結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2011年09月14日(水曜日)

「ユニクロ柳井正vs日本マクドナルド原田泳幸」日経MJトップ対談から「経営は総合芸術です」

昨日も、今日も、明日も残暑。
6日連続の熱帯夜。

関東地方は来週月曜日の「敬老の日」まで、
真夏日と熱帯夜が続く。

秋の運動会シーズンを控えて、
その練習中に児童たちに熱中症が頻発。

それでも、
秋の訪れをビンビン感じる。

変な陽気の日本、
変な具合の地球。

しかし氷河期などの長い長い歴史を思うと、
いまの地球や日本も、
連綿たる営みの、ほんの一瞬に過ぎない。

さて、またまた日経MJで恐縮だが、
先週金曜日の1面と3面に続く対談。

ファーストリテイリングの柳井正さんと、
日本マクドナルドホールディングスの原田泳幸さん。
ともに会長兼社長。

ずいぶん前のことになるが、日経ビジネスで、
吉野家の安部修仁さんと柳井さんが対談した。
私はその対談を思い出していた。

今回の対談のタイトルは、
「グローバルワン 目指せ」

マクドナルドはもう既に、
外食産業でグローバルワン。
日本法人も日本の外食産業で一番。
あらためてグローバルワンを目指すものではないが、
他の産業、企業に対してこう呼びかけるならばよいだろう。

ファーストリテイリングは、
世界第1のギャップを売上高でターゲットとし、
利益ではすでに追い越している。

日本のカジュアルファッション・チェーンとしては、
断トツのトップ。

原田さんは1948年生まれ、
柳井さんは1949年生まれ。

柳井さんは自ら創業トップ。
原田さんはアップルコンピュータジャパンから日本マクドナルドに、
華麗なる転身。

オーナー経営者と専門経営者。

ずいぶん違いがあるが、
ふたりは共感するものを感じたようだ。

経営の本質論を語り合うと、共通点が多い。
ほとんど共通している。

しかし経営のやり方は、
全く違う。

私は、そう見る。

このブログでは日経MJの内容とは反対に、
組織やリーダーシップ、経営に関するコメントから始めよう。

まず「経営の思い」は社員に伝わっているのか。
柳井さんは、
「(きちんと) 伝わっていたら、
すごくもうかっていますよ」

原田さんも、
「ちゃんと伝わってたら
売上げは倍ですね(笑)」

経営者の思いは、伝わりにくい。
だからそれを伝えることに努力する。
経営とはそれ以外にない。

柳井さんは、経営方針を、
「間接ではなく直接伝えない限りだめですね。
スーパーバイザーやブロックリーダーが中に入ると、
どうしてもバイアスがかかってしまう」

そう、組織はバイアス。

原田さんも、
「伝わらない最大の障害は、階層的な組織。

伝言ゲームではだめです」

柳井さん、
「私は全員経営と言っているんです。
商売の原点から考えたら、
小売業は店頭に立つ人が経営者だったら一番いいわけですね」

原田さん、
「おかしいと思ったら、
フラットなコミュニケーションが必要です」

経営はダイレクトなコミュニケーション。
しかし考えてみると、
会社の規模が小さいことは、
「強み」となる。

しかし現実的には、
規模が小さくて顔ぶれが変わらないと、
コミュニケーションの断裂が生まれたりする。

柳井さん。
「楽な仕事は一つもありません。
だけど、自分が面白いと思い、
世間が面白いと思ったことならば何でもできます」

そして言う。
「経営は総合芸術です。
苦しいことを面白いと思える人が、
経営者に向いているんじゃないですか」

原田さん「やっぱりやりがいですよ」

柳井さん。
「知らないことを知ろうと突き詰めることほど、
面白いことはないですよ」

柳井さんは、本当にストイック。
それがファーストリテイリングの特徴。

マーケティングで大切にしているもの。
柳井さん。
「消費者は
需要が少なくなればなるほど、
不景気になればなるほど、
注意深く消費するものです」

その通り。
現在がそれ。

「すると売れるものはすごく売れますが、
大部分のものは売れない」

すなわち「一極集中状態が起きます」
これも、しかり。
「ならば自社のブランドが、
一極集中に入るように目指さなければならない」

原田さん、
「今やっているのは、基本を徹底的に見直し、
質の良い経営オペレーションをつくることです」

「細かく言うと、客数を増やすために、
来店頻度をデモグラフィ(人口動態)別、時間帯別、地域別に見極め、
どこに力を入れるか決める作業です」

そのうえで、ヒット商品作りを語る。
柳井さん、
「ヒットを生むには、
(消費者の)期待を超えること」

原田さん、
「私もリサーチだけで商品計画を立てるな、と言っています」

サム・ウォルトンも言い残している。
「顧客の期待を超越せよ」
原田さん、
「ヒット商品は商品力だけでなく、
作り手の情報が相当影響します」

柳井さん、
「商品がどういうコンセプトでつくられたのか、
作り手は情報を持っているか、
といった目に見えない会社の生き方や姿勢が、
商品やマーケティングに表れていないと、
買ってもらえません」

経営の姿勢、会社の姿勢が、
商品に反映されてくる。
柳井さん、
「ブランド戦略も各国別に変えるのではなく、
グローバルワンチーム、グローバルワンカンパニーで、
推進するから強みが発揮できます」

