結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年06月03日(火曜日)

第5回ミドルマネジメント研修会と月刊『商人舎』ストコン特集

サッカー日本代表
米国フロリダ州タンパでの強化ゲームで、
コスタリカに3対1で逆転勝利。

コスタリカは今回のワールドカップ参加国。
国際サッカー連盟ランキング34位。
日本は47位だから、大収穫。

この後、日本時間7日に、
79位ザンビアと強化試合が用意されている。
その翌日の8日にブラジル入り。

いい感じで、いよいよ盛り上がる。

さて、昨日の月曜日は、横浜商人舎オフィス。
朝から、イオンリテールの皆さんが来てくれて、
講演やアメリカ研修の打ち合わせ。
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写真右から、人材育成部・寺社下修さん、
同部長・細田昌幸さん。
そしてイオンンコンパスの高柳優子さん。

夕方には、商人舎Web会議。
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右から内田憲一郎さん、
猪股信吾さん。
そして亀谷しづえゼネラルマネジャー。

内田さんはfacebookコンサルタント、
猪股さんは、Webサイトアナリストで、
デジタルビジネスコンサルタント。

商人舎Magazineの会議だが、
現在は、商人舎事業に深くかかわってくれて、
様々なイノベーションを提案してくれる。

実にありがたい。

猪股さんは、立教大学院結城ゼミ二期生、
内田さんは四期生。

さて、今日は、朝から、
新横浜から新幹線こだまで、
熱海まで来て、それから湯河原へ。
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相模湾は靄っていて、
残念ながら伊豆諸島は見えない。

それでも研修所は準備万端。
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ニューウェルシティ湯河原。
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研修施設として、全国上位にランクされる。

第5回商人舎ミドルマネジメント研修会。
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毎年2回開催なので、
3年目に入った。
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メインホール大観の間。
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ホール後方には、
月刊『商人舎』が並んだ。
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正午ごろには第1陣が到着。
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そして午後1時前には全員が着席。
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12時55分、全員そろったら開講です。
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最初の2講座は、結城義晴。
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商業の現代化と基幹産業化。
そして知識商人の養成。
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脱グライダー商人。
ミドルマネジメントが改革ののろしを上げる。

この研修会の意義を語る。
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それを全員が、
しっかりと受け止めてくれる。
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第1講座は、『商売十訓』。
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そして働きがいのある企業ランキングと、
顧客満足&従業員満足。
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それが商売の真髄。

休憩時間にはお茶を飲みながら談笑。
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ほっと一息の時間。
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さらに商業近代化とキャッシュフロー経営。
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いつものように上着を脱いで、
講義に熱が入ってくる。
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第3講座から第5講座までは、
鈴木哲男先生。
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「52週マーチャンダイジングは、誤解されている。
1年に52回、売場を変えることだと考えられている。
しかしそれは違う。
顧客の生活サイクルに合わせることだ」
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「マーチャンダイジングとプロモーションを、
融合させねばならない」。
鈴木先生の豊富な経験に基づいた実務講座は、
さすがに第一人者の充実した内容。

西の山間に日が沈み始める。
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講座は続く。

重点商品と販促計画の連動。
ストアコンパリゾンの方法。
目から鱗の講義が、これでもかと展開される。
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そして夜の8時、今日の講義終了。

ありがとうございました。
ご苦労様でした。
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月刊『商人舎』6月号は10日発売。
特集は「Strategic Store-Comparizon」

鈴木哲男&結城義晴が、
丁寧に、詳細に、実務的に、
考え方と方法を伝授します。

一番新しくて、一番役に立つ、
ストアコンパリゾンのテクノロジー。

是非、読んでください。

さて、講座終了後は夕食。
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このメニュー。
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そして、明日朝の理解度テストに向けて、
各自、復習。
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自室で勉強する者、
自習室で学習するもの。
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各企業から派遣された精鋭ぞろい。

仕事はいつもいやというほどやっているし、
その腕前とスキルは第一級品の強者ばかり。

その商売の達人たちが、
学習したことを自分で整理し、習得する。
それがこの研修の意味だ。
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みんな、学生の時以来の勉強。
それも楽しそうだ。
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かくて湯河原の夜はふけゆく。

明日の理解度テストが楽しみだ。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2014年06月02日(月曜日)

6月商人舎標語「見よ、聞け、考えよ!」と直近の「景気動向を読む」

Everybody! Good Monday!
[2014vol22]

