結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2017年10月12日(木曜日)

平和堂ダラス研修2日目はアップスケール型の総まくり

第48回衆議院議員選挙。
公示されたらもう、
メディアが予測報道をしている。

朝日新聞、日経新聞の世論調査。

朝日新聞は、
「自民党は単独過半数を大きく上回りそう」
衆議院定数が465議席だから233議席。

「希望の党は伸びておらず、
小池百合子都知事のおひざ元でも苦戦」
「立憲民主党は公示前勢力の倍増も窺う」
公示前が15議席だから30議席を超える。

日経新聞は、
「自民、公明両党で300議席に迫る勢い。
自民だけでも安定多数244議席を上回る」
こちらは自民党を朝日より評価している。

「希望の党は選挙区で苦戦し、
比例代表と合わせても、
70議席程度にとどまる」

こんな段階での世論調査は、
情勢に影響を与えるのではないかと思う。

これでは、政治家や政党を、
「ポピュリズム」と非難できない。

秋風に自業自得と思ふとき
〈朝日俳壇より 横浜市・込宮 正一〉

政治家も新聞社も、時には、
自業自得を反省すべきだろう。

人のせいにしてはいけない。

私たちは、
政策や政治家の資質を冷静に見て、
選挙権を行使したい。

選挙に行こう!
投票しよう!!

さて私はテキサス州ダラス。
平和堂のアメリカ視察研修会。
第14団。

早朝からホテルの会議室で、
セミナー。

さはやかに目覚めて軽き手足かな
〈同 八代市・ 山下しげ人〉

アメリカにやって来て9日目だが、
爽やかに目覚めて、
2時間の講義に臨む。

まず団長の佐々木裕さんがスピーチ。
滋賀大型店事業部部長。
的確な指導をしてくれた。DSCN9557.JPG7

私の講義は、
まずウォルマートの最新情勢。DSCN9563.JPG7

約200億ドルの自社株買いをする。
それはROEの向上に必ず貢献する。
なぜなら自社株買いをした金額分が、
マイナス項目として、
自己資本の中に記載されるからだ。
つまり自己資本純利益率の分母が減って、
純利益は変わらなくてもROEは上がる。DSCN9578.JPG7

それから第2日目の視察企業の解説。
そして商品問題をわかりやすく説明する。
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今回は41名の参加だが、
若手が入って来ていて、
平均年齢も低い。

その分、丁寧な講義となった。

講義の後は早速、今日の視察。
全米を代表するスーパーマーケット。
ダラスはそれを総まくりできるところだ。
つまり勉強にもってこいの地である。

バスの中でも私は、
ずっと講義する。

伝えねばならないことは、
この時間を使っても足りないくらいある。

団員は休む間もないが、
こんな貴重な時間はない。

全米ナンバー1の、
スーパーマーケット、
クローガー。
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「フレッシュフェア」は、
都市型フォーマットで、
生鮮食品を強化している。

2階のイートインスペースで、
店長インタビュー。DSCN9714.JPG7

真剣にメモを取る若手のメンバー。DSCN9704.JPG7

集中して店長の解説に聞き入る。DSCN9705.JPG7

ジェシー・フロアーズ店長は、
アルバートソン、ウィンデキシーを経て、
クローガーに入社。
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この店に150人ほどの従業員がいるが、
「もちろん全員の名前を憶えている!」

この店はリニューアルされて、
店舗デザインも刷新された。

プライベートブランドの拡販の方法を、
チラシを手に取って解説してくれた。DSCN9713.JPG7

腰には羽箒。
これで店舗のクレンリネスを、
率先垂範する。
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店長と副店長を囲んで、
記念写真。
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その2階から望む青果部門と惣菜部門。
右翼がデリ。
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中央導入部は青果部門。
腰高什器に、果物を、
宝石のように陳列する。
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オーガニック売場。
ホールフーズを超え、全米1の販売量。DSCN9720.JPG7

寿司コーナーは、
アイテムも品揃え量も充実。DSCN9718.JPG7

インストアベーカリーは、ショップ形式。
リニューアルして、
部門のロゴがスマートになった。
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ミートとシーフードの部門も、
新しいロゴだ。
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店舗左翼のコーナーも、
現代的なデザインとなった。DSCN9724.JPG7

冷凍食品売場は、
両サイドがリーチインケース。
前菜やメイン、デザートなど
カテゴリー別に品揃えされている。DSCN9726.JPG7

売場の各所で、
ハロウィンのプロモーション。
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こちらはレジ前のスペースで、
ハロウィンプロモーション。DSCN9729.JPG7

ナチュラリーのコーナーは、
年間に3割の伸びを示す。
無添加のフリーフロムも、
どんどん拡大している。DSCN9731.JPG7

PB商品「Simple Truth」の品揃えも、
ますます充実。
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クローガー・フレッシュフェアは、
日本のスーパーマーケットにとって、
大いに参考になる店だ。DSCN9739.JPG7

もうひとつクローガー、
マーケットプレイス。DSCN9766.JPG7

ウォルマート対策の非食品強化型。DSCN9803.JPG7

高い天井の店舗で、
ひときわ目立つのが、
ロープライスのサインボード。DSCN9801.JPG7

オーガニックの美しいプレゼン。DSCN9772.JPG7

そのオーガニック青果部門の裏側に、
グロサリーのナチュラリー売場。
オーガニックPB「Simple Truth」が並ぶ。DSCN9773.JPG7

これもオーガニック・ミルク売場。
丸い緑のマークは「Simple Truth」DSCN9778.JPG7

10個10ドルのお買い得商品コーナー。DSCN9779.JPG7

主通路でも天井から、
Simple Truthのパネル。DSCN9782.JPG7

手の届く範囲でシンプルに。DSCN9783.JPG7

「キッチンプレース」と名付けられた
調理器具の売場。
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アパレルの売場。
以前は家具を扱っていたが、
食品との親和性が高いと見て、
ファッション売場に変えられた。DSCN9785.JPG7

ドラッグストア部門は、
左翼の入口に設けて、
顧客の利便性を図る。DSCN9788.JPG7

店舗右翼入口の、
ハロウィンデコレーション。DSCN9793.JPG7

これでもかと楽しいディスプレー。DSCN9796.JPG7
クローガーのマルチフォーマット戦略。
それを代表する2フォーマットを学んだ。

ライフスタイルセンターの核店舗は、
ホールフーズ。DSCN9646.JPG7

店頭に掲げられた横断幕。
Amazonと経営統合して、
よりよく成長する。DSCN9648.JPG7

入口脇の葉物パックから、
カット野菜、カットフルーツまで。
素晴らしい。
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そしてカラフルな野菜コーナー。DSCN9597.JPG7

青果部門を見るだけで、
ホールフーズの現場のモラールが、
極めて高いことが分かる。DSCN9604.JPG7

最高レベルのチーズコーナー。DSCN9601.JPG7

そしてオリーブ・ピクルスのセルフ売場。
これも素晴らしい。DSCN9606.JPG7

オーガニックのアーモンドミルクは、
Amazonと組んでディスカウント。DSCN9619.JPG7

ベーカリーとデリの売場。
午前10時過ぎだからだろうが、
客数が少ないのが気になる。DSCN9620.JPG7

バルク売場は充実して、
コーヒーのバルク売場は、
アレグロコーヒーを中心に、
圧倒的に豊富な品揃えだ。DSCN9625.JPG7

そしてGrocerant。
クリンリネスが行き届いていて、
すっきりと小洒落たスペース。DSCN9631.JPG7
ホールフーズの売場管理レベルは、
依然として極めて高い。

