結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2018年02月23日(金曜日)

マイカル破綻と「たった一人の朝礼」と「過去を知る者の使命」

平昌冬季オリンピックも最終盤。

カーリング女子は準決勝。
日本がベスト4に残って、
この冬季五輪のハイライト。
女子フィギアスケートも、
冬季五輪の花。
浅田真央やキム・ヨナがいないのが、
ちょっと寂しい。

しかし最後まで、
楽しませてくれる。

今日は横浜商人舎オフィス。

渦原実男先生の著書が届いた。
福岡の西南学院大学商学部教授。
DSCN7286.JPG8

最新刊の「流通マーケティングの革新」
昨2017年2月発刊。
「小売マーケティングとイノベーション」
こちらは2012年3月発刊。
IMG_4226.JPG8
渦原先生自身の発言だが、
毎年毎年、研究を重ねて、
論文を5本ずつくらい書いて、
それが溜まって5年に1冊、
単行本ができ上がる。

労作だ。

私と同じ領域の研究だが、
表現方法はまったく異なる。

勉強になる本だ。

それから突然だが、
訪問してくれたのが、
細畠美鶴さん。
IMG_4223.JPG7
マイカル出身のキャリアコンサルタント。

今回の商業界ゼミナールに参加して、
そのあと横浜の旧マイカルの店舗を視察。

それから商人舎を訪ねてくれた。

幕張の商業界ゼミの会場では、
私の単行本「Message」を購入してくれた。
私はその本にサインした。

朝に希望、
昼に努力、
に感謝。

今日、細畠さんと、
2時間も話し合った。

西端春枝先生の話。
マイカルの破綻のときの話、
レジの稼働モデルを開発した話。

互いに、ニチイとマイカルの、
昔の話を思い出して語り合った。

1963年(昭和38年)、(株)ニチイ誕生。
大阪・天神橋筋商店街の「セルフハトヤ」、
千林商店街の「赤のれん」(岡本商店)、
それに卸売業の大阪のエルピス、
京都のヤマト小林商店の4社合併。

社長は西端行雄さん。

一方、ジャスコの誕生は、
1968年(昭和43年)。
三重県の岡田屋と兵庫県のフタギ、
そこに大阪府のシロが参画。
1969年、ジャスコ(株)が設立された。

また、1971年には、
愛知県でほていやと西川屋チェンが合併、
(株)ユニー誕生。

ニチイはこの合併の先駆けだった。

そしてニチイは1974年、
大阪証券取引所第2部上場。
同年、ジャスコは東名阪3市場に同時上場。
ユニーは1976年、名古屋証券取引所上場。

私が(株)商業界に入社したのが、
1977年だった。

1982年(昭和57年)、
ニチイ初代社長・西端行雄氏逝去、
小林敏峯氏が社長就任。

その後、1984年、サティ1号店開店。
1988年、「マイカル宣言」。
1989年、マイカル本牧オープン。
しかしこの年、竹下登内閣によって、
消費税が税率3%でスタート。
その直後に、日本はバブル崩壊。

私はこの年、編集長になった。

1997年、橋本龍太郎内閣のとき、
消費税は3%から5%へ引き上げられた。

この間、マイカルは、
ショッピングセンターのマイカルと、
総合スーパーのサティ&ビブレで疾走。

極めつけは1999年のマイカル小樽。
しかしここで小林敏峯氏逝去。

2001年9月14日、民事再生法適用申請。
アメリカの9・11の3日後だった。

しかし11月には民事再生手続きを中止し、
会社更生法適用を申請。
イオン(株)がスポンサーとなった。

その後、2005年12月31日の大晦日、
当初計画より早く会社更生手続き終結。

2011年3月1日、
マイカルはイオンリテールへ吸収合併。
統合完了後、「サティ」ブランドは、
「イオン」のバナーに名称変更。

この10日後に、
東日本大震災勃発。

マイカルの歴史の節目に、
大きな事件が起こっている。

細畠美鶴さんの記憶と、
私の記憶をたどりながら、
マイカルの破綻の話をした。

それでも今、マイカルの人々は、
イオンの中で活躍している。

私はいつもの持論を思い出した。
「商人の本籍地と現住所」

本籍地がニチイなのか、
マイカルなのか。

そして現住所はイオンなのか、
コンサルタントなのか。

本籍地への思いは大事だ。

日経ビジネスオンライン。
「今日の名言」
過去の、特に痛い歴史を
次の世代に伝えることは、
過去を知る者の使命です。
〈清野 智 東日本旅客鉄道会長〉

清野さんは、JRの事故のことを言う。
もちろん旧国鉄の破綻も含まれる。

「安全に終わりはないということに加え、
もう一つ大切なこと、それは、
事故を語り継いでいくことです。
そうすることにより、
安全に対する思いも
伝えていけると考えています」

