結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2023年06月14日(水曜日)

商人舎ミドルマネジメント研修の「マネジメントの本質」

ドイツで脱原発が実現した。

稼働していた最後の3基が、
送電網から切り離された。

今後の電力供給は、
再生可能エネルギーを柱とする。

もちろん課題は多い。

2011年3月の東日本大震災の際、
東京電力福島原発が事故を起こした。

これを受けて当時のメルケル政権は、
「脱原発」の方針を打ち出した。

そして当時稼働していた17基の原発を、
段階的に停止してきた。

とうとう原発が稼働していない国となった。

それでもドイツの世論は、
脱原発反対派が59%、
賛成派は34%。

ドイツ経済界も反発する企業が多い。

ここにも、
トレードオンの問題解決が迫られている。

それでも脱原発をやってしまうドイツ。
二度の世界大戦を引き起こし、
二度もそれに負けたけれど、
凄い国だ。

さて、私たちは湯河原。
第20回ミドルマネジメント研修会。

朝8時15分から、
理解度判定テスト。IMG_52583

初日の講義の中から、
5つの設問をする。

テストではそれに答えてもらう。IMG_52563

講義を真剣に聞いてくれていれば、
答えられる内容だ。IMG_52603

丸暗記しても仕方がない。
理解した内容を自分の言葉で書く。IMG_52653

最後まで皆、ペンを走らせる。IMG_52683

30分間に全神経を集中させる。

終わるとため息が漏れる。
背伸びする姿も見られる。

奮闘した証拠だ。
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9時から結城義晴の講義。

まず、テストの内容を振り返りながら、
補足講義する。
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鈴木哲男先生の52週MDに関しても、
ストアコンパリゾンに対しても、
私は大いに賛同しつつ、
別の説明の仕方をする。
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それが商人舎のミドルマネジメント研修のいいところだ。IMG_52843

午前中はマネジメント理論の変遷。
つまりマネジメントの歴史。
ここに大企業病や悪しき官僚化の根本原因がある。
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テーラリズムとフォーディズム。
いつも米国の牛肉パッカーの話をする。IMG_53013

ヘンリー・フォードは、
その解体工場からヒントを得て、
自動車製造のオートメーションを考えついた。IMG_53093

アンリ・ファヨールの管理過程論から、
人間関係論や行動科学、リーダーシップ論、
そしてドラッカーやミンツバーグまで。

すべての企業に大企業病のDNAがある。
官庁や大企業、そしてチェーンストア志向企業に、
悪い組織の兆候が出ている。
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ランチを挟んで、
計数の基礎講座。

山本恭広商人舎編集長の講師デビュー。IMG_53113

白部和孝先生がおしえてくれていた講義内容を、
そのまま踏襲して、継続性を担保する。

そこに山本編集長なりの工夫を加える。IMG_53153

演習の時間を設けて、
商品回転率や交差比率、
人件費率や人時生産性を計算してもらう。
それを指導する。
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山本編集長の講義のあとは、
結城義晴の3時間。

初めに計数講座の補講。
PLとBSの基本と、
その両者に関係するROAの根拠など。
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そのあとはドラッカーを中心に、
マネジメント手法やリーダーシップ論の解説。IMG_53303

とくに強調したのが、
ファヨールとドラッカーの違いだ。IMG_53323

それぞれに5つの概念が使われるが、
それが対比的な行動提起となっている。IMG_53383

リーダーシップ手法では、
ケン・ブランチャードのチームマネジメントを、
具体的に説明する。
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そして最後の最後に、
チェーンストアの本質論。

本質から外れて、
テクニカルなチェーンストア経営論が多い。
しかし今、その本質にもどるときだ。
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2日目の長い長い講義。
受講生から感謝の拍手をもらった。IMG_53513

1日の疲れを癒してくれるのは、
魚介と肉の豪勢な夕食。

事務局のテーブルの隣で、
大いに盛り上がる元気なつわものたち。
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こちらは静かに会食を楽しむ。IMG_53543

アルコールは解禁だが、
誰も飲もうとしない。
なぜなら復習が待っているから。
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派遣してくれた企業トップの皆さんが、
このブログを見ている。

笑顔やVサインで元気な姿を報告する。IMG_53563

こちらは関西スーパーマーケットの皆さん。
たくさんの受講生を派遣してくれた。IMG_53573

そして事務局席。
手前は山本編集長。
奥に高野保男先生と私。

高野さんは明日の朝一番の講義。
前日入りしてくれて、情報交換をする。
これが楽しみだ。
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夕食を終えると、
自習室として開放された研修会場に、
三々五々受講生が集まっている。

この風景は11時まで続く。
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ホワイエでも復習に勤しむ受講生。
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背を丸めて静かに学ぶ姿。
いつもいつも感動する。
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私は6時間の全力講義の疲れもあって、
部屋に帰るとそのまま爆睡した。

