結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2018年12月26日(水曜日)

ライフムスブ田町店とサミットストア三田店の「Go! Go! ポーズ」

今朝の日経新聞に、
地方スーパー 1兆円同盟」

昨日、このブログで書いたニュース。
新日本スーパーマーケット同盟
「むずかしいことをおもしろく」

しかしこのタイトルには、
ちょっとガッカリ。

やっぱり「地方スーパー」なんだ。

全国スーパーと地方スーパー、
そして地域スーパー。

大手スーパーと中堅スーパー、
そして中小スーパー。

大手問屋、中堅問屋、中小問屋。
大手製造業、中堅製造業、中小製造業。
同じ序列。

けれど、私たちが使う言葉は、
ナショナルチェーン、
リージョナルチェーン、
ローカルチェーン、
そしてインディペンデント。

英語をそのまま持ってきた分類だが、
こちらのほうが断然いい。

今回のアークスを中心にした、
バローホールディングス、
リテールパートナーズの資本業務提携は、
リージョナルチェーンの「同盟」だ。

「地方スーパー」とは、
かなりニュアンスが違う。

何とかならないかなあ。
この言葉遣い。

さて今日は朝から、東京・浜松町。

芝大神宮。
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この鳥居の前を通ると、
いつも気持ちが新たになる。
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年始の準備が進む。
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来週はもう2019年。
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㈱True Data。
クリスマスツリーは、
特別に今週末まで。
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今年最後の取締役会が終わって、
代表取締役社長の米倉裕之さん。
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今年は橋頭保を築く年度。
奮闘してくれました。
来年は飛躍の年です。

取締役会が終わったら、
貿易センタービルでランチ。
東京スカイツリーまで見える。
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その米倉さんと玉生弘昌さん、
後ろが田窪伸郎さん。
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玉生さんは㈱プラネット代表取締役会長、
True Dataでは相談役。
田窪さんと私が非常勤取締役。

ご苦労様でした。
来年もよろしく。

浜松町駅から隣の田町駅へ。
「msb Tamachi」
オフィス・商業施設複合ビル。IMG_08448

マツモトキヨシが入っている。IMG_08468

そしてフードサービス街。IMG_08488

「わんたん麺酒家」には、
行列ができている。IMG_08628

1階にライフムスブ田町店。IMG_08518

11月27日の商人舎流通スーパーニュース。
ライフnews|
東京港区初出店のライフムスブ田町店(356坪)

12月4日に港区初出店。
売場面積は356坪。
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レイアウトは横長の変形。IMG_08568

田町駅側からの入口サイドに、
デリカテッセンと、
インストアベーカリー、
イートインスペース。
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反対側に生鮮3部門。
集中レジは真ん中に配置。
惣菜側にカード専用のセルフレジ。

年間売上目標は27億1000万円。
従業員数は98人で、
社員18人、パートタイマー80人で回す。
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都心型のライフのフォーマットとして、
よくできているし、
よく運営されている。
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田町駅前にこの店があれば、
オフィスで働く人たちも、
周辺のマンションに住む人たちも、
満足するに違いない。

アメリカでいえば、
都心型のホールフーズのような店だ。

私も満足。

それから歩いて、
慶応義塾大学正門前。IMG_08638

さらに歩いて三田5丁目へ。
サミットストア三田店。
11月21日オープン。
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これも流通スーパーニュース。
サミットnews|
山手線内に新・都市型300坪「サミットストア三田店」IMG_08728

2層で売場面積300坪、
バックヤードも230坪。

天井は1階・2階ともにスケルトンで、
実に快適な空間をつくった。

これが実にいい。

まずエスカレーターで2階に上がると、
フレッシュサラダ&カットフルーツ、
おさかなキッチンコーナー、
グリルキッチンコーナーなどあって、
一番奥に「おためし下さい」のコーナー。
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都心型小型店ながら、
サミットの実力をすべて盛り込んで、
1階にはベーカリーとデリカテッセン。
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そして入り口わきに「サミCafe」。
以前の「私の喫茶室」は、
昭和のイメージを残していたが、
こちらは平成から次の時代にピッタリ。

「八百幸成城店」、
「ヨークマルシェ大和町店」、
さらに「ライフムスブ田町店」。
そして「サミットストア三田店」。

この店のある幸せを、
いずれも個性的に提供してくれる。

もちろんサミットストア三田店は、
流通スーパーニュースの【述懐】に、
「成功するに違いない」と書いた。
そのとおりに成功しているし、
今後も20億8000万円の予算を超えて、
成果を上げ続けるだろう。

総菜売場の揚げ物の上に、
ビデオのパネルがあった。IMG_08668
さまざまな情報を流す。

しばらく見とれていたら、
2人の女性が出てきて、
1月3日の初売りの宣伝をしていた。
福箱・福袋のおすすめ。

そして驚いたことに最後に、
Go! Go! ポーズ。
「買いに行かなくっちゃ!」IMG_08678
拍手、拍手。

私の真似?

