結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2017年02月23日(木曜日)

ジャパン・インフォレックス訪問と「イオン/セブン&アイ異変」

昨日がネコの日。
2月22日は、
にゃん・にゃん・にゃん。

今日は富士山の日。
二=ふ、二=じ、三=さん。DSCN8856.JPG-7
いずれも、語呂合わせ。

それはそれでいいけれど、
猫にしても富士山にしても、
もっと説得力のある日を、
記念日にしてあげたい。

今日は朝から、
東京・日本橋。
日本銀行の隣の社労士会館。

3階のオフィス。
㈱ジャパン・インフォレックス。
食品産業の商品マスタを登録・管理し、
業界全体の合理化と生産性向上に、
貢献するIT企業。

その代表取締役社長、
西田邦生さん。
そして常務取締役、
八十島幹夫さん。
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目から鱗の話ばかり。
西田さんは多摩大学客員教授でもあって、
だから実にわかりやすいし、論理的。

商品マスタと商品情報、
その問題点と将来の方向性が、
くっきりとしてきた。

ジャパン・インフォレックス。
大事な会社です。

西田さんと固い握手。
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さて今日は、
イオンの新体制が発表された。
3月1日付で実施される。
IMG_8354-6

イオン㈱の新執行役が7人。
引き続きの執行役は8人。
つまりトップマネジメントの新陳代謝。

イオンリテール㈱も、
新任の代表取締役2人、新取締役2人、
退任取締役12人。
その代わり執行役員が14人。

取締役は取り締まりをし、
執行役員が執行する。
そんな体制になった。

退任の皆さん、ご苦労様でした。
新任の皆さん、頑張ってください。

さらにイオンリテールは、
各商品ライン別商品企画本部を廃止。
そのかわりに、
18商品部を配置。
①レディス商品部
②服飾商品部
③メンズ商品部
④インナー商品部
⑤ショップ商品部
⑥キッズ商品部
⑦ホームファッション商品部
⑧ホームアプライアンス商品部
⑨グロサリー商品部
⑩リカー商品部
⑪デイリーフーズ商品部
⑫農産商品部
⑬畜産商品部
⑭水産商品部
⑮デリカ商品部
⑯デイリーコンビニエンス商品部
⑰ファーマシー商品部
⑱ビューティ商品部

それとともに新設されるのが、
三つの本部。
①商品企画本部
②商品開発本部
③商品管理本部

これはイオンリテールの商品部の、
根本的組織改編だ。

この組織改編の意味と意図については、
いずれきちんと取材し、報告しよう。

一方、セブン&アイ・ホールディングス。
こちらはあまり、よろしくないニュース。

セブン-イレブンの事件。
名古屋市北区の加盟店。

愛知県警がオーナーと店長の男女を、
労働基準法違反の疑いで書類送検。
「賠償予定の禁止」に違反した容疑。

昨年9~12月の3カ月間に、
アルバイト店員の男女5人に、
正規の雇用契約を結んだ上に、
「急に欠勤した場合、1万円の罰金徴収」
こんな内容の書類に署名、契約させた。

このうちの1人には、
遅刻した時に罰金を徴収した。

これは明らかな労働基準法禁止事項。

セブン-イレブンは1月に、
東京都武蔵野市の加盟店が、
病気欠勤したペナルティとして、
アルバイト女子高生から、
9350円の賃金を差し引いていた。

セブン-イレブン加盟店のマネジメントが、
明らかに乱れている。

スーパーバイザーの指導、監督も、
以前のように行き届いてはいない。

鈴木敏文前会長の時代には、
こんな事件は起こらなかった。
もしくは続けて表沙汰にはならなかった。

日曜日の日経オンラインの記事。
「人事混乱のヨーカ堂」

「セブン&アイ・ホールディングスを
約25年にわたり率いた
鈴木敏文氏の退任から9カ月。
井阪隆一社長による新体制が始動したが、
社内は今なお混乱の渦中にある」

イトーヨーカ堂は、
イオンの組織改編と同時期に、
三枝富博常務執行役員が社長となる。
三枝さんは中国で辣腕を振るった、
最後の切り札。

しかし社長人事だけで、
イトーヨーカ堂の業態衰退問題は、
解決できるはずはない。

2月10日付「日経MJ」には、
中村直文編集長の署名記事。
「アイ&セブン」? 時計の針戻る

「井阪体制1年目の通信簿はどうか」

セブン-イレブンは好調なのに、
株価は反応しない。

なぜか。

「時計の針が戻ったグループへの
成長期待が薄いからだろう」

中村編集長も、
鈴木さん健在のころには、
こんなことは絶対に書けなかった。

「リーダーシップの不在も大きい。
鈴木氏の後を受けた井阪氏は
ヨーカ堂の人事すら決められない」

「名誉会長の存在感は大きいが、
やはり92歳と高齢。
いつまでも頼れない」

「ただただ混乱しているだけなのだ」

よく言うよ。

「コンビニ業界でセブンの優位性が
急速に低下するとは思えないが、
このままではセブン-イレブンにも
影響しかねない」

これは妥当な見方で、私も同感。

セブン-イレブンのシステム力や人材力は、
すぐには低下しない。

しかし、マネジメントのゆるみは、
すぐに表に出てくる。

マスコミの声が、それを増幅させる。

3月の新年度を迎える直前、
イオンとセブン&アイに起こった、
今日の事件。

今一度、商業、小売業の、
社会的意義を再確認したいものだ。

存在の意味は大きい。
今後の役割も計り知れない。

マネジメントのゆるみは、
断じて許してはならない。

自分たちの力で、
何とかなるのだから。

〈結城義晴〉

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