結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2026年05月13日(水曜日)

Las Vegas3日目の講義と調査のテーマは「ポジショニング戦略」

ドナルド・トランプと習近平。
北京で会談。

世界はどちらに向かうのだろう。
そして日本はいったい、
どんなポジショニングを得るのだろう。

ラスベガスに来て3日目。
今日も朝8時から結城義晴のセミナ-。
ベーシックコースは、
毎朝8時から10時半まで時間をとって、
私は2時間、2時間半の講義をする。
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ラスベガスという都市がどのように変わっていったか。
その変遷と市場の変化を話す。IMG_6810

それから今日は働きがいのある企業ランキング。
さらに戦略論をたっぷり。IMG_6815

フォーマット論とポジショニング戦略。
そして競争理論。

あっという間に時間が来てしまった。IMG_6819

講義が終わるとすぐに調査に出かける。

まず、
ホールフーズ。
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タウンスクエア・ラスベガスは、
ライフスタイルセンターだ。

その核店舗がホールフーズだ。

ライフスタイルセンターは、
街並みのようにつくられた新しい商業施設である。
小売業の物販は高級品店、
それに洗練されたレストラン、
さらに映画館などのアミューズメント施設、
公園や噴水などを配する。
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ストリップに近いエリアで、
ここは観光客も訪れる繁盛店。IMG_6828

高いスケルトンの天井と美しい壁面。
ミートとシーフードの対面売場。
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色彩豊かにゾーニングして、コーナー化する。
ホールフーズの店づくりは斬新だ。IMG_6836

この店のイートインスペースでランチをとる。
サラダやホットデリ、スープなど、
セルフデリ売場でオーガニックフーズを購入し、
試食を兼ねた昼食をとる。IMG_6838
オーガニックをどのように味わったか。

次に向かったのは、
コストコ・ホールセール。
商品調査には欠かせない店だ。IMG_6844

昨年11月に開業したコストコ。
ラスベガス地区の6店舗目の倉庫店。IMG_6848

中央に広大なシーゾナル売場がある。
そこで迫力のプレゼンテーション。
ワクワクする売場だ。
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「PRODUCE」のサインの青果売場。
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部屋自体が冷蔵機能をもつ。
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コストコ仕様のパレチゼーションで、
ラック什器にのそのまま在庫する。
それが売場になる。

コストコは唯一無二のビジネスモデルで、
成長軌道を描く。
ウォルマートのサムズクラブが、
競争相手だがそのサムズを凌駕している。
恐れるものなし。
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近隣にアルディ。
こちらもオープンしたばかり。
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33%オフのフレッシュプロデュースで客を迎える。
オープン記念のプロモーションだ。IMG_6867

Las Vegasではまだまだ、
知名度が低いアルディ。
顧客は少ない。
しかし私たちにとっては視察しやすい。IMG_6868

奥壁面いっぱいに並ぶ冷蔵リーチインケース。IMG_6875

枠が細くて視認性に優れている。
アルディの新たな試みだ。
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冷凍食品は従来の枠太の冷凍ケースのまま。IMG_6879

これらコストコとアルディは、
アローヨ地区のウォルマートのすぐそばに出店した。
俄然、面白い競争エリアとなった。

一方、ウォルマートのスーパーマーケット、
ネイバーフッドマーケット。IMG_6883

青果売場の先頭にスイカを陳列。
ヒートアラームが発令されるラスベガスの暑さ。
だから、よく売れる。
しかもウォルマート価格だ。
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入口わきの壁面沿いにデリ売場。
対面方式でサンドイッチなどを販売する。IMG_6885

奥主通路にはずらりとリーチインが並ぶ。
スーパーセンターから非食品ゾーンを除いた、
フード&ドラッグ業態の店である。
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現在は近隣の顧客を迎えるとともに、
eコマースのピックアップ&デポ機能を果たす。

ウォルマートのライバル、
ターゲット。
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店前の駐車場にあるドライブアップ。IMG_6897

ネット注文品を顧客の車まで運びこむ。
カーブサイドピックアップ(Curbside Pickup)には、
ウォルマートもターゲットも丁寧に対応する。IMG_6899

ウォルマートの「青」に対して、
ターゲットのコーポレートカラーは「赤」。IMG_6905

食品はコンビニエンスニーズに対応する、
限定的な品揃えだ。
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「GRNERAL」と銘打ったコーナー。
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「GRAB AND GO!」をセールキャッチに、
さまざまな小袋菓子をまとめた。
面白い売り方だ。
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ターゲットはウォルマートに、
真っ向から対決はしない。