偶然の一致かもしれないが、
とにかくうれしかった。

ありがとう。

〈結城義晴〉

2018年12月25日(火曜日)

新日本スーパーマーケット同盟の「むずかしいことをおもしろく」

Christmas。
いまや、イブのほうが人気があって、
本番のクリスマスは、
売れ残ったケーキのようだ。

クリスマスは正しくは、
イエス・キリストの生誕を祝う日である。
その誕生日ではない。
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新約聖書には、残念ながら、
ナザレのイエスの誕生日を特定する表記はない。

世界の様々なキリスト教宗派でも、
「Nativity」(降誕)という言葉を使う。

その降誕祭は、本来、
日没から始まって、日没に終わる。
クリスマスは、24日の日没から始まって、
25日の日没に終わる。

クリスマス・イブのEveは、
EveningのEve、
つまり日没時間のことだ。

その2018年のクリスマスは、
月刊商人舎1月号の責了日。

おわりました。

今年最後の雑誌づくり。
みなさん、ありがとう。
いい雑誌ができました。

朝日新聞「折々のことば」
昨日の第1324回。

作文の秘訣を一言でいえば、
自分にしか書けないことを、
だれにでもわかる文章で書く
ということだけなんですね。
(作家・井上ひさし)
『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室より。
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素晴らしい。
さすが井上ひさし。

「自分がいちばん大事に思っていること、
辛いこと、嬉しいことを書く。
一人ひとり少しずつ違う、
“その違うところ”を平明に書く。
いい文章はそのことで人の心を動かす」

雑誌の記事も論文も、
この心構えで書きましょう。

むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
おもしろいことをまじめに
まじめなことをゆかいに
そしてゆかいなことを
あくまでゆかいに

これが井上さんの座右の銘。
以て自戒とすべし。

さて、今日の特報。
商人舎流通スーパーニュース。
アークスnews|
バロー・リテールパートナーズと「新日本SM同盟」の資本提携

㈱アークス(横山清社長)
㈱バローホールディングス(田代正美会長兼社長)
㈱リテールパートナーズ(田中康男社長)
3社が突然、資本業務提携を結ぶと発表。

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ネーミングは横山清作。
「新日本スーパーマーケット同盟」

2017年度の3社の年商。
アークスが5140億円、
バローホールディングスが5440億円、
リテールパートナーズは2230億円。
単純合算で1兆2810億円。

イオン、セブン&アイ・ホールディングス、
そしてファミマ&ドンキに次ぐ、
第4極となる。

ただし緩やかな資本業務提携である。
これまでのボランタリーチェーンや、
コーペラティブチェーンから、
もう一歩、同盟の内容を強めて、
資本の持ち合いをする。

アークスは、北海道・東北で、
スーパーマーケット主要8社が統合。
グループ店舗数は336店舗。

バローホールディングスは、
東海・北陸中心にスーパーマーケットと、
ドラッグストア、ホームセンター等を、
840店舗展開する。

リテールパートナーズは、
中国・九州地方の3社による共同持株会社。
店舗数は231店。

バローの参加には驚かされた。

【結城義晴の述懐】を書いておいた。

リージョナルチェーン3社による、
資本業務提携。

2019年1月17日までに、
第三者割当による新株式の発行、
および自己株式の処分を行うことで、
互いに株式を持ち合う。

アークスとバローはそれぞれ、
他の2社に株式の2.3%ずつを、
約30億円で割り当てる。

リテールパートナーズも、
アークスとバローに約30億円で、
6.7%ずつを割り当てる。
それぞれが約60億円ずつ、
他の2社に割り当てて、
ぐるりと回る勘定になる。

3社が経営統合して、
新たな持株会社をつくる構想は、
いまのところ、ないだろう。

「この指とまれ」で、
ほかのグループや企業に、
どんどん声をかけていく。

しかしその時、資本の持ち合いは、
どうするのだろう。
株の持ち合いになるとしたら、
ちょっと複雑な話になる。

第4極といっても今回の「新同盟」は、
多分にイオンを意識している。

月刊商人舎11月号特集は、
「Retail同盟」三極三占!!
イオン・フジ/セブン&アイ/
ユニー・ファミマ&ドンキ「M&Aの真実」を追う

この特集でも報告したが、
イオンは全国6地域で経営統合をする。
①北海道(イオン北海道、マックスバリュ北海道)
②東北(マックスバリュ東北、イオンリテール東北カンパニー)
③東海・中部(マックスバリュ東海、マックスバリュ中部)
④近畿(ダイエー、光洋)
⑤中四国(マックスバリュ西日本、マルナカ、山陽マルナカ)
ここにフジが加わる。
⑥九州(イオン九州、マックスバリュ九州、イオンストア九州)
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それぞれの企業の実績。
201811_aeon-revenue