原田さん、
「『世界で売れるもの』しか
『日本で売れるもの』になりません」

これはすごいことだ。

原田さん、
「マクドナルドであれば、
世界中で売れているのは、
ビッグマック、チーズバーガー、フライドポテト。
これらの商品は『ゴールドスタンダードメニュー』といって、
絶対に味付けを変えないことになっています」

柳井さん、
「わかっていない人は、
全体の1~2割に過ぎない部分を気にするんですよ。
本質的に8~9割は同じ」

「翻訳と一緒で直訳してはいけませんが、
マーケティングも伝えたい本質は、
全世界一緒であるべきです」

そしてブランドについて語る。
柳井さん、
「ブランドは企業そのものです。
ですから人も物も金も」

「極論すると店舗のトイレから
従業員の表情までブランドなんです」

「そうしたイメージや商品そのものを
評価してもらうことで買ってもらえます。
そうした全体像がはっきりしない限り、
売れません」

これを私は「ポジショニング」と呼んで、
いま、最も大切なものと考えている。

さて昨日はブルーチップ㈱の経営者お二人が来社。

宮本洋一社長と松浦克行常務。

宮本さんはこの7月31日に社長に就任したばかり。
宮本さんは商人舎発足の会の発起人のおひとり。
だから社長就任は自分のことのようにうれしい。

ブルーチップの経営は今後、
宮本・松浦の二人三脚で進められる。
これ、すごく、いいこと。

『店ドラ』に、
「心は燃やせ、頭は冷やせ」のメッセージを書いて、
プレゼント。
20110914191720.jpg

スーパーマーケットの顧客のために、
早くも新規事業を進めている。

周富徳さん監修の餃子、静岡の餃子、
秋田県八郎潟のお米など、
こだわりの商品を企画し加盟店に供給する。
20110914191701.jpg
場所を近くの居酒屋に移し、
九州の焼酎を傾けながらの久々の情報交換は、
本当に楽しかった。

宮本さんにも松浦さんにも、
総合芸術の経営を突き詰めてほしいものだ。
それが二人三脚のお二人にはできる。

私はそう感じている。

<結城義晴>

2011年09月13日(火曜日)

「陸前高田の奇跡の一本松、打つ手なし」、ひとつ俳句でも ひねって・・・

秋めくやああした雲の出かければ 池内たけし

秋めいてきました。

松の幹みな傾きし九月かな 桂 信子

東日本大震災の被災地・陸前高田の「奇跡の一本松」。
そこに中秋の名月が浮かぶ写真。
20110913153841.JPG
朝日新聞一面に載った。
9月12日午後6時9分に、
たぶん朝日のカメラマンだろうが、
森井英二郎さんが撮影。

その復興のシンボルの松は、
衰弱が進んでいる。
「危ない状態」と書いてある。

「根が傷んで養分を吸い上げる力を失い、
猛暑にも適応できなかった」

「手の打ちようがない」

草の戸の残暑といふもきのふけふ 高浜虚子

夏の終わりでもあります。
ころぶにもころびかたあり夏の道 結城義晴

さて、どじょう首相。
鉢呂吉雄経産相辞任の後任は、枝野幸男。
ご存知、菅直人前政権の官房長官。

ハチロはさておいて、
まずはエダノに期待しよう。
ヨシオ去り ユキオ来たるらし 秋の空  義晴

四の五の言わず、仕事しろ。

パチンコ・トラスティ・ボード有識者懇談会。
通称PTB。

ほぼ2カ月ごとに参集し、議論し、
1年に1回ほどメッセージを発信する。

座長はこの4月から和田裕先生。
現在、㈱日本イノベーション代表取締役社長。
大阪万博は作家の堺屋太一さんが推進したと言われているが、
和田先生は当時、その堺屋さんの上司で、
大阪万博起案者。

メンバーは元日刊工業新聞論説委員の岩崎秀雄さん、
元経団連事務総長の三好正也さん、
元インドネシア大使の川上隆朗さん、
早稲田大学ビジネススクール教授の松田修一さん、
嘉悦大学経営経済学部教授の黒瀬直宏さん、
元東京証券取引所上場部上場審査室長の谷合孝昭さん、
経営コンサルタントの牛島憲明さん、
UIゼンセン同盟常任中央執行委員の内堀良雄さん、
弁護士の三堀清さん。
それに私。

今回は新しいメッセージをつくる。
そのために最初に確認。

PTB有識者懇談会は、
中立の立場を貫く第三者機関であること。
一般国民に発信し、国民目線を貫徹すること。

そのうえで、議論。

和田先生が座長として見事に仕切って、
私は好ましい議論展開になったと感じた。

しかし、ちょっと急ぎましょう。
「今日も一日、慌てず、急げ」

何しろ今月の商人舎標語は、
「疾走せよ、疾駆せよ」

拙速は、断じて避けなければいけない。
しかし議論のあとは、
疾走・疾駆。

その後、横浜の商人舎に帰って、
原稿書き。

書きに書いても終わらない
秋の夜長と筆仕事

夕方は、池袋の立教大学の研究室へ。
夜の7時過ぎ、
卒業した結城ゼミ第2期生の渋木克久さんと合流し
欧米データの収集。
渋木さんはこの道のプロ。

外食産業の専門家だが、
小売業でもデータを探し出して、
私の研究に協力してくれる。

立教のキャンパスから立教図書館のサイトに入って、
世界中の膨大な情報を検索し、整理分析する。

その作業。

渋木さんは土曜・日曜の新座合宿にも、
結局、最後まで参加してくれて、
いまや、結城ゼミの「若頭」のようになっている。
だから渋木さんとは3日連続で一緒にいたことになる。

