結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2012年04月27日(金曜日)

「元気が湧く数字」と「ロピア」をハローデイ一行と店巡り

小沢一郎・陸山会裁判、無罪判決。

今朝の新聞一面コラムは、
当然ながらすべてこのネタ。

一番つまらなかったのが、
朝日新聞『天声人語』。

大学入試出題率が高いとか、
文章に品があるとか自賛しているが、
このところ、説教くさいだけの常識的皮肉屋。

「政治を動かした判決といえば
やはりロッキード事件だろう」

ここに例をとること自体、つまらない。
最初から結論が見える。

小沢一郎は田中角栄を「オヤジ」と呼んで慕った。
その後、田中が落ちぶれはじめると、
竹下登の創政会に鞍替えする。

「若き小沢氏は心ならずもオヤジに弓を引き、
創政会に名を連ねた。
以来、創っては壊しの『ミスター 政局』も近々70歳。
『最後のご奉公』で何をしたいのか、
その本心を、蓄財術とともに聞いてみたい」

つまらないでしょう?
落ちが。

次につまらないのが読売新聞『編集手帳』
最近は随分冴えていたが、
政治ネタになると途端に、質が落ちる。

「白」という色を基調に話を進める。

「白はめでたいしるし、瑞(ずい)祥(しょう)とされる。
こちらの『白』はさて、瑞祥か、凶兆か」

途中、ダジャレもでる。

「国会は政治家の神聖な『城』だろう」
これ、くだらない。

「復権の足場を得た小沢氏は、
国会に紅白の幕でも飾りたい心境だろう。
死語になりゆく『政治的・道義的責任』を弔うには、
白と黒の鯨幕が似合う」

ずしんと響くものがない。

毎日新聞の『余禄』。
「1億2000万人が直接政治資金の流れをチェックするのが、
最も民主的で効果的な監視である」。
小沢一郎著『日本改造計画』から引用。

「(政治資金をめぐる)違反の言い逃れを封じるためにも
連座制も強化する」
これも小沢自著からの引用。

コラムの結論は、
「天下国家に責任ある政治家としては、
その言葉と判決の認定の間にわだかまる
国民の不信をこそ恐れるべきだろう。
取りざたされる政治的復権は、
政治の場での自らの弁論で果たすのがいい」

ん~、まだまだのコラム。

そして日経新聞『春秋』。

『裁判について考える』
谷口正孝元最高裁判事(故人)の著書。

「悪をなした人間を罰することで
社会の秩序や治安を守ろうという発想は果たして正しいのか。
そうした発想の裁判官が、検察官となれあいの意識をもって
検察の筋書きにのっかった判決文を書くのではないか」

谷口は説いた。
「刑事裁判のあるべき姿はそうではない」

「裁判とは国民の基本的人権、自由を
公権力から守るためのものだ。

だから国民に裁判を受ける権利があるのであり、
裁判官は検察官に対し
厳しい批判者の姿勢を貫かねばならない」

コラムニストはこの「スタートライン」に立って、
今回の判決を読む。
「強制起訴だって公権力の行使に違いはない。
裁判所が『無罪』という答えを出したこと、
加えてそもそもの検察の捜査手法を批判したことに、
何の不思議もない。
被告が誰であろうが……」