アークスは北海道・東北でイオンと激突、
バローは東海・中部で真っ向勝負。
リテールパートナーズは九州と中四国で、
イオンの2つの新会社と対峙する。

その闘いにおいて、
互いに励ましあい、
互いに戦力を補い合い、
共同して事に当たろう。

それが今回の考え方だろう。

一方、イオン岡田元也長は、
10月10日の記者会見で挑発した。
「統合する目的は今後、地域でもっとも
成長ができる企業になるためである。
成長できなければまったく意味がない。
成長するためには、新しい成長の形を
見せなければならない」

「しかし、この問いに対して
“これだ”という答えを持っている企業は、
今のところ、日本の中で、
どの地域を見渡してもない」

イオンのスーパーマーケット事業は、
“これだ”を目指す。

「それぞれの統合会社が大量に出店して、
そうでない企業やスーパーマーケットを
置き換えていく」

「旧式のコンベンショナルな企業、
コンベンショナルなフォーマットの店に
打ち勝って、それによって成長していく。
それが可能になっていくと考えている」

岡田社長の視野には、
これからの激しい競争が入っている。
201811_aeon-okada
「なぜなら日本にはものすごい数の
スーパーマーケットがあるが、
その大半がお客さまのニーズに
応えられなくなりつつある。
そうした店舗をわれわれで
置き換えていくことが大事になる」

私は書いた。
「この記者会見は、
イオンと岡田元也の、
日本中のスーパーマーケットに
対する挑戦状であった」

「平成最後の小売業再編劇は、
次の元号の時代の激しい競争を
予見させるものだった」

「平成最後の再編劇」と書いたが、
そのあとにも今回の資本業務提携が、
待っていた。
「新日本スーパーマーケット同盟」

しかし経営統合や同盟も、
井上ひさし流にやってほしいものだ。

むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをおもしろく
おもしろいことをまじめに
まじめなことをゆかいに
そしてゆかいなことを
あくまでゆかいに 

そうしなければ、
「この指止まれ」にはならないし、
成功はおぼつかない。

〈結城義晴〉

2018年12月24日(月曜日)

大晦日商戦の考え方とChristmasの「犬と少女の物語」

Everybody! Good Monday!
[2018vol52]

2018年もあと1週間。
1月1日の週をvol1と勘定して、
今週はvol52の第52週。
12月最終週。

私にとって、だんだん年の瀬も、
すんなりと終わるようになってきた。

感慨がないというのでもないけれど、
やったー! というわけでもない。
しかしそれなりにやったことは確かだ。

月刊商人舎webコンテンツ。
月曜朝一2週間販促企画。
西武池袋店が31日に仕掛けるのが、
「大晦日限定歳末おせち大市・ごちそう大市」
和洋中のおせち約26種類を、
1600個販売する計画。

2人前の適量サイズおせちを増やす。
大晦日の食卓に向けて、
オードブルも約20種類揃える。

「人形町今半/おせち重詰一段」
2人前、全29品が 1万7280円。main
31日にはもう、おせち商材の販売は、
ほとんど終了しているのではないか。

この仮説に基づいて、
2人世帯など2人で正月を過ごす層を狙う。
この2人前おせちは昨年対比110%予算。

西武池袋店ならではの企画だ。

今年は働き方改革への配慮もあって、
正月1・2日を休業する店舗が増えている。

それだけに31日商戦は、
従来と異なる。
だから大晦日商戦の考え方を、
明確にしておかねばならない。

平成最後の在庫が、
絶対に残らない体制を組むか。

あるいは品切れ・欠品を恐れず、
思い切った売り込みをかけるか。
ただし後者の場合にも、
売り切る態勢は必須だ。

企業ごとの政策や、
店舗ごとの立地特性に応じて、
どちらの戦略をとるか。
それは決めておく。

野球でいえば、
バント作戦か、
ホームラン狙いか。

しかし1年の最後の商戦だ。
顧客には最大のご奉仕に努める。
それがいいと思う。

つまり思い切った売り込みと、
最後の最後は盛大な投げ売り。
東京のアメ横のような盛り上がり。
顧客も楽しむ、店員も楽しむ。

本当に「今日が最後の日」という、
決意が求められる。

さて、今日はクリスマスイブ。

中日新聞と東京新聞の巻頭コラム。
「中日春秋」と「筆洗」。

必ずしも毎日ではないが、
同じ文章を掲載して、
協働する日が多い。

今日はそれ。

実にいい話。

――クリスマスの物語を書きたいと
公園で考えていたら
見知らぬ犬が一冊の本をくわえてきた。
読むとこんな話だった▼

その犬は人になりたかった。
人になって、おいしいものを食べる。
暖かい帽子をかぶる。
願いをかなえる太った男のうわさを聞いた。
頼んでみよう▼

犬は太った男を捜そうと村へ出かけた。
太った男は見つからないが、
年老いた女に出会った。
「クリスマスよ。あなたにも」。
パンを一つくれた。
裏通りでは若い男が犬に声を掛けた。
「寒いだろう。クリスマスだ。
この帽子をあげよう」。
犬は大喜びした。
パンに帽子、僕は人間になっていく▼

