結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2013年07月14日(日曜日)

ジジとゆっくり[日曜版2012vol28]

動かない
心を
動かすのは
あたらしい

〈遊子〉

ジジです。
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あつい夏です。
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でも、
ジャスミンの花、
あつくても、
そとで、
さいてます。
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ボクはうちのなか。
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うちのなかは、
すずしい。
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エアコンが、
あるから。
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センプーキもある。
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窓も、
カーテンも、
あります。
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だから、
うちのなかは、
すずしい。
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だからボクは、
うちのなか。
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そとには、
こんな花もさいてる。
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花さん、花さん、
あついでしょう?
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ユウキヨシハルのおとうさん、
きのうは軽井沢。
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そのまえは、
京都と神戸。
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1週間前、
バンコクから
かえってきた。
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おつかれさま。

きょうはいちにち、
ボクといっしょに、
おうち。

映画をみたり、
本をよんだり。

ずっと、
さくらんぼ、
たべながら。
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きょうは、
ゆっくり、
してください。
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そんな時間が、
おとうさんには、
ひつようです。
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きょうは、
ゆっくり。
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ありがとう。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2013年07月13日(土曜日)

「現地・現物・現場」トヨタ生産方式三現主義と五行歌の試み

目覚めると、
軽井沢の空気。
気温18℃。
ベンチが、
座っている。
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周りに
コテージ。
蛙の
声。
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ブレークファストは、
朝の日差しの中で。
白ごはん、
味噌汁、
納豆と漬物。
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昨夕から、
第一屋製パンの研修会。
今回は
川一男さんが加わって、
話が核心に迫った。

川さんは、
ダイエー副社長から、
マルエツ社長、
シジシージャパン副会長、
そして現在、流通科学大学専務理事。

「現地・現物・現場」
トヨタ生産方式の三現主義。
第一屋製パンは、
細貝理栄社長が先頭に立って、
この考え方をもとに工場改革を続けている。

川さんも、
マルエツの立て直しの時に、
トヨタの元社長・張富士夫さんから、
直接、
この指導を受けた。

ピーター・ドラッカーは言う。
“Practice comes first!”
「実践が最初に来る」
つまり
「実行第一」 。

ドラッカーはこうも言う。
“As a rule,
theory does not precede practice.”   

「原則として、
理論が実践に先行することはない」

昨夜の
全体の話は、
ここに
帰結したと思う。
実に有意義だった。

今日も一日、
川さん、
細貝さんと
一緒に、
さらに有意義な研修。

さて、商人舎magazine。
Weekly連載
Weekend News Summary。
食品流通「3分の1ルール」見直しのための
「2分の1ルール」実験始まる

重要な実験調査であることは
間違いない。
8月から半年間。
半年後を
注目したい。

しかし返品のルールを、
緩和するのは本来、
筋違い。
返品は商品の逆流。
社会的には大きなロス。

この考え方、
アメリカではオーソライズされていて、
この面での合理性は、
彼の国の方が
優れている。

突然だが、
岩崎航・著
『点滴ポール
生き抜くという旗印』
ここから拾う。

乾かない
心であること
涙もまた
こころの
大地の潤いとなる

『ほぼ日』の糸井重里さんが、
この本を紹介している。
「五行歌(ごぎょうか)」。
「五行で縦書き」
しかしインターネットでは横書き。

①1行は1~10文字程度、
長くても15文字くらいまで。
③五行全体がウタらしいまとまりが
備わっていること。
あとは、一切の制約がない。

点滴ポールに
経管食
生き抜くと
いう
旗印

五行歌。
とてもいい。
岩崎航。
とても、
いい。

どんな
微細な光をも
捉える
眼を養うための
くらやみ

ハウス食品も
「食五行歌」のイベントを
やっている。
2012年度の
第7回五行歌受賞作品から。

仕事帰り
疲れた自分
何が食べたい?と聞くと
手抜き料理と答える息子
元気と優しさをありがとう。

〈石井温子〉

五行歌の会があって、
毎月の10選を発表している。
私の気に入った
五行歌を
三篇。

一度
生まれ落ちたら
生きては
帰れないのが
人生

〈紫かたばみ〉

高々と枝を広げる
ご神木
その上を
悠悠と
渡る鳥

〈黒田節子〉

空の青と
海の青
越られない
線は
人にもある

〈玉虫〉

私もつくりたくなった。
五行歌。
みなさんも、
良い週末を。
一切の制約なしに。

〈結城義晴〉

2013年07月12日(金曜日)

