結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2020年06月21日(日曜日)

梅雨・夏至・日蝕と「父の日の自戒を一つ減らしけり」

今日はもう夏至。
昼の時間が最も長い。

今年の時間は早い。

梅雨ながら且つ夏至ながら暮れてゆく
〈相生垣瓜人(あいおいがき かじん)〉

瓜人は明治31年(1898年)に生まれ、
昭和3年(1928年)に没した仙人のような俳人。

夏至の句も数多く作っている。

この句は「季重なり」で、
梅雨と夏至の二つの季語が入っている。

通常は禁じ手だが、
この句はそれがいい。

瓜人には梅雨と夏至の句が多い。
梅雨が又終日夏至を虐(しいた)げし

梅雨であり、夏至である今日。

さらに今日は、
日蝕(にっしょく)となった。

太陽が月によって覆われ、
欠けて見えたり、
全く見えなくなったりする現象。

「日食」とも書くが、
私には「日蝕」が好ましい。

鳥取砂丘。
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午後5時8分にピークを迎えた部分日蝕。

地球から見ると、
後ろに太陽があり、
前に月があって、
太陽を部分的に月が隠してしまう。IMG_7280

沖縄県の石垣島は、
午後5時16分に、
美しい部分日蝕となった。
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さらに台湾では、
金環蝕が見られた。
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太陽が月の外側に光輪状にはみ出す。
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梅雨の時期の日蝕は、
雨が降ったり雲に覆われたりして、
見えないことが多い。

梅雨明けした沖縄や台湾だから、
この時期の日蝕が美しく見えた。

今日は日本海側の諸地域で、
日蝕を見ることができた。

正岡子規にも日蝕の句がある。
日と月と重なりあふて昼暗し

天文学の標語のような句だ。

梅雨、夏至、日曜日。
そのうえ今日は、
父の日。

娘がやって来て、
プレゼントをくれた。
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父の日の自戒を一つ減らしけり
〈鷹羽狩行(たかは しゅぎょう)〉
1930年(昭和5年)生まれの俳人。

梅雨の夏至の日蝕の日曜日の父の日。

しかし正岡子規。

病苦安眠せず
夏至過ぎて吾に寝ぬ夜の長くなる
〈正岡子規〉

明治29年(1896年)の句。
「寒山落木」収蔵。

日清戦争は明治27年(1894年)から、
翌明治28年(1895年)に起こった
清国との戦争。

子規は28年に、
新聞「日本」の従軍記者となって中国に渡る。
しかし帰国の船内で喀血。
翌29年2月には脊椎カリエスと診断され、
3月に手術を受けた。

その年の夏至の句。

眠れない夜が続くが、
夏至を過ぎてから、
その眠れぬ夜が長くなっていく。

コロナは時間を早めるが、
子規の眠れぬ夜は、
長くなっていった。

最後に朝日新聞「折々のことば」
今日は第1852回。

ななおさかきの詩集、
『ココペリの足あと』から。
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今度 生まれる ときは
雑巾に
瑠璃色の 雑巾に なろう

使えば 使うほど
今日の空に 近づく
瑠璃色の 雑巾に なろう

おのれを 汚して 窓ガラスを
台所を 便所を 拭きあげよう
また 差別を 戦争を 拭きとばそう

もし 世界が あるならば
その 片隅から 磨くとしよう
もし 永遠が あるならば
いつもの 一瞬を 輝かすとしよう

榊七夫は、
1923年生まれで2008年没の詩人。
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「世界を放浪し、行く先々で
ビート詩人たちと詩会を開き、
コミューンをつくって
山河を護(まも)る活動を行った」

もし、世界があるならば、
ありつづけるならば。
その片隅から磨くとしよう。

自戒をひとつずつ、
減らしながら。

〈結城義晴〉

2020年06月20日(土曜日)

デニーズの「本部在宅勤務」とメルカドーナの「分散型テレワーク」

休業や国内移動が全面解除された。
とは言っても自粛要請の解除で、
あくまで要請レベルの話だが。

それに応じて私も、
令和名人会拡大版。

梅雨の合間に、
絶好のゴルフ日和。IMG_72670

ホームコース。
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ブルーチップ㈱社長の宮本洋一さん、
㈱アイダスグループ代表の鈴木國朗さん。
そして商人舎GMの亀谷しづえ。IMG_72660
満足のラウンドだった。

