結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2026年05月19日(火曜日)

万代知識商人大学講師陣との交流と「やまや」山内英房さんの引退

昼過ぎの新幹線で西へ。

小田原のあたりで富士の姿が見えた。BCO.972b900b-2ee7-4859-80b8-c0a5db888985

新大阪に着いて、上本町へ。
定宿のシェラトン都ホテル大阪。

ホテル前の床に方位が示してある。
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部屋に入って少し休んでから、
隣りの近鉄百貨店12階へ。

美濃吉で懇親会。

明日は万代知識商人大学第11期。
フィナンシャルマネジメントの講義。

前夜に社内講師の皆さんと懇親。

美濃吉の懐石。

前菜は「新緑の彩り盛り」IMG_E3223

それから「時期のお造り」
右が鮪のとろ、その隣はどんちっち鯵。
どんちっちは島根県浜田港に揚がる脂ののった鯵。IMG_E3218

生ビールをいただいて、
話は絶好調。
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万代のチラシは絶大な効果を上げる。
顧客はチラシを「待っている」

お椀は湯葉真丈。

それから旬菜。
黒毛和牛のローストビーフと、
海老と野菜の天婦羅。
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先月の商人舎「50兆円スーパーマーケット」。
万代のそれらの店の話を聞いた。

それからネットスーパーの革新の方向性について、
欧米の事例を交えながら私なりに整理した。

さらにラスベガスの街の段階的発展と、
大阪のカジノの進捗。

ファーストリテイリングの柳井正さんと、
万代リテールホールディングスの加藤徹さん。
お二人の話では盛り上がった。IMG_E3225

ご飯は鯛と新生姜の炊き込み。

最後に水物、デザート。
スイカとメロン。
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大いに盛り上がった。

私の隣りから河野竜二常務取締役。
コーポレート管掌・開発部担当。
頓宮博さんは取締役広報IR室・法務管財部・秘書室担当。
小宮秀友さんは伊丹荒巻店のフラッグショップ店長。IMG_E3226

明日は存分に語ってもらう。
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よろしくお願いします。

さて商人舎流通SuperNews。

やまやnews|
山内英房ファウンダー退任/酒販チェーンをつくりあげる

㈱やまやの山内英房さんが退任する。
91歳。

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宮城県塩釜市で1952年、
酒販店として創業。

1972年、㈱やまやを設立。

1980年からは酒販店の配達業務を廃止し、
いわゆるディスカウンターとなった。

ストイックなディスカウントビジネスを構築して、
酒ディスカウンターの世界で、
河内屋酒販の樋口行雄さんとともに、
業界をリードした。

私はこのころ取材を通じて交流があった。

専門店化に成功して、
1994年には株式店頭公開、
2000年に100店達成。

2002年に東証第二部上場、
2004年、第一部に指定替え。

2026年2月期で、
売上高1591億円、
営業利益36億円、経常利益37億円。

山内英房さんは今、
取締役ファウンダー。

まだ現役だった。
そのことの方が驚きだ。

初めからシステム思考をもっていて、
現代的な巨大物流センターをつくった。
カリフォルニアワインを日本で初めて輸入したり、
フランスのオーシャンと提携したり、
進取の精神にあふれていた。

山内英房さんこそ、
酒販の世界のイノベーターだった。
お疲れさまでした。

もう一つのニュース。

サンエーnews|
Amazon.co.jp上に「サンエーネットスーパー」開設

㈱サンエーがAmazonと協業する。
「サンエーネットスーパー」
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Amazonにとって沖縄県内初の
生鮮食品オンライン販売事業だ。

最初は那覇市を中心に、
沖縄本島中南部の一部地域が対象。

Amazon会員は、
サンエーの数千点以上の商品を注文できる。

受注商品はサンエー店舗で、
専任スタッフがピックアップ。
Amazonの配送網を通じて、
最短2時間で自宅に届けられる。

サンエーは2014年から、
自社配送によるネットスーパーを展開していた。
その意味でライフコーポレーションと同じ。

Amazonとの協業によって、
新たな販売チャネルが確保できるとともに、
ネットスーパーの充実が図られる。

私はラストワンマイルは「勝者総取り」と言っている。
沖縄という「範囲の経済」の中で、
サンエーがそれを進める。

やはり相手はアマゾンだった。
妙に納得。

〈結城義晴〉

2026年05月18日(月曜日)

山本哲也チェーン協新会長とナフサ不足のトレーの「時代の潮流」

Everybody! Good Monday!!
[2025vol⑳]

2026年第21週。
5月第4週。

日曜日はゆっくり休んだ。
けれど時差ボケは抜けない。

横浜商人舎オフィスに出ると、
「セルコレポート」が届いていた。
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私の新連載は「Tide of Time」
このタイトルは、
販売革新誌が創刊した時の、
巻頭言の題目の言葉だった。

それを今、連載に使わせてもらっている。
「時代の潮流」といった意味だ。
ご愛読をお願いします。

さて、商人舎流通SuperNews。

日本チェーンストア協会news|
イトーヨーカ堂・山本哲也取締役が新会長就任

日本チェーンストア協会の会長に、
㈱イトーヨーカ堂の山本哲也取締役が就任した。
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初代の中内功さんから数えて、
第26代会長。