ウォルマートがやらないこと、
ウォルマートができないこと、
それを追求する。

視察の最後は、
トレーダー・ジョー。IMG_E2998

3日目にやっと真打登場?!IMG_6928

入口に殺菌・消毒用のウェットティッシュ。
ショッピングカートの持ち手部分の殺菌に使う。
コロナ後にも気にする人が増えているが、
それへの対応。
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周辺の牧歌的な風景が描かれた、
壁面のイラストの下では、
リーズナブル価格の切り花の展開。
テーブルフラワーとして、
あるいはギフトとして購入する顧客が多い。IMG_E2997

エンドには主に新製品を並べる。
従業員みんなで食べておいしいものは、
レジ前エンドで大々的にアピールする。IMG_E2992

SPRING has SPRUNG(春到来)をテーマに、
カラフルな新アイテムをアピール。IMG_E2990

コロナが終わって、
トレーダー・ジョーのワインは、
徐々に価格帯が上がっていた。
しかし今、10ドル以下のワインが増えた。
インフレの影響だ。

オーガニック・ミモザを関連陳列している。
スパークリングワインとオレンジジュースで、
ミモザカクテルを作ることができる。
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今回はナパバレーのカベルネを購入。
19.99ドルだが売価の3倍の価値がある。IMG_E2993
トレーダー・ジョーでは調査とともに、
買物に勤しんでしまう。

それがこの店の魅力である。

全員での3日目の視察を終了。

いったんホテルで解散して、
希望者だけで向かったのが、
イータリー。
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2020年にパークMGMホテルに開業。IMG_6930

2層の小ぶりな店舗で、喫食機能が強い。
だから観光客にも人気だ。IMG_6935

創業者のオスカー・ファリネッティは、
「市場であり、食堂であり、
学校であるような店」と言った。

団員にイータリーのことを教える。
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そしてイータリーのコンセプト。
「We cook what we sell, and We sell what we cook」
私たちは売っているモノを調理して食べてもらう。
そして私たちは調理して食べてもらうものを売る。IMG_E3011

私たち事務局は、
パスタとサラダを頼んで、
ビール、ワインを楽しんだ。
おいしいものをしっかり食べる。
それが海外研修時の事務局の活力になる。

国際的な日本のポジショニングに重ねて、
ラスベガスの小売業の競争の中の、
店のポジショニングを考え続けた。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2026年05月12日(火曜日)

商人舎US研修Basicのアルバートソン/ボンズの「一人負け」

商人舎US研修Basicコース。
In Las Vegas。
その2日目。

今年はフラミンゴホテルに滞在。
朝8時から3階会議室で結城義晴のセミナー。
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Basic編では毎朝、
2時間半から4時間の講義がある。
たっぷりとアメリカの情勢を語る。IMG_6630

それから昨日訪れたウォルマートの物語。
私が蓄積してきた事実と私自身の分析。
一気呵成に語る。
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ウォルマートを知ることが、
アメリカの小売業を理解する一番の早道だ。

それからコンコースの理論。
店舗視察や調査をするときに、
最も重要な要件だ。

そして最新の潮流。
デジタルトレンド、価格透明化現象。
ミールソリューションの本質。
コロナ禍とオンラインリテールの進化。IMG_6632
今日は2時間4分で講義を終わらせた。

ベーシックコースでは
視察店の商品調査を実施して、
各社の商品戦略を分析、発表してもらう。

8つの商品分野。
参加者は8チームに分かれて調査する。IMG_6638

講義を少し早めに終了して、
チームの顔合わせと、
調査商品の打ち合わせ時間を設けた。IMG_6637

10時45分にはチームごとに、
専用バスに乗車。
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すぐにマイクを持って、車中講義。
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今日はラスベガス東部・ヘンダーソン地区へ。
タイムスケジュールを管理してくれる佐藤公彦さん。
JTBのカリスマ添乗員。
商人舎のツアーには必ず帯同してくれる。
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スミス・マーケットプレース。
クローガー傘下の非食品強化型の3000坪級大型店。
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導入部の広大な青果売場。
カラフルな段ボール什器による陳列。
その鮮度と品揃えは全米随一。IMG_2495

主通路は広く、ベーカリー売場も広大だ。
オリジナルのパンやクッキー、ケーキを品揃えする。IMG_2496

そして惣菜デリ。
導入部はマレーズ。
ニューヨーク発祥の人気のチーズ専門店。
現在は会社ごとクローガーが買収している。

その横にはビールバーもあるイートインスペース。
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加工肉とチーズのボアーズヘッド。
有力スーパーマーケットが導入している、
人気のブランド。
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対面のシーフード売場。IMG_2514

