10月です。
米国メジャーリーグは、
すぐにポストシーズンに入った。
そしてワイルドカードシリーズ。
それからディビジョンシリーズ。
まずワイルドカードシリーズは、
ドジャース対レッズ。
3戦して2勝したら勝ち残る。
ロサンゼルスドジャースと、
シンシナティレッズ。
レッズの本拠地はシンシナティだから、
ユニフォームの右腕のところに、
Krogerのマークが入っている。
Krogerは全米No1スーパーマーケット。
シンシナティが本拠地だ。
ドジャースは左腕のブレイク・スネルが、
9奪三振の快投で勝利投手となった。
これで決まった。
3回裏には、
テオスカー・ヘルナンデスの3ラン本塁打。
トミー・エドマンのソロホームラン。
6回裏には翔平が2本目の本塁打。
レッズを圧倒して、
10対5で快勝した。
大谷は絶好調。
大いに楽しみたい。
さて私は今日も横浜商人舎オフィスで、
商人舎10月号の入稿。
原稿に丁寧に手を入れて、
完成形にしていく。
最近はアンカーの仕事が増えてきた。
さて商人舎流通SuperNews。
ブルーゾーンホールディングスの記事が三連弾。
ブルーゾーンnews|
ヤオコーの単独株式移転による持株会社10/1設立
㈱ヤオコーが10月1日付で、
ブルーゾーンホールディングスを設立した。
代表取締役社長はもちろん川野澄人さん。
ヤオコーからの単独株式移転によって、
純粋持株会社として発足した。
そして即座に東京証券取引所プライム市場に上場した。
ヤオコーはこれまで、
ホールディングカンパニーをもたなかった。
ヤオコーも完全子会社となる。
保有する子会社株式はすべて、
ブルーゾーンへ現物配当された。
㈱エイヴイ、㈱フーコット、
㈱ヤオコービジネスサービス、㈱小川貿易、
㈱ヤオコーハーモニーの孫会社5社は、
ブルーゾーンホールディングスの完全子会社となった。
出資比率66%の㈱せんどうは、
直接保有の子会社となった。
新社名の「Blue Zones」は、
100歳人が多く暮らす、
世界の5カ所の長寿地域に由来する。
⑴イタリア・サルデーニャ島
⑵日本・沖縄
⑶米国カリフォルニア州ロマリンダ
⑷コスタリカ・ニコジャ半島
⑸ギリシャ・イカリア島
これらの地域を「Blue Zones」と呼ぶ。
同社は「持続可能で幸せな地域社会」を目指す。
これはすでに発表されていた。
それ以外に2つの案件。
ブルーゾーンnews|
東京の食品スーパー文化堂を完全子会社化
同時にブルーゾーンホールディングスは、
㈱文化堂の発行済株式のすべてを取得し、
完全子会社化することを発表した。
9月8日開催の取締役会で承認されていた。
株式譲渡実行日は2025年10月16日。
文化堂の2025年5月期決算は、
売上高279億円、営業利益8億8400万円、
経常利益10億8700万円、
当期純利益7億6200万円。
東京都に14店舗、神奈川県に5店舗を展開。
さらにさらに、
ブルーゾーンnews|
愛知県「デライト」を連結子会社化/中部圏に布石
ブルーゾーンは、
デライトホールディングス㈱を傘下に迎え入れる。
連結子会社化だ。
デライトの2025年3月期は、
売上高354億円、経常利益8億6300万円。
愛知県の豊川市・豊橋市と、
静岡県の湖西市・浜松市を中心に、
「クックマート」のバナーで12店を展開する。
これも9月8日の取締役会で決議された。
デライトの発行済株式の70%を取得。
株式譲渡の実行は10月31日。
ヤオコーの2025年3月期は、
営業収益7364億円で、
日本チェーンストア番付21位だった。
文化堂とデライトを合計すると633億円で、
ヤオコーを加えて7997億円となる。
番付では18位に上がる。
スーパーマーケット番付では、
1位ライフコーポレーション、
2位ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス、
その次の3位に入る。
順位は変わらないが、
もう1兆円の大台は見えてくる。
川野澄人、やるねー。
頼もしい。
〈ブルーゾーンホールディングスのホームページより〉
規模を追いかけているわけではないが、
スケールがあったほうが、
仕事はやりやすい。
せんどうもそうだが、
文化堂もデライトも、
いいグループに入ったと思う。
ちなみに文化堂は、
オール日本スーパーマーケット協会に加盟している。
さてどうなるのか。
すぐに退会することはないだろうが、
それよりもヤオコーの本質を学ぶことに、
時間を割くのだろうな。
そしてこの2社に続いて、
ブルーゾーンに参加してくる企業がある。
いや、増えると思う。
中部地方だけでなく、関東、東北、北陸など、
視野は広がっていく。
一方で㈱ロピアの㈱OICグループも、
急成長を遂げている。
それらは業界の地図を塗り替える。
コロナは時間を早める。
予言者にはなるなと、
ドラッカー先生は言ったし、
それになろうとは思っていないが、
結城義晴の見立ては、
当たっている。
〈結城義晴〉