結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2026年01月22日(木曜日)

万代知識商人大学10期修了の日とCGC新春総会の「昼に努力」

一昨日から大阪。
夜が明けると急に冷え込んだ。

大寒の真っ只中。

午前8時半過ぎには会議棟に到着。
㈱万代本社に隣接している。

その大ホールで、
2025年度万代知識商人大学の修了式。
通称「万代カレッジ」。IMG_3422

2025年3月に開講式を行って、
第10期がスタートした。

そしていよいよ、
1年間のカリキュラムが修了する。

10期生はすでに修了論文を提出している。
全体に見て、
この論文の文章力が格段に上がった。
ただし構成力が足りない。
もっともっとよくなるはず。

今日は一人ひとり、登壇して、
全役員の前で8分間の修了スピーチを行う。IMG_3424
大学院の修士論文のときにも、
主査、副査の教授の前で、
自分の論文を説明する。
後ろでは仲間の院生が聞いている。
それと同じ。

後列には、10期生たちが並ぶ。
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5人ごとのスピーチが終わると、
全員が壇上に並ぶ。

役員たちから質問や感想、
あるいは厳しい指摘が寄せられる。
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真っ先に谷内毅取締役。
経営企画室・グループ会社・関係会社担当。IMG_3427

和久正樹取締役。
店舗運営・店舗サポート・営業企画部門担当。
ネット宅配も担当。
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次の5人もそれぞれにスピーチを終えて壇上へ。IMG_3434

加藤隆取締役。
人事・総務部門担。
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中筋浩二取締役。
ドライ・デイリー部担当。
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三番目の5人も、緊張して壇上へ。
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坂本識文常務執行役員。
財務経理部担当。
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角廣(すみひろ)力常務執行役員。
水産部・農産部担当。
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午前の修了スピーチを終えると、
役員と10期生に万代特製の昼食が配られる。

11貫が入った豪華寿司と、
ローストビーフとホタテのサラダのボリュームランチ。

多分、スピーチが終わっていない10期生たちは、
味わうどころではなかったはずだ。

12時50分、午後の修了スピーチが再開。
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頓宮博取締役。
広報IR室・法務管財部・秘書室担当。
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吉田秀史常務執行役員。
畜産部・惣菜部担当。
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10期生は女性が多い。
とてもいいことだ。
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河野竜一常務取締役。
コーポレート部門管掌。
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芝純常務取締役は営業管掌。
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どんどんスピーチが進行していく。IMG_3461

最後は4人となった。
万代大学2度目の参加のエリアマネジャーの2人と、
グループ企業㈱アドバンスから参加の2人。IMG_3465

アドバンスの田縁(たぶち)仁平副社長も質問する。
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こうして34名の10期生たちのスピーチが無事終了。

総評は結城義晴。
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開講式で使った「Big Thinker」の話をした。
論文の構想は「着眼大局着手小局」がいい。
小局の問題については丁寧にディテールを書く。
短いスピーチに関しては大局の骨子を語り、
小局の問題は簡潔に説明する。
そうしなければ時間が足りなくなる。IMG_3474

フィリップ・コトラーは、
マサチューセッツ工科大学で博士論文を書いた。
その時の主査と副査はなんと、
ロバート・ソローとポール・サミュエルソンだった。
二人ともノーベル経済学賞受賞者。

その二人が恐縮するくらい、
コトラーの論文とスピーチは優れていた。

そんなエピソードを話した。

論文もスピーチも、
アウトスタンディングなポジショニングを、
はっきりと表明する者であってほしい。

それでもこの論文審査が終わりではない。
スタートである。

健闘を祈りたい。

さらに加藤健副社長。
厳しい指摘もあったが、
それは期待の表れでもある。
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緊張の修了スピーチのあとは、
修了証書の授与式。

阿部秀行社長が名前を読み上げ、
一人ひとりに手渡す。
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私は記念のピンバッジを渡して、
期待の言葉をかける。
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壇の下ではプロのカメラマンが記念の撮影。
この模様が社内の広報誌で報告される。

最後は阿部社長の総評。
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いつも通り、わかりやすい言葉で、
叱咤激励。

とてもよかった。
10期生は肝に銘じてもらいたい。
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この言葉は月刊商人舎2月号で、
「このひと・の・このひとこと」で掲載させていただく。

最後の最後は、
10期生と全役員が勢ぞろいして記念撮影。
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ハイ、スマイル。
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1年間、全講座を見守って、語ってくれた和久さん。
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芝常務はこの春、万代を卒業して、
㈱アドバンスの顧問に就く。
芝さんも新たなスタートを切る。
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そして阿部社長。
阿部さんの講話が、
万代知識商人大学を支えている。
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長い長い1日だった。
午後のいっとき、雪が舞ったらしい。
10期生たちを送り出すころには、
薄暮の青空だった。
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お疲れ様、ありがとう。

一方、東京では、
CGCグループ・アソシエイツ会。
2026年の新春合同総会。

山本恭広編集長が参加した。

会場はオークラ東京。
プレステージタワー2階のオーチャードホール。cgc-okura

CGCグループは現在、204社。
加盟店舗数4534店。

総年商5兆5421億円、前年比104%。
加盟店の既存店売上高は103.1%。
堅調だ。

総会会場にはメンバー企業と、
アソシエイツ企業のトップが、
総勢約700名。
cgc-sokai

最初に新加盟企業の発表がなされた。
オザム、ケンゾーなど4社。

総会では冒頭にCGCジャパン会長の挨拶。
岩崎裕文㈱マミーマート社長。cgc-iwasaki

岩崎さんはずばりと語る。
衆議院総選挙で各党が揃って、
消費税減税を訴えている。
これを岩崎さんは前向きにとらえているようだ。
加盟企業、賛助会員企業に、
「産業界からも声を上げよう」と呼びかけた。