2014年第23週です。
昨日から6月。

熱い暑い6月になりそう。

その熱い暑い月のプロモーション。
商人舎MagazineのWeekly商人舎、
日替り連載の「今週の販促企画」。
毎週、商人舎が提案するポジショニング戦略に基づいて、
マーケティングとプロモーションを展開する。

今日は6月のプロモーションが提案されている。
6月は環境月間、
さらにFIFAワールドカップ月間、
さらに猛暑・酷暑対策月間。

さて、アメリカ男子ゴルフツアー。
オハイオ州ダブリンのミュアフィールドGCで、
メモリアル・トーナメントが開催されていた。

松山英樹が通算13アンダー、
プレーオフでケビン・ナを破って初優勝。

お見事。

頼もしい22歳。
優勝賞金は111万6000ドル。
100円換算で1億1160万円。

再来週、6月12日から16日までの、
第114回全米オープンに、
自信を持って臨むに違いない。

そしてそれは同時期に開催される、
ブラジルのサッカーサムライジャパンに、
元気と勇気を与えるだろう。

さて、今月の商人舎標語。
月刊『商人舎』6月号の巻頭言と連動。

Message of June
見よ、聞け、考えよ!

店を訪れる
店を見る。
店で話を聞く。

売場を見る。
商品を見る。
サービスを味わう。

顧客を見る。
アソシエーツを見る。
その交流を見る。

考える。
話し合う。
アイデアを出す。

視察・観察する。
比較・分析する。
改善・改革の案を考察する。

それがストアウォッチング、
ストアコンパリゾン。
ストアクリニック。

来た、見た、勝った。〈ユリウス・カエサル〉
Veni, vidi, vici!〈Julius Caesar〉
I came, I saw, I conquered.

まずは足を運ぶ。
目で、耳で、頭で、情報を、
収集し、整理し、討論しつつ考察する。

これを企業や組織の文化にする。
教育や自己啓発の基準とする。
それらを戦略にする。

すると好奇心旺盛な会社となる。
面白がる組織となる。
意欲とアイデアにあふれた人間集団となる。

見よ、聞け、考えよ!

楽しめ、面白がれ、そして学べ!
これを習慣化せよ、戦略化せよ!