渋木さん、ありがとう。

永利の四川料理は、
辛口だったが、
ビールと紹興酒がぴったりだった。

夜空には満月がぽかんと浮いていた。
松の月暗し暗しと轡虫(くつわむし) 虚子

では けふも ひらりひらりと いきるべし
 義晴

残暑の残暑たるべきところを、
こころよく感じ取りつつ。

<結城義晴>

2011年09月12日(月曜日)

「吉野家牛丼昔日の勢い」喪失の理由と「テスコ撤退」を「対岸の火事ではなく他山の石とせよ」

Everybody! Good Monday!
[vol37]

2011年第37週、9月第3週です。

今週はまだまだ、読んで字のごとく、
残暑が「残ります」が、
それでもずいぶん秋の感じがします。

暑いけれど、涼しい。

好きです。
この季節。

自分が生まれたころだからでしょうか。

今週土曜・日曜、
そして来週月曜の「敬老の日」
三連休が始まります。

その後も、金曜の「秋分の日」。
秋真っ盛り。
そして土曜・日曜の三連休。

三連休二つにサンドイッチされ、
火曜・水曜・木曜がある。

季節は良い。

ウキウキしてきます。

そんな季節の今月の仕事は、
「疾走せよ、疾駆せよ」
今月の商人舎標語。
気分よく、仕事に邁進したい。

そのためには、
メンタル、フィジカルを万全に。

精神的に、肉体的に、
十二分に気を配って、
うまいものを食って、
よく寝て、
そのうえで全力で走る。

いい気分です。

さて、今日は新聞休刊日。
1年に何回あるか、ご存知?

正解は、
12回。

まあ、毎月1回ずつです。
理由は、新聞販売店の慰労・休暇。

昔々、10代の終わり頃、
新聞配達のアルバイトを、
半年間だけやっていたことがある。

あのころは休刊日などなかった、
と思って調べたら、
当時も年間に4回あった。

たぶん2回だけ、
休みがあったんだろうと思うが、
思い出せない。

その新聞休刊日を列挙すると、
ウィキペディアには以下のようにでている。
1月1日(元日)
2月11日(建国記念の日)
3月20日又は21日(春分の日)
4月第2日曜日
5月5日(こどもの日)
6月第2日曜日
7月第2日曜日
8月第2日曜日
そして9月23日(秋分の日)
以降は、10月第2日曜日
11月第2日曜日
12月第3日曜日

しかし朝日新聞の2011年の休刊日、予定日は、
1月2日(日曜日)
2月14日(月曜日)
5月6日(月曜日)
6月13日(月曜日)
7月11日(月曜日)
8月15日(月曜日)
9月12日(月曜日)
10月11日(火曜日)
11月14日(月曜日)
12月12日(月曜日)

ウィキペディアもいい加減なところがあるが、
3月と4月は当初、統一地方選挙があって、
休刊日なしと予定されていた。
そこに東日本大震災が起こってしまった。

毎日、ブログを書くようになって、
以前にもまして毎日の新聞には、
丁寧に目を通すようになった。

新聞には本当にお世話になっていることになるが、
その分、週刊誌や、ましてや月刊誌は二の次となる。

さて日経MJ新聞のコラムがいい。
昨日の『底流を読む』は、
編集委員の中村直文さんが書いている。
タイトルは「繊細とボリューム 両にらみ」

牛丼戦争で吉野家が
「昔日の勢いを失った」。

なぜか。

吉野家のある役員の総括は、
「2004年のBSEに伴う米国産牛肉の輸入禁止に尽きる」

吉野家は米国産にこだわった。
ゼンショーのすき家や松屋フーズは、
オージーなどに切り替えた。

これがいまだに影響を与えているという。

このこと自体、貴重なケーススタディとなる。

ピーター・ドラッカー先生は、説く。
「自らの強みを知れ、
そしてその強みに立脚せよ」

吉野家の牛丼は、
米国産の吉野家仕様の牛肉を使った。
それが強みだった。
完成された味だった。

だからそれにこだわった。

クライトン・クリステンセンは、
『イノベーションのディレンマ』でこう語る。
「イノベーションによって成功した企業ほど、
新たなイノベーションにチャレンジしなくなり、
その結果新たなイノベーションを果たした企業によって
淘汰されていく」

