結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2008年12月02日(火曜日)

地球環境の番犬ロボット「サム」君、商人舎に登場。環境問題を考える

昨日は、環境がらみの日だった。

まず、「サム」君。
サムクン1
商人舎オフィスにやってきた。
家庭用ゴミ処理ロボット。

頭をぱっくり開けると、
中にバイオ菌が入っている。
サムクン2
コーヒーの粉のように見える。
特殊なバイオ菌。
「中島菌」と呼ばれている。

通常のバイオ菌は、コップ一杯180CCに10億ある。
それがこの中島菌は、1円玉1個の容量の中に7億から10億ある。

それが、生ゴミやペットのフンを短時間で食いつくす。
水と炭酸ガスに変える。
しかも臭いが出ない。

これによって、ゴミ処理に使われるCO2とダイオキシンが、
削減される。

そこで、実験。
コンビニのお弁当。
samukunn3

もったいないけれど、サム君の中に入れる。
samukunn 4

そして、待つこと30分。

商人舎ファミリーの(株)ブルーチップの宮本洋一常務、
同じく新任の松浦克幸常務、
そしてビーエスエス(株)エコ事業部チーフの室芳久さん。
宮本さんはビーエスエスの社長も兼ねていて、
この会社が「サム」君の販売総代理店。

サム君はペットのフンも食べてくれるので、
結城家のジジにプレゼントしてくれることになった。

いわば、ジジとユウキヨシハルが、モニター。
その記念すべき第一号。

説明を聞きながら、30分。
サムクン5
お弁当のご飯、おかずなどは、
見事に消えた。

30分では、少し、鶏肉などが残る。
しかしこれも、2時間くらいで、完全に水と炭酸ガスになる。
サムクン6
さまざまな注意事項があって、
サム君も万能ではない。
しかし、その効果を試してみる価値は十分にある。

ジジとのご対面は、本日。
日曜版でご披露の予定。

サム君を囲んで全員で記念写真。
samukunn7

昨日はもうひとつ、環境問題。
13時30分から東京・丸の内の日本工業倶楽部2階大会堂。
(財)有機質資源再生センター主催第1回シンポジウム。

同財団(平冨郎理事長)は、2000年に設立され、
有機性廃棄物を利用可能な資源として再生し、
廃棄物の資源循環及び地球温暖化の防止に貢献することを、
目的としている。
そして2002年から食品循環資源リサイクル活動を進めて来た。

本シンポジウムは、この活動の一層の促進を目指して開催された。

テーマは、
「ストップ・ザ・地球温暖化」

バイオマス資源の利活用によって循環型社会構築を目指している。

はじめに平冨郎理事長より挨拶。

「関係業界あげて、
バイオマス循環型社会構築に、
努力していきたい」

4時間に及ぶ講演とパネルディスカッションは、
第1部基調講演、
第2部現場からの事例報告。
第3部のパネルディスカッションでは、7人の講師が登壇、
有機質資源の飼料化、エネルギー化をテーマに、
活発な討論が展開された。

参加者は小売り、卸、メーカーなど、
およそ130名、21世紀最大のテーマについて熱心に聴講した。

「この目の前のゴミを一つ拾う。
それで地球からゴミが一つ減る」

この精神で、私たちの地球の「高温化」に対処しなければならない。

宮本さん、平さんに、
感謝。

「右、左、上、下。
どっちを向いても感謝(水口健次)」

商人舎12月の標語。

<結城義晴>

2008年12月01日(月曜日)

「上、下、右、左、どっちを向いても感謝」と「ヒット&アウェー戦法」

Everybody! Good Monday!

いよいよ、2008年、最後の月。
12月に突入です。

皆さん、ご苦労様でした。
もう一息です。

人々が休んでいる時に働く商人。
それが世間から感謝されるようになることを、
私は心から願っています。

だから今年最後の月も、
今月こそ私たちの出番だと心得て、
元気に仕事にまい進したいものです。

なぜならば、今月も休祭日が多いから。
お客様も、今年が終わることに感謝しているから。

さて今月の商人舎標語。
「右、左、上、下。どっちを向いても感謝」
そう、10月29日にご逝去された水口健次先生が、
最後に残されたお言葉を、
2008年最後の標語にいただきたいと思います。

私自身、今年を、感謝の年と考えています。
昨年9月に㈱商業界社長を退任してから、
一番多く使ってきた言葉が、感謝です。

このブログでも、一番多く登場した言葉は、
感謝です。

先月となってしまった11月にも、
私はこのブログで、13回、
「感謝」の言葉を使っています。

13回でもまだ足りないくらい。

12月こそ、感謝の月にしたいものです。
そうすれば、必ず、良い結果も生まれます。

良い結果を出そうとして、
「感謝、感謝」と言っても、
効き目はありません。

心から感謝しなければ、
良い結果に結びつくものではありません。

感謝とは、結果を求めて、するものではないからです。
悪しからず。

「右、左、上、下。どっちを向いても感謝」
(水口健次)