商人舎のミドルマネジメント研修。
かなり高度な内容を、
丁寧に教授する。

トップや人事部門の人たちに知っていただきたいのは、
しつけや道徳を教えているわけではないこと。

トップマネジメントになるために、
ミドルマネジメントは存在するのだ。

だからマネジメントの本質を手ほどきする。

その意味では、
トップマネジメントこそ、
この研修を受けてほしいものだと思う。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2023年06月13日(火曜日)

第20回ミドルマネジメント研修会の「Integrity=真っ正直」

商人舎ミドルマネジメント研修会。
第20回目となった。

毎年、初夏と秋に2回開催してきた。

コロナ禍の2020年の2回と、
2021年初夏に中止した。
結局、3回中止しただけで終わって、
すぐに再開することができた。

これまで1500人以上の知識商人を送り出した。
それが何より嬉しい。

商人舎のミドルマネジメント研修は、
幹部向けだという評価がある。

私はミドルマネジメントは、
もうすでに幹部であると考えている。

野球に喩えると、
良いノッカーであるだけでは、
ミドルマネジメントとしては足りない。

つまり上手なノックをする人ではなく、
監督であり、コーチであり、
キャプテンであるような人財。

それがナレッジ・ミドルマネジメントである。

熱海駅に着くと、
野村伊吹さんが待っていてくれた。
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その熱海駅。
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相模湾と真鶴半島。
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初夏の湯河原は紫陽花が咲き誇る。
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会場はニューウェルシア湯河原。??????????

歓迎の立て看板。
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商人舎事務局の記念写真。
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準備万端整って、
13時に研修会開始。
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初めの2講座は結城義晴が担当する。IMG_5189 -3

第1講義は「コロナは時間を早めた」
本論に入る前の「序」の講義は、
最新の考え方を提示する。IMG_5191

2021年に、
『コロナは時間を早める。』を発刊した。
その著書で提案した仮説に対して、
その後の現象を検証しつつ、
大きな潮流の変化を語る。
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ウォルマートの決断、
コロナ禍とDXの進化、
経営統合や業界地殻変動、
ネットスーパーの加速、
ライフスタイルとMDの変化、
SDGsの普及などなど。

そのうえで、
ポストコロナ時代に臨む姿勢と、
心の在り方を説いた。
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第2講義からがいよいよ本論。

商業の現代化と基幹産業化。
そのための知識商人の役割。

2008年の商人舎発足の会で、
多くのトップマネジメントに、
3時間の講義をした。

その内容はミドルマネジメントに、
伝え続けたい。

それがこの第2講義の趣旨だ。

倉本長治の商売十訓と、
ピーター・ドラッカーが重視した3つの概念。
立教大学大学院でも、
コーネル大学RMPジャパンでも、
一番最初にする講義だ。
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さらに商業の近代化の歴史。
賢者は歴史に学ぶ。

生物学者の福岡伸一さんは言う。
「これから科学を学ぼうと思っている人に、
おすすめの方法がある」

「それは科学のかわりに
科学史を勉強すればよいのだ」

そう、流通業を学ぶ人、
小売業を学ぶ人は、
小売流通業史を勉強するのがいい。
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1673年の三井高利の越後屋の哲学から、
1844年のロッチデール組合の理念、
1852年の百貨店「ボン・マルシェ」誕生、
1930年のマイケル・カレンの第一次革命。
1945年のサム・ウォルトンの創業と、
1962年のウォルマートの出発、
そして1980年代の第二次革命、
さらにスーパーセンターの登場まで、
一気呵成に商業史を語る。??????????

最後は、結城義晴からの提案。
「真っ正直商法」。
上田惇生先生は、
ドラッカーの「Integrity」を「真摯さ」と訳した。
歴史に残る名訳だと思う。

それを十分承知しつつ、
私はあえて「honesty」を超えるものこそ、
「Integrity」であると考えて、
「真っ正直」とした。

それを2月ゼミのメインテーマに据えた。

商業界の社長時代のことだ。
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Integrityと、
MarketingとInnovation。
これが揃えば必ず成果が上がる。

15時半からは、
コーヒータイム。
コーヒーと菓子で、
疲れた頭を休めてもらう。
??????????

そして16時から20時までは
鈴木哲男講師が3講座を担当。

昨年、社名を㈱REAに変えた。
ご子息が社長になり、
鈴木先生は会長として講演活動を行っている。??????????

52週MDとプロモーション、
そしてストアコンパリゾンの講義。??????????

最新の実例と豊富な経験則。
現場から発想した、
現場を変えるための実務講義。

それが52週MDの本質である。

受講生にとっては、
目からうろこの講義だ。
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奥湯河原の山脈が夕暮れていく。IMG_5235

われわれの研修会場にも、
灯がともる。
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鈴木先生は理論だけでなく、
実践に活かすために、
具体的な手法を講義する。

これは受講生にとって、
すぐに役立つ情報になる。
??????????