ミートの商品調査をする団員たち。IMG_2518

奥主通路ではメーカーの販促ツールを使って、
島陳列でプロモーションする。IMG_2519

こちらは非食品ゾーンの主動線で展開する。
「フレッシュファインズ」コーナー。
10ドル均一のお買い得商品を集積させ、
顧客を非食品ゾーンへ誘導する。IMG_2533

白い什器が印象的な
ヘルス&ビューティケアのゾーン。IMG_2534

アパレルゾーン。
高い天井高を活かして、
大きなパネルで演出する。IMG_2538

レジは有人レジとセルフレジ。IMG_2542

団員たちはスミスの広大な売場で、
商品調査を行う。
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青果チームは何を対象商品にするかをディスカッション。IMG_6658

私も質問に答えて、アドバイスを行う。IMG_6672

ノンフードの調査チーム。IMG_6676

私はアメリカ建国250年コーナーで、
帽子を吟味。
これはちょっと目立ちすぎか。IMG_6683

スミスでは試食を兼ねたランチをする。
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ラスベガスは高温注意報が発令されている。
今日は40度の予想。
それでもみんな張り切って行動している。IMG_6687

商品調査チームは 他社との混成チーム。
だから自然に調査を通じた交流が進む。IMG_6688

スミスの惣菜はバラエティがあっておいしい。
それを楽しむ団員たち。IMG_6693

Vサインで笑顔。
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こちらもVサイン。
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派遣企業の皆様、
みんな元気に活動中です。IMG_6697

ボンズ。
アルバートソン傘下のリージョナルチェーン。
ロサンゼルスとこのラスベガスで店舗展開。IMG_6705

 

右翼は青果売場。
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店舗の右側から反時計回りでコの字型レイアウト。
入り口の「一丁目一番地」のコーナー。
昨日のマザーズデイの売れ残り菓子を、
50%オフで販売している。IMG_2550

店の一丁目一番地には、
この日のおすすめ商品を展開すべきだ。
クローガーは冷蔵ケースで、
超お買い得な牛肉をプロモーションしていた。
この考え方の違いが業績の差に表れている。

青果の導入部には、
華やかな花卉売場がある。 IMG_6717

コンコースの突き当りは、
ミートとシーフードの対面売場。IMG_2557

精肉、加工肉のセルフ売場から、
デアリー(乳製品)売場へ続く。
オーソドックスなレイアウトだ。
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それに続くベーカリー部門。

このあたりも顧客はいない。
地元の高齢のなじみ客が来店するだけ。IMG_2559

最後に店舗左翼の出口付近にデリカテッセン。IMG_6707
全米第1のスーパーマーケット・クローガー。
第2位のアルバートソン。

その傘下のネバダ州の店が競合する。

しかしこの大きな格差はなぜ生まれたのか。

ウォルマートスーパーセンター。IMG_6756

建国250年を祝う演出で客を出迎える。IMG_6727

青果売場は単品量販の島陳列で回遊させる。IMG_2725

入り口壁面にはデリの対面コーナー。IMG_6734

主動線に配置された新たな冷蔵ケース。IMG_2570

側面が透明な冷蔵ケースだ。
視認率が高いオリジナルケース。
ウォルマートは常に現場改革を行っている。IMG_2704

この店は冷凍食品売場を、
青果に続くゴンドラアイルに設けた。
冷凍食品の需要が高まっている。
顧客に早めに売場を見せる。

その冷凍食品を調査する団員たち。IMG_6744

冷凍食品から続く加工食品のトップエンドに、
キユーピーマヨネーズ!IMG_2703

非食品ゾーンのシーゾナルプロモーション。
BBQグリルなどを訴求する。IMG_2720

オリジナル什器で自転車を陳列する、
バイクショップ。
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さらに力を入れるアパレル部門。
ベビーからキッズまでの売場を充実させている。IMG_2712

玩具やホームファニシングも強化する。IMG_2711
ウォルマートに死角はない。

太陽が照りつける中、
次に向かったのは、
スプラウツファーマーズマーケット。IMG_6758

店舗奥に青果部門を配置する。
その手前はバルク売場。
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壁面にベーカリーとデリ、
それからフィッシュ、ミートの対面コーナーが並ぶ。IMG_6762