12月の商人舎標語です。
水口健次というお名前を、必ず、つけてください。
よろしく。

クリスマス
そして12月商戦。

私の提案は、
「ヒット&アウェー戦法」。

漫画「明日のジョー」。
物語の冒頭でジョーは感化院に入ります。
そこで、ボクシングを覚え、
自分の才能に目覚めるのですが、
このとき、青山君という非力で小柄な少年と、
ボクシングの試合をします。

この青山君が採用していたのが、
「ヒット&アウェー戦法」

足を使って、素早く懐に入り込んで、
パンチを浴びせたら、すぐに離れて、
フットワークをきかせて逃げ回る。

打っては逃げ、
逃げては打つ。
この繰り返し。

そして小さくポイントを稼いでは、
相手の疲れを待つ。

12月は 年間最大の年末商戦を控えています。
アメリカでも、12月クリスマス商戦は、特別のものです。
ウォルマートは、エブリデー・ロー・プライスを標榜し、
売上げの波動を極力、少なくする基本政策をとっています。
しかしそのウォルマートですら、
12月クリスマス商戦では売上げの波を最大限にもっていきます。

今年は何と、どこよりも早く、
10月1日から、クリスマス商戦をスタートさせたほどです。

12月商戦は、日本の場合、
お歳暮、クリスマス、歳末、そして年始と続きます。

しかし、今年は、
オイル・ショックやバブル崩壊以来の不景気、消費不振。
内閣支持率が急落した麻生内閣の、
定額給付金も、小さな打ち上げ花火で、
しかも年末には間に合いません。

そんな12月、どうすればよいか。

「節約・倹約。もったいない」と
「失敗を恐れない!」の
振幅を大きくすることです。

12月に入っても、
第1週、第2週、第3週の金曜日19日まで、
ウィークデーは「節約・倹約。もったいない」
商人舎6月の標語。これに徹する。
競合他店のどこよりも、お客様にシンクロして、
「セツヤク、節約」、「ケンヤク、倹約」、
そして「もったいない、Mottainai」。

ウィ―クエンドは、その正反対。
「失敗を恐れない」、「今日も一日、勇気と元気」。

月曜日のウィークデーに戻ったら、
「節約、倹約。もったいない」。
ウィークエンドは、「失敗を恐れない」。
3週間この「ヒット&アウェー」の繰り返し。

そして20日を迎える。
12月20日の土曜日、21日の日曜日、
23日の天皇誕生日(火曜日)、
24日水曜日のクリスマス・イブ、25日のクリスマス、
27日土曜日、28日日曜日と、飛び石で、
イベントや休祭日がやってきます。

ここは、「失敗を恐れない」
「ヒット、ヒット」
「打つ、打つ」

25日のクリスマス商戦が終わったら、その晩には、
売場を「洋風から和風」に「激変」させる。
劇的な激変。
私は、「劇激変」と名づけました。

従って25日は朝から、浮かれていないで、
「和風転換」の激変への準備を始める。
ただし、26日金曜日は、和風の「節約・倹約。もったいない」。
「アウェー」を忘れずに。

27日、28日は「失敗を恐れない」。
「ヒット」。

29日は「アウェー」にもどって、
30日、31日と「ヒット」。

ここで、一つ注意。
「前始末」は丁寧に、
「後始末」は手早く。

「ヒット」と「アウェー」の繰り返し。
「前始末」と「後始末」の繰り返し。

これが、未曽有の消費不況が予想される2008年12月商戦の、
闘い方、仕事の仕方です。

みなさん、良い12月商戦を。
心からの感謝を込めて。

Everybody! Good Monday!