語り継ぐことは、
商人の本籍地という意味でも大切だ。

そこで思い出すのが、
「たった一人の朝礼」

2012年2月3日、
毎日更新宣言ブログに、
匿名のT.M.さんから投稿があった。
それにタイトルをつけて、
「たった一人の朝礼」

――小生は、
西端社長ご逝去の前年にあたる
1981年にニチイに入社し、
破綻した後も2004年まで
マイカルに務めておりました。

私事ながら、
マイカルを離職した現在でも
同社入社後から一日も欠かさず
続けていることがあります。
それは、同社の“朝のあいさつ”
“経営理念”“誓いの詞”を
毎朝唱和することです。

<朝のあいさつ>
お客様、おはようございます
お取引先の皆様、おはようございます
お父様、お母様、おはようございます
皆様、おはようございます

<経営理念>
一、企業の使命感に徹す良心的結合
一、革新的不断の進歩
一、大衆文化向上に寄与する良品廉価政策

<接客五大用語>
いらっしゃいませ
ありがとうございます
恐れ入ります
少々お待ちくださいませ
かしこまりました

<ニチイの誓い>
人の心の美しさを商いの道に活かし、
唯一筋にお客様の生活を守り、
お客様の生活を豊かにすることを
私たちの誇りと喜びとして
日々の生活に精進いたします。
合掌

ニチイの朝礼は、これを、
全員で唱和することから始まります。
遅番のときはたった一人ででも
「朝の挨拶、お客様おはようございます、
お取引先の皆様・・・・」と発声してから
売場に出ていくことになっていました。

同社を離れた身分でありながら、
出勤日も休日もこれらを心の中で唱え、
最後に手を合わせることから
私の一日が始まります。
たった一人の朝礼です。

入社当時は「お父様、お母様」と
言うのが気恥ずかしく、
合掌することも
「何とも宗教じみているなぁ」と
好きになれなかったのですが、
商人の心構えと行動規範、
小売企業の目指す姿を
端的に言い表している
素晴らしい詞の数々だと
心底思えるのです。

ニチイであるとないとを問わず、
どの企業にも当てはまる
詞だとも思うのですが
いいすぎでしょうか。

会社は消滅はしたものの、
ステークホルダーへの
感謝の気持ちや掲げた理念は
かってのニチイマン、
ニチイウーマンの心の中で
今でもきっと生きているはずだと
信じています。

このような理念を掲げた
創業者たちのもとで
二十余年間働いたことは
私にとっては誇りですし、
そこで得た事柄一つ一つが
宝物です――。

語り伝えることは、
過去を知る者の使命である。

本を書くことも、
過去を知る者の使命である。

私も今日、
それを改めて、
肝に銘じた。

西端春枝先生、
T.M.さん、細畠美鶴さん、
ありがとうございました。

〈結城義晴〉

2018年02月22日(木曜日)

「猫の日」の考察は「膨張と成長」&「最大の企業と最良の店」

今日2月22日は「猫の日」。
IMG_6894-4-10

ペットフード協会の推計では、
2017年の飼育頭数は952万6000。
史上初めて、犬を上回った。

しかしネット上では、
この飼育数以上に猫は人気が高い。

画像共有サイトのインスタグラムでも、
「#猫」のハッシュタグの投稿は1951万件。
「#犬」が1024万件だから約2倍。

インスタグラム発表、
「人気ハッシュタグTOP10」
2017年の1位は猫だった。

そのネコブームの経済波及効果は、
「ネコノミクス」
2015年は2兆3000億円。
専門家の試算である。

「猫の日」だが、
我が家にもう、ジジはいない。

ちょっと寂しいものだ。

さて、日経新聞朝刊の一面トップ。
「セブン&アイ 1万人に時差出勤」

商人舎流通SuperNewsでも報道。
セブン&アイnews。
3/1から本部フルタイム社員対象に時差出勤を導入

約1万人のフルタイム社員は、
国内グループ社員の3割弱にあたる。
この非パートタイマーの社員を対象に、
時差出勤の制度を導入する。

具体的には、
始業時刻を3つ設定して、
そこから選ぶことができる。
午前8時、9時、10時。

1週間分の出勤時刻を上司に事前申告。
育児などの都合に合わせて、
柔軟に勤務時間を決めて、
スライドワークする。seven_slidework
1日の勤務時間は7時間45分。
これは従来通り。

昨2017年夏に約1600人で試験導入し、
残業減などの効果を確認した。

そこで3月からホールディングス、
4月以降、セブン-イレブンで導入する。

時差出勤。

大いに結構。

セブン&アイがつけた先鞭を、
どんどんまねしてもらいたい。

「創意を尊びつつ
良いことは真似ろ」

朝日新聞「折々のことば」
第1028回。
ヒットして
最大公約数の
ファンを得ることは、
本当に好きな人を
減らすんだな。
(大江千里)
8bbe716c87d7ac6cb9c3bbdf3dbe5d6cdc5ec792
人気のシンガー・ソングライター。
47歳でそのキャリアを捨てて、
渡米して音楽学校に学んだ。
現在はジャズの演奏に取り組む。
「移動も機材の準備もまた、
自分でやるようになって、
本当に音楽を届けたい相手も
よく見えるようになった」