そして反対側の左翼壁面にはデアリーと冷凍食品。IMG_6761

青果部門を中央に置いた独特のレイアウト。
これは青果を中心にしたスーパーマーケットだ。

トータルワインが隣接している。
30州に300店ほどを配置する大型リカーショップ。IMG_6764

さらにウィンコフーズ。
倉庫型ディスカウントスーパーマーケットで、
4月時点で145店舗を展開する。

従業員持ち株制度を採用する会社だ。
「An Employee Owned Company」
アソシエイツのモチベーションは極めて高い。

スミスの建国250年コーナーで帽子を購入した。
そのキャップが熱い日差しをさえぎってくれる。IMG_6769

導入部の「ウォール・オブ・バリュー」。
超特価品の巨大な壁。IMG_2743

アメリカ人が大好きなリッツとオレオ。
ウォルマートやスミス、アルバートソンと、
価格調査を実施して比較広告する。IMG_2742

BBQで食べる人気菓子「スモア」を提案。
マシュマロ+チョコレート+ビスケット、
さらに竹串まで関連陳列している。IMG_6776

スモア用ハーシーズ。
面白い。
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壁のようなプロモーションコーナーを抜けると、
一気に広大な青果売場が広がる。IMG_6778

ここでも団員たちの調査にアドバイス。IMG_6780

競合店のどこよりも広いバルク売場。IMG_2750

シーフドーやミートにはそれぞれ対面売場がある。IMG_2752

デアリーや冷凍食品は、
リーチインケースで展開する。IMG_2753

最終コーナーのインストアベーカリー。
バックヤードは工場のような設備だ。IMG_2758

売場の中央を貫く長い長いグロサリーの陳列線。IMG_2757

ディスカウント型の店だから、
現金か即座に引き落とされるデビットカード決済のみ。
インフレが進めば進むほど、
ウォルマートやウィンコは存在感を高めている。IMG_2769

その対極にあるのが、
ホールフーズマーケット。IMG_6803

世界最高峰のオーガニック・スーパーマーケット。IMG_2800

感性の高い斬新な店舗デザイン。
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シーフード部門が独立している稀な企業。IMG_2514

ボアーズヘッドも扱うミート対面売場。IMG_2507

団員の一人が「カッコいい店ですね」と一言。
その通り。
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惣菜はセルフデリと対面デリ。
品揃えも豊富で夕食や朝食を購入した団員もいた。IMG_2791

すべての視察行程を終えた。
暑い暑い一日だった。

夜のブルーバード通りの車も少ないように見えた。
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講義と視察、調査研修。

ボンズのあまりに低調な店。
ラスベガスで「一人負け」。
しかしこの店はかつて言われた適正規模で、
オーソドックスなレイアウトで、
クレンリネスも陳列レベルも低くない。

プロレスのバトルロイヤルで、
一番弱いレスラーがすぐに退場させられる。
それにとても似ている。

ウォルマートとクローガー・スミスは、
巨大さと緻密さを兼ね備える。
ホールフーズ、スプラウツ、ウィンコフーズは、
とんがり★こだわりを追究する。

格差は広がるばかりだ。
(つづきます)

〈結城義晴〉

2026年05月11日(月曜日)

商人舎6月号の発刊とUS研修Basic編の初日は母の日

月刊商人舎6月号、
本日発刊!
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特集は、
「50億円超」スーパーマーケット
何がそれを実現させるのか?

[Cover Message]
日本のスーパーマーケット産業に近年、「年商50億円超店舗」が多数、出現している。それは一つのブームである。
「小商圏高占拠率型」で「ドミナントエリア」を構築せよ。それが古典的なチェーンストア理論の王道とされたが、その「古さ」をあざ笑うかのごとき登場ぶりである。
3月26日、大改装オープンの「ヤオコー新浦安店」は「年商60億円」を公言する。売場面積は749坪で売場販売効率は1坪当たり年間800万円。
一方、業界第一位企業のライフコーポレーションは全320店の中で16店が年商50億円を超える。さらにアークス、万代、ロピア、サミット、関西フードマーケット。50億円超の店舗を有する企業は6社。
従来の店づくりから見ると常識破りの「50億円超スーパーマーケット」の成立与件を明らかにし、その超繁盛店開発の意義を深読みしよう。

目次。
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ケーススタディは2つ。
ヤオコー新浦安店
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こちらには川野澄人社長の独白も掲載。
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ロピア広島パセーラ店
㈱ロピア山陽営業本部の柴田昇取締役本部長が応えてくれた。
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最後に私が整理した。
「50億円超」の成立与件

特別企画は、
PPIH「ロビン・フッド」の正体

「食品強化型ドンキ」はアウトロー・ヒーロー足りうるか?

