Everybody! Good Monday!!
[2025vol51]
2025年第52週。
あと2週となった。
午前中、家で原稿整理。
亀谷しづえ商人舎GM執筆の記事。
良く書けている。
昼前に商人舎オフィスに出た。
さらに横浜駅から東海道線で東京へ。

丸の内を歩く。
皇居側の空。

7分ほど歩いて、
大手町プレイスタワー。

今年12度目の訪問。
大手町プレイス内科で血液と尿の検査。
そして田嶼尚子先生の診察。
肝心のヘモグロビンA1cは6.3。
1カ月前が6.4だったから、
0.1ポイントの改善。
いい傾向だ。
成人男子の上限が6.2で、
高齢者は6点台ならば合格。
グルコースは99、
中性脂肪は137。
田嶼先生は褒め上手だ。
「30代のような数値です」
「野菜をもっと食べて、
それから運動です」
御意。
田嶼先生は学生時代に、
米国ピッツバーグに留学した。
今もかの地にアパルトマンを持っている。
来年はピッツを訪れるそうだ。
1年間、ありがとうございました。
先生もお元気で。
来年もよろしくお願いします。
それから5時までに横浜のオフィスに戻った。
そしてオンライン記者会見。
リアル会見はベルサール秋葉原で行われ、
山本恭広編集長が取材に行った。

「イオンのSM事業の成長戦略」
2階ホールにテレビクルーを含めて、
50名近いメディアが集まった。

登壇者は4人。
イオン㈱吉田昭夫社長、
U.S.M.H㈱井出武美社長。
(ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス)
それから㈱ダイエー西峠泰男社長、
マックスバリュ関東㈱平田炎社長。
すでに発表されていたが、
その詳細が決まった。
冒頭、吉田社長が全体像を説明した。
首都圏と近畿圏で、
スーパーマーケット企業を経営統合する。
首都圏では2026年3月1日付けで、
ダイエーの関東事業およびイオンマーケットを、
マックスバリュ関東と合併させて、
イオンフードスタイル㈱を設立する。
この新会社は、
126店舗、約1800億円の事業体となる。
そしてU.S.M.Hは、
㈱マルエツ、㈱カスミ、㈱いなげや、
イオンフードスタイルの4社体制となる。
合わせると761店舗、1兆0500億円の規模、
日本第1のスーパーマーケットチェーンだ。
イオンフードスタイルは、
店舗の65%が東京都内で46%が23区内となる。
つまり圧倒的な立地の優位性をもつ。
井出社長が新会社の考え方について説明した。
続いて近畿圏の経営統合については、
ダイエー西峠社長が説明した。
こちらも2026年3月1日付けで、
ダイエー近畿事業と㈱光洋が統合し、
新生ダイエーとなる。
187店舗、3000億円の規模。
店名も「ダイエー」に統合していく。
関西では「ダイエー」の名前は、
深く根付いている。
私も「ダイエー」の名称を残してもらって、
安心した。
吉田さんも井出さんも、西峠さんも、
「フォーマット」という言葉を何度も使った。
そして日本でもっとも肥沃な2大マーケットを、
「マルチフォーマット」によって占拠率を高めていく。
ダイエーは巨艦総合スーパー店舗もあるし、
スーパーマーケットもある。
光洋は小型店も中型店もある。
古い店も実に多い。
それらを再整理すると、
複数のフォーマットとならざるを得ない。
それは関東のイオンフードスタイルも同じだ。
イオンが進めるリージョナルシフトについて、
首都圏と近畿圏が大きく前進した。
とはいっても今のところは、
日本最大規模のスーパーマーケットの、
「膨張」である。
これを「成長」という評価に変えるには、
イノベーションが必須だ。
2030年問題は、
日本社会の高齢化と少子化を意味する。
しかし首都圏と近畿圏は、
人口が増加している。
人口が増える市場での商売ならば、
さまざまなポジショニングが可能となる。
そこに活路がある。
イオン全体のインフラが、
それを支える。
吉田さんはずっと、
晴れやかな表情と話しぶりだった。
それが印象に残った。
井出さんや西峠さんを、
相当に信頼しているのだろう。
手ごたえを感じてもいるのだろう。
「まいばすけっと」の話が出たが、
あれは「エクスプレスストア」だ。
つまりこのイオンの関東・関西の戦略は、
イギリスのテスコがモデルとなる。
記者会見のあとの質問で、
証券アナリストの一人が、
「人時生産性」を「じんじせいさんせい」と言った。
言い間違いとは思えない。
「にんじせいさんせい」である。
敢えて指摘しておこう。
では、みなさん、今週も、
イノベーションを楽しもう。
Good Monday!
〈結城義晴〉























