結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2012年03月31日(土曜日)

斎藤佑樹「背負ってます」と日本SM協会の「シナリオ2020」

今日は2012年3月最後の日。
「1月行く、2月逃げる、3月去る」
その通り。

昨日、日本プロ野球開幕。
春の高校野球センバツは準々決勝。まさに「球春」。

ダルビッシュ有が、
テキサス・レンジャーズに移籍した後の、
北海道日本ハムファイターズ。
斎藤佑樹が開幕試合で完投勝利。

お立ち台のインタビュー。
「(運を?)持っているんじゃなくて、
背負ってます」

もし、斎藤が「運を背負った男」だとしても、
『平均の法則』が働くはずだから、
野球以外ではどれだけ「運がない」のだろうかと想像して、
心配になるくらいだ。

ただし斎藤は、こうもコメントしている。
「自分だけの生活だけでなくて、
選手、裏方さんたちの生活がかかっている」

この謙虚さがあれば、
万が一の「不運」の方も、
きちんと自分で整理できるだろう。

早稲田の後輩だから、
ここは褒めておこう。

その斎藤佑樹、
2006年の第78回選抜大会に出場している。
そして準々決勝に進出、
ここでは横浜高校に敗れて、
ベスト8に終わる。

この年の夏の甲子園大会では斎藤は決勝まで進み、
現東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大と投げ合って、
駒大苫小牧高校と延長15回引き分け再試合。
翌日は完投勝利して、
早稲田実業学校を優勝に導く。

これが王貞治、荒木大輔もできなかった、
早実にとっての初の夏の甲子園制覇だった。

ちなみに今年のセンバツの準々決勝には、
横浜高校が進出している。

そんな因縁を思い起こさせた昨日の日本の「球春」。

昨日、私は午後から、
商業経営問題研究会の3月例会。
Retail Management Learning Circleの頭文字をとって、
通称RMLC。

場所は、東京・日本橋の日本スーパーマーケット協会会議室。
協会は「日本橋二丁目ビル」に入居している。
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協会は10階フロア。
8階には、あのAIJ投資顧問㈱。
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だから1枚前の写真には、
「立ち入り、撮影はご遠慮ください」の張り紙がある。
私は撮影してしまったけれど。

さて今回のRMLCの講師は、
協会専務理事の大塚明さん。
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㈱ヤオコーの常務取締役を務め、
社長と店舗開発以外はすべて経験。

日本のスーパーマーケット協会随一の理論家。

その大塚さんから「シナリオ2020」の解説をしてもらう。
協会が主催した「10年後のスーパーマーケットのあり方研究会」が、
昨年まとめて発表したもの。
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2020年の社会環境の変化、消費の変化を予測したうえで、
食品スーパーマーケットがどのような姿になっていくか。
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人口構成や価値観といったお客の変化、
法律、そしてITが10年後のスーパーマーケットに与える影響。
それらをベースにした近未来の店舗像、企業戦略を、
2時間にわたって語ってくれた。
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この日は、ゲスト参加が3名。
㈱ミディーの深谷由紀貞社長、
㈱電通プロモーション事業局局次長の駒込雅史さん(写真左)、
同じくショッパーズ・マーケティング部の三浦啓子さん(その隣)
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この日の日経MJ一面に、
「売り逃し あぶり出せ」の特集が組まれた。

㈱ミディ-は「買い物中の『迷い』を可視化」の記事で、
紹介されている。
店頭に設置したカメラで客の購買行動を撮影し、
それらのデータを自動的に解析し、
定量化して活用するというシステムを開発した。

このツールを店頭で活かせないか。

電通の二人にプレゼンしてもらった。
メンバーからは、さまざまな意見、感想が出た。
駒込さん、三浦さん、ご苦労様。
RMLCメンバーは率直、辛辣な意見を吐く。
しかしそこから真の活用法が生まれる。

その後、5時過ぎまで、
大塚さんのレクチャーに対しても、
ディスカッション。

最後に、大塚さんを囲んで、写真撮影。
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AIJの空間ではないので、
誰に遠慮することもなく、
チーズ。

USP研究所所長の當仲寛哲さん(後ろの列左端)や、
㈱ケノス代表の小林清泰先生(後ろの列右から2人目)も参加して、
二次会は、この日本橋二丁目ビル地階の「いけ増」。
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AIJの浅川和彦社長も、
ここで一杯やったに違いないが、
それは全く、我々と関係ない。

今週は、ちょっと飲み疲れたが、
気力は充実、元気いっぱい。

横浜DeNAベイスターズ監督の中畑清ではないが、
「絶好調!」。

季節の変わり目。
みなさんも、体調にはくれぐれも、
気を付けてください。

緊張感を持ち続ける「知識商人」は、
そうやすやすと風邪を引いたりしてはいけない。

今週も「結城義晴のブログ[毎日更新宣言]」、
ご愛読くださって、ありがとうございます。
心から、感謝します。

良い週末を。

明日は、『ジジの気分』です。

<結城義晴>

2012年03月30日(金曜日)