日が暮れた。
雪が降ってきた。
パンに帽子。
けれど僕は人間にはなれない。

街灯の下で泣いている女の子に会った。
雪は強くなったが、帽子もコートもない。
お母さんが帰ってくるのを
待っているという。
寒い夜に独りきり。
犬はパンと帽子を女の子の足元に
こっそりと置いて駆けだした▼

帰り道。ひどい吹雪になった。
前へ進めない。寒い。
おなかもすいたが、
犬は女の子のことを考えた。
あの帽子とパン。
喜んでくれたかな。

翌朝。
人間の若者がそこに倒れていた▼

悲しいよ。
本をくれた犬に言うと
まだ先があると教えてくれる。

人になった犬はあれから、
太った男の手伝いをしているそうだ。
やさしさと喜びを集め、
足らない場所に配る仕事らしい。
おまえもかい?――

「美女と野獣」ならず、
「犬と少女」、そして太った男。

Merry Christmas!!

そのクリスマス商戦真っただ中の今日は、
朝早く、新横浜から新幹線こだま。

日の出が美しい。
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小田原から小田急線に乗り換えて、
新松田へ。

そしてタクシーで15分。

チェックメイトカントリークラブ。
毎年恒例。
2018 IDR望年ゴルフコンペ。
IDRは社団法人流通問題研究協会。

今日の幹事は、
田上正勝さん(中)と橋本佳住さん(左)。
田上さんは㈱プラネット代表取締役社長、
橋本さんはIDR専務理事。IMG_08158

はじめに会長の玉生弘昌さんの挨拶。
ご存知、プラネット代表取締役会長。IMG_08188

12月24日のクリスマスイブ。
寒くないはずがない。

しかし、からりと晴れて、
遠く横浜のみなとみらいまで見通せる。
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朝は春のようだった。
昼は日焼けするかと思うほどの、
初夏のようだった。
午後は秋のようで、
その後、冬がやってきた。
17番のグリーンに上がったら、
みぞれが降りだした。
最終18番はそのみぞれの中でプレー。IMG_08218

この雲の下を粉雪が舞う。IMG_08228
春と夏と秋と冬を1日で感じ取った。
これこそ天からの、
クリスマスプレゼントかもしれない。

私は午前のアウトで必死のラウンド。43。
午後のインはさらに必死のプレー。42。

これもクリスマスプレゼントか。
まだまだ改善の余地があるが。

玉生さんもスコアは87でご満悦。
新ぺリアのコンペは、
玉生さんが準優勝、私は3位。

1年の締めくくりとして、
まあ満足のラウンドだった。

1年間、仕事にまい進してきたら、
最後の最後にご褒美が来る。

「太った男」のプレゼントは、
子どもたちや犬にだけ、
配られるのではない。

では、みなさん。
今週は、最後の最後に向けて、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2018年12月23日(日曜日)

[Sunday Go! Go! Pose]日曜祝日出勤でポーズ!!

今上天皇陛下の85回目の誕生日。
そして平成最後の天皇誕生日の祝日は、
日曜日に重なった。

その皇居・宮殿での記者会見。
tennnou
来2019年4月末に退位される。

「天皇としての旅を
終えようとしている今、
私はこれまで、
象徴としての私の立場を受け入れ、
私を支え続けてくれた
多くの国民に衷心より感謝します」

印象に残った言葉。
「平成が戦争のない時代として
終わろうとしていることに、
心から安堵しています」

日本にとって昭和は戦争の時代だった。
けれど平成は戦争のない時代だった。
幸いなことだった。

美智子皇后さまとは、
結婚60年を迎えられる。
「長い年月、皇室と国民の双方への献身を、
真心を持って果たしてきたことを、
心から労(ねぎら)いたく思います」

声を詰まらせながら、
述懐された。

フランス人とイギリス人は仲が悪い。
互いに相手の悪口を言い合う。

しかしフランス人が一つだけ、
イギリス人をうらやましがることがある。
「我々は王をギロチンにかけてしまった。
それ以来、王はいない。
イギリスには王族の存在がある。
それはとてもいいことだ」

日本の天皇は象徴という立場になった。
今上天皇はそれを「受け入れ」、
気高き公僕としての役目を全うされた。

公式の記者会見は、
これが最後となる模様。

その人間としての真摯さに、
あらためて尊敬の念を抱いた。
こころから感謝したい。

さて私は天皇誕生日の日曜日。
休日出勤。

午前中に、商人舎オフィスで、
Go! Go! ポーズ。
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昼過ぎにランチ。

Roof Top Cafe YOKOHAMA。
いつも行く店の前で、
Go! Go! ポーズ。
IMG_07828
けれど店に入ったら、
「予約、ありますか?」
「えっ?!」

「予約です」
「してない……」

「2時間制です」
「なに?」

「2時間制」

なんじゃ!!