面白いのは、この時、
新たなイノベーションを起こす者は、
最初のイノベーションよりもシンプルで、
時にはプリミティブでさえある。

不断のイノベーション、
小さな連続的なイノベーションが、
必要である。

吉野家役員の総括は、だから、
この小さな、連続的なイノベーションが、
できていないことを示すのだと思う。

BSEもきっかけとなったかもしれないが、
それよりもクリステンセンの指摘するイノベーションのディレンマこそ、
吉野家の問題点である。

中村さんのコラムはこういった方向ではなく、
「日本の競争の厳しさ」に向かっていく。

すなわち日本の食品メーカーの行動。
日本国内と世界市場、アジア市場への「両にらみ」。
私の言葉で言えば、
だからコモディティとノンコモディティの両にらみとなる。

先に味の素が「サムライ」ブランドで、
ウォルマートと取り組みをしたニュースを報じた。

繊細がノンコモディティ、
ボリュームがコモディティ。

海外に進出するには、
コモディティの概念抜きには、
成功はない。

前段の吉野家と、
後段のカルビーや日清食品やコカコーラとの関係性が、
ちょっと見えにくいコラムにはなっているが、
いろいろなことを考えさせてくれた。

先週月曜日の日経MJでは、
これも編集委員の田中陽さんが、
「英テスコ撤退 誤算の8年」の特集で、
総括文を書いている。

「蹉跌の本質は日本企業にも内包されている」

これが田中さんの問題意識。
賛成。

企業経営そのものは、
欧米も日本も変わらないということ。

「その店でないと買えない商品の存在が、
消費者を呼び込む」

M&Aが進むだろう日本でも、
「ボタンのかけ違いは致命傷」となる。
これも同感。

「8年間のテスコの足跡は
日本の流通企業のどこで起きても不思議ではない
本質的な問題をはらんでいる」

「対岸の火事ではなく、
他山の石とすべきだ」

田中さん、カッコいい。

その通り。

日経MJは週3回刊。
月・水・金。

毎日の新聞にお世話になっている私だが、
月・水・金の隔日刊ならば、
[毎日更新宣言]の仲間と言えるかもしれない。

週刊誌はまだしも、月刊誌は、
いかんともしがたいほどに、
のんびりしている。

のんびりしている暇はない。
「疾走せよ、疾駆せよ」

今月は、
「今日も一日、
慌てず、急げ」


Everybody! Good Monday!

<結城義晴>

2011年09月11日(日曜日)

サプライズお誕生会[2011日曜版vol37]

黙祷。
20110911150943.jpg
3・11 2:46 東北・北関東。
あれから半年。

9・11、ニューヨーク。
10年。

亡くなられたひとびとのご冥福、
お祈りいたします。

ユウキヨシハルのおとうさん、
ゼミの合宿です。

ニイザ・キャンパス。
20110911152236.jpg

虫の声が、
おおきい。
20110911152303.jpg

タチカワ交流キネン会館。
20110911152323.jpg
結城ゼミ第3期生7人。
みんなのケンキュー、
とてもはかどった、
と、おもう。

おとうさんがでかけたあとで、
ボクは、カオをあらった。
20110911153247.jpg

このはなしには、
かんけいないけど。
20110911153218.jpg

ボクはきれいずきなんです。
20110911152532.jpg

耳のうしろも。
20110911152548.jpg
ああ、きもち、いい。

合宿のケンキューは、
夕方におわり、
夕食。

西洋膳・洵彩。
マスター&シェフの泉類さん。
20110911153353.jpg
すばらしい料理。

おとうさんの席も、
きめられていた。
20110911153406.jpg

でも、すごくおどろいたのは、
結城ゼミのみんなが、
OBまでふくめて、
集合していたことだった。
20110911154107.jpg
おとうさんが店にはいると、
クラッカーがなった。

そして第1期生、2期生が、
声をそろえた。
「センセー、
おたんじょうび、
おめでとうございます」

おとうさん、
ほんとうに、
おどろかされた。

ボクもおどろいた。
20110911163938.jpg

これを、
「サプライズ」と、
いいます。

ボクも腰をぬかした。
20110911163923.jpg

司会は、
フランスのコメディアンみたいなシブキさん。
20110911153546.jpg

ごあいさつは、
結城ゼミOB会長のナゴヤさん。
20110911153600.jpg

お料理は泉類シェフ。
20110911153505.jpg

おいしそう。
20110911153624.jpg

そして、だしもの?
20110911153704.jpg
ムラカミさんは、
「ジジのものがたり」

ボクのマネまでしてくれた。

みんな、おおわらい。
おとうさんも、
あたまのうしろがいたくなるくらい、
わらった。

オカモトさんは、
「先生のものまねします」
20110911153723.jpg
あまりにてなかったけれど、
ずいぶん、うけた。

イノマタさんは、
むりやりAKB48を、
やらされそうになった。
20110911153746.jpg
それは、
来年へのもちこしとなった。

みんな、
心からたのしんだ。
おとうさんも心から、
たのしんだ。
20110911153441.jpg

ケーキがでてきた。
20110911153850.jpg

そしてホシヤマさんから、
お花の贈呈。
20110911153835.jpg

おとうさんが、
ローソクを、
ふきけした。
20110911153903.jpg

お誕生日は、
9月の2日だった。

すっかりわすれていたのに、
それにもおどろいた。
20110911153814.jpg

そしてケーキをいただいた。
20110911154019.jpg

さいごに、
おとうさんのあいさつ。
20110911153954.JPG
しみじみとおはなししてから、
「ゼミを一生の誇りにします」

ちょっと、
うるうるしていた。
20110911153936.jpg

さいごのさいごは、
全員で「バンザイ」

その練習。
20110911154036.jpg
サトウさんのは、
阿波踊りではありません。

コダマさんのオンドで、
「バンザーイ」
20110911154052.jpg

立教大学ビジネスデザイン研究科
結城ゼミ。

いいゼミです。
20110911154107.jpg

ありがとうございます。
20110911154206.jpg
朝に希望、
昼に努力、
夕に感謝。

<『ジジの気分』(未刊)より>

2011年09月10日(土曜日)