反省会のランチは川崎のデニーズで。

日経新聞にその「デニーズ」の記事。
本社全従業員・基本は在宅に

ファミリーレストランのデニーズ。
㈱セブン&アイ・フードシステムズの店。

本社勤務の全従業員約200人を対象に、
在宅勤務を基本的な働き方に改めた。

6月16日から。

凄い意思決定だ。

会社への出社は交代制にして、
1人当たりの出社日数を、
月10日以内に制限する。

効率的な働き方ができるし、
交通費などの削減につながる。

フードサービスのチェーンストア。

COVID-19感染防止対策として、
本社の130~140人を、
テレワークにしていた。

必要性が乏しい会議をはじめ、
余分な業務が減った。
家族と過ごす時間も増えた。

働き方に一定の改善効果があった。

セクションごとに出社する人を決めて、
1日当たりの出勤人数を60~70人に抑える。

将来的には本社の勤務場所の縮小も検討する。
交通費は出勤日数に応じて実費で支払う。
本社の家賃も削減できる。

固定費は大きく削減できる。

しかし在宅勤務は、
従業員の勤務実態や成果が見えづらい。

デニーズは当面、
勤務内容を従業員が毎日、
上司に報告する。

そして評価基準の見直しを進める。

意欲的な試みだ。
私は高く評価する。

多数の店舗をもつサービス業でも、
本部や本社の在宅勤務は可能である。

すかいらーくホールディングスは、
6月いっぱいで在宅勤務を終了する。
対照的だ。

この件で思い出したのが、
スペインのメルカドーナ。
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かの国ではZARAのInditexに次ぐ、
第2位の小売業で、
1700店舗ほどのスーパーマーケットを展開、
9万人に及ぶ従業員。
スペイン国内の4分の1のシェアで、
2019年総売上高は 262億5600万ユーロ。
日本円換算で3兆1507億円。

私はこの会社に惚れ込んで、
何度もバルセロナを訪れた。

月刊商人舎2013年11月号特集は、
奇跡のMERCADONA!
絶不調スペインの絶好調小売業研究
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この特集は今、読み返しても、
手前味噌ながら、実にいい。

2014年5月号では、
[特別規格]
再びMERCADONAの奇跡

ジュアン・ジリさんにインタビュー。
ジリさんは広報ディレクター。
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ジリさんのコメント。
「メルカドーナには、
いわゆる本社がありません。
従業員も、店長も、
自宅のそばの店で勤務しています。
ロジスティックセンターは物流のみです」

ジリさん。
「コーディネーターがいて、
彼らが店舗へ指令を出します。
彼らも自宅のそばの店舗で
勤務しています」

「各地の店舗の中の事務所に
本部スタッフが散らばっています。
中央オフィスをつくったら
経費ばかりかかってしまいます」

会社全体のコミュニケーション。
「1カ月に1回は
自分の上司、部下と会議があります。
従業員の訓練センターが
ついている店がありますので、
そこに関係するスタッフが集まります。
しかし、移動すると経費がかかりますので、
通常は電話やインターネットを通じて
コミュニケーションをします。
そして年に1回は全員で集まります」

テレワークの先取りである。

バイヤーたちも、
「もちろん一番近い店に
オフィスを持っています。
基本的には、
社長がいるところも店ですし、
経理や財務のスタッフが
いるところも店です。
店の2階をオフィスに
したりしています」

ホアン・ロッジCEOも、
タベルネスブランケス店にいる。
バレンシアから5 キロほど離れた、
田舎に立地する同社1号店だ。
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「日本と基本的に異なるのは、
家族との生活が一番大事だと
考えていることです」

「スペインでは転勤になると
半分の人がその会社を辞めてしまいます。
片道5分の職場に行くのと、
1時間かけて行くのでは
家族との生活が大きく異なります。
一番近いところで働けるということが
従業員にとって大事なのです」
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会社が大きくなることに関して。

「われわれは、
80年以上の歴史のある会社で、
結果として大きくなりました。
大きくなるためには
ハードな仕事をこなしています」

「働いている人たちが幸せでないと、
お客さまにも
本心とは違うと伝わるはずです。
販売スタッフも笑顔では接客できません」

「メルカドーナは、
普通のオーナー企業とは異なります。
オーナーだけが
儲けているわけではありません。
例えば初任給は1200ユーロ、
4年経つと1500ユーロと
給料が決まっています」