「日本経済閉塞感の元凶は人口減ではなく、 イノベーション不足である」

関東地方に今年、
春一番は吹かなかったが、
今日は遅ればせながら、
「春一番」もどき。

「立春から春分の間」に、
「その年に初めて吹く」、
「東南東から西南西まで」の、
「風速8m/s以上の強い風」。

だから今日の強い南風は、
「春一番」ではない。
「春二番」くらいか。

まず、今週うれしかった出会いのご報告。
名古屋の折兼セミナーの私の講演に、
豊橋市の㈱デライトの白井正樹社長が聴講に来てくれた。
白井さんは2009年の第5回USA研修会の団長。
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この日は、息子さん二人を伴っての参加。
私の隣は次男の白井孝典店長。
USA研修会にも参加してくれた
その横が長男の取締役経営企画部長・白井健太郎さん。

昨年、コーネル大学のビル・ドレイク教授が、
インディペンデント・カンパニーの優位性を主張し始めた。
デライトはそれを実現させているし、
さらに、この優位性を証明してほしい。

久々にお会いして、
講演を聞いてもらって、
本当にうれしかった。

そして昨日は、午後から、
商人舎にご訪問者あり。

まず、宮田昇税理士事務所長の宮田昇先生。
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東京・赤坂に事務所を設け、
年間250回も講演する超売れっ子の税理士。
商人舎発足の2008年2月から、
顧問税理士になってもらって、
さらに今年4月から、
商人舎Special Memberに加わっていただく。

その宮田先生の商人舎決算へのコメント。
「教科書のような決算書で、
素晴らしい」

私は売上げにこだわらない。
もちろん利益に対しても商人舎では、
目くじら立てるほどにストイックにはならない。

ただし、「良い会社」であることには、
真摯でありたい。

「小さくて良い会社」

だから例えば、
労働基準監督署に入られるような事態は、
商人舎では絶対に起こらない。
そんな事件が起こりようのない仕組みになっている。
いわば労務に関する安全保障の「保障」の体制が、
会社の構造の中に出来上がっている。

この構造や仕組みが大切で、
だから欲張らない、急がない、突っ張らない。
それが決算に表れて、
私、幸せ。
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私が宮田先生著作の「The 税制改正」のパンフレットを持ち、
宮田先生が商人舎税務申告書をもって、
幸せそうに記念写真。

夕方の5時には、
沖本美幸(よしゆき)先生来社。
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科教授。
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私と同年生まれで、
2009年4月、立教大学院教授就任。
これも私と「同期の桜」。

現在、みなとみらいの高層マンション29階がお住まい。
阿蘇に山荘をもって、年間に3分の1くらいは、
そちらで悠々自適。

立教では、ベーシック・マネジメント、
コンサルティング・メソッド、
さらにビジネスシミュレーションと、
調査研究・演習指導
(ゼミ)を担当。

小売業・サービス業のコンサルタント諸氏、
沖本先生に学ぶことは多いはず。

早稲田大学政経学部4年のときに、
公認会計士資格を取得した俊英。

その後、東京銀行に入行し、大活躍。
三菱銀行との合併のとき、監査法人に転職し、
現在、一般社団法人俯瞰工学研究所首席研究員をも兼ねる。

沖本先生と話していると、
触発されることが、とにかく多い。

商人舎オフィスで熱談した後、
近くの料理屋「柳せ」で一献。

もちろん意気投合。
一緒に研究会を開いたり、
仕事したりすることになると思う。

その沖本先生、
5月に単行本を出版の予定。
『本を因数分解する』(SIC刊)。
楽しみな本だ。

さて、日経新聞のコラム『大機小機』。
コラムニスト与次郎氏が、
「人口と経済成長」と題して、書く。

「世界経済の先行きに薄明かりが差しても、
株価が少々上がっても、
日本の経済社会を取り巻く閉塞感が
払拭される気配はない」
これがコラムニストの問題意識。

そして、その閉塞感の原因をここに求める。
「悲観論の根拠の代表格は人口減少である」

今年1月、新しい将来推計人口が公表された。
日本の人口は2060年までの50年間で、
「8674万人にまで減少」という推計。

「人口が減っていくのだから、
経済成長などできるはずがない。
せいぜいよいところゼロ成長だろう」
こんな気分が蔓延している。

ここまでがこのコラムの前半のトーン。

「しかし」と反論して、断言する。
「先進国の経済成長と人口の間には、
短期的にも長期的にもまったく関係はない」

「過去100年間のデータを一見すれば直ちに明らか」

「先進国では一般に経済の成長率は
人口増加率よりはるかに高い」
ドイツは欧州連合経済の機関車だが、
「その人口減少は、
年平均マイナス0.09%(2005~2010年)。
これは日本の人口減少率を上回る」

