結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2007年12月01日(土曜日)

伊藤ハムとドンキホーテと緒方知行さん、とにかく「感謝!」

今日から、師走。
あと1カ月で、2007年が終了。

私にとって、55歳となった年という以上に、
激変の1年だった。

今年、私が、一番たくさん使った言葉。
何だと思いますか?

それは、
「感謝」

だから、2007年を「感謝の年」と呼ぼう。

皆さん、ありがとうございました。

その、師も走る12月。
私には、やっと、
静かで、ゆったりとした時間が訪れる。
多分、そのはず。

静かに、ゆったりとした気分で、
世間を見つめてみよう。

さて、11月30日。
朝から、東京・目黒の㈱伊藤ハムへ。

旧知の㈱伊藤ハムのお二人。
マーケティング研究所代表取締役社長・大西徹男さん。
そして、伊藤ハム執行役員の池内博昭さん。
池内さんは、営業事業本部・東京事業部事業部長。
伊藤ハム
大西さんは、伊藤ハムの顔。
池内さんは、伊藤ハムの頭脳。

私が勝手に言うのだから、お許しください。

お二人との話は、面白い。
全国のスーパーマーケットの最新の話題など、
意見交換、意気投合。
なかなか、私の話題にかみ合う製造業の人はいない。

最近の、私流の言い方ならば、
「商人よ、正人であれ」の問題。
表示の問題、廃棄の問題、環境の問題、
食糧危機の問題、
話題は広がる。
そして、日本と世界のチェーンストアの問題、
アメリカ視察研修の話題。

河西力社長の下の新体制、伊藤ハムも確かな足取り。

目黒から、恵比寿を経由して、六本木へ。
このとき、私、タクシーの中に、
携帯電話を置き忘れたことに気づいた。

今の私にとって、最も困ること。
しかし、半年に1回くらい、これがある。
すぐに処理。
2時間後に、発見され、一安心。

六本木で、少し時間があったので、
ドンキホーテ六本木店を訪問。
ドンキ六本木1
6階までの鉛筆ビル。
屋上に観覧車を設ける意図で、
その設備を施したが、
実施せず。

店は、例の、圧迫陳列。
アメリカでは、あまり見ることが出来ない。

しかし、コーナー別に、商品のくくりが出来てきて、
ここにしか品揃えしていない商品がある。
ただし、「激安王」と自ら謳っているが、
決してすべて「激安」というわけではない。

安さよりも、品揃えが変な店。
それが東京・六本木の地域に適応している。
ドンキ六本木2
ドンキを訪れていつも思うのは、
棚卸しと在庫量のこと。

帳簿棚卸しは、可能だが、
実地棚卸し、大変だろう。

小売業は、在庫を増やさなければ、売上げは増えない。
しかし、在庫しすぎると、経営は回らない。

前者のごとき概念を、総称して「リーチ」といい、
後者を「リッチネス」という。
この危うさ、この難しさが、
小売業である。

それを、いつも感じさせてくれる。
考えさせてくれる。

その意味で、皆さん、
ドンキホーテを見続けてください。

あまり、真似しようとは考えないほうが良いけれど。

六本木では、北海園中華飯店で、
オフィス2020の緒方知行さんと昼食。
私の、商業界入社時の直属上司。
1977年段階の『販売革新』名物編集長。
現在、『2020』編集主幹。

私の、今後について、
温かいアドバイスをいただいた。
緒方知行氏と
1年くらい、ゆっくりせよ。
そして、本を書け。
ビジョンを掲げよ。
雑誌はつくらないほうが良い。

<ちょっとでいいから、俺の雑誌に協力せよ>

ありがたいお言葉、感謝します。

私の現在の考え方と、ほぼ、一致。
これも嬉しかった。

単行本は、必ず、書きます。
皆さん、ご期待ください。


私のビジョンは、ご存知「商業の現代化」。

ただし、1年間、ゆっくりするというのは、
許されそうにもない。

自分ではゆっくりしたいのだけれど、
世間は、その時間を私に与えてくれそうもない。

そして、今日も思った。
宿澤広朗が私にささやき続けている。
「全力疾走をやめたら、失速する」

このところ全力疾走しすぎて、
携帯電話のほかに
大切なマフラーまでどこかに置き忘れたことに、
このあと気づいて、再び、慌てた。
娘からもらったマフラー。

鬼門に入ったかのごとき、11月末日だった。

まだ、感謝が足りない?

<結城義晴>


2 件のコメント

  • 「差異性」とは、なかなかの名言です。
    ほんとうにその通りですね。
    小生は、「リーディングカンパニー」は、当然"トレンド"として、"仕掛ける"。安さで・・・・・。
    それに、対抗する企業様は、どのような「ポジショニング」をとるかだと思います。
    対抗するか?
    違いを見える化するか?
    企業の考え方ですね。
    結城先生の文章拝見して、感じたこと。
    小生は、「ディフェレント・トゥ・ディフェレント」だと信じてます。
    「違いを生み出す違い」をだすことだと・・・・・。

  •    「差異性」は、岩井克人さんや池田信夫さんといった
       経済学者が使う用語です。
       私は、流通業でよく使われる「差別化」と、
       それこそ、分けて使っています。
       本質的な「違い」。
       「同一性」の反対語。
       ただ単に、現象的・表面的に違うのではなく、
       本質的なところから発した違い。
       突き詰めると、この「差異性」こそが、
       一人ひとりの人間が、
       一人ひとり生きている意味のようなものです。
       さまざまな会社が、
       さまざまな顧客をつかみ、
       さまざまに市場に存在している理由です。
       生き方の違いが、仕事や商売に出てくる。
       それが、私たちが求める「差異性」です。
       面白いことに、それが、
       会社や店を「再生」させるのです。

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