「アメニティグッズみたいな」
快適さとは別の、
生きる手応えを求めた。

そうして、本当に好きな人に、
聴いてもらう音楽をする。

商売でも「マス」を狙うと、
最大公約数の顧客ニーズとなる。
しかし初めから「マス」を狙おうとすると、
コアな顧客は減っていく。

そこが本当に難しい。

ウォルマートに残された言葉。
「最大の企業をつくろうと
思ってはいけない。
地域の1店1店を
最良の店にしようと考えよう」

これもSTPマーケティングの極意だ。

今日の流通SuperNewsから、
アルバートソンnews|
ドラッグ3位のライトエイドと統合し830億$企業へ

かつてのエクセレントカンパニー。
アルバートソン。
DSCN3833-1
停滞の極みで、一度、
三分割され、ばらばらに。

その後、投資会社サーベラスのもと、
2015年1月、セーフウェイと経営統合。
現在、全米第2位のスーパーマーケット。

トップは当然、クローガー。
2017年決算で1102億ドル、3825店。
1ドル100円換算で11兆円。

アルバートソンは、
587億ドル(5兆8696億円)、2392店。

そのアルバートソンが、
ドラッグストア3位のライトエイドと合併。

ライトエイドは、328億ドル、4536店。

2016年2月には、
両雄の一角ウォルグリーンと、
経営統合するかと思われた。

しかし連邦取引委員会が、
ストップをかけた。

今回はどうやら確かなようで、
今年後半には、約830億ドル・4900店の、
フード&ドラッグの会社に加わる。

クローガーに完全に後れを取った、
スーパーマーケットの、
ナショナルチェーン。
アルバートソン。

寡占から三占、複占へと進む、
全米ドラッグストア産業の中で、
CVSファーマシーとウォルグリーンに、
完全に置いていかれたライトエイド。

経営統合して、
果たして蘇るか。

これは明確に頭から「マス」を狙う合併。

元学習院大学院長の故田島義博先生。
「膨張と成長とは異なる」

大江千里も、膨張による人気は、
ミュージシャンとしての成長とは、
まったく違うものだと悟ったのだと思う。

M&Aが悪いのではない。
単なる膨張にならないよう、
「1店1店を最良の店にする」ことだ。

そのためには、
本当に好きな人を、
減らしてはいけない。

〈結城義晴〉

2018年02月21日(水曜日)

チーム・パシュート五輪新記録の金メダルと「鎖の経営」

平昌冬季オリンピック。
女子団体パシュートで金メダル。
P1.png8
素晴らしい。

チーム・パシュートは3人一組の競技。P2.png8

隊列を組んでタイムを競う。P3

オランダとの決勝は、
高木美帆、高木菜那、佐藤綾乃。P4

どの国のどのチームより、
息があって、フォームもそろっていた。P5

2分53秒89のオリンピックレコード。P6

オランダは個人の能力では上。
そのオランダをチームワークで破った。P8

日本のメダル獲得数は計11個。
金メダルは3個。
P9
チーム・パシュートは、
最後尾の選手のゴールで勝負を競う。

だから全員が、
交代で先頭を走って、
それぞれ風よけになる。

全員のスタミナを、
全体最適に保って、
ゴールまで駆け抜ける。

まさにチーム・マネジメントだ。

店も会社も、
全体最適を実現させねばならない。

「鎖の経営」

チェーンストアは、
店が鎖のようにつながっている。
鎖のような営業形態には、
二つの意味がある。

一つは鎖の重さ。
一つは鎖の強さ。

軽くて強いものが、
良い鎖である。
すなわち良いチェーンストアは、
軽くて強い。

鎖の重さとは、
経費である。

すべての店が、
すべての部門が、
それぞれに経費を軽くすることに
重点を置いて仕事する。

すると鎖全体は、軽くなる。
一つの輪のコスト削減は、
全体の経費を、
軽くするのである。

では鎖の強さとは、
なんだろう。
強い鎖とは、
どんなものなのだろう。

鎖の強さとは、
一番弱い輪の強度である。

強い力で鎖が引っ張られると、
最後には最も弱い輪のところで切れる。
だから一番弱い輪の強さが、
鎖全体の強さとなる。

チェーンストアは鎖である。
鎖のような営業形態で社会貢献している。
従って、チェーンストア全体の強さは、
最も弱い店の顧客満足度となる。

チェーンストアに標準化が必要なことも、
スクラップ&ビルドが不可欠なことも、
チェーンストアがその名のごとく、
鎖そのものであることを示している。
〈結城義晴〉

チーム・パシュートも、
そのチームの強さとは、
一番弱い選手の力である。

その選手をかばいつつ、
力のある者は、
みなの盾になって、
先頭を走る。

そして全員が、
標準化された美しいフォームで、
全体最適を目指す。

それが観る者に、
感動を与える。

私はそんな競技が大好きだ。

さて今日は、
朝から横浜商人舎オフィス。DSCN2134.JPG8
鈴木哲男先生と、
そのご子息の鈴木俊介さん。
そして編集者の二宮護さん。

単行本の打ち合わせ。

続きは野田岩でランチミーティング。IMG_4880.JPG8
がんばります。

その後、夕方、
東京・芝公園。
(株)アール・アイ・シーへ。
Retail Innovation Consultants。
代表取締役の毛利英昭さんと対談。DSCN7847.JPG7
毛利さんは現在、
月刊飲食店経営と月刊コンビニの、
両誌の編集長を兼務する。