歴史に名を残す経営者ばかりが、
この会長の役を担ってきた。

イトーヨーカ堂からは、
第2代の伊藤雅俊さん、
第11代と15代の鈴木敏文さん、
第22代の亀井淳さん、
そして第24代の三枝富博さんに次ぐ、
5人目の協会会長だ。

山本哲也新会長は、
1969年10月14日生まれの56歳。
1996年9月にイトーヨーカ堂入社。

以来、ずっと同社に身を置いてきた。
2016年9月、改革推進部総括マネジャー
2017年2月、企画室長
2018年3月、執行役員経営企画室長
2020年3月、取締役執行役員管理本部長
2021年3月、常務執行役員管理本部長。
一貫して管理畑を担当し、
2022年3月、代表取締役社長。
同時に㈱セブン&アイ・ホールディングス常務執行役員。

さらに今年2026年3月に、
㈱ヨーク・ホールディングス執行役員副社長、
イトーヨーカ堂では取締役となった。

今年4月から日本チェーンストア協会副会長。
手堅い組織運営をしてくれるのだろう。

一度、インタビューをお願いしようか。

第25代の尾崎英雄会長は、
コロナ後の業界をまとめてくれた。
本当にありがとうございました。

第三次石油ショックか、と言われる激動の時代。
日本チェーンストア協会の役割は大きい。

今日の午後、商人舎に来客。
協同組合ジェプラの皆さん。
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左から石川昌宏専務理事、
幹事の大木勝志(株)オオキ会長、
横沢重夫次期専務理事。

昨年に続いて、
6月2日の総会で記念講演をする。
その打ち合わせだ。

ジェプラは「日本パッケージ研究協会」として、
1981年(昭和56年)6月に設立された。
Japan Package Research Association。
頭文字をとって「JPRA」と名づけられた。

1987年(昭和62年)1月に協同組合ジェプラとなった。
メンバーは全国のパッケージディーラー13企業。
固い結束で難しい時代を生き抜く。

なにしろ「ナフサ」の供給不安が覆いかぶさる。
日本の包装資材、とくにトレー業界は静かに揺れている。

ナフサはポリスチレン、ポリエチレン、
そしてポリプロピレンなど、
食品トレーの主原料を生み出す。

ナフサの価格が上昇すれば、
製造コストに直撃する。

さらに残念ながらナフサには、
輸入依存という脆弱性がある。

日本のナフサは中東やアジアからの輸入が多い。

ナフサ由来の印刷インキ原料の調達も不安定だ。
包装フィルム、接着剤などにも影響が出る。

そこでカルビーは、
「パッケージ白黒化」を決断した。

話題になっている。

主力14商品のパッケージを、
5月下旬出荷分から白黒2色印刷へ切り替える。

カルビーの白黒化は、
色数を減らすことでインキの種類と量を抑える。

政府は「供給は足りている」と説明する。
しかしカルビーは自主的に白黒化へ踏み切った。

1970年代後半のノーブランドを思い出す。
ダイエーが真っ先に、
プライベートブランドとして取り組んだ。

私は1977年4月に、
㈱商業界に入社して販売革新編集部に入った。
するとその秋からノーブランドブームとなった。

イトーヨーカ堂もジャスコも、
ノーブランドに挑戦した。

パッケージを簡素にして、
コストを削減する作戦だ。

アメリカでは大隆盛を極めていた。

西友の「無印良品」は、
1976年に素材缶詰として実験し、
初めは「SEIYU LINE」と名づけられた。
それが1980年、デザイナー田中一光によって、
「無印良品」としてブランド化された。
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他のノーブランドはみな、消えた。
しかし新鮮な新しいブランドの印象はあった。

カルビーの白黒化は、
私にとってあのときのデジャヴだ。

一時は顧客から歓迎されるだろう。
それが無印良品のようなブランドになるか。
それはカルビー次第だ。

トレーにとっても同じ意味合いがあるだろう。

価格転嫁にも限界があるから、
再生素材への移行も急務だろう。

ここで包装資材やトレーの本来の機能を考える。
それが素材の転換につながる可能性はある。

したがってナフサ不足を、
原料問題とだけ捉えるべきではない。

トレーにとっても、
大きな「Tide of Time」なのである。

では、みなさん、今週も、
決断をしよう。

Good Monday!

〈結城義晴〉

2026年05月17日(日曜日)

ラスベガス研修の「集合写真」と柳井正の「新聞批評」

ラスベガス。
フラミンゴホテル。IMG_E3081

窓から大観覧車が見える。
その向こうに円形のスフィア。
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観覧車ハイ・ローラー(High Roller)は、
高さ550フィート (167.6m)、
直径520フィート (158.5m)。

2014年に開業。

シンガポール・フライヤーを抜いて、
世界最大の観覧車となった。

しかし2021年開業のアイン・ドバイに、
世界一の座を奪われ、第二位。
ドバイのは820フィート(250m)。

スフィア(Sphere)は球体型複合アリーナ施設。
2023年9月29日開業。
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今回、最終日に訪れた。

第14回商人舎US研修Basicの全員写真を振り返る。
意外に少なかった。

まず東京羽田空港。
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まだ、バラバラの感じ。
ちょっと元気がない。
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ラスベガスに到着して、
すぐにウォルマートに行った。