韓国の人口増加率も0.39%(05~15年)」。
人口成長率の世界ランキングは下から40位ほど。
しかし韓国経済の好調さも人口増に牽引されたものではない。

さらに「世界全体を見渡せば、
フロンティアはいくらでも存在する」

そこで最後にコラムニストの提案。
「頭数に頼るモノやサービスは
『コモディティ化』しやすく、
付加価値は低くなりがちだ」

私は人口がじわじわと減少するトレンドの中では、
コモディティ化現象を逆手に取ったビジネスモデルも、
おおいにあり、だと思う。

コラムニストの視点はオーソドックス。
「人口減少といい高齢化といい、
社会が大きく変わると きには
潜在的なニーズも変わる」

「それこそがイノベーションの基なのだ。
言葉の生みの親であるシュンペーターはそう言っている」

ピーター・ドラッカーは、指摘している。
イノベーションのタブーのひとつとして、
「未来のために行われることは
避けねばならない」。

コラムニストの結論。
「日本経済の閉塞感の元凶は
人口減ではなく、
イノベーション不足なのである」

私も、そう思う。

人口減を嘆いたり悲観したり、
それを口実にあおったり脅したり、
それは避けねばならない。

人口がじわじわと減っていく。
しかしこれは政策によって、
回避することができる可能性がないわけではない。

ただし高齢化は止めようがない。
この変化をとらえるイノベーションは、
高齢化対応店舗づくりだけではない。

何かとてつもなく大きな可能性が匂う。
今年の「春二番」を超えるほどの。
<結城義晴>

2012年03月29日(木曜日)

大和ハウス石橋信夫「運のいい人」とユニクロ柳井正「大志のある人」

日経新聞最終面『私の履歴書』。
大和ハウス工業㈱会長の樋口武男さんが面白い。

もうあと連載は3回となってしまった。
今朝の稿は、故石橋信夫オーナーの言葉。
樋口さんは石橋オーナーの言葉を、
神の啓示のように信じきっている。

それが経営者として、
「ぶれない、逃げない、迷わない」に、
つながっている。

その石橋語録。
「運のいい人と付き合ってくれ」

野村明雄現大阪ガス相談役、
カネカの古田武相談役、
住友金属工業の下妻博会長、
ダイキン工業の井上礼之会長。
関西の財界人の名前が並ぶ。

「本当にすばらしい方々とお近づきになれた」
樋口さんが述懐し、
最後の落ちをつける。

「数々の貴重な縁を結ぶことができた私が
一番幸運な人間だ」

「運のいい人」
みなさんのまわりに、
いるだろうか。
みなさんは、そういった人と、
付き合っているだろうか。

もちろん世の中には、
運のいい人、悪い人、
様々だ。

宝くじに当たる人は、運がいい人か。
そうでもないだろう。

ホールインワンを何度もする人、
運がいいか。

石橋オーナーは、
「経営において運がいい人」と、
言いたかったに違いない。

自分が目指す分野で、
運がいい人。

アマゴルフ界の至宝と言われた故中部銀次郎は、
「平均の法則」を唱える。
運も、結局は、「平均している」と。
中部の場合、ゴルフにおいてだけれど。

平均化しているならば、
何かにおいて、すごく運がいい状況が生まれ、
何かにおいては、不運が続く。

そして自分の専門分野において、
ひたむきな人に、
きっと、女神がほほ笑み、
そこに運が集中するのだろう。

それを「運がいい」と表現するのだと思う。

中部が最も恐れる相手は、
「神の手を信じてプレーする者」だという。

神の手を信じてひたむきに突き進む。
そんな人間に運の女神がほほ笑む。

チェーンストア・エイジ編集長の千田直哉さん。
商人舎ホームページの「なんでもリンク集・知識商人の輪」でも、
上から3番目にリンクしてあるが、
“Paper Blog+”というブログを書いている。

3月27日から今日までの3日連載で、
「ファーストリテイリング柳井正会長兼社長インタビュー」を掲載。
この柳井さんの答えが、いい。

「何のために商売をしているのか?
それがない店舗やチェーン、ブランドを
お客さまは信用しないでしょう」
これは、経営理念の重要さを語っている。

「日本のチェーンストアの一番悪い点は、
ぶれることです。
あっち行ったり、こっち行ったり。
結局は、そういう大志とか、信念とか、
自分のビジネスモデルのイメージがないからでしょう」

Boys, be ambitious!
クラーク博士が、現在の北海道大学の前身・札幌農学校を去る際、
馬上から投げかけたとされる有名な言葉。

このAmbitionこそ、
柳井さんが言う「大志」

「僕は、商売、また経営者としての仕事が大好きなので、
『これでいいや』と考えることはありません。
ビジネスが趣味のようなものです」

「確かに起業家の中には、お金を儲けて、
引退して、ゆっくり暮らそうと考える方がいるかもしれない。
けれども、僕はもうこれを一生やろうと考えているから、
そこは大きく違うと思います」

「仕事をするのは経営者ではなく社員です。
だから言葉として伝えないかぎり、
社員はどう動いていいのかわからない」

ファーストリテイリングには、
「FAST RETAILING WAY」がある。
名刺大のプラスチックカードに印字して全社員に配布されている。

「僕は大規模事業に臨むに当たっては、
大志とか、経営の原理・原則や価値観や使命について、
全員が共有すべきだと考えているからです」

ファーストリテイリングの「服の定義」。
ユニクロの服とは、
服装における完成された部品である。
ユニクロの服とは、
人それぞれにとってのライフスタイルをつくるための道具である。
ユニクロの服とは、
つくり手ではなく着る人の価値観からつくられた服である。
ユニクロの服とは、
服そのものに進化をもたらす未来の服である。
ユニクロの服とは、
美意識のある超・合理性でできた服である。
ユニクロの服とは、
世界中あらゆる人のための服、という意味で究極の服である。

グローバル展開のために英訳版がつくられた。
日本文学者マイケル・エメリックさんと毎週協議をし、
1年間の歳月を費やして、英訳。

英語版のなんとシンプルなことか。

Uniqlo is the elements of style.
Uniqlo is a toolbox for living.
Uniqlo is clothes that suit your values.
Uniqlo is how the future dresses.
Uniqlo is beauty in hyperpracticality.
Uniqlo is clothing in the absolute.

