結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2013年12月27日(金曜日)

商人舎仕事納めの今半「すき焼き」と岡田元也さんの「多様性」

12月27日。
あと5日で2013年が終わる。

「忙しかったなぁ」

率直な感想。

私自身、人生で一番のピークだったかもしれません。
もちろん多忙を極めたけれど、
ストレスはまったくなくて、
やりたいことを精一杯やった。

そんな満足感と充実感に満たされています。
ありがたいことだと感謝しています。

株式会社商人舎も、
みんなよくやりました。

ありがとう。
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と、言いつつ、それぞれが、
思い出深い月刊『商人舎』をもって、
写真。

商人舎は今日で仕事納め。
来年2104年1月6日が仕事始め。

9日間の冬期休業となります。
よろしくお願いします。

お急ぎのみなさんは、
info@shoninsha.co.jpまで。

至急、問題解決に当たります。

今日は、少し早めにあがって、
横浜高島屋8階の今半へ。

恒例となっている今半。

まず突き出し。
20131227180040.jpg

それから山形牛。
20131227180058.jpg

そしてすき焼き。
20131227180110.jpg

デザートまで堪能して、
満足の写真。
20131227180124.jpg

来年の商人舎標語は、
「こまかく・きびしく・しつこく・たのしく」

これは商人舎自身が、
自らに課するスローガンでもあります。

もちろん冬期休業に入ったからといって、
毎日更新宣言ブログや、
facebookは、
年中無休。

えてして、合併話のような事件は、
年末の際に起こったりします。

そんな時にはすぐに出動して、
取材をし、記事を書いて、
商人舎magazineでも、
商人舎公式ホームページでも、
報道します。

さて今日の『ほぼ日』。
糸井重里の巻頭言。

「2013年から、
2014年になるにあたって、
こう、なんというか、
世の中もじぶんも、屈託なく
『あけましておめでとう』
と言う感じになっている」

同感。
糸井さんの、
こういった時代をつかむ感覚、
私が思っていることを、
スルリと言ってくれる。

「2012年から、
2013年になるときには、
もうちょっと『言いにくい感じ』があった」

うんうん。

「さらには、2011年が
2012年に変わるときには、
『おめでとうと言ってもいいんだよ‥‥ね?』と、
みんなが確かめあってるような感じがあった」

そのとおり。

「もうじき『あれから3年』になる正月」

そして、提案してくれる。
「たのしいことを考えようよ。
おもしろいことをやっていこうよ」

賛成です。

日経新聞コラム『大機小機』
コラムニストの恵海さん。

今年を二つのことで総括する。
ひとつは、アベノミクスの「3本の矢」。
ひとつは2020年の東京五輪開催決定。

これらが「日本を覆っていた閉塞感を払拭」。

だから糸井さんが言うように屈託なく、
「あけましておめでとう」

コラムニストは、
来年の干支を持ち出す。
「翼をもつ天馬のように跳びはね、
世界から信用され、頼られる国」

その第一歩を記そうと呼びかける。

ただし私は、
この「天馬」のたとえは、
あまり信用しない。

もちろんこれは、
故渥美俊一先生のペガサスクラブを
言っているのでは断じてない。

コラムニストはこの後、
金融政策や社会保障関連支出の削減、
防衛関係の研究開発投資や、
原子力と代替エネルギーとのベストミックス、
そして国家安全保障の提案をする。

「年金給付開始年齢の引き上げ、
高所得者の医療費負担増などを
『国家百年の計』を踏まえて実行することが、
基礎的財政収支の均衡を実現し、
世界の信頼を得ることとなる」

ペンネームで匿名のコラムだから、
こんな提言もあるのだろう。

糸井重里の時代感の方が、
はるかに夢とリアリティをもっている。

今年の春のイオンの入社式。
岡田元也社長のスピーチ。

今、イオンモール幕張新都心の記事を書いている。
だから岡田さんのコメントを方々から集めた。

その中の一言。

「多様性と一貫性、
相矛盾するテーマを
追求したい」

これはオクシモロンだ。

「多様性とは、
違う人や違う地域を容認すること」

ダイバーシティという。

「人間が全体主義のごとく、
同じように考え、
同じように行動するのは、
一見効率良く見えるが、
そういう組織は往々にして滅びやすい」

日本最大の小売業のトップの発言です。

「だから多様性を備えることが、
大型化することから生じる均質化の危険から
身を守る方法だ」

2014年の午年。

こういった多様性の考え方で、
世界中から尊敬され、
頼られる国を、
みんなして目指したい。

〈結城義晴〉

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