いい出来栄えの雑誌です。
さっそく5月号の追加注文や単品注文をいただいています。

ご愛読ください。

さて商人舎US研修ベーシック編。

東京羽田空港を発って、
上空から東京を見る。
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10時間でアメリカ大陸に着く。
機内では仕事をしたり、
映画を観たり。

そしてロサンゼルス。
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空港で2時間ちょっとの待ち合わせ。
ラスベガス直行便はない。

国内線ローカル便に乗り換える。

そして再び離陸。
大ロサンゼルス。
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すぐに土の山肌が連続する。
カリフォルニアからネバダへ。
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ラスベガスの新興住宅地。
サバーブ。
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中心街が見えてきた。
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ラスベガスのハリー・リード国際空港は、
部分的にリニューアルして、
斬新なデザインに変わった。IMG_2379

空港ロビーにレジレス店舗がある。
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アマゾンが提供している「Just Walk Out」
ある種のデモンストレーションストアだ。
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トランクを受け取ると、
専用バスに乗ってすぐに講義。IMG_6564

まずは、
イン・アウト・バーガー。
10州に433店舗を展開する。

もうお昼時。
私がイチオシするファストフード。IMG_6565

40人以上が注文をしても、
一糸乱れぬオペレーション。IMG_6567

全員が自分でオーダーする。
3つのメニューから選ぶ。IMG_6568
大満足のハンバーガーでした。

隣りにセブン-イレブン。IMG_6571

米国のセブン-イレブンは、
ガソリンスタンド併設型だ。
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セブン&アイ・ホールディングスの決算で、
海外コンビニが全売上高の82%を占める。

グリルホットドックが人気を博す。
ただしこれはテキサスのクイック・トリップの真似。
模倣でも顧客が喜べば問題はない。IMG_6573

そして一番最初に訪れる小売業はいつも、
ウォルマートスーパーセンター。IMG_6582

どの店も例外なく繁盛している。
しかもこの店は実に管理レベルが高い。IMG_6586

商品はエブリデーロープライスで提供され、
店づくりは魅力満点で、
床のクレンリネスも行き届いている。IMG_6590

オンライン販売のピッキングスタッフが、
顧客が注文した商品を棚から取り出している。IMG_6594

主通路沿いにはアクションアレーの島陳列。IMG_6598

ロールバックのテレビ。
50インチの4Kテレビが158ドル。
178ドルでも超お買い得だが、
そこからさらに20ドル下げている。IMG_6603

ウォルマートのハンガーの売場。
赤と青でカラフルだ。
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左サイドの入り口には、
プロモーションスペースがあって、
母の日セールを展開。IMG_6605

隣りにウォルマートのサムズクラブがある。IMG_6611

コストコの店づくりをそっくり真似ている。
それでも上手に真似るほどに売上げが上がった。IMG_6609

コストコと違うのは「フレッシュマーケット」
シーフードを丁寧に品揃えする。
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さらにメイシーズの小型店。
おもしろい。
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パワーセンターはディスカウント業態が集まる。
そんなショッピングセンターに、
百貨店のメイシーズの小型店が登場。IMG_2432
売れるのか、と疑問に思う。

そして家電チェーンナンバー1のベストバイ。IMG_6614

店舗右手にギークスクワッドの売場。
「オタク・チーム」というネーミングで、
パソコン関連のサービスを展開する。IMG_2434

そのギーク・スクワッドのバンが白黒4台、
駐車場に並んでいた。
このバンで家庭や職場を訪問して、
パソコン設定などのフォローをする。IMG_2438
パソコンのマシンの販売は、
ウォルマートやアマゾンにかなわない。
しかしソフトウェアのフォローは、
ギークスクワッドが担う。

バスに乗って道路を隔てた、
ホームデポ。
世界最大のホームセンター。IMG_6616

広い店内にDIYのエッセンスが、
散りばめられている。
ハードウェアを売るとともに、
コンサルティングセールスで、
ソフトウェアを提供する。IMG_2446

さらに隣の敷地にも、
パワーセンターが ある。
オフプライスストアが並ぶ。

まずマーシャルズ。
TJマックスの一つのバナー。
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百貨店やプレステージストアの、
シーズン売れ残り品をずらりと揃える。
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そんな店に顧客はやって来て、
レジには列ができる。
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サラのオフプライスストア第2位。
ロス・ドレス・フォーレス。
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こちらもブランド品が、
雑多にハンガーにつるされている。
顧客は宝探しのようにして、
自分の好きなブランドを探す。IMG_2456

