結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2026年05月26日(火曜日)

日経・朝日の鈴木敏文追悼記事と結城義晴の「鈴木語録」

2026年5月26日の日経新聞は、
鈴木敏文さんの記事だらけ。
そんな印象すら受ける。
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一面記事。
鈴木敏文氏死去 93歳、
セブン&アイ元会長」

社説。
「コンビニで社会変えた鈴木氏」

ビジネス2欄。
「常に変革、コンビニの祖」と題して、
ほぼ全面を割いた。
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[評伝]は客員編集委員の田中陽さんが書いた。
(この記事は電子版に前日から掲載されていた。
私はそれを読んでブログに引用させてもらった)

「記者が今月7日、鈴木氏の執務室に入ると
パソコンで前日の営業成績を見て、
ため息をついているようだった」

「現場主義のカリスマ」
これは略歴の紹介記事。

「鈴木氏の発言」
⑴「大型店と中小小売店は共存できる」

⑵「米国のコンビニのまねは嫌いだ」

⑶「サンダル履きでいける『手軽さ』が
付加価値を生んだ」

⑷「限界はない。満足するのはありえない」

現在のセブン-イレブン経営陣に対するエール。

そして「産業界から悼む声」
柳井正ファーストリテイリング会長兼社長。
「顧客起点の発想で流通業の常識を変革し、
新たな価値を生み出し続けてきた
稀有(けう)な経営者だった。
同じ流通・小売に携わる者として、
多くの示唆をいただいた」

伊藤忠商事の岡藤正広会長CEO。
「偉大な人だった」

「セブンプレミアム」に関して、
「人口減社会でも良い商品を作って
1人当たりの単価を伸ばせば売り上げは増えると
まずは良い商品を開発することを
重視していた姿勢が印象に残っている」

キヤノンの御手洗冨士夫会長CEO。
「中央大学の同窓として、
政治・経済をはじめ多方面にわたり
意見を交わす機会があった」

「業種の違いを超え、
経営に対する基本的な考え方に
多くの共通点を見いだすことができたことは、
私にとってかけがえのない学びだった」

ローソン・竹増貞信社長。
「厳しくも優しくもあり、
業界のことをしっかり考えている方だった」

さらに電子版には編集委員の中村直文さん。
「セブン&アイ『カリスマ経営』光と影」
この記事は「カリスマ後の経営の難しさ」を指摘した。

朝日新聞も一面の逝去の記事と、
経済・総合面の[評伝]
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やはり日経が朝日を圧倒した。

「私の履歴書」を読んで、
私も印象的な言葉をメモした。

「社外取締役がボードの過半を占めるのが
米国型企業統治。(中略)
私は米国でセブン-イレブンの再建にかかわって
メリットとデメリットを肌で実感した。
必ずしも日本の実情に合ったものではないように思う」

社外取締役の問題を指摘していた。
私も同じことを感じる。

「社会環境や組織風土、国民性の違いを無視して
米国の手法を形だけ、一部分だけまねすると、
かえって経営をゆがめる危険性がある。
うのみ、ものまねの経営を
トップはすべきではない」

同感だ。

学ぶのはいい。
しかし鵜呑み、物真似の経営は、
よろしくない。

持株会社のセブン&アイをつくって、
そのあとでそごう・西武を買収した。
「気の短いトップを持つとスタッフは大変だが、
経営は決断したらすぐ実行することだ」

鈴木さんはとにかく気が短い。
それは柳井正さんにも通じる。

いや中内功さんも岡田卓也さんも、
実は伊藤雅俊さんも。
清水信次さんも横山清さんも、
北野祐次さんも荒井伸也さんも、
倉本長治も渥美俊一も、
例外なく気が短かった。

「ゴルフは気の合う仲間とよく出かける。
目的は運動不足解消でただただ速く回る」

「行きつけのゴルフ場は
小金井カントリー倶楽部。
そのキャディーさんから驚かれた。
『こんなに速く回るのは田中角栄さん以来だ』」

小金井は私も柳井さんとラウンドした。
柳井さんに対して私も思った。
「こんなに速く回る人」を知らない。

鈴木さんの言葉のなかで、
これは実行したい。
「成功する保証はなくても
7割方可能性が見えたら
挑戦してみることだ」

「運もある。私の場合、
組織にしがみつかなかったことが
逆に運に結びついたのかもしれない」

組織に縛られてはいけない。
組織にしがみついてもいけない。

最後の言葉。
「毎日が瀬戸際と思い、
1日1日を精一杯生きる」

「当たり前のことを当たり前に、
ただし徹底してやり通す。
これが私の生き方だと思っている」

ありがとうございました。
安らかにお眠りください。

合掌。

〈結城義晴〉

2026年05月25日(月曜日)