そしてホールフーズの天敵、
スプラウツ・ファーマーズマーケット。
こちらは最新店。
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店舗設計の思想は変わらない。DSCN9661.JPG7

しかしサインやロゴが一新された。DSCN9657.JPG7

以前はカントリーウェスタン調だったが、
モダーンの要素を取り入れて、
スマートなポップ調になった。
それによって、なおさら、
ホールフーズを侵食することになる。DSCN9660.JPG7
この店舗はWeekly商人舎で、
必ず詳細に紹介する。

オーガニック御三家の最後は、
トレーダー・ジョー。DSCN9740.JPG7

こちらもコンセプトは全然変化なし。DSCN9760.JPG7

しかし店ごとの個性は違う。
この店は重厚なデザイン。DSCN9741.JPG7

デモンストレーションコーナーも、
熱心に試食を薦めてくれる。DSCN9742.JPG7

このデザインも凝っている。
細長い板に文字を書いて、
その板を並べて立ててある。DSCN9743.JPG7

フィアレスフライヤーに掲載された商品のエンド陳列。DSCN9746.JPG7

この売場上段のプライスカード。
芸術的で印象的なプレゼンテーションだ。DSCN9748.JPG7

レジ前の大型エンド。
トップパネル、中央のアクセント陳列、
全体の立体陳列。
文句なしのエンドプレゼンテーションだ。DSCN9756.JPG7

そしてレジ前のハロウィンディスプレー。DSCN9755.JPG7

レジはずらりと揃って、
ホスピタリティにあふれている。DSCN9754.JPG7

そしてアップスケール型の、
HEBのセントラルマーケット。DSCN9897.JPG7
各地に高級スーパーマーケットがあるが、
HEBのようなリージョナルチェーンが、
全身全霊を込めて試みたフォーマットは、
ほかに例がない。

究極のワンウェイコントロール売場。

「氷の壁」が売り物の店だが、
氷の山も登場した。DSCN9842.JPG7

「店内で育つ」葉物の売場。DSCN9847.JPG7

このブドウのエンドは感動的だ。DSCN9848.JPG7

手前がハーブ、
奥はトマト。
こちらも感動的。
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バナナは、7つの熟度が示されている。
1週間分のバナナが用意されている。DSCN9856.JPG7

そしてシーフードとミートが、
向かい合わせになった売場。
これも感動的だ。
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サーモンの陳列。
皮側と腹側が交互に並べられている。DSCN9862.JPG7

アイスクリームのトップパネルは、
内容に違いを説明している。DSCN9868.JPG7

そしてグリーンティーのデコレーション。DSCN9872.JPG7

最後のイートインスペースは、
街の洋食屋のイメージ。DSCN9891.JPG7

アウトスタンディングな店は、
アップスケール型ばかりとは限らない。

ディスカウント型でも、
アップスケールはある。

その代表がアルディ。DSCN9810.JPG7

95%がプライベートブランド。
しかし安かろう悪かろうではない。
安くて良い、安くてきれい。
それがアルディだ。DSCN9809.JPG7

卵は12個入って59セント。
感動的な安さだ。
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レジはヨーロッパ式に、
チェッカーが座って対応するが、
それでもスピードがあって、
フレンドリー。
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最後はウィンコフーズ。DSCN9837.JPG7

ディスカウントスーパーマーケット。
スーパーウェアハウスと呼ぶ。
その安さの種類が説明されている。DSCN9813.JPG7 - コピー

バリュー・オブ・ウォール。
価値ある壁。
エンド陳列をずらりと並べた売場。DSCN9814.JPG7 - コピー

価格比較のPOP。
Wal-Mart、クローガー、アルバートソン。
そしてウィンコのプライスが示され、
一番安いことをアピールする。DSCN9815.JPG7 - コピー

ウォールを抜けると青果部門。
ハロウィンの陳列。DSCN9817.JPG7 - コピー

グロサリーのゴンドラでも、
この長い陳列線で、
ハロウィングッズの大展開。DSCN9819.JPG7

バルク売場のトップには、
バラ菓子のバルク。
これなら日本でもできる。DSCN9826.JPG7

ミートの平冷蔵ケースでも、
価格比較POP。
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そしてなんとなんと、
牛乳は1.15ドル。
1リットルで30円。DSCN9832.JPG7

ただし2本目からは1.98ドルの掲示。DSCN9830.JPG7

床はピカピカ。
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アメリカのアップスケール型ディスカウントスーパーマーケット。

安くて、良い。
安くて、きれい。
安くて、フレンドリー。

日本はまだまだ。

ディスカウンター以外の企業は、
だから今のところ、助かっている。

長いバスの旅。

途中で全員がスピーチ。DSCN9763.JPG7
これもとてもよかった。

平和堂第14団の研修。
絶好調です。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2017年10月11日(水曜日)

Wal-Martの「eコマース強化戦略」とSupercenterの販促視点

アメリカにやって来て1週間。

イオンリテール(株)の研修が終わり、
団員の帰国を見送って、
残った三人。

石塚幸男さんと岡崎龍馬さん。
別便で帰るお二人を、今度は、
JFケネディ空港で見送った。
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私は、一人、ラガーディア空港へ。IMG_2881.JPG7

2年後に大改装する古い空港。
国内線専用。
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ラガーディアの象徴の、この塔は残る。IMG_2882.JPG7

アインシュタインに見送られて、
チェックイン。
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しかし空港で3時間も足止めを食った。

それから雨の中、搭乗。DSCN9452.JPG7

飛び上がるとすぐに青空。DSCN9455.JPG7

3時間でテキサス州。DSCN9456.JPG7

ダラスの大地がまた、
私と迎えてくれた。DSCN9457.JPG7

今度は平和堂の第14回研修が始まる。
もう7年も続いている。

さて、ウォルマート・ストアーズ。
機関投資家向け戦略説明会。
2018年度以降の事業計画発表。
日経新聞夕刊が伝えた。

ひとことでいえば、
eコマース事業への転換。

2019年1月期の国内ネット販売額は、
前年度比約40%増になる。

すごい伸び率だ。

18年度の売上高は3%増。
もちろん為替差益を見込まずの数値。
純利益は約5%増。

設備投資は110億ドル。
「顧客のデジタル体験を優先する」

店舗は改装投資を中心にして、
新規出店は厳選する。

米国内スーパーセンターは、
15店以下の出店に激減。
今年度は40店ほどを出店している。

しかし海外は積極出店攻勢をかける。
メキシコ、中国を中心に255店の計画。

ウォルマートは同時に、
今後2年間で総額200億ドルを上限とした、
自社株買いをする。

ROE(自己資本純利益率)の向上を目論む。
つまり株主に文句を言わせないためだ。

そのウォルマートをまず、訪問。
Supercenter。

空には上層雲。
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星条旗は半旗で翻る。DSCN9491.JPG7

