結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年02月14日(金曜日)

日米「雪と思い」がつのったバレンタインデーとトレードショー交流記

雪がつもればクリスマス♪
思いがつのればバレンタイン♪

〈山崎眞幹作詞・作曲〉

今日は、
雪と思いがつもりつのった
バレンタインデー。

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総合スーパーやスーパーマーケットは、
週末に向けた大雪で、
売上げは不安定。

コンビニは、潤う。

外食産業は、
ソチ冬季五輪家庭観戦組が激増し、
驚くほどの売り上げダウン。

こんな週末が、
2週続くことになる。

日経新聞『ウォール街ラウンドアップ』
「冬季五輪にも立候補できそう」。
アメリカ南東部のアトランタでのジョーク。

ロシアの冬季五輪開催地ソチは、
気温も10度を超え、雪不足。

日本の東京・横浜もそうだが、
アトランタも今週、
今年二度目の大雪。

雪だけでなく、2つの景気指標。
第1は1月の小売業売上高。
前月比0.4%減。
昨年12月分も0.1%減で、
10~12月期の国内総生産成長率は、
2.3%まで下方修正されそうだ。

第2は、週次の失業保険申請件数。
市場予測は減少の見込みだったが、
逆に8000人増。
つまり失業が増えた。

アメリカの株式相場は安定を維持しているが、
日本同様、大雪に一喜一憂。

日本でもバレンタインデーの株式相場は、
このところ前日比で相場上昇の年が多かった。

しかし今年は221円の大幅安で、
14年ぶりに「バレンタイン株高」が停止。

日米の景気と雪。

どちらも、
雪と思いがつもりつのった
バレンタインデー。

さて一昨日から始まったのは、
第48回スーパーマーケット・トレードショー。
昨日は夕方から、
会議棟のレセプションホールで、
レセプションパーティ。

壇上では開会に先立って、
第6回ベスト店長大賞の授賞式。
受賞者は2人。
ひとりは㈱阪食の店長、
阪急オアシス石屋川店の谷宏二さん。
もうひとりは紅屋商事㈱の店長、
カブセンター弘前店の佐藤秀一さん。
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阪食社長の千野和利さん、
紅屋商事社長の秦勝重さんも加わって、
記念撮影。

そして開会。
挨拶は横山清実行委員長。
新日本スーパーマーケット協会の会長、
㈱アークス社長。
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「4月の消費税増税を乗り越えて、
お客さまがハッピーになり
我々もしっかりとした仕事ができるようにしたい」
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来賓挨拶は陳錕一さん。
台湾流通業協会副理事長。
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陳さんが経営するスーパーマーケット企業が
新日本スーパーマーケット協会正会員に入会。

乾杯の発声は落合務さん。
LA BETTOLAのオーナーシェフ。
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ここから結城義晴の懇親スタート。
協会会長の横山清さんと。
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横山さんには月刊『商人舎』2013年10月号で
小売業のM&Aについて語ってもらった。

横山さん、ちょっと、
お疲れのように見受けられた。
ご自愛ください。

そこに寺岡和治さん登場。
寺岡精工社長。
となりは三木桂さん。
営業推進企画部営業ポータル部長。
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私は月刊『商人舎』2月号の解説。
Check-out Service革命。
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寺岡精工常務の山本宏輔さんも加わり、
阪食の千野さんを囲んで写真。
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次々に懇親。

㈱マルト社長の安島浩司さん、
長男で取締役・安島大司さん(左)、
そして次男の安島英城さん。
英城さんは三菱食品の社員で、
商品開発を担当する。
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いいファミリーです。

さらに、大久保恒夫さんを囲んで、
輪が出来上がった。
もちろん㈱セブン&アイ・フードシステムズ社長。
私の隣は、
㈱シェルガーデン社長の藤森敏和さん、
ニップンインターナショナル社長の内田宗司さん。
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大久保さんと藤森さんは、
イトーヨーカ堂時代の先輩と後輩の仲。

㈱紀ノ國屋ファウンダーの増井徳太郎さん。
協会副会長。
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太田順康さんは協会常任理事。
北辰商事㈱副社長。
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太田さんとは久しぶりに会い、
協会合併に関し、
多くを語り合った。