柳井さんは述懐する。
「英文化することによって、また
日本語版も進化していくことを期待しています」

千田編集長の質問。
「将来的には『《ふだんの服》のSPA型専門店』は、
《ふだんの住生活》《ふだんの食生活》に再度、
広がっていく可能性はあるのですか?」

これに対しては、きっぱり。
「いや、もう服だけに徹したいと考えています。
われわれが期待されているのは服なのですから」

そして近い将来伸びそうなカテゴリーを語る。
「現在、世界中の服でもっとも新しくて、未来を感じる服は、
スポーツウェアです。
だから、できればスポーツウェアを超えるものをやりたい」

最後に、後継者問題。
「僕は創業者であり、会長兼社長であり、
オールマイティで、1人でやっていますが、
今、僕がやっている仕事は、
次の世代の人は1人ではできないと思います。
だからたぶんチーム経営に移行すると思います」
どんな会社も創業者やカリスマの後を継ぐのは、
集団である。

「もちろん代表者は必要なので指名します。
けれども、社長のあり方は今、
僕がやっているものとは異なる性質のものになっていくはずです。
その中でも社長を決めて、チーム経営に移っていって、
僕は会長職に専任するという格好のバトンタッチになると思います」

そのリーダーの条件。
「企業とか、店とか、ブランドとか、
社員に対する思いが強いような人なんじゃないですか」

そして結論。
「大志がないといけません」

そのambitionとは。
「絶対、世界一にはなりたいということを、
最後まであきらめない人じゃないといけませんね」

私は、この「大志を持つ人」こそ、
「運のいい人」だと思う。

だから石橋さんの言った「運のいい人」とは、
楽して運が転がり込むラッキーな人では、断じてない。

志を立てて、
最後まであきらめない人。

そんな人が結局、
「運のいい人」となる。

さて、「運のいい人」
みなさんのまわりに、
いるだろうか。
みなさんは、そういった人と、
付き合っているだろうか。

最後に昨日の報告。
つれづれ日記は名古屋へ。
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食品包装資材の専門商社㈱折兼の展示商談会で講演。
折兼は明治20年、駅弁用折箱の製造販売から始まり、
専門商社として今年、設立60周年を迎える。
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場所は名古屋駅前のウインクあいち。
展示商談会場はその7階。
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記念の展示テーマは、
「見て。聴いて。さわって。いいもの発見!」

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スーパーマーケット、外食産業など、
中京圏の取引先が集まり、
ごらんのとおり、大盛況。
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部門別、容器別、販促別の容器提案がなされていた。
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記念セミナーは5階の会場で15時からスタート。
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会場の外では、
私の写真入りの案内ボードをもった人たちが誘導。
ちょっと恥ずかしい。
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この日の講演は、
㈱プログレスデザインの西川隆社長をゲストスピーカーに迎えて、
「2012スーパーマーケットの業態&フォーマット戦略」がテーマ。
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会場はほぼ満席。
ありがたい。
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はじめに、難しいテーマであることを強調。
その難しいことを易しく、
易しいことを面白く、
面白いことをより深く、

語る。
結城節。
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プロローグは東日本大震災で再認識された小売業の役割。
本論は、スーパーマーケットの歴史から入る。
1930年のマイケル・カレンの第1次革命、
1980年代初頭の「第2次革命」、
小売業のライフサイクル、業態のライフサイクルと、
業態の多様化、フォーマット開発の進捗。
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マルチ・フォーマットの事例を、
欧米の画像を見てもらいながら、解説。

シングル・フォーマットの幸せを享受できる企業群、
マルチ・フォーマットでドミナント戦略をとる企業群、
マルチ・バナーで多数の商勢圏を獲得する大企業、
結果として全体で、業態の多様化が進んでいく。

ポジショニング戦略とフォーマットの重要性、
ご理解いただけただろうか。

途中、ゲストスピーカーの西川さんが、
いかに店づくりに、企業戦略が投影されるのか。
その具体的な事例を紹介しながら、
簡潔に講義してくれた。
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独自性のある店舗づくりは、
企業を変え、店を変え、人の流れを変える。
元気になる店舗づくりの事例として、
大阪の佐竹食品の映像を見せてくれた。
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そして最後のまとめ。
フィリップ・コトラーの競争戦略論から、
脱落するマーケット・フォロワーではなく、
マーケット・リーダー、マーケット・チャレンジャーであるか、
もしくはマーケット・ニッチャーのポジショニングが大事である。
強調して、講演を終えた。
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ご清聴、こころから感謝。
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講演会終了後、
プログレスデザインの営業企画部長・柳本浩三郎さん、
ゼネラルマネージャーの福田真由美さんを交えて、
西川隆さんと懇談。