いつもはそんなことないのに、
クリスマスシーズンの強気の商売。
単なる普通のカフェなのに、
2時間以上もこんな店にいるか!!

やめた! やめた!!

そこで、新田間川。
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雨の中、ここでも、
怒りに任せて、
Go! Go! ポーズ。
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それから歩いて、岡野町へ。

家系総本山「ラーメン吉村屋」
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雨なのにすごい行列。
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もともとここには入らない。
昔々、一度食べたが、
こってり過ぎて、
ダメです。

年を取ると、余計にダメ。

行列、ご苦労様。
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そこでいつもの萬興樓で、
Go! Go! ポーズ。
IMG_07988
五目タンメン。
絶品で、大満足。

今日の[Go! Go! Fashion Item]
ダウンジャケットはAquascutum、
セーターはそごう西武のPB、
カシミヤ100%のLimited Edition。
パンツはユニクロ、シャツもユニクロ。
ウォーキングシューズは、
ユニーピアゴ大口店の閉店セールで、
2000円で買ったParson’s。

オフィスに戻って、
校正に次ぐ校正。
そして大長編を入稿。
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まだまだ「頑張ります」の、
Go! Go! ポーズ。
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もっともっと頑張ります。
日曜祝日出勤のGo! Go! ポーズ。
IMG_08058
実にいい雑誌です。
しっかり読んでください。
お願いします。

それにしても今上天皇陛下。
世界に誇りとすべき皇室だ。
他意は全くない。
率直にそう思う。

感謝します。

〈結城義晴〉

2018年12月22日(土曜日)

「運根鈍」の一陽来復の日の「民主主義の死に方」と自己改造計画

「冬至冬中冬はじめ」
寒さはこれからが本番だ。

北海道新聞巻頭コラム「卓上四季」。

「今日は二十四節気の冬至。
冬至は1年のうちで日照時間が一番短い。
つまり、最も太陽が衰える日だが、
同時に衰えた太陽が
復活に転じる喜びの日でもある」

「故に、中国では”一陽来復の日”と言った」

俳人の長谷川櫂さんの著「日本人の暦」
「夏の太陽の力は冬になると
植物の果実の中にしまわれる」

「冬至にゆず湯に入ったり
カボチャを食べたりするのは、
太陽の力をもらって
生命力を養うためだ」

いいなあ。

生活クラブ生協の柚子。 IMG_07658

二つにカットすると、
ふわっと香りが漂う。
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それを張ったばかりのお湯に入れる。IMG_07678

ここでもふわっと香りが漂う。IMG_07688
冬至風呂命ぬくめ来し幾春秋
(道部臥牛[みちべ がぎゅう])

京都新聞のコラム「凡語」

冬至は、
「太陽の力が最も弱まる日として古来、
“ん”が付くレンコンや南瓜といった
“冬至七種(ななくさ)”を食べて
息災を祈った」

南瓜は「なんきん」でカボチャ。

「語呂が運、鈍、根に通じ、
何事にも根気強く打ち込めば、
やがて運が向いてくると信じられてきた」

「運鈍根」は、
「成功するためには、
幸運と根気と、ねばり強さの
三つが必要であるというたとえ」
〈大辞林〉

成功しなくとも、
息災であればいい。

日経新聞電子版「経営者ブログ」
(株)IIJ会長の鈴木幸一さん。
なんといっても、
日本のインターネット産業の草分け。

タイトルは「春は冬至か」
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「7時前になって、ようやく日が昇る。
この時期は、もっとも
夜明けが遅いのだが、
早起き生活をしない人は、
眠っているわけで、
朝の微妙な変化に無関心である」

「この時期ほど、季節の移ろいを
鮮烈に感じることはない」

同感。

「私は”慢性的時差ボケ”と揶揄されるのだが
夜明け前に目覚める生活を続けていると、
日の出の時間に敏感になる」

私も慢性時差ボケに近くて、
鈴木さんとは反対に、
夜明けまで起きていることも多いし、
逆に酒など飲んだらすぐ寝てしまって、
夜明け前に目覚めて仕事したりする。

「普通の生活をしている人でも、
“冬至”くらいは、
気に留めるかもしれないけれど、
“冬至”こそ、春の始まりだと、
“ゆず湯”につかって、
来し方、行く末まで考え込む人は少ない」