裁判の「スタートラインに立つ」ことの意味を考えさせる。
私は今朝は、『春秋』に軍配を上げよう。

小沢一郎問題に対して、
小沢自身に言葉を投げたり、
皮肉を言ったりすることは、
ほとんど意味がない。

国民に、小沢自身の有権者に、
考えさせる。

そこに焦点を絞る。

これが、今日の『春秋』の差異性だった。

さて、商人舎ホームページ。
今週も読んでくださって、
心から感謝します。

2週間前の月曜日から、
急にアクセス数が増えて、
スタッフたちはfacebookの効果だろうと話し合っています。

まだまだ続く。
結城義晴のフェイスブック・グランドオープン。
facebookで友達になろう。
知識商人の輪を広げよう。

よろしく。

その商人舎ホームページ。
右段に『新着ブログ』のコーナーがあります。

「中山政男が叱る! 間違いだらけのPOP」

連載は第5回を迎え、佳境に入ってきました。

それから「林廣美の今週のお惣菜」
毎週金曜日の定番ブログ。
第190回を迎えて好調。

「結城ゼミbulletin board」
立教大学院ゼミ生と教授との連絡ノート。
これも第4期生の内田憲一郎君が、
雑感を書き始めて面白くなっています。

それからブログ小説『ジョージ君、アメリカに行く』
浅野秀二先生の書き下ろしは、
第37話まで進んで、今、単行本化の準備に入りました。

皆さん、ちょっと時間が取られますが、
ご愛読、お願いいたします。

さて、3月の統計、続々発表。
まず第1に家計調査の消費支出。
2人以上の世帯で、平均30万3841円。
物価変動の影響を除いた実質で前年同月比プラス3.4%。

東日本大震災の反動で、2カ月連続増加。

第2は、全国消費者物価指数。
2010年を100とすると、生鮮食品を除くベースで100.0。
前年同月比0.2%プラス。
こちらも2カ月連続増加。

2011年度1年間では、99.8。
2010年度はマイナス0.8%。

2010年、3年ぶりに物価下落が止まり、
2011年度、2012年、
ほぼ横ばいが続いている。

そのうえで第3に、3月の商業販売統計速報。
小売業販売額は前年同月比10.3%プラス。
総額12兆4320億円。
これは4カ月連続のプラス。

もちろん昨年3月の東日本大震災の大反動。
伸び率自体は、1997年3月以来
15年ぶりの高水準。

小売りに対して、
外食はどうか。

社団法人日本フードサービス協会発表、
「データからみる外食産業」3月の動向調査。
対前年比の全体売上高は、
プラス13.1%。

店舗数はプラス1.6%、
客数プラス10.7%、
そして客単価がプラス2.2%。

震災で外食産業は、
小売業以上の大打撃を受けた。
計画停電や食材調達の遅れなど、
東日本大震災の影響で、
営業体制が整わない店が多くあった。
そして何より、人々は外食を控えた。

その反動が今年の数値に如実に表れた。

ファストフードの売上高はプラス10.1%、
ファミレスがプラス13.2%、
居酒屋がプラス23.6%、
ディナーレストランがプラス32.3%、
喫茶プラス11.6%。

特に居酒屋やディナーレストランなどは、
昨年の自粛ムードから一転、
宴会需要なども増え、
大幅な伸びを示した。

こういった数字を見ていくと、
なんだか元気が出てくる。

黙っていても「元気が湧きあがる数字」
ジワーッと「元気が出てくる数字」
意識して「元気を出さねばと思う数字」
もう「覚悟を決めるしかない数字」
数字は、判断や行動を引き起こす原動力だ。

さて最後に今日の行動録。
㈱ロピアの店舗めぐり。

㈱ハローデイの仲村浩一常務(右)一行が
視察に来るということで、急きょ、ご一緒した。
高木勇輔専務と福島道夫取締役が案内役。
2012年04月27日(金曜日)ブログ
私の右隣は、ロピア小田原店の久保淳店長。
左隣りは、ハローデイ店舗運営副部長の神崎諭さん、
そして三井食品㈱北部九州支店長の上野(あがの)優二さん。
写真には写っていないが、
ハローデイ執行役員の小西初男さんもご一緒した。

はじめに、ロピア小田原高田店。
昨年11月オープンで大いに話題を集めた店。
クリエイトSDのドラッグストアとカインズホームが入っている。
20120427175214.jpg

あいにくの雨模様だが、午前中にもかかわらず、
客は次から次へとやってくる。

20120427175223.jpg

次に向かったのが、
一昨日の4月25日にオープンしたばかりの中央林間店。
20120427181040.jpg

サミット撤退後の居ぬき物件だが、
ロピアらしい仕上がり。
http://www.shoninsha.co.jp/modules/blog/wp-admin/inline-uploading.php?action=upload&post=13932&all=false&start=0

高木専務に対しても、
いろいろ質問とアドバイス。

そして最後に、1周年を迎えた港北東急SC店。
20120427181057.jpg
昨年のブログで紹介した店。
ブログタイトルは「知る人ぞ知るスーパーマーケット」
今や、「みんな知ってるロピア」となってしまった。

こちらは顧客にしっかりとなじんで、
なんと、年商65億円レベル。

最後に店頭で写真。
20120427172849.jpg
仲村さん、神崎さん、小西さん、上野さん、お疲れ様でした。

いや、ハローデイだから、
「お元気様」か。

各店舗の詳細は来週のブログで紹介する予定。

ロピアは本当に強い店を作っている。
私は心から嬉しくなった。

高木さん、福島さんはじめ、
ロピアの人々にエールを贈りたい。

「君たちの揺るがぬ理念が、
多くの顧客から強い支持を受けている。
おめでとう」

ロピアの場合は、
「元気が湧きあがる数字」
である。

<結城義晴>


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