結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2015年09月02日(水曜日)

「生まれた日」と「なぜ生まれたかがわかった日」

二百十日は、
立春を起算日とした210日目。
今年は9月1日。

今日9月2日は、従って211日。

二百十日は台風の多い日、
あるいは風の強い日。
農業にとって三大厄日の一つ。

その厄日とは、
八朔、二百十日、二百二十日。

八朔は八月朔日、つまり8月1日。
もちろん旧暦だから、新暦8月25日か。
二百十日は9月1日、
二百二十日は9月11日。

だから三大厄日はいずれも、
8月下旬から、9月中旬までということになる。

私はその二百二十一日に生まれた。
昭和27年の1952年。
福岡県早良郡大字小笠木字脇山村。
現在は福岡市に併合され、
早良区となっている。
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家は代々、農業を営んだ。

しかし祖父が中国大陸に渡り、
事業を起こし、
父は満州の大連で生まれた。

従って、私には、
農と商の血が入っている。

たいていの日本人は、遡れば、
同じようなDNAを持つのだろうが。

それから63年、生きてきた。
幸いにも生かされてきた。

最近、人の誕生日には、
お祝いを述べたあとに、
言葉を添える。

「人生で一番大事な日が
二日ある。

生まれた日と、
なぜ生まれたかが
わかった日である」

〈マーク・トウェイン〉
“The two most important days in your life
are the day you are born
and the day you find out why.”

私にとって第一に大事な日は、
1952年の二百二十一日。
わかりやすい。

では、第二に大事な日はいつか。
本当のところは、
死ぬ瞬間にしか、
わからないのかもしれない。

それでも今、考えられるのは、
2007年の二百十日の日。
55歳の誕生日の前日。

私はこの年の8月31日に、
㈱商業界の代表取締役社長を辞し、
無印になった。

一夜明けて、つくづくと思った。

商業の世界に貢献することこそ、
私が生まれてきた理由であると。
逆に言えば、私にはもう、
それしかできないのだと。

この日が私の第二の誕生日となった。

だからその時、
毎日更新宣言ブログを、
生きている限り、
書き続けようと、
心に決めた。

もちろん、毎年、
1月元旦に開始宣言し、
大晦日に終了宣言する。
さらに元旦に宣言する。
これを繰り返してきた。
マンネリを防ぎ、
決意新たに臨むためだ。

しかし死ぬまで、
毎日、書き続ける。
これは変わらない。

だから〈毎日更新宣言〉。

そして私のちっぽけな一生を、
どのように商業に貢献させるかも、
その時におのずと浮かんでいた。

それまで仕事し、学習し、
習得してきたことのお蔭だと、
㈱商業界やその時代に出会った人々に、
心から感謝した。

そのテーマは、
「商業の現代化」である。

ポストモダンの小売りサービス業、
ポストモダンの消費産業をつくること。
それに貢献すること。

「近代化」の次に、
必ずやってくる「現代化」。

倉本長治先生も、
新保民八先生、岡田徹先生も、
渥美俊一先生も、
上野光平先生も、
杉山昭次郎先生も。
全員が故人だが、
商業近代化に大きく貢献した。

中内功さん、
堤清二さん、
西端行雄さん、
大高善雄さん、善二郎さん、
北野祐次さん、水谷久三さん、
夏原平次郎さん、
そして川野トモさんも。
こちらも故人ばかりだが、
自ら商業近代化を果たした。

しかし現役の人々とともに、
ポストモダンの商業を追求し、
実現させねばならない。

このコンセプトワークは、
商人舎最高顧問の杉山昭次郎先生に、
ずいぶんと助けていただいた。
もちろんピーター・ドラッカー先生、
そして上田惇生先生には、
すべてを教授いただいた。

さらに、
商業の現代化を果たすために、
「知識商人」を養成する。

この方法論の方向性は、
翌2008年に㈱商人舎を設立し、
設立の会を開催するまでに、
徐々に固まっていった。

63歳の誕生日を迎えた今日。

この点において、
まったくの迷いはない。

第二の誕生日から8年。
決意はさらに強まるばかりだ。

朝に希望、
昼に努力、
夕に努力、
夜にも努力、
深夜に、
静かに感謝。

これを続けていきたい。

多くの方々からの、
誕生日の祝いの言葉の数々。

心から感謝し、
合掌して、お礼としたい。

〈結城義晴〉

2015年09月01日(火曜日)