受講生たちは最後までメモを取り、
真剣に聴講する。
??????????

最後は鈴木講師に盛大な拍手。
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初日の講義を終えて、夕食。
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ニューウェルシティ湯河原の食事は、
いつも充実している。
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みんな元気です。
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女性陣もVサイン。
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しっかり食べて、温泉に浸かって、
体を休めて、明日の講義に向かう。IMG_5246

私は鈴木先生と食事しながら、
情報交換。
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ありがとうございました。IMG_5247

最後に恒例の自習室の風景。
9時過ぎには10人ほどが集まっていた。

明日は8時15分から理解度テストがある。
そのために、今日学んだことを各自が復習する。
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11時ぎりぎりまで粘った人たち。
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自習室の外のホワイエで学ぶ受講生。
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もちろん各自、自分の部屋で、
頑張っている。

そうした受講生の姿を見ると、
胸が熱くなる。
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ミドルマネジメント研修会初日。
派遣してくださった企業の皆さん、
受講生たちは、頑張っていますよ。

佐藤一斉の「言志四録」
(わ)かくして学べば、
すなわち
壮にして為すこと有り、

壮にして学べば、
すなわち
老いて衰えず、

老いて学べば、
すなわち
死して朽ちず。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2023年06月12日(月曜日)

堤清二「商業の現代化」と島田陽介の「超チェーンストア」

Everybody! Good Monday!
[2023vol㉔]

2023年第24週。
6月第3週。

関東甲信地方は、
先週木曜日の6月8日に梅雨入りした。

北陸と東北は昨日の6月11日。

九州北部から中国・四国、近畿、東海までは、
5月29日だった。

梅雨の期間の目安は、
1カ月から1カ月半。

梅雨明けの予想は平年で、
沖縄が6月21日ごろ、
奄美が6月29日ごろ。
九州南部が7月15日ごろで、
四国が7月17日ごろ。

九州北部から、
中国、近畿、東海、関東甲信が、
7月19日ごろ。

北陸が7月23日ごろで、
東北南部が7月24日ごろ、
東北北部が7月28日ごろ。

今年の二十四節気は、
夏至が6月21日。
小暑が7月7日で、大暑が7月23日。

大暑のあたりまで、
梅雨は続く。

しかし明けない梅雨はない。

今週のスケジュール。
火曜日から木曜日まで、
神奈川県と静岡県の境目の湯河原。

商人舎ミドルマネジメント研修会。
ありがたいことに第20回を数える。

商業の現代化と知識商人の養成を掲げて、
㈱商人舎を興した。

商業の現代化に対しては、
月刊商人舎や単行本、
そして講演活動などを通じて、
その内容を深めつつ、
小売産業に訴えていく。

近代化はmodern。
現代化はpost modern。

倉本長治は商業の近代化を訴え続けた。
渥美俊一らはチェーンストア産業構築によって、
倉本の近代化にパワーを与えた。

しかし商業にもチェーンストアにも、
「現代化」が必須である。

近代化はトレード・オフによって成し遂げられた。
ならば現代化にはトレード・オンが求められる。

堤清二著『変革の透視図』
その第8章にある。
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「流通産業は、
まだ大きく変化する可能性を
内蔵した産業である。
そしてその変化は、
“近代化”を内に含んだ”現代化”へと
すすめられなければならない」

この「現代化」は、
上野光平先生も考えていたし、
その盟友であった杉山昭次郎先生も訴えた。

杉山先生は、
商人舎最高顧問だ。

私はその系譜を受け継ぐ者だ。
それを広めるのが私の役割だ。

今、書いている本も、
この系統の考え方を整理したものだ。

知識商人の養成に対しては、
このミドルマネジメント研修会などを通じて、
継続していく。

2008年から、
コーネル大学RMPジャパンをやった。
トップマネジメントの養成である。

それから立教大学大学院で、
特任教授もやった。

それ以外にも、
個別企業で展開した。
万代知識商人大学は第8期を迎える。

日本チェーンストア協会では、
「流通未来大学」にも出講した。

イオンリテールでは定期的に講義をする。

平和堂のアメリカ研修も、
知識商人の養成であるし、
ロピアの研修もその趣旨で行っている。

ニチリウの研修も根底には、
知識商人の養成である。

まだまだ増えている。

ミドルマネジメント研修会は、
知識商人の養成を実感できる場である。

だから私のテンションは上がる。

今日は山本恭広編集長が、
島田陽介先生のところに行ってくれた。

千葉県のあすみが丘。

86歳。
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経営コンサルタントとして60年のキャリアを持つ。
始めはペガサスクラブに入って、
渥美俊一先生に師事した。