鈴木敏文さんのご逝去と「歴史的な和解」

Everybody! Good Monday!!
[2025vol㉑]

2026年第22週。
5月最終週。

訃報です。

鈴木敏文さん。
93歳。
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セブン-イレブンの実質的な創業者。
そしてそのコンビニエンスストアを、
日本最高のチェーンストアに育て上げた経営者。
だから「日本コンビニの父」である。

商人舎流通SuperNewsでも取り上げた。
訃報|
セブン&アイ鈴木敏文名誉顧問逝去、93歳/「日本コンビニの父」

5月18日(月)、心不全により逝去。

日経新聞の田中陽さんによると、
今週も小金井カントリークラブで、
ゴルフをする約束をしていたというから、
突然の逝去だったのだろう。

いわゆる「ピンピンコロリ」で、
その面では大往生。

最後の肩書は、
㈱セブン&アイ・ホールディングス名誉顧問。

すぐに日経新聞の「私の履歴書」を読み返した。
2007年までの自伝だが、
これが一番、よくわかる。

かなり正直に自分のことを語っている。

しかし何かが足りない。

鈴木敏文の本質を真摯に表現した書物は、
いつか必要になるだろう。

書いてみたい気がする。

鈴木さんは長野県生まれ、
その長野県人気質が一生を貫いていた。

真面目で几帳面な堅物。
それも群を抜いた堅物。

子どものころから、
シャイで人との接触が苦手な性格だった。

しかしそれを打ち破ろうと、
高校では生徒会長になった。

中央大学経済学部に進んだが、
ここでも学生運動に引き込まれて、
書記長を務める。

1963年、出版物の問屋「取次」のトーハンに入社。
ここでは広報誌の編集に携わり、
労働組合では書記長。

モノよりもヒトに関心が強く、
そのヒトを動かすことに長けた人間だった。

それから㈱イトーヨーカ堂に転職。
労働集約型の産業への異動である。

初めは販促を担当していた。
やがて人事や管理を受け持った。

小売り現場で仕事をしたことがない。

自分でも言っている。
「私は販売も仕入れも直接携わった経験がない。
だから顧客の立場で考えるしかなく、
自身の顧客心理から、
『おいしいものほど飽きる』などと、
一見、理解しがたいことを言い続ける」

1973年、㈱ヨークセブンを設立。
米国サウスランド社と契約を結んで、
1974年、日本でのコンビニ展開を開始した。

それからのイノベーションの連続は、
いろいろなところで語られ、書かれている。

それが「セブン-イレブンの奇跡」と称された。

月刊商人舎6月号で「評伝」を書こう。

私自身も大変にお世話になった。

とは言っても鈴木さんに、
何度もインタビューをしたわけではない。
それは商業界の先輩の故緒方知行さんが、
独占的にやり続けた。

鈴木さんは多くの人の前では、
堂々と正論を吐くのを得意とした。

しかし一対一ではどういうわけか、
まったく会話が弾まなかった。
自戒している。

しかし緒方さんはその一対一の達人だった。
だから緒方さんはまるで、
鈴木敏文のスポークスマンのように、
鈴木語録を拡散し続けた。

私がお世話になったというのは、
鈴木さんと懸案の問題を解決したからだ。

私が商業界の食品商業編集長の時だ。

セブン-イレブンは、
加盟店向けの展示会を開催する。
その展示会場では毎回、
最新の品揃えモデルパターンが開示される。

そしてマスコミ各社は、
そのモデルを取材して、
雑誌や新聞で紹介した。

食品商業は1991年2月号で、
総力特集を組んだ。
「絞り込み」のススメIMG_E3340[1].jpg2

この特集は大好評で、
直後からチェーンストア業界の経営課題は、
「絞り込み」一色となった。

鈴木敏文さんは言っていた。
「絞り込みはいいが、
削り込みはダメ」

この特集の中でセブン-イレブンの棚割りが、
1987年と1990年で比較検討された。

その記事も好評だった。

するとセブン-イレブンの広報室から、
クレームが入った。

「棚割りは掲載許可を出していない」

その後の経緯はここでは書けないが、
両者の間で揉めに揉めて、
㈱商業界と㈱イトーヨーカ堂グループは、
結局、絶縁状態となった。

商業界は東京都港区麻布台にあった。
イトーヨーカ堂本社は隣の森ビルに入っていた。

隣り同士なのに交流がなくなった。
取材もインタビューもできなくなった。

しかし商業界の5誌の編集部は、
以前にもましてアンテナを鋭敏にして、
現場取材や外部取材を徹底し、
イトーヨーカ堂やセブン-イレブンの記事を、
必死で書き続けた。

