結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2014年12月28日(日曜日)

ジジの感謝[日曜版2104vol53]

おおきなおしり。
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こちらも。
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ジジです。
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ことしが、おわります。
ありがとうございました。

いい年でした。
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ボクにとっても、
おとうさんにとっても。

感謝します。
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ヨシハルおとうさん、
ことしさいごのゴルフ。
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東名高速。

協会のコンペ。
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とても、いい天気。
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うれしそう。
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ごあいさつ。
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玉生さんと田上さん。
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みんな、やる気、まんまん。
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そしていい景色。
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うつくしい。
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富士山。
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すばらしい。
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おとうさん、
とてもまんぞくして、
かえってきました。
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かえってきたらすぐ、
ベッドにはいって、
ぐっすり、ねてます。
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おとうさん、1年間、
おつかれさまでした。

おとうさん、1年間、
ありがとうございました。

ボクもいっしょに、
ぐっすり、ねむりました。
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夢のなかで、
来年のことを、
かんがえました。
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〈『ジジの気分』(未刊)より〉

ブログ『ジジの気分』。
1年間のご愛読、
ありがとうございました。

2014年12月27日(土曜日)

2013家計貯蓄率マイナス黄信号とネットスーパーの明白な試練

今日の土曜日から、
次の日曜日まで、
最長9日間の連休。

今日から、
空も陸も、帰省ラッシュ。

それが2014年末から、
2015年始の連休。

銀座通りには、イルミネーションが煌く。
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商人舎オフィスは、
今日12月27日から1月7日まで、
冬季休業とさせていただきます。

よろしくお願いします。

もちろん、
毎日更新宣言ブログは、
年中無休。

商人舎magazineも、
デイリー商人舎、
ウィークリー商人舎、
土日祭日以外は公開します。

私は年末の29日、30日、31日と、
岡山・倉敷へ。

ショッピングセンターや、
話題の店を視察して歩きます。

今年は、1年中、
忙しく動き回った。

それを大晦日まで、
貫徹したい。

ただひたすら、
そう願っています。

さて、ちょっと心配な話。

2013年度の国民経済計算確報で、
家計貯蓄率がマイナス1.3%となった。
調査可能な1955年度以降初めて。

家計貯蓄率は、
所得のうち貯金に回した比率。

13年度に国民は285兆5000億円の所得を得た。
個人消費には289兆2000億円を使った。

その差し引きとなる家計貯蓄は、
マイナス3兆7000億円。

だから家計貯蓄率はマイナス1.3%。
要警戒の黄信号。

消費に回してくれること自体、
小売サービス業にとっては嬉しいことだが、
家計所得全体はいまのままでは、
今後、大きな伸びは見込めない。
団塊の世代のほとんどが、
年金生活に入ったからだ。

