結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2009年02月18日(水曜日)

マルエーMD研究会の共通のゴールとWorking Together

中川昭一財務金融担当大臣、辞任。

朝日新聞は「もうろう会見」
読売新聞は「醜態会見」
日経新聞は「しどろもどろ会見」  

みな、歯切れが悪い。

どう見てもあれは、
「酩酊会見」だし、
「酔っぱらい会見」だ。

金沢市に発行所をもつ「北國新聞」は、
「時鐘」という一面コラムで、
昭和23年の泉山大蔵大臣の「クビ」のエピソードを紹介している。

こちらは「国会内で酔い潰れ、メロメロになった」という。
翌日すぐにクビになったが、
クビにしたのが当時の吉田茂首相だった。
ご存知、現麻生太郎総理の祖父。

しかしこの事件は、終戦直後で、
活字でしか報道はなかった。
今回は、21世紀のローマを舞台にした国際会議の最中、
しかもテレビで全世界的に映像が流れた。

日本の政治はどこへ向かうのか、
日本の経済はどうなるのか。

「心は燃やせ、頭は冷やせ」  
私の標語。

それに付け加えなければならない。
「酒は冷ませ」 

さて昨日は、羽田空港から小松空港へ。
JALの翼の向こうに、富士が見えた。
羽田

東京湾から富士を望む。
huji
いつも、気分が晴れる。

金沢で、㈱マルエーのMD研究会。  
マルエー講演会
マルエーは22店舗、年商242億円のスーパーマーケット。
昭和32年に石川県で初めてセルフサービスを導入した企業。

ローカルチェーンとして、しっかりとした地盤を築いている。

その取引先と、
「顧客明細付きPOSデータをインターネットで公開」し、
協働をしている。

目的は、「お客様に満足していただける商品供給」

2006年9月1日からスタートしたこのコ・ワーキングが、
成果をおさめはじめた。

そのMD研究会総会での記念講演。
maruei
私は「New Way Of Working Together」の話をした。

共通のゴールを持つこと。
共通のターゲット・カスタマーを明確にすること。
共通の言語を持つこと。
共通の指標を持つこと。
そして共通のスコアカードを持つこと。  
 

とりわけて共通のゴールを、明確にすることは重要。
いつもその共通のゴールに戻ることができるのだから。

100分はすぐに過ぎてしまった。
聞き手に熱があれば、話し手はさらに熱を帯びる。

ローカルチェーンは、お取引先と強い絆を持たねばならない。
その絆が強いほど、顧客が喜んでくれる条件が高まることになる。

重要なのは、絆を結んだ企業の数の多寡ではない。
一つひとつの絆の強さこそが、大切。
それが地域産業の強さとなる。

マルエーのMD研究会に参加して、
そんなことを感じた。

懇親会でも、多くの人と話した。

マルエー山本隆社長とは、同学年。
山本さんが昭和28年の早生まれ。
私が27年。

固い握手。
yamamoto
中川前財務相の世紀の失態があったが、
一方で、地方企業が頑張っている。  

それが日本の強みである。

<結城義晴>


4 件のコメント

  • 昨日から熱海で商業界ゼミナールに出席しています。

    マルエーさんは1984年、大学を卒業して1年半お世話になった会社です。
    本部のある鶴来店勤務で毎日山本社長(当時常務)の御自宅で奥様の作られた夕食を頂いてました。

    同期入社した仲間も中堅幹部として活躍中です。

  • 17日にマルエー様MD総会で結城先生のご講演お聴きしました。自身エールを送って頂いた気持ち、先生、そして機会をお与えいただいたマルエー様、ありがとうございます。共通の5つのファクターは常に基本フォームとして、山本社長様からお話し頂いた「異体同心」のお言葉と共に、業務の理念として心得ていきたいと感じています。
    追記二題
    結城先生のプロフィールに「童謡」の文字。同姓ふじを氏の「レモン色の霧よ」という曲を思い出しました。
    前投稿の山下様、以前「面白輪」でニアミス、蔓編みのトートバッグが心に残っています。

  • 山下浩希さま、商業界ゼミナールの革新をお願いします。
    あの箱根の山に登るときの「熱いもの」をもち続けてください。
    マルエーは良い店・良い品・良い人が揃った会社です。
    山本社長とも、実はゆっくり話をするのが初めてだったのですが、
    一度で意気投合してしまいました。

    山下さんの話も、夜の二次会のときに出ましたよ。
    良い仕事をすれば、良い話の種になります。
    ありがとう。

  • 渋江哲朗さま、早速のご投稿感謝します。
    「異体同心」こそ「絆」です。
    これからの時代は、
    この「絆」が何より大切になります。
    人と人との絆、
    商品を通じた絆、
    情報を通じた絆、
    仕事を通じた絆、
    そして会社と会社との絆。
    それが「異体同心」でしょう。

    企業と企業との異体同心を築くものが、
    5つのWorking Togetherのファクターです。

    商業界では「同友」と呼びます。
    同じ志を持つ友。

    山下さんのお豆腐は、石川県が誇る良い商品です。
    ご愛顧のほど。
    商品を通じた絆です。
    もちろん人と人との絆もよろしく。

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