結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年12月10日(水曜日)

月刊『商人舎』12月号本日発刊!! 芸人と商人に「必須の資質」

月刊『商人舎』12月号本日発刊。

商人舎magazineの
monthly商人舎12月号も、
本日、公開。

そのCONTENTS。【特集】
Post‐Modern Presentation Technology

陳列・演出のポスト・モダン技術

小売業の本質は、二つ。
仕入れと販売。
顧客に代わって商品を買い、
顧客に対してそれを売る。
消費者代位機能。
カリフォルニア大学デルバート・J・ダンカン教授によれば、
マーチャントの社会的機能、
すなわちマーチャンダイジングは
「バイイング&セリング」に集約される。
チェーンストアの分業では、
本部・商品部がバイイングし、
店舗運営部と各店舗がセリングする。
一方、セルフサービスの店舗現場も
バイイングとセリングする。
平たく言えば、「発注して陳列する」。
それが小売業の基本原理だ。
そしてこの時、陳列こそが「やりがいのある仕事」となる。
「腕前を発揮できる能力」となる。
並べる、積む、見せる、奨める。
商品によるプレゼンテーションこそ、
永遠に進化しなければならない
リテール・テクノロジーの真髄である。
陳列と演出の進化型、
すなわち、
プレゼンテーションのポスト・モダン技術を追究する。
Message of December
商品に語らせよ!

結城義晴の小売業プレゼンテーション進化論
コモディティ化とコンテスト型競争化が陳列・演出技術を際立たせる!


[鈴木哲男]Presentationの技術体系

プロモーションとプレゼンテーションの理念・理論から実践まで

[鈴木國朗]
陳列・演出の「基本の徹底と変化への対応」

真似するな、個性を発揮せよ!

[図解]陳列と配列の基本技術   

Case Study
①Nugget Marketsのファンタスティック・ワールド
②Publixの8C分の3Cプレゼンテーション
③ライフ宮内二丁目店(神奈川・川崎市)
④ヤオコー八潮店(埼玉・八潮市)
⑤コープ和泉中央(大阪・和泉市)
⑥イズミヤ西宮ガーデンズ店(兵庫・西宮市)

今月のブログ・エッセイ
[ダラス・フォートワース発]
HEB・ウォルマート・アルディの牛乳戦争

商人舎magazine【Monthly連載】
白部和孝の「売場の計数の使い方Q&A」
嶋内仁の〈ポスト・モダン〉チェーンストア組織論
朝川康誠「経済心理学の世界へようこそ」
常盤勝美のこれからのウェザーMD計画
當仲寛哲のリテイル・インフォメーション・システム論
相楽・長咲の「労務&人事」最新講座
武藤麻代の「医食同源の現場訪問」

いかがでしょう。

昨日は商人舎magazineの、
24時間お試し無料公開。

多くの皆さんに、
ご覧頂きました。

いかがでしょうか。

まだまだ充実させていきます。

そして今月は、
実務特集です。

さて、私は大阪から帰って、
横浜商人舎で、
イオンリテール㈱からの来客を迎えた。
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堀江泰文さん(右)と山本実さん。
堀江さんは取締役兼常務執行役員。
山本さんは実務訓練部長。
様々な情報交換。
そして相談。

わざわざの来浜、
ありがとうございました。

さてさて今月の『私の履歴書』。
もちろん日経新聞の看板連載。
キンちゃんこと萩本欽一。

コメディアンの登場は、
史上初のこととか。

浅草の東洋劇場で、
コメディアン修業を始めた萩本。

3カ月ほどたったある日、
クビを宣言される。

「長年この仕事をしてるとな、
良くなるコメディアンは1週間で分かる。
光るものがあるんだ。
将来伸びる奴も1カ月もすれば
キラッとしたものが見えてくるんだ」

「ところが、おまえは3カ月たっても
コメディアンの雰囲気が漂ってこないよな。
欽坊、自分でそう思わないか?」

素直に「そう思います」と答えた萩本。

そこへ先輩コメディアンの池信一。

「確かにあいつは出来が良くないけど、
あんなに気持ちのいい返事をする男はいない。
『はいっ!』っていう元気な返事に免じて、
しばらく辛抱して置いてやってくれませんか」