さらに、私の右隣は内田貴之さん。
㈱三越伊勢丹フードサービス社長。
そしてプログレスデザイン代表の西川隆さん(右)と、
営業部長の柳本浩三郎さん。
(写真がぼけててすみません)
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西川さんは「商人舎magazine」Monthly連載で
店舗デザインの考察をしてもらっている。
スーパーマーケット業界で、
次々に実績をあげている。

紅屋の秦勝重さんと、
㈱有馬芳香堂社長の有馬英一さん。
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中締めは太田順康さん。
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「損得より善悪を考えよう」
一本締め。

これらの交流はとてもよかったが、
今年はスーパーマーケット経営者の参加が、
少なかった。

〈結城義晴〉

2014年02月13日(木曜日)

熱海講演と戸籍のない産業「スーパーマーケット」トレードショー

総論賛成、
各論反対。

あるいは、
あっちが悪い、
こっちは正しい。

そんな内輪揉めで、
大義が損なわれ、
ミッションが崩れていく。

企業や団体の合併話には、
頻繁に出てくる話だ。

そんな時に第一に重要なことは、
「損得より先に善悪を考えよう」
そう、倉本長治の商売十訓の第一訓。

そして誰が一番、
「損得」を求めているかを、
冷静に見定めてみよう。

それは誰が一番、
「カネ」のことを口にするかを、
聞き分けることだ。

そうすれば、
元凶はどこにあるかが、
くっきりと見えてくる。

第二に重要なのは、
論理で詰めていくこと。

論理はミッションに直結するからだ。

大義は何か。

それを前提にものごとを、
進めねばならない。

4月1日に消費税が、
8%に引き上げられる。
そして今のところ、
来年10月にさらに10%に上がる。

その時点で、
軽減税率も論議される。

ここで生活必需品を扱う小売業態は、
重要な社会的役割を果たすことになる。

例えばスーパーマーケットは、
その代表的な業態だが、
だからこそ、この業界は、
一体化しなければならない。

日本標準産業分類に、
その名を持たない「スーパーマーケット」。
「戸籍のない産業」。

それを経営する人々も、
そこに働く人々も、
誇りをもって仕事するために、
業界の地位を上げねばならない。

自分の企業や自分の団体のことはさておいて、
全体のこと、相手のことを大切にしなければ、
大同団結は成立しない。

感情に流されてはならない。
冷静に冷静に、
熟考を求めたい。

さて、ソチ冬季オリンピック、
彼の地の気温は、
摂氏10度を超えている。

ノルディック複合で、
渡部暁斗選手が銀メダル。

男子フィギアスケートの羽生結弦選手は、
ショートプラグラムで100点を超える世界最高。
その凛とした演技は、
大いに楽しませてくれる。

日経新聞企業欄で、
「イオン『割安』PB5割増」の記事。

「割安さと高品質を特徴にした
2つのブランドの商品数を
2014年度中にそれぞれ
5割増やすと発表」

これはコンペティティブブランドと、
クォリティブランドのことで、
商人舎Magazineの、
Daily商人舎の記事のほうが、
よく整理されていて、
しかも専門性が高く、
わかりやすい。
イオン PB「トップバリュ」
4ブランドに集約して刷新

最新ニュースは、
一日だけ無料一般公開されている。
購読者でIDをもっている人は、
いつでも学べるが、
それがない人は、
早めにご覧いただきたい。

日経の記事には、
増税後のPB価格に関して、
イオン横尾博専務のコメントが出ている。
「半分以上の商品は
(税込みの)総額を据え置きたい」
増税分3%を実質的に値下げする方針。