それでいて、年金や社会保障費は、
今後も増加の一途。

経済低成長のため、国の税収は伸び悩む。
しかし年金・医療費に対する国庫負担は増える。

結果として見えてくるのは、
貯蓄を食いつぶしつつ、
生活水準を維持するという生き方。

つまりは、節約消費だ。

2013年度がそのトレンドの中にあった。

2014年度は4月1日から、
消費税が増税された。

その2014年が終わろうとしているが、
そしてその家計貯蓄率はまた、
来年の今頃、発表されるのだろうが、

基調にあるのが、
節約消費であることは、
忘れてはならない。

さて、一昨日、昨日と、
日経新聞で連載された記事。
「試練のネットスーパー」

ネットスーパー展開企業がもがいている。

ニーズは高まっている。
しかし採算確保は苦しい。

初めから私の指摘はこの点にあった。

まずは住友商事の「サミットネットスーパー」。
2009年参入。

約30万人の会員を獲得。
しかし5年間で撤退。

年間収支は10億円超の赤字。
初期投資を合わせて累積損失は100億円。

物流センターから広範囲に届ける配送体制。
これが致命的だった。
ネットスーパーの市場規模は現在1000億円超。
5年間で2.5倍に拡大するとの試算もある。

西友は「ハイブリッド型」。
ドライグロサリー3万品目は物流センターから配る。
野菜や牛乳などは店舗から配る仕組み。

イトーヨーカ堂は専用物流拠点を都内に設け、
サービスエリアを半径9キロの都心部に限る。

三重県のサンシの宅配事業は、
フレッシュシステム以来30年の歴史。

全13店のうち7店で配送業務をする。
こちらは店舗ピッキング方式。

ネットスーパーで5%の営業利益率。

高収益の要因。
夕方までの当日配送を希望する場合は、
注文は午前中までのルールを崩さない。

つまり例外をできる限りなくすこと。

さらに140人の配達員はベテランパート。
会員に鍵付きのロッカーを無償貸与し、
不在時にも商品を置く だけで配達が済む。

どちらもコスト問題を、
割り切って解決すること。

沖縄県のサンエーは今年5月スタート。
離島も多いし、センター機能が充実していて、
シェアが極めて高い。

こちらも成功するに違いない。

来年は、ヤオコーが実験を開始。
同社もサンシのフレッシュシステムを展開していたが、
それは失敗に終わっている。

ニーズはある。
しかしコストが合わない。

それだけの事業だ。

家計貯蓄率が下がる時代。
節約の時代。

便利で安い宅配。

イノベーションが起こせたら、
そしてそのイノベーションが、
模倣困難性と稀少性を持っていたら、
間違いなく圧倒的なマーケットリーダーが、
登場するに違いない。

来年も盛んに話題にされるテーマであるが、
問題点は実にはっきりしている。

私には成功の方向は見えている。
イギリスのテスコの考え方を、
いかに咀嚼し、独自のシステムにするか。
ずっとそれは指摘しているが、

本気のプロデューサーが、
このプロジェクトにいるかいないか。

それが鍵を握るに違いない。

〈結城義晴〉

2014年12月26日(金曜日)

ダイエー上場廃止と中内功の「魂」と「思い」を受け継ぐ者たち

ダイエー、上場廃止。
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私はこのロゴマークが、
大好きだった。
一番好きだった。

デザイナーはレイ・ヨシムラ。
DAIEIのDの文字が、
オレンジ色でシンボライズされている。

昨日、最後のダイエー株取引が行われ、
終値は134円。
この時点の時価総額は533億円。

1971年、旧大阪証券取引所に上場。
それ以来、43年間の株式公開企業として、
先駆的な仕事をし続けたダイエー。

1972年
に三越の売上高を抜いて、
小売業トップの座につき、
1980年2月には、
小売業界で初めて、
売上高1兆円を達成。

私はその瞬間に、
神戸三宮のフォルクスに特設された会場で、
取材をしつつ、
当時の中内功社長の写真を撮っていた。

1988年には、
福岡ダイエーホークスを所有し、
同年4月、流通科学大学を開設。

業績は別にしてこの頃が、
ダイエーと中内さんの絶頂期だった。

1990年、バブル崩壊。
そして1995年、阪神淡路大震災。

そして21世紀に入った2001年、
中内さんが社長を退き、
高木邦夫さんが社長に就任。

この時、私は、
㈱商業界の取締役『販売革新』編集長。

高木さんにもインタビューし、
特集記事を編集した。

さらに2004年、
産業再生機構の支援で、
再建を進めたが、
2005年9月19日、
中内功さん、ご逝去。
83歳だった。

このときに、
ダイエーは終わった、
と思っていた。

11月20日、
赤坂プリンスホテルで、
「中内功氏を偲ぶ会」が開かれた。

私はこの会の総合司会。
当時、㈱商業界代表取締役だった。

その模様がこのブログの、
2005年12月20日編に、
書かれている。

懐かしい。

その後、追悼文集も、
私の手で編集。

この文集に、
自分でも文章を寄せた。

中内功さんのご逝去に寄せて
――孤独で純粋な人間の生と死

㈱商業界社長 結城義晴

最高経営責任者は、
例外なく、孤独なものだが、
中内功さんは、
とりわけ孤独な人だった。
度外れて、孤独な人だった。

会社や事業が、
孤高のレベルに巨大化したから、
孤独が募ったのではなかった。
経営への責任感が強すぎて、
孤独になったのでもなかった。
その人間としての本質が、
孤独な存在だったのだと思う。

孤独だから、先頭に立って、
誰よりも勇敢に戦った。
孤独だから、時として部下に、
信じられないくらい厳しく当たった。
孤独だから、周辺に、
とてつもなく優しい配慮があった。

