結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2023年01月05日(木曜日)

ドラッカー「フィードバック分析」と金子兜太「肉体年齢」

松の内の間は、年賀状でご挨拶。
2023年賀状
1月7日の七草までを「松の内」という。

正月には「年神」という神様がやって来る。

「年神」は日本神話に記されている神。
すなわち「神道」の神である。

家々に新年の幸せをもたらすために、
正月元旦に高い山から神様が降りてくる。
それが「年神様」だ。

「正月様」「歳徳神(としとくじん)」などと呼ばれる。

その年神の神霊は、
「依り代」(よりしろ)に宿る。
この神霊が依(よ)り憑(つ)く対象物を、
依り代という。

神木などがその依り代の例だ。

古代神道では、
あらゆる物に神霊が宿ると考えられた。
自然崇拝である。

「古事記」や「日本書紀」の人格神は、
中が空洞の物体に依り憑くことが多いとされる。

だから年神を迎えるために、
家々の門前には門松が設えられるが、
門松には竹が使われる。

依り代である門松を飾っておく期間を、
「松の内」という。

そして「松の内」には、
年神様が滞在している。

寒中見舞いを出すのは、
松が明けてからとされている。

さて、松の内でも、
生活は日常に戻っていく。

この年明けの日常に戻るとき、
なんとなく好きだな。

まったくの日常でもないし、
かといって正月気分でもないし。

まだ今年への期待を抱きつつ、
「さあ、やるぞ」といった気持ちもある。

ドラッカーが奨めた、
「フィードバック分析」は、
この松の内の時期にやるのがいい。

「強みを知る方法は一つしかない。
フィードバック分析である」

「何かをすることに決めたならば、
何を期待するかをただちに
書きとめておく」

「9カ月後、1年後に、
その期待と実際の結果を照合する」

「私自身、これを50年続けている。
そのたびに驚かされている」

「これを行うならば誰もが、
同じように驚かされる」
『プロフェッショナルの条件』
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ドラッカーのセルフマネジメント手法である。

「書きとめておく」

そして時間が経過したら、
期待と結果を照合する。

期待と結果が一致していることこそ、
自らの「強み」である。

期待と結果が一定期間を経て、
一致していないことは、
「強み」ではない。

そこで「強み」に「全集中」をする。
すると成果は飛躍的に大きくなる。

「行なっても成果があげられないことは
行なわない」

「努力しても並みにしかなれない分野には
無駄な時間を使わない」

「強み」を知る方法が、
フィードバック分析である。

ドラッカーは書いている。
「自らについて知りうることの中で
この強みこそ最も大切だ」

松の内は、
自分の強みを知る、きっかけとなる期間だ。

ぜひ、試してほしい。

私もフィードバック分析を繰り返している。

中日新聞の巻頭コラム「中日春秋」
1月3日のコラム。

「雑煮食ぶ暦年齢は虚なり」
金子兜太の87歳の正月の句。
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「その年齢はウソだと決め込んでいる」

本当の年齢に対する金子の持論は、
「女性の場合は実際の年齢の七掛けとし、
男性の場合は八掛けとする」

金子はこれを「肉体年齢」と呼んで、
「その年齢を信じて元気に暮らそうよ」と語る。

金子兜太さんは2018年2月に、
98歳で逝去された。

今年40歳の男性は32歳、
女性は28歳。

このあたりの人たちは、
あまり気にしなくていいだろう。

今年50歳の男性は40歳、
女性は35歳。

今年還暦の男性は48歳。
女性は42歳。

そしわが身は56歳。

丁度いい感じだ。

この気分で1年を過ごす。

「フィードバック分析」に書きとめておこう。

〈結城義晴〉

2023年01月04日(水曜日)

社長になろう、と思ったから、社長になった。

松の内は年賀状でご挨拶。2023年賀状
昨年7月1日、山本恭広さんが、
商人舎編集長に就任。

今年5月には月刊商人舎が10周年を迎える。
さらにさらに充実した内容の記事をお届けします。
宜しくお願いします。

1月元旦のFacebookに、
稲垣佳伸さんから投稿があった。
㈱ドゥ・ハウスファウンダー。
「実は年末に
写真整理してたら出てきました。
たぶん45年前。
僕の結婚披露パーティでの一コマ。
ここに公開プレゼントします。」
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45年前の25歳の結城義晴。
ずいぶん痩せていて、髪もフサフサ。
懐かしい。