イオンは本体価格と総額表示の併記を、
打ち出している。
だからこそ「PBに関しては総額据え置き」で、
併記する意味合いを出そうという発想だ。

さて今日は朝、
新横浜からこだまに乗って熱海へ。
そして海辺の熱海後楽園ホテル。

UAゼンセンメガネトップ労働組合での講演。
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80名ほどの店長と組合幹部に向けて、
「ドラッカーが知識商人に訴えること」を語る。
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3.11から3年が過ぎる。
あのときの現場の人たちの行動が、
マネジメントの本質だったこと。
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働きがいのある企業に共通のCSとES、
知識社会の知識商人の時代、
ドラッカーのマネジメントの本質などを、
90分間、講義。
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私の単行本『店ドラ』、
「店長のためのやさしい《ドラッカー講座》」を読んで
集まってくれた皆さんに、
ドラッカーのマネジメントを、
できるだけわかりやすく話した。
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95分間のご清聴に感謝。

そして中野秀樹さんに感謝。
メガネトップ労働組合中央委員長。
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講演が終わるとすぐに、
東京にトンボ戻り。

東京ビッグサイト、
スーパーマーケット・トレードショーへ。
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ゆりかもめで偶然にお会いしたのが、
加藤勝正さん。
㈱セイミヤ社長。
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初日の昨日の来場者は2万6610人。
昨年は2万7582人だから、
900人ほど少なかった。

そのせいか、2日目の今日は来場者が多かった。
万代グループ㈱アドバンス社長の磯田雅人さん。
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来週は沖縄でご一緒する。

寺岡精工ブースで会った山崎軍太郎さん。
アクシアルリテイリング会長。
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コーネル・ジャパンの教え子たちにも、
あっちこっちで会った。
㈱京王ストア取締役の能州彰さん。
伝説の一期生。
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㈱福原社長の福原郁治さん。同じく一期生。
㈱平和堂執行役員一般食品事業部長の福嶋繫さん。
実行の三期生。
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㈱関西スーパーマーケット柄谷康夫さん。
取締役開発本部長。奇跡の二期生。
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三井食品㈱の稲田雄司さん。
首都圏量販本部長で、
奇跡の二期生。
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㈱成城石井社長の原昭彦さん(左)と幹部の皆さん。
原さんも奇跡の二期生。
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ほかにも多くの人たちと交流した。

㈱オオキ社長の大木勝志さん。
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NSグループの皆さん。
5月に30周年記念の講演をさせていただく。
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左から㈱タケイ社長の武井康浩さん、
㈱エヌエス営業本部長の佐藤治男さん、
同じく関西営業部課長の今西二郎さん。

さらに菓子問屋㈱高山専務の高山時光さん。
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大川水産㈱社長の大川三敏さん。
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大川さんは、立教大学大学院卒、
私の講義を熱心に履修してくれた
優秀な修士でもある。

伊藤園新製品ブースの前で、
小林哲也さん(右)と。
地域販売促進部長。
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㈱折兼の秋田豊晴さん(左)、
営業企画グループマネジャー。
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右は行動をともにしている
商人舎の松井康彦さん。
アドパイン代表。

㈱いなげや人材開発部部長の菅原良太さん。
気仙沼出身。
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プログレスデザインの皆さんと。
私の左隣は代表の西川隆さん。
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最後に商業界ブースへ。
中嶋正樹社長(左)と、
山本恭広販売取締役。
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スーパーマーケット・トレードショー。
そのブース解説は、
Weekly商人舎の週刊特別企画で展開予定。

このあと、レセプションパーティがあったが、
その交流模様は明日のブログにつづく。

戸籍のない産業に、
戸籍をつくるために、
ひとつにまとまっていきたい。
〈結城義晴〉

2014年02月12日(水曜日)

ブルーチップ宮本洋一社長対談とSMトレードショー2014開会式

ソチ冬季オリンピック。

女子ジャンプの高梨沙羅選手は4位。
よくやった。

一方、男子ハーフパイプでは、
15歳の平野歩夢が銀メダル、
18歳の平岡卓が銅メダル。

みんな十代。

自分のあのころを考えると、
実に頼もしい。

日本の未来を託すに十分。

今日は午後、ブルーチップ㈱へ。
国際展示場駅隣接のTFTビル東館の8階。
セキュリティ厳しい本社の会議室で、
宮本洋一社長との対談。
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月刊『商人舎』3月号の取材。
2時間近くかけて、
ブルーチップの7つの事業モデルを聞き、
おおいに話は弾んだ。