「初任給の1200ユーロは
スペイン政府が定めた最低賃金の2倍です」

「誰がいくらの給料をもらっているかを
皆がわかっています」

「1年目の人、4年目の人、
そして私のように階級が一つ上の人間が、
いくらもらっているかがルール化されて
オープンになっています」

「メルカドーナ全体で、
営業利益が出たときには、
全員に還元されるシステムがあります。
社長から一番下の社員に至るまで、
1カ月分の給料相当を
手当てとしてもらえます」

「こうした社風を社員は好ましい、
幸せだと思っているはずですし、
それは家族の幸せにも
つながるのではないでしょうか」

1600店を超えるチェーンストアで、
スペイン第2の小売業が、
テレワークを基本としている。

多数の散らばっている店舗に、
本部機能が「分散型」で存在する。

それによって、
働く人たちの幸せも担保される。

コロナはいろいろなことを教えてくれる。
また、スペインに行きたくなった。

〈結城義晴〉

2020年06月19日(金曜日)

旺文社マネジメントスクール講義「コロナ禍の中の流通概論」

COVID-19禍からの帰還。

都道府県境をまたぐ移動は、
全面的に解禁された。

主要な鉄道の駅や空港では、
出張や旅行が通常に、
戻り始めた。

しかし感染リスクが、
消えたわけではない。

ピーター・ドラッカーは言う。
「経済活動は、社会のごく一部の
機能を担うものに過ぎない」

人と社会が第一である。
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経済のための自粛解除ではなく、
人と社会のための解除だ。
それが経済を回す。

それを忘れてはならない。

ライブハウスやナイトクラブなど、
接客を伴う飲食業の営業も、
可能になった。

コンサートなどのイベントも、
参加数上限は1000人に引き上げられた。

プロ野球もほぼ3カ月遅れの開幕。
史上初の無観客での公式戦。

パシフィックリーグ。

ソフトバンクホークス、
千葉ロッテマリーンズ
2対1でホークス。

東北楽天ゴールデンイーグルス対、
オリックスバッファローズ。
9対1の大差で楽天。

そして西武ライオンズ、
日本ハム北海道ファイターズ。
3対0の完封でライオンズ。

セントラルリーグは、
中日ドラゴンズ対ヤクルトスワローズ。
9対7でドラゴンズ勝利。

広島カープ対DeNA横浜ベイスターズ。
5対1でカープ。

読売ジャイアンツ対阪神タイガース。
3対2でジャイアンツ。

ん~。

さらに将棋名人戦第二局。
豊島将之名人vs渡辺明三冠。

腰掛銀の凄い将棋だが、
158手で豊島が制した。
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すこしずつ「いつもの生活」が、
戻ってくる。

とても、とてもいいことだ。

ただし昨日と今日、
COVID-19の状況は、
何一つ変わっていない。

朝日新聞デジタル。
生物学者の福岡伸一さん。
現在は青山学院大学教授。
「コロナ後の世界を語る」シリーズに登場。

「生命の必然、
ロゴスでは抵抗できない」

福岡さんは実にいい。
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「生命としての身体は、
自分自身の所有物に見えて、
決してこれを自らの制御下に
置くことはできない」

「私たちは、
いつ生まれ、どこで病を得、
どのように死ぬか、
知ることも
選(え)り好みすることもできない」

「本来の自然と、
脳が作り出した自然。
本質的な対立がある。
前者をギリシャ語でいうピュシス、
後者をロゴスと呼んでみたい」

ピュシスは自然そのもの。
ロゴスは言葉や論理のこと。

「生命はピュシスの中にある。
人間以外の生物はみな、
約束も契約もせず、
自由に、気まぐれに、
ただ一回のまったき生を生き、
ときが来れば去る」

「ピュシスとしての生命を
ロゴスで決定することはできない。
人間の生命も同じはずである」

「それを悟ったホモ・サピエンスの脳は、
計画や規則によって、
つまりアルゴリズム的なロゴスによって
制御できないものを恐れた」

人間が制御できないもの。

「それは、ピュシスの本体、
つまり、生と死、性、生殖、
病、老い、狂気……。
これらを見て見ぬふりをした。
あるいは隠蔽(いんぺい)し、
タブーに押し込めた」

「しかし、どんなに精巧で、
稠密(ちゅうみつ)
ロゴスの檻(おり)に閉じ込めたとしても、
ピュシスは必ずその網目を通り抜けて
漏れ出してくる。
溢(あふ)れ出したピュシスは
視界の向こうから襲ってくるのではない。
私たちの内部にその姿を現す」