次にCGCアソシエイツ会会長の挨拶。
京谷裕三菱食品㈱社長。cgc-kyoya

今年4月1日付けで、
京谷さんは三菱食品社長から相談役となる。
したがってアソシエイツ会では最後の挨拶。

続いて松本偉CGCジャパン社長。cgc-matumoto

配布されたパンフレットに沿って、
2026年度の活動計画を説明した。
パンフレットもイメージを一新。cgc-panph1

版型は縦から横に変えた。
最重点項目は次の6つ。
1. カテゴリー強化
2. 調達力強化
3. ロジスティクス強化
4. 生産性向上
5. ブランド認知向上
6. 備災活動の強化

そのあと会員企業は新年懇親会。

メディアは記者会見の場へ。cgc-press1

広報部から今年度の政策が、
商品活動を中心に説明された。cgc-press2

㈱リオン・ドールコーポレーションが先導して、
加盟企業と「SSS活動」の共有が進んでいる。
SSSは「スーパーサテライトシステム」、
「母店・子店方式」のことだ。

その概要が説明された。
この仕組みの導入によって、
マンパワー不足が解消される。
そして取り扱いアイテムの充実や、
顧客サービスが進むといった好事例が出ている。

旧知の小池信介社長が着実に問題解決をしている。
嬉しい限り。

寒いけれど、
充実した一日だった。

朝に希望、
昼に努力、
夕に感謝。

〈結城義晴〉

2026年01月21日(水曜日)

柳井正さんと阿部秀行さん、川野幸夫さんの「笑顔」

ニューヨークから帰って来ても、
完全に休む日はない。

午前中は自宅で仕事。

11時半に柳井正さんから、
電話が入った。
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月刊商人舎1月号をいたく褒めてくださった。
特集/生成AIリテラシー
202601_coverpage
「こんな記事の書き方はこれまでなかった。
初めてです。みんなに読ませたい」

嬉しい限りです。

大言語モデルの話をして、
「はじめに言葉ありき」で同感した。

そして雑誌を大量にお買い上げいただいた。
そのうえで「すぐに読ませたいので、
コピーして配ってもいいですか?」

快諾。

凄い経営者は例外なく、
せっかちだ。
スピードを最優先する。

「生成AIのスピード感は大事です」
柳井さんは現場で生成AIを駆使する時代が、
やって来ていると考える。

皆さんも雑誌をコピーして使ってください。
ただし大量のコピーの際には、
柳井さんのようにお買い上げくださるのが、
礼儀でしょう。

しかし毎号、柳井さんが社員に読ませたい、
と思ってくれるような雑誌をつくりたい。

そのことを強く思った。

昼過ぎには新横浜からのぞみに乗った。IMG_0205

そして新大阪から、
大阪上本町のシェラトン都ホテル大阪へ。

夕方6時から万代のトップの皆さんと食事。

万代知識商人大学10期が終わる。
その修了式の日が今日だ。

前夜祭のような宴。

食品消費税をゼロにする話が、
衆議院選挙を前にして起こっている。

そんなことも話題になった。

阿部さんの隣りが河野竜一常務、和久正樹取締役、
私の隣りが加藤隆取締役。
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昨年、ドジャースの試合を見に行った。
今年は阿部秀行社長と一緒に行きたいものだ。

ロサンゼルスの競争の解説もしたいし。
ぜひ、ご参加をお願いします。
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今日は万代知識商人大学10期の、
最後の論文発表と修了講義。
頑張ります。

さて、昨日はヤオコーがオープン。

商人舎流通スーパーニュース。
ヤオコーnews
1/20「ヤオコー福生牛浜店」売場面積約600坪IMG_0219

山本恭広編集長が取材に行った。
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あっさり型のオーソドックスな店づくりだが、
さすがにヤオコーだ。
いつも進化の跡が見られる。
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鮮魚売場は広がった。
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オープン日の精肉売場は、
買いたい商品がずらり。
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川野幸夫会長もすこぶるお元気のようだ。
新店を開業するときの川野さんの笑顔は、
みんなを元気づける。IMG_0218

商人舎2月号で紹介しよう。

さて、一昨日は、
日本ボランタリーチェーン協会新春賀詞交歓会。
東京ドームホテルで開催された。vc-dome
の会には私、参加するつもりでいた。
けれど疲労が酷いので、
山本編集長に行ってもらった。

