「せんきょのことば選挙学習小辞典」とカスハラ対策「名札」の変更

関東地方も梅雨明けした。
そして三連休。
月曜日は海の日。
明日の日曜日は、
第27回参議院選挙。
朝日新聞「折々のことば」
第3445回。
くにが みんなから
おかねを あつめて
その おかねを
みんなのために つかって
よい くにを つくること
〈『せんきょのことば 選挙学習小辞典』〉
それを「せいじ と いいます」と続く。
知的障がいのある人たちが、
支援者と一緒に作った辞典から。
(社会福祉法人・創思苑のサイト掲載)
当事者の誰もが政治に参加できる社会をめざし、
憲法や政党、選挙などの基本を丁寧に説明する。
公約は、
「たいせつな やくそく」です、
といった政治の原点にあらためて光が射(さ)し、
背筋が伸びる。
さらに最後のほうにあるのは、
「せんきょのまえにやること」
その答えは、
「しる、きめる、いく」
投票して終わりではない。
そして、
「とうひょうのあとにすること」
ふたつ あります。
「ひとつは
みなさんが えらんだ ひとが
とうせんしたかを たしかめます。」
テレビ、ラジオ、しんぶん、
インターネットでわかります。
「もうひとつは
せんきょで とうせんした
ひと や せいとう が
わたしたちのために
これから なにを
やってくれるのかを
しっかりと みてください。」
この姿勢で投票し、
政治を見ていこう。
さて、店舗で働く人たちの名札が、
変わってきている。
コンビニが早かった。
昨年6月5日の商人舎流通SuperNews。
ローソンnews|
名札の表示内容見直し/任意の文字・アルファベット表記可能
ローソン昨2024ネは6月4日(火)から、
店舗従業員が着ける名札の表示内容の見直しを行った。
アルファベットでの任意の文字や
イニシャルでの表記を可能とした。
店舗従業員が安心して働ける環境を整備するためだ。
続いて、
セブン‐イレブンnews|
カスハラ対応のポスター掲示と従業員名札の仕様追加
セブン-イレブンも、
カスタマーハラスメント対応の一環として、
店舗に「お客様への告知ポスター」を掲示している。
「従業員名札の仕様」も10月27日から追加した。
スーパーマーケットではベルクが早かった。
ベルクnews|
カスハラ対策/店内接客時の名札の名前を非表示に
今年2025年2月から全店舗で従業員の名札を変更。
店内接客時の名前を非表示(STAFF表示)とした。
従業員同士のコミュニケーションの観点から、
名札の裏面には名前を表示し、
バックヤードでの作業時や休憩時には、
名札を反転して使用している。
マルエツnews|
4/1から全店で名札表示を「STAFF」に変更
マルエツは4月1日(火)から全店で、
名札運用ルールを変更した。
依然はひらがなで苗字のみを表記していた。
従業員のプライバシーを保護し、
安心して働ける環境を整備するため、
英字で「STAFF」表示の名札を着用している。
マルエツは日経新聞が取材して記事にした。
アオキスーパーnews|
快適な職場環境目指し軽装勤務可・名札着用廃止
アオキスーパーは6月から、
従業員の軽装での勤務を実施している。
同時に名札の着用を廃止している。
そして、
ライフnews|
7/16から従業員の名札表記を役職・担当部門のみに変更
ライフコーポレーションは7月16日(水)から、
働きやすい職場環境整備のため、
従業員の名札表記を変更する。
変更前は役職・担当部門と、
ひらがなの名前を表記していた。
役職・担当部門のみを表記する。
個人のプライバシーを保護し、
安心して働けるようにするためだ。
カスタマーハラスメントが、
それだけひどい状況になっているということだ。
だから誰にでも名前をさらすことは、
避けるのがいいだろう。
しかしロイヤルカスタマーと従業員が、
互いに名前で呼び合えるような、
そんな店にはなってほしい。
〈結城義晴〉