「そんなピュシスの顕(あらわ)れを、
不意打ちに近いかたちで、
我々の目前に見せてくれたのが、
今回のウイルス禍ではなかったか」

ピュシスの自然が、
ロゴスに凝り固まった人間に、
不意に襲い掛かってきた。

科学者は意外にも、
文学的な表現をする。

「ウイルスは
無から生じたものではなく、
もとからずっとあったものだ。
絶えず変化しつつ
生命体と生命体のあいだを
あまねく行き来してきた」

「ウイルスの球形の殻は、
宿主の細胞膜を借りて作られる」

ウイルスはヤドカリである。

「ウイルスも生命の環(わ)の一員であり、
ピュシスを綾(あや)なすピースのひとつである」

「ウイルスが伝えようとしていることは
シンプルである」

「医療は結局、
自ら助かる者を
助けているということ、
今は助かった者でもいつか
必ず死ぬということ、
それでもなお、我々がその多様性を
種の内部に包摂する限りにおいて、
誰かがその生を
次世代に届けうるということである」

自ら助かる者だけが助かる。
しかしいつか必ず死ぬ。

「一方、
新型コロナウイルスの方も、
やがて新型ではなくなり、
常在的な風邪ウイルスと化してしまう」

「宿主の側が免疫を獲得するにつれ、
ほどほどに宿主と
均衡をとるウイルスだけが
選択されて残るからだ」

極めて論理的なコロナ論である。

「明日にでも、
ワクチンや特効薬が開発され、
ウイルスに打ち克(か)ち、
祝祭的な解放感に包まれるような未来が
こないことは明らかである」

同感。

「長い時間軸を持って、
リスクを受容しつつ
ウイルスとの動的平衡をめざすしかない」

この「動的平衡」こそ、
福岡伸一の持論だ。

「ゆえに、私は、ウイルスを、
AIやデータサイエンスで、
つまりもっとも端的なロゴスによって、
アンダー・コントロールに置こうとする
すべての試みに反対する」

同感。

「それは自身の動的な生命を、
つまりもっとも端的なピュシスを、
決定的に損なってしまうことにつながる」

ピュシスとの「危うい動的平衡」。
それがこれからの人類の生き方だ。

そしてこの危うさや緊張感が、
人間の時間を早める。
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本質的に時間は変わらない。
しかしこの動的緊張によって、
人間自身が感じる時間が早まる。

だからコロナは時間を早める。

中世のペストが、
そして100年前のスペイン風邪が、
人間の時間を早めた。
それを人類は近代化の進化と、
勘違いしてしまったのかもしれない。

さて今日は、
学習院マネジメントスクール改め、
旺文社マネジメントスクール。

昨2019年から衣替えされ、
スポンサーが旺文社となった。DSCN94289-448x336

私は2007年から、
この故田島義博先生創設の経営塾の、
「流通概論」を担当している。

昨年の巻頭講座は5月24日だった。
事務局長の林純子さんの挨拶。
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このスクールの新学長は、
生駒大壱さん。
旺文社代表取締役社長。
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そして講義開始。
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昨年も2時間以上、
語り切った。
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そして記念の全員写真。
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しかし今年は、
オンライン講義に変わった。

だから今日は林純子さんが、
パソコンに向かって挨拶。
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私も腕時計を外して準備。
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そして座って、
講義を始めた。
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今回のテーマは、
「コロナ禍の中の流通概論」

画面に受講者たちの顔が小さく映る。
しかしその表情ははっきりとは見えないし、
人間の集団の「意志の動き」は感じられない。
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私は立って講義するのが常だ。

それがピュシスである私の肉体による、
ロゴスの解明に役立つと思うからだ。

しかし今日は座りながらも、
できる限りクールにロゴスの解説に努めた。

ご清聴を感謝する。

〈結城義晴〉

2020年06月18日(木曜日)

私は諸君に「考える商人」であることを求めたい(倉本長治)

政治と宗教には関わるな。
口出しするな。

故倉本長治先生が常々言っていた。
故渥美俊一先生も同じように言っていた。

しかし近頃は、
自分が年を取ってきた所為もあるが、
政治に対して言わずにおれないことが多い。

岡目八目で物申すつもりは全くないが、
政治家のレベルも落ちてきていると思う。

政治屋は
次の選挙を考え、

政治家は
次の時代を考える。

(クラーク・ジェイムス・フリーマンとされる)

英語の原文は、
“A politician thinks of the next election
and a statesman thinks of the next generation.”