セブン-イレブン鈴木敏文CEO「もっともっと」と宝酒造白壁蔵見学

思わず「ふふん」
笑い声が出てしまった。

電車のなかで、
週刊『東洋経済』を読んでいた。

今週の特集は、
「セブンの磁力」
セブン-イレブンの強さを検証する特集。
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この特集のなかに、
鈴木敏文さんの単独インタビューがある。
セブン-イレブン・ジャパン会長兼CEO。

セブン-イレブンの将来の姿を問われる。
「変化対応だ」
すかさず答える。

「われわれの課題は、
新しいものをどこまで出していけるかという、
人間の心理への挑戦だ」

「人間の心理を少しでも満足させるのが、
われわれの仕事、
これが行き詰ったときが敗北だ」

そして最後に自分の役割を語る。
「私の役割は、
みんなが挑戦を心掛け、
率先して行うような
方向付けをすることだ」

リーダーシップのあり方を示している。

「少しでも手を抜いてはならない。
自分たちが満足してしまったら、
そこから退歩が始まる」

そして私が「ふふっ」となったのは、
この次だ。
「40年、そうしたことを続けてきたから、
今日がある。
しかし、
もっと厳しくやっていたら、
もっと成長することが
できたかもしれない」

なんという自信。
なんという純真さ、
なんという貪欲さ。

ただしこの特集は、
セブン-イレブンというコンビニに、
焦点を当てている。

イトーヨーカ堂という総合スーパーは、
対比的に描かれている。

これはセブン-イレブンという小型店が、
イトーヨーカ堂という大型店よりも、
変化対応しやすかったことを表わしている。

しかし鈴木敏文さん80歳。
「もっと、もっと」には畏れ入った。

さて今日も、東奔西走。
いや西奔東走。

京都ブライトンホテルで目覚め、
大阪から神戸へ。

まず「宮水発祥の地」へ。
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「宮水」とは「西宮の名水」の略。
日本名水百選に指定されていて、
これが清酒造りに適している。

宮水・酒蔵地帯は、
通称「灘」。
神戸市東部から芦屋市、西宮市にかけての海岸沿い。
ここに酒造会社や酒蔵が多数ある。
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その宮水の井戸。
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こちらは「白壁蔵・宮水井戸」。
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宝酒造㈱の灘工場を「白壁蔵」と称する。
その宮水の井戸。
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井戸の中。
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暗くて見えないが、
黒々した水面がかすかに波打っていた。

ここで宮水を飲んでみる。
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ちょっと塩分っぽいが、
美味い。

そして宝酒造灘工場「白壁蔵」へ。
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宝ホールディングス㈱は、
東証一部、大証の上場企業。
年商は2009億9800万円。

今日はこの超近代的な工場の見学。
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延べ床面積6338㎡、6階建て。

すぐそばに海が迫る。
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超近代的な工場だが、
古い伝統もしっかり残されている。
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エレベーターホールには、
絵もかけられている。
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この壁には稲がかかっている。
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ご案内と説明は、
工場長の碓井規佳さん。

清酒造りに適しているのは、
稲穂が長い山田錦。
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右から5本目。

山田錦を35%まで磨いて、
精白米をつくる(一番右)。
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これは精米のための砥石。
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その精米機。
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(以下写真はホームページより)

そして米を蒸す「蒸米機」。
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麹をつくる「製麹機」。
このあたり、読んで字の如し。
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発酵させる仕込みタンク。
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最後にパッケージのライン。
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視察が終ると、
絞りたての酒を試飲。
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これが実に美味。

そして写真。
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今回お世話になったお二人。
酒類事業本部流通推進部長の新野裕司さんと、
碓井工場長。

全体に酒の香りがプーンと漂う清酒工場。
忘れられない。

ありがとうございました。
清酒への理解が一段と深まりました。

白壁蔵を後に、
新神戸から新幹線で東上。

その後、東京から、
また新幹線に乗って、
軽井沢へ。

プリンスホテルのコテッジに落ち着いた。

しかし鈴木敏文さんの「もっと、もっと」。
まったく畏れ入った。

〈結城義晴〉

2013年07月11日(木曜日)

