結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年12月17日(水曜日)

スーパー大栄イズミ子会社・リベラル自己破産と「より良く生き残れ!」

異常に発達した冬の低気圧。
北海道・東北・北陸。

大雪・大嵐、大荒れ。

お見舞い申し上げたい。

私は昨夜から大阪。

こちらも異常な寒波に覆われ、
ニューヨークより寒い。

夕方、小さな会合。

㈱平和堂の幹部の皆さんと、
三菱商事㈱関西食料部の皆さん。
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右から平和堂の夏原陽平さん、
三菱商事の毛利信作さん、
平和堂の福嶋繁さん、藤田和生さん、
三菱食品の山本泰生さん、
三菱商事の奥村樹さん。

夏原さんは営業推進室長兼経営戦略室統括、
福嶋さんは執行役員食品統括兼一般食品事業部長、
藤田さんは経営戦略室室長。

毛利さんは関西支社食料部長、
奥村さんは関西支社食料部地域戦略推進室長代行、
山本さんは関西支社長。
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盛り上がった。

山本さんは、
カスタマーコミュニケーションズ㈱の、
創業メンバー。

奇遇です。

さて年の瀬のニュース。

デイリー商人舎に掲載したが、
スーパー大栄イズミ子会社化と
リベラルスーパーチェーンの自己破産

スーパー大栄は、
福岡県のローカルチェーン。

今年9月には、レッドキャベツが、
イオンの連結子会社となった。
年商307億8900億円・41店舗のスーパーマーケット。
山口県下関市に本部を置いているが、
山口県は8店舗で、福岡県22店舗。
長崎県7店舗、佐賀県2店舗、熊本県2店舗。

そのレッドキャベツに続いて、
スーパー大栄がイズミの子会社に。
年商230億円・31店舗。

アメリカ全土のほとんどのローカルチェーンは、
クローガーかセーフウェイかに買収されて、
二色に色分けされてしまった。

残るはHEBやウェグマンズなど、
際立つ個性を持つ企業ばかり。

日本の九州の北半分が、
そんな様相を呈してきた。

これはこれで必死の生き残り戦略だ。

私は言い続ける。
「より良く生き残れ!」

しかしリベラルスーパーチェーンは悲惨だ。
自己破産。

なんとか民事再生や会社更生に、
向かう考え方もあっただろうが、
それもできずに倒産した。

1959年に淡路島の洲本市で、
「淡路主婦の店」として開店。

創業者の西岡茂さんは有名な人で、
現在のオール日本スーパーマーケット協会の、
前身の協会の初代会長。

1985年オープンのリベラル三原店は、
ショッピングセンター・パルティ内に開店し、
当時の関西スーパー方式の代表店舗の一つだった。

私も淡路島に取材に行ったことがある。

イオンが来ようが、
マルナカに攻められようが、
びくともしなかった。

しかし徐々にイノベーションの気風が、
喪失されていったのだと思う。

2006年には、
オール日本スーパーマーケット協会を脱し、
シジシー・ジャパンに加盟。

さらに2008年に一挙に4店舗を開店した。
リベラル岩屋店・都志店・五色丘店・鮎原店。
しかし、これが最後の決定的な経営判断ミス。

その負債負担が大きかったのだろう、
5期連続の最終赤字の挙句、
自己破産の道を選ばざるを得なくなった。

しかし「リベラル(liberal)」とは、
自由主義のことを意味する。

いい名前だ。

従来の権威から自由であること。

自由であり続けようとして、
自己破産を選んだのか。

まことに皮肉な結果となった。

それにしても働く人たちが、
今後、どうなるのか。
心配だ。

マルナカが一部店舗を継承するらしいが、
是非とも、雇い続けて欲しいと願う。

それができなければ、
リベラルもへったくれも、
あったものではない。

こんな時にはいつも思う。
共同仕入れやボランタリーチェーン、
あるいはコーペラティブチェーンは、
どんな役割を果たすのだろう。

こんな時こそ、助け合い。
それができないから、
安定資本の傘下で、
生き残る道を選ぶ。

あるいは自己破産。

くれぐれも言っておきたい。
「より良く生き残れ!」

どんな企業も、
どんな組織も、
肝に銘じなければならない。

〈結城義晴〉

2014年12月16日(火曜日)