(株)商業界から、二誌を買い取った。

その編集業務は、
元商業界の千葉哲幸さんと、
梅澤聡さんが、
編集委員というかたちで協力している。

毛利英昭×結城義晴。
様々話し合って、
あっという間に2時間が経過。DSCN7849.JPG8

その後、商業界会館。
1階のコーヒーショップ「First」、
久しぶりにマスターと会った。IMG_4887.JPG8

もちろん会館の入り口の碑には、
きちんとご挨拶。
「店は客のためにある」
倉本長治。
IMG_4882.JPG8
それにしてもチーム・パシュート。
美しい滑りだった。

日本人として誇りにしてよい、
本当の美しさだった。

〈結城義晴〉

2018年02月20日(火曜日)

第86回商業界ゼミナール基調講演の「商業界精神の未来」

今日は千葉県海浜幕張。
東京ベイ幕張ホール。DSCN7611.JPG8

第86回商業界ゼミナール初日。DSCN7612.JPG8
私はこの(株)商業界に、
1977年から2007年まで、
30年間勤務し、最後は、
代表取締役社長だった。

その30年間、一度も欠かすことなく、
この商業界ゼミナールに参加した。

1977年の2月には、
まだ倉本長治初代主幹が存命で、
3000人もの受講生が、
箱根小涌園に参集した。

私が社長を務めた2005年には、
この本ゼミナールに、
本邦初のミュージカルを組み込んだ。
「パパの明日はわからない」
劇団ふるさときゃらばん。

今回は運営委員長が、
原田政照さん。
(株)MKホールディングス社長。
開講式の開講挨拶。DSCN7632.JPG8
「知ったこととやったことは違う」
学んだら、実行する。
それが原田さんのモットー。

次に米澤房朝さんの挨拶。
商業界全国連合同友会会長。DSCN7640.JPG8

倉本長治初代主幹、
倉本初夫二代目主幹。
壇上のお二人の遺影。DSCN7748.JPG8

開校式に続いて、基調講演。DSCN7645.JPG8

2007年2月以来、
11年ぶりの結城義晴。DSCN7647.JPG8

「商業界精神の未来」
AI流通革命と「損得より善悪」
DSCN7650.JPG8

「店は客のためにある」
「損得より先に善悪を考えよう」
商業界精神を唱えつつ、
滅びていった企業や店がある。DSCN7660.JPG8

なぜなのか。
DSCN7664.JPG8

それはイノベーションがなかったからだ。
DSCN7711.JPG8

だから商業界精神の神髄と、
イノベーションを語った。

そしてAI流通革命の進捗。
それを体現するウォルマート、
Amazon、そしてクローガー。
セブン-イレブンやヤオコー、ライフコーポレーション。

ビッグデータ、IoT、さらにロボット化。

それらがもたらすだろう、
マネジメントの変革。
その中で必須になってくる人間力経営。

理念武装、理論武装、技術武装。
AI流通革命とこの3つの武装の関係。

それが商業界精神の未来である。DSCN7734.JPG8
最後は、月刊商人舎1月号のMessage。
人の強みを発揮させよ。

人間の、
人間による、
人間のための産業。
それが小売流通サービス業だ。

平成の年号が変わろうと、
東京オリンピックが開かれようと、
それが人間産業であることは、
永遠に変わるものではない。

AIが仕事を変えようと、
IoTが広がろうと、
ビッグデータが活用されようと、
ロボットが現場に導入されようと。

人間の、
人間による、
人間のための産業。
それは変わらない。

しかし、好況が続けば続くほど、
失業率が低下すればするほど、
その人間産業に人間が集まらない。
ハイテク産業やIT産業に取られてしまう。

だから主婦を戦力化する。
高齢者の雇用を延長する。
外国人研修生を雇い入れる。
派遣労働者を確保する。

もちろんそれには深い意義がある。
ダイバーシティ経営へのシフトは、
21世紀人間産業の必然の軌道であるし、
未来を切り開く可能性を意味している。

そしてこのとき、
一人ひとりの人の強みが発揮される、
風土と文化と仕組みが、
用意されねばならない。

人間の、
人間による、
人間のための産業の、
人間一人ひとりの強み。

Human Industry SHIFTこそ、
好況のときに人間が集まる、
真の人間産業の、
望ましい未来図である。
〈結城義晴〉

私の2018年段階における、
商業界イズムの総括が、
今回の講演の趣旨だった。DSCN7723.JPG8
ご理解いただけただろうか。
伝わっただろうか。

倉本長治先生に感謝したい。
倉本初夫主幹にも感謝したい。

そして原田さん、米澤さん、
多くのリーダーのみなさん、
今回参加してくれた同友の皆さんにも、
感謝したい。

講演が終わると、
多くの方々と交流した。

真っ先に西端春枝先生。
DSCN2132.JPG8
そして(株)小松製菓の小松務さん。
(株)リンガーハットの米濱鉦二さん。
鹿島ショッピングセンター協同組合の山口健次郎さん。
(株)京屋の坂上益啓さん。