この中で、
「来た、見た、勝った」は、
ローマ帝国の創始者ユリウス・カエサルの言葉。
ローマ時代は現代のイタリア語ではなく、
ラテン語がつかわれていた。

軍人で政治家でもあるカエサルは、
文章の達人でもあり、表現者でもあった。

そのラテン語で、
Veni, vidi, vici!
ゼラの闘いでポントス王ファルナケスを破り、
ローマに速足の手紙を送った。

その言葉が簡潔明瞭な、
Veni, vidi, vici!
このカエサルの言葉にあやかって、
「見よ、聞け、考えよ!」
自分の目で、自分の耳で、自分の頭で。

それが今月の標語。

さて、6月に重要になるのが、
消費増税後の景気動向。
先週土曜日のブログで整理した。
増税1カ月後の景気指標が出そろって、
それがある程度、見通せる。

ただし、政府の発表と日経新聞の報道。
当然ながら政府寄り。

それを小売りサービス業主体に、
そして顧客・国民視線で、
読み直さねばならない。

経済産業省の4月鉱工業生産指数。
速報値は99.6。
増税前の3月より2.5%ダウン。

国土交通省の4月新設住宅着工戸数。
前年同月比マイナス3.3%。

一方、4月の家計調査の個人消費。
前年同月に比べてマイナス4.6%。

4月の商業販売統計。
コンビニ売上高は全店ベースで
前年同月比4.2%増。

「個人消費には濃淡」があって、
「まだら模様」を呈する。

企業によって、店によって、
業績に差異が表れ、
家庭によって、ひとによって、
まだら模様に消費される。

現在の消費は、
十人十色でなく、
一人十色。

かつては、
十人一色だった。

一方、重要な問題は、
消費増税と物価の関係。

4月の全国消費者物価指数は、
前年同月比プラス3.2%。

消費税が上がると物価も上がる。
その消費増税の消費者物価上昇効果を、
日本銀行は1.7ポイントと予測していた。

実質消費者物価指数上昇率3.2%から、
1.7ポイントを差し引くと、
1.5%の上昇。

増税前の3月の上昇率は1.3%だったから、
増税なしでも物価は、
0.2ポイント上昇したことになる。

さらに中小企業庁の5月調査。
消費増税の価格転嫁状況。
増税分の価格転嫁は、
順調に進んだ。

原材料費高騰もあって、
食品・日用品製造業各社は今夏、
相次ぎ値上げに踏み切る。

消費増税そのものは、
税額分、物価を上げる効果がある。
しかし増税されると、
消費は落ち込むと懸念されていた。

5月の状況をみると、
増税はそれほど、
物価や消費を下げなかった。

政府や日銀はそれを、
各行政府を通じて、知らしめている。

しかし私は言いたい。

国民の視点で見ると、
消費増税で出費は増える。

物価も上昇するから、
出費はさらに増える。

こんなマインドが底流を流れている。
考えてみると国民はよく耐えた。

田も畦も人に渡りて蛙鳴く
〈朝日俳壇 西宮市・黒田國義〉

田圃(たんぼ)も畦(あぜ)も、
人手に渡ってしまった。
しかしその田や畦で、
今も変わらず、カワズが鳴いている。

磯遊砂の砦のまた崩る
〈日経俳壇 神戸・小柴智子〉

磯で遊ぶ。
砂でつくった砦(とりで)が、
また崩れた。

夏落葉掃いてしばらく風とゐる
〈朝日俳壇 奈良市・田村英一〉

カラカラと舞い落ちる夏の落葉。
掃かれたあと風が残る。
その風にふかれている。

国民はよく、耐えている。
その流れの中で迎える6月。

小売りサービス業は、
あくまでも国民の味方、
消費者の応援団であってほしい。

それが6月の位置づけである。

さて、6月の結城義晴と商人舎の予定。
商人舎ホームページのトップ。
「行動予定カレンダー」に掲載されている。

明日の2日から3日・4日、湯河原で。
商人舎ミドルマネジメント研修会。
第5回目を迎える。

その翌日の5日から10日まで、
中国の北京と上海の視察旅行。
日中の関係はあまりよろしくないが、
それは政府レベル。

小売りサービス業の勉強の地として、
中国には意外な企業がある。

それを「見る、聞く、考える」

最終の10日に、
月刊『商人舎』6月号発刊。
しっかり、読んでください。

帰国して11日、軽井沢。
ツルヤ会の記念講演。
これは面白い。

12日は、東京後楽園ホテル。
オール日本スーパーマーケット協会総会。

翌週月曜日の16日は、東京・日暮里、
ダイナムで講演。

17日は大阪で、
寺岡ニューバランスフェアで講演。
講演後、「森・田中会」が開催され、
コーネル大阪のメンバーが集まる。

そして19日は、海浜幕張で、
イオンビジネススクール開講式で講演。

翌20日金曜日から、
月刊『商人舎」』7月号の入稿と原稿執筆。

24日、東京・貿易センタービルで、
カスタマー・コミュニケーションズ㈱、
定時株主総会と役員会。

25日、大阪・堺で、
万代ドライデイリー会記念講演。

翌6月26日、
毎日更新宣言ブログ
連続2500日達成。

6月30日、月刊『商人舎』7月号責了日。

今月も、息もつかせぬスケジュール。
しかし、充実していることが、
健康の秘訣。

頑張ります。

では、今週も、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2014年06月01日(日曜日)

ジジのお出迎え[日曜版2014vol22]

ジジです。
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きょうから6月。
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よろしくおねがいします。

あつい日でした。

ユウキヨシハルのおとうさん。
いません。
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甲府というところ。
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コーギしました。
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それから、
かえってきます。
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ステーション。
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ちいさなトレイン。
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ちかづいてくる。
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すこしずつ。
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スーパーあずさ。
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おおきなトレインでした。
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これにのって、
もうすぐかえってきます。
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でも、あつい日だけど、
お花はいしょうけんめい、
さいた。

ナデシコ。
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ボクのかお、にています。
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そとには、
もっともっと、
たくさんのお花。
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シンプルななでしこ。
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赤いなでしこ。
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まあるい、わっかのなでしこ。
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夏の花は、
あざやか。
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あついから。
なるほど。
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これも、あざやか。
ゼラニウム。
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でも、かわいい花も。
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かわいい。
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いまごろの花では、
これがいい。
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アジサイ。
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おとうさんは、
お花のなかを、
かえってきます。
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もうすぐ。
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おでむかえ。
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日もしずむ。
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おかえりなさい。
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おつかれさまでした。
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ゆっくり、やすんでください。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2014年05月31日(土曜日)