目が輝きだした。
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そのウォルマートの「ハンガー」の陳列。IMG_2413
アメリカ合衆国250周年を控えて、
赤と青の「ハンガー」の陳列。
「ハンガー陳列」ではない。

それだけで迫力がある。
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4日目のトレーダー・ジョー。
デイビッドさんを囲んで、
みんな満足そう。
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そのトレーダー・ジョーのエンド。

インパクトのある青果のエンド。
ウォーターメロンとバナナ。
この時期の最強の組み合わせ。
ウォーターメロンは5.99ドル。
バナナはオーガニックが1本29セント、
ノンオーガニックが23セント。
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真ん中にジグリパスタ2.99ドル。
赤い瓶がウォッカソース3.49ドル。
組み合わせはフレンチバゲット1本1.99ドル。IMG_E3036.jpg22

UBE MOCHIパンケーキミックス3.99ドル。IMG_E2992.jpg222

NEW ITEMSのエンド。
今週の新製品が並ぶ。
もちろんプライベートブランド。
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「春が来た」のエンド。
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ロゼのスパークリングワイン。
7.99ドルのお買い得品。
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トレーダー・ジョーのエンドは凄い。

商品とその価格は、
本部商品部が100%供給するが、
店舗のエンドに関して、
アイテムの選択から、
プレゼンテーションの仕方、
POPの考案と作成などは、
すべて現場に任されている。

本部の「作」と店舗の「演」が、
きれいに機能分化している。

店舗にもやりがいがあるのだ。

帰国のラスベガス空港、
搭乗口までスロットマシン。
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みんなの充実した顔がとてもいい。IMG_E3176

ありがとう。
自分らしい成果を期待します。

さて、日曜日の日経新聞。

[直言×報道の未来]
柳井正さん、登場。
ファーストリテイリング会長兼社長。
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柳井さんが自宅購読する新聞は4紙。
日本経済新聞、日経MJ、読売新聞、繊研新聞。

メディアに対して厳しい指摘。

「日本の報道機関には違和感を持つことが多い」

初めに柳井さんは言う。
「日本のメディアに関して
最も危惧しているのは、
海外からの報道が弱くなったことだ。
海外の情勢が米国からの視点に
偏りすぎていないか」

「日本の報道を見ると、
まるで日本が米国の従属国であるかのように
見えてしまう。
一方的に関税をかけられて
なぜ厳しく反論しないのか」

同感だ。

「中国やロシアに関しては
対立を助長する情報ばかり。
不毛な論争だ。
他国と共存共栄するために、
日本はどうすべきかという視点が欲しい」

「現状ではSNSの右翼的な意見に
一般大衆が引きずられてしまっている」

これも同じ意見だ。

「それを見ると若い人たちが
将来に夢や希望を持てなくなるでしょ。
日本人が世界の情報をもとに仕事をするためにも、
報道がもっと世界の中の日本の立場を伝えるべきだ」

「日本の新聞はもっと
主張を明確にすべきだ」

欧米の新聞やテレビにはそれがある。

「対立する意見がある場合に
よく両論を併記するが、
それじゃ、何が言いたいのかが伝わらない。
何が正しいのか、明確に示してもらいたい」

私たちの商人舎はそれをする。

「そうでないと
その新聞の特徴がなくなってしまう。
現状では横並び体質が過ぎるのだと思う。
報じ方が他社と同じでは、
同じように沈んでしまうだけだ」

ここで働きがいと生産性の話。

「当社ではパートやアルバイトの方々を
正社員にしている」

「毎日作業するだけなんて仕事じゃない。
本部が全部を考えて、
店舗は実行するだけ、
という組織じゃダメ」

古典的なチェーンストア理論が、
本部主導の組織だった。
私はそれを否定している。

「当社もその失敗に気づいて改めた。
これは実績で示すしかないと思っている」

「企業にはふたつの役割がある。
第一に、利益を上げて社員にも取引先にも
株主にも良い存在となること。
第二に、公共機関として
社会にとってプラスになること」

倉本長治の商売十訓第八訓。
「公正で公平な社会的活動を行え」

さらにピーター・ドラッカーの企業の三つの定義。
第一は、組織を取り巻く環境である。
第二は、組織の使命すなわち目的である。
第三は、使命を達成するために必要な、
強みについての前提である。

「我々がAIの機械学習を勉強し始めたのが
20年ほど前のことだ。
それがようやく現実のものとなりつつある」

これは生成AIリテラシーのことだ。

「個人の情報はモバイルを経由して
クラウドに吸い上げられる。
それが機械学習にかけられる。
技術革新が産業構造を劇的に変える。
これはまだ始まったばかりだ」
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「本質的に時代はどう変わっていくのかを
報道するのがメディアの役割ではないか」

その通りです。

「記者こそ勉強しないといけないと思う」

これもその通りです。

「だから新聞はもっと
ベテランを活用したらどうかな。
ある程度の経験を積むと皆さん、
経営の方に行くでしょ。
でも、記者として積んだ経験の値打ちは
記事を書くことで最も発揮されると思う」