西川さんとは昨年の商人舎USA研修会Basicコースで、
アメリカにご一緒した。

コーネル大学のスーパーマーケットのポジショニングの第1に、
店づくり、レイアウト、内装、照明がある。

この面から西川さんは仕事していて、
アメリカでも熱心に勉強し、
講義もしてくれた。

昨日は2人のコラボレーション。
とてもよかった。

「運のいい人と付き合え」
西川さんと結城義晴の付き合いは、それだ。

互いに「ambition(大志)」を抱きつつ、
integrity(真摯さ)を大切にしたい。

<結城義晴>

2012年03月28日(水曜日)

俵万智の「美人は性格がいい」と「美店」にはお客が「優しくなる」

横浜駅に隣接して流れる新田間川。
「あらたまがわ」と読む。

商人舎オフィスに出社するときは、
この川沿いの遊歩道を歩く。

春は、特に気持ちがいい。
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新田間河畔の桜も、
芽吹き始めた。
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もう1週間くらいだろうか。
今年は4月に入ってしまいそうだが、
「待ち遠しい」と待ちかねて、
そこで咲く桜も、いい。

「待ってました」と、
声をかけたくなる。

さて昨日、
ボクシングの世界チャンピオンが、
誕生。

世界ボクシング評議会のスーパーフライ級タイトル戦で、
挑戦者の佐藤洋太が、
タイの王者スリヤン・ソールンビサイに勝って、
世界戦初チャレンジで王座を奪取。

佐藤は27歳、スリヤンは23歳。

これで、日本のプロボクシング世界チャンピオンは、
史上最多の9人となった。

最も激しくて厳しいスポーツ。
殴り合いという最もプリミティブな格闘技。

草食系男子が増えたとか、
飽食の時代だとか言われる日本だが、
史上最多の世界王者。

なんとも頼もしい。

私は白井義男は話でしか知らないが、
ファイティング原田と海老原博幸の時代から、
ボクシング・ファンだった。

父親が力拳を握りながらテレビ観戦し、
母親がしかめっ面をしながらそれを見ていた。
私もひそかに父親と同じ心持を味わっていた。

もちろん矢吹丈や力石徹にも熱くなったが、
それでも、今、9人の世界チャンピオン輩出。

感慨深いし、
興味深い。

そしていつも思う。
日本の若者も捨てたものではない。

亀田兄弟のような例もあるが、
内藤大助のような男もいる。

将棋の渡辺明は、
20歳でタイトル保持者となり、
羽生善治の「羽生世代」を脅かす。

囲碁の井山裕太前名人は20歳4カ月で最年少名人となり、
山下敬吾や張栩らの時代を早送りさせている。
日本人のダイバーシティ(多様性)は、
大いに歓迎すべきことだ。

さて日経新聞夕刊の『プロムナード』。
歌人の俵万智さんが、
「美人は性格がいい(と私は思う)」を書く。

「あなたは、なんで美人とばかり友だちになるの?
いっつも引き立て役なんだから」
俵万智さんの母が、ため息をついた。

「中学のときも、高校のときも、
一番の仲良しは、学年で一番の美人だった」

「別に美人をねらったわけではない。
が、気がつくと、結果としてそうなのだ。
気が合うし、性格のいい人が多い」

ここから俵万智の「美人性格いい説」の考察が始まる。

「世の中の人は、あまりに美しい人を見ると、
せめて性格が悪いと思いたいかもしれないが
(そうでないと、私のように不器量な人が浮かばれない?)
残念ながら、美人は性格が悪くなる確率が非常に低いのです」

性格が悪くなる要因は「人の悪意を受ける」。
しかし「美人の場合、この悪意を受ける場面がとても少ない」

「人間、誰しも優しい面と意地悪な面を持っている。
そして美人に遭遇した場合、
多くの人は優しい面を彼女に向ける」

「みんなに優しくされれば、
みんなにも優しくなれるのが人というものだろう」

だから美人は性格が良くなる。

「もちろん、逆は必ずしも真ならず。
美人じゃなくても性格のいい人はたくさんいる」

「美人じゃないほうの立場を代表して言わせてもらえば、
人に優しくされる前に、
こちらから優しくすればいいのだ

「ほうっておいても好かれるわけではないが、
こちらから好きになっていけば、たいていの人は、
やはり優しい面をこちらに向けてくれる」

「そうなれば、あとは、
美人と同じ仕組みと展開が待っている(と信じたい)」

私はこの「美人」をずっと、
「店」に置き換えて読んでいた。

岡田徹の詩。
「小さな店であることを
恥じることはないよ。
その小さなあなたのお店に、
人の心の美しさを
一杯に満たそうよ」

人の心の美しさに満たされた店に、
俵万智流に言えば、、
「多くの人は優しい面を彼女に向ける」

東日本大震災のあと、
大船渡のマイヤ社長・米谷春夫さんが言っていた。
「お客さんが優しくなった」

これも「美しい店」すなわち「美店」には、
人々が優しくなるからだ。

「みんなに優しくされれば、
みんなにも優しくなれる」

万一「美店」でなければ、
「人に優しくされる前に、
こちらから優しくすればいい」

俵万智、なかなかに、いい。
もちろん米谷春夫もいいし、
岡田徹もいい。

日本人のダーバーシティ。
なかなかに、いい。

<結城義晴>

2012年03月27日(火曜日)