1980年2月。
ダイエーが小売業ではじめて
1兆円を達成した瞬間、
中内さんの目は笑ってはいなかった。
私は、不思議なものを見た気がした。

中内さんは次々に、
仕事を生み出した。
私は「皿回し芸人」と揶揄した。
しかし「千手観音の腕を持つ」とも評した。

孤独で純粋でとびきりの勉強家が、
時代の要求をびんびんと感じとり、
居ても立ってもいられぬといった気概で、
多くの仕事をつくり出していった。

1998年2月、
最後の商業界箱根ゼミナールの、
その最終講座。

中内さんにとっても
最後の公けの講演だった。

こんなことを、
中内さんは語ってくれた。
「皆さん、赤ちゃんはどうして
生まれてくると思いますか。
それは、若い男性と若い女性の、
赤ちゃんがほしいという『思い』から
生まれてくるのです。
事業も会社も『思い』から
生まれてくるのです」

1999年1月、ダイエー社長退任。
中内さんはひっそりと漏らした。
「楽しいことは何もなかった、ですなぁ」
――発言を聞いて、
がっかりしたという声があいついだ。

しかし私は、
極めて孤独で純粋な人間の「魂」が、
自分の孤独を、客観的に突き放して
見定めた言葉なのだと感じた。

孤独で純粋な人間の「魂」が、
日本の流通業を
産業の入り口まで導いてくれた。

孤独で純粋な人間の「思い」が、
顧客の喝采を呼び、
ダイエーを歴史の中に刻んだ。

この「魂」と「思い」を受け継ぐことのできる
純粋な人間集団の登場を、
待つばかりである。

合掌。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ダイエーはあの時、
中内さんの死とともに、
終わっていた。

その後のダイエーは、
もう、抜け殻。

だから今さら、
ダイエーの上場廃止や、
イオンの子会社化を、
悲しむことはない。

ただし、中内功の魂と思いを、
是非とも受け継いでもらいたいと、
これだけは切に願うものだ。

ふたたび、合掌。

〈結城義晴〉

2014年12月25日(木曜日)

川野幸夫さんの「食品スーパーと総合スーパーを混同するな!」

第47回衆議院選挙の圧勝を受けて、
第3次安倍内閣がスタートした。

いかに史上最低の投票率で、
史上最低の総選挙であったとしても、
決まった政権には仕事してもらわねば困る。

存分に働いてもらおう。

今回、ただ一人の新任閣僚は、
中谷元・防衛大臣。

中谷氏にもしっかり仕事してもらおう。

仕事内閣であってほしいものだ。

今日はクリスマス。

そして今日は年末際の和風の売場イメージに、
どんでん返しをする日。
私は劇的な激変だから、
「劇激変」と表現している。

てっちゃん会会長の大越鉄夫さんをはじめ、
全国から「劇激変」の報告が寄せられ、
私は大満足。
今日、明日が劇激変。
ここで感動を呼び込む。

そうすると、27日土曜日からの、
年末一色の商戦がぐっとやりやすくなる。

28日日曜日は、大掃除、年賀状など、
歳末の気分が盛り上がる。

そして29日、30日、31日の大晦日へ。
さて今日の私は朝から、
東京・御成門。

東京タワーが本当に美しい。
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愛宕ヒルズもくっきり。
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芝大門センタービル。
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そのカスタマー・コミュニケーションズ㈱。
略称CCL。
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TRUE DATAがキャッチフレーズ。

社内はご覧のように、
快適な空間。
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恒例の取締役会。

いつもいつも新しいチャレンジ。
それが新生CCLの特徴。

会議が終わると、急いで横浜に。
商人舎オフィスで、
月刊『商人舎』1月号の入稿。

そしてまた夕方、日本橋へ。

今度は日本スーパーマーケット協会。
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こちらも恒例の記者会見。

スーパーマーケット販売月報の報告。

しかし今年最後の記者会見なので、
川野幸夫会長がお出ましくださって、
2014年の総括と2015年の展望。
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消費増税問題から、
軽減税率問題、
さらにスーパーマーケット経営のあり方など、
実に丁寧に明快に語ってくれた。

その中でマスコミに要望したのが、
総合スーパーと食品スーパーの、
業態の違いを明確にして、
報道して欲しいということ。

欧米ではハイパーマーケットと、
スーパーマーケットは、
業界でもマスコミでも常識中の常識。

それが日本では理解されていない。

「スーパー」と十把一絡げ。

私は「戸籍のない産業」と表現しているが、
総合スーパーの陰に押し隠されてきた。

川野さんはそれが我慢ならない。

実に力強い、いい話でした。

これはウィークリー商人舎だろうな。
やはり。

会合が終わったら、
専務理事お二人と写真。
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右がに竹井信治専務。
日本スーパーマーケット協会。
左が松本光雄専務。
オール日本スーパーマーケット協会。