“politician”が政治屋、政客。
“statesman”が公正な政治家。

河井克行衆院議員と、
河井案里参院議員。
公職選挙法違反容疑で、
東京地検に逮捕され、
夫婦そろって、
「容疑者」となってしまった。

政治に物申すどころの話ではない。

初入閣と初当選。
順風満帆な2人。

次の選挙のことしか考えない政治屋が、
その選挙さえも「金」まみれだった。
昨2019年7月の参議院選挙で、
地元議員ら約100人に、
現金約2500万円を配った容疑。

朝日新聞の記事のタイトルは、
「お金でしかつながれない」

一昨日のブログでも書いた。
コトラーの「お薦めする人」と
「悪徳弁護する人」
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「マーケター、
コンサルタントなども、
さらに学者でさえも、
金をもらって、
あるいは金になるからと、
悪徳弁護士のようになる場合がある」

繰り返すが、
「私は断じて、それをしない」

倉本長治先生。
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1899年(明治32年)~1982年(昭和57年)。
商業界初代主幹。
商人は消費者に代わって、
商品を選び、仕入れ、販売する。
その活動の対価として
適正な利潤を得るのは当然である。
逆に、商人は消費者に対して
公平公正でなければならない。
それによって小売業の成長があり、
消費者の生活の向上と社会の発展がある。
この思想が商業近代化の精神的原動力となった。

著書多数。
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手書き原稿。
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色紙も武者小路実篤のように描いた。
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倉本初夫著『あきないの心』。
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初夫は一生、父・長治の伝道者だった。
それは極めて意義の高い役割だった。

「商人の善とは」

「商人だから……」という考え方は、
商人は一般の人とは違うという
無意識な不徳義につながると私は思う。

人間として生きる、
人間として善を
その行動や思考の基本に置くということは、
商人としても政治家としても、
同じでなければならない。

そこで商人として
正しきにつくということには、
まず「善」とは何かというところから
考えなくてはならないだろう。

人間の生き方の根本の問題に、
商売は直結しているのである。

私は諸君に、
「考える商人」であることを求めたい。

それには、
店舗を構えるにも、
商品を仕入れるにも、
これに値札をつけるにも、
売上げや経費を記録するにも、
お客に応対するにも、
店員に何かを命ずるにも、
つねに人間として、
善の目的にかなうかどうかを
考慮しなければいけない。

だが、善悪の価値は転倒するし、
内面的動機や私利もある。
行為行動には損得がからみやすい。

だから
「哲学する商人」でありたいのである――。

ん~、言うことなし。

私の本籍地は、
なんといっても商業界である。

政治家も商人も、
哲学する人間でなければならぬ。

〈結城義晴〉

2020年06月17日(水曜日)

和洋折衷語の不快感と商人舎SuperNewsの「ま、長生きせぇ」

第201回通常国会。
今日で閉会。

会期延長はならなかった。

まだまだCOVID-19の災禍は続く。
国会で即断即決で断行できることもある。

野党も追及や揚げ足取りばかりではいけない。
与野党一致でコロナ対策を練るときだ。

続けることができる国会を、
続けない理由は見つからない。
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一方、東京都知事選は明日、告示。
候補者もほぼ出そろった。
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日経新聞電子版「経営者ブログ」
鈴木幸一さん。
私の好きな㈱IIJ会長のコラム。

「私だけの感性かもしれないのだが、
“東京アラート”、
気持ちの悪い語感である」
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鈴木さんだけではない、
私もまったく同じ気分だ。

「アラートは言うまでもなく、
警報とか、警告といった意味で、
新たな感染者数が、
注意・警戒レベルになった
ということなのだろうが、
それを”東京アラート”とくくられると、
余計な工夫はやめてほしいとなる」

「日本語と外国語の単語を組み合わせて、
標語をつくるのは、
日本の言葉によくある話だが、
下手に組み合わせると、
不快感だけが残る」

和洋折衷語の不快感。

「意味としてはともかく、
“東京アラート”というのは、
いかにも、言葉に対する
素養、感覚がない気がする」

ん~、手厳しい。

「役所の発する標語は、
余計なセンスに気を払わず、
愚直に表現をしてくれた方が
落ち着つく」

これも同感だ。

英語を使うならば、
私はそのまま全部使う。
日本語との組み合わせは、
できるだけしない。

たとえば月刊商人舎の特集タイトル。
今年6月号が、
コロナ禍決算 2020
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5月号が、
コロナは時間を早める。
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「コロナ」は日本語の外来語と考える。

4月号は、
真似る。
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3月号は、
あなたの会社、制度疲労!?