<結城義晴>

2008年11月30日(日曜日)

ジジの抜き足、差し足 [日曜版]

足1
ぬきあし。

asi2
さしあし。

asi 3
しのびあし。

足4
ねぇ、ねぇ。

足5
おとうさん。

asi6
あれ、です。

ひざ
ねぇ、あれです。

銀のゴミ箱
銀のゴミバコ。

gohann
ボクの食器がカラっぽです。
お水ははいってるけど。

mizu
お水ばっかりでは、
たりません。

ご飯2
そうそう、それです。

ご飯3
もっと、もっと。


ボクは、もっと、
ほしいんだけど。

gohann4
カリカリ……、
もぐもぐ……。

カリカリ……、
もぐもぐ……。

ありがとう
ごちそうさま、
ありがとう。

ボクは、よくばりではありません。
これだけで、マンゾクです。

ほんとうに、
まいにち、まいにち、
ありがとう。

こころから、
カンシャしています。

<『ジジの気分』(未刊)より> 

2008年11月29日(土曜日)

dancyu編集長・町田成一のセブン-イレブンとのコラボレーション

雑誌の売上げが落ち込んでいる。とりわけ月刊誌・週刊誌。

インターネット情報には三つの特性がある。

①便利性
②迅速性
③経済性

雑誌をはるかにしのぐ。

しかし、新聞の一覧性と毎日の確実性は、
これも、ある一定の価値が高い。

一方、何らかのテーマで集中的に情報を手に入れたいときには、
単行本がある。

単行本は、どんどんシンプルなワンテーマの媒体と化している。

雑誌は、
とりわけ月刊のサイクルで発行される月刊誌は、
そのサンドイッチとなって、
相対的に便利性を落としてきている。

よほどのインパクトや仕掛けがないと、
顧客の購買行為には結び付きにくい。

手にとって読む。
さらに、金を払って購買する。

たいへんなことだ。

だから宝島社の「一番誌主義」しか生き残れない。

カテゴリーやターゲットを絞り込んで、
そのマーケットの中で圧倒的な一番になる。
何でも一番になる。

それしかない。

小売店舗も同じ。

ただしこのとき、マーケット自体の大きさは、
あまり意味を持たなくなった。
これが大事なこと。

もちろんマーケットが極めて薄くては、成り立ちえない。

月刊雑誌という機能自体が、
異業種・異業態との競争の中で、
存在価値を低下させているからだ。

考え込んでしまう問題ではある。

そんな昨日、
dancyu誌編集長の町田成一さんと会った。町田クン
私の(株)商業界『食品商業』編集長時代の最初の部下にして、
心から信じている友人。

いまや、dancyuの編集長。

食という領域の『プレジデント』。

東京丸の内のイタリアンレストラン「グットドール・クラッティーニ」。
コンビニの専門コンサルタント小森勝さんと、ご一緒。

この町田編集長、dancyuとセブン-イレブンとの協働の仕掛け人

1年間に4回、コラボレーション企画を展開する。

カレーとおにぎり。

dancyuがメニューとレシピを提供し、
セブン-イレブンのベンダーが試作品をつくり、
何度も試食を繰り返し、
1万2000店のセブン-イレブン店頭で販売する。

しかしこのとき、月刊雑誌dancyuも店頭販売。

凄い売れ行き。

なにしろ日本最大の書店は、セブン-イレブンである。

これができるのは、町田編集長をおいて、ないだろう。

なにしろ『食品商業』でコンビニやスーパーマーケット、
食品流通や食品製造業を学び、
その上で、dancyuで消費者向けの食の雑誌を担当しているのだから。

①dancyuはマーケットをセグメントしている。
②そのマーケットの中で独壇場の地位を築いている。
③その上で編集長自ら、
売り手とのコラボレーションを推進している。

それがこの月刊雑誌、この企画の成功の理由。
私にとっても、うれしいことだ。

こんな話も30分。

私はあわててレストランを辞去し、
日暮里へ。

ダイナム・ホールディングスの株主説明会へ。
同社佐藤洋治社長、
ダイナム佐藤公平社長の説明、
見事。

非上場企業の株主説明会は、
上場企業のアナリストへのIRのような様相を呈していた。

内部統制、コンプライアンスに真剣に取り組んでいる。
「業務分掌、業務手順書、作業基準書の3点セットによって、
現場から内部統制に取り組んでいる」
佐藤洋治社長は決然と言い切った。

拍手。

いい株主説明会だった。

その後、神田の日本セルフ・サービス協会。
コーネル大学RMPジャパンの事務局会議。

来年の2009年度第2期生募集を始めます。
お早めに。

<結城義晴>

[追伸とお詫び]
「ハローデイ・スタディ」は来週、
12月の初めに掲載します。

2008年11月28日(金曜日)

2008年の漢字が「変」ならば2009年は「化」⇒2年間セットで「変化」

2008年を一言の漢字で表現すると?