今日は一般的に仕事始めの日。
証券取引所は大発会。

3が日を正月休業とした小売業も、
今日は初売り、初荷。

㈱商人舎はまだ正月休業。

しかし私は午後、オフィスにやって来た。
年賀状を見たり、郵便物を確かめたり。
ちょっと、ゆっくりした。
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自撮りで動画のメッセージを試みた。
出来が悪いので公開するのをやめた。

それでも誰もいないオフィスは、
仕事が捗る。

朝日新聞「折々のことば」
編著者の鷲田清一さんには、
今年もお世話になります。

今日の第2604回。
「計画したことの八割は
できません」
(柳川範之東京大学大学院経済学研究科教授)

柳川さんは1963年、埼玉生まれ。
父親の転勤でシンガポールやブラジルへ。
ブラジルでは高校にも通わず、
参考書や教科書を買い込んで独学で勉強した。
帰国後、大学入学資格検定を受け、
慶應義塾大学経済学部の、
通信教育課程を受講して、
独学で大学を卒業。
その後、東大の大学院で博士課程まで行って、
経済学博士となった。

「目標とはそもそも達成できないもの、
とくに完璧をめざしたりすれば
“こなす”ことが目的にすり替わる」

独学の人だけに実感がある。
完璧を目指す必要はまったくない。

「二割の達成でも無意識に
それ以上を学んでいる」

そう、そう。

「新年から日記をつけると決めた人の
三日坊主も十年経てば”立派な記録”だ」
(『独学の教室』所収)
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朝日の「天声人語」も今日、
三日坊主を取り上げた。

「願いごとのために、
3年間は酒を断とうと男が誓った」

「ところが明くる日にはもう、
赤ちょうちんの仲間のところへやってくる」

「お前、もうおしまいかい」
「いや3年を6年に延ばして、
かわりに夜だけは飲むことにした」

「だったら、いっそ12年にして
昼から飲め」

古い小ばなし。

三日坊主はジョークになりやすい。

「やみくもに頑張るのではなく、
目的や目標、手段を
はっきりさせることが肝心」
(野口吉昭著『コンサルタントの習慣術』)

コラム子。
「書きながらお恥ずかしいが、
そう理路整然とこなせるか、
当方は自信がない」

これにも同感。

それでも、
やろう、と思うから、
2割でもできる。

やろう、と思わなければ、
なにもできない。

コラムはジョークで終わる。
「禁煙なんて簡単なことだ。
これまでに千回もしてきた」

柳川範之教授。
「苦しい学びは続かない」

同感だ。

私も16年前、
ブログを毎日書こう、と思った。

そして「毎日更新宣言」を、
タイトルにした。

やろう、と思って、
それを公言する。

結果は、2割でもいい。

正月だから、
独学で何かを始めるのがいい。

やろう、と思うべし。
やろう、と思わなければ、
なにもできない。

私も25のとき、
社長になろう、と思った。

そしてひどく酔っ払ったときなど、
大言壮語していた、らしい。

亡くなった小森勝さんが、
それを教えてくれた。

そして本当に小さな会社だったが、
社長になった。

それは何事にも代えがたい経験だった。

やろう、と思うべし。

先輩として、
若い人たちに言っておこう。

私もいま、
やろう、と思うことがある。
そして、やろう、と思った。

〈結城義晴〉

2023年01月03日(火曜日)