2月号は英語をそのまま使って、
Low Price Presentation
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そして1月号は、
[極端気象]
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月刊商人舎は、
トップマネジメントの経営誌を標榜する。
だからこのくらいの英語は、
知ってほしいと思っている。

昨年の10月号は、
Big DataMarketing4.0

鈴木さんの会社名IIJは、
日本語でインターネットイニシアティブ。
Internet Initiative Japan Inc.

英語そのもの。

ニュアンスやイメージの問題だが、
「東京アラート」だとか、
「ステイホーム週間」だとか、
どこか気持ちが悪い。

朝日新聞「折々のことば」
昨日の第1847回。
「ま、長生きせぇ」
(桂米朝『上方落語ノート 第二集』から)
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「落語では、”阿呆か、お前は”と
言い放てばいい場面でも、
あきれた表情でしばし相手の顔を眺めた後
こう軽くいなすことで、
笑いにいっそう味わいが出る」

故桂米朝の笑い論。
「奇抜な展開とか
“ほんにそうや”と反射的に笑えるものよりも、
そこに間(ま)や一呼吸あったほうが、
笑いもふくらむ」
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「現に小言(こごと)も、
じかよりはちょっと隔てたほうが
よく効く」

納得して、
日本国会に言っておこう。
「ま、長生きせぇ」

さて、商人舎流通SuperNews。
昨日のセブン&アイnews|
5月既存店の明暗/ベニマル7.8%増・ヨーカ堂16.8%減

緊急事態宣言下の5月の既存店前年比。

㈱セブン-イレブン・ジャパンは94.4%。
米国7-Eleven, Inc.の商品売上高は100.0%。
ガソリン売上げは49.5%で、
総売上げは74.4%。

アメリカの厳しい。

㈱イトーヨーカ堂は83.2%。
商品売上高は98.0%だが、
アリオなどのテナント収入が54.4%。

㈱ヨークベニマルだけ107.8%。
客数は95.6%ながら、客単価が112.7%。
全店ベースでは110.6%の2桁増。

㈱そごう・西武は33.7%の66.3%減。
セブン&アイ・フードシステムズは、
50.4%の49.6%減。

業態の明暗が鮮明。
前年対比で増加したのは、
スーパーマーケットだけ。
コロナ禍で最も強い業態。

あとはみんな減収。
その順番は、
コンビニエンスストア、
総合スーパー&SC、
フードサービス、
そして百貨店。

ポストコロナの段階には、
また変わってくるだろう。

どう変わるか。
そんなことを聞きたがる輩には、
「ま、長生きせぇ」

もう1本、商人舎流通SuperNews。
ウォルマートnews|
ショッピファイと提携してマーケットプレイスを拡大

ウォルマートが、
ショッピファイ(Shopify)と提携。

ショッピファイは「アマゾン・キラー」。
導入企業は100万社を超えて、
現在も急成長中のプラットフォーム。
昨2019年12月期売上高は、
約15億ドル(1ドル100円換算で1500億円)で、
売上規模はまだまだ小さい。
無題

一方、ウォルマートは、
2020年度第1四半期に、
ウォルマート・コムの売上高が、
前年同期の2倍である。

このウォルマートの勢いに、
ショッピファイが加わる。

アマゾン・コムは、
シェアが巨大化し過ぎていて、
独占禁止法に抵触するのではないか。

米国連邦議会下院に司法委員会がある。
その反トラスト小委員会から、
アマゾンに対するそんな議論が出ている。

ジェフ・ベゾスCEOは、
委員会で証言すると表明しているが、
ウォルマートとショッピファイの提携は、
少なくともアマゾンの独占に抗する動きだ。

ラスト1マイル戦略に関しては、
“winner-take-all”といわれる。
「勝者総取り」である。

そのことに関して、
連邦議会も神経をとがらせている。

こちらにも言っておこうか。
「ま、長生きせぇ」

〈結城義晴〉

2020年06月16日(火曜日)