そう記事を書いて、書いて、書きぬくこと。

「結局、お客さんにとって
良いか悪いかがすべて。
新聞も同じじゃないかな。
問われるのは記事が
読者のためになるかどうか」

日経に言いたいこと。
「担当の記者が短期間で次々と替わり、
限られた時間で知識が伴わないままに
特ダネを狙うことがいまだに多いのも事実だろう」

「そういう記者が書く記事はどうしても
表面的で浅い内容になってしまう」

「もちろん、長く同じ分野を担当して
企業と癒着するようなことがあっては良くない。
でも、もう少し(特定の対象を)長く
取材するような体制にしてはどうか」

「セグメント化して専門家になることは良いが、
領域が小さいとその範囲しか
わからなくなってしまう弊害がある」

「記者は全体観を持つ必要もある。
例えば我々の業界を知るには
小売業だけでなく素材や物流、
消費者の行動なども理解しなければならない」

「縦割りだと、産業全体のなかで
企業が置かれた立場や行動を
正確に伝えることが難しくなってしまう」

「記者は”専門バカ”になってはいけない」

以て自戒とします。

〈結城義晴〉

2026年05月16日(土曜日)

帰国しました/最後の車中講義「Innovation」と「自ら、変われ。」

帰国しました。
第14回商人舎US研修Basic編。

ラスベガス国際空港で集合写真。IMG_E3176

ホテルロビーに午前4時15分集合。
4時半にまだ暗い中を出発。

バスの中で最後の講義。

ドラッカーのイノベーション。
その定義。
「イノベーションとは、
人的、物的、社会的資源に対して、
新しい、より大きな富を生むことである」

ここで「富」と言う言葉の意味が重要になる。
英語でwealth。
「利益」ではない。
私は「幸せ」のようなもの、ととらえている。

だからドラッカーは言っている。
「イノベーションとは、
顧客にとっての価値の創造である。
それは科学的・技術的重要度ではなく、
顧客への貢献によって評価される」

「イノベーションの必要性を最も強調すべきは、
技術変化が劇的でない事業においてである」

商売の世界の現場のイノベーションこそ、
強調され、評価されねばならない。

「イノベーションの原理」
第一は、機会を徹底して分析する。
第二は、自分の目と耳で確認する。
第三は、焦点を絞り、単純なものにする。
第四は、小さくスタートしなければならない。
第五は、最初からトップの座をねらわなければならない。

原理こそイノベーションに共通するものだ。

最後の最後は、
「自ら、変われ。」

自分が変わらねば、
仲間を変えることは出来ない。
自分が変わらねば、
職場を変えることはできない。

自分が変わらねば、
売場を変えることはできない。
自分が変わらねば、
店を変えることは出来ない。

自分が変わらねば、
会社を変えることは出来ない。
自分が変わらねば、
社会を変えることは出来ない。

――自分を変えるときに、
behaviorはすぐにも変えることができる。
behaviorは態度や行動だ。

だから態度を変えよう。
行動を変えよう。

実行しよう。

ハリー・リード空港に着いた。

手続きを終えて、ブログを見る団員。IMG_E3174

原田航太さんとはずいぶん話をした。
㈱MHホールディングス社長。
福岡に本社を置いて、
400店を超える惣菜小売・供給企業。
事業会社の㈱むすんでひらいては惣菜チェーン、
㈱イーティーズはコンセッショナリーチェーン。
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手荷物検査の直前に、
「キューティー上松」こと、
上松磨代さんとツーショット。
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ガイド兼通訳をこなして、
献身的に研修に尽くしてくれた。

ありがとう。
来年もよろしく。

チェックインすると動く歩道でゲートへ。
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ゲートの前にもスロットマシンがある。
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そのまえで最後の写真。
整列の仕方も指導する。
美しい写真の鍵は「シンメトリー」IMG_3182[1]

拳骨を握って、成果を示す。
「自ら、変われ。」
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㈱髙山の鵜澤直哉さんからサインを頼まれた。
拙著『チェーンストア』を読んでくれている。IMG_E3179[1]

筆を使う時にはいつものように左手で。IMG_E3178[1]
時間さえ許せば、
いつでも、どこでも、だれにでも、
サインします。

乗り込んで離陸すると、
ラスベガスの街がはっきりと見える。IMG_3118

凄い成長ぶりが一目瞭然。
ラスベガスは人口が増え続けている。IMG_3120.jpg44

ラスベガス渓谷を抜けると、
隣りのカリフォルニア州まで、
土の山が続く。
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それでもシェラネバダ山脈には、
ほんのちょっと雪が残る。IMG_3123

そして大ロサンゼルス。
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その国際空港。
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ラスベガスから日本への直行便は今、
就航されていない。
だからロスで乗り換え。IMG_E3127

私はブリティッシュラウンジで仕事をした。IMG_3129

11時15分が集合時間。
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全員が揃っていた。
これで無事に帰ることができる。BCO.474343d1-65e8-4988-a680-50a2eae0be42

157番ゲート。
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AA27便です。
よろしくお願いします。
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すぐに海岸線に出る。
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ロサンゼルスから北上すると雲に覆われていた。IMG_3142