「変」

ニフティのイベント「Word of the Year ’08」で発表された。

「変」が選ばれた理由が3点。

1.事件や事故、自然災害、金融危機、政治混迷など、
いままで経験したことのない「変」な出来事が多く発生した。
2.首相の突然の交代劇、印象深いスポーツ選手の相次ぐ引退など、
「変化」の年であったこと
3.米次期大統領オバマ氏のキャッチフレーズが「change」で、
前向きに変えていこうとする変化・変革が期待できること。

「変」を変化したという事象で捉えるだけでなく、
changeにしていこうという意図。

私自身も、2008年、大きく「変化」した。

商人舎という会社をつくった。
心から愛する会社。

コーネル大学RMPジャパンも設立された。
これから50年続く学校。

「自ら、変われ」と訴え続けた。
イノベーションの提唱。

だから「変」には大賛成。

では、2009年はどうだろう。

「変化」の変が2008年だったら、
2009年は「変化」の「化」でなければならない。

変わったうえに、
化けなければならない。

「蛻変」の脱皮の如く、
外から見たら化けなければならない。

もちろん変わってはいけないこともある。
理念やビジョンは変わらない。

しかし姿・形、機能・役割、
小売業ならば業態フォーマット、バナーなど、
「化ける」必要がある。

だから2009年の漢字は「化」にしよう。

さて、金曜日はもう恒例で好評。
「林廣美のこの一品」

家庭の食卓リズムあり。
一週目は節約です。
二週目はぐっと我慢で、
三週目はちょっと余裕。
四週目はご馳走でふんぱつ。
メニューもリズムに合わせてこの一品。

11月一週目は「ふっくら柔らか新米赤飯」だった。

11月二週目は「北海道グルメ肉コロッケ」

11月三週目は「店で作ったお肉たっぷり肉ジャガ」

さて11月四週目は、ご馳走でふんぱつ。
「ボリュームたっぷりチキン南蛮」

398円。
ムネ肉一枚、柔らかニ度揚げ。
ただいま人気の宮崎名物。
タルタルソースがご馳走です。

さて、「化ける」に向かって、
11月最終週の週末。

充実した時間を。


<結城義晴>

2008年11月27日(木曜日)

とりせん創立60周年記念宮崎大会と製配販の協働の本質

イオンがみたび、円高値下げを発表。
新たに700品目を追加。
12月1日から。
10月から衣食住の1000品目を値下げし、
11月に300品目を追加。
トータル値下げ対象品は合計2000品目になる。
2月末まで続ける。

今回は、仏産ワインや手袋、帽子などに加え、
石油ストーブや調理器具、掃除機など耐久消費財も。
値下げ幅は1030%。
対象店舗は全国の総合スーパー「ジャスコ」254店舗。

私の提唱する「ホップ・ステップ・ジャンプ」の三段階方式。
ここがミソ。

ウォルマートの「ロール・バック」に似ている。
さて昨26日は、朝、羽田から宮崎へ。
(株)とりせんの創立60周年記念の共栄会大会。とりせん1
会場は、宮崎シーガイアリゾート。

群馬県館林に本部をおくスーパーマーケット「とりせん」。
(株)鳥仙本店としてスタートしたのが1948年。
そこから数えて60周年。

企業寿命の30年を2回経て、次のステップに進む。

鳥仙商店としての発足は1912年。
伝統のある会社だ。

私は、前原章宏社長をはじめ、
幹部、ミドルマネジメントの多くの皆さんと、
親しくしてきた。

その縁もあって、
この記念大会で「記念講演」。

まず、記念大会のご挨拶は、前原社長。
前原さん

それから、とりせん共栄会会長の今村忠如さん。
明治屋商事代表取締役社長。
今村さん

その後、感謝状贈呈などのあと、記念講演へ。
結城
私は、この2010年までの間に、
製・配・販の三層は、
それぞれに協働しなければならないと考えている。

とりせんの60周年記念講演として、
このWorking Togetherをテーマにした。

会場には、お取引先から約300名の参加があった。
会場

企業は、60年を経験すると、
脱皮し、新たな成長を模索しなければならなくなる。

蝉が自然環境の下で、
本能的に生態変化するように、
企業は社会環境の中で、
意図的に体質変化しなければならない。

それが、私は、今だと思う。
しかも、現在の変化は、
お取引先とともに行われなければならない。

なぜならば、製・配・販の再編成が、行われつつあるからだ。
サプライチェーン、あるいはディマンドチェーンの、
再構築が進みつつあるからだ。
yuuki2
そのためには、どうするべきか。

