結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2012年09月14日(金曜日)

富士山頂を垣間見、イタメシを堪能し、セブン&アイ上半期決算を断じる

タクシーに乗る。
東京・横浜の最低料金は、710円。
降りるときに、
「10円ないっすか~?」
ドライバーから聞かれる。

つい、反射的に答える。
「すみません、1000円でお願いします」
しかしなぜ、顧客が、
「すみません」と謝らねばならないのか。

業界と行政が710円の端数価格を決めた。
顧客にとっては極めて迷惑。

小売業界だったら、
外食産業だったら、
この10円はない。

「これは私たちの利益です。
90円のお釣りは、
いつもご用意しています」

この姿勢でなければ、
710円の価格設定は許されない。

今朝は、リーガロイヤル堺の21階自室で目覚める。
見下ろすと眼下に堺の港。
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ゆっくりと起きだして
ゆっくりと朝食。

それから午後、新幹線で帰京。

新幹線のぞみが京都を越え、
名古屋を過ぎ、浜名湖を通過すると、
「初冠雪後の富士の頂を見よう」
こんな気持ちが盛り上がった。
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富士の裾野が見えてきた。
あのあたりにあったはず。
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と、思うと、雲の切れ間に、
ちょっと、見えた。

スピードは緩まない。
白い雲の間に、
ちょっとだけ青い頂が見える。
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ここです。
20120914230421.jpg

ズーム・アップ!
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貴重な一瞬。

しかし頂上は白くはなかった。

列車はすぐに遠ざかる。
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雲の切れ間の頂も、
小さく遠ざかる。

もう見えない。
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手前のマックスバリュが見えるだけ。

空と雲はくっきりしているが。
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冠雪があるはずの富士の頂上。
ほんの一瞬だったが、
垣間見ることができて、
今日はなんだか満足。

帰京して、夕方から、
アッピアアルタ西麻布。
広尾のイタリアンレストラン。
20120914230526.jpg

お相手は、㈱トーアコーポレーション社長の乙守典厚さんと、
ダイナムジャパンホールディングス取締役の堀場勝英さん。
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乙守さんは、チェーンストアの看板システムを請け負う会社を経営。
その交友の広さと、ユニークな経営感覚は、
ほんとうにおもしろかった。

堀場さんと共に、共通の友人の多さに驚いた。

料理はウェイター長が、
すべての素材や調理法を丁寧に説明してくれて、
なおかつそれに合うワインなどもお奨めしてくれた。
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「10円ないっすか?」とは、
大違いだった。

大いに料理を堪能し、
会話を弾ませた。

レストランとパートナーに、
「心から感謝」と、
ゴルフ・コンペの優勝者のような弁。

ありがとうございました。

さて、日経新聞に、
「セブン&アイ、3年ぶり営業減益」の記事。

セブン&アイ・ホールディングスの2012年上半期決算。
連結営業利益は1470億円前後。
前年同期比2%の減益。
これは3年ぶり。

連結営業収益は2兆4600億円前後。
売上げは4%プラス。

つまりセブン&アイの上半期は、
増収減益。

どうだろう。

あなたの会社は、どんな傾向だっただろうか。

セブン&アイが増収減益ならば、
わが社はどうか。

安心してもよいし、
これからの下期に、
気合を入れるもよい。

セブン&アイの苦戦の理由は、
総合スーパー・イトーヨーカ堂の不振。

そのイトーヨーカ堂の既存店売上高は、
4%程度のマイナス。

夏場以降、消費の伸びが鈍化する中で、
生活必需品などは値下げ競争の様相が強まっている。
同社は値下げを前面に出さなかった。
そのために集客で苦戦した。

これは今夏の百貨店と同じ。
「バーゲンセール、後ろ倒し」

一方、ヨークベニマルは、
「低価格戦略で採算が低下」。

こちらは値入を下げて客数と売上げを確保したが、
営業利益は下がった。

客数を採るか、利益を採るか。
昨日の万代での記念講演ではないが、
インディペンデント・カンパニーならば、
極めて明白だ。

答えは「客数」。

利益を採らねばならないとなると、
打つ手はほとんどない。

一番の方法は、この細道しかない。
客数を伸ばしつつ、
かすかに利益を確保する。

ただし、セブン-イレブンの営業利益は、
上期として過去最高。

プライベートブランド「セブンプレミアム」が2割以上伸びた。
惣菜・菓子類も好調。
既存店売上高は2%プラス。

上半期のトレンドは増収減益。

だから通常の企業の場合も、
下半期の方針は、
客数伸長・営業利益微増、
もしくは微減。

微増か?微減か?
これは、企業と店の底力によって、
決定づけられる。

ただし、「10円ないっすか?」は、
断じて許されない。

< 結城義晴>

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