それから13年後の2004年、
私は㈱商業界社長となっていた。

年末の12月30日に、
四谷に移っていたイトーヨーカ堂本社を訪れた。

前年の2003年に、
会長の座についていた鈴木敏文さんと、
二人だけで話をした。

そしてこの問題を解決した。

鈴木さんはやはり、
一対一はやりにくそうだった。
けれど私への思いやりがあった。
私は静かに感動した。

これは両者にとって、
歴史的な和解だった。

翌日の大晦日、
東京には大雪が降った。

その後、セブン&アイと商業界は、
通常の交流ができるようになった。

私が商業界の社長を退任して、
㈱商人舎を起こしたときには、
伊藤雅俊さんが発起人となってくださった。

もちろん鈴木さんとも、
変わらぬ交流を心掛けた。

しかし私は鈴木敏文という経営者に対して、
一呼吸おいて眺める癖が抜けなかった。
13年間の歳月がそうさせたのかもしれない。

伊藤さんに対してはそれがなかった。

鈴木さんが逝去されて、
あらためてその心の中に入っていって、
いろいろ聞きたいと思ったりする。

緒方さんとは全然、違った質問を、
私はするのだろう。

しかしもう鈴木敏文さんはいない。

心からご冥福を祈りたい。

では、みなさん、今週も、
元気を出して、鈴木敏文を見習おう。
大原則を貫こう。

Good Monday!

〈結城義晴〉

2026年05月24日(日曜日)

大相撲夏場所の「ワカ・タカカゲ」二度目の幕内優勝に酔う

大相撲夏場所千秋楽。
優勝決定戦となった。

大関霧島と小結若隆景が12勝3敗で並んだ。

決定戦は、
若隆景が互角の立ち合いのあと、
見事な出足と「おっつけ」で、
霧島を押し出した。
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この若隆景、身長183.0cm、体重135.0kg。
幕内力士としては小柄だ。

しかし生い立ちを見ると、
相撲一家に生まれて、
生粋の相撲取りだ。

母方の祖父は小結若葉山で父は幕下若信夫。
兄は幕下若隆元と幕内若元春。

三人兄弟の三男。

福島市立吉井田小学校1年生のときに、
兄たちと一緒に相撲を始めた。

相撲クラブの指導者だった父親から教えられた。

二人の兄と一緒の学法福島高校に進学。

身体が小さかったから、
東洋大学法学部に進んで相撲を続けた。

兄二人は大相撲入りしていた。

4年次には相撲部副主将。
全国学生相撲選手権大会で団体優勝、
個人で準優勝。

プロとなる「大相撲」では、
兄たちと同じ荒汐部屋に入門、
三段目付出しで初土俵。

四股(しこ)名は戦国武将毛利元就の「三本の矢」に因む。
元就の三人の子は毛利隆元と、
吉川元春、小早川隆景だった。

ここから一番上の兄は「若隆元」、
次の兄は「若元春」となり、
三男は「若隆景」となった。

「若」は祖父の若葉山と父の若信夫からとられた。

その若隆景、
初土俵2場所目に三段目優勝、
翌年1月場所で幕下優勝、
さらに十両優勝を重ねて、
幕内に昇進した。

2021年7月場所で、
新三役の小結に昇進。

小柄ながら技能力士として、
とんとん拍子で出世した。

2022年春場所では、
千秋楽に12勝3敗。

優勝決定戦で髙安を、
上手出し投げで破って、
新関脇で初優勝。

年6場所制定着以降で史上初。

しかし好事魔多し。

2023年春場所に右膝前十字靭帯断裂。
手術をして長期離脱。

番付は幕下まで下がった。

リハビリを経て、6カ月で関取復帰を果たす。

そしてこの5月の夏場所。

優勝決定戦で、前場所優勝の霧島と対戦。
25場所ぶりの幕内最高優勝を飾った。

人間万事塞翁が馬。

感動した。

22年の初優勝のときだったか、
NHKのアナウンサーが、
「ワカタカカゲ」と絶叫したときに、
舌を噛んだ。

「ワカタタカゲ」

よく覚えている。

若隆景の二度目の優勝で、
これから再び、
アナウンサー泣かせの力士となる。

ただし私たちが「ワカタカカゲ」と言うときにも、
実はコツがある。

優勝賜杯を渡す際の表彰状読み上げで、
八角理事長がそれを実践した。
元横綱北勝海(ほくとうみ)。

「ワカ」と言ってから、
一呼吸おいて「タカカゲ」と発音する。

一息に「若隆景」と言おうとすると、
「ワカタタカゲ」と言ったり、
「ワカカタカゲ」となったりする。

「ワカ・タカカゲ」

これでいい。

これで応援し続けよう。

7月の名古山場所では、
「若・隆景」は関脇となって、
大関を目指す。

とんとん拍子の出世のあと、
栄光の優勝を果たし、
その直後の怪我によって、
元の木阿弥「幕下」に落ち、
そこから這い上がって、
優勝決定戦で二度目の幕内制覇。

私たちも失敗やアクシデントに、
負けてはいけない。
小粒・小型のハンデを、
乗り越えねばならない。

「ワカ・タカカゲ」
頑張れ。

〈結城義晴〉

2026年05月23日(土曜日)