雲が途切れると黒々とした山並みが出てきた。IMG_3143

太平洋上に出ると、
千切れ雲が美しい。
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それから13時間。
帰りの便は偏西風に向かって飛ぶから、
時間がかかる。

日本上空。
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多摩川。
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そして大東京。
ロスに引けを取らない。
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都心部が見えてきた。
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上空から見ると東京にも緑の公園が多い。
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そして東京湾。
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そしてベイブリッジ。
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東京羽田国際空港に到着。

髙山の人たち+1と写真。
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みんな、ありがとう。

リムジンバスで横浜へ。
横浜港とみなとみらい。
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明るいうちに横浜に戻った。
気分は悪くない。

本当にお疲れ様。
すべての人に、感謝しましょう。
(終わります)

〈結城義晴〉

2026年05月15日(金曜日)

商品調査分析発表・理解度テスト満点表彰と総括講義

トランプ・習近平の会談後、
ナスダックは平均株価記録を更新した。
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朝8時から調査研究発表会。

真っ先に手を挙げて発表したのが、
Gチームの乳製品部門。
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アーモンドミルクを調査した。
そのアーモンドミルクは、
多種の商品を購入して、
チームで飲んでみた。IMG_7015

すぐに質問が寄せられた。IMG_7018

最後に私が講評をする。
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2番目は加工食品のAチーム。IMG_7021

ウォルマートを中心に比較検討した。
一番安いのはウォルマート、アルディなど、
コストコは2本セットでNBが一番安かった。
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ここでも私の講評。
ボンズは店も閑散としていたが、
調査の結果のグラフにも、
意欲が感じられなかった。

3番目はベイクドグッズのFチーム。
チョコチップクッキーを調べた。IMG_7026

ベーカリーでは3カテゴリーが必要だ。
パン(ブレッド)とケーキとクッキー。
そのクッキーに焦点を当てたセンスが光る。

これも専門的な質問に調査チームが応えてくれた。
日本はメーカーのハードクッキーが主流だが、
アメリカはソフトクッキー だ。
店がインストアでクッキーを焼くこともある。

私もずっとインストアクッキーをお薦めしている。
調査してくれて有難かった。
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4番目はデリのEチーム。
難しいカテゴリーに対して、
ロテサリーチキンとサンドイッチと、
ピザまで調べた。
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デリに対しては質問も多岐にわたった。IMG_7032

5番目はノンフードのBチーム。
最重要のトイレットペーパーを調査してくれた。IMG_7036

質問もいくつか投げかけられた。
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24ロールを調査して、
スミスが高い評価を受けた。
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6番目は冷凍食品のHチーム。
冷凍ピザのぺパロニ・丸形・Lサイズ。
NBのRed Baronの強さが目立った。
クローガー系のスミスの評価が高かった。IMG_7046

7番目の発表はミートのDチーム。
牛ストリップロインのステーキを調査した。
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肉部門のど真ん中の商品に挑戦した。
全員が肉の専門家で、全員が順番に発表して、
それぞれがいい内容のコメントをした。
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サーロインをニューヨークカットと呼び、
ストリップロインと言う。
スミス、ホールフーズ、
ネイバーフッドマーケットも高い評価だった。
ストリップロインを選んだことを私は褒めた。
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最後に青果部門のCチーム。
果敢にスイカ、ウォーターメロンを調べた。IMG_7057

今年のスイカは甘くてうまい。
ボンズでは大玉の価格が安く、
小玉の方が高かった。
さらにウォルマートが意外に、
安くないことも分かった。

全員が最後まで集中して発表し、発表を聞いた。IMG_7060

発表が全部終わってから、
事務局で厳正な審査をした。

そして優秀チームの発表。

第3位はチョコチップクッキーのFチーム。
私の意見が採用された。IMG_7065

準優勝は最初の発表チーム。
乳製品を調べたG班。
アーモンドミルクを全員で飲んでから考察した。IMG_7069

優勝は精肉部門チーム。
ストリップロインのステーキに挑戦。
精肉の専門家が揃ったところも評価された。
おめでとう。
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最後に理解度判定テストの優秀者表彰。
今回は8人の100点満点者が出た。
その満点者をS級とした。
全員、見事な成績だった。
おめでとう。
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それ以外の人たちもいい成績だった。
つまり結城義晴の理論や理念を、
丁寧に理解してくれる人が多かった。

私にとっては嬉しいことだった。

表彰式が終わると総括講義。IMG_7083

アメリカのチェーンストアの理念を確認した。
まずウォルマートの「サムの10ルール」

⑴Commit to your business.
自分の仕事に献身・専心せよ。

⑵Swim upstream.
上流に向かって泳げ、
すなわち世間の流れに逆行せよ。

⑶Exceed your customers’ expectations
顧客の期待を超越せよ。

⑷Control your expenses better than your competition.
競争相手よりもよりよく経費を管理せよ。

⑸Celebrate your success.
自分たちの成功を祝福せよ。

⑹Listen to everyone in your company.
あなたの会社のすべての人の声を聴け。

⑺Communicate everything you possibly can to your partners.
可能な限りパートナーと意思を疎通せよ。

⑻Motivate your partners.
パートナーの意欲を向上させよ。

⑼Share your profits with your associates, and treat them as partners.
従業員と利益を共有せよ。