マーケット・チャレンジャー不在の日本政党政治とROI経営

日曜日の衆議院選挙。
最後の当選者は、
元首相
菅直人だった。

朝日新聞デジタルが、
15日月曜日の午前3時12分に配信している。

改めて知って、これには笑った。

民主党・菅直人68歳。
東京18区。

小選挙区で敗退、
しかし比例代表で復活当選。

2012年の前回衆院選でも、
比例復活。

復活常習者。

まあ、惜敗率で届かず、
比例代表でも敗退した代表・海江田万里よりも、
ちょっとよかったか。

その民主党の次期代表選出。
民主党中心の自主再建か、
はたまた野党再編で新党づくりか。

焦点はここに至った。

新聞各紙が、
社説や政治欄、巻頭言で民主党再生について、
それぞれ言及。

政権交代可能な二大政党制を、
メディアも望んでいる。

しかしそれに応えられない民主党に、
歯がゆい思いを持っている。

そんな感じか。

国民の心情と近いのかもしれない。

その民主党の代表選挙。
三つの方法がある。
第一が両院議員総会で国会議員の投票で選出
第二が臨時党大会で国会議員や県連代議員が投票
第三が臨時党大会で党員・サポーターも投票に参加

第一が一番つまらない。
第二もダメ。
第三がいい。

いっそのこと、
国民自由参加にしてみたらどうか。
こっちのほうが面白いかもしれない。

マーケット・リーダーの自民党。
あとはマーケット・フォロワーと、
マーケット・ニッチャー。

マーケット・チャレンジャーのいない、
日本の政党政治。

面白くはない。

だから投票率も下がる。

さて与党圧勝を受けて、
すぐさま電源開発㈱が、
建設中の青森県大間原発に関して、
新規制基準の適合性審査
原子力規制委員会に申請。

電源開発は、
日本最大の卸電気事業者。
国の特殊会社から、
2004年に民営化され、
東証一部に上場。

昨年7月に新基準が施行されたあと、
建設中の原発の申請は初めて。
2021年度中の運転開始を目指している。

それにしても露骨なやり口。

原発問題は選挙戦中に、
議論されたのか。

自民圧勝で、
これは暗黙の承認がなされたのか。

やはり市場には、
マーケット・チャレンジャーが必須だし、
政界には、
政権交代可能な第二極が必要だろう。

さてもうひとつの驚き。
黒川紀章建築都市設計事務所が、
民事再生手続きを申し立てた。

負債総額は12億円。
2014年6月期売上高は2億4000万円。
従業員14人。

まあ、一目見て、放漫経営。

黒川さんは2007年に、
73歳で逝去している。
ちなみに夫人は女優の若尾文子。

昨日、商人舎を、
プログレスデザインの面々が、
わざわざ訪ねてくれたが、
彼らもやはり設計事務所だ。
こちらは代表取締役に西川隆さん以下、
みんな元気で、
黒川紀章事務所のようなことはない。

どんなに名前が通った会社でも、
どんなに規模が大きな会社でも、
投資して回収するという経営が、
行き詰まったら潰れる。

小売業でも、
出版社でも、
設計事務所でも、
コンサルタント会社でも、
それは肝に銘じなければいけない。

会社を潰れそうにしておいて、
自分の個人会社だけ、
密かに儲けているなんてのもあるが、
それは道義上も、断じて許されない。

さて、今日も朝から、
横浜の商人舎に来客。

まず、㈱寺岡精工の三木桂さん。
営業ポータル部長。

そこへ㈱ロピア取締役の福島道夫さん。

合流して、情報交換。
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福島さんは新店開発の際の、
ROIの重要性を強調した。
ROIはreturn on investment、
投下資本利益率。