会場はホテル地下1階。

記念講演会と賀詞交歓会の2部構成。

賀詞交歓会の会場はシンシア。
vc-party

井原實会長の挨拶。
ihara

2024年6月に協会会長にご就任

今年は協会創立60周年。
「VCの仕組みと価値を再認識する。
業種を超えた共創を成し遂げたい」
6月4日には記念大会を予定している。

来賓挨拶は小泉進次郎防衛大臣が予定されていた。
しかし同時間帯に高市早苗首相が、
衆議院解散を表明した。
当然、キャンセル。

司会者が、
小泉大臣からのメッセージが代読した。

そして自由民主党元幹事長の甘利明さんの祝辞。

乾杯は村上秀徳さん。
公益財団法人食品等持続的供給推進機構会長。

murakami

昨年10月、食料システム法の成立に伴って、
この団体が発足した。
村上さんは初代会長。
農林水産省官僚、外交官を経て現職。

その後、懇親。

井原会長と松井康彦さん。
松井さんは商人舎特任プロデューサー。
vc-ihara2

中締めは協会副会長の牧野達さん。
コスモス・ベリーズ代表取締役社長。
vc-ending

いい会だった。

さらにさかのぼって、
1月14日の明治記念館。

新春全国セルコグループトップ会。
meijikinen

特別講演会と賀詞交歓会の2部構成。

40社以上の会員企業トップと、
業界団体、約170社の賛助会員、
省庁、マスコミ関係者が集まる。

第1部は特別講演会。
講師は馬渕知子さん。
マブチメディカルクリニック院長。
テーマは「『医食同源』健康は正しい食生活から」

会場を1階の曙の間に移して第2部の賀詞交歓会。selco-party

井原實協同組合セルコチェーン理事長の開会挨拶。
㈱与野フードセンター名誉会長。selco-ihara

続いて祝辞。

経済産業省、農林水産省、商工組合中央金庫。

その後、恒例の主要卸売業トップの挨拶。
最初は国分グループ本社㈱会長兼CEOの國分勘兵衛さん。selco-kokubu

「昨年は大阪万博、東京2025世界陸上など、
人が動く大きなイベントがあった。
今年は皆さんが動く最初のイベントは、
総選挙になりそうだ」

中間選挙を控えるアメリカ。
その予測困難な動向を挙げながら、
セルコグループの結束の大切さを強調した。

㈱日本アクセス社長の服部真也さん。selco-access
スーパーマーケットの経営課題を挙げつつ、
セルコとの取り組みを提案した。

三井物産流通グループ㈱の柴田幸介社長、
伊藤忠食品㈱の岡本均社長、
三菱食品㈱の横山達久常務、
大手卸売業トップがそれぞれ短いスピーチ。

祝辞の後はセルコチェーン役員一同が登壇。
一人ずつ紹介される。selco-member

乾杯の音頭は佐伯行彦さん。
セルコチェーン理事相談役、
㈱さえきセルバホールディングス社長。
「働いて、働いて、ではなく、
攻めて、攻めて、攻めまくろう」
元気よく発声。
selco-saeki

その後、懇親。

㈱エコス名誉会長の平富郎さんと、
今日の講師の馬渕知子さん。selco-taira

國分さんと松井さん。kokubu

商人舎2025年12月号を褒めてくださった。
特集は「リージョナルチェーンの盲点」

日本アクセスの服部さん。hattori
商人舎1月号の記念対談に登場してくれた。
ありがとうございました。

セルコチェーンの稲田雄司専務理事と、
ブルーチップ㈱社長の宮本洋一さん。bc-inada

井原理事長。
ihara
「セルコレポート」の新春メッセージでは、
生成AIについて触れた。

そして佐伯さん。
saeki

中締めはセルコチェーン副理事長の平典子さん。
㈱たいらや社長。taira2

自身を「丙午の女、暴れ馬」と、
ユーモア交えて語ったあとで、
元気よく一本締め。

トップの皆さんは、
とにかくお元気で、
笑顔がいい。

私もそれは見倣ねばならない。

〈結城義晴〉

2026年01月20日(火曜日)

トレジョ/ウェグマンズ/ホールフーズ/スチューの[とんがり]

大寒。

二十四節気は1年を24に分ける。
大寒はその最後の暦。

寒さが最も厳しいころ。

次は立春。

しかしニューヨークに比べれば、
ずっと暖かい。

昨日の月曜日の東京ドームホテル。
日本ボランタリーチェーン協会の、
新春賀詞交歓会が開催された。

井原實会長。
ihara
2024年6月に協会会長に就任して、
今年は協会創立60周年。
「ボランタリーチェーンの、
仕組みと価値を再認識する」

「業種を超えた共創」がテーマで、
6月4日に記念大会が開催される。

ボランタリーチェーンの特集、組もうかな。

井原さんの目下の関心の一つはAI。
私とシンクロしている。

平野実協会副会長。
全日本食品㈱社長。
隣りは松井康彦商人舎特任プロデューサー。
vc-hirano
「DXの推進と生産性改善が急務」と語ってくれた。

さて今日のブログは、
ニューヨークのスーパーマーケットで、
ちょっと気づいたこと。

トレーダー・ジョー。IMG_9955 (002)

入り口の花売場。
花束の価格ライン。
3.99ドル、4.99ドルが価格ポイント。
それに付け加えるように5.99ドルと、
6.99ドル、7.99ドルの価格。
最高値は10.99ドル。
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1ドル100円の感覚で見てください。
買いやすい価格帯。
それがトレジョ。

今年は花卉売場が広がった。
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とくに観葉植物。
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グロサリーのエンドのこの什器がいい。
ここでも3.99ドルと4.99ドルが中心。
400円と500円。
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トレジョの冷凍食品。
一番売れるのはこれ。
マンダリンオレンジチキン。
一度は食べてみてください。
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そのプライスカードは、
もちろん手書き。
ニュージャージーの店は、
ユニットプライスを左に、
売価を右に記す。
左が1LB3.99ドル、右が5.49ドル。IMG_9946 (002)
ユニットプライス表記は、
会社で検討するべきだろう。

ウェグマンズ。
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入り口にロバート・B・ウェグマンの写真。
1918年から2006年までCEOを務めた。
現ダニー・ウェグマンCEOの父上、
現コリーン・ウェグマンCOOの祖父。IMG_0012 (002)
その言葉がいい。
“Never think about yourself;
always help others”
「自分自身のことは絶対に考えるな。
いつも他の人を助けよう」

そのウェグマンズ。
バレンタインデーに向けて、
バルーンを多用した。
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日本のダイソーでバルーンを買うと、
その場で110円のヘリウムガスを入れてくれる。

いいなあ。

この青果部門の黄色と緑色に赤のバルーン。
色の感覚も素晴らしい。
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リンゴの平台。
赤と金のバルーンがリンゴの色とぴったり。IMG_0009 (002)
ウェグマンズは凄い。

ホールフーズマーケット。IMG_9885 (002)

店舗入り口の青果部門の先頭に、
平冷蔵ケースが登場している。
「JUMPSTART JANUARY」
乳製品やジュース、ときには精肉を訴求する。
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クローガーの常とう手段。
スーパーマーケットのトップチェーン。

電源をどうするかが重要なことだが、
ホールフーズは天井から引いている。IMG_9887 (002).jpg2

それからバナナの吊り下げ陳列。
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横から見てもとてもいい。
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スチュー・レオナード。 IMG_2986

チェックスタンドの上に、
空飛ぶ牛。
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スチューはもともと酪農家だった。

青果部門の陳列もインパクトがある。

フェンネル(ウイキョウ)は斬新。
セリ科ウイキョウ属の多年草で、
アニスによく似た香りを持つハーブ。
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コンコースの平台は、
手前の芽キャベツと奥のアスパラ。
芽キャベツはごろごろ寝かせて、
アスパラは立てる。
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ヘリルームトマト(Heirloom Tomatos)。
ビンテージトマトともいう「伝統的トマト」。
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バナナ娘は足を組んで歌う。