⑽Appreciate everything your associates do for the business.
従業員の仕事すべてを評価し感謝せよ。

⑴から⑸までが顧客満足を保障し、
⑹から⑽までが従業員満足を実現させる。IMG_7086

総括講演が終わると、
自由研修の時間。

それぞれに予定を組んで、
それぞれにアメリカを楽しんだ。

私たちはスフィア(Sphere)へ。
2023年オープン、
球体のエンターテインメント施設。IMG_E3092

二度目の訪問。
IMG_7088

球体の中は4層の劇場と、
エスカレーターとホワイエ。IMG_3093

「オズの魔法使い」が演目。IMG_3098

ジュディー・ガーランド主演の1939年の映画を、
スフィア向けにアレンジした70分の演目。
要所要所で客席の椅子が激しく振動して、
ストーリーを実体験することができる。IMG_3099

この映画そのものは何度か見たことがある。
それに1980年にニューヨークを訪れた時に、
全員アフリカ系で演じられた「The Wiz」を観た。

満足した。
IMG_E3104

スフィアからホテルまでぶらぶら歩いて帰った。IMG_E3109

夕方の5時半から、
オンライン会議。

ホテルの自室でパソコンに向かった。

㈱True Dataの臨時取締役会。IMG_7092
決算報告書の確認と承認。

会議が終わってから、
玉生弘昌さん、米倉裕之さんと、
少し話した。

玉生さんは㈱プラネット前会長、
True Dataも玉生さんが実質的な創業者だ。
米倉さんは現社長でこの会社を上場に導いた。IMG_7096

役員会が終わって7時半、
事務局で夕食に出かけた。

ジュリアス・シーザー像。
ラスベガスゴールデンナイツの扮装をし、
ホッケースティックを持っている。IMG_3111

人気の和食店 「スシロク」。
最後は日本料理です。IMG_E3116.jpg3
ありがとう、お疲れ様。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2026年05月14日(木曜日)

理解度判定テストとラスベガスの新ショッピングセンター訪問

習近平とドナルド・トランプ。
北京で会談した。

さて、どうなるか。

私はラスベガスに滞在して4日目。
朝一番に理解度判定テストを実施。
IMG_6948

3日間の講義の中から、
理解してほしい重要な設問ばかり。IMG_6949

30分間の記述式で、4問。

終えると、ほっとした空気が流れる。
IMG_6951

結城義晴の講義は、
理解度テストの解説から始まる。

この講義が重要だ。
すべての回答を見ているから、
誤解されていること、
勘違いされていることを正す。
それがさらなる理解を生む。
IMG_6958

今日は商品論を中心に語った。
世界の大潮流の「コモディティ化現象」。
その活用の考え方、対処のメソッド。

マーチャンダイジングの大本を講義する。IMG_6963
れからノンコモディティの一つ、
オーガニックに関する知識、情報。
最新のオーガニック・プラスに関しても触れた。

最後の最後はプライベートブランド。
その新しい分類は知っておいてほしい。

とくにコンペティティブブランド開発のための、
バリューエンジニアリングの考え方。

これまでの慣習や常識、盲点を突く考え方のセオリー。
それがバリューエンジニアリングだ。IMG_6965

今日は視察最終日。
訪れるのは2つの商業施設。
1つは「ダウンタウン・サマリン」。
ライフスタイルセンターとパワーセンターが、
合体した最新ショッピングセンター。
IMG_6974

ライフスタイルセンターの北に、
シェイクシャックがある。
ここでランチ。
IMG_6971

キャッシュレスで勘定する人は、
キオスク端末で自分でオーダーする。
現金支払いは対面で注文する。
IMG_6972

40人以上の注文に対して、
次々にパテを焼いていくスタッフ。
インアウトバーガーの流れ作業とは違う。IMG_6973

シェイクシャックから南下して、
施設最南端のトレーダー・ジョーまで、
自由に1時間ほど視察してもらう。IMG_E3018

ライフスタイルセンターは街並みを再現して、
「憩いの場」を提供する。
IMG_E3019

百貨店のメイシーズとディラードが入る。IMG_E3021

ディラードは地方百貨店。
米国百貨店はメイシーズ、ノードストローム、
そしてサックスフィフスなどに集約された。

残ったのがディラード。
店自体はそれほど洗練されていないが、
経費コントロールがしっかりしている。

店内は涼しい。
だからいつも通り抜けさせてもらう。IMG_E3022

隣接するパワーセンターの南端に、
トレーダー・ジョー。
西海岸一番の大繁盛店。
IMG_E3041

この店も花売場から始まるが、
そのあとに続く売場はミート。IMG_E3039

トレーダー・ジョーは店の判断で、
売場が決まる。
店長のキャプテンを中心に、
現場が部門配置を決める。
肉は売れる。
だから一番最初の位置を占める。

壁面はサマリン地区のサイクリングの絵。IMG_E3040

つぎに青果売場がくる。
今年は春先の暑さのせいで、
スイカの生育が早まった。
だから青果の第一エンドに並べる。IMG_E3037

新アイテムのウォッカソース(Vodka Sauce)は、
エンドで訴求。
この商品はトマトベースのパスタソースで、
ペンネに合う。
IMG_E3036

ニューアイテムを集積させたエンド。
カラフルな色づかいで、目を引く。IMG_E3030

サマリンはレッドロックキャニオンに近い。
壁面に地域の特徴を表すペインティングを施す。
IMG_E3029

1万スクエアフィート(281坪)が店舗面積だから、
売場面積は250坪ほど。
そこに最近は約4000品目が限定的に品揃えされる。
大繁盛店は品目が増えてきた。
95%がプライベートブランドだ。IMG_E3031