注目のロピアだが、
その経営思想は極めてユニークであるものの、
どんどんウォルマートやトレーダー・ジョーに、
近づいてきた。

今年度も十二分の成長。
それも健全な成長。

よし、よし。

今月の㈱商業界『食品商業』誌で、
断りもなしにロピアが調査され、
取り上げられているが、
それもあまり気にかけてはいない。

ただし、加工食品などの売価が掲載されると、
ロピアよりもメーカーに圧力がかかって、
そのメーカーは大いに迷惑を被る。

そのあたり、メディアとしても、
配慮が必要だろう。

三人で写真。
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その後、夕方、
私は新幹線で大阪入り。

福島あたりで火事。
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消防車が多数、繰り出して、
消火に務めた。
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今日は結城義晴つれづれ日記。
全国的に大荒れの冬の天気。

明日が心配だ。

〈結城義晴〉

2014年12月15日(月曜日)

商品に語らせよ、商品を威張らせよ。代議士を威張らせるな。

Everybody! Good Monday!
[2014vol49]

あと2週間と3日。
2014年が終わる。

2014年第50週。

それでも落ち葉が残っている。

新鮮なアングル見付け落葉踏む
〈朝日俳壇より 横浜市・込宮正一〉
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この時期、妙に、
小さな虫などの動きに、
気づいたりする。
綿虫の小さな息とすれ違ふ
〈同 いわき市・坂本玄々〉

そして、私もこれ。
膝に来て寝そべる猫や夜の長き
〈同 霧島市・岩元驥〉

さて、第47回衆院選投票率。
小選挙区が52.66%、
比例代表は52.65%。
戦後最低を記録。

従来の最低記録が前回の2012年衆院選。
今回はさらにそれから6.66ポイントのダウン。

私は史上最低の選挙だったと思う。
地域別の偏りはなかった。
すべての都道府県で、
前回衆院選を下回った。

自民党・公明党の与党圧勝。
共産党も躍進した。

このうち期日前投票者数は、
小選挙区で1315万1966人。
全有権者数に占める割合は12.6%。

2012年の前回衆院選に比べて、
9.2%増。

これだけでも、
日曜日に働く小売サービス業従業者が、
投票に行ってくれたのだと勝手に類推して、
ちょっとだけ満足しよう。

42都道府県で期日前投票が増加。

宮崎県32.7%、岐阜県22.5%、新潟県22.1%。
期日前投票が減ったのは、
徳島、鹿児島、愛媛、和歌山、大阪。

ああ。

さて自民党。
小選挙区295のうち223議席獲得。
76%の議席。

有効投票総数は5293万票で、
自民党は2552万票。
つまり得票率48%。

有権者全体に占める得票割合は、
4分の1の25%。

この自民党の得票数は、
前回衆院選より12万票の減。

朝日新聞の『天声人語』。
「勝利すなわち白紙委任ではないことを、
お忘れなく願いたい」

忘れるはずはない。
無視するかもしれないが。

毎日新聞社説のタイトル。
「『冷めた信任』を自覚せよ」

日経新聞の『春秋』。
「『いまなら勝てるから』と
師走選挙に踏み切った安倍政権も、
政権に思うがままを許した野党も、
『棄権』という名の権利を謳歌した有権者も、
民主主義には責任がある」

戦後史上最低の投票率は、
私たち全員に責任がある。

もちろん今、
長期政権が必要であることは、
論を待たない。

しかし、私は、
「より良く生き残る」ことを、
主張し続ける。

見苦しく生き残ったり、
悪く生き残るのでは、
まったく意味がない。

より良き長期政権が、
正々堂々の長期政権が、
私の望みだ。

さて選挙が終わって、
12月の商人舎標語は、変わる。

月刊『商人舎』の巻頭言。
[Message of December]

商品に語らせよ!