それからレジに向かう広いコンコース。
顧客の目を引く平台。
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木製の平台がいい。
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横から見るとこんな感じ。
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後姿。
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縦型パンケース。
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これも木製。
1.99ドルのバゲットが売られている。
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横姿。
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最後にストップ&ショップ。
ロイヤルアホールドデレーズUSA傘下の、
ローカルチェーン。
親会社はオランダとベルギーのチェーン。
世界年商974億ドル(1ドル150円で14兆5950億円)、
米国内年商592億ドル(8兆8800億円)。
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典型的なコンベンショナル(伝統)型。
つまり革新がない店。
革新をしようとするが、
それは形だけ真似ていて、
顧客に響く[とんがり]がない店。

ひとことで言えば、
「ポジショニングのない店」IMG_0014 (002)
オーソドックスな1200坪。
コの字型レイアウトで品ぞろえは標準型。

しかし顧客はひどく少ない。
高齢者ばかり。

周りにはウェグマンズ、トレジョ、
そしてボランタリーチェーンのショップライト。

個性的な店舗がずらり。

ストップ&ショップは、
古い「業態のままの店」だ。

ポジショニングをもったフォーマットになっていない。

反面教師。

痛いほどの店だ。

業態とフォーマットの鮮明な差異は、
ストップ&ショップが証明してくれている。

〈結城義晴〉

2026年01月19日(月曜日)

OICグループ新任チーフNY研修、帰国しました。

Everybody! Good Monday!!
[2025vol③]

2026年第4週。

帰国しました。
昨日の1月18日、午後7時近くになった。
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現地時間1月17日午前11時ごろ。
ジョンFケネディ空港。
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13時05分に NH109便に乗り込むと、
窓には水滴がついていた。
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そして雪は強く降っていた。IMG_0189

ますます強くなって、
機体の翼の上に雪が積もった。IMG_0192
それを雪かきするのに40分くらいかかった。

それから飛び上がった。

しばらく飛んで1万mの上空に至る。IMG_0194

すると厚い雲に覆われていた。
その雲がまぶしい。IMG_0195

その後、和食を頼んで、
シャンパンを飲んだ。
さらにボルドーの赤ワイン。

食事が終わると、
インターネットを繋いで、
ブログを書いた。

書き終わって、
映画を見ていると、
いつの間にか眠っていた。

5時間か6時間、
ぐっすりと眠った。

それから映画を見た。

「アンジェントルメン」
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ガイ・リッチー監督。
第二次世界大戦で実在した英国スパイチーム。
ナチスドイツのUボートの航行を阻止する極秘作戦。
主人公は「007」のジェームズ・ボンドのモデル。

2025年版スーパーマン。
640
デヴィッド・コレンスウェット主演。
SNSの誹謗中傷でスーパーマンが危機に陥る。

14時間後、羽田空港に到着。

班長の浜野仁志さんは大活躍だった。
㈱OICグループ取締役経営戦略本部長。
日本では売っていないレイバンのAI眼鏡着用。
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中野智之さんは㈱OICグループで、
人事総務本部人材開発部教育担当ネジャー。
商人舎の研修会すべてに参加して、
バイヤーセミナーも、
ミドルマネジメント研修会も、
両方でS級を獲得した勉強家だ。
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本当にお疲れさま。

今回は新任チーフNY研修を兼ねていた。
チーフになった人たちが多かった。
だからものすごくモチベーションが高かった。
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彼らの成長がロピアの成長となる。

そしてこの研修によって、
彼ら一人ひとりが一段と成長したことを、
私は認識した。

それが何よりうれしい。

講義はいつも脱線した。
けれどそれは若い人たちに対して、
是非とも必要な脱線だったと思う。

人間にとって脱線は必須だ。

私も若返った。

ありがとう。

さて帰国してから、
面白い写真を紹介しよう。

まず到着寸前の上空からのマンハッタン。
翼の向こうにうっすらと見える。
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初日の夜のマンハッタンの6番街。
ステーキレストランに向かって歩いていたら、
馬に乗ったポリスに出会った。

ニューヨーク市警察騎馬部隊。
New York City Police Department Mounted Unit。
1858年に設立され、
「10フットコップス(10 foot cops)」と呼ばれる。
約 100人の警察官と55頭の警察馬が所属する。
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ワンワールド・トレードセンター。
9・11の跡地に2014年11月3日に開業。
西半球で一番高いビル。IMG_0067 (002).jpg2

鎮魂のプール。
ここに来るといつも敬虔な気持ちになる。
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そしてオキュラス。
2016年完成のワールドトレードセンター駅。
地下鉄とPATHトレインを結ぶハブ駅。
構内にはショッピングモールが併設される。IMG_0068 (002).jpg2

ニューヨーク第一の絶景は、
ニュージャージー川からのマンハッタン。
ハミルトン公園からのハドソン川と摩天楼。

マンハッタンのアッパーウエストサイド。
ゼイバーズのそばのビルの壁に、
バンクシーの作品がある。IMG_0103 (002)

バンクシー(Banksy)は路上芸術家だ。
本名と生年月日未公表の素性不明のアーティスト。

この「ハンマーボーイ」は、
2013年10月20日公開。

ハンマーを持った少年が赤い消火栓を叩く。
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消化栓というインフラ都市機能を芸術で高めた。

この作品はこの建物の所有者が保護する。
それが「ゼイバース」オーナーだ。
誰でも自由に鑑賞できる観光名所となった。

それから巨大企業の写真。

まず、ウォルマート。
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ウォルマートで一番売る店の入り口のところ。
矢印が付いた赤い柱型のPOP。
書かれている文字は、
「Wow! Thousands of Rollbacks & More」
「ワオ! 千以上のロールバック」
スペイン語でも掲示されている。
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「ロールバック」はEDLPの価格から、
さらに値段を下げる超ディスカウント。
これは日本でも使えると思う。

そのウォルマートのレジエンド。
ショッピングバッグをひっかける器具はそのまま。IMG_9855 (002)
環境保全のためにビニール袋はやめている。

アクションアレーで展開するテレビ。
家電売場で50インチTVが198ドル。
日本円の感覚で1万9800円。
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214ドルだったものが、
ロールバックで198ドル。
店舗入り口のレジに近い主通路で2カ所陳列。
全米の3961店でこの島陳列が、
それぞれ2カ所で展開される。