サマリン地区は新しい開発エリアだ。
住宅開発も急激に進んでいる。
まだまだ顧客は増える。IMG_E3035

トレーダー・ジョーではインタビュー。
IMG_6978

対応してくれたのはデイビッドさん。IMG_6979

元キャプテン(店長)で、
現在はファーストメイトとして働く。
通訳は「キューティー」こと上松磨代さん。
IMG_E3046

団員からの質問タイムにも丁寧に応じてくれた。
先頭を切って質問したのは、
㈱高山の中水健太郎さん。
IMG_E3045

PB商品開発や店舗づくり、
働き方などについて、
団員からは次々に質問が投げかけられた。
丁寧に的確に答えてくれた。
IMG_E3049

デイビッドさんを囲んで全員で記念写真。
IMG_6985

2つ目の商業施設は、
アウトレットセンターの、
ノースラスベガス。
気温は40度。
IMG_E3052

照り付ける西日の中、
それぞれにショッピングを楽しみつつ、
オープンエアーのアウトレットセンターを学んだ。
IMG_E3053

業種から業態へ、
そしてフォーマットに変わったように、
商店街から古典的なショッピングセンターへ、
そして新しい4つの商業集積へと変わった。
それがパワーセンターであり、
ライフスタイルセンターであり、
アウトレットセンターである。

最近のOutletには、
百貨店のオフプライスストア業態が入居する。
そのサックスフィフス・オブ・フィフス。
IMG_3059

㈱マツモトの皆さんと写真。
IMG_6990

すべての視察を終えて、
夜は、有志と夕食懇親会。
ラスベガスブールバード。
IMG_E3063

パリスホテルにある「Mon Ami Gabi」。
BCO.55e580e3-2269-4379-84e2-960881ab386f.png2.png333

カジュアルフレンチレストランの、
屋外テーブルが取れた。
IMG_6995

食事しながらベラージオホテルの噴水ショーを観る。

シーフードタワーやステーキを頼んで、
スパークリングワインと赤白ワイン。
IMG_6996

外はだんだん暗くなってきて、
夜景がきれいだ。
IMG_E3076

嬉しそうだ。
IMG_E3065

食事を終えてみんな、大満足。
IMG_6998

日穀製粉㈱のお二人。
田中崇行さん(左)と西澤透さん。
IMG_7002

㈱ユニバースの副島嘉人さん。IMG_7004

㈱MHホールディングス社長の原田航太さん。
亀谷しづえ商人舎GMも加わってスリーショット。
IMG_7007

パリスホテルのエッフェル塔。 IMG_E3078

道路一つ隔てたフラミンゴホテル。
IMG_E3081
部屋に着いたら倒れ込んで眠った。
お疲れ様。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2026年05月13日(水曜日)

Las Vegas3日目の講義と調査のテーマは「ポジショニング戦略」

ドナルド・トランプと習近平。
北京で会談。

世界はどちらに向かうのだろう。
そして日本はいったい、
どんなポジショニングを得るのだろう。

ラスベガスに来て3日目。
今日も朝8時から結城義晴のセミナ-。
ベーシックコースは、
毎朝8時から10時半まで時間をとって、
私は2時間、2時間半の講義をする。
IMG_6808

ラスベガスという都市がどのように変わっていったか。
その変遷と市場の変化を話す。IMG_6810

それから今日は働きがいのある企業ランキング。
さらに戦略論をたっぷり。IMG_6815

フォーマット論とポジショニング戦略。
そして競争理論。

あっという間に時間が来てしまった。IMG_6819

講義が終わるとすぐに調査に出かける。

まず、
ホールフーズ。
IMG_6823

タウンスクエア・ラスベガスは、
ライフスタイルセンターだ。

その核店舗がホールフーズだ。

ライフスタイルセンターは、
街並みのようにつくられた新しい商業施設である。
小売業の物販は高級品店、
それに洗練されたレストラン、
さらに映画館などのアミューズメント施設、
公園や噴水などを配する。
IMG_6824

ストリップに近いエリアで、
ここは観光客も訪れる繁盛店。IMG_6828

高いスケルトンの天井と美しい壁面。
ミートとシーフードの対面売場。
IMG_6833

色彩豊かにゾーニングして、コーナー化する。
ホールフーズの店づくりは斬新だ。IMG_6836

この店のイートインスペースでランチをとる。
サラダやホットデリ、スープなど、
セルフデリ売場でオーガニックフーズを購入し、
試食を兼ねた昼食をとる。IMG_6838
オーガニックをどのように味わったか。