宮本さんは商人舎の発起人のおひとり。
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宮本さんとは、
いろいろな局面でご一緒するが
ブルーチップという50周年を迎えた会社が、
今、何をめざし、
何を実現しようとしているのか、
社長の口から長時間聞いたのは、
今回が初めてか。

ワクワクする話だった。

「何屋か」が一言で表せない会社が、
どんな分野でもいま、伸びている。
ただしその「何屋か」を、
鮮明にできるリーダーが必要。
ブルーチップと宮本さんは、
そんな会社とそんな社長だ。

そして真向かいのビッグサイトへ。
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私の相棒の松井康彦さん。
商人舎エグゼクティブ・プロデューサー、
アドパイン代表。

今日から3日間、ビッグサイトで
第48回スーパーマーケット・トレードショー
開催される。
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午後の遅い時間にもかかわらず、
入場者は絶えない。
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開幕の今日は、朝、9時20分から
スーパーマーケット・トレードショーと、
デリカテッセン・トレードショー、
こだわり食品フェアの、
合同開会式。

開会の挨拶は横山清さん。
主催者である新日本スーパーマーケット協会会長で
(株)アークス代表取締役社長。
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スーパーマーケット・トレードショーは、
あと2回で50回目の節目。
「ホップ、ステップ、ジャンプで
第50回の開催を迎えたい」

続いて来賓の挨拶。
農林水産省事務次官の皆川芳嗣さん。
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そして、経済産業省の寺澤達也さん。
商務情報政策局商務流通保安審議官。
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その後、全員でテープカット。
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横山さんの隣は安倍昭恵さん。
ご存知、安倍晋三内閣総理大臣の令夫人。
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左は実行副委員長の三科正嗣さん、
㈱いちやまマート社長。

私は出席できなかったが、
盛大な開幕式だった。

さて、午後も遅い時間に会場入りした私は、
まず、㈱寺岡精工のブースへ。

月刊『商人舎』2月号特集
「Check-out Service革命」で
森邦雄さん、片山隆さんのお二人に、
とてもお世話になった。
そのお礼。

この日の朝礼で寺岡和治社長が、
月刊『商人舎』の特集を話題にしたそうで、
次々に幹部の皆さんと情報交換。

最後は創業80周年記念パネルの前で、
全員写真。
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左からアイダスグループ代表の鈴木國朗さん、
商人舎の松井康彦さん、
寺岡精工取締役の三宅良昇さん、営業推進企画本部長。
㈱九州テラオカ社長の川越純一さん、
お世話になった常務の森隆雄さん、リテイル事業部長。
私の右隣は常務の山本宏輔さん、
常務の片山隆さん、フードインダストリーズシステム事業部長。
そして営業推進企画部長の西村馨さん。

その寺岡ブースの前で偶然出会ったのが
㈱サッポロドラッグストアー常務の富山浩樹さん。
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三科正嗣さんとも会場でお会いした。
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糖質ダイエット用のパンを贈っていただいたが、
そのお礼をした。

最後は鈴木國朗さんと
プログレスデザインのブース前で。
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今日はあまり時間がなくて、
会いたい人にも会えなかった。

明日午後、再び会場に行きます。

皆さん、お会いしましょう。
顔を見かけたら声を掛けてください。

最後に、今日の商人舎Magazine。
Daily商人舎は、
「イトーヨーカ堂 食品の新ブランド
『つくるものがたり』今年度200品目発売」

最後のところに、
プライベートブランドの4分類と、
最新の動向に対する見解を書いておいた。

読んでみてください。

私は最後には、同じグループでも、
業態別にプライベートブランドが構築される、
と考えている。

そんな傾向が見え始めた。

明日は、朝一番で、
熱海に向かいます。

〈結城義晴〉

2014年02月11日(火曜日)