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すごい売りだ。

ターゲット。
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子供服売場はマネキンがかわいい。
ハンガー陳列の商品が必ずそばにある。
IMG_9866 (002)

ベビー売場は大きな写真。
これも実にかわいい。IMG_9867 (002).jpg2

一方、婦人服売場には、
太めのマネキン。
かならず商品がそばに陳列されている。IMG_9873 (002).jpg2

リドル。
IMG_9874 (002).jpg22

何といってもインストアベーカリー。IMG_9882 (002)

この什器に49セントと79セント中心の、
焼きたてパンが並ぶ。
顧客は自分でパンを取って、
自分で袋に詰める。IMG_9877 (002)

とくにフレッシュバタークロワッサン。
49¢ ea.
「ea.」は「each」の略で「1個」の意味。IMG_9876 (002)

アマゾン・フレッシュ。
IMG_9959 (002)

話題のダッシュカート(Dash Cart)。IMG_9966 (002)

スマート(賢い)ショッピングカート。
搭載しているカメラと重量センサーで、
カートに入れられた商品を認識する。
IMG_9967 (002)

顧客はディスプレイで商品を確認して、
金額を計算することができる。
店舗から出るときには、
Dash Cart専用レーンを通る。
登録済みクレジットカードに代金が請求され、
会計用のレジに並ぶ必要がない。
IMG_9969 (002)

ただしこれもアマゾンフレッシュの店舗では、
あまり機能していない。
客数が少なすぎてガラガラ。
だからレジ待ちが起こらない。
IMG_9960 (002).jpg2
ホールフーズマーケットならば、
ある程度、機能するだろうと思う。

アマゾンも頓珍漢なところがある。

明日はスーパーマーケット編。
これは役に立つ。

では、皆さん、今週も、
頑張ります。

Good Monday!  

〈結城義晴〉

2026年01月18日(日曜日)

帰国日/バス中講義の「自ら、変われ」

ニューヨーク最後の日の朝はゆっくり。

8時45分にホテルのロビーに集合。
3泊5日の弾丸ツアー。

トランクをバスに積み込んで、
全員揃って乗り込む。

帰国です。

マンハッタンを走る。
その間は富澤由紀子さんにマイクを渡す。

リンカーントンネルを利用して、
ブルックリンに入る。
そしてクイーンズのジョンFケネディ空港へ向かう。

40分の最後の講義。

今回、どの講義でも触れることができなかったのは、
「米国オーガニック研究」
テキストの73頁から86頁まで。
団員はあとで読んでください。

アメリカ合衆国の農務省(USDA)が、
1990年に制定したのが、
「オーガニック食品生産法」
これが始まり。

1997年12月、「オーガニック基準案」を公示し、
2000年12月、「ナショナルオーガニックプログラム」発表。
2002年10月21日、
「ナショナルオーガニックプログラム」完全履行。

この年からホールフーズがブレイクした。

その米国のオーガニックの定義。
①長期的に人間の健康を守る商品

②オーガニック栽培とは、
環境と調和した生産管理システム、
および生産手段を意味する

③その生産過程では
“Organic Foods Production Act”のガイダンスに従って
自然システムの生態バランスが重要視されること

④オーガニック栽培は生産過程において。
空気、土壌、水からの汚染をミニマイズすること

「オーガニック商品の条件」

①食物を生産する土壌は最低3年間
一切の化学肥料を使用していないこと
②生産物は収穫前1年間、
一切の農薬(除草剤、殺虫剤など)を使用していないこと
③生産物からは残留農薬が検出されないこと
④生産者はオーガニック・スタンダードを遵守すること

オーガニック農業の環境として適切な地域は、
(1)高緯度の地域⇒害虫が少ない
(2)標高の高い地域 ⇒雑草・害虫が少ない
(3)風が強い地域⇒害虫が少ない

害虫が少ない地域では、
農薬の使用量が減っていく。

オーガニック商品は認証されるものだ。
その生産段階、保管段階、加工段階ごとに、
細かな規定がある。IMG_0182

そんなことを簡潔に講義した。

アメリカ合衆国農務省は、
オーガニックを産業にするために、
明確な意図をもっていた。

それが日本の農林水産省との大きな違いだった。

私は農水省の専門委員をしていた時に、
そのことを指摘してレポートを出した。

それは残念ながら採用されなかった。
ただしイオンのビオセボンと、
ライフコーポレーションのビオラルが、
先鞭をつけて奮闘している。

アメリカに10年遅れているが、
これからの大きな課題である。

そしてバス車中講義の最後は、
「自ら、変われ。」

自分が変わらなければ、
仲間を変えることはできない。

自分が変わらなければ、
売場を変えることはできない。

自分が変わらなければ、
店を変えることはできない。

自分が変わらなければ、
会社を変えることはできない。

心から健闘を祈りたい。

あっという間に空港に到着。

それぞれにチェックインを済ませて、
チケットを手に入れる。

そしてロビーに集合。

今回の研修の間、
課題を出していた。

ほぼ全員が提出してくれた。

その課題を評価して、
5つの賞を決めた。

浅野秀二賞、
亀谷しづえ商人舎賞、
商人ねっと賞、
浜野仁志班長賞、
そして結城義晴賞。

それぞれに、
優れて個性的な課題への解答だった。
賞品が渡された。
おめでとう。

受賞者以外の作品も、
いい内容だった。

その5人の受賞者の記念写真。
IMG_0183

それから最後に、
全員写真。 IMG_E0185

手荷物検査に入る前に、
富澤由紀子さんとお別れ。
お世話になりました。
ありがとう。
IMG_E0187

ジョンFケネディ空港に雪がちらつき始めた。
IMG_0180.jpg2

6番ゲートで乗り込む前に、
事務局の商人ねっとのお二人と写真。
工藤恵理佳さんと屋良拓海さん。
IMG_E0186
帰国します。
(つづく)

〈結城義晴〉

2026年01月17日(土曜日)