「福島産全早場米出荷可能」と「イオン、久慈サンマ全量買い上げ」と「味の素・ウォルマート取引開始」の新局面

良いニュースを二つ。

朝日新聞から、
「福島産早場米すべて出荷可能」。
福島県の調査結果の発表。

8月下旬から早場米の調査を始め、
20市町村の水田で計101サンプルを調べた。
いずれも国の基準値を下回った。
国の基準とは、
1キロあたり500ベクレル。

最後に県内4市町で収穫した早場米を検査、
国の基準値を超える放射性セシウムは、
検出されなかった。

これによって、
福島県内で収穫した早場米は、
すべて出荷が可能になった。

おめでとう。

もう一つはイオンの取り組み。
こちらは日経新聞。
「岩手・久慈で水揚げのサンマを全量買い取り」

イオンが提携したのは岩手県の久慈市漁業協同組合。
久慈市の漁港に水揚げされる北海道沖でとれたサンマは、
イオンによって全量、買い取られ、
東北・関東にあるグループ店舗で販売される。

目的は、大震災で被災した現地の漁業関係者の復興支援。
もちろん商売上もイオンには大きなメリットが生まれる。

第1は鮮度。

これらのサンマの店着は、
東北の店舗には水揚げの翌日、
関東の店舗には翌々日。

通常の市場仕入のサンマに比べると、
それぞれ1日早い。

第1回の水揚げは来週はじめの予定。
1回の水揚げ量は20~50トン、計7~8回。
10月中旬までに最大計400トンを買い取ることになる。

鮮魚として販売できない規格のサンマは、
現地業者がすり身に加工し、これもイオンが買い取る。

イオンは、宮城県石巻市の工場で生産したサンマのかば焼きなども、
プライベートブランドとして発売する。
当然ながら、全量買い取りが前提。

東日本大震災への支援をしつつ、
それが売る側、買う側両者のメリットにつながる。

近江商人の「三方良し」
売り手良し、買い手良し、世間良し。

これです。

さて、日経新聞の大きな記事。
「味の素、ウォルマートに販路」

味の素は、この9月から米国のウォルマート本体と取引を始めた。
これによって全米約2500店舗で冷凍食品4アイテムが販売される。

今月末、私はテキサス州とカリフォルニア州を訪れる。
都市にすれば、ダラス、サンフランシスコ、サクラメント。
ウォルマートを見る楽しみが一つ、増えた。
20110910172005.jpg
ウォルマートで販売するのは、味の素の米国ブランド「サムライ」
その鶏肉チャーハンとあんかけかた焼きそば、さらに「ミールキット」。
特にミールキットは、
「オレンジチキン」など米国定番メニューと米飯とを組み合わせた簡便商品。

各商品の容量は、1.15キログラム。
ウォルマートの定番に多い1箱3~4人分相当。

売価に関して、日経の記事では、
「店頭想定価格は9ドル前後となる見込み」とあるが、
おそらく8ドル98セントといった価格ポイントで、
リーチインケースでエブリデーロープライスで販売されるはず。
20110910172020.jpg
製品はオレゴン州の現地法人工場、
または中国・江蘇省の子会社工場で生産されている。

味の素全体の冷凍食品部門の売上高は、
2010年度で1095億円。

その海外比率は、数%。
ウォルマートとの取引を機に、
これを10%以上に拡大する計画。

このうちアメリカでの売上高は約65億円。
しかし米ドルベー スで年率1~2割の成長。
これを3年のうちに、100億円に乗せる。

そのためにまず、ウォルマートの店頭を押さえ、
次にクローガーやセーフウェイ、パブリックス、HEB、
そしてコストコ、ターゲットといった企業にもアプローチをかける。

米国でのアジア・エスニック風冷凍食品の市場は、
約800億円と試算される。
ここに日本食や中華料理、タイやベトナムのメニューが含まれる。
特にトレーダー・ジョーの売り場など見ているとわかるが、
この分野の成長率は年間5%の伸び率。

その理由は、アジア系・ヒスパニック系の住民の急増。
米国2010年国勢調査によると、
この10年間で、アジア系、ヒスパニック系ともに、
43%の増加。
日本人は増えてはいないが。

そしてアジア系、ヒスパニック系は、
日本食を大いに好む。

ウォルマートもそこに目をつけたということだ。
日本のメーカーは一部を除いて、
ウォルマートへの拒否反応が強い。

納入原価の買い叩きに遭うのではないか、
そんな被害妄想のようなところもある。
しかし丸裸の原価(ネットネットプライス)での取引は要求されるが、
いざ店頭に並んだら、当初の計画通りの売上げを達成する。
もちろんメーカーの利益も計画通りに生み出される確率が高い。

日本水産の垣添直也社長はそのことを述懐する。
ニッスイはアメリカに子会社の水産会社を持っていて、
その取引相手にはウォルマートとマクドナルドがある。

垣添さんは両社との取引に、
「計画通り」というメリットを見出している。

今回の味の素のウォルマートとの取引開始は、
日本の食品製造業が、
新しい戦略局面に入ったことを示していると思う。

日本独自の発達をし、
日本市場への最適化に専念してきたメーカー各社が、
国際化を目指そうとしている。

もちろんキッコーマンや伊藤園といった先行事例はあった。
その列に味の素が加わり、ウォルマートと取引を始めた。

国内空洞化と国際化との狭間の緊張の中で、
新しい局面が展開され始めた。

私は今日、明日と、
立教大学新座キャンパスで、
結城ゼミの合宿。

充実した時間を、
ゼミ生とともに過ごす。

ウォルマート店頭の「サムライ」ブランドとの対面を楽しみにしながら。

皆さんも、良い週末を。
今週も、結城義晴の[毎日更新宣言]、
ご愛読、感謝します。

<結城義晴>

2011年09月09日(金曜日)