消費増税後の物価上昇と値上げに、国民は賢く対応しよく耐えた。

2014年5月最後の日。
今年に入って、
まるまる5カ月が経過する。

5月はラスベガスへ行った。
商人舎USA視察研修会Basicコース。

次は9月上旬のハワイ入門コース。
まったくの初心者に、
アメリカ小売業のロマンやビジョン、
楽しさや豊かさを伝授します。

遡ると4月は台湾とヨーロッパ。
ロンドンとバルセロナ。
新しく得るものが、
膨大で深淵だった。

6月は中国に向かう。

そして7月には二度、
アメリカへわたって、
駆けずり回る。

昨日、月刊『商人舎』6月号を責了して、
今日は一路、山梨県甲府へ

JR横浜線で八王子まで。
それから特急あづさ。
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中央線沿線は万緑につつまれる。
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1時間ほどで、甲府盆地が見えてくる。
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靄っているが、私はこの景色大好き。
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そして甲府到着。
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駅前の武田信玄像の前で。
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流通団地内の流通会館で、
包装資材商社㈱オオキの社内研修。
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オオキ社長の大木勝志さんは、
山梨県の商業界同友会の重鎮。

㈱商業界社長時代から私は、
ずっと交流があって、
この社内研修をお引き受けしている。
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テーマは、
「パラダイムの転換と商業界精神」

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変えてはならないことと、
変えねばならないこと。
それを語るのが、今日の趣旨。
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商業界の故倉本長治主幹、
『商売十訓』を唱えた。
その第一訓は、
「損得より先に善悪を考えよう」
第二訓は、
「創意を尊びつつ良いことは真似よ」

前者は、変えてはならないことの真髄。
後者は、変えるための真理。
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20世紀の商売のパラダイムと、
21世紀ビジネスのパラダイム。

イトーヨーカ堂の社是は、
「基本の徹底と変化への対応」。

サービスとホスピタリティ。

そういった対極にあることを、
体内化し、その振幅をつくる。

武田信玄公の言葉に、ある。
「甘柿も渋柿も、ともに役立てよ」
甘柿と渋柿が社内には必要だ。
その両極があって、
さらに両極が融合して、
ひとつの方向に向かって仕事を進める。

それが現代の商業界精神。
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時間はちょっとオーバーしたが、
2時間ちかく、一気に語った。

オオキの皆さんの、
聞く姿勢が変わって来た。
それが今日の実感だった。
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社内にイノベーションが起こっている。
それを実感して、私は嬉しかった。

ご清聴を、感謝したい。
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さて今日の日経新聞は、
消費増税後の景気動向を探る記事ばかり。