(株)浅川園の古舘邦彦さん。DSCN7750.JPG8

酢屋亀本店の土屋芳子さん。
28059456_998937330260672_4415027982132552445_n

(株)大分からあげの川邉哲也さん。DSCN7749.JPG8
そのあとは著書にサイン。

(株)カメガヤの亀ヶ谷博之さん。DSCN7757.JPG8
氷雪の門の新道弘次さん、
ソフィ・タカヤナギの髙栁隆一さん、
小竹米店の小竹靖人さん、
そして細畠美鶴さんなどなど。

ありがとうございました。

私のあとは、
野本弘文さんの講演。
東京急行電鉄(株)社長。
テーマは「東急の百年構想」DSCN7760.JPG8
第86回商業界ゼミナールは、
2泊3日で明後日まで続く。

私は会場を辞して、
やはり幕張海岸のイオンタワーAnnexへ。IMG_4879.jpg8

イオンリテール(株)の人事部へ。
アメリカ研修の打ち合わせ。

吉田元さんと、
三好智さん、細川みゆきさん。DSCN7768.JPG8
吉田さんはイオンリテール人材育成グループマネージャー。
三好さんと細川さんはイオンコンパス(株)。

今年の7月は超ハードワークの研修。
10月はスペシャルコース。

吉田さんの企画が、
どんどん発展して、
これまでにないものになる。

楽しみだ。

イオンタワーAnnexから見る幕張海岸。
夕日が沈んでゆく。DSCN7769.JPG8

最後に、朝日新聞「折々のことば」
第1027回。
ディベートは、
話す前と後で考えが
変わったほうが負け。
ダイアローグは、
話す前と後で考えが
変わっていなければ
意味がない。
(劇作家・平田オリザ)

編著者・鷲田清一さん。
「対話は、共通の足場を
もたない者のあいだで試みられる。
呼びかけと応えの愉しい交換であり、
吐露と聴取の控えめな交換であり、
埋まらない溝を思い知らされたあとの
沈黙の交換でもある。
討論よりおそらくはるかに難しい」

渥美俊一先生をはじめ、
荒井伸也さんの時代は、
ディベートの時代だったと思う。

それが流通の近代化を実現させた。

しかし今は、
ダイアローグの時代だ。
呼びかけと応えの交換、
吐露と聴取の交換、
沈黙の交換。

そして話す前と後で、
考えが変わっていなければ、
意味がない。

そのダイアローグの時代に、
ITやAIがどう手助けしてくれるか。

未来を信じて生きていこう。

〈結城義晴〉

2018年02月19日(月曜日)

小平菜緒の「人間性も金メダル級だ」と「〆切主義の効用」

Everybody! Good Monday!
[2018vol8]

2018年も第8週に入る。
2月も第4週で、
一月、往ぬる。
二月、逃げる。

しかし、今年の2月。
なんだか長く感じる。

平昌冬季オリンピックのおかげ。

それにしても、
小平菜緒。31歳。DSCN7555.JPG8

女子スピードスケート500m。
DSCN7556.JPG8

24連勝中の実力を存分に発揮した。DSCN7587.JPG8

今回から一発勝負。DSCN7593.JPG8

それでも見事なフォーム。DSCN7595.JPG8

美しい。
DSCN7579.JPG8

一分の隙もないスケーティング。kodaira3

芸術的なフォーム。1小平28

そしてこの鋭い目つき。koraira5

36秒94のオリンピック新記録で金メダル。kodaira 4

銀メダルの韓国イ・サンファに歩み寄って、
韓国語で「よくがんばった」と慰労した。DSCN7548.JPG8

イも語っている。
「小平とのレースで、
嫌な気持ちになったことがない」

イはバンクーバー、ソチと、
オリンピック2連覇の天才。kodaira6

韓国経済電子版は伝えた。
「2人の友情にアイスリンクも溶ける」

韓国各紙もたたえた。
「小平の人間性も金メダル級だ」
DSCN7605.JPG8
感動した。

まだまだ続く平昌オリンピック。
2月は逃げてはゆかない。

さて、月曜朝一・2週間販促企画。
今日は二十四節気の「雨水」

ソチ五輪のプロモ―ションを、
どんどん展開しようと薦める。

「売り方次第で売れ方が変わる」

今週いっぱいで終わる冬季五輪。
そして視野は3月3日のひな祭りへ。

美しく消ゆるは難し残る雪  
〈朝日俳壇 東京都・徳竹邦夫〉
(稲畑汀子選評)各地で厳しい積雪が続く。
降り積もる時は美しい雪も、
消えゆく時の道路などのぬかるみは
美しいとは言えない。
雪道の修羅場を対照的に捉えた秀句。
美しい五輪の後に、
修羅場の国際政治が残るのか。
一つ知り二つ忘るる日向ぼこ  
〈同 平塚市・日下光代〉