「冬至の夜だけは、酒席の後でも、
家に戻るとまず、湯船にゆずを浮かべて、
さしたることでもないのだが、
長い時間、”迷想”に耽る」

「厳しい寒さは、”これから”なのだが、
冬至を境に、夜明けが、一気に早まる。
私にとって、”冬至”こそ、
新しい年の始まりである」

「ここ10年ほどで、午前4時起床が、
午前3時になった。
1時間ほど、勤勉になったのだと、
訳のわからないことを呟いている」

「目覚めて珈琲を淹れ、
ぼんやりしていることに変わりはない。
その1時間も、朝の長湯が、
より長くなるだけのことである」

「それでも、世の中が
夜の沈黙にあるときに、
ベッドを抜け出し、防寒着を着込んで、
机に向かっている行為だけで、
いささかの努力はしようという気持ちを、
具体的な生活スタイルとして
維持していることで、
ちいさな自己満足を得ているのである」

このあと、今年読んだ本の紹介になる。
飯田芳弘著『忘却する戦後ヨーロッパ』
4130301659

イワン・クラステフ著『アフター・ヨーロッパ』アフターヨーロッパ
鈴木さんはヨーロッパの歴史と、
今後の動静に注目している。

マルク・レヴィンソン著『例外時代』

「20世紀の第3四半期は、
経済発展の黄金時代だった。
この時代は、
あらゆる合理的な期待を上回っていた。
同じような時代が再び訪れることは、
まずないだろう」
(サミュエルソン)

「大戦から1970年代までの高度成長期の
経済の”例外時代”こそ、
社会保障国家を実現し、
人々に終わりなき”豊かさ”の追求を
時代精神にしたのである」

だから「奇跡の経済成長そのものを
“例外”と認識することから始めるべきだ」
それが「例外時代」である。

最後に『民主主義の死に方』
スティーブン・レビツキー/ダニエル・ジブラット共著。
この本は全米のベストセラー。
民主主義の

「多民族国家としては、初めて、
民主主義国家を維持したともいえる米国が
“その内側から死ぬ”ことを
いかに防ぐかについて、
熱を込めて書いている」

「選挙というプロセスを
挟んだ民主主義の崩壊は、
恐ろしいほど見えにくい」

鈴木さん。
「この指摘は、民主主義国家に
共通したものである」
つまり日本のことだ。

私もこの本、さっそく取り寄せた。

冬至の今日は、みなとみらいへ。
7月から始めた、自己改造計画のため。

計画の中身は秘密だが、65歳の7月に、
大胆なリエンジニアリングを企図した。IMG_075298

ランドマークタワー。
IMG_07538

近づくと反り返って見える。
IMG_07588

そして帆船日本丸。
IMG_07558

太平洋の白鳥」と呼ばれた重要文化財。
IMG_07578

「海の表情 銀波」
河合紀の作品。IMG_0761888

アメリカは現代を代表する民主主義国家。
そこでチェーンストアが発達し、
スーパーマーケットが躍進した。

その民主主義が死ぬとすれば、
チェーンストアやスーパーマーケットも、
いずれかの「死に方」の方向に、
向かっているのかもかもしれない。

「スーパーマーケットは永遠です」
こんな呑気なことを言ってはいられない。

Amazon GoやAmazon Freshも、
EATALYもル・ディストリクトも、
「民主主義の死に方」に、
関連しているのだろうし、
古典的チェーンストア理論からは、
画然とした差異を有している。

“一陽来復の日”の時差のぼけた頭で考えた。

〈結城義晴〉

2018年12月21日(金曜日)

平成最後の将棋竜王戦と無冠になった羽生善治の言葉

明日は冬至。
1年で一番昼が短い。

明るい時間がいとおしい。

横浜商人舎オフィスの横。
浅間下からみなとみらいを望む。IMG_07478

一番奥にランドマークタワー。IMG_07468

横浜の象徴。
IMG_07488

ランチのあと、
セブン-イレブンを視察。IMG_07458
鈴木綾子と城山佳代子。

この店は生鮮食品の品ぞろえが豊富だ。
しかも安い。IMG_07428

店から出てきたら二人は別の方向へ。
IMG_07448

オフィスの窓から、
冬空が見える。
IMG_07498

それでも暖冬の空。IMG_07508

今日は将棋の第31回竜王戦、
最終7局の2日目。
竜王戦2
羽生善治竜王はもう48歳。
まだ48といったほうがいいか。

かつて1995年には、
将棋界のすべてのタイトルを獲得して、
史上初の七冠となった。
25歳の時だった。

現在はこの竜王のタイトルだけ。
だから今日の防衛戦最終局に負けると、
27年ぶりの無冠となる。

ただし今日勝利すると、
タイトル獲得100回目となる。

対する挑戦者は広瀬章人七段。
31歳となった天才。

23歳の時に王位のタイトルを獲った。
その頃は、見事な振り飛車を指した。

しかしその後、本格的な居飛車党に変身。
そして今期、竜王戦の挑戦者になった。

そしてここまで超天才の羽生と、
3勝3敗までこぎつけた。

平成最後の大一番。

夕方、決着がつきそうな局面。
AbemaTVで見ていた。

羽生竜王が8八歩と打って、
広瀬七段が8二金と飛車を取ったところ。

羽生の手番。

もう完全に終わっている。

羽生の負けははっきりしていて、
逆転は考えられない。
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しかし投げない。
167手まで粘った。