セブン-イレブンのチケット販売4割拡大策と嘉納治五郎の「自他共栄」

光は春の真ん中あたり、
空気は冬の終わりごろ。

そんな日が続く。
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今日は、朝から東京タワーを眺め、
カスタマー・コミュニケーションズ㈱(略称CCL)の定例役員会。

午前中の決議事項の審議と報告事項の質疑を終わらせて、
役員、関係者で昼食。
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一番右が西川明宏CCL社長。
私の隣は玉生弘昌CCL相談役・㈱プラネット社長。
井上美智雄CCL非常勤取締役・㈱プラネット副社長。
米倉裕之CCL取締役。
そして三菱商事㈱の高木朋行さん、元CCL取締役。

3月決算のCCL。
ビジネスモデルの転換を図りつつ、
今期の見通しをつけ、来期を展望する。

みんな、明るい笑顔。
西川さん、米倉さんは決意新た。

この気分に似たニュース。
日経新聞スポーツ欄のコラム『クールダウン』。
私は日経のスポーツや文化欄を評価している。
姿勢が一貫していて、
この分野では業界迎合がない。

コラムのタイトルは「まぶしい柔道の黄金律」。
日本オリンピック委員会の上村春樹・選手強化本部長の叫びの言葉。
「もっと黄金の光を」
ロンドン・オリンピックの金メダルの数のこと。
国別5位以上のためには15~18個が必要。
しかし「日本の力はまだ10~12個程度」。

上村さんは全日本柔道連盟会長でもあるが、
「よそ様に負担を求める以上は
自分たちが一等重い年貢を納めねば」
と考えている。

コラムニストは、柔道の祖・嘉納治五郎を引く。
治五郎は「自他共栄」という互助の精神を説いて、
「生ぬるい“連帯無責任”とは懸け隔たった厳しさ」を求めた。

「自他共栄」の意は、
「他人に望む行いはまず自分が実践すべし」。
「隗より始めよ」に通ずる。

コラムニストは語る。
「柔道界にはまだ
『俺は勝つ。おまえも勝て』と言える人がいる。
この黄金律がまぶしい」

俺は勝つ、
おまえも勝て。

会社も仕事も、
それが一番、いい。

日経新聞に、
「セブンイレブン、チケット取扱高4割増」の記事。
セブン-イレブンは2009年度にぴあに出資。
チケット事業を強化してきたものの、
取扱高は2010年度443億円、
2011年度651億円。

2012年度は前年度比4割増の920億円を目指す。

一方、ローソンは2年前の2009年度段階で、
取扱高817億円。
完全にセブン-イレブンは先行されている。

ちなみに国内のチケット市場規模は、
1兆1000億円前後
と推計されている。

セブン-イレブンの施策は二つ。
第1はマーチャンダイジングと売り方。
「各地域の商品開発部門と連携」。

取り扱うイベント数を増やし、
独占・先行販売チケットも獲得。

今期は関東地方以外で開かれる地域イベントを拡大。
美術展や花火大会の入場券まで販売する。

当然ながら「プロ野球・Jリーグのチケット販売も強化」。
「重点取り組みチーム」を2011年度の8チームから20チームに増加。
弁当の共同開発、店員の球団ユニホーム姿での接客などを展開する。

第2は店舗オペレーションの改革。
7月末までに全1万4000店で、
レジ奥の発券チケットプリンターを刷新。

レジで料金を払い込むと、
その場でチケットを印刷するが、
「従来は1枚印刷するのに17秒、2枚で計29秒かかっていた。
新型機ではそれぞれ5秒、8秒にし、
購入客の待ち時間を短縮する」

問題は、店がチケットを売る気になること。
それぞれの店舗に売上高として計上されるのは、
チケット額面の3~4%程度の手数料。
これでは1000円のチケットで、30円から40円の売上げ。
3000円のチケットで100円くらい。

「チケットのために来店した客の5~6割が
他の商品も一緒に購入しており、売上げ増につながる」と、
記事には書かれている。

セブン-イレブンにとっての一番の問題は、
この加盟店での売り込み姿勢だと思う。

ここでも必要だ。
俺は勝つ、
おまえも勝て。

チェーンストアには、
嘉納治五郎の「自他共栄」がよく似合う。

<結城義晴>

2012年03月26日(月曜日)

四半期13週が終わる!4月1日「放射性物質新基準」適用に準備せよ!!

Everybody! Good Monday!
[2012vol13]

2012年第13週にして、
3月の終わりの週。

週末の日曜日には、
4月に入って、
1日がやってくる。

13週は、年間の52週の四分の一。
四半期、クォーター。
それが終わったか、という感慨。

三月の瓦礫の上に三月来
〈朝日俳壇より 福岡市・井上正和〉

その3月もあっという間に、去って行く。
一月行く、二月逃げる、三月去る
まさしくその通り。

きのうきょうあしたあさってやなさって
そして一年、そして一生

〈朝日歌壇より 福島市・美原凍子〉
福島の美原さんの歌だけに、
この時間の経過は重い。

俳句と短歌の世界を比較すると、
後者はどんどん、変化している。

日常化し、大衆化した。
しかしどうも、子供化しているようにも感じられる。
俵万智の出現がそれを促した。

俳句はそれに対して、
美と伝統を守っている。

良い、悪いは別にして、
この対比は面白い。

音楽を身籠りしごと春の月
〈同じく朝日俳壇より 小田原市・丸山典雄〉

先週、卒業式などが終了し、
今日から小学校、中学・高校は春休み。

一方、今週は、進学、就職、転職、引っ越しなど、
人々に転機が訪れる。

私の周辺でも、就職、引っ越しなど、
相次いでいて、忙しい。

今日は論説から話題を二つ。
第1は日経新聞『ここに注目』。
経済評論家・田中直毅さんの連載。
「英国が4月1日、
法人税率を現行の26%から
24%に引き下げる」

