結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2017年02月19日(日曜日)

[日曜漫歩]岡山城と後楽園

天地創造の物語。

第1日目に神は、
光と闇とを区別した。
光を昼と名づけ、
闇を夜と名づけた。

第2日目に神は、
大きな空を造り、
空の下にある水と、
空の上にある水とを区別した。
そしてこの大空を天と名づけた。

第3日目に神は、
天の下の水を一所に集め、
乾いた所を現われさせた。
水の集まった所を海と名づけ、
乾いた所を地と名づけた。
そして地には植物、
種の生じる草、
種のある実を結ぶ果樹、
木を芽生えさせた。

第4日目に神は、
昼に輝く太陽と、
夜にきらめく月と星を造った。

第5日目に神は、
海に生きる巨獣と、
水の中を泳ぐ魚と、
翼のある鳥を造った。

第6日目に神は、
地に生きる家畜や爬虫類、獣を造った。
そして神は自身のかたちに、
男と女を創造した。
人間にすべての生き物を支配させた。

そして第7日目に神は、
天と地とすべての万象が、
完成したことを祝して、
休んだ。

神は第7日目を祝福し、
この日を聖なる日とした。

それが日曜日だ。

だから、日曜くらいは、
ゆっくり漫歩。

今日は岡山県の旭川。
DSCN8890.JPG-7

岡山市の中心部を貫く一級河川。DSCN8891.JPG-7

楕円を描いて、ゆるりと流れる。DSCN8892.JPG-7

旭川の右手に、
天守閣が見えてくる。DSCN8901.JPG-7

土手の向こうに、城郭。DSCN8893.JPG-7

右側から城壁。
DSCN8897.JPG-7

そして天守閣。
DSCN8898.JPG-7
岡山城、別名は烏城。
「うじょう」と読む。

カラスの城。
真っ黒だから。

築城したのは、
戦国大名だった宇喜多秀家。

豊臣秀吉が天下を取り、
その秀吉に厚遇されて大大名となった。
この城も秀吉の指導を受けてつくった。

8年の歳月をかけて、
慶長2年(1597年)に完成した。

ちょうど420年前のこと。

西向きの城構えのため、
旭川を改修して、
城の東の背後を流した。

これが天然の外堀となった。

天守閣の壁に付いているのは下見板。
この板が黒漆塗りで、
だから外観が黒い。DSCN8898.JPG-77

日本の城には白と黒がある。

黒がこの岡山城、熊本城、松本城、
広島城、島根城など。

白は姫路城、名古屋城、彦根城、
高知城などなど。

豊臣秀吉の時代に築かれたのが黒、
徳川家康の時代につくられたのが白。

1600年の関ケ原の戦いを分岐として、
それ以前が黒城、以後が白城。

高知城は1603年、彦根城は1606年、
姫路城が1609年、名古屋城は1611年。

岡山城が1597年、広島城は1591年、
松本城は1590年、熊本城は1588年。

秀吉の時代の城は、
岡山城のように外壁に、
防腐剤として黒漆板を使用。

家康の時代の城は、
外壁に石灰を使った漆喰を塗った。
漆喰は当時の最新技術で、
火に強いという特性を持っていた。

白い城と黒い城。
もうひとつの理由は、
白と黒の色の機能。

黒は敵から隠す効果があり、
白は大きく見せる効果がある。

白は膨張色、黒は収縮色。

秀吉以前の戦国時代は、
敵から見つかり難い黒で、
しかも小さく見えるけれど、
攻めにくい威力のある城が必要だった。

つまり実践の城。

関ヶ原以降の江戸時代になると、
戦さが減って、城は威厳の象徴となった。
大きく見えて美しい白い城に変った。

関ヶ原合戦で豊臣方についた宇喜多秀家。
八丈島に流配となった。

秀家に代わって、
小早川秀秋が城主となった。
西側の外堀の外側にさらに外堀を設けて、
城域を拡張し、その外に寺町を配置した。

岡山は大きな城下町となって発展した。

その後、長らく池田藩となって、
明治を迎える。

しかし昭和20年(1945年)の空襲で、
天守閣が焼失し、昭和41年(1966年)再建。
現在の姿になった。

そんなことを思いながら、
日曜漫歩を楽しむと、
後楽園に行きつく。
DSCN8918.JPG-7

水戸の偕楽園、金沢の兼六園と並んで、
日本三名園。
DSCN8919.JPG-7
池田藩第4代池田綱政が、
1687年から14年をかけて、
1700年に完成した。

総面積は13万3000㎡。
東京ドームの約3倍の広さ。
DSCN8904.JPG-7

1689年には菜園場ができて、
水田や茶畑もある。DSCN8912.JPG-7

庭園は池泉回遊式。DSCN8905.JPG-7

つまり池の周りを回遊する庭園。DSCN8907.JPG-7

太鼓橋を渡ると池の中心には、
賓客をもてなす延養亭(えんようてい)。DSCN8909.JPG-7

そして後楽園から望む岡山城。DSCN8916.JPG-7

烏城は近くに寄って見るもよし、
遠く、後楽園から見るもよし。DSCN8913.JPG-7
満足の日曜漫歩だった。

〈結城義晴〉

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