「一陽来復」のときに「両利きの歌」を歌おう。

3が日は、年賀状でご挨拶。2023年賀状

「一陽来復」は、
冬が去って春が来ること。

転じて、
よくないことが続いたあとに、
良いことが巡ってくること。

考えてみると21世紀に入って、
それほどいいことはなかった。
一陽来復を祈念した。

2010年代はずっと一陽来復だった。
そして2020年代も一陽来復のようだ。

新型コロナウイルス・パンデミック。
それからウクライナ危機。
米中による新しい冷戦。

けれど2023年は一陽来復を信じたい。

この言葉の由来は、
中国「易経」だとされる。

儒教には基本書籍が5冊ある。
この5経典を「五経」という。
その筆頭にあるのが「易経」だ。

易経の本来の名称は「易」だった。
それが儒教の経典と位置づけられて、
「易経」と呼ばれるようになった。

「易」という字は、
「日」と「月」から成っている。

日は太陽、月は太陰。
陰と陽。

だから易は陰陽を表す。
ひとつの説だが、
妙に説得力がある。

その「易」の陰が深まると、
陽に変わる。

一つの陽が復びやって来る。
それが一陽来復。

「易」を代表する考え方のひとつだ。
そんな年にしたいものだ。

そして商人舎1月のメッセージ。
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「両利きの歌」

右利き? 左利き?
いいえ、両利き。
もともと左利きの人が、
両利きになりやすい。

コロナ感染拡大を抑えて、
経済と営業の活性化を図る。
ディスタンシングを堅持しつつ、
ホスピタリティを高める。

経費上昇要因に事欠かず、
利益増加要因は一本足打法。
コスト削減と粗利益増加。
その両立をあなたは求められる。

Ambidexterityは、
双面性、両利きの経営。
Compatibilityは、
両立性。

あちらを立てて、
こちらも立てる。
こちらを立てて、
あちらも立てる。

トレードオフは、
気楽で呑気な20世紀人。
トレードオンは、
強靭で思慮深い21世紀人。

右手のイトーヨーカ堂、
左手はセブン-イレブン。
左手を使って右手を叱咤するがごとし。
鈴木敏文の両利き経営。

成熟事業と新規事業。
リアル店舗とネット販売。
人間力経営とデジタル改革。
矛盾を包含し、かつ尊重する態度。

両利き経営の最大の課題は、
リーダーシップである。
トレードオンの最大の課題は、
胆力と論理性である。

あちらを立てて、
こちらも立てよ。
こちらを立てて、
あちらも立てよ。〈結城義晴〉

2023-01Message
陰が去って、陽が来る。
しかし陽はふたたび、
陰に向かう。

だから両利きができなければならない。
私たちは両利きにならねばならない。
それはトレードオンを意味する。
あちらを立てて、
こちらも立てよ。

保守だ革新だ、は終わった。
両利きの中道の時代だ。

労使の対立も終わった。
どちらの主張も正しくて、
それらを両立させる「トレードオン」の時代だ。

経営も商売も、
どちらかを切り捨てれば済む時代は、
もうやって来ない。

顧客は、消費者は、
「禁欲円」と「享楽円」を使い分ける。

どちらにも対応した商売を、
あるいはどちらにも応える経営を、
模索しなければならない。

今年1年、
両利きの歌を歌おう。

〈結城義晴〉

2023年01月02日(月曜日)

イオンリテールの「初売り福カート作戦」とそれぞれの正月営業

2023年賀状
Everybody! Good Monday!

[2023vol①]

毎週月曜日には、
“Good Monday!”と呼び掛けて、
週を始める。

Good Morningや、
Good Nightがあるのだから、
Good Mondayが、
あったっていいじゃないか。

そんな気持ちで、
Good Monday!

1年間、よろしくお願いしたい。

さて2023年の第1週。

2020年までは、
元旦からの週を第1週として、
1年間の52週を数えていた。

そうすると必ず最後の週が、
「第53週」となってしまう。

そこで一昨年の2021年から、
第1月曜日の週を第1週として、
1年間に番号をつけることにした。

月曜日から日曜日までを、
1週間とする。

それでも今年は1月2日が月曜日で、
12月31日が日曜日。

そうなると来年は、
元旦が月曜日のGood Mondayとなって、
新年のご挨拶と重なってしまう。

変な感じではあるけれど、
それも新鮮か。

さて初売り、初荷。
1月元日の営業は、
イオンが実施している。

イオンモール津田沼。
核店舗はイオンリテール㈱のイオンスタイル。IMG_72342

イオンリテールnews|
福袋・福企画の初売り「2023新春祝市」年内から順次開催

すでに昨年の12月26日から、
福袋などを販売して地ならしをしている。

イトーヨーカドー津田沼店は元日は休業。
2日からの営業。
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こちらは新京成線新津田沼駅と直結。