「立心の会」のアクアライン大渋滞解消と「節約のパラドックス」

立心の会。
4人のゴルフ仲間の集まり。

今回は上総モナークカントリークラブ。
千葉県君津市のチャンピオンコース。
ジャック・ニクラウスの設計。
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ラスベガスの研修以来、
時差ボケが続いていた。
治すにはゴルフに限る。

目いっぱい楽しんだ。

私のアイアンクラブは、
2016年以降、10年間、
「エポン」だった。
スティールシャフト。

本格的ないいショットも、
たまには打てた。

その前はホンマのマッスルバック。

これはひどく難しいクラブだが、
妙な憧れがあって、
必死の思いで練習した。
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すると肘が痛くなった。

そこでマルトの安島誠さんに薦められて、
エポンに変えた。

エポンは遠藤製作所の自社ブランドである。
この会社は1977 年に新潟県燕三条で創業して、
鉄を叩いて鍛える「鍛造」技法を専門とする。
いわゆるOEMを手掛けるメーカーだったが、
その技術を使って自社の製品を出した。
それが「EPON」だ。
いいクラブだ。

50代はホンマ、
60代はエポン。

しかしそのスティールシャフトが、
今、重く感じられる。

ずいぶん悩んで、
カーボンシャフトのアイアンを入手した。

それでもラウンドするときには、
スティールシャフトを使っていた。

今年に入ってさらに筋力低下を痛感した。
そこで今日はカーボンシャフトにした。

すぐに成果は出ない。
球筋がばらける。
しかし、いいショットも出た。

さて、どうしようか。

今日は9時07分のスタートで、
ランチを食べて、
ラウンド終了は3時に近かった。

この時間になると、
東京湾アクアラインは混む。
神奈川県川崎市から東京湾を横断して、
千葉県木更津市へ至るトンネル高速道路。
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土曜・日曜・祝日には、
3時以降大渋滞するのが常だ。

しかし驚いた。

すいすいと走り抜けることができた。
奇跡的な出来事だ。

調べてみると、
時間帯別料金改定の影響のようだ。

2025年4月1日から、
土日・祝日の特定時間帯に、
ETC時間帯別料金が導入された。

上り線では13時から19時の料金が、
最大1600円に引き上げられた。
20時から翌日4時までは400円に下がった。

これによって渋滞ピークが夜に移動した。

私はガソリン価格の上昇で、
車での外出が減ったのだと思った。

それもあるだろう。

しかし価格インセンティブが、
需要の時間帯を分散させたのだ。

私たちにとっては、
大いに助かった。

さて今日の日経新聞「大機小機」

重鎮のコラムニスト墨田川さんが書く。
「節約について考える」

「石油の輸入価格が上昇している。
輸入価格の上昇は、
交易条件(輸出価格と輸入価格の比率)の悪化を通じて
日本全体の実質所得水準の低下(交易損失)をもたらす」

厚生労働省が「2025年の毎月勤労統計調査」を発表。
物価変動の影響を除いた実質賃金は、
前年の2024年から1.3%減少した。

マイナスは4年連続だった。

産業界では高水準の賃上げが続いている。
名目賃金は2.3%増えた。

しかしコメ価格の高騰など、
物価上昇に賃金アップが追いついていない。

コラムニストの指摘はそれだ。

「ひとたび輸入エネルギー価格が上昇すると、
実質国民所得に負の影響が及ぶのは避けられない」

これが渋滞緩和にも影響していると思う。

「コストの上昇を価格に転嫁していけば、
物価が上がって家計の実質所得が減る」

しかし、
「政府の補助金でエネルギー関連の価格を抑制すると、
財政赤字が膨張して将来世代にツケが回る」

そこで墨田川さん。
「唯一我々にできることは
エネルギー消費を節約することだ」

ところがところが、
「政府は国民に節約を呼びかけることを
ためらっている」

不思議?!