萩本は述懐する。
「聞きながら僕は
ぽろぽろ涙がこぼれた」

「はいっ!」という元気な返事をする男。
「あんなに気持ちのいい返事をする男はいない」。

これこそ商人のインテグリティに通ずる。

萩本はこのあと、
ひたすら努力を重ねる。

「僕はだめな男なんだ、才能がないんだ。
優れた人はもちろん、普通の人より1歩、
いや2歩下がったところから人一倍、
努力しなきゃいけないんだ。
光るものがないなら、
誰もやらないことを地道にやって
先を走る人たちをじわじわと追いかける。
それしか方法がないんだと覚悟を決めた」

萩本は、動き出す。
「よし、稽古だ」。

気持ちのいい返事をする男が、
自分のポジショニングを定めて、
覚悟を決める。

それがコント55号の萩本欽一をつくる。

ピーター・ドラッカーの言葉。
「マネジャーとして、始めから
身に着けていなければならない資質が、
ひとつだけある。
才能ではない。
真摯さである」

これはコメディアンに
置き換えることができる。

「コメディアンとして、始めから
身に着けていなければならない資質が、
ひとつだけある。
才能ではない。
真摯さである」

気持ちのいい返事は、
人間としての真摯さが、
表に現れたものである。

そして商人に必須の資質である。

〈結城義晴〉

2014年12月09日(火曜日)

万代ドライデイリー会講演/「今年末の趨勢はもう決まっている」

日経新聞に「期日前投票所」の記事。

各地の選挙管理委員会の工夫。

長野県中野市。
12日からイオン中野店に、
期日前投票所を開設。
午後3時から8時までの限定時間。

中野市は、国政選挙の投票率が、
3回連続で県内最低だった。

「人が多く集まる場所なら
投票率向上につながる」
選挙管理委員会が仕掛けたが、
これは実にいい。

投票所は各市区町村に、
少なくとも1カ所の設置が
義務付けられている。
2カ所目以降は、
「設置する数や時間などに
特に制限はない」。

そこで各自治体ごとに、
「様々な工夫が出てきた」

だから小売業が、
自分の自治体に前向きに働きかければ、
期日前投票所を設置することができる。

アメリカやヨーロッパには、
ショッピングセンターに、
投票所が設けられることが多い。

こうすると、
小売サービス業に従事する人たちも、
期日前投票をしやすい。

大いに広めてもらいたい。

小売業の側から、
各地の選挙管理委員会に、
積極的に働きかけるくらいでいい。

記事には、この他にも事例を挙げる。
横浜市泉区は市営地下鉄立場駅前に、
横浜市旭区は相鉄線二俣川駅の駅ビルに、
松山市は愛媛大学と松山大学に、
それぞれ期日前投票所を開設。
実績を上げた。

昨年の参院選では、
全投票者のおよそ25%が、
期日前投票を利用。

選挙に行こう! 投票しよう!!
今月前半の商人舎標語。

さて私は今朝、
新幹線に乗って、大阪へ。

新横浜から乗って、
小田原あたりから富士の姿。
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冬の富士山がくっきりと、
顔を出してくれた。
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米原あたりで雨。
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新大阪についたら、
タクシーで堺へ。

アゴーラリージェンシー堺。
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万代ドライデイリー会総会。

山下和孝副社長の業績報告と今後の方針。
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その後、11月の、
アメリカ勉強会の報告会。

19チーム120人の参加で、
歴史的な米国研修会が開催された。

その19チームのうち7チームから、
それぞれの調査に基づいた報告が行われた。
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今回の報告者は、
各チームに分かれて参加した万代の社員。
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最後の7番目の発表者は、
執行役の芝純さん。
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みんな、それぞれに、
専門領域を深めて、
いい発表だった。

その後、結城義晴の総括報告。
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冒頭で、今年末商戦の概括。
「もう趨勢は決まっている!」
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そしてピーター・ドラッカーの
コミュニケーション論。