建国記念の日の『古事記・この国のかたち』と景気ウォッチャー

「建国記念の日」の祝日。
2014年が始まって、
国民の祝日は3度目。

まず、元旦の1月1日、
次に成人の日の1月13日(第二月曜日)、
そして今日の建国記念の日。

次は3月21日の春分の日。

戦前は紀元節。
『日本書紀』が記す初代神武天皇即位の日。
1872年(明治5年)に制定された祝祭日。

しかし1948年(昭和23年)に廃止。

それから1966年(昭和41年)、
「建国記念の日」を定める祝日法改正案成立。
1967年から祝日となった。

紆余曲折したが、
諸外国の独立記念日のような意味合いで、
日本国の建国の日となった。

私はこのロマンティックな建国物語に、
日本国民として誇りを持っている。

昨日、安倍晋三首相がメッセージを発表。
「私たちの愛する国、日本を
より美しい、誇りある国にしていく責任を痛感し、
決意を新たにしている」

「先人の努力に深く敬意を表すとともに、
平和と繁栄をさらに発展させ、
次の世代も安心して暮らせるよう
引き継いでいくことは
われわれに課せられた責務」

国民に対しての呼びかけ。
「先人の努力に感謝し、
自信と誇りを持てる未来に向けて
日本の繁栄を希求する
機会となることを切に希望」

このメッセージそのものには、
文句のつけようがないが、
法律の条文のようで、
メッセージ性は弱い。

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梅原猛著『古事記』(学研M文庫)には、
日本の建国が、
現代語訳で平易に語られている。
日本語の祖語とアイヌ語がよく似ていて、
それを駆使するとなんとか、
古事記を読み解くことができる。

梅原は古事記の編纂者・稗田阿礼を、
藤原不比等と推定し、
さらに『現古事記』のもととなった『原古事記』には、
高い文学的価値があり、
その編者のひとりが
柿本人麿であると推察する。