年寄りの日向ぼっこ。

北陸をはじめ、日本海側には、
まだまだ雪が残る。
富山県高岡市の俳人。

春立つと天は言へども屋根の雪 
〈同 高岡市・四津三樹夫〉

雨水は啓蟄の前の15日間。
「空から降るものが雪から雨に変わり、
雪が溶け始めるころ」

さて今週の私のスケジュール。

今日は1日、横浜商人舎オフィス。

明日は海浜幕張で、
商業界ゼミナール。
基調講演をします。

ご清聴をお願いしておきます。
テーマは、
「商業界精神の未来」

明後日は、
午前中、鈴木哲男さんと打ち合わせ。
午後は、毛利英昭さんと対談。
現在、「飲食店経営」「コンビニ」の編集長。

木曜日は、商人舎マガジンWeb会議。

それでも結構、余裕がある。

さて、朝日新聞「天声人語」
「締め切り」について書く。

「いちど遅れるとくせになるらしい。
そして言い訳も凝ったものになる」

作家・井上ひさしは、
「遅筆堂」を任じた。

私も「〆切主義」を標榜する。

ビル・ゲイツもそんなことを言っている。
「なんでもギリギリにすると、
一番スピードが上がって効率がいい」

天声人語は言う。
「締め切りを守らぬ点では
日本銀行の黒田東彦総裁も
かなりのものだ。
デフレ脱却のため掲げた2%の物価目標が
なかなか達成できず、6度先送りした」

井上ひさしの挽回策の一つ。
「良い本を書き上げ、
内容のよさで遅れを勘弁してもらう」

私も全くの同感。

天声人語は黒田総裁に望む。
「日本経済のかじ取り役も、
願わくはそんな姿勢で」

胸を張って言えることではないが、
「良い内容で遅れを勘弁してもらう」

内容をよりよくするという点では、
「ギリギリ主義」にもよい点がある。

人によるのだが。

でも、みなさんは、
punctualityで、時間厳守を。

では、今週も、
Good Monday!

〈結城義晴〉

2018年02月18日(日曜日)

日曜版【猫の目博物誌 その61】イチゴ

猫の目で見る博物誌――。
IMG_6903-4-10
スーパーマーケットの売場に、
イチゴが並んでいます。
イチゴの季節はいつなのでしょう。

イチゴはバラ科の多年草。
DSCN7534.JPG8

一般には、バラ科オランダイチゴ属。
学名はFragaria ×ananassaDuchesne ex Rozier。

イチゴとして流通・消費される商品は、
ほぼすべてがオランダイチゴ。

英語ではstrawberry。
これもオランダイチゴ属。

しかし広くとらえると、
キイチゴ属とヘビイチゴ属など、
「野イチゴ」も含まれる。

イチゴにとって、
光が当たることは重要だ。
それが発芽の条件となる。

この性質を「光発芽種子」という。
「こうはつがしゅし」と読む。
あるいは「明発芽種子」(めいはつがしゅし)
「好光性種子」(こうこうせいしゅし)という。

イチゴは果物として食べられる。
その食べる部分は実ではない。
「花托」(かたく)が発達したもの。

花托は茎が厚くなったもので、
そこから花が育つ。

イチゴの表面に粒粒が分布している。
その粒々の一つひとつが、
実は果実である。

このような現象を「偽果」という。
特にイチゴの場合は「イチゴ状果」と呼ぶ。

食べ方は生食が一番。
牛乳やコンデンスミルク、
あるいはヨーグルトをかけて食べる。

ケーキやタルトのトッピングにされる。
ジャムやジュースにされることも多い。

なお、加工用のイチゴ味のほとんどは、
イチゴの成分を含んでいない。
酢酸アミル、アネトールなどを配合して、
イチゴ香料をつくり、赤の着色料を使う。

可食部分の成分は、
一般的には9割が水分で糖質が1割。
タンパク質と繊維質が約1%。
総カロリーは100gで35kcal。

また、イチゴは、
豊富なビタミンCを含有する。
「アスコルビン酸」である。
さらにアントシアニンを含む。
これはポリフェノールの一種。
キシリトールも含有されている。

こうしてみると、
イチゴは実に素晴らしい食品だ。

野生のイチゴは、
人類が始まったころから、
ヨーロッパやアジアで食べられていた。

現在のオランダイチゴは、
200年ほど前に、
南アメリカと北アメリカの品種が、
自然交雑した品種が始まり。

日本には江戸時代に入った。
しかし本格的な栽培は1872年から。
さらに産業化されたのは戦後のこと。
新しい果物である。

イチゴは1年中、出荷されるが、
「一季成りイチゴ」は、
冬から春に実をつける。
これが旬のイチゴ。
「四季成りイチゴ」は、
夏から秋に偽果が成る。
これが「夏イチゴ」と呼ばれる。