入口には、
「ゲーム・タイム」のプロモーション。DSCN9493.JPG7
ダラスカウボーイズを応援しながら、
カウチポテトを楽しむ。

そのプロモーション。

この辺り、いかにもウォルマート。
うまい。

青果部門は広くて、天井が高くて、
快適な空間だ。
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もちろんハロウィン販促は、
全店で、くまなく展開。DSCN9495.JPG7

ハロウィンの象徴はカボチャ。DSCN9497.JPG7

ここ数年、サービスデリが、
飛躍的な充実を見せている。DSCN9498.JPG7

その加工肉売場で、早速、
スライスとテイスティングをお願いした。
もちろんハーフポンド分の購入もした。DSCN9499.JPG7

青果と精肉の間のプレゼンテーション。DSCN9501

この精肉の主通路の平ケースには、
ここでも「ゲーム・タイム」の販促。DSCN9504.JPG7

精肉のロールバック。
5ドル94セントだった商品が、
4ドル98セントにディスカウントされる。DSCN9508.JPG7

するとこんな状態で売れる。DSCN9507.JPG7

牛乳は急遽、
1.98ドルにディスカウント。DSCN9510.JPG7

卵は1ダース(12個)48セント。DSCN9511.JPG7
アルディあたりの競合が、
出てきたに違いない。

この店のロールバック。DSCN9512.JPG7

2.48ドルが2.38ドルへ。DSCN9513.JPG7

3.98ドルが3.78ドルに。DSCN9514.JPG7

3.98ドルが3.64ドルに。DSCN9515.JPG7
この店のロールバックは、
20セント、30セントのダウン。
つまり値下げ幅を少なくして、
顧客にアピールする。

この店、このエリアの、
独自の政策なのかもしれないが、
小幅の値下げで効果を出す方法を、
模索している。

オレンジ色のパネルに、
オンライン販売の宣伝。

ウォルマートは店頭在庫10万品目。
しかしオンラインの品揃えは、
200万アイテムを超える。
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そしてPickup Here。
オンラインで商品を買って、
ここで受け取れます。
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ベビー売場は壁面の写真がかわいい。
商品の品質もどんどん上がってきた。DSCN9520.JPG7

主通路の島陳列には、
超お買い得のテレビが並ぶ。DSCN9523.JPG7

店舗右翼は、ハロウィン売場から、
クリスマスショップへ続く。DSCN9526.JPG7

一番奥に「クリスマス・ショップ」DSCN9527.JPG7

10月に入ると、この、
クリスマスショップがオープン。DSCN9528.JPG7

ショップの中は、
クリスマス一色。
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「早仕掛け」の売場は、
店舗の一角に設置する。

それに対して、直近のプロモーションは、
店全体で展開する。

これが「早仕掛け」のセオリー。

だから店舗入り口付近には、
ハロウィンの中心売場がある。DSCN9539.JPG7

高い天井からぶら下がったパネルは、
遠くからも目立つ。DSCN9536.JPG7

そしてハッピーハーベスト。DSCN9533.JPG7

ハロウィンの仮装衣装売場。
毎年、違った扮装をする。
だから安くて楽しい衣装が必要となる。
それが的確に揃えられている。DSCN9537.JPG7

ウォルマートを中心に回る、
メリーゴーランド。
それがアメリカの小売業界。
売上げ規模だけでなく、
プロモーションのけん引役を、
ウォルマートが担っているからだ。DSCN9543.JPG7

隣にサムズクラブ。
ウォルマートのホールセールクラブ。DSCN9469.JPG7

こちらは店頭一番にクリスマス。DSCN9471.JPG8

その奥にハロウィン。
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この業態では、今、
クリスマスが主役。
ハロウィンは脇役。

Supercenterとは逆だ。

店内のつくりは、
コストコとそっくり。DSCN9475.JPG7

コストコの真似をすればするほど、
業績が上がってきた。
コストコはそれほど優れたモデルである。DSCN9476.JPG7

牛肉の基準はUSDA基準のチョイス。DSCN9478.JPG7

ポーターハウスステーキも、
お買い得商品である。DSCN9477.JPG7

青果部門はご覧の陳列。
コストコは店内に青果専用冷蔵室をもつ。
コストコ並みの客数が確保できれば、
専用冷蔵ルームをつくれるが、
それはできない。
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しかしハロウィン販促は負けていない。DSCN9483.JPG7

ワインも高級品を扱う。DSCN9485.JPG7
ダイヤモンドから、
トイレットペーパーまで。
それがホールセールクラブのコンセプト。

このショッピングセンターの木々に、
異様な黒い鳥が集まる。DSCN9488.JPG7

ヒッチコック映画の「鳥」のようだ。DSCN9489.JPG7

夕暮れがやって来る。DSCN9546.JPG7

初日の視察は、
Supercenterとサムズ。

そして歓迎ディナー。IMG_2891.JPG7
ソルトグラス・ステーキハウス。

松田一郎さんが乾杯の音頭。
店舗建設部企画設計課。
手に持つビールは、
テキサス産のシャイナーボック。IMG_2895.JPG7

最後は小椋秀男さん、
教育人事部人材育成課課長。IMG_2906.JPG7

メインディッシュは、
名物のアスパラ揚げとヒレステーキ。IMG_2898.JPG7

日本からやって来て初日は、
ウォルマートの2業態を勉強。

お疲れ様。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2017年10月10日(火曜日)

月刊商人舎10月号発刊してManhattan縦横無尽の「2万歩」

月刊商人舎10月号。
本日発刊!!
201710_coverpage

[特集]
「中計病」の処方箋
「目標による管理」と「計画・仮説・検証」のすゝめ

[Message of October]
リスクを負って計画せよ!  

ヤオコー会長・川野幸夫が語る
「経常利益率4%の持続的経営力」

「戦略計画」のすゝめ
トランスフォーメーションを目指せ!!
結城義晴

[資料集]
トップ小売業の「中期計画書」
ウォルマート/イオン/
セブン&アイ・ホールディングス/
ライフコーポレーション/ヤオコー/
ニトリ/良品計画

ドラッカーが説く「目標と戦略計画」
「5つの質問」から「8つの目標」まで 
第1部 知識労働企業の「目標と計画」
第2部「ドラッカーの樹」と戦略計画

[対談]
大久保恒夫×結城義晴

経営計画の三つの隘路と「仮説検証」

[特別企画]
2017年末商戦「戦略計画」
[まえがき]結城義晴
あと3カ月の「おためし」のおすゝめ 

今からでも遅くない!!
2017年末「火事場の馬鹿力」活用作戦 
「しっかり儲かる仕組み」をつくれ!