コトラーの「お薦めする人」と「悪徳弁護する人」

この商品はとてもいい。
だから商人として、
お薦めしたくなる。

半面、
この商品を売りたい。

だからこの商品はいいと、
お薦めする。

同じ商人でも、
両者は全く異なる。
紙一重のことも、
まことに多いのだが。

フィリップ・コトラー先生。
5月27日に91歳になった。
ちなみにドラッカー先生は、
95歳でなくなった。

そのコトラーのMarketing4.0。
201910_yuuki_philip-kotler

日本語版は、
『コトラーのマーケティング4.0』
サブタイトルは、
「スマートフォン時代の究極法則」
あまりいい翻訳ではない。
2017年8月、朝日新聞出版刊。
201810_yuuki3-418x600

原著のサブタイトルは、
“Moving from Traditional to Digital”、
つまり「TraditionalからDigitalへの移行」。

トラディショナルなマーケティングから
デジタルマーケティングへ、
世の中は動いていく。

この確信に満ちた知見と強い意志が、
サブタイトルに込められている。

日本語版のサブタイトル。
「スマートフォン時代の究極法則」は、
本を「売りたい」意図が前面に出ていて、
意訳が過ぎると思う。

昨年の月刊商人舎10月号では、
コトラーマーケティングの段階を整理し、
上記のようなことを書いた。

特集は、
Big Data ✕ Marketing4.0
201910_coverpage-448x632
コトラー自身、
「マーケティング4.0」を、
こう結論づけている。

「デジタルマーケティングと
伝統的マーケティングは、
顧客の推奨を勝ち取ることを
最終目標として
共存しなければならない」

コトラーは英語では、
“Advocate”を使う。
「推奨する」。

顧客は最後には、
商品やサービス、ブランドや店舗を、
「お奨めする人」となってくれる。

そのためには、
商人そのものが自分の顧客に対して、
自分が信じた商品”だけ”を、
お薦めする人でなければならない。

米国のトレーダー・ジョーが、
この哲学を貫く。
だからすべて、
プライベートラベルにしている。

川崎進一先生はよく言った。
「消費者代位機能」。

“Advocate”には、
「弁護する」という意味もあるが、
たとえば弁護士。

犯罪者であるとわかっていても、
雇用されたら弁護する。
これは「弁護人依頼権」による。
日本国憲法第37条に規定される。

しかし依頼人が、
嘘をついているとわかったら、
その嘘を正当化する弁護をするのか。

あるいは弁護人が、
被告に嘘をつくよう勧めることは、
許されるのか。

「悪徳弁護士」などと言われるが、
それは許されない。

マスメディアの広告などにも、
「倫理規定」が設けられていて、
嘘の広告は掲載しない。

誇張的な広告も、
メディアの倫理観として、
退けることもある。

マーケティング4.0で、
“Advocate”を提唱していながら、
その本のサブタイトルが、
「売らんかな」の意訳となってしまった。

皮肉な話だ。

しかしマーケター、
コンサルタントなども、
さらに学者でさえも、
金をもらって、
あるいは金になるからと、
悪徳弁護士のようになる場合がある。

私は断じて、それをしない。

この10月号の[Message]
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ビッグデータマーケティングしよう!

Marketをingする。
市場を現在進行形で、
揺さぶる、動かす。
それがMarketingだ。

マーケットをリサーチし、
マーケットをセグメントし、
ターゲティングし、
ポジショニングする。

製品のプロダクト、
価格のプライス、
流通のプレース、
販売促進のプロモーション。

カスタマーソリューション、
カスタマーコスト、
コンビニエンス、
コミュニケーション。

4つのP、
4つのC。
それぞれ相対的に呼応する。
それがマーケティングミックスされる。

生産・製品主導のマーケティング1.0、
顧客中心のマーケティング2.0、
人間と価値中心のマーケティング3.0。
そしてデジタル世界のマーケティング4.0。

売り手良し、
買い手良し、
世間良し。
三方良し。

モノやサービスがひとつ売れる。
ひとりのお客に売れる。
その一行の記録がデータである。
一行が無限に近づいてビッグデータとなる。

そして膨大になればなるほど、
ビッグデータはまた、
新しいマーケティングと結びつく。
新しい顧客満足と新しい顧客創造を繰り返す。

ビッグデータマーケティングは、
もっとも大事な非顧客を明らかにする。
外の情報を組織内に教えてくれる。
そして翻ってひとりのお客を喜ばせる。

ビッグデータのマーケティングは、
ひとりのお客を裸にするものではない。

ひとりのお客に、
ひとりの自分を見つけ出させ、
ひとりのお客を「お薦めする人」に
変えていくのである。

〈結城義晴〉

2020年06月15日(月曜日)