京都祇園祭と懐石「京大和」、そしてコリン・パウエル「核無用論」

月刊『商人舎』がお手元に届いたみなさん、
Web版の商人舎magazineもご覧ください。

今日のDaily商人舎は、2本のニュース配信。
第1にアメリカの最新情報。
Kroger ハリスティーターを
25億ドルで買収

去年の11月3日。
私は全米80位のハリスティーターCEOに会った。
フレッド・モーガンテール。
それをブログに書いた。

タイトルはそのまま、
「全米80位ハリスティーター社長
フレッド・モーガントールに出会う」

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私のとなりがそのフレッド。

全米第1位のスーパーマーケットで、
ウォルマートと真っ向から闘っているのがクローガー。
フレッドは、そのクローガーの傘下に入る。

クローガーは商人舎magazine5月号で、
【OUTLINE】「ダンハンビー社」の記事に出てくる。
サブタイトルは、「テスコ、クローガーのFSPを推進」。
商人舎magazine閲覧可能な人は、
是非読んでほしい。

ウォルマートはPOS派、
クローガーはID-POS派。

セブン-イレブンは単品管理のPOS派。
ローソンはPontaカードのID-POS派。

そしてPOS派の筆頭だったヤオコーが、
ID-POS派に鞍替えした。

時代が変わっている。

ハリスティーターCEOは、
そんなことも考えたに違いない。

25億ドル(100円換算で2500億円)で、
店舗数208・年商45億3541万ドルの企業を売却した。
クローガーは、
総店舗数3539店・年商967億5100万ドル。

これで1000億ドルの大台に乗る。

もうひとつのDaily商人舎は、
「ヤマダ電機がオリジナルタブレット端末発売」
O2Oに関連する新規企画が次々に出てくる。

日本でもアマゾン・ジャパンが、
小売業ベスト10に入ってきた。

このニュースのインパクトは、デカい。

Weekly商人舎の木曜連載は、
林廣美の今週のお惣菜(14)
メニューは「冷やし麺シリーズ②冷やし中華」。

これもご覧ください。
丁寧なレシピです。

毎週毎週、これだけの提案ができるのは、
林廣美先生をおいてほかにありません。

ご愛読ください。

さて朝日新聞「オピニオン」欄に、
コリン・パウエル登場。
湾岸戦争の統合参謀本部議長、
ブッシュ政権で国務長官。

冒頭からズバリ。
核兵器不要論者のパウエルが、
その持論の核心を語る。
「極めてむごい兵器だからだ。
まともなリーダーならば、
核兵器を使用するという最後の一線を
踏み越えたいとは決して思わない。
使わないのであれば、
基本的には無用だ」

軍事的には無用。
しかし政治的には抑止力となる。

だからパウエルは核軍縮を提唱する。

これも正当な議論だ。

日本に対して。
「日本は過去60年で、
原爆や戦争による破壊から、
素晴らしい経済や生活を手に入れ、
最も成功した国の一つとなった」

だから日本には国際的な役割がある。
「日本が核兵器や核開発計画を持たず、
持つという意思もないことを再確認することだ。
日本がその立場から離れれば、
非核化の進展は難しくなってしまう」

私は小売りサービス業を立脚点にしている。
そして小売りサービス業は平和産業だ。

核兵器とはもっとも遠いところに位置する。

だからコリン・パウエルの考え方に賛同する。
これは基本的なスタンスの問題だ。

さて今朝は、
新横浜から東海道新幹線に乗って、
京都へ。
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京都タワー。

京都は祇園祭真っただ中。
八坂神社の祭礼で、
7月1日から1カ月間行われる。
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ハイライトは7月14日~16日の「宵山」、
7月17日の「山鉾巡行」と「神輿渡御」。

その長刀鉾の制作中。
「鉾建て」という。
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職人が手際よく仕事している。
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完成まではまだまだ。
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日本三大祭の一つ・祇園祭の頂点は来週。
ちなみに三大祭は、
この京都祇園祭と、
大阪天神祭、東京神田祭。

夕方、「京大和」へ。
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130年の歴史を持つ懐石料理の老舗料亭。

邸内には茶室。
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幕末に勤王の志士が集った。

京大和から見下ろす市内。
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高さ46mの法観寺の五重塔が見える。
通称、「八坂の塔」。
創建は聖徳太子と伝えられている。

