｢一人のお客さまに誠実を尽くせ｣とベトナム視察出発
2017年6月に入った。
今日1日から衣替え。
学校など制服のある所では、
夏服に変わるし、
スーツの人たちも、
今日を境に夏服に変えるのかもしれない。
とはいっても、もう、
5月からクールビズが導入されて、
あまり境目を意識することもなくなった。
環境省が啓蒙するクールビズが定着し、
5月に入ってからすでに、
ノーネクタイ、ノージャケットなどの、
会社や職場が増えている。
私など、ちょっと助かるが、
それでも講演などするときには、
必ずピシッとネクタイもする。
百貨店や総合スーパー、
スーパーマーケットやドラッグストア、
ホームセンターやコンビニ。
そういった業態の店長たちは、
あるいは部門チーフたちは、
どうなんだろう。
各社、クールビズを、
どう取り入れているのだろう。
かつて故北野祐次さんから、
聞いた話。
関西スーパー創業者。
スーパーマーケットで働く人たちに、
ホワイトカラーと同じように、
ネクタイをして、誇りをもって、
仕事に従事してもらいたいと考えた。
職人の人たちにも、
何度も説得して、苦労して、
ネクタイ着用で、
仕事してもらうようにした。
そんな苦労をしてきた経営者は、
クールビズくらいで、
おいそれとノーネクタイには、
できないかもしれない。
ライフコーポレーションの清水さんは、
今でもネクタイをきりりと締めている。
岩崎高治さんもキリリ派である。
それも、よし。
クールビズ派も、よし。
誇りをもって仕事できれば。
6月4日（日）から10日(土)まで、
｢歯の衛生週間」
5日は「環境の日」
6月1カ月は「環境月間」
ドナルド・トランプは、
パリ協定から脱退するようだが。
私たちは環境月間を貫徹したい。
10日は「時の記念日」
しかしPunctualityの考え方こそ、
何よりも大切にしたい。
時間厳守。
そして第3日曜の18日が、
｢父の日」
しかし6月は催事などが少ない。
だから各社、創業祭など展開する。
ただし6月は実は、
大きなイベントがある。
梅雨である。
沖縄・奄美地方はすでに梅雨入り。
九州南部は5月末から6月はじめ。
本州は6月5日から14日にかけて、
梅雨前線が北上。
北海道を除く全国が梅雨入り。
この大イベントを、
自分のもにできるか否か。
それが6月の勝負を決する。
6月21日（水）は、
早くも夏至。
そして6月23日はプレミアムフライデー。
こう考えると、6月も楽しみな月だ。
西友は｢プライスロック｣作戦に入った。
北海道アークスは、
13社のメーカーと共同販促作戦。
みんな大仕掛けの作戦に出た。
クールビズと同じで、
それぞれでよろしい。
それがポジショニング戦略である。
今月の商人舎標語。
｢一人のお客さまに
誠実を尽くせ」
そう、｢ヨークベニマル｣の12章。
よろしく。
さて今日は、最後の原稿書き。
途中で横浜駅から、
成田エクスプレスに乗って、
成田国際空港第1ターミナルへ。
ブルーチップ主催、
ベトナム視察ツアー。
成田からは18名の団体。
関空発組が現地で加わって23名。
宮本洋一さんが挨拶。
ブルーチップ㈱社長。
ブルーチップはベトナムで、
ドラえもん豆腐ショップを
6店舗展開している。
それが大人気。
ベトナムの新工場も完成し、
第1ステージが成功裡に完了。
次のステージに向けて
宮本さんは意欲満々。
ただし、このベトナム進出案には、
100人中99人が反対した。
まるでセブン-イレブンを始めたときの、
鈴木敏文さんのようだった。
それでも、第1ステージを乗り越えた。
見事だった。
今回はそのベトナム工場と、
大人気の豆腐ショップを視察する。
もちろん2日間、
イオンモールをはじめとする、
現地小売業視察も欠かさない。
楽しみだ。
最初にちょっとだけ、ご挨拶。
｢後進の先進性」を語った。
その意味でも期待は大きい。
そして全員で緑茶で乾杯。
乾杯の発声は鈴木國朗さん。
アイダスグループ代表取締役社長。
ホーチミン行きのフライトは、
51番ゲートから。
ANA833便。
荷物が積み込まれていく。
現地のベトナム人も日本人も、
出発を待つ。
私もこのブログを書きながら
搭乗を待つ。
それでは行ってきます。
後はよろしく頼みます。
一人のお客さまに
誠実を尽くせ。
梅雨の今月は、
これに限ります。
〈結城義晴〉