この二つの考察は、
凄い。

建国の神武天皇は、
神倭伊波礼琵古命(かむやまといわれひこのみこと)と表現され、
東征して日本を治める。

神話の世界の話だが、
そのプロセスは面白い。

天皇は象徴という日本国憲法の考え方を、
私は支持するものだが、
建国に関連して、
『古事記』はついつい、
頁をめくってしまう本だ。

もうひとつ、建国記念の日に、
何度も手に取るのが、
司馬遼太郎『この国のかたち』(文藝春秋)。

第六巻まであるが、
四巻に正岡子規が出てきて、
松山の方言で語る。

「人間は最も少ない報酬で
最も多く働くほど
エライ人ぞな」

「一の報酬で十の働きをする人は
百の報酬で百の働きをする人より
エライのぞな」

日本中のパートタイマーは、
経営者より、
エライぞな。

「入の多寡は人の尊卑でない事くらゐ
わかつとろがな」

建国記念の日だからこそ、
子規の言葉を噛みしめながら、
過ごしたい。

だから今月の商人舎標語。
「チェッカーさんにサービスしよう!」

それにしてもソチ・オリンピック。
日本のメダルにだけ関心を持っていると、
いまのところ成果はない。

最悪を覚悟して最善を尽くす。
その心境。

しかし、冬季オリンピック選手たちは、
ほとんどが「少ない報酬で最も多く働く人たち」だ。
すべての選手を応援したい。

もちろん日本選手の活躍には、
おおいに期待したいけれど。

さて、日経新聞が報じた1月の調査二つ。

第1は、内閣府景気ウオッチャー調査。

一言でいえば、
「景気の見通しに陰り」

4月1日の消費増税がその前提になっている。

足元の景気の実感を示す現状判断指数は54.7。
前月比1.0ポイント低下。
3カ月ぶりに低下。

「増税前に耐久消費財などにお金が流れるため、
外食や旅行など一部業界で
買い控えを懸念する声が目立ってきた」。

2~3カ月後を占う先行き判断指数は49.0。
前月比5.7ポイント低下。
判断の分かれ目の50を1年2カ月ぶりに、
0.1ポイント下回った。

第2は、1月の消費動向調査。
消費者心理を示す消費者態度指数は40.5。
前月比0.8ポイントのマイナス。
2012年12月以来1年1カ月ぶりの低水準。

消費増税後の買い控えが予測される。

しかし両調査とも、
「雇用環境を示す項目」は良好。
採用枠や賃金の増加に期待がかかっている。

建国記念の日に、
ソチ・オリンピックと、
景気ウォッチャー&消費動向調査。

なんというか、
時の経過を考えてしまう。

そしてその中で、
自分の仕事に打ち込む。

「この一瞬の積み重ねこそ、
君という商人の全生涯」

倉本長治は言葉を残した。

言葉が受け継がれた。

稗田阿礼=藤原不比等も、
柿本人麿も、
言葉や歌を残した。

ああ。

私にとっても言葉こそ、
残さねばならないものだ。

〈結城義晴〉

2014年02月10日(月曜日)

月刊『商人舎』2月号本日発売 特集「Check-out Service革命」

Everybody! Good Monday!
[2014vol6]

2014年第7週目に入りました。
2月は第3週。

1週間が何曜日から始まるか。
「万人が認める答えはない」
ウィキペディアの答え。

しかし実務的に言えば、
月曜日がいい。

カレンダーは大抵、
一番左に日曜日があって、
日曜日が週の初めのようにも見えるが、
仕事は月曜日から始まるから、
1週間は月曜日からスタートとした方がいい。

今年1月1日は土曜日だった。
だからこの土曜日からの週を、
2014年第1週と数えて、
今週は第7週。

今週の販促は、
いつものように、
商人舎Magazine、
月曜朝一「今週の販促企画」。
再度、確認してほしい。

明日の建国記念日と、
金曜日のバレンタインデー。
そしてソチ・オリンピック。

オリンピックにはどうしても、
国威発揚の意識が盛り上がる。
その真っ只中の週に建国記念日。

日本はますます、盛り上がる。
テレビなども両者にひっかけた盛り上がりをつくる。

小売商業もそれに乗って、
大いに仕事に邁進すべきだ。

過ぎ去ったことにとらわれている暇はない。
先週がどうだったとか、
節分がどうだったとか、
そんなことにかかずらわっている時ではない。

ライバルは過去を振り返ってはいない。
そのことを肝に銘じて、
前向き・上向き・外向き。

お願いします。

さて、今日、
月刊『商人舎』2月号発売。
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紙の『月刊商人舎』は、
お手元に届けられているはず。
網の『商人舎magazine』は、
こちらをどうぞ。

今月号の表紙。
大いに気に入ってます。
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Check-out Service革命

Hospitality! Speed! Low cost!
[三要件]を満たすポスト・モダンの方法論

Message of February
チェッカーさんにサービスしよう!          

結城義晴のホスピタリティ・オペレーション提案
「フロントエンドで際立つポジショニングを!」   
[1]欧米チェーンストアのチェックスタンド革新最前線
[2]日本型セルフ精算レジ方式のイノベーション
[3]チェックアウト・サービスによるポジショニング戦略

進化するチェックアウト・テクノロジー
基本原則から欧米最新技術までを俯瞰する
〈経営評論家 保科 篤〉

Case Study Ⅰ
カスミFOOD OFFストッカー牛久柏田店
ホスピタリティ&ローコスト運営両立の成果

Case Study Ⅱ
万代巽北店
客数4356人の超繁盛既存店で「背水のセルフ精算レジ実験」

Case Study Ⅲ
ロピアららぽーとTOKYO-BAY店
待たせないサービスこそ最大のサービス!

[Photo Report]
スーパーセンター・ニシムタ(鹿児島)
セイブ食彩館(茨城)
フードプラザハヤシ(千葉)

Special Report
サービス日本一の実現を目指す‼
原信・ナルス日本一の袋詰めサービス   
[写真解説]原信美沢店の袋詰めサービス
[図解]原信・ナルスの袋詰めオペレーション