今年もお世話になりました。
ありがとうございました。

その後、川野会長に呼び止められて、
二人で特別の懇談。
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川野さんのご苦労、お察しします。

その辛抱強さが協会を支え、
スーパーマーケット産業を盛り上げている。

しかしヤオコーの会社は絶好調。
だから川野さんも激務に耐えられる。
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来年もよろしくお願いします。
ありがとうございました。

〈結城義晴〉

2014年12月24日(水曜日)

クリスマスソングと政党&商売のポジショニング・ブランディング

Merry☆Christmas!

今日はクリスマスイブ。

クリスチャンではないけれど、
商人は世間様が喜ぶことは、
なんでもやる。

だから今日の挨拶は、
Merry☆Christmas!

それでいいのだ。

今日の歌と言えば、
山下達郎の「クリスマス・イブ」。
右に出るものはない。

作詞・作曲とも山下。

雨は夜更け過ぎに
雪へと変わるだろう

きっと君は来ない
ひとりきりのクリスマス・イブ

この合間合間に、合いの手がはいる。
Silent night、Holy night♪

心深く秘めた想い
叶えられそうもない

必ず今夜なら
言えそうな気がした
Silent night、Holy night♪

まだ消え残る君への想い
夜へと降り続く

街にはクリスマス・トゥリー
銀色のキラメキ
Silent night、Holy night♪

なんとも女々しい歌だ。

これをみんなが、
喜んで聴き、歌う。

ところが不思議に、
女々しくはならない。
それがこの歌の魅力であり、
山下の才能。

しかし、商人にぴったりのクリスマスソングは、
昨年12月30日に亡くなった大瀧詠一作。

「クリスマス音頭」
これも作詞・作曲ともに大瀧。

今日は楽しいクリスマス♬
年に一度のクリスマス
朝から晩までクリスマス
灰から火迄クリスマス

遠路はるばるクリスマス
南蛮渡来クリスマス
奇妙きてれつクリスマス
何故か知らねどクリスマス

商店街がクリスマス
ケーキ屋さんもクリスマス
テレビラジオがクリスマス
夜のネオン街もクリスマス

戦後変わったクリスマス
天下晴れてのクリスマス
日本すみずみクリスマス
何処にいるのかクリスマス

商売は、この気分だ。
さすが山下も尊敬し、
さんざん世話になった大瀧。

さて、毎日新聞の巻頭コラム『余録』。

毎日小学生新聞が実施したアンケート。
政党がそれぞれ自分で描く動物イメージ。

自民党はゾウ、
公明党はきりん。

維新の党はトラ、
共産党はトナカイ。

では民主党は?

「孤立して行動する動物ではなく、
みんなで助け合う動物」

民主党だけ具体的な動物名を避けて回答。

そこでコラムニスト。
「きまじめと言えばそれまでだが、
はっきりしたイメージを打ち出せないのは
やはり物足りない」

「いっそ、『ヒト』とでもした方が
まだ気が利いていたかもしれない」

早朝から声を出して、笑った。
座布団三枚!!

アメリカ合衆国の2大政党。
共和党はゾウ、
民主党はロバ。

シンボルは定着している。

ポジショニングとブランディング。
それが完成しているからこそ、
2大政党制となる。

遠路はるばる政党制、
南蛮渡来の政党制、
奇妙きてれつ政党制、
何故か知らねど政党制。

政治にしても、
商売にしても、
ポジショニングとブランディングが、
何よりも重要になってきた。

では、今日は、
大瀧詠一の軽いノリで。
Merry☆Christmas!