このあたりでは、
「戦前」というときの「戦」は、
太平洋戦争ではない。
応仁の乱を示す。

室町幕府8代将軍足利義政の継嗣争いが発端で、
応仁元年(1467年)に起こり、
文明9年(1477年)まで続いた内乱。

その時に京都に残ったのは、
この八坂の塔だけだったという。

庭にある茶室。
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そして懐石料理。
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料理はもちろん、文句なし。
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夏は京料理に限る。

酒も飛び切り旨いし、
舞妓さんと芸子さんの舞芸も、
素晴らしかった。

あっという間に時間が過ぎ、
八坂の塔がライトアップされていた。
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その後、夜の観光スポット。
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小川のせせらぎも涼しい。
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京の古町を歩くのもよい。
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最後は、「佐藤」。
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ウィスキーなど嗜んで、
浴衣姿に見送られてホテルに帰還。

祇園祭も平和の祭典。
応仁の乱ではもちろん、
核兵器はなかった。

太平洋戦争で人類唯一の原爆が使われた。

コリン・パウエルと京都祇園祭が、
心に絡んだ暑い夏の夜だった。

〈結城義晴〉

2013年07月10日(水曜日)

「商人舎」7月号発刊とWeb版会議、コンビニ・ビッグ3消耗戦突入

月刊『商人舎』7月号、本日発売。

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今月の特集は、
Whole Foods Market
「完全なる食品」と「完全なる経営」のすべて

アメリカのオーガニック・スーパーマーケット。
有機食品・自然食品を中心に品揃えした店。

米国39の州とワシントンDCに出店。
イギリスとカナダにも店を持っていて、
トータルで348店舗。

年商は昨年9月決算で、117億ドル。
1ドル100円換算で1兆円を超え、
1兆1700億円。
1店平均33億6200万円。

業態はスーパーマーケットだが、
それを超えた「企業経営」の本質に迫っている。

特集のサブタイトルは少し長い。
「完全なる食品」と「完全なる経営」のすべて。

“Whole Foods”という言葉自体で、
「自然食品」を意味する。
しかし私は“whole”に
「完全なるもの」といったニュアンスを読み取った。

その「完全なる食品」を求めつつ、
「完全なる経営」を志向し、実現させる。

それがこの会社のミッションだと思う。

月刊『商人舎』の巻頭言。
「Message of July」

完全なるものを求めよ。

完全なる食品をつくる。
それは自然食品か。
有機食品か。

健康によろしい。
人間が生きる環境にふさわしい。
安全で安心。

コンビニエンスである。
しかもデリシャスである。
だからよく売れる。

そんな完全なる食品を集める、売る。
生産者や取引先に協力してもらう。
顧客たちを呼び寄せる。

完全なる経営をする。
意識の高い人間を集め、
民主的な組織体制を築く。

完全なるマネジメントをする。
ポリシーとビジョンを明らかにする。
人を活かすチームオペレーションを展開する。

あなたは、完全なるものを求めつづけるか。
はじめから、完全なるものをあきらめるか。
スタートはふたつに分かれている。

そして完全なるものを求める者には、
必ず追い風が味方する。
たった一度だろうけれど神風が吹く。

完全なる食品販売を志して、
完全なる経営をすれば、
どんな会社もホールフーズになることができる。

商売には、ストイックさがなければならない。

ピーター・ドラッカーはそれを、
「integrity」と表現した。

倉本長治は、言い続けた。
「損得より先に善悪を考えよう」

それがホールフーズ・マーケットの本質である。

1冊丸ごとWhole Foods Market。
ご堪能いただきたい。

今月私が書いたのは、
「誰も書かなかったシリーズ」第2弾。
これは是非、多くの人に読んでいただきたい。

Monthly連載は、10本。
【必読連載】
西脇紀男の「独創CRM実践論」(3)
今月で一応終了するが、
これは必読。
5月創刊号特集からのつづき。

【新連載スタート】これも面白い。
「経済心理学の世界へようこそ」(1)

そして、商人舎magazineの根本テーマ。
〈ポスト・モダン〉チェーンストア組織論
今月は第4回で「店長の権限と業績との関係」

さらに大好評連載陣。
「人時生産性」と正面から向き合え!(4)