「世界では多くの国が節約に動いているのに、
ホルムズ海峡封鎖の影響を強く受ける日本が
しないのは奇妙である」

なぜなのだろう。
何にこだわっているのだろう。

国民は勝手に節約している。

「ただし筆者は、
節約による負担のあり方が気に入らない」

「節約の負担は、政府の呼びかけに応じた
心がけの良い人々(企業)が負い、
心がけの悪い人々は負担なしに
メリットだけを享受することになるからだ」

なるほど。

環境問題への対応も同じだ。

「節約をもたらす最も効率的な手段は
価格を引き上げることだ」

アクアラインの13時から19時の価格引き上げと同じ。

「価格が上昇すると
『その価格だったら買わない』という需要から
順番に節約されていくので、
公平かつ効率的である」

「政府がガソリン価格や電気・ガス料金を
抑制しようとすることは、
エネルギー消費を奨励していることになり、
節約には全く逆行するものといえる」

その通り。

今の政府の政策は節約への逆行だ。

「価格抑制の対象や期間を可能な限り絞り込み、
政策の大きな方向を節約に転換すべきである」

アクアラインを2倍の料金で走ったあと、
そのことを強く思った。

同時に考えたのが、
価格が「需要の時間軸」を動かす、
レバーとなることだ。

〈結城義晴〉

2026年05月22日(金曜日)

大学生人気ランキングの「イオン・ロピア」とローソン「Lミニマート」

朝9時半からオンライン会議。
㈱True Dataの取締役会。
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True Dataは今、
すごい情報提供をしています。

もう少ししたら、
私自身がわかりやすく説明します。

小売業の原理を貫徹するためのデータを、
お届けします。

コーポレートスローガンは、
「見えない真実を、見に行こう」
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商人舎流通SuperNews。

ロピアnews|
27年大卒就職ランキング百貨店・スーパー・コンビニ部門で2位

「2027年卒 大学生就職企業人気ランキング」
マイナビ×日経の調査。
[百貨店・スーパー・コンビニ部門]
1位 イオングループ
2位 OICグループのロピア
3位 ファミリーマート
4位  ヤオコー
5位  髙島屋
6位  阪急阪神百貨店
7位  イズミ
7位  ローソン
9位  バローホールディングス
10位   ジェイアール東海髙島屋

OICグループがニュースリリースした。

現役の大学生の選択だから、
企業の評価とは直接関係はないが、
イオンのトップは2014年から連続している。
ロピアが2027年で突然2位に入ってきた。

商人舎流通SuperNewsに、
イトーヨーカ堂の「YORK DELI」に関して、
責任者のインタビューが2本。

イトーヨーカ堂news
土居仁執行役が語る「ヨーク デリ」と「新戦略」の全体像

同社土居仁執行役員フード&ドラッグ事業部長。
「もはや惣菜部門は売場の一部門ではありません」
iy-nakatubomge

「それに対して、イトーヨーカ堂は、
選ばれる惣菜売場になってなかった」

正直な発言だが、
その改革の意欲がこもっている。

「2026年に入って、
商品の付加価値・選択肢の拡充を
重点的に行っています」

その結果、2025年度は前年比約5%増、
商品数は43から100アイテムに増えた。
惣菜構成比は13%未満から14%になった。

もうひとつ、
イトーヨーカ堂news|
中坪礼統括マネージャーが語る惣菜戦略の2つの狙い

こちらは中坪礼惣菜・ベーカリー部統括マネージャー。
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これからの取り組みのポイントは2つ。
⑴食卓出現頻度の高い定番主食の磨き込み
⑵新しい客層の取り込み

今後、流通SuperNewsは、
どんどんこういったインタビューや、
写真を使った店舗紹介を増やしていく。

乞う! ご期待。

さらに、
ローソンnews|
ミニスーパーの実証実験・57坪「Lミニマート小平仲町店」開業

㈱ローソンと㈱ローソンストア100が、
協働で「Lミニマート 小平仲町店」をオープンする。

「Lミニマート」は、
ミニスーパー型の新フォーマット。
「買い回りの最適化」をテーマにした実証実験店舗。

店舗面積249㎡(75坪)、
売場面積189.1㎡(57坪)。

店舗コンセプトは、
「日常生活に必要なものを
いつでも・おトクに、地域に寄り添い
マチをハッピーにするミニスーパー」

立地は住宅街。

品揃えは毎日の必需商品。
日常使いの生鮮・日配・冷凍食品・惣菜など。
とくに即食・簡便調理向けの品目を増やす。

顧客ターゲットは、
共働き世帯や単身者。

定期的なチラシ配布やクーポン施策を行わない。
シンプルな価格設計とする。

1号店の小平仲町店は売場面積57坪。
市場直送の野菜・果物類を実験的に扱う。
玉ネギやニンジンなどの定番野菜は、
EDLPを基本にする。

精肉はコンビニサイズの省スペースだが、
鶏肉、豚肉、牛肉まで揃える。

卵、豆腐、牛乳などの日配品は、
週間・月間の特売販促も定期的に実施。

小平仲町店では、店内調理の惣菜を提供。
から揚げ、コロッケ、春巻など。

全台でセルフレジに対応可能なレジシステムを導入。
一部のセルフレジでは、
酒類・たばこにも対応する。

営業時間は朝7時から夜23時。
つまり「セブン-イレブン」

コアタイムにウェートを置いた、
効率的な店舗運営を行う。

また、商品以外のサービスは、
ATMを設置する一方で、
収納代行など対面対応のサービスはない。

新フォーマットのロゴは以下の写真。
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ミニスーパーと言えば、
イオンの「まいばすけっと」が先行する。

