ライフ店長の「PB推し商品」とウォルマートの「南アフリカ出店」

今年最後のいつものゴルフ会。
名門コースは両サイドに木々が配され、
フェアウェイをとらえなければ、
必ずペナルティが課される。
つくばエクスプレスと東海道線を乗り継いで、
横浜商人舎オフィスに戻る。
週末を迎える前は、
みんなの顔を見たい。
そして来月号の打ち合わせ。
頑張ります。
さて商人舎流通SuperNews。
いい話題。
ライフnews |
全店舗の店長に聞いたライフPBの推し商品
㈱ライフコーポレーションが、
店長約300名にアンケートを実施。
「ライフのプライベートブランドの推し商品」
店長たちの想いの詰まった推し商品。

4つのプライベートブランド(PB)で約1800品目。
⑴スマイルライフ
⑵ライフプレミアム
⑶BIO-RAL
⑷スターセレクト
⑴はレギュラーブランド、エコノミーブランド。
⑵はクオリティブランド。
⑶はオーガニックのライフスタイルブランド
⑷はコンペティティブブランドで、
ヤオコーとの共同開発。
店長はそれらを知り尽くしている。
そのベスト5。
店長のコメントが紹介されている。
それがいい。
「食シーンで甘さ摂取を我慢しなくてもいい。
使用用途も広く、体を鍛えている人や
健康系食品に興味をもち始めた人にもおすすめ」
「なんといってもおいしい。
さっぱりとした甘さが魅力。
プレーンヨーグルトに入れて食べると
高級ヨーグルトに変わる」
第2位はライフプレミアム、
信州あづみ野おいしさ極だつはちみつヨーグルト。

第3位はBIO-RAL、
鶏肉と塩だけでつくったサラダチキン。
第4位はBIO-RAL 油シリーズ。
第5位もBIO-RAL お茶シリーズ。
BIO-RAL のライフスタイルブランドが、
圧倒的な人気で4品。
それにクオリティブランドのプレミアムが1品。
それはよくわかる気がするが、
レギュラーブランドでもよく売れるアイテムは、
店長から「推し」があっていいし、
スターセレクトにもあるんじゃないのかなぁ。
それにしてもBIO-RALは、
実にいい商品群に育っている。
もうひとつのニュースは、
ウォルマートnews|
アフリカ大陸初の「ウォルマート」バナーを2店オープン
ウォルマートがとうとうアフリカ大陸に進出した。
やはりというか南アフリカ共和国。
まず11月22日(土)、
最大の都市のヨハネスブルグの郊外。
ルードポート地域。
「クリアウォーター・モール」内。

次が11月28日(金)、
同じくヨハネスブルグ郊外、
「フォーウェイズ・モール」内。
ウォルマートは2011年、
南アの大手小売業Massmart(マスマート)を買収した。
株式51%を取得し、2022年に完全子会社化。

マスマートは「Makro(マクロ)」などのバナーを、
約400店舗を展開しているが、
「ウォルマート」バナーの店舗を開設する。
クリアウォーター店はスーパーセンターだ。
生鮮食品から食品全般、衣料品、ハードライン。
日本で言えば総合スーパー。
アフリカ版「Walmartショッピングアプリ」を開発して、
店舗から半径5キロメートル圏内には、
60分以内のオンライン速達配送を行う。

クリアウォーター店では80名を新規雇用。
2025年4月に中小企業サプライヤー15社と契約。
「サプライヤー・グロース・サミット」を開いて、
取引先を選出した。
アンドレア・オルブライトさんは、
同社国際部門の上級副社長兼最高成長責任者。
マスマートのオペレーティング・パートナー。

「南アフリカのお客さまに、
『save money and live better』を実現します」
「Save money and live better」は、
2007年秋から「Always Low Price」に代わって、
ウォルマートのキャッチフレーズになった言葉だ。
「ウォルマートの『spark』が、
南アフリカ全土に広がることを
とても嬉しく思います」
「spark」はウォルマートのロゴマークの星のこと。
アフリカ全体のGDPランキングでは、
第1位が南アフリカだ。
第2位エジプト、第3位アルジェリア、
第4位ナイジェリア、
第5位モロッコ。
南アフリカへの進出は妥当な判断なのだろう。
1人当たりGDPでは南アは第7位。
貧富の差は激しい。
ウォルマートの商品も、
南アでは中産階級以上を狙っているのだろう。
一度、見に行かねばと思うが、
ウォルマートのコンセプトは、
どこに行っても変わらない。
〈結城義晴〉
