五つの共通項を持つこと。
1.共通のゴール
2.共通のタゲットカスタマー
3.共通の言語
4.共通の指標
5.共通のスコア・カード

その上で、
6.一つの会社・一つのチームの如く
7.ルーチンの仕事を繰り返し
8.人を養成し
9.ゼネラルマネジャー以上が参画する

そして、
10.戦略的パートナーの選定をする

これが、協働化の本質である。

そんな講演。
熱心に聞いていただいて、心から感謝。
私自身、なぜかいつも以上に熱が入った。

記念講演のあとは、カクテルパーティと記念パーティ。
金屏風の前に、とりせんの幹部が並んでご挨拶。
torisimariyaku

私は、前原さんと固い握手。
握手
私は、日本のスーパーマーケット応援団長として、
前原さんのような経営者は、欠かせないと考えている。

食べ物と食べることをこよなく愛している。
人に食べてもらうことに無類の喜びを感じる。
そして食に対する造詣が深い。

その典型が、前原章宏。

この前原さんに体現されたものを、
とりせんというスーパーマーケット企業は、
変えてはならない。

それがとりせんの真の顧客が望むものだからである。

私は、心底、そう思う。

<結城義晴>

2008年11月26日(水曜日)

オバマ政権の3S政策「Speedy Substantial Several Years スピーディに、本質的・実質的に、数年の間に」に学べ

木
横浜・商人舎オフィスの私のデスクから見える木々も、
色づいて、美しい。

バラク・オバマ氏は、来年1月20日に就任式を行って、
第44代アメリカ合衆国大統領に就任する。

そのオバマ政権の経済チームの名簿が公表され、
スローガンが発表された。

顔ぶれは、クリントン大統領時代のルービン財務長官の系譜。
若い。
財務長官のガイトナー氏47歳、
国家経済会議委員長のサマーズ氏53歳。

スローガンの「3S」は、現在の状況を反映している。

Speedy
Substantial
Several Years
スピーディに、本質的・実質的に、数年の間に。

これまでのスローガンを「3T」と批判。
Timely
Targeted
Temporary
タイムリーに、的を絞って、一時的に。

とても対照的で、的確な時代把握。

現在は、2010年を節目にした数年間の中期的な視野に基づいて、
全体最適を求めつつ本質的、実質的に、
一つひとつの施策は迅速に展開されなければならない。

それがよく出ている。

これまでのブッシュ政権の、
やや場当たり的な政策を思い浮かべてほしい。

そして、アメリカは「強いドル」政策をとる。
これも、世界経済にとっては歓迎すべきことだろう。

いかに、実行するか。

ここにかかっているが、
これらはすべて、現在の日本の企業経営に当てはまる。

3S政策。
Speedy
Substantial
Several Years
スピーディに、本質的・実質的に、数年の間に。

覚えておいてほしい。

さて、10月の日本チェーンストア協会の数値が出た
全体では前年対比、1.6%のマイナス。
衣料品が10.8%減。
住関連品が、3.7%減、
食品は健闘して、1.1%増。
サービスが4.6%増。

日本フードサービス協会の外食売上高は、
前年対比で0.6%減。

12月もこの傾向は続き、もっと顕著になる。
食品コモディティをしっかり売ること。
これに尽きる。

しかも、10月の企業向けサービス価格指数は、
前年同月比で1.4%ダウン。

コモディティの重要性が、ここでも明確になった。

さて、昨日は、商人舎オフィスを、
3人の方々が訪れてくれた。

(株)万代執行役・磯田雅人さん。
今津(株)社長の今津龍三さん、
(株)エグゼの前田仁さん。
万代から
12月に万代のお取引先の会合「ドライデイリー会」で講演する。
その打ち合わせ。
来年のスケジュールなども、打ち合わせ。

万代の加藤徹社長は、熱心な商人舎ファミリー。
ありがたいことです。

しかも、業績は、すこぶるいい。
それもうれしいこと。

ダイエーの故中内功さんのこと、
イオンの岡田元也さんのこと、
ユニクロ柳井正さんのこと。
さまざまな人物の生き方の話が出た。

流通業界の最新の展開なども話題に上った。

加藤社長の「Retail is Detail」ぶりも報告された。
楽しいひと時。

いま、本物の商人であることが、
ほんとうに望まれている。

午後いっぱい、商人舎ホームページのリニューアルの打ち合わせ。
今年中には、なんとか、全面改装ができそうです。

お待たせいたしました。

昨年9月9日に、まだ会社が出来上がっていない時に、
手づくりでリニューアル・スタートして以来の、大改装。

これで2009年、皆さんに、有益な情報を提供します。

イメージは、明確。
昨年から。

それがなかなか実現できない。

ここは、私たちも3S政策。

Speedy
Substantial
Several Years
スピーディに、本質的・実質的に、数年の間。

夜は、東京のカレッタ汐留。
カスタマー・コミュニケーションズ(株)の歓送迎会に出席。
カレッタ
若々しくて、オープンで、可能性のある集団。
皆さん、よろしく。

<結城義晴>

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