イギリスはご存知、保守党のキャメロン政権。
2010年5月に発足し、
大胆な緊縮財政を志向。
「にもかかわらず法人減税を打ち出す背景には、
グローバル化が進むなか、
希少なのは活力ある企業との見極めに至った」

重要な考え方は、
「今後の経済活性化には企業の活力が重要であり、
優遇策が必要との判断」

この見方は日本も同じ。
「4月に地方税なども考慮した法人税の実効税率を5%下げる」

日本の法人税は、総額で39.54%と高い。
これは国税法人税、法人地方税・法人事業税を含めた法定実効税率。
アメリカも高くて、39.25%。

その日本でも、
「原則として法人減税に踏み切った」。
米国でも日本の動きは注目されている。

田中さんの見解。
「付加価値を増やす革新的な企業を
囲い込むことが重要であるという点が、
世界で共通した考えになりつつある」

企業は社会的に付加価値を生み出す。
会社も店も、価値を生む。

その健全な育成が、
国家の財政の立て直しにも有効だという考え方が、
国際世論になりつつある。

自覚しておくべきことだ。

さて第2は朝日新聞の社説。
「食品と放射能――検査充実と情報提供を」

4月1日から、新局面。
「食品中の放射性物質に関する新基準」
が適用される。
メーカーを始め、卸売業、小売業でも、
この新基準の遵守のために、
大騒ぎ状況。

新基準は、福島原発事故以来使われてきた暫定基準と比べると、
4~20倍に強化されている。
「世界的にみても大変厳しい基準」。

しかし厳しいからには、
「精密な検査」が要求されるはず。

ただし、「厚生労働省は今月半ばに指針を定めたばかりで、
各自治体では準備に追われている。
混乱も心配される」

まず大切なのは、いうまでもなく、
検査態勢の整備だ。

食品1㎏当たりの放射性セシウムの新基準。
①一般的な食品では従来の500ベクレルから100ベクレルに、
⇒5分の1
②牛乳や乳製品は200ベクレルから50ベクレル
⇒4分の1
③飲料水は200ベクレルから10ベクレルに
⇒20分の1

厚労省の検査指針は、
「50ベクレルを超えた例のある食品を重点に検査する」というもの。

検査の頻度なども細かく指定されている。
「網の目を細かくして汚染を見つけるねらい」。

朝日新聞は問題点を指摘する。
「高精度の検査をするには時間と手間がかかり、
そのぶん検査できる点数が減ってしまう」

その結果、
「基準を超える食品のすり抜け」が懸念されている。

「各自治体は、検査機器や職員を増やしたり、
外部に委託したりするというが、
対応しきれないところも出てくるだろう」

大手の製造業や小売業は、
自分で検査機器を手当てし、人員を配置して、
検査する。

これは重要な社会的使命だ。
ここに協会・団体などの役目も出てこよう。
相互に助け合うことも必要だ。

もうひとつ、朝日の指摘の中に牛肉の問題がある。
「検査される食品の半分以上を牛肉が占めるという現状は、
食品全体の汚染状況から見てどうか」

さらに不可欠の条件は、
「消費者への説明」。

新基準の意味や検査態勢、
新基準の健康へのリスクなどなど、
細かく、正確に、鮮明に、わかりやすく。

私はこの一年、言い続けている。
「風評被害には、
知識と情報で対抗する」

しかしこれは、
店という公の機関を展開する小売業やサービス業の役割でもある。

新基準を設けて規制する、その目的は、
「食品を通じての内部被曝(ひばく)を減らすこと」。

そして「実際に、毎日の食事から、
どれだけ内部被曝することになるのか」

記事には具体的なデータも少しだけ紹介されている。
「福島県などで実際の食事を調べた結果によれば、
現状でも、1年間の被曝量1ミリシーベルト以下という
新基準がめざす目標よりはるかに低い」

社説の結び。
「ていねいな情報提供もふくめて、
総合的に取り組んでこそ安心につながる」

この総合的な取り組みの中に、
製配販のサプライチェーンもあれば、
小売りサービス業の店頭もある。

4月1日の「新基準適用」から、
再び、「風評被害」との闘いが始まる。

さて、先週のこのブログで、
間違いを書いたので、お詫びと訂正。

㈱寺岡精工専務取締役の高野公幸さんのこと。
高野さんは寺岡和治社長の同級生で、
二人三脚でこの会社、このグループの成長を支えてきた。
このたび、㈱寺岡精工専務取締役をめでたく退任、
相談役にご就任。
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私もずっと、高野さんにはお世話になったし、
一緒に旅行もした。