小売りの「暮らしカレンダー」
⇒ 8月は夏季休暇

山本真砂美の「商売くらし歳時記」
(4)【葉月】お盆と花火

王道のウェザーMD理論(4)
「商品ごとの気象特性」

西川隆の“本物の”店舗デザイン(4)
「目から鱗の照明選び」

リテイル・インフォメーション・システム論(4)

多様化・増加する「労務トラブル」解決法(4)

いずれも通常の月刊雑誌の量と質を超えている。

会員のみなさんは、
ご愛読よろしく。

それから新たなご購読の方も、
よろしく。

さて今日はいちんち、
横浜商人舎オフィス。

立て続けにやって来る講演。
雑誌を発刊して、おかげさまで、
講演依頼も増えるばかり。

そのパワーポイントやレジュメをつくり、
寄稿している雑誌の校正をしていると、
すぐに夕方。

16時から毎月恒例の、
商人舎magazineのWeb版会議。

あっという間に19時半にっていたが、
実に有意義な内容だった。

この会議で決定したキャンペーンがある。

商人舎magazine、
「24時間無料公開キャンペーン」
時は8月1日13時~2日13時。

誰でもインターネットで、
商人舎magazineをすべて、
見ることができる。

技術的にも可能であるし、
できる限り多くの人に、
商人舎magazineを知ってもらいたいから。

ご期待ください。

会議が終ってから、
恒例になった打ち上げ。
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右からWebデザイナーの田中翔太さん、
システムエンジニアの長谷川温子さん、
私の左隣がSEコンサルタントの猪股信吾さん、
左端が商人舎チーフエディターの渋木克久。

商人舎magazineは、
特に長谷川さんにすべて負っている。
心から感謝しつつ、
新潟生まれの長谷川さんに、
〆張鶴たっぷり贈呈。

猪股さんにも毎回、
素晴らしいアイデアを出してもらって、
今回も座布団三枚。

10枚溜まったら、
『笑点』張りのプレゼント。
ご期待ください。

さて10日付日経Web刊。
速くて面白い。
伊原健作記者が書く「コンビニ消耗戦」。

「コンビニエンスストア大手の競争が
新たな局面を迎えている」

ファミリーマート2013年3~5月期の連結決算、
営業利益が前年同期比7%減。
4四半期連続営業減益、
つまり過去1年間営業利益が減り続けた。
それでも101億円出しているが。

理由は二つ。
第1が既存店売上高微減。
第2は出店拡大による販売費・一般管理費の増加。

記者のコメント。
「『ビッグスリー』と呼ばれる3社の戦いが
消耗戦に突入してきたサイン」。

ファミマの第1四半期は粗利益6%増。
「ファミマ プレミアムチキン」やPBの販売拡大が寄与。
一方、販管費は9%増、
569億円。

出店拡大の地代家賃増と店舗開発人員の人件費増。
2014年2月までに過去最大の1500店新規出店計画。

セブン-イレブンの第1四半期は、
営業利益9%増。
492億円で過去最高。

しかし実質的には、「ほぼ横ばい」と記者。
「今期から固定資産の償却方法を
定率法から定額法に変更した影響」でプラス。

高価格帯PB「セブンゴールド」の成長などで、
商品粗利益率改善。
しかし販売促進費増。
これは「店舗の値引きを支援」する原資。

ローソンも第1四半期、最高益を更新。
しかし既存店売上高は2.1%減。

コンビニ3強が、
消耗戦に入った。

これは「三占」から「複占」への予兆か?

暑い夏か、涼しい秋か、
第2四半期の結果をながめながら、
結城義晴流のコンビニ特集を、
月刊『商人舎』で企画しようか。

〈結城義晴〉

2013年07月09日(火曜日)