短期集中シリーズ
「この業態のこの一店」第3回 ドラッグストア
マツモトキヨシ本八幡店   

結城義晴のBlog [毎日更新宣言] Review
2014年標語「こまかく・きびしく・しつこく・なかよく」

【Monthly連載 2014年2月】
白部和孝の「売場改善のための計数管理Q&A」
関智美の小売りの「暮らしカレンダー」
山本真砂美の「商売くらし歳時記」
常盤勝美の王道のウェザーMD理論
嶋内仁の〈ポスト・モダン〉チェーンストア組織論
當仲寛哲のリテイル・インフォメーション・システム論
朝川康誠の「経済心理学の世界へようこそ」
相楽清美の多様化・増加する「労務トラブル」解決法
武藤麻代「医食同源の現場訪問」

充実のラインナップ。
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先週の東北取材の旅、
未だに余韻が残っている。

三陸に入りて御霊(みたま)の冬銀河
〈朝日俳壇 函館市・武田悟〉

そしてこの大雪は、
一足遅れて東北へ。
海までの雪の荒野となりにけり

〈朝日俳壇 気仙沼市・千葉迅太〉

被災した皆さん、
頑張ってください。
応援しています。

そして昨日の雪。
本の虫出で来てつくる雪達磨
〈朝日俳壇 北海道鹿追町・高橋とも子〉
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日頃、部屋にこもって、
本ばかり読んでいる亭主が、
雪の日に珍しく外に出てきて、
不器用な雪達磨をつくった。

愉快な句。

そんな雪でもありました。

その大雪もたたって、
東京都知事選投票率は46.1%。
一昨年12月の前回62.60%を
大幅に下回った。
過去三番目の低さ。

舛添要一新都知事が、
211万2979票を獲得、
有効投票者数の43.4%。

46.1%の43.4%だから、
ちょうど20.0%。
選挙権のある都民の2割の支持で、
1329万4039人の都民をリードする。

ずいぶん浮かれぎみの新知事だが、
そのことは忘れないでほしいものだ。

さて今週は、
明日が建国記念日の祭日。

その後、水曜日から金曜日まで、
スーパーマーケットトレードショー。
東京ビッグサイトで開催。

私は初日の12日は午前と夕方、
13日も熱海で講演をした後、
夜のレセプションパーティに参加する。

その翌日がバレンタインデー。
トレードショーの最終日となる。

何人もの実務家から訴えられたことだが、
バレンタインデー当日のフェア開催は、
控えてほしいものだ。

店を空けられない店長が、
日本中にたくさんいる。

もちろん、節分も勘弁してほしい。

2月開催となると候補日が、
ずいぶん限られるかもしれないが、
現場のニーズに応えてほしい。

現場の声を代弁して、
ここに訴えておこう。

さて、今週も、
現場の声に耳を傾けながら、
今月の商人舎標語。
「チェッカーさんにサービスしよう!」

みなさんも、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2014年02月09日(日曜日)

ジジと大雪[日曜版2014vol6]

ジジです。
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ずっと、おうちのなかです。

ソチ・オリンピックが、
はじまった。
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開会式。
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うつくしい。
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ロシアのヒストリーが、
えがかれた。
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そして、花火。
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むねがワクワクします。
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まっくらな夜に、
あかるい花火。
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はじまりました。
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でも、オリンピックがはじまったら、
ヨコハマには雪がふってきた。
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おとといの夜から。
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きのうの朝には、
ベランダにもつもった。
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ボクは雪がつもるのも、
みていました。
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けさは、こんなに雪。
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さむいですね。
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だからニュースペーパーのうえ。

おうちになかに、
雪がはいってきそうです。
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ちょっと、のぞいてみるかな。
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しろい。
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つめたい。
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べつの世界みたい。
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空気はつめたい。
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目がまぶしい。
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みんな、どこにいったのでしょう。
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ねえ、おとうさん。
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そと、いきましょう。
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ボクも雪のうえ、
あるいてみたい。
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雪は世の中をかえます。
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それが、雪のやくめなんでしょう。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2014年02月08日(土曜日)

倉本初夫商業界主幹「お別れの会」と「変わるもの・変わらないこと」

「雪は天からの手紙」
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朝日新聞『天声人語』は、
中谷宇吉郎博士の言葉を使った。

雪国の人たちにとっては当たり前かもしれないが、
今日は私も雪かき。
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今日の予定も全部、キャンセルして、
家にこもっている。