増税1カ月後の景気指標が出そろったからだ。

まず経済産業省の4月の鉱工業生産指数
2010年を100として、季節調整値を出すが、
速報値は99.6。

増税前の3月と比べて、2.5%ダウン。
99.6の指数値は昨年11月と同じ。

住宅市場は、増税前の駆け込み需要の反動。
国土交通省の4月新設住宅着工戸数は、
前年同月比マイナス3.3%。

しかし、1997年4月の消費増税時は、
マイナス9.3%で、
これと比べると減少率が小さい。

一方、4月の家計調査の個人消費。
前年同月に比べてマイナス4.6%。
しかし97年4月はマイナス1.0%だった。

今回、増税直後の落ち込みは大きい。

ニトリの5月の既存店売上高は、
前年同月比マイナス7.5%。
しかし、当初の想定と比べると、
「減少幅は小さい」。

4月の商業販売統計。
コンビニ売上高は全店ベースで
前年同月比4.2%増。

「個人消費には濃淡」があって、
「まだら模様」を呈する。

当然のことだ。

すべてが好況、
あるいはほとんどが不況。
そんなことは今後起こりにくい。

これは好調で、これは不調。

攻撃はいいが、守備が悪い。
ショットはいいが、パットが悪い。

惣菜はいいが、生鮮は悪い。
生鮮はいいが、グロサリーは悪い。

そういったまだら模様が、
企業によって、店によって、
異なる。

現在の消費は、
十人十色でなく、
一人十色。

かつては、
十人一色だった。

だから「まだら模様」。
一方、物価は、
消費増税後に大きく上がった。

4月の全国消費者物価指数は、
前年同月比プラス3.2%。

消費増税は当然ながら物価を上げる。

日銀は予測していた。
消費増税の消費者物価上昇効果は、
1.7ポイントと。

だから4月の実質上昇率3.2%から、
1.7ポイント差し引くと、1.5%の上昇。

増税前の3月の上昇率1.3%と比べると、
増税なしでも物価は0.2ポイント上昇。

中小企業庁の5月調査。
消費増税の価格転嫁状況。
「すべて転嫁できている」の回答は、
消費者向けの取引で75%。

4月調査より2.9ポイント上昇。
「前回の増税時よりも転嫁の動きが早い」。

つまり増税分の価格転嫁は、
順調に進んだ。

そこで食品・日用品製造業各社は今夏、
原料価格上昇などに対応して
相次ぎ値上げに踏み切る。

消費はまだら模様。
しかし夏にはさらに、
値上げが敢行される。

政府と日銀は、
インフレターゲット論に立脚し、
物価を引き上げようとしている。
それが経済振興に役立つという考え方。

そして消費増税は、
それほど物価や消費を下げなかったと、
さまざまな行政府を通じて広報している。

日経新聞が、
それを伝えている。

しかし消費者から見ると、
同じものを同じ量、買っても、
消費増税で出費は増える。

物価が上昇すれば、
出費はさらに増える。


国民はこの5月、
賢く対応し、
よく耐えた。

小売流通業は、
そのことを強く、
意識しなければならない。

損得より先に善悪を考えよう。
そのために、
創意を尊び良いことは真似よ。

良い週末を。

〈結城義晴〉

2014年05月30日(金曜日)

「Strategic Store-Comparison」とトム・ワトソンの「己を知る」

月刊『商人舎』6月号の最終責了。
1日伸びてしまったが、
内容はさらに充実。
デザイナーの七海真理さんのお蔭で、
発行も遅れない。

感謝してもしきれない。

きのうの夕方、
痛風の発作がまた起きて、
バルセロナで処方してもらった劇薬を飲んで、
昨夜はそれでも午前4時ごろまで頑張った。

今日はその痛風を抱えつつ、
夕方までかかって、
メイン原稿を書き上げた。
1万1268字。

そして、すべてを責了。

熱く、頑張りました。

今月の特集は、
「Strategic Store-Comparison」

32年前の『販売革新』1982年4月号の特集。
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あのころを思い出しながら、
その「熱さ」を再現したいと考えた。
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痛風の痛みに耐えかねて、
スリッパをはいている。
お許しください。
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でも、最新の月刊『商人舎』、
楽しみにしていてください。

ストアウォッチング、
ストアコンパリゾン、
ストアクリニック。

小売業やサービス業、
チェーンストアという仕組みの優位性が、
ここにあります。

だからこれを基幹経営戦略にしよう。
そう主張し、提案するものです。

原稿を書き終わった頃に、
立教大学大学院修了の足立幸一君が、
横浜商人舎オフィスを訪ねてくれた。

結城ゼミ最後の期のゼミ長。
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立教のビジネスデザイン研究科は、
社会人MBAの大学院。

院生となって学ぶには、
社会人経験が最低2年以上必要。

もちろん、40年も社会人をやって、
定年と同時に入学してくる人もいたりして、
多士済々。

足立君はLIXILの建デポ上尾店店長。
元はサッカーのアスリートで、
Jリーガーを目指していたが、
今はチェーンストアマン。

これ以上忙しい人はいないくらい忙しい。
それでも2年間、大学院に通って、
立派な修士論文を書き上げ、
マスターを習得。

修士論文のタイトルは、
「小売業と卸売業の
フォーマット変容の実態研究」

(建材流通におけるホームセンターと専門店の業態盛衰)