参議院ネット選挙の効用とイオン森美樹副社長のぶれない発言

今日の最高気温39.1度。
山梨県甲州市勝沼。
観測史上最高タイ記録。

九州から関東甲信地方まで、
35度以上の猛暑日が94地点。

東京都心も35.4度。
3日連続猛暑日。

7月上旬の3日連続猛暑日の記録は、
1875年以来の140年弱の観測史上初。

たいへんな暑さだった。

総務省消防庁の発表。
熱中症で7月1~7日の1週間、
救急搬送された人は2594人。

前週の729人に比べて約3.6倍。

死者は3人、重症は58人。

愛知が249人、東京214人、
埼玉182人、神奈川160人、大阪139人。

熱中症には、くれぐれも気を付けたい。
熱中症関連商品は、品切れさせたくない。

さて、7月21日(日)、
選挙に行こう!
投票しよう。

その初の参議院ネット選挙。
日本経済新聞社のインターネット調査。
実施は4日、5日。
20~69歳の1万7799人が対象で、
回答者は1038人。

ネット上で選挙運動を「見た」は25%。
「政党や候補者の公式サイトやブログ」を見た人64%。

閲覧情報の党別順位は、
第一が自民党、75%。
第二が日本維新の会、34%。
第三が民主党、31%。
公明党14%、みんなの党13%、共産党10%、
社民党とみどりの風は各6%、生活の党4%。

ネット選挙とはいうものの、
ネットで投票できるわけではない現在の場合、
効果はどこまであるか。

期日前投票にしても、
もちろん本投票にしても、
まず投票所に足を運んでもらう。
それから投票。

商売は、
まず店に来てもらう、
それから実際に
買ってもらう。

Eコマースは、
購買意思決定をしてもらい、
勘定を済ませてもらい、
そのうえで宅配便で届ける。

ネット選挙がEコマースレベルまできたら、
ずいぶん変わるだろうが、
まだまだ選挙はアナログ。

ネットはそのアナログに、
プラス・アルファとはなるが、
決定的な変化をもたらすものではない。

それでも、自分の選挙区の候補者を、
一覧で比較するのはネットが便利だ。
政党の主張や政策を比較してみるのも便利。

閲覧性の便利さは、
ネットの威力。

それが投票行動に結びつくか。

政党や候補者にとっては、
自分に入れてもらえるか。

それはあくまで、
日頃の政治活動や、
アナログ的選挙運動が、
決定打となる。

リアルとネットの比較検証をするにも、
ネット選挙は格好の材料だ。

さて今日の日経Web版。
イオン㈱の森美樹副社長が登場。
「今年は猛暑になるのが例年より早く、
これを最大の販売機会ととらえて
売り場作りを強化したい」

売れているもの。
アイスクリーム、そうめん、
PBの涼感寝具。
省エネタイプのエアコン、
これは前年比1.5倍、

2013年第1四半期連結決算は、
売上高1兆4617億(前年同期比9.9%増)、
営業利益347億(9.8%増)、
経常利益381億円(4.7%増)、
当期利益132億円(0.8%増)。

第1四半期3~5月として、
7年ぶりに過去最高。

総合スーパーの営業利益が大幅改善。
その理由。
第1に総合スーパーの商品力を専門店並みに高めた。
第2に、既存店の改装を進めて、
シニア層などにゆっくり買い物を
楽しんでもらえるよう工夫した。
第3に、ぜいたくを楽しむ需要の拡大を受け、
高付加価値品の品ぞろえを増やした。
例えばイタリア製生地を使ったスーツが好調。

消費増税の駆け込み需要。
「既に出てきている」

例えば金融事業では、
住宅やリフォームのローンの相談件数が急増。
家電など耐久消費財も販売好調。

消費税実施後。
「実施されれば間違いなく
低価格志向が強まる。

ディスカウントストア業態との闘いが激しくなる。
低価格志向のPB商品を強化したい」

これはトップバリュベストプライスのこと。
イオンのコンペティティブブランド。

仕入れに関して。
「先行して有利な条件で契約しているので、
14年2月期は悪影響は出てこないだろう。
調達ルートを変えたり、
コスト削減を強化するなどして、
価格に転嫁しないよう頑張る」

こうして森副社長の発言を、
一言ずつ辿ってみると、
イオンにはブレがない。
消費増税の駆け込み需要と、
増税後の低価格消耗戦対策。

どんな企業も、
よくよく考えておかねばならない。

マーケット・リーダーの作戦、
マーケット・チャレンジャーの作戦、
マーケット・ニッチャーの作戦。

マーケット・フォロワーの次の作戦。

それぞれに異なる。
イオンはマーケット・リーダー戦略。

ならばあなたは?

あなたの作戦は
あなたのもの。

他人の真似ではない。

参議院選挙の立候補者と、
これはまったく同じ。

〈結城義晴〉

2013年07月08日(月曜日)

商売を通じてお客様の幸せを願い、イノベーションに挑戦したい!