そして投了。
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羽生は深々と頭を下げた。
広瀬もそれに応じた。

この瞬間、広瀬章人竜王が誕生した。
羽生善治は無冠となって、
羽生九段と呼ばれることになる。

広瀬はやり遂げた満足感というより、
全力を出し切った脱力感。
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羽生は悔しさよりも、
深い感慨にふけっている様子。
走馬灯のように、
たくさんの局面が頭を巡ったのだろう。

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将棋界は新しい時代に入った。

藤井聡太という天才が登場して、
広瀬らの中堅や20代の若手が、
驚くほどの成長を見せた。

その意味で面白くなった。

七大タイトル保持者も6人の戦国時代。
名人は佐藤天彦/30歳、
王将は久保利明/43歳、
棋王は渡辺明/34歳。
棋聖と王位は豊島将之/28歳、
王座は斎藤慎太郎/25歳。
そして竜王に広瀬章人/31歳。

20代が2人、30代が3人、40代が一人。

羽生善治が無冠となって、
急に衰えていくか、
それとも復活するか。

そして今、16歳の藤井聡太はいつ、
タイトルを獲得するのか。

私は将棋ウォーズというゲームソフトで、
日本将棋連盟公認の四段を持つ。
少しは将棋のことがわかる。

50代から60代になると、
確実に衰える。

読みに対する「根気」がなくなる。
羽生にどこまでそれができるか。

昨日書いたが渋沢栄一翁の言葉。
「四十、五十ははなたれ小僧
六十、七十は働き盛り
九十になって迎えが来たら
百まで待てと追い返せ」

現代はそうもいかない。
特に将棋界は若返りが激しい。

しかしそれでも、
佐藤一斉の「言志四録」。

(わ)かくして学べば
すなわち壮にして為すこと有り
壮にして学べば
すなわち老いて衰えず
老いて学べば
すなわち死して朽ちず

羽生に関しては、
壮にして学べば、
老いて衰えず。

故大山康晴十五世名人は、
晩年、ガンと闘病しながら、
60歳でNHK杯トーナメントで優勝、
63歳で名人戦の挑戦者、
66歳で棋王戦の挑戦者となった。

1992年、68歳で、
最高位のA級順位戦を戦い、
休場せずに生涯現役を貫き、
A級の地位を守ったまま逝去した。

私もこうありたいと思う。

人生、いつも、
冬至の前日だと考える。

その当時の前日に、
羽生善治が無冠となった。

その羽生善治の言葉。

楽観はしない。
ましてや悲観もしない。
ひたすら平常心で。

これが羽生の心。

同じ方法で悪くなる。
だから捨てなきゃいけない。
せっかく長年
築きあげてきたものでも
変えていかなくてはならない。
毎回石橋を叩いていたら
勢いも流れも
絶対つかめない。

自ら、変われ!

リスクを避けていては、
その対戦に勝ったとしても
いい将棋は残すことはできない。
次のステップにもならない。
それこそ、私にとっては、
大いなるリスクである。
いい結果は生まれない。
私は積極的にリスクを負うことは
未来のリスクを最小限にすると、
いつも自分に言い聞かせている。

リスクを避けてはいけない。
怖がってはいけない。

勝負の世界では、
「これでよし」と
消極的な姿勢になることが
一番怖い。
常に前進を目ざさないと、
そこでストップし、
後退が始まってしまう。

常に前進しなければ、
それは後退である。

遠回りしながらも、
もがいて身につけたものの方が、
簡単に得たものよりも
後々まで役立ちます。

もがいて身につける。

すぐ役立つことは、
すぐ役立たなくなる。
〈橋本武〉

山ほどある情報から
自分に必要な情報を得るには、
「選ぶ」より
「いかに捨てるか」の方が、

重要なことだと思います。

選ぶより捨てる。

誰でも最初は真似から始める。
しかし、
丸暗記しようとするのではなく、
どうしてその人が
その航路をたどったのか、
どういう過程で
そこにたどり着いたのか、
その過程を理解することが大切だ。

これが学び方の王道だ。

創意を尊びつつ良いことは真似ろ。
倉本長治。

小売流通業の仕事に役立つ言葉ばかりだ。

そしてこれらの言葉は、
これから羽生善治自身に向けられる。

頑張れ。

〈結城義晴〉

2018年12月20日(木曜日)

日本産業の労働生産性と「いざなぎ景気超え」の価値

静岡新聞巻頭コラム「大自在」
日本の近代産業の礎を築いた、
渋沢栄一翁の言葉を引用。
「四十、五十ははなたれ小僧、
六十、七十は働き盛り、
九十になって迎えが来たら
百まで待てと追い返せ」