初期の渥美の単行本は、
島田陽介がほとんど代筆した。

チェーンストア用語「701」は、
その半分以上が島田陽介の文章だ。

それから独立して、
㈱島田研究室を設立した。

私が新人のころはすでに、
気鋭のコンサルタントだった。

その島田先生にご出講いただくのが、
商人舎15周年記念セミナーである。
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私は株式会社商人舎を、
2008年2月1日に設立した。

そして、宣言した。
「これから商人舎で30年をかけて、
商業の現代化と知識商人の養成に励みます」

その30年の折り返し点が今年だ。

その折り返しのキックオフが、
商人舎15周年特別セミナーだ。

すでに発表したレジェンドセミナー。
ビッグ4が贈る小売産業へのエール。
9・12(火)
午後12時半から夕方17時40分まで。
東京の大崎ブライトコアホール。

できるかぎり多くの皆さんに、
お集まりいただきたい。

石原靖曠先生と、
島田陽介先生。
それから鈴木哲男先生と、
結城義晴。

その島田陽介。

早稲田大学第一文学部出身。
だから筆は立つ。
翻訳もする。
弁も立つ。
頭は回る。

1980年代、1990年代。
島田陽介50歳代、60歳代。
すごい勢いで本を書いた。

最新刊は、
「流通業の『選択』」
(商業界、2015年)
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「超チェーンストア論」である。

「ウォルマートはほんとうに脅威か」
(ダイヤモンド社、2003年)IMG_44203

「これが流通の新常識です!」
(2003年、オーエス出版)
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「カスタマー志向徹底戦略」
―消費沈滞を吹き飛ばすマーケティングの逆転発想
(2001年、ダイヤモンド社)
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「これから流通に何が起きるか」
――流通革命は「救世主」ではない、
「最後の審判」だ

(ダイヤモンド社、1997年)
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翻訳本の「フォーカス」
――市場支配の絶対条件
(ダイヤモンド社、1997年、アル・リース)IMG_44213

この「フォーカス」は実にいい本だ。
1997年段階では最高の内容だった。

訳者まえがきにある。
「わが社のカスタマーにフォーカスすべきだ」

島田先生はこれらを血とし肉として、
今、コロナ禍後を見据える。

まったく衰えを知らない。

現在もオンラインセミナーを開催し、
ヤオコーやヨークベニマルの幹部が聴講する。

島田先生は、
ヤオコーのライフスタイルアソートメントを、
理論的に支えた。

これは大きな功績である。

商人舎15周年セミナーでは、
存分に語っていただく。

是非、参加してください。

では、みなさん、
今週も、明けない梅雨はない。

Good Monday!

〈結城義晴〉

2023年06月11日(日曜日)

「6月のこの瞬間」と「あすへの希望」

6月11日の日曜日。

久しぶりにゆったりしている。

2020年のコロナ禍以降の3年間、
6月11日にはずっと日本にいた。

コロナ、コロナで時間が過ぎていった。

2021年2月号のMessageには、
こんなことを書いた。

あすへの希望

新型コロナのおでましだ。
新型コロナのおとおりだ。
そうして一年、すぎました。
そうして一年、ゆきました。

ちいさな喜び、つくります。
ささやかな幸せ、ご提供。
あすへの希望、つむぎます。
そうして一年、ゆきました。

雨が、あがって、風が吹く。
雲が、流れる、月かくす。
そうして一年、すぎました。
そうして一年、ゆきました。

ちいさな喜び、つくります。
ささやかな幸せ、ご提供。
あすへの希望、つむぎます。
そうして今日が、おわります。

それが私のしごとです。
それが私のやくめです。
そうして今日が、はじまって、
そうして今日が、おわります。

新型コロナの行く手には、
まだまだ、深い、ため息が、
なんだかはるかな、幻想が、
湧くけど、それは、つかめない。

だれにも、それは、語れない
ことだけれども、それこそが、
いのちだろうぢゃないですか。
けれども、それは、示(あ)かせない……

新型コロナのおでましだ。
新型コロナのおとおりだ。
そうして一年、ゆきました。
そうして一年、すぎました。

ちいさな喜び、つくります。
ささやかな幸せ、ご提供。
あすへの希望、つむぎます。
そうして今日も、おわります。

〈結城義晴〉
※中原中也「春宵感懐」を一部、拝借しました。
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コロナ禍前の2019年の今日は、
イタリアのミラノにいた。
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イーペル・ラ・グランデのルッザ店長。
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その前の2018年の今日は、
シアトルにいた。

ゴーゴーポーズを流行らせていた。
??????????

この二人が一番上手だった。??????????

その前の2017年の6月は、
ドイツのフランクフルトにいた。
メトロのキャッシュ&キャリー。
??????????