「経験を共有することこそ、
完全なコミュニケーションをもたらす」

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それがこの120人研修の目的と成果の一つ。

その後、5日間の研修を振り返りつつ、
アメリカの「既に起こった未来」を整理。
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私は今回のツアーで、
万代のターゲティングとポジショニングに、
大きな発見をした。

そして万代というスーパーマーケットの、
プライベートブランドのあり方にも。
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それが結論だった。

ご清聴を感謝したい。
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総会が終わると、分科会。

グロサリー部会は、
さすがに人数が多い。
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惣菜部会。
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デイリー部会では、
取締役の黒田久徳さんが、
商品開発のマーケティング視点を話した。
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黒田さんはコーネル・ジャパン三期生。

私は控え室で、合間を縫って、
加藤徹社長、不破栄副社長と懇談。
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分科会のあとは、
懇親会。

乾杯の挨拶は、
ケイ低温フーズ㈱社長の山名昇さん。
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そして懇親食事会。
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中締めは、関浩さん。
日本アクセス執行役員近畿支社長代行。
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最後に、万代の幹部の皆さんと写真。
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今年の年末商戦、
趨勢はもう決まっている。

まるで14日に投開票される、
今回の衆議院総選挙のようだ。

あとは粛々と実行に移すだけ。

懇親会の隣の席で、
万代副社長の山下さんと話し合った。
そのコメントが印象的だった。
「今年の年末は、楽です!」

もう、趨勢は決している。

〈結城義晴〉

2014年12月08日(月曜日)

12月商戦は「計画と実行」あるのみ、ブレずに仕事を楽しもう!

Everybody! Good Monday!
[2014vol48]

2014年第49週。
押し詰まってきました。

あと3週間と3日。

その2014年が最終盤となってきた明日、
商人舎magazine、
お試し無料公開。

このページに来れば、
IDやパスワードを持っていなくとも、
サイトのすべてのコンテンツを、
見ることができます。

12月9日0時から24時まで。
是非、お試しください。

そして商人舎magazineの凄さを、
知ってください。

これまで20カ月のコンテンツの蓄積、
そのひとつひとつの記事の先鋭性、
存分にお試しください。

そして月刊『商人舎』ともども、
ご愛読ください。

さて、今週のスケジュールや予定は、
weekly商人舎の日替わり連載。
「月曜朝一 今週の販促企画」

12月商戦は、
計画と実行あるのみ。

淡々と、楽しく、
仕事しましょう。

それだけ。

ただし、日曜日の12月14日は、
第47回衆議院総選挙。
選挙に行こう! 投票しよう!!
商人舎12月前半の標語。

今週中に、
期日前投票が出来る人は、
やっておこう。

日曜日に働く人たちの投票率アップで、
民意が反映された国にしよう。

さて、銀杏の葉。
あっという間に落ちた。
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それでも美しい。
こうありたい。

