2026年商人舎US研修の日程と井出武美・岩崎高治の記者会見

昨日は冬至だった。
それも忘れて夢中で仕事して、
夜遅く帰った。
今朝、柚子湯に入った。

東京新聞の巻頭コラム「筆洗」
「作家の岡本綺堂によると、
明治のころまでは冬至の日には
獅子舞がやって来た」
「その囃子(はやし)の音を聴きながら
ゆず湯に漬かった」
なかなか、いい。
綺堂は「半七捕物帳」を書いた小説家だ。
商人舎オフィスに出ると、
午前中に来客。
JTB神戸支店第1課長の小阪裕介さん(左)と、
吉田和司さん。

来2026年の商人舎US研修の打ち合わせ。
2つの研修の日程が決まった。
ラスベガスのベーシックコースは、
5月10日(日)~16日(土)。

秋のスペシャルコースは、
11月10日(火)~15日(日)。
特別にサンクスギビングデー前哨戦を、
研究しに行く。
今から予定を入れておいてください。
よろしくお願いします。
そのあとは月刊商人舎1月号の原稿執筆。
集中した。
いい原稿が書けそうだ。
山本恭広編集長は記者会見に出かけた。
最初は御茶ノ水駅そばの駿河台。
U.S.M.H㈱本社。
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス。
昨年の11月10日から本社移転が始まった。
まだ私は行ったことがない。
一度、訪れたいものだ。
会議室に約20人の記者が集まった。
出席した記者全員から質問を受け付けて、
井出武美社長がすべてに一問一答で回答してくれた。

昨日はイオンの吉田昭夫社長と一緒に、
首都圏スーパーマーケットの再編について、
発表会見をしたばかり。
今日は店舗フォーマットやMDの考え方、
統合を進めるべきポイントを語ってくれた。
今年4月の社長就任以降、
「100日改革」を掲げて、
経営幹部一人ひとりとひざ詰めで話し合った。
そうして中期経営計画の実行度を高めることに、
力を注いだ。
井出さんはイオンリテール社長として、
著しい業績回復を実現させた。
その勢いと熱意を、
日本最大のスーパーマーケットに振り向ける。
いい話だった。
そのあと日本橋へ移動。
日本スーパーマーケット協会。
約30人の記者が集まった。
スーパーマーケット三団体と、
日本生活協同組合連合会の、
月次の販売統計調査の記者発表会。
毎月20日過ぎに行われる。
今回は年末ということもあって、
岩崎高治協会会長がスピーカー。
もちろん㈱ライフコーポレーション社長。
月次の報告のあと、
岩崎さんが2025年の振り返りと、
2026年の展望を語った。

「年収の壁」に対して、
政府への提言を発信し続けてきた。
それが一定の成果を得た。
さらに2023年からスタートしたSM物流研究会が、
着々と成果を上げていることが報告された。
参加企業数は昨年の19社から、
今年は24社に増えた。
「協調領域」とする物流問題について、
輪が広がっている。
私はずっと横浜のオフィスで原稿執筆。
山本編集長が戻って来て、
深夜まで仕事。
食べながら飲みながら、
雑誌づくりや原稿書きについて、
話し合った。

今日の井出さんの話と岩崎さんの話、
昨日のイオンの記者会見などは、
これまでとまったく違った形で、
月刊商人舎1月号に掲載することになった。
晴れ坊主、旨いし、安い。
心晴れ晴れ、大満足。

明日のクリスマスイブは、
従業員のために休業する。

沖縄タイムズの巻頭コラム
「大弦小弦」
「クリスマスケーキとおせちが
値上がりしたとの調査を見つけ、
年末年始前のウキウキ気分が萎(しぼ)みそう」
帝国データバンクの別の統計。
「今年の値上げ商品は前年1.6倍の2万点超。
要因は原材料やエネルギーの高騰などで、
円安由来と言える」
「物価高に対応するため、
日本銀行は19日、政策金利を
0.75%程度に引き上げると決めた」
しかし政策金利引き上げ発表の後、
市場では逆に円安が進んだ。
日経新聞
「大機小機」
「2025年度の補正予算が成立した。
一般会計の総額が18兆3千億円を超え、
新型コロナウイルス禍後で最大規模となった」
物価高対策もバラマキで、
巨額な予算が計上された。
「これら対策は一時的には
家計の負担が大きく軽減するが、
いずれも当面の物価を
押し上げるものばかりである」
「物価高に抜本的に対処しようとする
姿勢が見られない」
それは浜田宏一エール大学名誉教授も、
批判している。
コラムニスト。
「インフレが顕在化するなか、
大型予算や超金融緩和で、
『物価の安定』が実現できるとは
どの教科書にも書かれていない」
わが「晴れ坊主」は頑張っている。
クリスマスイブは、
大いに休むべし。
それを私は応援する。
〈結城義晴〉
