ちょうどいい休養。
ありがたい。

一方、ロシアのソチでは、
冬季オリンピックが始まった。
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朝日新聞の夕刊は、
「熱き冬 始まる」

日経夕刊は、
「女子力で世界に挑む」
日本選手団は113人で過去最多、
女子65人・男子48人。

この現象を「女子力」と称した。

23日まで7競技98種目で、
楽しませてくれる。

その間に、一番寒い季節が過ぎていく。
春が待っている。

東北から帰って昨日は、
「倉本初夫商業界主幹
お別れの会」

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場所は海浜幕張、
アパホテル東京ベイ幕張。

昨年12月15日、
90歳で逝去。

大往生という言葉は、
初夫主幹には似合わないが、
90歳まで生きて、
長治主幹の遺志を伝え続けた。
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お別れの会は二回、行われた。

3日前から商業界ゼミが開催されていたが、
その閉講式後の第1回お別れの会と、
ゼミに参加していない人々のための第2回。

私はその第2回目のお別れの会に参加。
商業界全国同友会のメンバー、
小売業のトップ、商業界各誌の執筆者、
スポンサーや取引先、
さらに商業界OG・OBが、
100名ほどだっただろうか、
駆けつけてくれた。

イオン名誉会長の岡田卓也さん、
関西スーパーマーケット社長の井上保さん、
ヤマナカ社長の中野義久さん。
キリン堂会長の寺西忠幸さん。

私からもお礼申し上げたい。

弔辞はまず、
現㈱商業界の中嶋正樹社長。
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私の三代後の代表取締役社長。

それから西端春枝さん。
商業界全国女性同友会名誉会長。
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西端先生の弔辞は、
とりわけ印象深かった。
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ニチイ創業者の西端行雄夫人。

マイカルが倒産した時、
西端さんは思った。
「長治先生がご存命でなくてよかった」

長治主幹は、
商業を高める星のような存在だった。
だから西端さんは、
倒産の時を長治先生には、
見せたくなかった。

「初夫さん!」
西端先生にとって、
初夫主幹は同年代の同志だった。
そのお別れの言葉は、
西端春枝自身に向けられていた。

それを聞くすべての人たちが、
自分自身に問いかけをしていた。

倉本長治は、
発信する人だった。
倉本初夫は、
受信する人だった。

お礼の言葉は、
倉本和人さん。
初夫主幹の長男。

その後、全員が献花。

私は、合掌しながら誓った。
長治主幹、初夫主幹の遺志を継いで、
「商業の現代化を果たします」。

参会者には、
初夫主幹最後の著書が配られた。
『あきないの心』
2012年、商業界刊。

ぱらぱらとめくっていると、
長治主幹の言葉。

すべてのモノは
変わってゆく。

変わらないのは、
変わるという
事実だけだ。

この長治主幹の言葉に解説をつけるのが、
初夫主幹。

わたしたちは
変化を信じながら、
同時に変わらないことを
願っているようです。

これが初夫さんの特徴。

発信の長治あり、
受信の初夫あり。

問題は、これからだ。

合掌。

さて、お別れの会の後、
私たちはなつかしい人と交流した。

左は村田智則さん、
真ん中は西端春枝さん。
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村田さんは「たった一人の朝礼」の著者。
現在は㈱京王ストア経営管理部。

それから㈱商業界のOBのおひとり、
初夫社長時代の取締役・石原慶三さん。
写真では私の隣。
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写真は、松井康彦さん(右)。
商人舎エグゼクティブプロデューサーで、
アドパイン代表。
石原さんの部下だった。
それから、浅香健一さん(左)。
㈱リテイルマーケティング研究所代表取締役。

石原さんを囲んで、
東京駅の居酒屋で二次会。
20数年ぶりにお会いし、
ずいぶんと話が弾んだ。

今週は長かった。
東日本大震災の後を辿って、
東北出張。

倉本初夫主幹のお別れの会。

極寒の三陸、
大雪の東京。

初夫さんの死には、
時代が変わったことを、
痛感させられた。

それを感じた1週間だった。

〈結城義晴〉

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