ダイソーが出店している。IMG_6619
他のダラーストアが1.25ドルで売るならば、
ダイソーは2.25ドルで強気の攻めをする。
品質の格が上で、日本製品もしっかり売り込む。
それが人気を博している。

アローヨマーケットプレイスは、
パワーセンターが2つ重なった、
強力なディスカウントエリアだ。

最後の最後はスミス。
クローガーの傘下で、
このラスベガス地区で一番のシェア26.9%を占める。

この地区のバナー名はスミス、そしてボンズ。IMG_6622

スケルトンの天井の下で、
カラフルに陳列された青果売場。IMG_6620

半年ぶりにクローガー系の店に来て、
驚いたのはSimple Truthブランドが拡充されていること。
ライフスタイルブランドのオーガニック製品だ。
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さらに「プライベートセレクション」の、
クオリティブランドが急増している。

クローガーに大改革が起こっている。

初日の視察を終えて、
夕食懇親会場のロウリーズへ。IMG_2494

プライムリブのローストビーフで有名。IMG_6625

2026年ラスベガス研修会の団長は、
㈱マツモトの杉本厚喜さん。
丁寧な乾杯の発声で懇親会がスタート。IMG_6624
楽しく懇談してワインなどもいただいた。

そして長いながい1日が終わった。

ホテルの部屋に帰ると、
そのままベッドに倒れ込んで眠った。

〈結城義晴〉

2026年05月10日(日曜日)

日経新聞社説「保険業界の不祥事の膿」と商人舎US研修Basic出発

日経新聞社説。
「保険業界は
やまぬ不祥事の膿を出し切れ」

「保険会社の経営は、
契約者や顧客企業の信用があってこそ成り立つ」

小売業界と同じ。
すべての産業に共通することだ。

「にもかかわらず、
その信頼を失墜させかねない
さまざまな不祥事が発覚し続けている」

「経営者は責任を認識し、
法令やルール違反の膿(うみ)を
徹底的に出し切る必要がある」

プルデンシャル生命の不正、
ソニー生命の疑惑、
生保の銀行窓販でのデータ持ち出し、
損保各社の価格調整問題などなど。

業界全体で不祥事が続いている。

何よりも営業成果偏重が、
「歪み」を生み出している。
どの業界にも当てはまる。

しかし目先の営業成果が、
長きにわたる顧客からの信頼に、
つながっていかねばならない。

業界全体のガバナンスの問題もある。

連続的な不祥事は個別企業の事件ではなく、
構造的問題であることが多い。

何よりも顧客起点の経営を貫くことが必要だ。

それを強く感じた。

流通業やチェーンストア産業が、
日経に限らず社説にこのように書かれないよう、
私たち自身が襟を正さねばならない。

営業偏重は歪みを生む。

さて私は朝7時半ごろ、
横浜エアーターミナルに着いた。

いつもリムジンバスを使う。
横浜のベイブリッジ。IMG_E2343

横浜港とみなとみらい。
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今日は初夏の光にあふれている。IMG_2345

30分ほどで東京羽田空港。
第1、第2ターミナルを経由して、
国際線の第3ターミナルへ。IMG_E2346

最近はずっと羽田空港からの出発。
本当に助かる。
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団体窓口にJTBがブースを設けて、
受付をしてくれる。
吉田和司さん。
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ほぼ全員が揃うと、
添乗員の佐藤公彦さんが、
この後の段取りを説明してくれた。IMG_E2332

第14回商人舎US研修ベーシック編。
始まった。

チケットを手にすると、
ミーティングルームに集合。IMG_E2347

会社ごとの簡単な紹介をして、
結城義晴の直前講義。
テキストは事前に配布してある。

このなかにちょっと長い文章が二本入っている。
⑴米国チェーンストア産業を「鳥の目」で見る
⑵ベーシック店舗視察の考え方を知る

飛行機の中で簡単に目を通してもらう。
それが予習になる。IMG_E2348

それからラスベガス市場の競争状態、
米国スーパーマーケットの部門別構成比、
そして容量と重量の単位と売価の知識、
現地に着くとすぐに店舗を訪れる。
その時に最低限必要となる情報を説明する。
IMG_E2349

アメリカに着くと必ず、
最初にウォルマートを訪れる。
だからエブリデーロープライス戦略に関して、
最もシンプルに説明した。
それを知らねば、
ウォルマートを理解することができないからだ。IMG_E2351