「産業の空洞化」は「商業の現代化」につながり「紀文お正月フォーラム2011」で講演

ほぼ日刊イトイ新聞、通称『ほぼ日』で、
糸井重里さんが増田恵子さんと連載対談。
増田さんはピンク・レディーのケイちゃん。

53歳になったケイちゃん、
表現力豊かで、素敵。

その対談の中に出てくるのが、
復活したピンク・レディーの100カ所200回公演の凄い話。

「ただ楽しい、そんなことというのは、
まぁ、ないんですけどね。
ちっちゃなことならありますけど、
大きな歓び
というのは
たいてい
『苦しい』
が混じってますよね」

糸井さんの言葉だけれど、
増田恵子が乗り移って発せられた。

今日の日経新聞夕刊。
落語家桂三枝が、
亡くなった桂枝雀のサービス精神を語っている。
日経は経済記事だけでなく、
生活や文化面でもいいものを載せる。

「枝雀カムバック2」は枝雀の落語3席を映像で楽しみ、
ゲストがトークする。
三枝が枝雀の凄さを、つくづくと述懐。

そして最後にぼそっと、言う。
「昔、2人で川柳の会に出たことがあった。
お題は『傘』。
その時の師の作品を今でも覚えている。
舞台に出たからには徹底的に笑わせる姿勢が、
『傘』の川柳に表れている」

「持って出たからにゃ 降ってもらわにゃ」

もう一つ日経新聞夕刊の「追想録」
佐々木力さん(リンク・セオリー・ジャパン前社長)。
ファーストリテイリングの柳井正さんとご一緒に、
何度かゴルフを楽しんだことがある。
細やかな配慮のある人だった。

「米国で1997年に創業し、
働く女性の支持を集めた婦人服ブランド『セオリー』。
これを99年にいち早く日本に紹介、
2003年にはファーストリテイリングと共同で買収」
そして社長に就任。

「日本のアパレル業界では珍しい根っからの国際派。
細やかな気配りと人当たりの良さで、
内外に幅広い人脈も築き上げた」

「セオリーも日本人仕様に変えず、
斬新な米国のデザインをそのまま移入」

このあたり、いかにも佐々木さんらしい。

「これが『格好良いワーキングウエア』を求める日本の女性の心をつかんだ」

柳井正さん。
「義侠心の強い、色気のある、
優秀なアパレル経営者だった」
8月9日没、享年60。
ご冥福を祈りたい。

さて朝日新聞のコラム「経済気象台」と日経新聞の「大機小機」。
今朝は互いに呼応した。
私にはそう感じられた。
「経済気象台」は「G7の没落」を語る。
「途上国では『成長の経済』という要因が働く」
「先進国では『衰退の経済』というべき要因が働く」

当たり前のようだが、
この親潮と黒潮の交差のごとき現象が、
今、世界経済の大潮流となっている。

そしてここに「後進の先進性」現象が現れる。
三菱食品特別顧問の廣田正さんの鋭い指摘。

一方、大機小機は「空洞化のプラス面」を考察。

「第1は、企業活動のグローバル化である」
「日本企業の海外進出を抑え込もうとするよりは、
海外企業の日本進出を促進すべき」

「グローバル化の流れを促進しつつ、
国内経済の空洞化を防ぐことができる」

「第2に、ある程度の空洞化は必要である」
「企業が海外に出て行くのを防ぐより、
他の分野を伸ばしてその穴を埋めていくべきだ。
そうすれば、時代の要請にあった産業構造になるはず」

「空洞化」は巨大製造業の危惧すること。
商業・サービス業の基幹産業化を構想すれば、
「空洞化のプラス面」は大きい。

「第3は、制度間競争を活発化させることだ」

「企業が活動しやすい制度的環境の整備が必要」
具体的には「税制、金融規制、各種参入規制など」

「海外投資を呼び込み、
国内の資源の流動性を高め、
制度間競争に応えていけば、
空洞化の脅威を経済の活性化に結び付けていくことができる」
コラムニスト隅田川氏の意見、貴重。

発展途上国の「成長の経済」と、
先進国の「衰退の経済」のはざまで、
「空洞化のプラス面」に、
「商業の現代化」が浮かび上がる。

ずっと、頭の中に置いておきたい理屈だ。

さて昨日午後は、
「紀文お正月フォーラム2011」で講演。
場所は東銀座にある時事通信ホール。

㈱紀文食品が年末商戦に向けて、
その年のトレンドや売り場づくりを提案するこのフォーラム。
今年で4回目。
今年のテーマは、
「東日本大震災後の正月商戦を考える!」。

7日、8日の両日開催で、
スーパーマーケットの経営トップや担当幹部130名ほどが参加。

はじめに、代表取締役専務の髙市泰明さんがご挨拶。
20110909121356.jpg

第1部の講師は民族研究家の神崎宣武先生。
「ニッポンの生活文化の代表〝お正月”を継承することの意義」。
20110909121415.jpg
日本の共同体行事は全て祭りと呼ばれ、
地域社会の全員が休みを取って、
皆でごちそうを食べる習わしがあった。

日常(気=ケ)ばかりでは気が枯れる(ケガレル)。
だから祭り(ハレ)で元の気に戻す(元気)。
とりわけ、年を重ねる正月祭りは酒とごちそうで、
心身を元に戻す大切な行事だった。
こうした正月の謂れや、言葉の意味を解説。