まさに現在の「100年時代」を言い当てた。

コラムニスト。
「第二の人生を目前に控えるわが身も
渋沢流に倣えば、まだ
働き盛りということになる。
もうひと踏ん張りと覚悟せねば」

同感だ。

この人も同じ。

鈴木國朗さん。DSCN99428
㈱アイダスグループ代表取締役社長。
超一流の流通コンサルタント。

30数年来の親しい友人。

今日は月刊商人舎の新年号のために、
アイダスグループのオフィスを訪問。
2時間にわたって議論した。DSCN99758

もう、終わったというころ、
今年1年を振り返って、
Go! Go! ポーズ。DSCN99768

鈴木さん、乗ってこない。DSCN99778

でも、やっぱり、一緒に、
Go! Go! ポーズ。
DSCN99788

この、ノリがいいのが、
鈴木國朗先生。
DSCN99798
ありがとう。

互いに六十、七十は働き盛り、
九十になって迎えが来たら、
百まで待てと追い返そう。

さて、日本生産性本部の調査。
労働生産性の国際比較。
日経新聞が一部を報じたが、
OECDデータに基づいて、
1時間当たり労働生産性を算出。
就業1時間当たりの「付加価値」。

日本は47.5ドル。
購買力平価換算では4733円。

働き方改革によって、
労働時間短縮効果が出たのだろうか。
16年に比べると1.4%上昇。

アメリカは72.0ドル/7169円。
日本はその7割弱の水準。

順位はOECD加盟36カ国中20位。
さらに先進7カ国のなかでは最下位。
1970年以降、ずっと最下位が続いている。

一方、1人当たり年間労働生産性は、
日本は8万4027ドル/837万円。
OECD加盟36カ国中21位。

イギリス8万9674ドル/893万円、
カナダ9万3093ドル/927万円。
それらを下回って、
OECD加盟36カ国中21位。

さらに日本の製造業は9万9215ドルで、
OECD加盟主要31カ国中15位。

日本全体の指数よりも製造業は高いが、
それでも近年の為替レートの影響で、
ドルベースの水準が伸び悩んでいる。
2010年比で6.0%減。

小売業の生産性も、
抜本的に考えねばならない。

売上げを追いかけるだけでなく、
人時生産性の数値の改善を、
計画的に組み立て直さねばならない。

それは国別指標の競争において、
その順位を上げるという意味ではない。

楽しくなければ店ではない。
楽しくなければ仕事ではない。
楽しくなければ人生ではない。

52週MDの鈴木哲男さんが、
よく、使うフレーズだが、
鈴木國朗さんや結城義晴の望みでもある。

もっともっと楽しく仕事したい。
それが生産性の向上につながる。

この思考回路が構築できないか。

一方、一昨日の日経新聞「大機小機」
私の尊敬するコラムニスト墨田川さん。
「景気動向指数は教えてくれる」

「内閣府が毎月発表する景気動向指数は、
なかなか役に立つ統計である」
その理由を2点挙げてくれる。

第1に「景気のレベルの変化がわかる」。

「現在進行中の景気上昇局面については、
2012年11月から14年3月の間に
同指数が順調に上昇した」

しかしその後は一進一退。
最新時点(18年10月)のレベルは、
2015年を100として104.5。
2014年3月の105.6より低い。

「日本経済のレベルは4年半以上も
高まっていないことになる」

「景気動向指数をみると、
それがよく分かる」

景気動向指数の第2の良いところは、
「バイアスのない景気判断が得られる」

同指数の判断は自動化されている。
指数算出の方法がルール化され、
そのルールが公表されている。

「概して人間の判断には
バイアスがあるものだ」
政府の景気判断も民間エコノミストも。

しかし景気動向指数にはバイアスがない。

そのうえで、墨田川さんの見立て。

今回の景気上昇過程は2012年12月当初、
「改善を示している」だった。

しかし14年4月からは、
「足踏みを示している」となった。
その足踏みが16年9月まで続いた。

その後再び「改善」になって、
今年の9、10月は再度「足踏み」。

だから同判断文によれば、
12年12月から今年10月までの
71カ月にわたる景気上昇期間中、
31カ月は「足踏み状態」だったことになる。

1週間前の12月13日に、
内閣府の景気動向指数研究会が、
安倍内閣の今回の景気回復は、
高度経済成長期の「いざなぎ景気」を、
超えたと正式に認定した。

2012年12月を起点として、
昨2017年9月時点まで。

しかし、墨田川さんの見方では、
今回の景気上昇局面において、
上昇期間の「長さ」には、
それほど大きな価値はない。

大いに、同感。

内閣府研究会の長期景気回復宣伝は、
ちょっとフェイクっぽいということだ。

それよりも労働生産性を、
コツコツと改善する努力のほうが、
正しい方向だ。

四十、五十のはなたれ小僧も、
六十、七十の働き盛りも、
仕事を楽しみながら、
そのことにまい進したい。DSCN99798
〈結城義晴〉

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