スコットランドの名門セント・アンドリュースでは、
ともに厳しいリンクスとの闘いをした同志だ。

㈱テラオカ代表取締役社長など、
高野さんが経営の先頭に立つ仕事は続く。

業界の皆様、よろしく。

最後のお知らせとお願い。
商人舎USA視察研修会Basicコースは、
一応、申し込み締め切りは終了したが、
あと6席分は確保してある。

まだ、間に合います。

最後の参加申し込み、
受け付けます。

こちらへ、どうぞ。

それから5月29日~31日の合宿セミナー。
商人舎ミドルマネジメント研修会。
略称MMS。
Shoninsha Middle Management Seminar。

こちらは国内研修会ということで、
4月末日申込み締切。

好評受付中。

小売り流通・サービス業界では、
なぜか組織の硬直化、官僚化が進んだ。
私は「大企業病」などと指摘した。

中小企業にまで、
この病が蔓延してくるところを、
随分と目撃した。
そして「中小企業の大企業病、目も当てられない」
こんなことも指弾した。

このMMSは、組織の硬直化、官僚化を防ぐことを、
おおきな目的にしている。
そしてミドルマネジメントが自ら変わり、
会社に貢献しつつ、
自己育成を続けていく方法論を提案する。

従来の教育には、
大企業病の病巣が巣食っていた。
トップマネジメント自身は多くを学んで、
そこから脱出、脱却していても、
ミドルマネジメント層にはそれが残っている。

もちろんいろいろと組織イノベーションも施しているから、
ひどいことにはならない。

しかし、様々な局面で、
この官僚的な組織論が顔を出す。
人々は悩む。

商人舎ミドルマネジメント研修会は、
この問題に解決策を提示する。
それもミドルマネジメントに直接、働きかけることによって。
それがドラッカー・マネジメントだ。

もちろん「基本知識・原理原則」は、
3日間で、徹底してたたき込む。
競争の原則も肌身で感じとってもらう。
だからテストもする、成績も付ける。
大学方式のSABCDで。
S獲得優秀者は、表彰する。

そのうえで、何よりも、
ドラッカー・マネジメントの真髄を知らしめる。
現代の組織人を養成する。

いかがだろう。

商人舎ミドルマネジメント研修会。
Middle Management Seminar。
略称MMS。

是非の、ご参加を。

というところで、
一月行く、二月逃げる、三月去る

「ひとつずつ、すこしずつ、いっぽずつ」
今月も仕事をしてきた。
今週で去ってゆく三月ともお別れ。

では、みなさん、
Good Monday!

<結城義晴>

2012年03月25日(日曜日)

ジジの「おわりとはじまり」[2012日曜版vol13]

ジジです。
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春らしくなってきました。
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土手のヤナギも。
桜はもうすこしですが。

まちどおしい。

ユウキヨシハルのおとうさん。
この時期は、大学院も春休み。
だけど、なんだかいそがしい。
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きのうは、ごごから、
ユウキ・ゼミ。
新年度のゼミを、
もう、はじめています。
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センパイのシブキさんがやってきて、
あたらしいゼミ生のみなさんに、
ねっしんでていねいなレクチャー。

おとうさんは、
ユウキ・ゼミOB・OGのみなさんに、
ずいぶんと、かんしゃしています。

いいゼミです。
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そのあと、卒業式。
「ガクイジュヨシキ」といいます。
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rikkyoは讃美歌からはじまって、
讃美歌でおわります。

ソウダイというのもあります。
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ことしは、ババさん。
おとうさんのサービス・マーケティングも受講したひと。

2年間の勉強や研究が成果をあげて、
みなさんは、はれて、「修士」に。

おめでとうございます。
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式のあとは、懇親会。
ところは、いつもの第一食堂。
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天井が高くて、
ハリーポッターの映画みたい。
20120325175451.jpg

そこに、ユウキ・ゼミのみんなも、
あつまった。
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こころから、
おめでとう。
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ひだりから、
エンドウさん、オカモトさん、
アサカワさん、トヤマさん、
ヤマグチさん、サトウさん。

みんな、うれしそう。
おとうさんも、うれしそう。
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ボクも、うれしい。

それから、ユウキ・ゼミの二次会。
チューカ料理とビールとショーコー酒。
メンバーはどんどんふえて、
拡大ユウキ・ゼミ。

おとうさんは、メンバーに、
本をおくった。
『店ドラ』。
ひとりひとりに、
フデペンでことばをかいた。

おとうさんのすきなことば。
エンドウさんには、
「おねがい、ごめん、ありがとう」

オカモトさんには、
「勇気とは
未知なる世界に一歩、
目隠しで踏み込む
心のあり方だ」

アサカワさんには、
「鳥の目 虫の目 魚の目 心の目」

トヤマさんには、
「朝に希望、昼に努力、夕に感謝」

ヤマグチさんには、
「心は燃やせ、頭は冷やせ」

そしてサトウさんには、
「ひとつずつ、すこしずつ、いっぽずつ」

みなさん、おめでとう。

二次会のさいごは、
校歌斉唱と
「フレー! フレー! rikkyo!」
20120325175542.jpg

おとうさんの教授生活、
3年がおわって、
4年目にはいります。
20120325175554.jpg
いつも、
おわりのつぎは、
はじまり。

はじまったら、
いっしょけんめい。

そして、
おわりがやってくる。

そこで、感謝、です。

<『ジジの気分』(未刊)より>

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