そして月曜日の俳句。
掃く音の集まつてくる庭焚火   
〈朝日俳壇より 香川県綾川町・福家市子〉

庭で焚火。
落ち葉など掃く音が、
集まってくる。

いいねえ。

ラ・フランス四つに割りて一人かな
〈朝日俳壇 上尾市・鈴木良二〉

落ち葉掃きは集まってくるが、
ラ・フランスは一人。
この孤独感、
12月には余計に身にしみる。

しかしそれがいい。

冬うららダンスの子らの脚長し
〈日経俳壇より  松阪市・奥恵美子〉

いろいろなことを感じ取りつつ、
いろいろな情景を描写しつつ、
12月がゆく。

その人々の生活の中に、
必ず商売があり、店がある。

私はそれを感じていたい。

今週の私のスケジュール。
今日は横浜商人舎オフィス。

明日は大阪。
万代ドライデイリー会総会。
アメリカ勉強会の総括講義をする。

その間、先の商人舎magazine、
お試し無料公開。

水曜日10日は、
月刊『商人舎』12月号発刊。
特集は、
Post‐Modern Presentation Technology
陳列・演出のポスト・モダン技術

美しい雑誌です。
役に立つ雑誌です。
ご期待下さい。

木曜日は、
USP研究所の忘年会。
毎年恒例、築地でフグです。

そして金曜日は再び大阪。
関西スーパー井上保さん お別れの会。
リーガロイヤルホテル大阪。
3時から4時まで。

12月1日発刊の機関誌、
『AJSネットワーク』に、
私は井上さんのことを書いた。

・・・・・・・・・・・・・・
体に似合わず、実に繊細な人でした。
11月2日、井上保さん、ご逝去。67歳。
株式会社関西スーパーマーケット取締役会長。

9月まで代表取締役社長で、
オール日本スーパーマーケット協会副会長職。
故北野祐次さんが会長職を退かれてから
ずっとこのお役目にあって、
次の会長は井上さんしかないと、
全ての人が考えていた。

現代の日本社会では
「早世」と呼んで差し支えない。
それだけに惜しい。痛い。
関西スーパーという会社にとっても、
オール日本スーパーマーケット協会にとっても、
日本のスーパーマーケット産業にとっても、
チェーンストア産業、食品産業にとっても、
本当にこれは痛手です。

しかし、その井上さんのご逝去を心から悼み、
ご冥福を祈りつつ、
私たちは北野祐次、井上保と受け継がれてきた
遺志を受け止め、未来に向かって
その遺志の実現に邁進しなければなりません。

それは日本のスーパーマーケットの
将来をつくることです。
・・・・・・・・・・・・・

ご冥福を祈りつつ、
お別れします。

土曜日は、
立教大学大学院結城ゼミの面々が、
商人舎を訪れてくれて、
そのあと忘年会。

そして日曜日は、
衆議院選挙。
投票率6割を超えたい。

我々商人の力で、
それを成し遂げよう。

最後に、
Harvard Business Review
日本版12月号。
特集は「CSV経営」。
Creating Shared Value。
「企業が経済価値を創造しながら、
社会的ニーズに対応することで、
社会的価値も創造する事業を展開する
経営モデル」

CSRは事業以外の活動として、
社会に貢献する。
Corporate Social Responsibility。

特集の冒頭に、
柳井正さんが登場して、
持論を展開している。
もちろんファーストリテイリング会長兼社長。

この話は、
今週中に再び、
遡上に上げる。

新しい考え方や戦略論が、
次々に誕生する。

しかし自分自身、
ブレない経営をすること。

新しい理論や戦略論は、
その自分らしい経営を、
説明してくれるもの。

柳井さんはそんなポジショニングを、
鮮明にしている。

だからブレない。

それがいい。

現場でも、12月商戦は、
絶対にブレてはいけない。

計画通りに実行。
そして仕事を楽しむ。

では、みなさん、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2014年12月07日(日曜日)

ジジと日野皓正ライブ[日曜版2014vol50]

ジジです。
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ねてます。
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だって、おとうさんは、
きのうから、いないんだもん。

このお花がはいっていたハコ。
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ボクのおうちです。
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おとうさんは、ここ。
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夜があける。
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日がのぼる。
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そして、たのしいゴルフ。
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あっというまに、
いちにちがおわる。
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「たのしいことは、
すぐにおわる」
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おとうさんのクチグセ。

でも、そのあとも、
たのしいこと。
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戸張捷さん。
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日野皓正さん。
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オークション。
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コルネット。
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白鵬の手形は、
松本光男さん。
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そしてライブ。
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日野皓正クインテット。
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トークショー。
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渡辺裕之さんも、くわわった。

そしてまた、日野皓正熱演。
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さいごは、
「ふるさと♫」。
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すばらしい。
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たのしいことは、
すぐにおわる。
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おとうさん、
もうすぐ、
かえってきます。

〈『ジジの気分』(未刊)より〉

2014年12月06日(土曜日)