次に向かったのは、
コストコ・ホールセール。
商品調査には欠かせない店だ。IMG_6844

昨年11月に開業したコストコ。
ラスベガス地区の6店舗目の倉庫店。IMG_6848

中央に広大なシーゾナル売場がある。
そこで迫力のプレゼンテーション。
ワクワクする売場だ。
IMG_6849

「PRODUCE」のサインの青果売場。
IMG_6853

部屋自体が冷蔵機能をもつ。
IMG_6854

コストコ仕様のパレチゼーションで、
ラック什器にのそのまま在庫する。
それが売場になる。

コストコは唯一無二のビジネスモデルで、
成長軌道を描く。
ウォルマートのサムズクラブが、
競争相手だがそのサムズを凌駕している。
恐れるものなし。
IMG_6861

近隣にアルディ。
こちらもオープンしたばかり。
IMG_6863

33%オフのフレッシュプロデュースで客を迎える。
オープン記念のプロモーションだ。IMG_6867

Las Vegasではまだまだ、
知名度が低いアルディ。
顧客は少ない。
しかし私たちにとっては視察しやすい。IMG_6868

奥壁面いっぱいに並ぶ冷蔵リーチインケース。IMG_6875

枠が細くて視認性に優れている。
アルディの新たな試みだ。
IMG_6874

冷凍食品は従来の枠太の冷凍ケースのまま。IMG_6879

これらコストコとアルディは、
アローヨ地区のウォルマートのすぐそばに出店した。
俄然、面白い競争エリアとなった。

一方、ウォルマートのスーパーマーケット、
ネイバーフッドマーケット。IMG_6883

青果売場の先頭にスイカを陳列。
ヒートアラームが発令されるラスベガスの暑さ。
だから、よく売れる。
しかもウォルマート価格だ。
IMG_6886

入口わきの壁面沿いにデリ売場。
対面方式でサンドイッチなどを販売する。IMG_6885

奥主通路にはずらりとリーチインが並ぶ。
スーパーセンターから非食品ゾーンを除いた、
フード&ドラッグ業態の店である。
IMG_6892
現在は近隣の顧客を迎えるとともに、
eコマースのピックアップ&デポ機能を果たす。

ウォルマートのライバル、
ターゲット。
IMG_6896

店前の駐車場にあるドライブアップ。IMG_6897

ネット注文品を顧客の車まで運びこむ。
カーブサイドピックアップ(Curbside Pickup)には、
ウォルマートもターゲットも丁寧に対応する。IMG_6899

ウォルマートの「青」に対して、
ターゲットのコーポレートカラーは「赤」。IMG_6905

食品はコンビニエンスニーズに対応する、
限定的な品揃えだ。
IMG_6908

「GRNERAL」と銘打ったコーナー。
IMG_6915

「GRAB AND GO!」をセールキャッチに、
さまざまな小袋菓子をまとめた。
面白い売り方だ。
IMG_6916
ターゲットはウォルマートに、
真っ向から対決はしない。

ウォルマートがやらないこと、
ウォルマートができないこと、
それを追求する。

視察の最後は、
トレーダー・ジョー。IMG_E2998

3日目にやっと真打登場?!IMG_6928

入口に殺菌・消毒用のウェットティッシュ。
ショッピングカートの持ち手部分の殺菌に使う。
コロナ後にも気にする人が増えているが、
それへの対応。
IMG_E2989

周辺の牧歌的な風景が描かれた、
壁面のイラストの下では、
リーズナブル価格の切り花の展開。
テーブルフラワーとして、
あるいはギフトとして購入する顧客が多い。IMG_E2997

エンドには主に新製品を並べる。
従業員みんなで食べておいしいものは、
レジ前エンドで大々的にアピールする。IMG_E2992

SPRING has SPRUNG(春到来)をテーマに、
カラフルな新アイテムをアピール。IMG_E2990

コロナが終わって、
トレーダー・ジョーのワインは、
徐々に価格帯が上がっていた。
しかし今、10ドル以下のワインが増えた。
インフレの影響だ。

オーガニック・ミモザを関連陳列している。
スパークリングワインとオレンジジュースで、
ミモザカクテルを作ることができる。
IMG_E2995

今回はナパバレーのカベルネを購入。
19.99ドルだが売価の3倍の価値がある。IMG_E2993
トレーダー・ジョーでは調査とともに、
買物に勤しんでしまう。

それがこの店の魅力である。

全員での3日目の視察を終了。

いったんホテルで解散して、
希望者だけで向かったのが、
イータリー。
IMG_6932

2020年にパークMGMホテルに開業。IMG_6930

2層の小ぶりな店舗で、喫食機能が強い。
だから観光客にも人気だ。IMG_6935

創業者のオスカー・ファリネッティは、
「市場であり、食堂であり、
学校であるような店」と言った。

団員にイータリーのことを教える。
IMG_6941

そしてイータリーのコンセプト。
「We cook what we sell, and We sell what we cook」
私たちは売っているモノを調理して食べてもらう。
そして私たちは調理して食べてもらうものを売る。IMG_E3011

私たち事務局は、
パスタとサラダを頼んで、
ビール、ワインを楽しんだ。
おいしいものをしっかり食べる。
それが海外研修時の事務局の活力になる。

国際的な日本のポジショニングに重ねて、
ラスベガスの小売業の競争の中の、
店のポジショニングを考え続けた。
(つづきます)

〈結城義晴〉

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