9月商人舎標語と第7回ミドルマネジメント研修会S級獲得者表彰

9月です。
September。
長月。
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今日は朝から東京・芝公園。
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港区役所前の彫刻。
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「平和の女神」

増上寺三解脱門。
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そして雨の東京タワー。
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英語のSeptemberは、
ラテン語の「7番目の月」からきている。
フランス語の「7」はsept。

古代ローマ時代。
ユリウス・カエサルが暦をつくった。
ユリウス暦。

当時の1年は、
現代の3月から始まった。

だから9月は7番目の月。

そこでSeptember。
この語の響き、実にいい。

日本語の「長月」。
夜がだんだん長くなる。
だから「夜長月」。

そこから「長月」となった。
この説がいちばん有力だとか。

これも語調がいい。

その9月の商人舎標語。
「ふたたび、みたび、
自ら、変われ」

月刊『商人舎』9月号の巻頭言。
[Message of September]
そのタイトルも同じ。

Messageそのものは、
今回、9月号発刊時に紹介する。

特集の巻頭言として、
どんな主張で、
どんな効果を発揮しているか。

楽しみにしていてください。

そのSeptemberのスケジュール。

今日、9月1日は、防災の日。
そして今月は防災月間。

3日~7日までハワイ・ホノルル。
商人舎研修会ビギナーズコース。

帰国して翌8日、9日は、
広島・福山のエブリイ訪問。

10日は帰京して、
エコス会長の平富郎さん、
インタビュー。

ただしこれは、
エコス創業50年記念誌のためのもの。

11日(金)は、
商人舎MagazineのWeb会議と、
夕方から立教大学院・結城ゼミ懇親会。

16日(水)はプラネット創立30周年記念式典。

19日(土)~23日(水)は、
シルバーウィーク。
21日(月)は敬老の日、
23日(水)は秋分の日。

あ~あ、秋だ。

25日(金)は滋賀県の彦根。
平和堂の米国研修事前講義。

そして28日(月)は、
商業界九州沖縄ゼミナール。
第50回のゼミナール福岡。
総合テーマは、
「正しく生きる商人に誇りを持て」
ご存知、『商売十訓』の第10訓。