国分と丸紅、包括的提携の意味合いとふたりの國分さん

食品卸売業第3位の国分㈱。
総合商社第2位の丸紅㈱。

包括的提携に至った。

国分は一昨年、創業300年、
老舗中の老舗。

奇跡の非上場企業。

現会長兼社長は12代國分勘兵衛さん。
創業家が代々「勘兵衛」を襲名。

取引先は国内メーカー1万社、
小売業3万5000社。

「何色にも染まらない、高根の花」

その国分が丸紅と提携。

日経新聞は、卸売業の「4重苦」と表現する。
第1が、市場縮小、
第2が、再編による競争激化、
第3が、輸送費高騰、
そして第4がプライベートブランド拡大。

かつて食品問屋は御三家と呼ばれた。
日本橋、京橋、平和島。

日本橋は国分、
京橋は明治屋、
平和島が菱食。

その平和島が京橋を併合し、
三菱食品と名を変えて、
ダントツのトップに躍り出た。

総合商社の時代だ。

現在も、
三菱食品の年商2兆3882億円、
日本アクセスが1兆7140億円、
国分が1兆5667億円。

伊藤忠商事傘下の日本アクセスは、
伊藤忠食品の年商6304億円と単純合計すると、
2兆3444億円。

国分グループは、
丸紅系の山星屋、
ナックスナカムラと合計すると、
1兆9241億円。

新御三家となって、
2兆円クラブに入る。

世界の食品マーケットの特徴は、
コモディティ化現象だ。

コモディティ化すると、
商品は同質化し、
品質は向上するものの、
価格は低下する。

そしてマーケットは寡占される。

国分の判断は、
このコモディティ化現象への対応のための、
規模の獲得である。

もちろん国分には、
ノンコモディティを追求し続けて欲しいが、
それもコモディティでの収益性の確保が条件となる。

三菱食品の経常利益率は0.7%、
国分のそれも0.5%程度。

ノンコモディティ商品が、
人々の暮らしを豊かにする。
国分はそれを追求し続けてきた。

しかし、収益性を上げねば、
ノンコモディティ開発もかなわない。

次の次代を担うのが、
第13代國分勘兵衛襲名予定の、
現副社長・国分晃さん。

奇しくも丸紅社長は、
國分文也さん。

私もこのブログで、
昨年取り上げた。

國分文也さんの信条は、
「逆境ではひたすら楽観し、
順調な時には楽観しない」

ふたりの國分さんが、
新しい時代を切り開く。

そんな時代の象徴のような出来事だ。

さて私は夕方、千葉県茂原へ。
江島祥仁さんと大久保恒夫さん。
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江島さんは伊藤園副会長、
大久保さんはセブン&アイ・フードシステムズ社長。

食事のあとは、
スーパーアルプスのお二人も合流。
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一番手前は専務取締役の松本光男さん、
奥が最高顧問の内野紀宏さん。

楽しい土曜日の夜は更けゆき、
楽しい日曜日がやって来る。

〈結城義晴〉

2014年12月05日(金曜日)

「逆境が企業を強くする」と「競争は商人を磨く砥石」

今年の銀杏も、
最後です。
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ほんとうによく頑張って、
葉を色づかせてくれている。

金色に銀杏降りたる師走かな    
〈奔馬阿奉〉
1日、横浜商人舎オフィス。

次々に来客。

朝、JTB西日本の小阪裕介さん。
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まず、来年4月中旬、
商人舎ヨーロッパ視察研修会。
今回は、ロンドン&パリ&バルセロナ。
倫敦⇒巴里はユーロスターで、
列車の旅を楽しみます。

しかも大倫敦と花の巴里。
そしてBarcelona。

勉強も目一杯します。
欧州も目一杯堪能します。

12月中に発表します。
ご一緒しましょう。

昼過ぎには、山本真砂美さん。
㈱紀文食品企画グループ室副室長。
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9月の「紀文お正月フォーラム」では、
共演しました。

来年も9月上旬、開催します。

いま、年末商戦対策で、
飛び回っている中で、
わざわざ商人舎を訪問してくださった。

月刊『商人舎』10月号では、
素晴らしい記事を書いてくれた。
タイトルは、
「年末・正月商戦」大作戦

ふたりの写真の後ろにあるのが、
故小野貴邦さんの書画。

私たち二人とも、
小野さんから薫陶を受けた。

現㈱ドゥ・ハウス社長の稲垣佳伸さんと、
三人で飲みましょう。

山本さんと約束しました。
楽しみです。

夕方には、CGCグループからお二人。
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鈴木友介さんと浦田大輔さん。
エス・ビー・システムズ㈱のDB推進チーム。