〈結城義晴〉

2014年12月23日(火曜日)

天皇誕生日の「言葉が改革を阻んではならない」話

天皇誕生日。
平成元年から12月23日だから、
今回で26度目。

今上天皇は81歳になられた。

その前は昭和天皇の天皇誕生日で、
4月29日のゴールデンウィーク。

現在は昭和の日。

はからずも今日は、
クリスマスのイブイブ。
天皇誕生日にクリスマスパーティなど、
盛んに催されるから、
国民の祝日の一つという印象が強くなった。

あまり語られることはないが、
今日は東條英機が処刑され没した日でもある。
戦前の陸軍大将で内閣総理大臣。

敗戦後、東京裁判でA級戦犯として起訴され、
巣鴨拘置所で死刑執行された。
64歳だった。

今上天皇が誕生してから81年、
東條が処刑されてから66年。

ジングルベルのメロディーを聴きながらも、
そんなことを思ってみたい。

日経新聞『大機小機』。
私の好きなコラムニスト隅田川さんが、
「経済改革は言葉から」と題して書く。

日本経済社会の構造改革で、
重要な2点を上げる。

第1が「働き方の改革」、
第2が「市場開放」。

私も同じ意見。

「両方とも難しい課題で、
なかなか改革が進まない」

その理由を、言葉に求める。
「我々が何気なく使っている言葉の中に
現状維持的な価値判断が含まれており、
これが改革を阻んでいる」

これも同感。

「働き方については、
『正社員』という言葉」

「正という字には『正当な』という意味があるから、
正社員という言い方をしているうちに、
正社員でない働き方は、
本来望ましくないものだという気になってしまう」

「正社員が望ましく見えるのは
雇用が守られており、
非正規社員の待遇と大きな差があるからだ」

コラムニストは、
差別のことを言っている。

労働組合の世界にも、
古くから本工と臨時工という差別があった。

「この差をなくし、
同じ仕事なら同じ処遇を
受けるように変えていけば、
働く人全員を正社員にする必要はなくなり、
より多様な働き方が選択できるようになる」

もうひとつ、
「TPPに関しては、
『聖域』という言葉」。

「聖域なき」というのは、
単に例外なきという意味にすぎない。

しかし米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、
そしてサトウキビなど甘味資源作物の5分野が、
「聖域だ・聖域だ」と繰り返されているうちに、
それが国益のように受け止めれられてしまった。

コラムニストの主張。
「まずは出発点として、
現状維持的なバイアスをもたらしやすい言葉遣いを
中立なものに改めていくことが必要だ」

これは我々の仕事にも通じる。
特殊な用語や言葉遣いは、
それに慣れきってしまうと、
改革を阻む。

「標準化」然り、
「チェーンオペレーション」然り、
「適正規模」然り。

最近出てきた不可思議な言葉や用語。

それでも私は、
標準化やチェーンオペレーションを、
否定しているわけではない。

その言葉が、
現状維持的なニュアンスを含んできたら、
それは危険だということ。

かといって過激なばかりの言葉も、
いただけない。

言葉の本来の意味を共有し、
認識を正確にすれば、
これほど便利なものはない。

しかしなによりもこの言葉の概念を、
他人任せにしていると、
言葉が改革を阻む。

「言葉」

瞬間、言葉を失う。
言語シンドロームか。
会話イップスか。

言いたいことが言えない。
私にもある。
だからこれは許そう。

しかし、商売に言葉は欠かせない。
仕事に専門用語は不可欠だ。
取り引き・取り組みに会話の手はぬけない。

難しいけれど、
それでしか表わせない
深い意味。

そのまま英語だが、
新しい魅力的な
概念を込めた用語。

記号だけれど、
何度も使うに
便利なもの。

商品という単語。
売場という文章。
店という思想。

半面、疲れ果てた古い言葉。
心のこもらない接客七大用語。
口先だけのマニュアル常套句。

独り善がりのひけらかし修飾語。
売り言葉に買い言葉。
体系のない借りもののカタカナ羅列語。

はじめに言葉あり
言葉は神とともにあり
言葉はすなわち神なりき
(ヨハネ福音書)

言葉で仕事し、
言葉で思索し、
言葉で成長する。

新人諸君、先輩諸氏。
社長も部長も店長も。
モノ言わぬ者は、去れ。

評論家も、コンサルタントも。
識者も、学者も、編集者も。
考えぬ者は滅びることを知れ。

〈『メッセージ』(結城義晴著・商業界刊〉

一昨日、本を買ってきた。
そうしたら偶然にも、
言葉を大切にした人のムックが三冊、
含まれていた。
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井上ひさし、
坂口安吾、
そして古今亭志ん朝。

井上ひさしの本には、
原稿用紙の直筆の写真が載っている。
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原稿用紙には、
専用のネーミングが入れてある。
「遅筆堂用箋」。