イオンモール津田沼は、
そのイトーヨーカドーに隣接している。IMG_72073

元日営業するからには、
イベントは必須。
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福袋や福カート。
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イオンリテールnews|
正月商戦は「福カート&大型生本まぐろ」企画

イオンリテール㈱の南関東カンパニー。

「生活応援福カート」を昨年から始めた。

家計を応援する福袋を、
カートに積んだ企画。

消費頻度の高い商品を厳選し、
10点前後の商品を袋に入れたりして、
買物カートに積んで販売する。

イオンリテールの考え方は、
「“消費の二極化”が鮮明になっている」。
二極化とは〈贅沢or節約〉。

これは私の言う「享楽円と禁欲円」と同じ。

“価値ある”商品は、
年末年始の食卓を豪華に彩る、
「国産黒毛和牛」や「贅沢海鮮手巻」など。

“節約”しながら楽しく過ごす商品は、
清掃用品やタオル、
食品の「詰め放題企画」、
コスパを重視した「刺身盛り合わせ」など。

一方、
イオンスタイル天王町。IMG_72372
元日の夕方5時ごろ。

天王町の福カート。
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精肉売場はこの込み様。
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ユニクロも協賛して初売りを展開する。IMG_72783
元日からの営業で、
初売りや初荷を盛り上げる。
これもひとつ。

2日からの営業をする企業は、
そごう・西武を除くほとんどの百貨店や、
イトーヨーカドー。
これもひとつ。

3が日を休業にする企業は、
コロナ禍以降、増えてきた。
ライフコーポレーション、ヤオコー、
サミット、オーケー、万代など。
これもひとつ。

さらに4日まで休業するのがロピア。

それぞれ違っていていいと思う。

業界揃って365日営業は、
コンビニ業態だが、
総合スーパーやスーパーマーケット、
さらに百貨店は、
それぞれでいいと思う。

それぞれの在り方を追求する。
顧客はそれぞれ、好きなそれぞれを選ぶ。

これがポジショニング競争だ。

では、みなさん、今週も、
今月も今年も、
それぞれであろう。

Good Monday!

〈結城義晴〉

2023年01月01日(日曜日)

「健康第一主義」と「世のため、人のため。」で毎日更新を宣言する

2023年賀状

一陽来復

2023年元旦。

日曜日から始まる令和5年。
本年もよろしくお願いします。

今年の写真は令和名人会のときのもの。

基本的に毎月、
オリジナルメンバーが、
ゴルフラウンドする。

それ以外に年に1回か2回、
拡大のコンペを開催する。

1989年、結城義晴が、
食品商業編集長に就任したときに、
執筆者の先生方が集まって、
就任祝いコンペを開いてくださった。

そのときの主要なメンバーが、
1回だけではもったいないと、
毎月、一緒に、
ゴルフを楽しむことになった。
それから33年間続いている。

コロナ禍でこの3年間、
毎月はできなくなった。

けれど健康でなければ、
ゴルフはできない。

古稀を過ぎて今年も、
元気に仕事をしたい。
ゴルフもいまだ上達したい。

健康第一主義。
2022年の平富郎さんの書初めの言葉。
私もそれを今年のテーマにしよう。

その思いを込めて、
令和名人会の写真を年賀状に使った。

みなさんのご健勝を祈念しつつ、
私自身も「健康第一主義」で、
365日、52週、12カ月を、
生き抜きたいと思う。

2020年[Message of January]
世のため、人のため。

ひとつひろえば、
ひとつだけ街が美しくなる。

1本植えれば、
1本だけ地球が蘇る。

ひとつ売れば、
ひとつだけ喜びが生まれる。

ひとつつくれば、
ひとつだけ価値が生じる。

ひとつ運べば、
ひとつだけ経済が回る。

世のため、
人のため。

客のため、
店のため。

街のため、
国のため。

母のため、
父のため。

子のため、
孫のため。

妻のため、
夫のため。

愛する人のため、
未来の人のため。

2020年代の初頭、
令和2年のはじまりに。

ひとつひろえば、
ひとつだけ街が美しくなる。

1本植えれば、
1本だけ地球が蘇る。

ひとつ売れば、
ひとつだけ喜びが生まれる。

世のため、
人のため。

客のため、
店のため。

  己のため。
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今も、この気持ちは変わらない。
いや、いつまでも変わらない。