私は開会式直後の基調講演。
タイトルは「元気を売ろう!」
サブタイトルは、
「ポストモダンの商業界精神を説く」

九州の皆さん、ご参加ください。

久しぶりに、
ど真ん中の商業界イズムを、
熱くあつく語ります。

そしてこの間、
月刊『商人舎』10月号入稿。

こうして長いはずの「長月」が、
「短月」となる。

でも、頑張ろう。

さて今日は、
第7回商人舎ミドルマネジメント研修会の、
S級獲得者を表彰しつつ、紹介。

7月14日・15日・16日。
2泊3日の缶詰研修会が行われた。

徹底的集中的に学び、
2日目と3日目の朝、
30分間の理解度テストをする。

学んだことを、
自分の言葉で表現する。

その理解度が重要だ。
理解しなければ、
批判力も生まれない。

二度の理解度テスト、
そしてすべての講座が終了した後、
課題レポートが課される。

8月7日が締め切り。

ほぼ1カ月の間に、
それぞれが自分の言葉で、
レポートを書く。

それも評価する。

私はこのレポートを読むのが、
大好きだ。

読みながら、
ときどき涙を流している自分に、
気づくことがある。

毎回、泣く。
今回も、泣いた。
それも何人ものレポートを読みながら。

それくらい感動的なものがある。

この理解度テストと課題レポートを、
客観的に評価する。

SABCD。

Sは秀、あるいは優秀。
Aも優、Bは良、Cは可。
そしてDは不可。

結果はまず、本人に、
詳細にフィードバックする。

派遣者の会社にも、
同時に知らせる。
こちらは総合評価のみ。

商人舎の研修会は、
パワーハラスメントの道具にはさせない。

それぞれに自分の評価を知って、
再勉強することもできる。

自分のために学ぶ。
それが店や会社のためになる。
そして社会のためになる。

内容に関しても、
こうでなければならないということはない。

しかし学問的にもビジネス面でも、
これはセオリーだ、定石だ、
ということは教える。

そして自分で学び、
自分で考え、行動する。

脱グライダー商人になる。
それが知識商人である。

では第7回のS獲得者を紹介しよう。

㈱関西スーパーマーケット
第1商品グループ    シニアスタッフ
宵 圭祐さん
kansu-yoi

㈱関西スーパーマーケット
セルバ店副店長
河合俊和さん
kansu-kawai

㈱関西スーパーマーケット
瓢箪山店副店長
近江一彦さん
kansu-chikae

㈱関西スーパーマーケット
経営企画室 シニアスタッフ
丸尾光司さん
kansu-maruo

㈱ロピア
惣菜部 セントラルキッチン工場長
松岡真一郎さん
lopia-matsuoka

㈱マツモト
店舗運営部 ブロックマネジャー
瀬戸幸夫さん
matsumoto-seto

㈱マツモト
商品部  バイヤー
山谷祐司さん
matsumoto-yamatani

㈱マツモト
上桂店店長
常塚 勲さん
matsumoto-tsuneduka

㈱マツモト
店長
竹内 浩さん
matsumoto-takeuchi

㈱マツモト
経理部マネジャー
長木弘満さん
matsumoto-nagaki

㈱平和堂
フレンドマート唐崎店店長
出野正悟さん
heiwado-deno

㈱平和堂
フレンドマート長浜祇園店店長
津田智晴さん
heiwado-tsuda

㈱平和堂
フレンドマート東寝屋川店店長
長谷川貴士さん
heiwado-hasegawa

㈱成城石井
店舗運営本部店舗運営部エリアマネージャー
野澤拓人さん
seijoishii-nozawa

㈱テスク本社営業部
小山基樹さん
tesk-koyama

今回は15名を、一挙に紹介した。

相対評価ではなくて、
絶対評価。

だからこんなに増えることもある。

関西スーパーから4人。
最近の関スの若手は、
気合が入っている。

平和堂から3人。
こちらはもう常連。

それからなんと、
京都のマツモトから5人。
厳しい競争のエリア。
より良く学んだ者に、
勝利の女神は微笑む。

それから成城石井、ロピア、
コンピュータ販売のテスクから、
それぞれ一人ずつ。

心から、おめでとう。

もちろんAの人も、
Bの人も、
よく頑張った。

商人舎ミドルマネジメント研修会で、
SやAやBを取ったら、
今度は、自分のお客さまから、
S評価をいただく競争が待っている。

それこそ本番だ。

最後にミドルマネジメント研修会参加者全員に、
言葉を贈ろう。

1997年に映画『スーパーの女』が封切られた。
伊丹十三監督、宮本信子主演。
私も月刊『食品商業』編集長として、
映画製作に協力した。
映画のプログラムにも原稿を書いた。

そして『食品商業』の巻頭言を書いた。

『スーパーの女』と闘おう

映画『スーパーの女』が生まれた。
生まれるべくして生まれた。

「価格破壊」の、
あの熱病のごとき風潮への
反動のように生まれた。

日本商業の歴史にとっても、
スーパーマーケットに
一段の進化を促す意味でも、
とても重い意味をもつ。

なぜなら、
多くの主婦たち、
日本中の客たちが、
この映画を見て、
舞台となった「正直屋」の、
商品と鮮度とサービスと、
公明正大さとエンターテインメントとを、
知ることになるからだ。
その裏側をのぞいてしまうからだ。

日本中の店が、
『スーパーの女』の「正直屋」と
競合することになる。
日本中の経営者は、
監督・伊丹十三と
競争することになる。
日本中の店長は、
宮本信子扮する井上花子と
力量を競うことになる。

こんなことがあっただろうか。

なんと楽しい競争だろう。
なんとやり甲斐のある競争だろう。
なんと誇らしい競争だろう。

ふるい立て、立ち上がれ。
全国の「スーパーの人びと」よ。

『スーパーの女』と闘おう。
正々堂々と闘い続けよう。
〈結城義晴著『Message』より〉

〈結城義晴〉


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