並べる。
積む。
見せる。
奨める。

ものではなく、
ことを売る。
とはいうものの、
売るのは商品そのもの。

それぞれの商品には顔がある。
その商品のいちばん良いところ。
いちばん美しいところ。
いちばん個性的なところ。

ひとりひとりの人間の顔が、
それぞれに異なるように、
商品一品一品にも、
それぞれに良い顔がある。

その商品の顔を見定める。
そして顔を見せる。
顔を揃える。
顔を訴える。

顧客が喜んで買ってくれるように、
商品に語らせよ。
商品を主役にせよ。
商品のストーリーを主張せよ。

サインやパネル、
ショーカードやPOPは、
あくまで脇役。
後ろに控えさせろ。

まず商品に語らせよ。
商品を主役にせよ。
商品のストーリーを主張せよ。
商品を威張らせよ。

〈結城義晴〉

これから2週間と3日。
無呼吸泳法で、
大晦日まで駆け抜ける。

その際、主役は商品だ。

商品に語らせよ。
商品を威張らせよ。

投票率史上最低の中で、
どさくさ紛れに当選した代議士たちを、
威張らせるわけにはいかない。

最後に今日のできごと。
朝から来客多数。

まず、㈱KADOKAWAのお二人。
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矢内博一さんと鯨岡純一さん。
あの角川書店がいま、
KADOKAWAに変わって、
かつての中経出版もその傘下にある。

ブランドが残されていて、
二人は「中経出版ブランドカンパニー」、
第2編集局第1編集部。
矢内さんはその部長。
鯨岡さんはビジネス書担当。

様々な情報交換と、
互いの提案。

面白かった。

昼は、横浜高島屋の今半。
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もちろんすき焼き。
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商人舎協力スタッフをお迎えして、
忘年会。

雑誌デザイナーの七海真理さん、
Webコンサルタントの猪股信吾さん、
Webデザイナーの田中翔太さん。

仲居さんが手際よく焼いてくれる。
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私ももちろん、堪能した。
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最後の締めは、
ふわ玉ご飯。
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これがたまらない。

ランチのあとは、
商人舎magazineのWeb会議。
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私は3カ月ぶりの出席。

そして全員で写真。
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私の右隣が、
facebookコンサルタントの内田憲一郎さん、
それから猪股さん、田中さん。
私の左は㈱プラージュの谷ツ田一成さんと、
久田裕子さん。

活発な論議、
積極的な提案。

ありがとう。

そして夕方、
㈱プログレスデザインの面々、来訪。
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右から東京分室長・根本薫一さん、
取締役営業部長・柳本浩三郎さん、
代表取締役プロデューサーの西川隆さん、
そしてデザイナーの成松由理佳さん。

アメリカや日本の最新店舗の話題で、
大いに盛り上がった。

西川さんとは、
来年、コラボレーションします。

ご期待下さい。

しかし今日も、
千客万来。

ありがたい。

みなさんの店にも、
千客万来をおすそ分け。

商品に語らせよ。
商品を威張らせよ。

代議士には、威張らせるな。
真の仕事をさせろ。

では、みなさん。
今週もGood Monday!

〈結城義晴〉

2014年12月14日(日曜日)

ジジと選挙の日[日曜版2014vol51]

ジジです。
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さむいさむいといわれたけれど、
日がさすと、あたたかい。
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きょうは、選挙の日。
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選挙に行こう! 投票しよう!!
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おとうさん、ずっと、
うったえた。

でも、きょうは、いちにち、
おうちにいました。

ボクは、かおをあらっていた。
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そうしたら、ひさしぶりに、
ブラシをかけてくれた。
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せなかが、きもちいい。
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耳のうしろが、すき。
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首のところも。
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でも、あんまりながいのは、
きらいです。
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もう、おわりましょう。
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選挙がおわると、
すぐにクリスマス。
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いちごフェア。
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レジのおねえさんも、
いそがしい。
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そのあとは、
お正月。
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昨日、おとうさんは、
ゼミ生のアダチさんから、
プレゼントをもらった。
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これです。
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ドーナツ。
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それをいつもいく、
セブン-イレブンのひとたちに、
おすそわけ。
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いつもありがとう。
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年の暮れは、
ひとのこころのあたたかさが、
かんじられるときです。
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ことしは、
よい年でした。

日本の政治にとっては、
どうだったのでしょう。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2014年12月13日(土曜日)