お正月を迎える家族の団らんの場で、
こうした日本の文化を語り継いでいきたいものだ。

今年末は、家族・故郷・日本がキーワードになりそうだ。

第二部は私の講演。
テーマは
「消費トレンドが変わる・購買マインドを変える」

20110909121436.jpg
ドラッカーのマネジメントをベースに、
震災を経験した後の日本の消費者のマインドに、
いかにマーケティングとマーチャンダイジングを適応させていくか。
今年は前年比で考えるのではなく、
イノベーションをもった年末・年始商戦を企画し、
同時に組織風土改革を志向してほしい。

そんな内容の話だった。
60分の短い時間だったが、
提案したいことを簡潔に話した。
ご清聴、感謝。

第三部は紀文からのプレゼンテーション。
「正月の謂れ訴求による正月市場拡大のご提案」
20110909124604.jpg
プレゼンは商品開発室商品企画三部の山本真砂美さんと坂上美樹さん。
2011年末向けの市場動向や店頭事例を紹介しながら、
年末商戦の具体的な提案が展開された。

こういったメーカーからの提案。
季節の風物詩的なものになってよい。

フォーラム終了後は懇親会。
㈱エコス社長の平邦雄さんとグロサリー部長の齋藤直之さん(左)、
そして髙市専務(右)。
20110909121454.jpg

私の講演を企画担当してくれた山本真砂美さん。
20110909121503.jpg
お疲れさま、ありがとう。

㈱関西スーパーマーケット店舗運営部マネジャーの岡秀夫さんも来場。
岡さんはコーネル・ジャパン第三期生。
岡さんとは3日間、ご一緒したことになる。
20110909121512.jpg
お疲れさまでした。

今週も、充実していた。

ありがとう、心から。

<結城義晴>

2011年09月08日(木曜日)

セブン‐イレブンの非常用無料電話とイオンの広域ネットスーパー、そしてコーネル・ジャパンのヤオコー&ロヂャースの物流研修

東日本大震災後の新しい試みで、
いい話ふたつ。

まず、セブン‐イレブン。
非常用無料電話を店舗に設置していく。

昨日のテレビ・ニュースなどでも、
盛んに取り上げられた。

震災の発生後、
人の命に次いで重要なのは、
情報。

しかし今回も電話が通じなかった。
特に現在最も日常的な携帯電話は、
全く通話できなかった。

セブン‐イレブンの店舗に無料で、
震災時にも通じる電話が設置されれば、
これは助かる。

NTT東日本との共同事業。
来年2月までに、東京23区内の全店に設置される。
やがて全国の1万3000店に広げられるに違いない。

社会のインフラとして、
ライフラインとして、
「情報」のカギを握るに違いない。

私はスーパーマーケットやドラッグストア、
もちろん総合スーパーやホームセンターなどでも、
店長室に衛星回線の電話を設置することをお願いしている。

「人の命に次いで重要な情報」
情報が人の命を守ることにもなる。

セブン‐イレブンの試み、
大いに評価しつつ、
コンビニ業界挙げての取り組みにしてもらいたいし、
小売業界全体の共通インフラにもしてもらいたい。

お願いします。

小売業の地位を上げること、
確実です。

もう一つ。
イオンが、
「広域ネットスーパー・サービス」を始める。
日経新聞の記事。

顧客はインターネットで注文する。
パソコンや携帯を使えない高齢者などには、
カタログを用意し、電話やファクスで受注する。

取り扱い商品は、約8000品目。
青果、鮮魚、精肉、日配、さらに加工食品、日用品など。
つまりはスーパーマーケットとそん色ない商品構成。

配達の時間帯は正午~午後9時、
受注時間は24時間。

午前中に注文すればほぼ当日中に届く。
午後3時までに注文すれば、翌日配達。

「利用手数料はネット、カタログとも、
1回の買い物額が5000円未満で315~630円で調整中。
5000円以上は210円とする見込み」

注文を受けると、
実際の店舗で商品をピッキングし、
宅配業者に委託して配達。

この秋11月にまず青森県でスタートし、
来年3月までに東北の全県に広げ、
さらにそれ以降は東北以外にも拡大。

「買い物弱者」救済サービスで、
社会的に非常に有益なこと。
ニーズは確実にある。

しかし問題は最低限の利益が出ないこと。
私もインターネット通販などは伸びると考えているが、
「ネットスーパー」には否定的見解を持つ。

だからイオンのこの試みは、
ボランティアの意味が強いのかと思ったが、
そうでもないらしい。

記事には、こうある。
「4月から三重、岐阜両県で実験し、
高齢者を中心に1日数十件を受注。
採算性にめどがついたとして本格導入する」

はたして客数数十人で、
ネットスーパーは成立するのか。
手数料はもっと高く設定されたほうがいいのか。

まだまだボランティア活動と実験の域を、
完全に逸脱したとは考えられないが、
それでも意欲的試みであることは確かだ。

さて昨日は、
コーネル大学ジャパン第3期、
9月補講の二日目。

朝7時半に専用バスで川越市内のホテルを出発し、
8時には、ヤオコー南古谷店の視察。
20110908214205.jpg
一昨日の夜、
狭山物流センターで仕分けされた商品が、
店着してからどのように流れていくのかを見る。
この日も、㈱ヤオコー顧問の大塚明さんと、
ロジスティックス推進部物流センター担当部長の本城宗尚さんが、
随行しつつ、丁寧に説明してくれた。
20110908214229.jpg