「年末販売計画」の「早出し・際の勝負」
購買トレンド変化分析と「お節販売」新趣向
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今月号は特集と特別企画。
二本立て。

「中計病」の処方箋は、
ぜひ熟読してみてください。

さてNew York。
イオンリテール(株)の研修会最終日。

まず、なんといっても、
ホールフーズ。
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ホテルの近隣にいい店がある。
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アマゾンの傘下に入っても、
彼らのスタンダードは衰えない。DSCN9177.JPG7

Whole Foods+amazon。
オーガニックバナナは、
1ポンド99セントだったが、
それを69セントにディスカウントした。
3割引き。
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ミート部門の対面コーナーでは、
いつも顧客に声をかける。DSCN9182.JPG7

牛乳もディスカウント。DSCN9185.JPG7

そしてセールのプレゼンテーション。DSCN9192.JPG7

この店は全店、全部門で、
関連陳列を強化していて、
それがとてもいい。DSCN9198.JPG7
当初、ホールフーズに、
ちょっとした戸惑いがあったが、
それも薄れてきて、
これからの飛躍を期す。

そしてウェグマンズ。
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ニュージャージーの最新店。DSCN9210.JPG7

星条旗が掲げられている。DSCN9211.JPG7

入り口を入ると圧巻の青果売場。
何時も市場の雰囲気を崩さない。DSCN9270.JPG7

コーンのつかみ取り。DSCN9279.JPG7

オーガニックバナナは、
いつも1ポンド59セント。
エブリデーロープライス。DSCN9234.JPG7

青果部門の後ろに花売場。DSCN9237.JPG7

その右横にチーズコーナー。DSCN9227.JPG7

右に折れてミート部門につながる。DSCN9226.JPG67
ファミリーパックの大展開。

ステーキはいずれも厳選されたアイテム。DSCN9224.JPG7

それからシーフードの対面販売。DSCN9219.JPG7

生鮮からフードサービスへ。DSCN9216.JPG7
充実しきっている。

一方、店舗左翼はグロサリー。
一番奥にノンフードのファミリーパック。DSCN9245.JPG7

このあたり完璧なディスカウンターだ。DSCN9247.JPG7
ウェグマンズは意外にも、
コモディティ・ディスカウントを、
大きな旗印にしている。

その象徴がコンシステントロープライス。DSCN9250.JPG7

天井はスケルトン。DSCN9249.JPG7

バルク売場もウェグマンズの工夫がある。
中央にTrail Mix Bar。
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ファーマシーはちょっと移動した。
青果売場の真裏から、
グロサリーの中央部に。

これで、セルフサービスのグロサリーに、
対面の要素がちょっとだけ加味された。DSCN9264.JPG7

そしてフードサービスのさらに右翼。
The Burger Bar。
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ハーフポンドバーガーは、
スープ付き、サラダ付きで10ドル。DSCN9298.JPG7
完全にシェイクシャックを模倣したが、
いい線、行っている。

フードコートは中2階を止めて、
ワンフロアにした。
建築コストが下がった。DSCN9292.JPG7

最後にフードコートのチェックスタンド。DSCN9302.JPG7
広い。

ウェグマンズはちょっとたるんでいた。
しかしコリーン・ウェグマンCEO誕生で、
またイノベーションに向かった。
私はそう見る。
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ニュージャージーで、いい勉強をした。
ホールフーズとウェグマンズ。
もう、これでいい、というくらい。

それではダメです。

もっともっと学びます。

イーストリバープラザにやってきた。
マンハッタンの中のパワーセンター。
いつも大賑わい。

その中心にいるのは、
コストコ。
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当然ながらクリスマス商材。
「早仕掛け・際の勝負・早仕舞い」
この鉄則をつくったのは、
ウォルマート&コストコである。
両者の創業者のサム・ウォルトンだし、
ソル・プライスなのだ。DSCN9315.JPG7

ちなみに月刊商人舎10月号、
「2017年末商戦対策」の基本は、
「早仕掛け・際の勝負・早仕舞い」

ターゲット。
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こちらは直近のハロウィン一色。
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生鮮も少し充実させて、
都会型店舗のニーズをとっている。
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入口の対角のコーナーは、
シーゾナルの非定番売場。
当然、ここにハロウィングッズ満載。DSCN9319.JPG77

アパレルはさすがに、
ちょっとしたセンス。
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赤がコーポレートカラーのターゲット。
レジのサービスは水準以上だ。
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その隣にアルディ。
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マンハッタンでも、
一番のハードディスカウント。
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オーガニックも充実。DSCN9324.JPG7

しかし牛乳は、1ガロン3.29ドル。
1ドル100円換算で87円。DSCN9323.JPG7
これでも安いが、
テキサス州のフォートワースでは、
なんと1.15ドルだった。
こちらは30円。

つまり、チェーンストアといっても、
価格は一様ではないということだ

ギャップのディスカウントフォーマット。
オールドネイビー。DSCN9328.JPG7

2009年のオープン以来、
このパワーセンターで商売を続ける。
それだけで力があると判断できる。DSCN9329.JPG7
なにしろ家電トップのベストバイは、
早々に撤退してしまったのだから。

その代わりに入ってきたのが、
バーリントン。
TJマックス、ロスに続く、
オフプライスストア第3位。DSCN9332.JPG7

一番成長率が高い理由は、
この整然と整理された売場づくり。DSCN9330.JPG7

4階にはTJマックスのバナー、
マーシャルズ。DSCN9333.JPG7

こちらは商品力をアピールする。
といってもオフプライスストアは、
自分でマーチャンダイジングをしない。
売れ残り品を集めて売場づくりする。
もちろんそこにもノウハウはある。DSCN9334.JPG7

イーストリバープラザを後に、
予定に入れていなかった店を訪れる。

ブロードウェイのゼイバーズ。
ロシア人ゼイバー兄弟が経営する専門店。
DSCN9335.JPG6
チーズ、スモークフィッシュ、コーヒー。
がっちりと固定客をもって、
老舗の経営を貫徹する。

フェアウェイマーケット。DSCN9350.JPG7

圧巻のボリューム陳列が特長。DSCN9342.JPG7

このオリーブ売場。DSCN9345.JPG7

2階にオーガニックだけの青果売場、
乳製品、加工食品、HBC、ホームウェア。DSCN9347.JPG7
つまりは1階がアルディ、
2階がトレーダー・ジョー。
フェアウェイマーケットの本店は強い。

隣にシタレラ。
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こちらもニューヨーク・デリの店。
しかし青果、鮮魚、精肉から、
乳製品、グロサリーまでを揃えて、
スーパーマーケット仕様になっている。DSCN9354.JPG7

そして最後に、
トレーダー・ジョー。DSCN9373.JPG7

地下1階と地下2階の2フロア。
しかし地下1階のレジには、
もう長い長い行列ができている。DSCN9363.JPG7

地下1階が生鮮とグロサリー、
地下2階は冷凍食品、乳製品とグロサリー。DSCN9365.JPG7
それでも顧客は全売場を、
くまなく歩いて買物する。

商品が素晴らしいと、
レイアウトのハンディも、
乗り越えることができる。

ハロウィン・デコレーション。DSCN9366.JPG7

さて、ひと呼吸。
この後、五番街を歩いた。
イオンリテール(株)石塚幸男さんと一緒。
石塚さんは今回の団長で、
専務執行役員人事・総務本部長。

まずはセントラルパーク。DSCN9377.JPG7

そして金色の騎士像。DSCN9378.JPG7

五番街を散策しつつ、研修。

まずはトランプタワー。
DSCN9380.JPG7

それからギャップ。DSCN9382.JPG7

驚くほどの精彩のなさ。
ギャップから派手さが消えた。
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一方のユニクロ。DSCN9392.JPG7

赤いバルーンで派手そのもの。DSCN9395.JPG7

店に入ったとたん、
ユニクロの勝利を感じる。DSCN9396.JPG7

そしてこれでもかという商品力。
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カジュアル衣料では世界最高峰。