この、忙しさの中に、
突っ込んでいく姿勢は、
師匠の結城義晴と同じ。

野球で言えば、
絶好球は絶対に逃さないし、
サッカーで言えば、
ペナルティエリア内では、
必ずゴールに向かってシュートを放つ。

3月に修了して、
7月には共著だが本を上梓する。

さらに立教大学院の紀要論文集にも執筆。

私の標榜する「ナレッジ・マーチャント」そのもの。

30年前の熱い流通革命戦士の雰囲気を、
2014年の今、漂わせている。

さて日経新聞『私の履歴書』。
今月はトム・ワトソン。
新帝王と呼ばれたプロゴルファー。
今日のタイトルは「日本の若手へ」。

石川遼や松山英樹にエールを贈り、
技術的なこと、精神的なことを、
率直にアドバイスする。

日本のプロゴルファーの共通点を見抜く。
「彼らに共通する点は
誰もがしっかりとしたグリップを
身に付けていることだ」

グリップとは、
クラブを握る握り方。

荒井伸也さんは、
スーパーマーケットの経営を、
ゴルフにたとえることの名人だが、
その名言の一つが、
「店長はグリップである」。

プレイヤーとゴルフクラブを、
つなぐ接点がグリップ。

会社と店舗とをつなぐのが、
「店長の役割だ」と言った意味。

ワトソンは、
日本人プロの傾向を見切る。
「あえて言えば、やや左手が
ウィークに過ぎるとも思う」。

グリップにはストロンググリップと、
ウィークグリップがある。

一般的に言われているセオリーは、
「ストロングはドロー系の球を打たせ、
ウィークはフェード系のボールになる」。

今、私が研究している本で、
プロコーチの中井学は、
「実はこれは逆である」と、
大胆な提言をしている。

まあ、ワトソンが観察したことは事実だろう。
日本人プロのウィークグリップ。

しかし中井学の説から言えば、
フェードボールを打とうと意図しているのに、
実は反対の球筋になる。

だから彼らは無理に、
運動神経でドローを打つ。

その不自然さに、
日本人の根本問題があるのかもしれない。

不自然さは、
決定的なところでミスを招く。

「総じて日本のプロで
悪いグリップをしている人を見たことがない」
ありがたいワトソンの指摘だ。

それから石川遼にアドバイス。
「できる限り、練習を重ね、
何が自分に合っているのかを突き止めろ」。

そのためには、
「試合中でも自分のスイングを
変えることを恐れてはいけない」

目先の利益や売上げのために、
自分のポジショニングを
崩してはいけない。

ワトソンはそう訴えかける。

ワトソンが新帝王なら、
帝王はジャック・ニクラウス。

ニクラウスは、
引退表明のインタビューで振り返る。
「私はいつもスイングを変え続けていた」。

ワトソンはニクラウスを語る。
「ジャックはマスターズ選手権の最終日、
バックナインの最中でも
スイングを変えることを厭わなかった」

「それこそ、ゴルフにおいて
『己を知る』ということだ」

自分のポジショニング、
自店のポジショニング、
自社のポジショニング。

それは真似をするものではない。
人から借りるものでもない。

ポジショニングのために、
己を知り、
本来の己に向かって、
己を変えていく。

「自分自身を信じ、皆、
はい上がっていくしかない」。

納得。
賛成。
感謝。

〈結城義晴〉

2014年05月29日(木曜日)

労働力不足と「人口1億人計画」とユニクロの正社員化

月刊『商人舎』の年極購読切り替え時期。
毎日、新たに1年間の購読を、
申し込んでくださる皆さんの、
そのメールのやりとりを垣間見ている。

うれしいことです。

何だか、知り合いばかり、
読者になって下さっている。

ありがとうございます。
心からお礼申し上げます。

同時に、もっともっと、
頑張ることをお約束します。

今日はその月刊『商人舎』6月号の責了日。
まだまだ終わりません。

明日の朝まで?