農産物には種苗法に基づいて、
品種登録制度がある。
植物新品種育成者の権利保護を行い、
新品種の育成の振興を図ることが目的。

イチゴに関しては、
2016年11月14日の時点で、
登録品種は258種。
そのうち登録維持されているのは129種。

代表品種は「とよのか」と「女峰」(にょほう)。
「東の女峰、西のとよのか」と言われた。

とよのかは1984年に久留米野菜試験場で、
「ひみこ」に「はるのか」を交配した品種。
酸味が少なく大粒で甘い。

女峰は1985年、栃木県農業試験場で、
それまでの「麗紅」の代替品種として開発。
その「麗紅」と「はるのか」「ダナー」を交配。
甘酸っぱい味が特徴。
色が鮮やかで見栄えがよい。
だからショートケーキなどに使われる。

いま、売場に並ぶ品種。

「とちおとめ」
IMG_4208.JPG8
1996年に栃木県農業試験場において、
「とよのか」と「女峰」を交配。
東西の融合だ。
さらに「栃の峰」も交配。

粒が大きく甘さも強いし、
日持ちが良い。

現在、日本最大の生産量。

「あまおう」
IMG_4213.JPG8
2003年、福岡県農業総合試験場園芸研究所。
「久留米53号」に育成系統を交配。
「あかい、まるい、おおきい、うまい」の、
頭文字をとって、
「あ・ま・お・う」とネーミング。
ひと粒40g以上にもなる。

「紅ほっぺ」
IMG_4216.JPG8
2002年に、静岡県経済連が、
「章姫」と「さちのか」を交配。
章姫より果心の色が淡く、
房当たりの花数が少ない。
さちのかよりも果実が大きい。

「きらぴ香」
IMG_4217.JPG8
2017年に品種登録された最新品種。
静岡県農林技術研究所の育成系統を交配。
形は大粒で縦長の円錐形。
赤く染まった果皮にはツヤがあり、
果実はかため。

イチゴの品種は多い。
そして主役はどんどん入れ替わる。

「東の女峰、西のとよのか」から、
「とちおとめ」へ、「あまおう」へ、
そして「きらぴ香」へ。

開発者の努力のたまものだろうが、
これまたコモディティ化現象と、
競争しながらポジショニングを構築する。
DSCN7538.JPG8

ほろほろと手をこほれたる苺哉
〈正岡子規〉

子規には、イチゴの句が多い。

1年中、
ショートケーキなどにのっているから、
イチゴは季節がなくなった。

DSCN8963-2016-4-10-66666
でも、やっぱり、いまが、
イチゴの季節です。

(『猫の目博物誌』〈未刊〉より by yuuki)

2018年02月17日(土曜日)