OICグループNY研修の「SAKANAYA」とブロードウェイ散策視察

OICグループのニューヨーク弾丸ツアー。
視察も3日目の今日が最後。

団員たちは朝、2班に分かれて、
2つのレストランの朝食ステーキを堪能。
したがってセミナーは8時からスタート。

初めにロピアの経営理念の昭和。 IMG_3224

今回の研修会では、
12月に2時間ほどのWeb講義を行い、
さらに羽田空港でも出発前に1時間ほど講義した。

そしてNYでも初日、2日目の朝の2時間の講義。
まだまだ語らなければならないことは多い。IMG_3234

アメリカ小売業の全体像を語って、
同時に日本のチェーンストアランキングで、
OICグループがどこに位置づけられるかを説明した。
IMG_3230

そのあとは私の持論。
業種、業態、フォーマット。
そのためのポジショニング戦略。

肉の宝屋藤沢店から、
ユータカラヤへ、
そしてロピアへと、
教科書通りの成長を遂げた。

その源となる現象は、
アメリカにある。IMG_3236

講義のあとは専用バスに乗り込んで、
マンハッタンの店舗視察に向かう。IMG_3241

ウェグマンズ。
マンハッタン1号店のアスタープレイス店。IMG_3243

全米最古のワナメイカーズ百貨店。
そのマンハッタン店跡の建物に出店。
地上1階と地下1階の2層店舗だ。IMG_3245

1階はベーカリーとデリ、寿司、
そしてレジ。
即食系ゾーン。IMG_3246

デリは「フードサービス部門」と呼ばれる。
ウェグマンズの惣菜はレストラン並みだ、という意思。
店内加工のデリとセルフデリ。IMG_3247

朝早いためまだ顧客の姿は少ない。
しかしランチ時や夕方になると、
多くの顧客がやってくる。IMG_3253

エスカレーターで地下1階に降りると、
導入部は青果。
ウェグマンズらしい単品量販の平台。
見事なカラーコントロール。IMG_3258

訪問の最大の目的は、
この店で初めて導入された「SAKANAYA」。IMG_3261

豊洲市場から週に2回、
日本の鮮魚が空輸される。
これがそのコーナー。IMG_3259

責任者のエイドリアン・ ハッチンズさん。
もうおなじみの32歳。
日本の魚文化をアメリカに根付かせるために奮闘する。
通訳はもちろん浅野秀二先生。
IMG_3266

ウェマンズの企業文化の素晴らしさ。
SAKANAYAの取り組みなどを、
熱意を込めて話してくれた。IMG_3277

団員の質問にも丁寧に答えてくれる。IMG_3267

まだまだSAKANAYAの利益は低い。
それでもアジア系の顧客が広がっている。IMG_3281

浜野仁志班長と3人で写真。
浜野さんは㈱OICグループ取締役経営戦略本部長。

10月にはエイドリアンさん念願の日本訪問も決まって、
嬉しそうだった。
こちらも楽しみだ。IMG_3282

全員で記念撮影。IMG_3286

地下1階は内食ゾーン。
ミート売場の1品1品が魅力ある商品だ。
カラーコーディネートも素晴らしい。IMG_3293

このあと、少しだけ観光。
やはり9・11跡のメモリアルパークは必見。

2001年に起きた同時多発テロ。
世界貿易センターが狙われ、崩壊した。
その犠牲者を追悼する、
左の建物はワールドトレードセンター。IMG_3348

鎮魂のプール。
IMG_3349

プールの縁にすべての被災者の名前が刻まれている。
そして誕生日の人の名前のところに、
白バラが手向けられている。
IMG_0065 (002)

そしてオキュラス。
サンティアゴ・カラトラバ設計の駅舎。
巨大な白い鳥が翼を広げたデザイン。
IMG_3352

その中で記念撮影。IMG_3357

それからイータリー1号店。
IMG_0069 (002)

オスカー・ファリネッティが、
イタリア料理、イタリア食材に絞り込んで、
究極の外食・中食融合店舗をつくった。

曰く「食堂であり、市場であり、学校である」

そのイタリアの八百屋。
IMG_0070 (002)

イタリア式魚屋。
IMG_0080 (002)

生パスタの店。
IMG_0074 (002)

生ハムとチーズの店。
IMG_0086 (002)

イータリー1号店の中央のホール。
IMG_0083 (002)

ここではそれぞれが、
レストランでランチを楽しんだ。
ワインも解禁。IMG_0073 (002)

野菜の店の料理と白ワイン。
IMG_0084 (002)

こちらはホールのチーズとワインの店。
IMG_0085 (002)

私はパスタランチと赤ワイン。
IMG_0090 (002)
これまでで最高のイータリーの楽しみ方。
堪能した。

一気にマンハッタンを北上して、
ゼイバース。

たった1店舗でも、
NY中のユダヤ人がやってくる。

導入部のチーズ売場。
IMG_0097 (002)

惣菜の対面売場は商品と店員に顧客がついている。
IMG_0094 (002)

そしてこの店の人気を支えるスモークフィッシュ売場。
IMG_0092 (002)

浜野班長が夜の交流会のために購入。IMG_3361

スモークの白身魚。
IMG_0099 (002)

ホールで買うから店員さんも大喜び。
IMG_0098 (002)

人気のコーヒー売場。
私はモカとブルーマウンテンを1パウンドずつ購入。IMG_3363

ゼイバースからブロードウェイに沿って、
7分ほど歩く。
IMG_0106 (002)

シタレラ。
IMG_3367

入り口にはニューヨークデリの対面売場。
IMG_0110 (002)

もともとが鮮魚店。
だから店の奥一面が鮮魚売場。IMG_0111 (002)

ゼイバーズとは強みが違う。
それが生き残りの条件だ。

隣接するのが、
フェアウェイマーケット本店。IMG_3368

こちらは青果店出身。
青果売場のボリューム陳列が特徴だ。
IMG_0115 (002)

鮮度、品質、品揃え、陳列。
すべてに秀でている。
IMG_0117 (002)

しかし店の奥の多段ケースは、
リーチインケースに変わった。
強敵が登場して客数が減っている。
IMG_0119 (002)

フィッシュマーケットは全盛期の3分の1になった。
IMG_0125 (002)