わかりません。

さて、日本維新の会の分裂騒動。
まあ、合体政党で、
その合併も成し遂げられないままの、
分裂だから、驚きはしない。

1975年から2001年まで、
フォーライフ・レコードという会社があった。

小室等・吉田拓郎・井上陽水・泉谷しげる。
4人のフォークシンガーが自分たちで、
レコード会社を設立。

当然のことのように、
行き詰って分裂した。

しかしそれでも26年、もった。

日本維新の会は、
2012年9月28日設立で、
1年8カ月。

これまた当然のことのように、
行き詰って分裂。

一票を入れた有権者たちには、
なんと説明するのだろう。

与党はびくともしないが、
民主党を含めて野党は再編され、
それでも勢力図は、
代わり映えがしないものになりそう。

さて日経新聞コラム『大機小機』。
2日連続で労働力や人口の問題。

私の好きな二人のコラムニスト。

最近の『大機小機』は、
株式取引のための情報に偏っていて、
あまり有益ではなかった。

しかし昨日は、コラムニスト隅田川さん。
「労働力不足時代がくる」。

今日はコラムニスト一直さんで、
「『1億人計画』の読み方」。

隅田川さん。
雇用情勢の改善から論議を始める。
「2012年10月に4.1%だった失業率は、
今年3月には3.6%に低下」

「0.82倍だった有効求人倍率は
1.07倍に上昇」

その結果、労働力不足が、
経済拡大の制約要因となりつつある。

公共事業の建設労働者、
小売外食業のパート・アルバイト。
そして介護関連事業。

ますます手当てが難しい。

こうした現象は、
景気変動による短期的なものではな。
潜在的な労働力不足が、
顕在化したものだ。

日本の生産年齢人口は、
1995年の8730万人をピーク
に、
一貫して減り続けている。

2013年10月1日現在で、
ついに7900万人。

生産年齢が全人口に占める比率も、
同じ期間で69.5%から62.1%に低下。

労働力人口のピークは、
98年の6793万人。

それが13年は6577万人。

15年間でマイナス216万人。

このところは、
「労働力の供給も減ったが、
経済実態面で労働力の需要がもっと減った」。

しかし皮肉なことに、
「景気が好転して労働需要が拡大し始めると、
日本経済はたちまち、
労働力の『天井』にぶつかってしまった」

そこで政府への要望。

まずは「長期的な観点」で、
女性・高齢者の労働参加率が高まる環境整備をし、
外国人労働力の選択的流入を促進させる。

小売サービス業も、
労働環境の整備と人材確保が、
サバイバル戦略となる。

一方、今日はコラムニスト一直さん。
「1億人計画」の読み方。

経済財政諮問会議『選択する未来』委員会の中間報告。
「50年後でも日本の人口1億人を維持する」とする提言。

予測では、日本の総人口は、
2060年に8674万人。
大きく1億人を下回る。

しかし2030年までに出生率が、
人口再生産可能ラインの2.07に回復すれば、
1億人目標は達成できる。

しかし最近の出生率は1.4前後。
2020年代半ば以降は、1.35で推移。

そこで、「人々が子供を産み育てることができるよう、
制度、政策、人々の意識が速やかに変われば、
流れは変えられる」。

一直氏は楽観的。
「このような政府による明確な人口政策への言及、
とりわけ今回のように人口増加をうたった提言は、
皆無だった」

1947年に4.54だった出生率は、
1960年に2.00まで低下。

しかし一直氏は、前向き。
「政府が実効性ある人口維持政策を立案し、
本気で取り組む姿勢を示せば、
『1億人計画』の実現可能性は
決して低くない」

今日の日経企業欄では、
「ユニクロのパート正社員化」

正社員化は6月から始まる。
まず「地域正社員」を新設。
約1万6000人を順次正社員化。

説明選考会には20~30代中心に、
約60人の中途採用希望者が参集。

柳井正会長兼社長は、
今回の人事制度変更で、
国内志向を積極的に評価するよう方針転換。
「土日に休むといった柔軟な働き方も認める」

2014年8月期通期の連結業績。
純利益880億円で、前期比マイナス3%。

「海外好調、国内採算低下」。

顧客と接するスタッフの強化は欠かせない。

だから正社員化で、長期勤務スタッフが増え、
「店の経営が安定する」

もちろんこれで、
「人件費は少なくとも2割超上がる」。

人件費は上がっても、
労働力確保は、
やった方が有利。

スペインのメルカドーナの事例にこそ、
元気づけられる。

〈結城義晴〉

2014年05月28日(水曜日)