販売部長の小澤三夫さんも駆けつけてくれた。
小澤さんは「スーパーマーケット店長大賞」の、
栄えある第1回受賞者。
久々の対面におもわず握手。
20110908225645.jpg

その3人の皆さんから店内作業の解説をしていただき、
それぞれに視察。
20110908214237.jpg

開店前作業を、
それぞれの視点で見て回る第三期生。
20110908214251.jpg

視察しながらも、ディスカッションを欠かさない。
20110908214309.jpg

なにやら惣菜部門の一角に人だかり。
写真を撮る者、動画撮影をする者。
20110908214323.jpg

皆がじっくりと見入っていたのは、
ヤオコー名物「手作りおはぎ」。
丹念で手際の良いパートタイマーさんの手さばきに感心する第三期生に、
うれしいサプライズ!
「どうぞ、試食してみてください」
20110908214331.jpg

作りたてを頬張る。
「うんまい!」
20110908214340.jpg

次々に試食する第三期生。
「ご馳走様でした」
20110908214348.jpg

その後、隣接する研修センターへ移動。
20110908214407.jpg

1階の研修室は、部門別に分かれている。
充実した設備に誰もが驚いている。
20110908214418.jpg

2階の談話室に移動。
ここでも壁に掲げられたパネルに皆が見入っている。
20110908214435.jpg

川野幸夫会長のお母様「川野トモ」さんの語録。
20110908214446.jpg

談話室で最後の質疑応答。
すべての質問に丁寧に答えてくださった皆さんに感謝。
20110908214508.jpg

本城さんへ心から感謝の握手。
ありがとうございました。
20110908214519.jpg

ヤオコー南古谷店を後に、
1時間ほどバスにゆられると、
到着したのはロヂャース物流センター。
正しくは北辰商事㈱岩槻配送センター(さいたまMDセンター)。
20110908214549.jpg

北辰商事㈱副社長の太田順康さんが迎えてくれた。
太田さんはコーネル・ジャパン伝説の第1期生の級長。
第2期からは、ロデャースのセンター視察をプログラムに加え、
太田さんには講師も務めてもらっている。
20110908214618.jpg

早速、2班に分かれてセンター内を視察。
20110908214602.jpg

ロデャースは自動発注を基本とする。
入荷時の商品スキャンは重要。
20110908214635.jpg

合理的な考え方で作られたセンターを見て回る。
20110908214650.jpg

ロデャースのセンターの独特の機能のひとつは、
非食品の「全品スキャン」。
ただし、9つの大手問屋&メーカーの納品商品を除く。
20110908215521.jpg

非食品は誤配も多い。
だから自分で全品スキャンをする。
手間暇がかかっているように思えるが、
最初に正確な商品登録を行うことが、
商品管理の基本中の基本。
それが物流の低コスト化になるし、
自動発注のベースにもなる。

スキャンされ各店別に振り分けられるラインに見入る三期生。
20110908214709.jpg

センター視察を終え、会議室に移動。
太田講師からロヂャースの物流戦略の講義を受ける。
はじめに、太田さんを紹介。
20110908215540.jpg

「経営戦略としての『物流』の位置づけ」がテーマ。
戦略を実現するための最重要課題が物流であり、
物流を制する企業こそが勝ち組となる。
その太田さんの持論を体現したのがこのセンター。
20110908215557.jpg

既存物流センターの問題点、
あるべき物流センターの姿、
そして大震災時の復旧対応を画像を交えて語ってくれた。
20110908215615.jpg

太田さんを囲んで、センター玄関まえで記念撮影。
(右端の㈱タカヤナギ副社長の高柳智史さんが写っていませんでした。
ごめんなさい)
20110908215657.jpg

センター視察を終え、ロヂャース大宮店へ。
20110908233527.jpg
店内での専用端末による自動発注チェック作業など、
実地の説明を受ける。
20110908215713.jpg

3班に分かれて説明を聞き、質問をし、売り場を見て回る。
20110908215725.jpg

こうして2日間にわたる授業も終了。
朝7時半から午後2時過ぎまで、
充実した講義だった。

長い長い付き合いの太田さんとも、感謝の握手。
ありがとうございました。
20110908215637.jpg

コーネル・ジャパンは私にとって、
「商業現代化」を実現する拠点のひとつだった。

太田順康さん、大久保恒夫さんをはじめとして、
伝説の第1期生、
奇跡の第2期生、
実行の第3期生。

素晴らしい同志たち。

9月の補講の次は11月のサミットでの補講。
いとおしいような講義もあと1回。

すべての皆さんに、心から感謝。

<結城義晴>

「月刊商人舎」購読者専用サイト
月刊商人舎 今月号
流通スーパーニュース
月刊商人舎magazine Facebook

ウレコン

今月の標語
商人舎インフォメーション
商人舎スペシャルメンバー
商人舎発起人
海外研修会
2026年USA研修会
国内研修会
第18回 ミドルマネジメント研修会

東北関東大震災へのメッセージ

商人舎の新刊
前略お店さま

チェーンストア産業ビジョン

結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
(イーストプレス刊)

新着ブログ
毎日更新宣言カレンダー
2026年8月
« 7月  
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031 
指定月の記事を読む
毎日更新宣言カテゴリー
毎日更新宣言最新記事
毎日更新宣言最新コメント
知識商人のためのリンク集

掲載の記事・写真・動画等の無断転載を禁じます。商人舎サイトについて
Copyright © 2008- Shoninsha Co., Ltd. All rights reserved.