私の直前講義のあとは、
カリスマ添乗員の佐藤公彦さんが、
入国手続きの注意点などを、
実に簡潔に説明してくれた。IMG_E2337

JTB神戸支店第1課長の小阪裕介さんが、
わざわざ見送りに来てくれた。IMG_E2339

そして出発直前の全員写真。
元気いっぱいです。IMG_E2352

私はいつものようにラウンジへ。IMG_E2354

サラダとJAL特製カレー。
そして生ビールを一杯。IMG_E2342

今回はアメリカン航空170便。
お世話になります。IMG_E2356
産業全体の顧客志向。
健全な競争。

それを学んできます。

〈結城義晴〉

(ブログの公開に時差が生じます。よろしく)

2026年05月09日(土曜日)

今野敏の文学賞選考の「好き嫌い」とチェーンストアの「無関心」

明日からネバダ州ラスベガス。

商人舎US研修ベーシック編。
In Las Vegas。
IMG_4778-002

2011年に第1回を始めて、
コロナ禍で中断して、
もう14回になる。

参加者は総勢500人を超えた。

商人舎を創設した時に誓った。
商業の現代化と知識商人の養成。

その方法論のひとつが、
US研修ベーシック編でもある。

参加者の仕事に役立ち、
成長を促す。

私自身ももちろん学ぶ。

よろしくお願いします。

日経新聞夕刊「あすへの話題」
作家の今野敏さん。
私は今野作品の読者だ。

「好き嫌い」

「5月6月は、なぜか文学賞の選考会が多い。
いくつかの賞の選考委員をかけ持ちしていると、
この時期読む本がやたらに多くてたいへんだ」

今野さんは1955年、北海道生まれの70歳。

選考委員の資格十分。

芥川賞や直木賞こそとっていないが、
吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞、
山本周五郎賞、日本ミステリー文学大賞など、
軒並み受賞している。
konnno (1)

選考委員は各賞の最終選考に残った候補作を、
それぞれ5冊ほど読む。

飛ばし読みはできない。
選考会ではそれぞれの作品について論評する。
だからメモも作る。

「えらく時間がかかる」

そのうえ、「公平で論理的な選考」をする。

「これがなかなか難しい」

そこで今野さん。
「できるだけ客観的に評価しようとするのだが、
それでも最終的には『好み』が顔を出してくる」

わかる。

「人間が選考委員をやっている限り、
そして自分自身も実作家である限り、
それは避けられない」

私は小説の選考委員はやったことがないが、
論文の審査や論文賞の選考委員は経験がある。

同じだ。

「好み」を選んでしまうことは、
少なくない。

今野さん。
「そして、それを無視するのは、
自分に噓をつくことでもある」

その通り。

「しかし、選考委員たるもの、
好き嫌いで受賞作を選ぶわけにはいかない」

「選考会でその『好き嫌い』について、
ちゃんと説明する必要があるのだ」

「これが難しい」

わかる。

「好き嫌い」の説明は困難を極める。

「豚肉が嫌いなのに理由はないのだ。
にもかかわらず、
それをやらなければならない」

「考えてみれば、普段は、
自分の『好き嫌い』を客観視し、
言語化することなどあまりない」

「つまるところ、文学賞の選考というのは、
自分自身を見直すことに他ならない」

エッセイのオチ。
「……などと言ってないで、
さて、今日も読まねば」

顧客が店や商品を選ぶ。
文学賞の選考ほどではないが、
最後は「好き嫌い」だ。
値段以上に好き嫌いで選ぶ。

つまり店や商品は、
顧客から「好き」だと、
思ってもらわねばならない。

「大好き」が一番いい。
「好き」でもいい。

ここで「嫌い」も「大嫌い」も、
実はそんなに悪くはない。

「好き」に転じてもらう、何かがあるからだ。

つまり特徴があるからだ。

もっともいけないのが、
顧客が何にも感じない。
顧客が無関心である。

「好き」に転じてもらう余地もない。

「好き嫌い」の反対語は「無関心」だ。

小説など「無関心」な作品には、
意味すらない。

日本の総合スーパー業態は、
同質化の危機に至った。

それが衰退の真因だ。

そのなかでドン・キホーテだけは、
ポジショニングを得た。

「好き嫌い」の対象となった。

ほかはダイエーも西友も、
イトーヨーカ堂やイオンですら、
静かに「無関心」の方向に行ってしまった。

アメリカの総合スーパー業態は、
ウォルマートとターゲット。

アメリカ人はどちらかが好きで、
どちらかが嫌いだ。

「無関心」の店や企業は、
例外なく絶滅した。

それがアメリカのチェーンストアの競争だ。

それを学びに行く。
とことん学び取りたいものだ。

〈結城義晴〉

2026年05月08日(金曜日)