「世のため、人のため。」といっても、
大仰なことではない。

ひとつずつ、
すこしずつ、
いっぽずつ。

できることをやる。

できることしかできない。
それをやる。

その決意をもって、
1年間の毎日更新を宣言しよう。

よろしくお願いします。

〈結城義晴〉

2022年12月31日(土曜日)

大晦日の「万代の一番長い日」と毎日更新終了宣言

2022年のカウントダウン。
最後の日。

シェラトン都ホテル大阪で目覚めた。
関西の定宿。

朝食は「うえまち」。
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この朝の和定食。
ニッポンの朝ごはんの定番。

これをいただくのは日本人の幸せ。
ありがとう。

朝9時に㈱万代社長の阿部秀行さんに、
迎えに来てもらって、
今年最後の店舗クリニック。

大晦日商戦と言えば「万代」。
その売場を見て歩く。

まず、
万代フレスポ阿波座店。IMG_83642
商人舎流通SuperNews。
万代news|
フレスポ阿波座店(大阪市西区)11/29オープン

意外なことに大阪市西区への初出店。
11月29日のオープンで、
万代の最新店。

フレスポは大和リース㈱開発のNSC。
ネイバーフッドショッピングセンター。
フレスポ阿波座は施設面積1234坪。

その核店舗が万代。

一丁目一番地は鍋商材。

この第一島陳列と次の第二島陳列で、
鍋商材の野菜は全部揃う。
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お正月の準備は万代で!!
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水産部門の立ち売り。
威勢よく声をかけて販売する。
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フルポーションの 冷凍ボイルズワイガニ。
本体価格8500円。
これは、いい。
私も購入した。
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松阪牛肩ローススライス。
5980円。
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そして年越しそば用の海老の天ぷら。IMG_84792

ホールのピザ。
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年末商戦は店舗の成績表だ。
新店はまだ地域になじんでいない。
けれど万全の態勢を整えて、
顧客の来店を待つ。

店長は寺川易さん。
商人舎ミドルマネジメント研修会に参加し、
ラスベガスセミナーにも参加してくれた。IMG_83672
よくできた店だ。

それから西宮市へ。

万代の一番店。
西宮前浜店。
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一丁目一番地はすき焼用野菜。
このボリューム。
置かなければ売れない。
置けば売れる。
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ミカンの売場も、
この大迫力。
置けば売れる。
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エビの天ぷら売場。
大晦日は1年の集大成であることが、
本当によくわかる。
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フラッグショップ店長は和久正樹さん。
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和久さんは万代知識商人大学院7期生。

この西宮前浜店は、
今日1日で4000万円を超える。

そのポイントはレジをいかに流すか。
15台のレジの稼働域が売上げの上限である。

和久さんはそれを科学的に解明して、
最大域を拡大する。

5000万円越えを狙う。

それから万代の新店。
西宮今津店。
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万代news |
西宮今津店(兵庫県西宮市)9/9オープン

9月9日にオープンした新店。
725坪。

前浜店と自社内競合するが、
それでも万全の態勢を整えて、
一番店と対峙する。

農産部門は万代の命だ。
どの店も日頃鍛えた力量を、
存分に発揮している。
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そして水産部門。
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突き当りに対面売場を設ける。
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元気よくマイクで声掛けをして、
立ち売りする。
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アメリカで学んだ成果が、
店づくり、売場づくりに活かされている。IMG_85752

竹之内将店長は、
万代知識商人大学1期生。
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ライフ西宮北口店。IMG_85912

ライフnews|
ライフ西宮北口店(兵庫県西宮市・519坪)5/27オープン

2020年5月25日のオープン。
地上3階建て。
売場は2層の面積519坪。

1階がスーパーマーケット。
2階はグロサリーの一部とドラッグストア。
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ライフらしい、淡々とした年末商戦を展開していた。