月刊商人舎4月号特集は、
まいばすけっとVSセブン-イレブン
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Lミニマートは、
かぎりなく「まいばす」に近い。

しかしまいばすほどに徹底していない。
それで利益を担保できるのか。

ローソンは2014年に、
「ローソンマート」を開発した。

2014年2月、横浜市に1号店を出店し、
39店まで業容を拡大した。

開発の狙いは「コンビニ+小型スーパー」だった。
生鮮食品と惣菜を強化し、
PB「バリューライン」を108円中心で展開。

目標は「3年で500店舗」だったが、
1年余りで全店撤退した。

その轍は踏むまい。

今回は「ローソンストア100」からの転換だろうか。
100円コンビの「ストア100」は、
2012年に1224店だったが、
2025年段階で636店へ半減している。

小型スーパーマーケット、
私の言う「エクスプレスストア」は、
難しい経営を迫られる。

1000店規模のスケールを、
徹底したドミナントエリアで構築するまで、
我慢できるのか。

イギリスのテスコや日本のイオンのように、
マルチフォーマットの中に位置づけてはじめて、
可能性が見えてくる店なのではないか。

〈結城義晴〉

2026年05月21日(木曜日)

イトーヨーカ堂の「VEGE BOX」と「もはやデフレではない」

雨模様。
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リンドウの花。IMG_E3247

商人舎オフィスに出ると、
本が2冊届いていた。

『店長のためのやさしいドラッカー講座』IMG_E3253
新装版が第3刷となった。
最近はよく売れているらしい。
ありがたいことです。

この新装版は2022年に発刊された。

2011年に初版が出て、
それは5刷までいった。

これで都合、8刷ということになる。

この本の内容が、
商人舎ミドルマネジメント研修会の、
ひとつの骨子になっている。

その第26回ミドルマネジメント研修会
6月9日・10日・11日に開催される。
mms2026-flyer_1 (1)

まだ募集しています。
是非、参加を検討してください。

さて昨日は東大阪。
万代知識商人大学。

その昼休みには、
万代渋川店を見て、
そのあとでお弁当や惣菜を買う。

入り口から農産部門、水産部門が見える。IMG_E3254

一丁目一番地にはいつも、
お買い得の野菜が並ぶ。IMG_3255

このサツマイモ98円はお買い得。IMG_3256

新玉ねぎ、新馬鈴薯も1玉98円。IMG_E3257
こういったベーシックな商品の品質が高い。

水産部門の丸魚。
剣先イカ1尾380円。
これも鮮度が良くてうまそう。IMG_3242

奥主通路には惣菜売場がある。
この弁当の平台から、
カツ重299円を買った。IMG_E3243

牛肉は「よろず牛」をブランディングしている。
これも実によく売れる。IMG_3246

店舗左翼のデイリー売場。
お買い得品がはっきりと訴求されている。IMG_E3245
万代の売場はベーシックな商品が、
値ごろで提供されていて、
亀谷しづえGMはいつも買物して、
持って帰る。

新幹線の中でビールなど飲むが、
そのおつまみもここで買う。
とてもうまくて安い。

商人舎流通SuperNews。
昨日、㈱イトーヨーカ堂の記者会見が行われた。

山本恭広編集長が取材に出かけた。

イトーヨーカ堂news|
「ヨーク デリ」麵商品の刷新&「ヴェジボックス」展開開始

真船幸夫さんが会長兼社長となって、
イトーヨーカ堂は変わりつつある。

オリジナル惣菜ブランド「YORK DELI」は、
開発してから2周年を迎えた。

2024年、「Peace Deli千葉キッチン」を稼働させた。
プロセスセンターとセントラルキッチンの機能。

2025年度にはPeace Deliが100品目規模となった。
惣菜売上構成比は30%を突破。
既存店売上げは前年比5%増。

なんだか足りないなあ、と思ったら、
2026年度には既存店10%増を目指すという。

これでなくちゃ、いけない。

今回、主力カテゴリーの麺商品を全面刷新した。
インフレでも日常的に購買頻度の高いカテゴリーだ。
麺・具材・製法・食感を全面的に改良。

さらに新シリーズ「ヴェジボックス」を開発した。
iy-deli3

野菜をバランスよく摂れる6品目。
蓮根入り鶏つくね、ビビンバ風、タコライス風など。
iy_deli_20260520-2
食事として成立するボリュームと彩りを備えたメニュー。
価格はいずれも本体499円。