レジもこのラインナップ。DSCN9401.JPG7

そしてユニクロ最大の強敵、
スペインのZARA。DSCN9419.JPG7

一段とおしゃれ。
それが安い。
DSCN9414.JPG7

色使いもシック。
それでいて華やかさがある。DSCN9417.JPG7
ギャップにもユニクロにもないものが、
ZARAにある。
つまり模倣困難性。
それがZARAのポジショニングだ。

そしてポジショニングと言えば、
ヴィクトリアズシークレット。DSCN9424.JPG7
婦人下着の専門店。

ザ・リミテッドが停滞しきった中で、
傘下のヴィクトリアズシークレットが、
超専門性をもって、最大の存在感を示す。DSCN9421.JPG7
マーケットニッチャーの生き方を、
このフォーマットが示している。

最後にスウェーデンのH&M。DSCN9434.JPG7

店づくりは最新のハイテクタッチ。DSCN9441.JPG7
商品もそこそこに安い。

ただしZARAに比べると、
ポジショニングの面で希薄なものがある。

今回も、良い比較ができた。

最後にセントパトリック大聖堂。DSCN9422.JPG7

5時半のミサをやっていて、
パイプオルガンの音が響き渡っていた。DSCN9426.JPG7

ロックフェラーセンター。
スケートリンクが、もうオープン。DSCN9429.JPG7

ここに来て、アイスリンクを見ると、
年末までの時間の速さを、
嫌でも実感させられる。DSCN9430.JPG7

最後の最後の到達点は、
タイムズスクエア。IMG_2869.JPG7

巨大なカラービジョンが美しい。IMG_2870.JPG7
世界一、人が多い広場。

こんなお土産物屋台も出ている。DSCN9451.JPG7
今日は歩きに歩いた。
スマホの万歩計は、
2万0159歩を示していた。

お別れパーティは、
いつものハートランド。IMG_2864.JPG7

マンハッタンの形そのものの、
ニューヨークカットステーキ。IMG_2862.JPG7

スピーチは、
イオンリテール(株)の団長・副団長。
石塚幸男専務。

そして岡崎龍馬さんは、
取締役ディベロッパー事業本部長。!cid_C695AD71-8F3C-45AB-ADE6-85E0B7CD11DE.jpg5

私の最後のスピーチは、
「イオンの役目とイオンの誇り」
そして「自ら、変われ!」!cid_C9DD4244-62CC-4A1F-BA42-930EC3899100.jpg6
帰国してからが大事だ。

国民の生活の安全と向上に、
貢献してほしい。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2017年10月09日(月曜日)

New York2日目のポジショニング理論講義と実践店舗視察研究

Everybody! Good Monday!
[2017vol41]

2017年の第41週、
そして10月の第2週。

その10月第2月曜日は、
日本では体育の日。
アメリカではコロンバスデー。

どちらも祝日。

体育の日は、1966年から、
国民の祝日となった。
その2年前の1964年、
東京オリンピックが開催され、
その開会式は10月10日だった。

この日が1966年に、
「体育の日」の祝日となった。

さらに2000年からは、
「ハッピーマンデー制度」が適用されて、
10月第2月曜日となっった。

一方のアメリカ。
1492年10月12日に、
クリストファー・コロンブスが、
アメリカ大陸を発見し、到着した。

あくまでもヨーロッパ人の視点だが、
この10月12日をColumbus Dayとした。
発音は「コロンバス・デイ」

フランクリン・ルーズベルト大統領が、
1934年に議会とともに、
連邦政府公式祝日と宣言した。

その後、 1970年から、
「月曜休日統一法」によって、
日本の「体育の日」と同様に、
10月第2月曜日となった。

私はいま、ニューヨークにいる。
今日、5番街でパレードが行われる。
しかし、昨日の9日にも、
コロンバスデーのパレードが行われて、
交通が規制された。

9日日曜日はスペイン系のパレード、
10日月曜日はイタリア系のパレード。

コロンブスを大陸発見に派遣したのが、
スペイン女王イサベル1世。
コロンブス自身はイタリア人で、
ジェノバ共和国の探検家だった。

だからパレードが2回行われる。

私は7日の土曜日に、
ダラスからニューヨークにやって来て、
今日の9日は3日目。

しかし、ブログは8日の弾丸視察を報告。

まず、朝一番で、講義。
現代の競争とその競争に勝ち残る戦略。
ファーマットのためのポジショニングの戦略。

(株)商業界の編集長時代から、
専務・社長時代にも考え続けていたこと。
(株)商人舎を設立し、
コーネル大学ジャパン副学長、
さらに立教大学大学院教授の時代まで、
ずっと研究と考察を続けて、
発展させ、収斂させてきた私の持論。

それを語った。

講義の後は、
トレーダー・ジョーへ。
場所はニュージャージー。
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今月のフィアレスフライヤーが、
発刊されたばかりなので、
店頭に横断幕が掲げられている。DSCN8979.JPG7

この店には店内サインの担当者が4人。
そのうち2人は美術学校を出たプロ。DSCN8981.JPG7

だから、素晴らしいイラスト、
そして言葉が多い。DSCN8982.JPG7

店はもちろん、
トレーダー・ジョーそのもの。

2ドル99セントのワイン、
「チャールズショー」もご覧の陳列量。DSCN8983.JPG7

そのチャールズショーに、
ロゼワインが登場。
品種はホワイト・ジンファンデル。DSCN8984.JPG7
うれしい限り。

インタビューは、
バスの中のマイクを使った。DSCN8969.JPG7

クルー・メンバーのラダさん。
立て板に水のごとく、
30分ほど語ってくれた。
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ニュージャージーから、
マンハッタンに入って、
ブルックフィールドプレース。
グランドゼロのそばの、
最も新しいショッピングセンター(SC)。

その中のル・ディストリクト。DSCN9015.JPG7

SCの外側の入口が反対側にある。DSCN9001.JPG7

フランスの食材と食事を提供する店。
そのフランスの市場のような小洒落た青果部門。DSCN9000.JPG7

そしてイータリーのように、
食品小売業とフードサービス業が、
見事に融合している。DSCN8997.JPG7

つづいて、歩きながら、
ワンワールドトレードセンターなど見て、
ウェストフィールドトレードセンターへ。DSCN9042.JPG7

イータリー、
Manhattan2号店。
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こちらはイタリアの市場。DSCN9028.JPG7

そして、顧客の教育、つまり「食育」DSCN9030.JPG7

イータリーは「学校」でもある。DSCN9031.JPG7

常設の食のスクールには、
子どもたちが集まった。DSCN9032.JPG7

そしてイータリーは食堂でもある。
みんな、早速、席を占めて、
イオンリテールの社内食堂のようだ。DSCN9033.JPG7

マンハッタンにイータリーは2店ある。
その1号店は2010年オープン。DSCN9124.JPG7
We Sell What We Cook,and,
We Cook What We Sell.