その前の2016年は上海に行った。

アリババのリアル店舗。
フーマー・フレッシュ。
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マネジャーたちにインタビューした。DSCN7868-6-448x336
私にとって6月は、
海外に行く月だった。

ヨーロッパやアメリカの6月は、
実にさわやかだ。

「ジューンブライド」という言葉がある。
6月の花嫁。

これもヨーロッパの6月を知っていれば、
納得するだろう。

「人々の眼、
闊歩、足踏み、とぼとぼ歩き、
怒号と喧騒(けんそう)
馬車、自動車、バス、荷車、
足を引きずり体をゆすぶって歩く
サンドイッチ・マン、
ブラス・バンド、手風琴(てふうきん)
頭上を飛ぶ飛行機の
凱歌とも鐶(かん)の音とも
奇妙な高調子の歓声とも聞こえる爆音、
こういうものをわたしは愛するのよ。
人生を、ロンドンを、
六月のこの瞬間を」
(ヴァージニア・ウルフ『ダロウェイ夫人』)
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ヴァージニア・ウルフは、
19世紀のイギリスの女性作家。

6月のロンドンもパリも、
素晴らしい。

日本では梅雨の時期にあたる。

二十四節気では、
6月6日(火曜)の芒種を過ぎて、
夏至に向かう。

芒種は種を撒くころのこと。

寺山修司。

種子

きみは
荒れはてた土地にでも
種子(たね)をまくことができるか?

きみは
花の咲かない故郷の渚(なぎさ)にでも
種子をまくことができるか?

きみは
流れる水のなかにでも
種子をまくことができるか?

たとえ
世界の終わりが明日だとしても
種子をまくことができるか?

恋人よ
種子はわが愛
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1935年生まれ、
1983年没。
47歳だった。

歌人、俳人、詩人、そして劇作家。

よくよくあなたがたに言っておく。
一粒の麦が地に落ちて死なない限り、
それはただの一粒のままである。
しかし、もし死んだならば、
豊かに実を結ぶようになる。
( 「ヨハネによる福音書」第12章24節)

寺山は、
荒れはてた土地や、
花の咲かない故郷の渚や、
流れる水のなかにも、
種子をまいて、
豊かに実を結ばせた。

6月はそんなときだ。

6月のこの瞬間を、
私たちは愛するのだ。

〈結城義晴〉

2023年06月10日(土曜日)

コロナが変えた「大きな者」と「前向き・外向き・上向き」

月刊商人舎6月号。
メインは[決算特集]。
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それ以外にもページを割いています。
創刊した2013年当時は、
特集一本主義でした。

毎月、単行本を一冊書く。

そんな趣旨で、
トレーダー・ジョー特集や、
ホールフーズ特集を組んだりしました。

イータリー特集も。

毎年9月号は、
アメリカ特集。

故渥美俊一先生や、
石原靖曠先生、島田陽介先生が、
米国小売業の単行本を書かれたように、
最新の情報と分析を、
1年に一度特集しました。

もちろん日本国内の問題点に関しても、
そのとき一番大切なテーマを取り上げました。

こうすると、良いことがあります。

ひとつの会社で多くの幹部の人たちが、
同じ商人舎を読んでいると、
その会社が全体で、
同じ問題に関心を持つようになることです。

テーマを絞る。

コミュニケーションの大原則です。

この3年ほどですが、
この特集に特別企画やその他の提案記事を、
加えるようになりました。
これもトレード・オフから、
トレード・オンなのでしょうか。

今月の[特別企画]
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COVID-19感染が始まって以来、
アメリカの感染者数は、
1億636万3748人。
死者数は115万6898人。
2023年4月8日時点の報告。

アメリカ合衆国は大きく変わった。
政治や経済が変わり、
産業構造が変わり、
社会生活が変わり、
消費も変わった。

小売業も変わったし、
チェーンストアも変わった。

そのなかで一番大きく変わったのは、
実はウォルマートであり、
クローガーである。

大きなものこそ、
変わりにくい。

これは世の常である。

しかしコロナは、
その大きな者を変えた。

大きな者も、
自ら変わった。

ウォルマートの決算。
コロナ前とコロナ後の比較。

2020年1月末決算。
⑴営業収益は5240億ドル。
1ドル130円換算で68兆1200億円。
⑵世界店舗数1万1501店、
米国内店舗数5355店。

3年後の2023年1月期決算。
⑴営業収益6113億ドル(79兆4690億円)
⑵世界店舗数1万623店、
米国内店舗数5317店。

3年間で営業収益は873億ドルの増加。
11兆3490億円。
日本最大のセブン&アイに匹敵する売上高分が増えた。
それでいて店舗数は世界で878店減り、
米国内で38店減じた。

