結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年02月03日(月曜日)

節分に商人舎Magazine&公式サイト改革と日本百貨店の「蛻変」

Everybody! Good Monday!
[2014vol5]

2014年第6週。
2月第2週です。

五指固く握れば拳寒の入
〈日経俳壇 いわき・坂本玄々〉

五本の指を固く握ると、
力強い拳(こぶし)となる。
そして、世は寒の入り。

「寒の入り」は小寒の日。
今年は1月5日だった。
この日から、寒中見舞いが出される。

そして小寒から節分までが「寒の内」、
つまり「寒中」。

寒中で一番寒いのが「大寒」。
今年は1月20日だった。
そして今日の節分をもって、
「寒の明け」という。

海底に雨はとどかず寒明ける
〈日経俳壇 武蔵野・高野公一〉

3・11の大津波で、
海底にさらわれた人々に、
雨は届かない。
そして3年目の今年も、
寒は明ける。

私はその寒明けの今日、
3・11の三陸へ。

そして明日は「立春」。

暦のうえでは、
明日から春。

今日の節分。
恵方巻き。

今週金曜日の7日から、
ロシアのソチで冬季オリンピック。

今週の販促企画は、
Weekly商人舎の日替り連載。

日曜日の9日は、
東京都知事選挙。

今朝、東京でもない横浜で、
NHKは都知事選の政見放送をやった。

関心は高い。

商人舎Magazineの、
Daily商人舎。
イオンモール
仙台市内東北大キャンパスを
220億円で落札

さらにWeekly商人舎では、
週刊特別企画の短期連載が、
先週から始まった。
惣菜の第一人者・林廣美の
消費増税直前対策①

さて商人舎関連のリニューアル3つ。
第1は、商人舎Magazineのリニューアル
その4つのリニューアル・ポイント。

①TOPページに「INFORMATION」欄をつくりました。
月刊『商人舎』編集部から読者の皆さまへ、
お知らせはここに表示されます。

②同じくTOPページの下部に、
「月刊商人舎magazine」
Facebookページのエリアをつくりました。

③Daily各記事にFacebookの
「いいね!」ボタンと「シェア」ボタンを設けました。

④Daily商人舎は、公開期間を過ぎたニュースも、
全文が読めるようになりました。
ただし氏名とメールアドレスの入力が必要です。

第2は、商人舎Magazineをスマホで見る人、
こちらにもfacebookのタイムラインが入りました。

紙の月刊『商人舎』が一段落すると、
網の商人舎Magazineの改革。

さらにさらに第3に、
この商人舎公式サイトも、
若干のリモデル。

右段上部、
Daily商人舎新着記事欄によって、
直接、アクセスできます。

是非是非、ご覧ください。

商人舎はいつも、
休む間もなく、
リニューアルを続けます。

こまかく、
きびしく、
しつこく、
なかよく。

今年一貫したスローガン。

よろしく。

最後に緊急募集。
20140130162135.png

ロンドン&バルセロナ研修ツアー。
4月10日から17日。

テスコのマルチ・フォーマット戦略
テスコ・コムとテスコ・ダイレクトのネットスーパー、
さらにダンハンビー社の威力によって、
CRM
でも世界最高峰。
プライベートブランドも世界のお手本。

こちらも多くのファンを捉まえている。対抗するウォルマート・アズダ
かつての王者セインズベリー、
高質スーパーマーケットウェイトローズ、
さらにマークス&スペンサー、ハロッズ。
ドイツから侵攻したアルディリドル

スーパーマーケットに関連する人々。
ロンドンを見ずしてそれを語ることはできない。

もうひとつはバルセロナ
ここではメルカド―ナ。
地元のエロスキディア、
隣国フランスから、
カルフールとオーシャン

サン・ジョセップの公設市場。

2014年現在、
ロンドン&バルセロナは、
ヨーロッパ随一のコース。

お早めのお申し込みを。

さて今日の最後は、
日経新聞社説。

社説欄で敢えて警告。
「百貨店の好調に慢心はないか」

百貨店の売上高は2年連続増加。
しかし2012年の16年ぶりのプラスは、
東日本大震災の反動。

2013年は株高による高額品の好調。

外的環境変化の要因で、
自主努力の成果ではない。

好調な店は大都市の大型店に限られる。

地方の百貨店、大都市の2番手以下の店は、
「あまり潤っていない」。

社説が指摘するのは、
百貨店の「消化仕入れ」体質。
商品の約7割が納入業者の在庫リスクで調達される。
これが偽ブランド販売や食材偽装問題となった。

社説は「独自の売場をつくる力」を要求する。
しかし私は新フォーマット開発こそ必須だと考える。
売場をつくることではない。

そのうえ私は、
「衰退業態の立地限定」論者だから、
二番手百貨店や地方百貨店には、
辛口だ。

現在の売場を変えて、
新しいニーズを掘り起こすことが、
無駄とは言わないが、
もっと根本的な「蛻変」が求められている。

蝉や蛇が、
姿を変えて「変態」する。
パラダイムの転換の時には、
企業や業態にはそれが求められる。
例えばアメリカのデイトン・ハドソンが、
ディスカウントストアのターゲットに「蛻変」した。
こんな破壊的イノベーションである。

アナログで踏み出す一歩冴返る 

〈日経俳壇 高知・谷脇萬明〉

こんな「蛻変」だって考えられることを、
付け加えておこう。

では、みなさん。
今週も。
Good Monday!

私は三陸から石巻です。

〈結城義晴〉

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流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

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