これこそイータリーの神髄を表す言葉だ。

食べる。
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買う。
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そして学ぶ。

スーパーマーケットとレストラン。
その融合。
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1号店と2号店を見ると、
その意味がよく分かる。

イータリーをゆっくり堪能してから、
ターゲットへ。

自ずと知れたウォルマートの対抗馬。
都市型の「シティ・ターゲット」を開発しているが、
もっと小さい都市型2層店舗。
それにターゲットが名づけたのが、
「フレキシブルストア」
マンハッタンで実験している。DSCN9074.JPG7

1階入り口には、アパレル。DSCN9073.JPG7

この広さ。
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マネキンの群像。
もう当たり前。
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ちょっと熟年のマネキン。
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そしてホームファッション。DSCN9065.JPG7

地下1階はまさに、
フレキシブルストア。DSCN9058.JPG7

食品は「Market」。
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ドラッグはCVSファーマシー。DSCN9054.JPG7

ハロウィンの子供服。DSCN9049.JPG7

レディスのメインステージ。DSCN9050.JPG7

コスメティックス。DSCN9052.JPG7

そして銀行方式のレジ。DSCN9053.JPG7

ポップアップ的な品揃えだと思う。
それが「フレキシブル・フォーマット」だ。DSCN9056.JPG7

次はソーホー地区。

ここではディーン&デルーカ。DSCN9075.JPG7

すごい人出で、すごい客数。DSCN9085.JPG7

青果部門がトップにある。DSCN9084.JPG7

けれど主力は惣菜や加工肉。DSCN9080.JPG7

店の一番奥のどん詰まりに、
寿司コーナーとカウンターテーブル。DSCN9077.JPG7
イータリー化現象までいかない店は、
ちょっと古く感じてしまう。

このソーホーのユニクロ。DSCN9103.JPG7

アメリカ進出第1号店で、
苦労したが今や、
押しも押されもせぬトップ店舗。DSCN9090.JPG7

客数もすごいが、
その商品力は図抜けている。DSCN9087.JPG7

ヒートテック。
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商品そのものの質と量とレベルが高いが、
プレゼンテーションも学ぶところが多い。DSCN9089.JPG7

そのソーホー地区には、
ナイキの旗艦店もある。DSCN9101.JPG7

入口のデモンストレーションがすごい。DSCN9100.JPG7

エスカレーターで5階まで。DSCN9098.JPG7

そして最上階に、
バスケットボールのコートとゴール。DSCN9099.JPG7
ナイキも商品力とプレゼン力。

商品そのものの強さだけではない。
演出力、そして販売者の力がなければ、
こんな厳しい競争の中で、
生き残ってはいけない。

ソーホーから、急遽、
ユニオンスクエアへ。
予定を変更して、オプションを入れた。

そしてノードストローム・ラック。DSCN9139.JPG7

百貨店自身が、
自分の売れ残り品を集めてつくった、
ディスカウントデパートメントストア。DSCN9138.JPG7

ここもすごい人気。DSCN9140.JPG7

もともとが靴屋のノードストローム。
ラックでも品揃えは群を抜く。DSCN9142.JPG7

服飾雑貨は、これまた人気。DSCN9143.JPG7

だからレジは込み合っているが、
顧客は満足していて、クレームはない。DSCN9141.JPG7

今夜はホテルでバーベキュー。
その材料を求めに、
ユニオンスクエアのホールフーズへ。DSCN9144.JPG7

地下1階がスーパーマーケット。DSCN9146.JPG7

ホールフーズ+アマゾンの特売。
部門別・カテゴリー別に、
主要品目はこの特売。
それが人気だ。
DSCN9147.JPG7

1階はコンビニエンスとデリ。
そしてレジは銀行方式。DSCN9149.JPG87
アマゾンに買収されたホールフーズ。
意気盛ん。

そしてユニオンスクエアの、
ガーデン・オブ・エデン。DSCN9137.JPG7

息をのむほどのくだものの陳列。DSCN9150.JPG7

まるで宝石のようだ。DSCN9152.JPG7
インディペンデントも必死に、
ポジショニングの確立と維持に努める。

Manhattanこそ、どこよりも、
この競争の原理が働くところだ。

最後の最後は、
チェルシーマーケット。DSCN9176.JPG7

人気の観光スポット。DSCN9175.JPG7

ナビスコの古い工場跡を活用。
だからハロウィン演出にぴったり。DSCN9156.JPG7

要所要所におどろおどろしい演出。DSCN9157.JPG7

そしてチェルシーマーケットに、
地下1階の売場がお目見え。
「チェルシー・ローカル」DSCN9162.JPG7

階段を降りると、食品ショップ。DSCN9163.JPG7

しかしちょっと狭い。DSCN9164.JPG7

一番奥の惣菜対面売場。DSCN9168.JPG7

百貨店の食品売場のようだが、
まだまだです。
勉強し直しなさい。DSCN9169

しかしやはり、
チェルシーマーケットの核は、
ロブスタープレイス。DSCN9159.JPG7

イータリー化した大型の魚屋。
一番奥のロブスター売場が魅力の源。DSCN9160.JPG7

小売業だから銀行方式のレジ。DSCN9161.JPG7

そして、立ちの寿司屋。
ネパール人の親方が東京築地で修行し、
マンハッタンに店を開いた。
スブハッシュ・グルングさん。
エグゼクティブ・スシ・シェフ。
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そして今や、ネパール人の職人30数人。
この地で一番の寿司屋。

その親方の片腕のチーフ。

今回、選抜されて参加したのが、
ラミチャネ・アダルさん。
イオンリテール東北カンパニーの、
イオン前沢店デリカグループマネージャー。
そしてアダルさんもネパール人。
二人は意気投合して、握手。DSCN9172.JPG7

朝、講義した内容が、
ニューヨークの店頭や現場には、
具現化されている。

それがなにより、うれしい。

ホテルに帰って、
中庭のグリルでバーベキュー。

屋外での食事は、
心が解放されて、
本当にうまい。

長谷川正史さんと乾杯。
人事部人事企画グループマネージャー。
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バーベキュー・メンバーに、
心から感謝したい。

私の旅はまだまだ続く。
今週も、来週も。

では、みなさん、
Good Monday!
(つづきます)

〈結城義晴〉

2017年10月08日(日曜日)

[日曜漫歩]Manhattan無宿

天地創造の物語。

神は、1日目に昼と夜をつくった。
2日目には、天をつくった。

3日目に海と地をつくり、
植物を茂らせた。
4日目には、
太陽と月と星をつくった。

5日目には、魚と鳥をつくり、
6日目には、動物をつくり、
自分に似せて、
とうとう男と女を創造した。

そして7日目に神は、休んだ。

そんな日曜日のそぞろ歩き。

まずは上空から。
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マンハッタン島が見えてきた。IMG_2843.JPG7

手前がイーストリバー、
向こうがハドソンリバー。IMG_2849.JPG7

ラガーディア空港に降りて、
ブルックリンへ。
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マンハッタン橋の中から、
エンパイヤステートビルが顔を出す。
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川越しに摩天楼を臨む公園に、
恋人たちが憩う。
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赤レンガの倉庫。
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その中にウェスト・エルム。
超ホットな家具店。
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斬新なデザインの家具やキッチン用品。
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ここにも食が併設される。
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マンハッタンブリッジ。
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アメリカ人が大好きなメリーゴーランド。
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ブルックリンブリッジを背景に写真。
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イオンリテール(株)の、
今回の視察団長と副団長。
石塚幸男さんと岡崎龍馬さん。
石塚さんは専務で人事・総務本部長。
岡崎さんは取締役ディベロッパー事業本部長。
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そのあとはマンハッタンに入って、
最南端のバッテリーパーク。
遠くに自由の女神。
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コマーシャル撮影中。
7