ユニクロの「エアリズムマスク」とon-line会議の「ゼブラ企業」

Everybody! Good Monday!
[2020vol㉔]

2020年第25週。
6月第3週。

梅雨明け予想は、
近畿、関東甲信などが、
7月21日となっている。

沖縄はもう6月12日に明けてしまった。

今年の梅雨は、
シトシト降り続くのではなくて、
豪雨らしい。

その豪雨の中に晴れ間もある。

降るものにして日和は梅雨のまうけもの
〈正岡子規〉

日和はもうけもの。
そう考えて日々を過ごしたい。

鬱陶しい梅雨。
今日の商人舎流通SuperNews。
ユニクロnews|
オールシーズン用「エアリズム マスク」6/19販売開始
uniqlomask

待ってました! とばかりに、
エアリズムマスクが発売される。
価格に注目していたが、
1パック(3枚組)で税別価格990円。
サイズはS・M・Lの3種。
Sは子ども用/小学生以上目安。
Mはちいさめ、Lはふつう。

防御性能を高めるため、
独自の3層構造を採用。
表側のメッシュ素材、
内側のエアリズム。
中間には高性能フィルターを内蔵。
この高性能フィルターはBFEを99%カット。
BFEはBacterial Filtration Efficiencyで、
バクテリアろ過効率のこと。
飛沫や細菌・ウィルスが付着した粒子、
花粉などを99%ブロックする。
この点がいい。

洗濯用の中性洗剤を使用して、
洗濯機で洗うことができる。
20回洗濯してもフィルターは、
一定の効果を持続する。

「エアリズムマスク」のネーミングも絶妙で、
多分、マスク市場を席巻するだろう。

私は㈱商業界の編集長のころから、
部下や周辺に言い続けてきた。
「後出しジャンケン
負けるべからず」

ユニクロはマスクでもそれを実行した。

さて今日は午後から、
オンライン会議。

まず午後1時から、
大久保恒夫さんとミーティング。
(株)リテールサイエンス社長。

中身は内緒。

そのあと、午後3時から、
㈱True Dataの若手と質疑応答。
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コロナ禍は社会をどう変えるか。
True Dataの烏谷さんが、
PEST分析でたたき台を作ってくれた。

それをもとに、
ディスカッションして、
私がまとめる役割。IMG_72520
後半は流通業はどう変わるか。
そしてTrue Dataはどう貢献できるか。

みんないい意見を言ってくれた。

コロナは世界を変える。
その「変わる」という事実だけが、
変わらない。

コロナは時間を早める。
交通革命と情報革命のなせる業である。

国や地域や社会が、
素早く、激しく変わる。

経済も産業も、企業も商売も、
迅速に、大きく変わる。

しかし、どう変わるのか。
何が元に戻るのか、何が戻らないのか。
それはわからない。

わからないなりに、
よりよく観察し、
自分のミッションと、
自分の強みをよくよく考えれば、
何をすべきかがわかる。

1時間半の予定が、
それを過ぎても終わらない。

「名残惜しい」といった印象を残して、
ミーティングは終了した。IMG_72560
若い人たちと話をするのは、
とても楽しいし勉強になる。

True Dataの人たちはもちろん、
Knowledge Merchant Works㈱も、
ユニコーン企業ではなく、
ゼブラ企業を目指している。

ユニコーン企業は、
一角獣の企業。
未上場で創業10年以内の、
ベンチャー企業のこと。
英語では「Startup Company」。
自社の成長を第一の優先順位として、
急成長が見込める凄い企業のことだ。

対してゼブラ企業は、
シマウマの企業。
アンチ・ユニコーンの企業。
より良い社会の構築に寄与することを、
第一の企業目標として、
持続可能な範囲での成長を追求する。

ポスト・コロナのビジネスシーンは、
ゼブラ企業の時代となる。

振り返ってみれば、
商業界も倉本長治も、
ゼブラ企業であれと主張した。
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損得より先きに善悪を考えよう。
店の発展を社会の幸福と信ぜよ。
公正で公平な社会的活動を行え。

これが私の「本籍地」の思想だ。

ZOOMでのオンライン会議。
「商売十訓」を思い出した。

ありがとう。

では、みなさん、今週も、
公正で公平な社会的活動を行え。

Good Monday!

〈結城義晴〉

 

 

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