期日前投票と谷川俊太郎の詩「1対1」

明日の日曜日は、
第47回衆議院選挙。

選挙に行こう! 投票しよう‼

私自身、これまでの人生で、
一度も棄権したことがない。

人類の歴史を振り返るまでもなく、
それは人間としての、
最低の責務だと考えるからだ。

期日前投票に行ってきた。
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私の場合、横浜市港北区総合庁舎。

その3階。
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この中の小さな部屋が、
期日前投票所。
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まず小選挙区投票。
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そして比例区投票と、
最高裁判所裁判官国民審査。
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日経新聞社説で取り上げたのが、
「意義ある国民審査にするために」。

最高裁の裁判官は15人いる。
任命された後の最初の衆院選の際に、
国民審査を受ける。

今回は5人が対象。

1949年以降、22回の国民審査があった。
そして延べ167人が審査を受けた。

罷免された裁判官はいない。

国民に関心が薄いからでもある。

国民審査の公報は各戸に配られる。
だから有権者は、少なくとも、
それに目を通して臨むべきだろう。

昨日のポリタス朝日デジタルに、
谷川俊太郎さんの詩。

「1対1」

事前投票に行った
空いていて気持ちよかった
立ち会いの女性たちに優しくされた
会ったことのない
たった一人の名前を書いた
書いた責任上
自分の名前もサインすべきだと思ったが
無効になりそうだからやめた
投票は数で決まる
でも詩は数で決まらない
質で決まる
作者と読者が1対1だ
投票も私と候補者が1対1だ
と勝手に考えて帰ってきた

82歳の谷川さんも行ってきた。
だから、
選挙に行こう! 投票しよう!!
さて今日は昼頃から、
横浜商人舎オフィス。

立教大学大学院の結城ゼミ5期生が、
集まってくれた。
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第一陣は、
右から塩田木綿子さん、
倉内和博さん、
李ヨンギョンさん。

そして第二陣。
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右から山﨑亮さん、
倉内さん、
そして足立幸一さん。

みんなが持っているのが、
修士論文集。
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結城ゼミの1期生から5期生まで、
全30名の30の論文集。
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ゼミ生ひとりひとりの
人生が凝縮された論文、
私にとっても貴重な宝物。

私はゼミをチームで運営した。
だから合宿主義など、
様々な手法を採用した。

それは成功して、
ゼミ生同士のコミュニケーションは高まり、
成果を上げた。

しかし私たちは最後には、
「1対1」で論文に取り組んだ。
教授と院生の1対1の取り組み。

そして論文も詩と同様、
数では決まらない。
質で決まる。

最後に残ったメンバーと、
横浜の「魚寅」で一献。
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一献は、
1対1もいいし、
2対1も、
3対1もいい。

5対1、
6対1、
7対1も、
それぞれに、いい。

〈結城義晴〉

2014年12月12日(金曜日)

故井上保さんのお別れの会、「まっすぐな人の真っ正直な商い」

今週末は全国的に天候が悪い。
第47回衆議院選挙、
投票率がまた下がるか。

選挙に行こう! 投票しよう!!

日曜に働く人々の意思で、
政治を変えよう。

さて新横浜から新幹線のぞみで、
大阪へ。

富士の姿は見えなかったが、
名古屋を過ぎると車窓に映る山肌に雪。
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リーガロイヤルホテル大阪、
ロイヤルルーム。
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故井上保さんのお別れの会。

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関西スーパーマーケット代表取締役だった。
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67歳での急逝。
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心からご冥福を祈りたい。

献花すると、
新社長の福谷耕治さんが、
ひとりひとり丁寧に挨拶。
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オール日本スーパーマーケット協会や、
日本チェーンストア協会、
日本スーパーマーケット協会など、
業界関係者はもとより、
取引先関係者のほとんどが、
この会に参集した。

関西スーパーという会社の
高い位置づけが明らかになったし、
井上さんの人徳が偲ばれた。
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会場には、
ありし日の井上さんを偲ぶ写真が、
展示された。
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新入社員の入社式の集合写真、
バイヤーのころの商談の写真、
商品部長のころの産地視察の写真。
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そしてジェトロ・フード・ミッションの写真。

66歳の誕生日の寄せ書き。
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福谷新社長と並んで、
トラックに乗った写真。
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そして関西スーパー50周年の時の写真。
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故北野祐次名誉会長と私が、
三人で並んだ写真。