CCL「ビッグデータ活用」とイオン岡田元也社長の「ダイエー再生論」

万緑の東京・芝公園。
20140528193227.jpg

東京タワーが映える。
20140528193207.jpg
いいなぁ。

そして台徳院霊廟惣門。
つまり徳川二代将軍秀忠の霊廟の門。
20140528193216.jpg
これも重要文化財。

芝公園から歩いて5分ほど。
カスタマー・コミュニケーションズ㈱。
略称CCL。
その定例取締役会。
私は2007年から非常勤の取締役。

この会社は日本のFSPの草分け。
フリークエントショッパーズプログラム。
そしてCRMをマーケティングする。
カスタマー・リレーションシップ・マネジメント。

当然ながら、
ビッグデータ活用のトップランナー。
ビッグデータは、
安倍内閣の第三の矢「成長戦略」の一環。

一昨日の日経新聞本紙。
「ビッグデータ活用『便利になる』67%」
日経リサーチのインターネット調査だが、
全国の成人男女1000人に聞いた。

ビッグデータは、
スマホやセンサーなどの情報を
匿名化して分析する技術。

しかしそれを国民はどう受け止めているのか。

回答者の67%が、
「ビッグデータで暮らしが便利になる」。

その理由の上位は、
「普段気付かない不便が解消される」
「交通が便利になる」

しかし、逆に33%の回答者は、
「便利にならない」。

その理由は、
「知られたくないことも知られる」
「もう十分に便利だ」
「商品を安く買えるわけではない」

ポジティブな人は便利派、
ネガティブな人は不便派。
「もう十分に便利だ」など、
年齢を聞いてみたい気がする。

若い世代ほど、
ビッグデータへの期待も高い。

男性の71%が便利になる。
女性は63%が便利になる。

データの活用目的の回答。
4割を超えた目的は、
「買う人の好みを的確に把握する」
「クレームを開発に生かす」
「顧客満足度を向上させる」

そして記事も指摘するが、
「問題はプライバシー保護」。
個人情報保護である。

データの安全性を高めること。
それが、ビッグデータ活用の鍵。

CCLのID-POSデータは、
個人情報を削除してある。

そのうえで、
有益なマーケティング分析をする。
私はアドバイスする。
「ゼロ戦化現象」に陥るな。

そうして、
使い勝手のよいシステムの開発を、
お願いしている。

5月16日の日経本紙に取り上げられた。
この会社は、
官民ファンドの産業革新機構などから、
約5億円を調達して態勢整備に入った。

大いに社会貢献してくれるはず。
楽しみだ。

さて、昨日は、
ダイエー新さっぽろ店を訪れた。

今年4月24日にリニューアルオープンしたばかり。
20140528022836.jpg
JR新札幌駅に直結した店。

札幌市営地下鉄東西線の新さっぽろ駅にも、
新札幌バスターミナルにも、
隣接したいい立地。

JR札幌駅まで10分のアクセス。
20140528022846.jpg
サラリーマンやOLなど、
有職者が多く居住する地区。
2人以下の少人数世帯は、
7割以上を占める。

だからまず、惣菜売場が広がった。
20140528023012.jpg
イオン幕張新都心の店が、
昨年12月20日、オープンしたが、
そのノウハウがダイエーにも、
どんどん導入されていることがわかる。

実際に顧客たちが、
感動の声を上げて、買物していた。

1.5km圏内には、
大規模市営住宅が3カ所ある。
こちらの居住者にはシニア世代が多い。
ここにも惣菜は必需だし、
個食マーチャンダイジングは効果的。

新さっぽろ店のリニューアルは、
ダイエーにとって、
2014年度最初の大規模活性化事例。

従って、大型店舗のモデル構築を目指す。

ただし、売場面積は直営が、
2909坪で、なおかつ3層。
つまり1000坪の3フロアの店舗。

この店の成果・効果の検証が、
今年度のダイエーの進路を決める。

昨日の日経本紙に、
イオン岡田元也社長が登場。
単独インタビューに答えている。

大胆な発言だ。

「旧イオン、旧ダイエーという境目をなくし、
合理的な企業集団に再編する」。

これはイオンとダイエーの融合を意味する。

昨年8月31日に、
イオンの完全子会社となったダイエー。

しかし「イオンとダイエーは多くの事業が重なり、
現状のコスト構造では本質的な改革は難しい」

だからダイエーとイオンの店舗や物流施設などを、
一体的に再編する。

ダイエーの2014年2月期決算は、
単体売上高が約6150億円。
連結最終損益は243億円の赤字。

売上げの7割強が関東と関西。

新さっぽろ店を含む北海道は17店舗で約7%。
九州・中国地方は39店で約15%。

一方、イオングループには、
北海道が総合スーパーのイオン北海道と
食品スーパーのマックスバリュ北海道。

九州には、イオン九州とマックスバリュ九州。

イオンは総合スーパー業態と、
食品スーパー業態を分けて、
業態別の企業群を形成している。

だから北海道と九州のダイエーの店舗は、
イオン子会社にそれぞれ振り分ける。
その期限は2014年度中。

その代り、ダイエーは、
「関西と関東に経営資源を集中し、
スーパー事業全体を引っ張る存在にしたい」。

特に関西は、
マックスバリュ、ピーコックストア、
さらに山陽マルナカや光洋まで、
グループの様々なバナーが混在する。

イオンの中小型総合スーパーもある。

これらを「ダイエーに集めてもいい」。

そして食品分野を強化して、
ダイエーを中核にすえる方針。

岡田さんが強調したこと。
「ダイエーは縮小ではなく、
スーパーの中心として成長させる」。

OBも含めて、
ダイエーマンたちが、
泣いて喜ぶ発言だ。

さらにバナー名は、
「統一したいこだわりも、
そのままというこだわりもない。
顧客が信頼している名前もある。
個性は大事にしつつケース・バイ・ケース。
名前よりも支持される取り組みを
考える方が重要だ」

岡田元也、冴えている。

新さっぽろのリニューアルを見て、
そして岡田さんのこの発言を聞いて、
私は感じた。

ダイエー再生の可能性は高い。

回りの企業群にとっては、
えらい迷惑だろうけれど・・・。
(新さっぽろ店のリニューアルは、Daily商人舎に掲載予定)

〈結城義晴〉

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