ウォルマートCEOのダグ・マクミロン。
「オムニチャネル・リテーラー」を宣言した。

店数を減らして、
膨大な売上げ増を果たした。

一方のクローガー。
2020年1月期決算。
⑴営業収益1223億ドル(15兆8990億円)
⑵店舗数2757店

2023年1月末の決算。
⑴営業収益1483億ドル(19兆2790億円)
⑵店舗数2719店

こちらも店数を減らしながら、
3年間で3兆3800億円を上積みした。

それでは足りないとばかりに、
2022年10月14日、クローガーは、
アルバートソンとの合併合意を発表。

米国スーパーマーケットの1位と2位が、
歴史的なM&Aを果たす。

5000店2000億ドルの、
巨大スーパーマーケットチェーンが誕生する。

もちろん世界初。

コロナ禍でもっとも大きく変わったのが、
ウォルマートとクローガー。

月刊商人舎6月号は、
その変わった点を明らかにする。

どちらも、
亀谷しづえ商人舎GMが執筆。

それから6月号の特別提案。
こちらは山本恭広編集長の力作。

ポストコロナのサマー商戦
合言葉は「前向き・外向き・上向き」202306_summer-768x519

ほぼ完全にコロナ禍を脱して、
「夏の商戦」がやってくる。
新しいキックオフ。

人の移動は活発になる。
インフレや電気代の高騰、食品値上げ。
マイナス要因なんのその。

人々の消費意欲ははち切れんばかりだ。
もちろんそうではない消費者もいるだろう。

けれどそのはち切れんばかりの消費意欲をもった、
その顧客を捉える。

インバウンド消費もコロナ前を上回る。
ゴールデンウィーク商戦直後に、
マスク解禁とコロナの5類移行。

若いミレニアム世代やZ世代は、
ダブルインカムが激増している。

そして可処分所得は増えている。

生活意欲が旺盛な顧客をターゲティングする。
それが社会全体の消費喚起を牽引し、
経済を回すことになる。

だから「前向き・外向き・上向き」で、
サマー商戦に臨みたい。

「後ろ向き・内向き・下向き」は避けよう。
恐れてはいけない。

前向き・外向き・上向きの会社や店だけが、
2023年に成果を上げる。

ウォルマートとクローガーこそ、
前向き・外向き・上向きなのです。

それが月刊商人舎6月号の主張です。
IMG_E44303

全社一丸、全店一丸となって、
「前向き・外向き・上向き」を。

〈結城義晴〉

2023年06月09日(金曜日)

月刊商人舎6月号の「2023日本小売業ランキング」

月刊商人舎6月号。
刷り上がってきました。IMG_E44303

何度、体験しても、
この瞬間は、いいもんです。

1977年5月1日に最初の体験をして、
私は雑誌編集の仕事に、
とり憑かれてしまいました。

それから46年が過ぎました。

㈱商業界の専務と社長の時代、
それから商人舎をつくって、
コーネル大学ジャパン副学長の時代と、
立教大学大学院特任教授の時代は、
直接の雑誌編集からは離れていました。

合わせるとざっと10年。

だから実質的に36年間は、
毎月毎月、雑誌をつくって、
この刷り上がった瞬間を体験しました。

最初のころは凸版印刷で、
活字が誌面に凸凹していました。

本文は凸版印刷、
写真ページはグラビア印刷とオフセット印刷。

それから10年くらいして、
すべてがオフセットになりました。

今ももちろんオフセット。

それでも刷り上がったばかりの雑誌の、
インクの匂いは何とも言えず素晴らしい。

インターネットのブログの場合にも、
webページが完成して公開する瞬間があります。

それとは全く違います。

かならず大きな「感動」が伴います。

目次と巻頭Message。IMG_E44253

このメッセージのスタイルも、
結城義晴独自のものです。

今月号は、
[決算特集]
2023日本小売業ランキング
ポストコロナ時代の「業態」それぞれの理由

[Cover Message]
2023年2月期3月期決算を中心に、それ以外の決算期の企業を含めて、年商1000億円以上の小売企業を営業収益や売上高の順に並べてみる。88社がこのランキングに入ってくる。連結子会社を加えると、119社が並ぶ。全国を網羅することができる。そしてこのランキングを業態ごとに見直す。すると、業態の栄枯盛衰とその理由が見えてくる。経営統合が激増した。企業数が減って、1社当たりの売上高が増えた。コロナによってそれが加速した。そしてアメリカに近くなった。ただしアメリカと比べると、日本の特殊性が浮かび上がる。なぜ、コンビニが異常に発達しているのか。なぜスーパーマーケットがこんなに多様なのか。なぜ家電チェーンが上位に並んでいるのか。なぜセブン&アイは百貨店と総合スーパーを切り離せと迫られているのか。ポストコロナ時代の小売業態の理由が見えてくる。
202306_cover