オアシスタウン伊丹鴻池。
月刊商人舎2017年8月号で取り上げた。IMG_86042

核店舗は阪急オアシス伊丹鴻池店。
売場面積約610坪。
この年、業界最大の話題をさらった店だ。IMG_85952
その実力は健在。

阪急オアシスらしい年末商戦だった。

その競合相手が、
万代伊丹荒巻店。
万代の二番店で前浜店と競い続けている。IMG_86352

荒巻店の一丁目一番地。
「おおみそか市」
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東京上野のアメ横のような奥主通路、
これが一日中続く。
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フラッグショップ店長は藤本誠次さん。
阿部社長と同期入社のベテラン。
万代のナンバー1店長だ。
今期の万代知識商人大学院生。IMG_84422
今日は1日3900万円。
全員が一丸となって売っている。
どの店に行っても藤本さんは、
そういったリーダーシップを発揮する。

生涯店長を貫徹する。

そして最後は万代八尾曙川店。
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万代の三番手の店だ。

しかしクリスマス商戦では、
前浜店、荒巻店を抜いてトップに立った。

若い客層を捉えて、
新境地を開く。

曙川店は午前中、入場制限をした。
それほど顧客が押し寄せた。

私たちが訪れた午後3時ごろには、
売場の商品が少しずつ薄くなってくる。

それでも顧客は次々にやってくる。IMG_86392

1グラム298のブリなど、
もう売り切れてしまった。

それでも水産売場は万代の顔のひとつだ。
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対面の惣菜売場は万代の大型店に設けられている。IMG_86612

ベーカリー売場のトップに、
ホールのピザが並ぶ。
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フラッグショップ店長は小宮秀友さん。
小宮さんは万代大学第3期生で、
今期の万代知識商人大学院生でもある。IMG_E84762
小宮さんは知識商人大学では、
講師も務めてくれる。

「売れることが喜びです。
売ることは楽しい、面白い」

小宮さんは理論派で、
もちろん実務もできる幹部候補生だ。

最後にバックヤードで、
阿部秀行社長と三人の写真。
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万代の一番長い日。
大晦日の朝9時から夜9時まで。
売りに売って、9時には、
生鮮食品、惣菜など、
全部売りつくす。

それは壮観な光景だ。
最後は3割引きで見切りする。
それを待っている顧客もいる。

だから売り切ることができる。

そして正月三が日は完全休業する。

コロナ禍で三が日を休む企業が増えた。
しかし万代はそれ以前から、
ずっと三が日休業をしている。

3日間店を休業するから、
大晦日は売り切る。

それが万代の商売だ。

車の中で1日、
阿部社長と話し合った。

阿部さんは12月に全店を巡る。
1日10店ずつくらいを訪れて、
店長やチーフと会い、
パートタイマーさんまで、
全員に声をかける。

その店の状況を観察し、
問題があれば指摘し、
本部の支援を要請し、
現場を激励する。

そして最後の大晦日に、
最新店とTOP3店舗を訪れる。

盆商戦でも同じ行動をする。

本部に帰って来て4時から、
最後の最後に常務以上の会議をする。
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万代の一番長い日。
私も存分に堪能した。
ありがとうございました。
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今年も1年、店を巡り、現場を歩き、
人と話をし、考え、語り、書いた。

1年のご愛読を感謝しつつ、
2022年毎日更新宣言を終了する。

朝に希望、
昼に努力、
夕に感謝。

ありがとうございました。

〈結城義晴〉

2022年12月30日(金曜日)