自由の女神を背景に、
再び全員写真。
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反対を向いて、
ワンワールドトレードセンターを背景に、
みたび、写真。
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そのワンワールドトレードセンター。
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あの9・11の慰霊プール。
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合掌。

オキュラス。
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その中は、
ウェストフィールドワールドトレードセンター。
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みんなが見ているのは?
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1階のアップルストア。
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それから周辺を歩く。
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北に向かって、
5番街とブロードウェイ、
そして22ストリートの集合交差点。
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三角形のフラットアイアンビル。
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この横にイータリー1号店、
そしてマジソンスクエア公園には、
シェイクシャック。

純白ドレスの花嫁を、
カメラマンと花婿が写真撮影。
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New Yorkの日曜漫歩は、
ぶらぶらするだけでも楽しくなる。

休んでいるのか、そうでないのか、
わからないのがManhattan漫歩。

その中にあるのが、
DREAM。
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それがいい。

〈結城義晴〉

2017年10月07日(土曜日)

DallasからNew Yorkへ、全米スーパーマーケット総覧的紹介

ダラス・フォートワース空港を発って、
ニューヨークに向かう。DSCN8870.JPG7

北米大陸は大きい。DSCN8871.JPG67

3時間ちょっと。
草原の大地から、
海の見える国へ。
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そして超のつく大都会。
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その平原の国と超大都会で、
人々の生活を支える小売業。

スーパーマーケット。

まず、全米第一の、
クローガー。
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最大フォーマットは、
マーケットプレース。

オーガニックからナチュラルへ、
連動された売場。
年間3割の伸びを示して、
ホールフーズを追い越した。DSCN8700.JPG7

ハロウィンの平台。DSCN8662.JPG7

こちらもハロウィンのグロサリー島陳列。DSCN8681

簡素な店づくりだけれど、
天井はスケルトンで開放的。DSCN8685.JPG7

非食品強化型スーパーマーケットだが、
アパレルと食品の親和性の高さを実証しようとする。DSCN8691.JPG7

そしてウォルマートに対抗して、
ロープライス・エブリデー。DSCN8692.JPG7

ワインショップのところで、
ミーティングをやっていた。DSCN8701.JPG7

クローガーは唯一の健全な、
ナショナルチェーン。DSCN8719.JPG7

ウォルマートのスーパーマーケットが、
ネイバーフッドマーケット。DSCN8791.JPG7

入口のハロウィン・プレゼンテーション。DSCN8765.JPG7

入口は左にサービスデリ、
右が青果部門。
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青果部門は見違えるほどよくなった。DSCN8768.JPG7

牛乳は1ガロン2.28ドル。
ウォルマートは店ごとに、
価格が違う。
競争環境に応じて、
売価を変える。
しかしそれは店の判断ではない。
地区の売価決定チームによる。DSCN8772.JPG7

もちろんハロウィン全面展開。
しかしネイバーフッドマーケットは、
菓子や小物中心で、
業態対応している。DSCN8785.JPG7

チェックスタンドはセルフレジが増えてきた。 DSCN8787.JPG7

そしていつも変わらない店。
トレーダー・ジョー。DSCN8795.JPG7

ダラス・サウスレイクタウンスクエア。
そのトレーダー・ジョーは、
店内サインがとりわけ素晴らしい。DSCN8820.JPG7

商品は95%がプライベートブランド。DSCN8808.JPG7

店内プレゼンテーションも楽しい。DSCN8809.JPG7

エンドにはフィアレスフライヤーの、
トップ商品が展示される。
フィアレスフライヤーはトレーダー・ジョーの、
チラシのような商品情報誌。DSCN8811.JPG7

ワインのメインは、
チャールズショー。DSCN8804.JPG7

ダラス随一のトレーダー・ジョーの次は、
ニューヨーク・ブルックリンの店。DSCN8906.JPG6

銀行の建物跡をそのまま利用。

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入口には、
パンプキンパッチ。DSCN8905.JPG7

そして高い天井と明るい店内。
すごい客数、すごい売上げ。DSCN8902.JPG7

山積みの冷凍食品も、
見る見る売れていく。DSCN8903.JPG7
トレーダー・ジョーの商売は変わらない。
しかし商品はどんどん変わる。

それが顧客たちから拍手喝さいを浴びる。
しあわせな小売業だ。

そのニューヨーク・ブルックリン。
環境対応の風車。
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屋上菜園のある、
ホールフーズ。DSCN8964.JPG7

エントランススペースには、
ハロウィン・グロサリー。DSCN8944.JPG7

アボカドとりんごの平台は、
アマゾン+ホールフーズのディスカウント。DSCN8945.JPG7

バナナは吊り下げ陳列。DSCN8911.JPG7

シーフード部門が独立している。
そんなスーパーマーケットは、
アメリカではホールフーズだけだ。DSCN8912.JPG7

精肉売り場の対面コーナー。
グラスフェッド中心の品揃え。DSCN8913.JPG7

そして精肉コーナーには、
フックで吊るされた枝肉が、
顧客に見えるように配置されている。

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これも環境対応だと主張している。
バルクの考え方だ。

そのバルク売場も、
当然ながら環境対応。DSCN8941.JPG7

チーズから惣菜デリ売場へ。DSCN8916.JPG7

対面のデリ売場が秀逸。
ここにはO157事件はない。DSCN8917.JPG7

ベーカリーの最初は、
焼き立てピザのコーナー。DSCN8918.JPG7

そしてニューヨークのチョップドサラダ。
イオンスタイル碑文谷店で採用した。DSCN8919.JPG7

クッキーの島陳列。
この什器に似たものも碑文谷店では、
揚物惣菜に使った。DSCN8920.JPG7

クッキーはマンハッタンやブルックリンの、
人気店から取り寄せる。DSCN8921.JPG7

そしてアレグロコーヒー。DSCN8922.JPG7

レジは独特のホスピタリティを提供する。
フレンドリーというか、それ以上の、
やり取りを感じさせる。DSCN8923.JPG7

屋上へ。
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バルコニーで夕食を食べる。
気持ちいい。
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ビールバーでラガービールを注文。DSCN8926.JPG7

このチームはイートインコーナーで食べる。 DSCN8929.JPG7

屋上には菜園がある。
ゴッサム・グリーン。DSCN8925.JPG7

その商品は1階の青果売場で、
販売される。
究極の地産地消だ。DSCN8910.JPG7

日が暮れてきた。
美しいホールフーズ。DSCN8936.JPG7
「元気でいてくれよ」
そんな声をかけたくなる。

一方、テキサスの、
スプラウツ。
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最新年度も12.4%の成長率。
年商は40億4600万ドル。
1ドル100円換算で4046億円。
いまや253店。
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ほぼ真四角の店舗のど真ん中に、
青果部門が座る。
それはこの店が大型八百屋だから。
そしてベジタリアンに、
強くシンパシーを持つ顧客の店だから。DSCN8846.JPG7