すごく良いデザインです。
気に入っています。

雑誌を購読している人たち、
表紙も味わってください。

ちょっと持ち歩いても、
かっこいい雑誌でありたいと思っています。

[Message of June]
決算、決算、また決算。

毎日毎日、仕入れ仕入れ。
毎日毎日、配送配送。
毎日毎日、販売販売。
それが私の仕事です。

毎日毎日、商売商売。
毎日毎日、勘定勘定。
毎日毎日、店に立つ。
それが私の役目です。

1週間が行きました。
1カ月まで過ぎました。
13週が終わりました。
そして1年、幕を閉ず。

決算、決算、また決算。
決算、決算、楽しいな。

それが私の仕事です。
それが私の役目です。
それが私の成果です。
それが私の命です。

毎日毎日、商売商売。
毎日毎日、勘定勘定。
毎日毎日、店に立つ。
それが私の役目です。

決算、決算、また決算。
決算、決算、ご苦労さん。

それが私の仕事です。
それが私の役目です。
それが私の成果です。
それが私の命です。

(2023年決算に寄せて)〈結城義晴〉
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決算を楽しめるくらいになってください。

子供のころにも、
成績のいい子はたいてい、
成績表を貰うのを楽しみにしていた。

それです。

今年度のビッグ10。

⑴セブン&アイホールディングス11兆8113億円
⑵イオン9兆1168億円
⑶アマゾン・ジャパン3兆1715億円
⑷ファーストリテイリング2兆3011億円
⑸パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス1兆9200億円
⑹ヤマダホールディングス1兆6006億円
⑺ローソン1兆4億円
⑻J.フロントリテイリング9988億円
⑼ツルハホールディングス9688億円
⑽マツキヨ&ココカラカンパニー9512億円

10位までを業態別に分けると、
一番多いのがドラッグストアの3社。
イオンの子会社ウエルシアホールディングス、
ツルハホールディングス、
マツキヨ&ココカラカンパニー。

いずれも1兆円、あるいはそれに手が届く。

コンビニエンスストアが2社。
セブン-イレブンとローソン。

総合スーパーは3社。
イオンの子会社のイオンリテールとPPIH、
それからセブン&アイの子会社のイトーヨーカ堂。

アパレル専門店のファーストリテイリング、
家電チェーンのヤマダホールディングス、
百貨店のJ.フロントリテイリング、
eコマースのアマゾン・ジャパンが、
1社ずつランクイン。

ビッグ10はすべて、
9000億円以上のチェーンとなりました。
もうすぐ1兆円となる。

日本最大の業態はスーパーマーケットですが、
ビッグ10企業に含まれるのが、
イオン傘下の全国のマックスバリュなど。
総売上高は2兆6421億円で日本最大。

セブン&アイにも、
ヨークベニマルやヨークが、
7198億円で上位に入ってきます。

2023営業収益伸び率ランキング。

⑴フジ144.6%
⑵ロピア37.7%
⑶セブン&アイ35.0%
⑷マツキヨ&ココカラ&カンパニー30.3%
⑸ワールド25.0%

いずれも経営統合の成果。

ワールドはコロナ禍からの急回復が理由。
それでも今回の2142億円の営業収益は
2020年3月期の2363億円までの回復には至っていない。

ほかにも面白いランキングを取り上げました。

それから業態ごとの特長と、
その「理由」。

商人舎6月号、
楽しんでください。

新入社員や他業界からの転職組にも、
よくわかる小売産業ダイジェストになっています。

〈結城義晴〉

2023年06月08日(木曜日)

AJS第61回定期総会の「LGBTQ」と「知恵の共同仕入れ」

午前中はオンライン会議。
便利になったものです。

日本流通産業㈱のお二人。
人事総務部部長の酒井幸男さんと、
人事総務担当リーダーの松吉佐知子さん。

「不可逆性」というけれど、
もう元には戻らない。

大阪の人たちと、
横浜に居ながら会議ができる。

よろしくお願いします。

会議が終わってから、
東京の後楽園へ。

後楽園ドーム球場。IMG_43413

そのモニュメント。IMG_43353

そしてドームホテル。IMG_43403

地下1階の天空の間へ。IMG_51313

オール日本スーパーマーケット協会。
通称はAJS。

その第61期定期総会。

特別講演は、
ドリアン・ロロブリジータさん。
テーマは「LGBTQと企業」IMG_4391

LGBTQは6つの言葉の頭文字だ。
Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)
Gay(ゲイ、男性同性愛者)
Bisexual(バイセクシャル、両性愛者)
Transgender(トランスジェンダー、心と体の性が異なる人〉
Questioning(クエスチョニング、性のあり方が定まっていない人)
Queer(クィア、性的なアウトサイダー)