井上ひさしは遅筆で、
編集者泣かせだった。
だから言い訳のように、
原稿用紙に「遅筆堂」と入れてある。

むずかしいことをやさしく
やさしいことをふかく
ふかいことをゆかいに
ゆかいなことをまじめに
書くこと

言葉は大切だ。

その言葉が、
改革を阻んではならない。

〈結城義晴〉

 

2014年12月22日(月曜日)

朔旦冬至で完全復活し、オープンプラットフォーム化を考える

Everybody! Good Monday!
[2014vol50]

2014年第51週です。
あと1週間と3日で今年が終わる。
忙しかったなあ。

そんな時の標語。
「今日も一日、慌てず急げ!」

まず、月曜日の俳句。
十二月大きな背中見せて去る

〈朝日俳壇 東京都・長谷川瞳〉

来年もそうだろうか。

今週のことは、
weekly商人舎の日替わり連載。
月曜朝一「今週の販促企画」

今日は朔旦冬至。
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冬至は、昼間が一年で一番短い日。
日照時間が少なくなって、
太陽の光が一番弱まる。
ここを境に太陽のエネルギーは大きくなり、
昼間の時間が増えていく。

つまり冬至は太陽の復活の日。

一方、新月は、
月と太陽が重なった状態。
だから夜空には月が見えない。

反対に満月は、
月と太陽の距離がもっとも離れた状態。
だから月は太陽の光を反射してまあるく輝く。

月の満ち欠けのサイクルの過程で、
いわば冬至にあたるのが新月。
夏至に当たるのは満月。

月は満月から少しずつ欠けていく。
そして一度姿を消して新月で復活し、
満月に向けて満ちていく。

太陽の復活の冬至と、
月の復活の新月が重なった。
それが「朔旦冬至」。

まことに珍しい「復活の日」。

おめでとう。

その朔旦冬至の朝、
柚子湯に入った。
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いい気分。

失速はしていないけれど、
さらなる完全復活の気が満ちてくる。

みなさんも、どうぞ。

今日の朔旦冬至が終われば、
明日は天皇誕生日。
そして明後日がクリスマスイブで、
明々後日がクリスマス。

素朴なるリースを飾りクリスマス
〈朝日俳壇 吹田市笠行信子〉

日本中LEDのクリスマス
〈同 枚方市中嶋陽太〉

あまり気に入った句ではないが、
クリスマスにちなんで。

さて商人舎magazineは活発だ。
weekly商人舎の週刊特別企画に、
[Focus Up]
都市型アンダー1000㎡「サミット梅ヶ丘店」

daily商人舎には、
Amazonプライム会員配達サービス
「Prime Now」マンハッタンで始動

日経新聞『経営の視点』。
編集委員の田中陽さんが書く。
タイトルは、「『他人の褌』も悪くない」

学習塾「栄光ゼミナール」、
冬季講習が盛んだが、その講習料。
いまはコンビニの収納代行サービスの活用で、
劇的に業務負担が減った。

「らでぃっしゅぼーやは、
ローソンの配送網に商品を乗せている」
同社は有機野菜・無添加食品の宅配サービス業。

そしてEコマースのアマゾンジャパン。
来春から数千万アイテムが、
全国1万2000店のローソンで、
受け取り可能になる。

セブン-イレブン店頭を最大活用するのが、
セブン&アイのオムニチャネル戦略。

それにアマゾン&ローソンが対抗する。
両者にとってこの上ない連携プレー。

一方、イオンの電子マネー「ワオン」は、
イオン傘下の店舗だけでなく、
地域商店や地方自治体などが活用して、
地域通貨となりつつある。

田中さんが使う言葉が、
「オープンプラットフォーム」。
「ある企業のシステムや物流など
有力インフラを外部企業が活用する取り組み」
「インフラ相乗りが新たな価値を生む。
対立の構図と見られていたものが
共存関係へ発展することもあれば、
中小企業・組織が大企業のインフラを使って、
細かな消費者ニーズをすくえるよう、
仕組みを進化させることもある」。

この現象は月刊『商人舎』12月号で、
ちょうど1年前に特集した。

ヤマダ電機とコスモス・ベリーズ。
とくし丸とローカルチェーン。

「商業の現代化」の一要件。
来年もこういった現象は、
ますます増えるだろう。

十二月大きな背中見せて去る

ではみなさん、
今夜は柚子湯に入って、
かぼちゃを食べて、
Good Monday!

〈結城義晴〉

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