来年1月、
カテゴリーマネジメント研究会で、
3時間の講演をします。

CGC加盟各社の皆さん、
おいでください。

ローカルチェーン受難の時代、
儲けの戦術や、
単なる勝ち負けの施策は、
喋りません。

より良く生き残るための、
「カ・カタ・カタチ」を、
180分、たっぷりと語ります。

「カ・カタ・カタチ」論は、
流通業では城功先生が持論とした。

「カ」は最も根源的なもの。
理念や使命、ビジョンやコンセプトなど。

「カタ」はその「カ」を実現する手段や方法、
わが社らしい技術や仕組み、システム。

そして「カタチ」はできあがった成果物。

例えば「カタチ」を商品とすると、
「カタ」は商品づくりの技術や方法やシステム、
組織などあらゆるもの。

そして「カ」はどんな商品を生み出すか、
根本となる考え方。

カ・カタ・カタチ論。
いま、極めて重要なコンセプトです。

さて日経新聞『逆風が足腰を強くする』
その(下)。

ケーススタディは、
ニトリホールディングスと、
ヤオコー。

ニトリは、「良い品を安く」の販売戦略を修正。
現在は「さらに良い品をお手ごろに」。

売れ筋商品の価格は、
昨年に比べ1.5倍から2倍に上昇。

「デザインと品質重視の商品開発」に転換。
客層も若者中心から、
購買力の高い中高年に広げる。

ニトリの似鳥昭雄社長。
「デフレに鍛えられて強くなった。
逆境はチャンス」。

一方、スーパーマーケットのヤオコー。
川野澄人社長は「食の専門店を目指す」
強い部門を粘り強く磨いてきた。

アメリカ社会は、
イミテーション文化を特徴としていた。

しかしそれが本物文化に、
大きな変貌を遂げようとしている。

アメリカの非食品小売業界で、
オフ・プライスストアが伸びているのは、
その最大の兆候だ。

日本もそれは同じ。

ニトリの転換や、
ヤオコーの好業績は、
それを物語る。

そして、より良く生き残る戦略は、
これしかない。

本物を求める顧客に、
本物を提供する。

ここには規模は関係ない。

逆境が企業を強くする。
競争は商人を磨く砥石。

「あなたは競争が
好きですか?」

今日も私は、
問い続ける。

〈結城義晴〉

2014年12月04日(木曜日)

プロ野球界に受け継がれる「何苦楚」魂とバスケ界のお粗末

師走に入って、もう4日。

12月突入とともに、
時間の足取りは、
ますます速くなる。

そして12月31日の大晦日。
その24時きっかりに、
時間が止まる。

そんな印象。

今年は不思議だ。

それにしても米国ウォルマート。
強い。

デイリー商人舎では、
ホリデーシーズンのニュース。
米国小売業の実店舗
ブラックフライデー客足ダウン、
Eコマースのサイバーマンデー伸長

その中でウォルマートは、
最大の実店舗小売業でありながら、
全体ではホリデーシーズン絶好調。

早仕掛けとオムニチャネル戦略が、
見事に奏功。

やることをやらねば、
成果は生まれない。

今日は夕方、
鈴木國朗さんが、
横浜商人舎オフィスに来社。

ちょうど月刊『商人舎』12月号の、
ゲラが上がっていて、
二人並んで、
それぞれの原稿をもって写真。
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㈱アイダスグループ代表取締役社長。
プレゼンテーション指導の第一人者。