Everybody! Good Monday!
[2013vol27]

2013年の第27週。
7月に入って第2週。

昨日は七夕。
朝、バンコクのスワンナプーム国際空港からの便で、
成田空港に到着。

日本の関東地方は梅雨明けして、
暑い暑い。

タイのバンコクと変わらないほど。

そしてこんな季節になります。

あをぞらの沖もあをぞら海開き
〈日経俳壇 名取・里村直〉

食べものもこんな感じ。
酢の味を少し利かせて鱧の皮
〈日経俳壇 奈良・荒牧素子〉

いい季節です。
いつも、そう信じている。

タイでも、
年々、暑くなってくるとか。
ちょっと心配だが、
それでも、
いい季節、
いい天気、
いい気分。

そう考えつつ、
生きていく。
しかし七夕は晴れた空でよかった。
ロマンティックな物語、
成就してほしい。

毎年毎年、
それを願う。

七夕だからと、
商売が特別に繁盛するわけではない。

しかし商売を通じて、
お客様の幸せを願う。

それが商売をやっていることの、
本当の意味だと思う。

仕事をしていることの、
本当の意義だと思う。

バンコク最終日は、
小型店を巡った。

いずれも意欲的な試みで、
感心させられることしきり。

イノベーションにチャレンジしている。
コンビニエンスストアも新しいフォーマットを模索。
エクスプレスストアもフォーマットの確立に注力。

その姿勢、その態度、
その企業体制自体を、
私たちは学んだ。

セブン-イレブンの視察が終った頃、
急に激しいスコールが降ってきた。

添乗してくれているJTBのメンバーが、
すかさず傘を繋いで、バスまで誘導してくれた。
20130707012236.jpg
彼らサービス業も仕事の意義を感じている。

小売業も同じこと。

さて今週の販促。
商人舎magazineの、
Weekly商人舎。
月曜朝一「今週の販促企画」

ご覧ください。

それからDaily商人舎
今日のニュース。
6月景気判断・不透明感と緩やかな持ち直し

昼寝覚め眠り過ぎたる疲れかな
〈日経俳壇 東京・津田鉄三

のんびりとして、
いいですね。

しかし私はまだまだ活動しまくって、
自分の体調をコントロールする。

昨日、成田に着いて、
長男に車で迎えてもらって、
二人してゴルフ。

時差ボケ対策は、
帰国した途端の運動。
それも陽の光をたっぷり浴びて。

帰宅してから、
ビールなど飲んで、
ワインを味わって、
グワッと寝た。

気分すっきり、
やる気が出てきた。

これです。

月曜の気分。

今週の販促などは、
Weekly商人舎を見ていただくとして、
今週の結城義晴。

今日の月曜は、
立教F&Bマーケティング
オーガニックについて3時間語り、
ディスカッションする。

明日は、特別のイベント。
この時期、特に名前を出してはいけない人と会う。

明後日水曜日は、
月刊『商人舎』発行日
今月の特集は
Whole Foods Market
「完全なる食品」と「完全なる経営」のすべて

今日、見本誌が届いた。
20130708184916.JPG

そのカバーメッセージを紹介しよう。

トレーダー・ジョーに続いて
ホールフーズ マーケット。
現在、全米40州に348店舗で、
年商117億ドル・1兆1700億円。
販売される3割のオーガニック商品と
店舗・物流センターが米国農務省認定、
いわばアメリカ合衆国お墨付きの
オーガニック&ナチュラル・スーパーマーケット。
「完全なる(whole)食品(foods)」を求める
奇跡のようなチーム・マネジメント組織と、
「完全なる経営」を志向するカリスマ経営者ジョン・マッケイ。
芸術のような店づくりと、
有機食品のクリティカル・マスを実現させて、
孤高のポジショニングを確立する。
いつの日か日本に、
本物のホールフーズが誕生するのか。
それは「完全なる食品」と
「完全なる経営」の両立を必須とする。

まもなく、皆様の元にお届けします。
楽しみにしてください。

それから木曜日は、京都で講演会

金曜日は、東京に戻り、
そのまま軽井沢へ。

忙しい今週。
暑い暑い日本で、
目いっぱい元気を見せます。

みなさんも、
お客さんに、
元気を振りまいてください。

では、みなさん。
Good Monday!

〈結城義晴〉

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