ロピア京都ヨドバシ店と阪神梅田店で「享楽円」消費を確認する

2023年のカウントダウン。
あと2日。

小晦日。
「こつごもり」。

朝の東海道新幹線のぞみ。
残念ながら富士の頂は見えず。IMG_83142
今年、何度ここを走っただろう。

富士川の水流は少ない。IMG_83282

名古屋を過ぎて関ヶ原に差し掛かるころ、
山肌に雲が立ってくる。IMG_83512

すぐに京都駅に到着。IMG_83602

駅舎全体をカバーしているのは、
箱型のガラスと金属的な膜。
この空間が古都と対比的な空間をつくっている。IMG_83632

そして京都タワー。IMG_83652

快晴の真っ青な空と白い塔。IMG_83722

歩いて3分ほどで、
京都ヨドバシマルチメディア館。IMG_82232
その地下2階にロピアがある。
29日、30日、31日の3日間、
入場制限をしている。

そのために入口を1カ所にして、
行列を作ってもらう。
最後尾は地上1階にある。IMG_83752

店に降りていくと、
入口まで行列が並んでいるが、
売場は意外に淡々としている。
IMG_83762
このほうが顧客も安心してゆっくりと買物できる。

このヨドバシ京都店は、
ロピア関西営業本部で、
一番店となった。

その一番店の実力が、
年末商戦で発揮される。

日常的には大容量のロピアの商品だが、
年末にはちょうどいい。

だから客層と商圏は拡大される。

それから「享楽円」消費は、
年末の際(きわ)の商戦でピークに達する。

「禁欲円」消費は縮小される。
もちろん禁欲円も大事だ。
しかし1年で一度、
享楽的な買い方をして、
享楽的な生活をする。
それが正月だ。

私が言い出した概念だが、
顧客はその享楽的な消費を、
目的として店にやってくる。

だから高額品が飛ぶように売れる。

もちろん野菜や果物は、
ロピア価格だ。IMG_83802

惣菜から魚はワンウェイコントロール。
私はこの店はこのレイアウトが成功していると思う。IMG_84072

年末商材もきちんと品揃えされている。IMG_84172

年越しそば用の海老の天ぷら。IMG_83922

肉はすぐに売れる。
年末向けにさらに単品量販に切り替えている。
しかしそれでも補充が間に合わない。IMG_83952

特にロピアのオリジナルアイテムがよく売れる。IMG_84242

日配食品も冷凍食品も、
よく売れる。
IMG_84362

壁面のイラストは雪の京都金閣寺。IMG_84002
店舗の装飾は不要だという議論もある。
しかし享楽円消費にはこれは必須だ。

いいレストランや料亭で食事をする。
そのときに店の雰囲気や佇まいは、
享楽的な消費に貢献する。

コモディティの買物ならば、
それは必要ないかもしれない。

ただしコモディティディスカウントでも、
その店のポジショニングを鮮明にするためには、
それらしい内装、照明、店内サインは必須だ。

よく売れるけれど、
チェックスタンドは混雑も混乱もない。
IMG_84442

待ち合わせたわけでもないが、
福島道夫さんに遭遇。
IMG_82582
㈱ロピア社長から㈱関西ロピア社長となって、
この京都ヨドバシ店も立ち上げた。

いま㈱ロピアホールディングス取締役営業統括。

ロピア京都店を辞して、
大阪へ。

梅田駅前の百貨店競争。

左が大丸梅田店。
1983年オープン。IMG_84522

それから阪急うめだ本店。
こちらは1920年、白木屋出張所として開業し、
1929年、初のターミナル百貨店に変わった。
2012年、新店舗として増床刷新。IMG_84492

それから阪神梅田本店。
こちらも1925年、
白木屋出張所として開業。
阪神百貨店の本店となって、
何度も増床改造を試み、
今年4月6日に食品館が改装オープンして、
全館の改装が完成した。
IMG_84472

食品が百貨店の中核を担う。
IMG_84482

地上2階のデッキで、
阪急うめだ本店、大丸梅田店とつながる。IMG_84532

1階食品売場は明るいモダンな売場。IMG_84552

地下1階が生鮮、惣菜から、
酒、菓子、加工食品まで、
日本最高レベルの食品売場となった。
IMG_84562

しかしこれも「享楽円消費」である。

青果も肉も魚も、
ショップごとに先頭と最後尾を示して、
行列をつくっている。

入場制限もしていないから、
凄い人出で歩けないほど。
専門店ごとに清算をするから、
余計に時間がかかる。

その鶏肉の「とり鹿」IMG_84572
百貨店こそ「享楽円消費」の代表だ。

ここで買うときには、
顧客は初めから、
高くても旨いものを目指す。

だから驚くほど高額商品が売れる。

ロピア京都ヨドバシ店も、
その意味では享楽円の店だ。

量が多くて、コストパフォーマンスの高い、
享楽円消費である。

今日はそれを確認するためにやって来た。
そして確認した。

常日頃から、
享楽円マーチャンダイジングをしていないと、
年末も享楽円アイテムは売れない。

それも確認できた。

その享楽円の非日常を、
日常の中にどう取り入れるか。

享楽円商売は、
簡単ではない。

しかしコロナ禍で、
食品の享楽円消費は広がった。

食べることが、
最大の楽しみの一つとなった。

この年末商戦は、
享楽円商売の集大成となる。

それを確認した。

〈結城義晴〉

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