ドリアンさんの定義とはちょっと違うが、
私はこう理解しているし、
このほうが私にはわかりやすい。

LGBTQの人口比率は、
5~8%だという。
13人に1人。

ならばどんな組織にも、
LGBTQの人はいる。

したがって、
多様性のある社会と組織が必須になる。

安土敏著「小説スーパーマーケット」にも、
実はLGBTQの人が登場する。
初出の「他人の城」は、
私が編集者だったから、
よく覚えている。

LGBTQの人たちにとっても、
働きやすい職場と生きやすい社会が必要だ。

ドリアンさんの言葉にすると、
「ダイバーシティや多様性」は、
認め合う社会ではなくて、
放っておき合う社会、
放っておいてくれる社会である。

会社をそういった社会にするには、
何よりもトップマネジメントが、
その考え方をもつことだ。

その意味では今日の特別講演には意義があった。

講演のあとは、
AJSグループ商品開発50周年記念イベント。IMG_51373

ロングセラー商品の提供メーカー、
多種のアイテムを供給したメーカーなどが、
表彰された。IMG_4415

田尻一会長から記念品が手渡された。IMG_4414

それから新しい理事、監事の紹介。
会長、副会長も改選された。IMG_4411

会長に再選された田尻さん。IMG_4409
「ギャル語」を紹介しつつ、
ユーモアに富んだ挨拶。

それから乾杯の音頭は、
東洋水産社長の今村将也社長。IMG_4407

私たちもシャンパンで乾杯。IMG_51603

40分ゆっくりと食事を楽しんでから、
いよいよ交流。

田尻一さんとは長い付き合いです。IMG_51653

髪は白くなったけれど、ますます元気。IMG_51673

関西スーパーマーケット社長の福谷耕司さん。
コーネル大学ジャパン第一期生。
IMG_4402
商人舎で学んだ社員の人たちは、
モチベーションが上がっている。
私はそれが何よりもうれしい。

サミット社長の服部哲也さん。IMG_51682
店舗リニューアルの話をした。

商人舎流通スーパーニュース。
サミットnews|
6/7「サミットストア テラスモール湘南店」改装オープン

改装オープンは絶好調。
服部さんもとてもうれしそうだった。IMG_51693

ヤマナカ社長の中野義久さんとは、
久しぶりにゆっくり話した。
ダブルインカムの影響は確かに出ている。
頑張ってほしい。IMG_51563

リテールパートナーズの田中康男さんから、
全聯實業のお二人を紹介していただいて、
いろいろと話し合った。IMG_51613
私も台湾のことは結構、詳しい。

田中康夫さん(左)と、
総経理の蔡篤昌さん、謝承憲さん。IMG_51633

マツモト社長の松本健司さん。
ラスベガスの研修には11人が参加してくれた。
成果も上がった。IMG_4400

天満屋ストア社長の野口重明さん。
最近は接点が多い。
よろしくお願いします。IMG_4406

それからセイミヤ社長の加藤勝正さんと、
ブルーチップ社長の宮本洋一さん。IMG_4412
加藤さんは美術館巡りに凝っている。
もちろん新店訪問は業界随一。
まだまだ元気です。

ちょっと若手のサンプラザ社長の山口力さん。IMG_4404

マルイチ社長の高木大さん。
アメリカには4人を派遣してくれた。IMG_515323

メーカーの皆さんにもたくさんお会いした。
伊藤園専務の神谷茂さん。
来週、陳列コンテストの審査会がある。IMG_51523

最後の最後は長老(?)の玉置泰さん。
セブンスター社長。IMG_51733
セブンスターからも、
商人舎研修会に参加してくれる。
ありがとうございます。

私自身もAJSの定期総会には、
もう40年も参加している。

最初はまだ販売革新の編集記者だった。
そして「関西スーパースタディ」を出した。
「サミットスタディ」も書いた。

そのころは流通マスコミは、
商業界と商業経済新聞、
そして食糧醸界新聞しか、
呼ばれていなかった。

だからこの協会に来ると、
ちょっとほっとする。

北野祐次会長のころだ。

あのころは全国の温泉を巡って、
その地域の会員社の店舗クリニックをした。

私はこの会では、
中締めの挨拶をして、
音頭をとったこともある。

荒井会長時代のことだ。

講演もさせてもらった。

とても懐かしいけれど、
世代は確かにぐるりと変わった。

それはいいことだ。

しかし高齢者の言うことにも、
大いに耳を傾けてほしい。

今回、特別顧問に三人の経営者の皆さんが、
指名されて就任した。
セブンスターの玉置泰さん、
マツモトの松本隆文さん、
マツヤスーパーの中山保彦さん。

とてもいいことだ。

AJSの精神を熟知した人たちばかりである。

知恵の共同仕入れ――
それが北野さんがつくり、
荒井伸也さんが受け継ぎ、
今、田尻さんが率いるAJSのコンセプトだ。

今こそ、それが求められている。

〈結城義晴〉

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