羽生結弦と藤井聡太とエブリイOkanaka津高の未来

羽生結弦、23歳。
DSCN7494.JPG8

天才フィギュアスケーターの、
鬼気迫る演技。
DSCN7520.JPG8

感動した。
DSCN7532.JPG8

冬季オリンピック2連覇。
宇野昌磨もフリー演技3位の評点で、
銀メダルを獲得。

金銀独占。
DSCN7488.JPG8
別に国粋主義者では全然ないけれど、
胸に迫るものがある。

将棋では、藤井聡太。
第11回朝日杯オープン戦で初優勝。
あっという間に六段に登ってしまった。

準決勝に残ったのは4人。
羽生善治七冠現竜王、
久保利明王将、
広瀬章人八段。

いずれもA級棋士。

将棋界は階級制である。
それが順位戦と言われる、
名人を目指す階級世界だ。

最高峰の一番上がA級。
超のつく天才でも、
このクラスに入ることは難しい。
たった10人しかいない。

その次が「鬼の棲家」と言われるB級一組。
ここには13人。

以下、B級2組、C級1組、
そして最下級のC級2組だ。

藤井聡太はプロ棋士になったばかり、
当然、最下級のC級2組。
しかし現在、全勝でこの組を脱する予想。

名人戦を目指す順位戦のほかに、
将棋界にはタイトル戦がある。

竜王戦
王位戦
王座戦
棋王戦
王将戦
棋聖戦

ここまでを七大タイトルと呼んで、
羽生善治はこの七大戦を5回以上獲得して、
永世七冠となっている。

七大タイトルの次に位置づけられるのが、
朝日杯将棋オープン戦である。

全棋士に女流棋士3人、
そしてアマチュア10人が、
一次予選からトーナメントを闘い、
最後に残った4人が準決勝、決勝を競う。

C級2組の藤井聡太五段は、
その4人に残った。

他の3人はみなA級棋士。

ただしこの棋戦は持ち時間が、
40分と短いのが特徴。

藤井聡太は、
準決勝で羽生善治竜王(47歳)を下し、
決勝では広瀬章人八段(31歳)を撃破して、
タイトルを獲得。

時間の短い棋戦では、
もうおそらく藤井聡太が最強だろう。

この優勝によって昇級して、
六段となった。

五段に昇進したのが、
今年2月1日だから、
1カ月を経ずして六段へ。

史上最年少六段、
史上最年少タイトル戦優勝。

記録をすべて塗り替える。

これも言葉に尽くせないくらい、
すばらしい。

何度も書くが、
日本の未来は明るい。

さて私は岡山。

岡山駅前から車で15分ほどで、
エブリイOkanaka津高。DSCN7473.JPG8

昨年4月7日の商人舎流通SuperNews。
エブリイnews|

(株)エブリイホーミイホールディングス。
純粋持株会社。

この会社が開発した、
期待のショッピングセンター。

32年間、イズミヤが、
総合スーパーを経営していた。

そのイズミヤが一昨年の2016年9月に閉鎖。
そのあとに入ったのがエブリイホーミイ。

1階には、
(株)エブリイのスーパーマーケット。
新フォーマット「IKOCCAエブリイ津高店」

2階には(株)ホーミイダイニングが、
一括運営をするフードコート「FOOD PARK」

この2核を中心にして、
4フロアを埋めた。

敷地面積9468坪、
売場面積3513坪。

午前中から午後4時まで、
このショッピングセンターを堪能して、
しかも話を聞いた。

エブリイは岡山県内では9店舗目、
全体では37店舗を展開している。

柴田昇さんと坪井一人さん。DSCN1901.JPG8

柴田昇さんはこのエブリイOkanaka支配人、
ホールディングス取締役。
坪井さんは、
㈱エブリイIKOCCAエブリイ津高店店長。DSCN1896.JPG8

それから岡崎真悟さんと道下大輔さん。DSCN7453.JPG8
岡崎真悟さんは、
㈱ホーミイダイニング社長。
道下さんは執行役員外食事業本部本部長。

さらに岡本美幸さん(中)と高橋祐圭さん。DSCN7484.JPG8
岡本さんは、
エブリイOkanka津高企画運営部企画運営部門チーフマネージャー。
高橋さんはホールディングス秘書広報室広報担当チーフマネージャー。

ありがとう。
勉強になったし、
すごく楽しんだ。

最後にバックヤードに、
見たことのあるものが。DSCN2039.JPG8
「もったいない、ありがたい」
[Message of April]

「売れない」のではない。
「売っていない」のだ。
「売り損なっている」のだ。

鈴木敏文さんが言い、
故緒方知行さんが追従(ついしょう)した。
これは機会損失撲滅の本質を突いた。

だからセブン-イレブンは、
加盟店とスーパーバイザーに徹底した。
「売れ筋でロスを出せ!!」

しかし残念ながらこの時代は終わった。
値下げロス・廃棄ロスと機会ロスは、
本来、二律背反の関係にあるからだ。

だから戦略的に、組織的に、
もう1人、もう1品、もう1円の改善。
そしてもう1パーセントの努力。

フィリップ・コトラーが読みきった、
マーケティング1.0は、
製品中心の時代だった。

マーケティング2.0は、
消費者志向の時代で、
売り手市場から買い手市場に移行した。

そしてマーケティング3.0の今は、
価値共創の時代である。
ソーシャルマーケティングの時代である。

「売れない」のではない。
「もったいない」が足りないし、
「ありがたい」が少ないのだ。
〈結城義晴〉

最後は「折々のことば」
未来があると
信じているから
怒るのである。
〈森村誠一〉

編著の鷲田清一さん。
「病気、失職、被災、事故、
大切な人の死。
思いもしなかった事態が
それまで描いていた可能性を
突如封じる

「そのときに強い憤りを感じるのは、
それでも希望をつなげる未知数の可能性に
必死で探りを入れているからだ」

「どうあがいても
行き着く先は同じと思えば、
人はきっと怒りすら表さずにどこかへ
姿をくらますことだろう」

未来があるから、
それを信じるから怒る。

だからときには怒ろう、
未来を見つめて。

〈結城義晴〉

「月刊商人舎」購読者専用サイト
月刊商人舎 今月号
流通スーパーニュース
月刊商人舎magazine Facebook

ウレコン

今月の標語
商人舎インフォメーション
商人舎スペシャルメンバー
商人舎発起人
海外研修会
2026年USA研修会
国内研修会
第18回 ミドルマネジメント研修会

東北関東大震災へのメッセージ

商人舎の新刊
前略お店さま

チェーンストア産業ビジョン

結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

結城義晴の著書の紹介

新装版 出来‼︎

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》

新装版 店長のためのやさしい《ドラッカー講座》
(イーストプレス刊)

新着ブログ
毎日更新宣言カレンダー
2026年7月
« 6月  
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
指定月の記事を読む
毎日更新宣言カテゴリー
毎日更新宣言最新記事
毎日更新宣言最新コメント
知識商人のためのリンク集

掲載の記事・写真・動画等の無断転載を禁じます。商人舎サイトについて
Copyright © 2008- Shoninsha Co., Ltd. All rights reserved.