地元のスーパーマーケットとして、
ニューヨーカーに大人気の店だった。

現地コーディネーターの富澤由紀子さんも、
若い頃はわざわざ地下鉄に乗って、
この店に買物に来たらしい。

今でも若いけれど…。

NY研修の最後は、
トレーダー・ジョー。
IMG_0148 (002)

地下1・2階の2層の店舗。
エスカレーターを主動線扱いにして、
ワンウェイで買い回らせる。

地下2階に降りる。
IMG_0131 (002)

この店も観葉植物を前面に出している。 IMG_0132 (002)

エスカレーターで地下1階に上がる。IMG_0134 (002)

グロサリーのエンドが並ぶ。
これは1フロア店舗と同じだ。IMG_0136 (002)

長いながい冷凍食品の陳列線。IMG_0137 (002)

そして青果部門の天井は吹き抜けになっている。IMG_0144 (002)

午後2時半ごろだが、
すでにレジには行列ができている。IMG_0145 (002)

チェックスタンドは銀行方式。
セルフレジなどトレーダー・ジョーは、
死んでも導入しない。
せっかくの接客のチャンスを失う。IMG_0147 (002)

トレーダー・ジョーが、
地元のスーパーマーケットから、
顧客を奪い取っている。

すべての視察を終えて、
午後3時からは自由研修。
みんなの気分が和む。IMG_0153 (002)

私はホテルに帰って、仮眠した。
3泊の弾丸ツアーは疲労が酷い。

夜は午後7時半から、
特別にチャーターしたスイートルームを、
コミュニティルームにする。

毎晩、そこで団員同士の交流をする。
浅野先生もワインで交流。IMG_3372

第1班班長は浜野さん。
板前さんの衣装をまとって、
手作り料理を提供してくれる。 IMG_0158 (002)

得意料理は握りずし。
ウェグマンズの「SAKANAYA」で、
材料を調達した。

寿司飯も今回は上出来。
美味い寿司だった。

それからゼイバーズスモークフィッシュ。
IMG_0162 (002)
これは美味だった。

さらに定温調理器を日本から持参して、
ローストビーフをつくってくれた。IMG_0167 (002)

これです。
IMG_0168 (002)

美味しいワインと食事に、
深夜まで交流は続いた。

その浜野シェフと浅野さん、
両サイドは富澤さんと亀谷しづえさん。
IMG_0164 (002)

34階の部屋からは、
エンパイヤステートビルが間近に見えた。
IMG_0161 (002)
最終日は盛り上がった。

この交流でロピアやOICグループの、
社員の力量はどんどん上がる。

私も話の中に加わって、
それを実感した。

ありがとう。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2026年01月16日(金曜日)

OICグループ視察2日目のニュージャージー州での大きな成果

日本の政情が怪しくなってきた。
衆議院解散と新党結成。

ああ。

レジデンスイン・バイ・マリオット。
今回のOICグループNY研修の拠点。
IMG_2939

朝7時、研修がスタート。
3階の会議室で結城義晴のセミナー。
IMG_2920

セミナーの前に団長の浜野仁志さん。
㈱OICグループ取締役経営戦略本部長。
IMG_2922

OICグループの経営理念について説明。

OIC group

そのあとでリード役に従って、
皆でこのミッションを唱和。
IMG_2931

さらにつづいて、
ロピアの経営理念を唱和。IMG_2927

それから結城義晴の講義。
IMG_2933

経営理念を唱和したので、
初めにミッションマネジメントの重要性を、
あらためて講義した。
IMG_2937
最上位にミッションがある。
次にストラテジックマネジメントがあり、
その下に二つのマネジメントがある。
マーケティングとヒューマンリソース。
前者は会社の外に向けた活動で、
後者は会社のうちに向けた活動である。

そしてその下にオペレーションマネジメントと、
フィナンシャルマネジメントがある。

ミッションは最上位に位置づけられて、
会社のすべての活動を先導する。

Walmartの現在のミッションは、
Save Money, Live Better.

この言葉に向けて全社が一丸となる。

そしてサムの10ルール。
IMG_2936

それから働きがいのある企業ランキングと、
顧客満足と従業員満足。

講義の本論は初日に巡った企業の競争について。

ウォルマートとターゲット、
アルディとリドル。
そしてホールフーズとトレーダー・ジョー。

それぞれのポジショニング。IMG_2942
2時間の講義はあっという間に終わった。

2日目はハドソン川を超えて、
隣のニュージャージー州へ。

トレーダー・ジョー。
IMG_9955 (002)

ニュージャージー州で最も売り上げる店。
テーブルフラワーが顧客を出迎える。IMG_9951 (002)

ガラスの手前にもバケツに入れて
カジュアルフラワーを陳列。
IMG_9952 (002)

最近はとくに観葉植物に力を入れる。
IMG_9953 (002)

ミニ観葉植物は、木の什器で展開。
テーブルに置いても窓辺で飾ってもいい。
IMG_9943 (002)

トレーダー・ジョーの新しいマーチャンダイジングだ。

エンドではフィアレスフライヤーお奨め商品を展開。
「フィアレス(fearless)」は、
英語では「恐れや不安を取り除くこと」
「フライヤー(flyer)」はチラシのこと。
つまり顧客の不安を取り除いて、
安心して購入してもらいたいという意味。

毎月1回、冊子を発行する。

その冊子のアイテムをエンド展開する。
IMG_9954 (002)

白木の什器と壁面のカラフルな描画。
これがトレーダー・ジョーの特徴で、
ポジショニングをつくる要件。
IMG_9944 (002)
ロピアはその考え方を模倣した。