今回のアメリカで驚いたのが丼物の広がり。
スミスをはじめホールフーズなどで、
盛んに売られていた。

「ヴェジボックス」もそれに似ている。

2026年度はPeace Deliを約130アイテムへと拡大。
前年比3割増を計画する。

昔のイトーヨーカ堂は、
ポテトサラダとマカロニサラダは、
絶品だったし、
ほとんどの顧客が買った。

そういった商品が欲しい。

真船さんにはわかっているだろうが、
それが現場やバイヤーから、
強く提案されてこなければならない。

さて日経新聞「大機小機」
「もはやデフレではない」

1956年の経済白書。
「もはや戦後ではない」と謳った。
img_67805c33a70a4c3237dab3994d13db3768900

しかし「これからの成長は厳しい」
「近代化という挑戦に取り組んでいかなければ
成長はおぼつかない」と手厳しかった。

それを日本社会は高度成長によって、
見事に成し遂げた。

今日も同じだ。

「デフレを象徴していた需給ギャップがなくなり、
ケインズ的な手法での回復が見込めなくなる。
新たなイノベーションがなければ
成長は期待できない」

同感だ。

「高度成長期と今日には共通点が多い」

まずは人手不足。

「集団就職列車で上野駅に到着する若者は
『金の卵』と呼ばれた」

現代の「金の卵」は「AIになるかもしれない」

次に経済の発展段階。

高度成長期の日本は、
「追い付き追い越せばいい」という段階。

「今日は成熟した先進国だという認識も多いが、
それも違う」

1人当たり国民所得。
「今は韓国や台湾にも抜かれ、
OECD(経済協力開発機構)諸国の中でも低位」に、
とどまっている。

「追いつき追い越せ」は必須。

コラムニストは言う。
「求められるのはアニマルスピリットだ」

「デフレ時代にみられた、
コストカット中心の
消極的な経営手法からの脱却だ」

「高度成長期と同じような
激しい競争の時代になるはずだ」

そして言う。
「政府には、その競争を、
阻害しないことが求められる」

その通り。

「競争と成長の歯車がうまく回れば、
明るい未来が待っているはずだ」

私もそれを信じたい。

余計な「やってる感」によって、
邪魔をしないでほしいものだ。

ミドルマネジメント研修会は、
ポジティブな脱グライダー商人を養成する。

そして、全員を、その気にさせる。

〈結城義晴〉

2026年05月20日(水曜日)

万代大学「Financial ManagementとData Driven」の「到達点」

国会の党首討論。

首相に野党党首6人が質問して、
首相が答える。

論戦でも討論でもない。

たった45分間という設定もあって、
まったくの凡戦。

日本の政党政治家のレベルの低さが際だった。

この党首討論は、
イギリスの議会をモデルにしている。
かの国では保守党と労働党の両党首が、
激論を交わす。

日本で初めての党首討論は、
1999年11月10日の第146回国会から。

内閣総理大臣は自民党の小渕恵三。
野党党首は民主党の鳩山由紀夫、
日本共産党の不破哲三、
社会民主党の土井たか子。

イギリスは二大政党制だから、
対論形式となる。

だから議論が展開され、深まる。

対論者が三人くらいなら、
まだいいだろう。

今回は野党から6人も出てきて、
次々に自己アピールするだけ。
そして首相への忖度。
これでは討論にならない。

政党政治家の質が落ちている。

失望した。

大阪は朝からいい天気。
東大阪市の㈱万代本社へ。
右は会議棟。
IMG_7162

その会議棟の1階大ホールで、
今日は万代知識商人大学の講義。
通称、万代カレッジ。
IMG_7139

企業内大学の万代カレッジも11期。
3月の「ミッションマネジメント」から始まって、
5月のテーマは「フィナンシャルマネジメント」。

まず受講生によるレポート発表。

受講生は毎回の講義後に、
2000字ほどの課題レポートを書いて提出する。

その趣旨を短く発表する。
これがプレゼンテーション能力を養うことにもなる。
IMG_7141
これを磨けば、
短時間でもいいスピーチができるようになる。
党首討論に出ても大丈夫だ。