私は50周年記念式典で、
講演をした。

その冒頭の言葉。

「まっすぐな人」

まっすぐな人の
まっ正直な商い。

不思議に繁盛する。
意外に成長する。

まっすぐな人たちの
まっ正直な商い。

〈『メッセージ』(結城義晴著 ㈱商業界刊)より〉
北野さん、井上さん。
まさにまっすぐな人たちで、
まっ正直な商いを貫き、
逝ってしまった。

会場には長い長い列が続いた。
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その先に、福谷耕治さん。
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コーネル大学RMPジャパン、
伝説の第一期生。

北野さんと井上さんから
後継指名された福谷さん。

まっすぐな商いは引き継がれ、
まっすぐな商人たちは、
新しい時代へ突き進む。

合掌。

〈結城義晴〉

2014年12月11日(木曜日)

USP研究所「望年会」で鰒・鰭酒堪能、「より良く生き残る」を考えた。

第47回衆議院選挙も最終盤。
予想通り、自民党圧勝の模様。

それでも、
選挙に行こう! 投票しよう!!

一日、横浜商人舎オフィスで、
『AJSネットワーク』の原稿書き。

テーマは「2015より良く生き残る道筋」。
厳しい競争の中で、
企業は生き残らねばならない。

それは企業に限らない。

米国ミシガン州のデトロイト市が、
連邦破産法9条の手続きを完了して、
債務を整理する。

かつての自動車の街デトロイトは、
総額188億ドル(1兆8800億円)の負債を抱えて、
昨2013年7月に9条の適用を裁判所に提出、
財政破綻した。

1年半でその手続きが完了。
再生に向かう。

負債の約6割は、
市職員や退職者の年金や医療費。
いわゆる「レガシーコスト」。
昨年12月に裁判所が破産法適用を承認。

デトロイト市は70億ドルの債務を削減し、
より良く再生する道を探る。

企業も自治体も、
ただ生き残るだけではいけない。

より良く、生き残る。

悪く生き残るのでは、
全く意味がない。

デトロイト市の財政破綻原因は、
治安の悪化による人口流出。
その結果、税収が激減した。

1950年代に人口は180万人だった。
現在、約70万人。

7万8000軒の廃屋が市内に残る。
あいかわず治安は悪い。

市はまず17億ドルを投資して、
警察や消防の機能を強化する。

より良く生き残るために。

原稿を書き終わって、
夕方、東京・築地へ。
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築地本願寺。

フグの天竹へ。
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恒例のUSP研究所「望年会」。
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商業経営問題研究会の山口紀生先生と、
ひれ酒で乾杯。

當仲寛哲さんと大久保恒夫さん。
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當仲さんはもちろん、
USP研究所代表取締役所長、
大久保さんは、
セブン&アイ・フードシステムズ社長。
このところ、ご一緒することが多い。

宴も盛り上がって、
當仲さんの挨拶。
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会社は11年目に入った。
おめでたい。
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私は㈱商業界社長時代からずっと、
陰ながら支援してきたが、
USP研究所はアメリカにも進出して、
成果を上げつつある。

USPはUniversal Shell Programmingの略。
研究所はUNIX/Linuxを基本思想とする。

「小さな道具」(コマンド)を組み合わせて、
「問題を解決する」。

これをシェルスクリプト手法というが、
その研究・普及を行っている。

実務は、ユニケージ開発手法を活用して、
小売サービス業を支援すること。

これは従来型情報システム開発手法と一線を画し、
「早い・安い・柔らかい」仕組みづくりができる。

「上場は、目指さないの?」

私はひれ酒の勢いで、
少し、當仲さんを煽った。

しかし、それよりも、
より良く生き残ることのほうが重要だと、
心の中で思いながら。

気分良く食べて、飲んで、
行く年を愛で、来る年を望んだ。
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誰でも、どんな店、どんな会社でも、
そして自治体や国家も、
より良く生き残らねばならない。

悪く生き残るのでは、
意味がない。

〈結城義晴〉

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