今回の研修で、
トレーダー・ジョーは2店舗目。

研修課題を与えられた団員たち。
真剣に商品をチェックする。IMG_2947

クルーメンバーのロビンさんにインタビュー。
通訳は浅野秀二先生。IMG_2952

トレーダー・ジョーへの愛と、
この店での働き甲斐を熱心に語ってくれた。IMG_2953

腕にトレーダー・ジョーの
ワインやチーズのタトゥーを入れるほどのLOVE。IMG_2956

そんなロビンさんを囲んで記念撮影。IMG_2959

近隣にあるアマゾン・フレッシュ。
工藤恵理佳さんとツーショット。
運営事務局の商人ねっと所属。IMG_2963

普通のスーパーマーケットになってきた。
傘下のホールフーズの良さを、
もっともっと取り入れればよいのに。
IMG_2965

熱心に見て回る団員たち。IMG_2972

店ではプライム会員向けの、
ピックアップ作業があちらこちら行われている。IMG_2969

アマゾン・ゴーの仕組みを取り入れていたが、
それがずいぶん後退した。IMG_2982

スチュー・レオナード。
8店舗だけのローカル・スーパーマーケット。IMG_2986

有名なポリシー・ロック。
「アワー・ポリシー」
それを翻訳して説明する浜野班長。IMG_2987

売場はワンウェイ・コントロールの動線。
導入部のプロモーションコーナーから、
インストアベーカリーへ。
朝食のマーチャンダイジング。
スチュー・レオナードの特徴だ。
IMG_2993

そしてやっと青果売場。IMG_3002

私はスチューのオリジナルコーヒーを飲みながら視察。IMG_3005

バナナ娘を動画撮影。
売場の至るところで人形たちが歌って踊る。IMG_3009

青果・精肉・鮮魚、デアリー(乳製品)と続いて、
最後は寿司やBBQの対面デリ。
チキンやスープなどのセルフセレクションデリ。IMG_3025

浜野班長がカラフルなドーナツを購入。IMG_3028

工藤さんもいい笑顔。IMG_3030

急遽、インタビュー。IMG_3034

応じてくれたのは、
ケビン店長。IMG_3035

家族もスチュー・レオナードで働く。
そして自身もホールフーズから転職。
家族的な経営であることを強調してくれた。IMG_3039

ウイスキーの「白秋」をプレゼント。
それを手に浜野班長と3人で写真。IMG_3040

最後は全員で記念撮影。IMG_3045

ウェグマンズ。
郊外型の標準的な2000坪店舗。IMG_3110

ウェグマンズはいつ来ても、わくわくする。IMG_3111

「ホットゾーンプライス」のPOPが目立つ。
ウェグマン流のEDLPだ。
かつては「コンシスタントロープライス」と呼んだ。
一貫した安値。
だがホットゾーンの方が断然いい。IMG_3047

世界中のチーズが揃う自慢のコーナー。
IMG_3062

鮮魚は強化カテゴリー。IMG_3097

ちょうど天井の照明か何かを工事中。
高い天井だからこんな重機を使う。IMG_3102

天井に近いところのレールを模型の電車が走る。
高木勇輔代表がこれを見て、
すぐにロピアの売場に採用した。
今や日本ではロピアのトレードマーク。IMG_3064

「ラブラブロピア」の「ラブ」を表して、
両手でハートマークをつくる。
そして全員写真。IMG_3105

ショップライト。
ボランタリーチェーン。
ニューヨーク都市圏では、
115店舗で15.8%と最大のシェアをもつ。

その中でも最高峰の店舗。IMG_3113

コーナーごとに屋号を掲げる。
その花売場。
IMG_3116

チーズ売場も充実している。IMG_3117

対面の鮮魚コーナー。
IMG_3118

「ボアーズヘッド」のデリカテッセンを導入。
切り立てのハムとチーズのショップ。
IMG_3119

広い売場を活かして、
即食ゾーンと内食ゾーンを分けた。
しかしいかにも在庫が過多。
そこがボランタリーチェーンらしい。IMG_3128

ニュージャージー州の最後は、
ストップ&ショップ。
アホールド・デレーズUSAの傘下。
伝統的なスーパーマーケットの典型。
ポジショニングのない、
あるいはそれをつくろうとしても、
つくり切れていない。
反面教師となる店を見てもらいたい。
IMG_0016 (002)

ニュージャージー州のハドソン川越しに、
マンハッタンの摩天楼を見る。
夕日の残照で淡くピンクがかって美しい。IMG_3143

摩天楼を背景にハートマーク。IMG_3138

マンハッタンに戻ってきて、
ホールフーズの小型店。
「ホールフーズデイリーショップ」。IMG_3182

1万平方フィート(280坪)ほどか。IMG_3146

都市型小型店として、
ホールフーズのMDが凝縮された。IMG_3154

結果として、
ホールフーズのPB「365」が主役になった。IMG_3162

通路幅も狭い。
しかし天井はスケルトン、
白を基調にした什器遣い。
ホールフーズそのものの店づくり。IMG_3173

チェックアウトはセルフオンリー。IMG_3181

デイリーストアとして、
日常の食品と生鮮、デリが揃う。
久しぶりの快打。
この出来栄え。
感動して興奮した。

2日目研修の最後は、
同じくマンハッタンにあるターゲット。IMG_3204

1階と地下1階の2フロアの店。
1階はレディスアパレル。IMG_3187

そしてチェックアウト。
セルフレジが中心。IMG_3188

エスカレーターで地下1階に降りると食品売場。
ターゲットのMDをコンパクトにした売場。IMG_3191

バレンタインのコーナーも広く展開する。
IMG_3189

都市型とは言え、地下1階の売場面積は広い。
アパレルも家庭用品も、ホームファッションも揃う。
IMG_3198
ウォルマートはマンハッタンに出店できないが、
ターゲットは歓迎されている。
その違いが面白い。

研修が終わると、
講師と事務局の夕食。
日本料理の「五助」。
恐竜が出迎える。
IMG_3213

ゲストは浜野班長のMBAの同期、
海老原瑞樹さん。
伊藤忠インターナショナルに在籍。
もちろんニューヨークで勤務。IMG_3208
リーズナブル価格の刺身、寿司、天ぷら、
ビールや日本酒、焼酎などで、
大いに盛り上がった。

トレーダー・ジョーとホールフーズの小型店、
ウェグマンズ、スチュー、ショップライトの大型店。

ストップ&ショップの中型店。

中型が一番特徴のない店となった。
ポジショニング競争と店舗サイズは、
人間の知恵の発揮という面で、
それぞれに関係している。
(つづきます)

〈結城義晴〉

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