楽しみにしていてください。

月刊『商人舎』は、
実に美しい雑誌です。

その商人舎magazine、
来週火曜日の12月9日、
午前0時から24時まで、
お試し無料公開します。

是非、ご覧ください。
そしてご購読をお願いします。

さて日経新聞連載の『迫真』。
「イオンの決断(3)」

第1回がイントロ。

第2回はドラッグストアの経営統合。
新生ウェルシアホールディングスが、
マツキヨを抜いてトップに立った話。

今日の第3回は、
スーパーマーケットM&Aの話題。

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスが、
ライフコーポレーションを上回る話。

今のところ、
新しい展開や新規の切り口はないし、
それらが決断といえば決断だろうが、
面白いところは見当たらない。

その日経新聞のスポーツ欄。
コラム『逆風順風』。
今日のタイトルは、
「先人の言葉に学ぶ」。

東北楽天ゴールデンイーグルス。
もちろんプロ野球パ・リーグの球団。

その新入団選手の座右の銘。
18や20そこらの「子供たちの座右」。

しれたものだろうと思って読んでいたら、
福島・聖光学院の外野手・八百板卓丸。

「何苦楚(なにくそ)」。

これは野球界に代々伝わってきた言葉。

初めは西鉄ライオンズを率いた三原脩。
読売巨人軍で水原茂と争って負け、
追われるようにして西に下り、
九州福岡で日本一を果たした反骨の人。

その心意気を込めた座右が「何苦楚」。

それを娘婿の怪童・中西太が継いだ。
「何苦楚」。

私は福岡生まれの横浜育ち。
自分の草野球時代の背番号はずっと、
中西太の6だった。

その中西の座右の銘が「何苦楚」。

中西は西鉄ライオンズ監督をはじめ、
日本ハムファイターズ、阪神タイガースで監督、
ヤクルトスワローズのコーチ時代には若松勉を育て、
阪神タイガース時代には掛布雅之を大打者にした。

オリックスの教え子田口壮や、
ヤクルトの弟子・岩村明憲は、
やはり「何苦楚」を座右の銘として、
メジャーリーグに挑戦。

田口の著書は「何苦楚日記」、
岩村のブログは「AKI何苦楚魂」。

つまり、「何苦楚」は、
受け継がれてきた概念だ。

それを聖光学院の新人・八百板卓丸が、
口にする。

日本の野球界も、
なかなかのものだ。

一方、お粗末なのが、
日本バスケットボール界。

ダイヤモンド・オンラインが、
ずっとこの問題を追いかけていて、
詳しい。

ついに日本バスケットボール界に
国際活動禁止処分


日本バスケットボール協会(JBA)に、
国際バスケット連盟(FIBA)が、
制裁を下した。

FIBA傘下の競技団体としての、
無期限資格停止。

日本には現在、ふたつのトップリーグがある。
企業アマチュアチームとプロチームが混在するNBL、
完全にプロ化されたtkbjリーグ(bj)。

「これは正常な状態ではないから、
ひとつに統合しなさい」。
それがFIBAの申し渡し。

FIBAは6年近く前から、
JBAにこの要請をしてきた。

今年5月に最後通告。
「10月末までに事態に進展がみられなければ
制裁を科す」

しかし日本バスケットボール協会は、
統合の具体案が示せなかった。

なんだか日本スーパーマーケット協会と、
新日本スーパーマーケット協会の統合みたいだが、
JBAは昨日、理事全員が辞任を表明。

辞任すれば済むという問題ではないし、
お粗末極まりない。

かわいそうなのは選手たち。
バスケットを愛するファンたち。

日本のスーパーマーケット協会統合は、
それができないことの問題点は明白だが、
しかし外から見たら、
バスケ界と同じに見えるだろう。

「何苦楚」が受け継がれる野球界。
そして「何苦楚」の心意気で、
米国メジャーリーグに、
チャレンジするチャレンジャーたち。

なかなかのもんだ。

何事も、
「前向き・外向き・上向き」で、
なければいけない。

日本スーパーマーケット協会名誉会長で、
新日本スーパーマーケット協会名誉会長。
その清水信次さんの座右の一つが、
「前向き・外向き・上向き」。

その清水さんが、
両協会の統合を主張し、承認している。
バスケ界のお粗末への右へ倣えは、
みっともない。

〈結城義晴〉

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