オーガニックの青果は、
今日、193アイテム。DSCN8847.JPG7

青果部門のレジ側には、
これも大きなバルク売場。DSCN8856.JPG7
アメリカの小売業は今、
特徴を競っている。
つまり他との違いを争う。

「特徴がないことが特長です」
などという言い訳はない。

実際にかつてのエクセレントカンパニーも、
まったく特徴のない、
そして進化のない店になると、
あっという間に凋落してしまう。

アルバートソンだ。IMG_2831.JPG7

駐車場はたっぷりとってある。
適正面積の1500坪。
レイアウトはオーソドックスな逆L字型。DSCN8866.JPG7

奥主通路には、
プリベアードフードの対面コーナー。DSCN8867.JPG7

しかしコンコースの最後のところに、
売れ残り品売場。
それも雑然としていて、
整理という概念がない。DSCN8869.JPG7
シアーズ、JCペニーに次いで、
死にそうな店。

あのエクセレントカンパニーも、
自ら変わろうとしない限り、
あっという間にリングから退場させられる。

特徴を出すには、
顧客ターゲットを絞る。
そしてそのターゲットの心の中に、
どっかりと位置を占める。

それをポジショニングという。

そう、ポジショニングを喪失した店が、
滅びていく。

たとえ5兆円を超える大企業と言えど。

それがアメリカの競争だ。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2017年10月06日(金曜日)

ダラス2日目の早朝講義と「デパートメントストアの本質」解明

ウォルマートとグーグルの提携。
そして開発されたのが、
音声による注文システム。

一昨日の10月4日から販売開始。

ウォルマートのネット上の品揃えは、
200万アイテム以上もある。

それらの商品をグーグル・ホームで、
音声注文できるようになった。
さらに今回、グーグル・ホーム・ミニを、
新規開発して49ドルで販売開始。

“ヘイ、グーグル!”
こう話しかけるだけで、
注文がスタートする。

実に簡単。

スタートに当たって、
来2018年1月15日まで、
グーグル・ホームまたは、
グーグル・ホーム・ミニを、
ウォルマートで購入すると、
最大25ドルの割引が、
商品購入に適用される。

顧客はウォルマートと、
グーグル・エクスプレスの、
それぞれのアカウントをリンクさせる。
するとウォルマートでの購入履歴が、
商品提案などに活用される。

いわゆるリコメンデーションである。

この音声注文は、明らかに、
「アマゾン・エコー」の真似。

急成長するアマゾンに対抗して、
ウォルマートとグーグルが連携する。
敵の敵は味方。

それがこの3社の関係の中で成立して、
音声注文システムが開発された。

アメリカの競争は、
こんな連携を生み出すところまできた。

日本にもこういった現象が起こるのか。
生まれるに違いない。

安穏としてはいられない。

さてイオンリテールの米国研修。
ダラス商勢圏の2日目。

朝8時から、最初の講義。DSCN8640.JPG7

もうすでに日本で事前講義を2時間半、
それから到着初日に車内講義を、
半日しているので、
いきなり最重要課題に入る。DSCN8646.JPG7

米国商業統計から、
総合スーパーの正体を明らかにする。
そしてイオンリテールは、
どんなルートを取るべきか。
それを私なりの理論で提案する。
DSCN8643.JPG7

後半は現代の商品問題と、
それに対するポストモダンの商品政策を、
これも理論的に解明する。DSCN8656.JPG7
アメリカの産業社会には、
極めて規制が少ない。

市場競争原理が働いている。

だから現象の理論化がしやすい。
その理論を整理し、学習する。
そして競争の実態を、
自分の目で見る。

すると、頭に理論が入って来る。
この理論を帰国してから、
問題解決に役立てる。

アメリカの表層的なトレンドを、
日本にそのまま持ってきても、
うまくはいかない。

むしろ害にさえなる。

大きな潮流を捉えることは、
もちろん大事だ。

この大きな潮流や理論は、
虫の目、鳥の目、魚の目で、
アメリカの小売産業を見続けなければ、
読み取ったり、確立したりすることは、
絶対にできない。

講義が終わると、
今日は2つのジャンルの視察。

第1は百貨店と総合スーパー。
第2はスーパーマーケット。

今日のブログは第1部。

まず、ストーンブライアセンターへ。
スーパーリージョナルショッピングセンター。
3層の巨大商業施設で、
3階にシネマコンプレックスが入る。DSCN8725.JPG7

月刊商人舎8月号で特集した。
「内食・外食」主役のHuge SC Age。

それがここにも表れている。DSCN8726.JPG7

6つの核店舗の一つは、
シアーズ。
一般にはGMSと言われているが、
ディスカウントデパートメントストアである。
私はそう、捉え直している。
DSCN8724.JPG7
惨憺たる状況。
最低!!
死んだ店。

視察した全員が落ち込むほど。

そしてJCペニー。
こちらもディスカウントデパートメントストア。
ファサードの前で、写真。
DSCN8728.JPG-7
これもひどい営業状態。

しかし少しだけ持ち直した。DSCN8730.JPG7

そしてディラードは、
ノーマルデパートメントストア。

さらに全米最大のメイシーズ。
こちらもノーマルデパートメントストア。DSCN8731.JPG7

ディラードはもちろん、
メイシーズも辛い商売をしている。DSCN8732.JPG7
それでもショッピングセンターには、
顧客が押し寄せている。

ただ一つ、気を吐いているのが、
ノードストローム。DSCN8738.JPG7

当然のように、
店舗入り口で写真。DSCN8741.JPG7

かわいいマネキン。DSCN8742.JPG7

優雅なマネキン。
DSCN8743.JPG7

そして妖艶なマネキン。DSCN8745.JPG7
マネキンと陳列商品が一体化されて、
アートのようだ。

店頭在庫を極端に少なくして、
顧客には美的な空間を提供する。

他のすべての百貨店が、
在庫過多で、売らんかなの姿勢。

それでは売れない。
百貨店に求められているのは、
最高の買い物体験だ。

そしてノードストロームだけが、
「食」の重要性を知っている。
専用のカフェを併設しているのだ。
DSCN8750.JPG7

このショッピングセンターの、
最後の核店舗は、
ディックススポーティンググッズ。DSCN8734.JPG-7
全米最大の大型スポーツ用品店チェーン。

ノードストローム以外の百貨店は、
同質化のレッドオーシャンに沈む。
しかしディックスは、
スポーツという専門性を高めて、
しかも鮮明なポジショニングを確立した。DSCN8735.JPG7
これがポストモダンの闘い方である。

もうひとつ、
コールズ。
DSCN8843.JPG7

ジュニアデパートメントストア。
しかしこれはシアーズとメイシーズの、
中間のフォーマットだ。
DSCN8836.JPG7

電子棚札を採用。
DSCN8838.JPG7
しかしセールのための電子棚札では、
意味が薄い。

そして残念ながら、
顧客は少ない。
DSCN8842.JPG7

アメリカのゼネラルマーチャンダイズストア。
百貨店と総合スーパー。
実はどちらもデパートメントストア。

その競争の現実から、
イオンリテールの将来は見えたか。

ランチは、
インアウトバーガー。DSCN8762.JPG7

ドライブスルー方式だから、
車の行列のところで、
注文を受ける。
暑いのにご苦労さん。DSCN8756.JPG7

40名がおのおの注文すると、
店側は一斉に製造に入る。DSCN8758.JPG7
しかし一糸乱れぬオペレーション。

見事。

ハンバーガーやフライドポテトもうまい。
けれどこのオペレーションを見るのも、
大いに価値があるし、意味がある。

ダラス2日目は、
大きな成果と収穫があった。

私はそう思ったが。
(つづきます)

〈結城義晴〉

 

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