そして結城義晴の講義。IMG_7148

最初にマネジメント体系の説明。
この体系に沿ってカリキュラムができている。IMG_7150
11期生に質問すると、
きちんと全部答えてくれる者が一人いた。

3月の開講講義の内容をしっかり覚えていた。
全員が見倣ってほしい。

Financial Management。
初めはいつも流通詩人の詩。
「数字は好きですか」

あなたは数字が好きですか。
実は私は大好きなのです。

数字の向う側の世界を、
数字を通して垣間見る。
そして前向きに、肯定的に、
モノを考える。

数字に媒介してもらうことによって、
雑念やしがらみや怨念が消える。
ゲーム感覚で、むしろ純粋な気分で、
状況が見えてくる。

数字はそういった
浄化の機能を持っているのです。
想像力を刺激する要素を
そなえているのです。

ただし、数字で人を
縛ってはいけません。
せっかくの浄化作用や想像の力が、
いっぺんにかき消されてしまいます。

いちじく
にんじん
さんしょに
しいたけ
ごぼうに
むくろじゅ
ななくさ
はつたけ
きゅうりに
とうがん

数字と商品を素直に結びつけて、
商業ビジネスにかかわる私たちは、
毎日、毎日、夢を、
追いつづけています。

数字は清くて、正しくて、
美しくて、しかも現実的です。
数字と商品を愛でることこそ、
私たちの仕事なのです。

さあ、あなたは数字が好きになりましたか。
私と同じように大好きになりましたか。
〈結城義晴『Message』より〉

いちじく、にんじん……は、
日本のわらべ歌。
数え歌でもある。IMG_7153

まず「Financial」の発音。
①「フィナンシャル」は米語:アメリカ英語。
②「ファイナンシャル」は英語:イギリス英語。
意味は同じだ。

万代大学では米語を使っている。

それから伊藤雅俊の「商才と算盤」
岡田卓也の「大福帳と見競(くらべ)勘定」

数字を大切にしたチェーンだけが、
最後まで残っている。

そして簿記と会計と財務の意味の違い。
ここまでで1時間が過ぎて、
第1講座が終わった。

第2講義は頓宮博さん。
取締役広報IR室・法務管財部・秘書室担当。
IMG_7157

フィナンシャルの基礎知識から、
万代と有力チェーンとの業績比較まで、
実に豊富な資料で講義してくれる。
IMG_7154

頓宮さんはもともと三井住友銀行の銀行マンだ。
だからこのFinancialのプロでもある。

休憩を挟んで2時間15分の戦略的な講義で、
11期生には学ぶことが多かった。
ありがとうございました。
IMG_7163

午後は再び結城義晴の講義。
私も損益計算書と貸借対照表、
そしてキャッシュフロー計算書の解説をする。
いつもどう説明すればわかりやすいかを考えている。

貸借対照表の「借り方」は、
「り」がついていて、「り」と言う平仮名の字は、
左に流れるから左側。
「貸し方」は「し」と右に跳ねるから右側。
商業高校などの教え方。

ちなみに英語で「借り方」はdebit、
「貸し方」はcredit。

debitには「引き落とす」「差し引く」の意味があり、
creditは「入金する」「信用する」を意味する。

これがクレディットカードとデビットカードの、
ネーミングに使われた。IMG_7193

頓宮さんの講義の資料も使わせてもらって、
万代の経営数値も説明した。IMG_7147

さらに私のFinancial Managementでは、
「実地棚卸し」をきちんと説明する。

商売の大原則だからである。

実際にはアウトソーシングすることも多くなった。
しかし「棚卸し」の原理とともに、
「粗利益」や「ロス」の導き出し方は、
熟知しておかねばならない。

「原価法」と「売価還元法」の違い、
そして「在庫」の意味と重要性。
これは商売の根本原理である。IMG_7198

社内講師二人目は小宮秀友さん。
伊丹荒巻店のフラッグショップ店長。
万代知識商人大学3期生。
IMG_7205

店舗経営者である店長としての数値の見方、
コントロールすべき数値などについて、
現場に即した講義をしてくれた。
IMG_7200

フラッグショップ店長の視点は、
受講生にとっても学ぶところが多い。IMG_7208
小宮さんはこの講座では2年ぶりの講義。
実践的でいい講義だった。
お疲れ様でした。

総括講義は再び結城義晴。
IMG_7221

総資本経常利益率は、
貸借対照表と損益計算書の両方にかかわる指標だ。

だから日本の小売業やサービス業では、
このROAを大事にしてきた。

その各社比較、米国チェーンとの比較をした。
さらに分配率経営、人時生産性。
IMG_7212
最後に「上げる数値と下げる数値」、
意外に大切な「保つ数値」

データドリブン経営をまとめとした。
その到達点。
「到達点は、データを原動力として、
組織の風土を変えることです。
データが主役ではありません。
データという真実の前では、
トップも店長も若手も
対等で平等であるという意識を
組織全体で共有することなのです」
(結城義晴)IMG_7215

1日の最後は御堂宏司執行役員の講話。
店舗運営責任者。
IMG_7227

御堂さんは1年間、講義を聴講しつつ、
11期生の成長を見守ってくれる。
ありがたい。
IMG_7233

さて、あなたは数字が好きですか?

〈結城義晴〉

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