昨年の標語のつづき。
虚子の「去年今年貫く棒」と同じ。
第二は「優しく」。
1年間、優しくありたい。
お客さまだけではなく、周りの人たちすべてに、優しくある。
難しいことだけれど、それを貫く。
全ての幸せは「優しく」から生まれてくる。
そして第三が「強く」。
優しくても、弱くてはいけない。
軟弱であってはならない。
本名モハンダス・カラムチャンド・ガンディー、通称「マハトマ・ガンディー」。
主義は「非暴力・非服従」。
インド独立の父と言われる人の精神。
決して「無抵抗主義」ではない。
「優しく、強く」は「非暴力・非服従」そのもの。
そして商人の在り方だと、私は思う。
士農工商の「士」は暴力の象徴。
その「士」ではないが、志と異なることには、「非服従」。
そして顧客のために働く。
そんな意味が込められている。
「今日も一日、優しく、強く。」