今月の[ヘモグロビンA1c]とヤマダの「Critical Mass」の増収減益

天下の東京駅。
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背景に高層ビルが建っているが、
東京駅の赤煉瓦は異彩を放つ。IMG_E2326.jpg2

皇居のほうに歩いてくる。
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振り返ると遠くに元江戸城の皇居の森が見える。IMG_E2324.jpg2

丸の内のビル街を歩く。IMG_E2316

丸の内彫刻ストリート。
三菱地所と彫刻の森芸術文化財団が、
1972年から始めたプロジェクト。
近代彫刻や現代アート作品を、
数年に一度入れ替えながら展示していく。

「巨大な町」
ルイジ・マイノルフィ作。
1987年、ブロンズ、イタリア。
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第5回ヘンリー・ムーア大賞展で優秀賞受賞。
古代イタリアにアイディアを得て制作された。
遠くから眺めると青銅色のふくよかな人の形。
近寄って見ると窓状の空隙が無数にある。
古代の城塞か、中空都市のよう。

「群衆の一人」
マグダレーナ・アバカノヴィッチ作。
1992年/ブロンズ/ポーランド。IMG_E2317.jpg2

麻布の荒い表面をそのままブロンズで鋳造。
個性を剥ぎ取られて群衆の一人となっても、
生き残る人間の姿。
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「象と人(雷)」
八ツ木のぶ作。
1995年/ブロンズ、フッ素塗料/日本。
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樹木がうっそうと茂る「大手町の森」。IMG_E2310

2013年8月完成の大手町タワー。
その敷地の約3分の1の約3600m²。
開発コンセプトは、
「都市を再生しながら自然を再生する」

丸の内から大手町は、
散策するのに最適。

大手町プレイスウェストタワー。IMG_E2308.jpg2

「サンダイアル」
杉本博司作。
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このビルの地下1階。
大手町プレイス内科。
田嶼尚子院長。
東京慈恵会医科大学医学部名誉教授。
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私の主治医。

血液と尿の検査。
厳密に言えば毎月検査して、
前月の結果を先生に解析してもらう。

ヘモグロビンA1cは6.6。
1カ月で0.2ポイント下がった。
73歳ならば「範囲内」の結果。

尿酸値も3.6まで下がった。

田嶼先生もいつものように、
「上々の結果」と言ってくれた。

横浜商人舎オフィスに戻って、
月刊商人舎6月号の企画を煮詰めた。

楽しみにしてください。

さて商人舎流通SuperNews。
決算報告が続々。

ヤマダnews|
’25年商1兆6918億円3.9%増・経常利益200億円58.2%減

㈱ヤマダホールディングス。
私は20年くらい前から、
「ヤマダ電機」の社名から、
いつか「電機」がとれる、と言ってきた。

2020年10月1日に持株会社体制に移行して、
商号から「電機」が消えた。

山田昇さんが会⻑兼CEO。

その2026年3月期本決算。

売上高は1兆6918億円(前期比3.9%増)。
日本小売業で第6位。

営業利益162億円(62.2%減)、
経常利益200億円(58.4%減)、
当期純利益148億円(45.1%減)。

今回の決算の大潮流。
増収減益。

営業利益率は0.9%、経常利益率も1.1%に激減。

中期計画では2030年3月期に、
売上高2.2兆円、経常利益1000億円、
ROE8.5%を掲げている。

「Tecc LIFE SELECT 茨木目垣店」など、
5店舗のLIFE SELECTを開店。
Teccyamada
2026年3月末現在で全国に41店舗となった。

期末店舗数は直営店舗数957店舗、
グループ店舗数総計は8774店舗。
ボランタリーチェーンのコスモス・ベリーズ㈱は、
2月28日現在で2865店だ。

デンキセグメントの売上高は、
1兆3294億円(前年同期比1.3%増)、
営業利益24億9200万円(前年同期比91.7%減)。

「戦略的在庫処分」とポイント施策の強化などで、
減益となったが収益性は向上の気配を見せる。

家電チェーン第2位は、
ビッグカメラ。

2025年8月期の本決算は、
売上高9745億円(前年比5.6%増)で、
1兆円の大台目前。

今年8月期には1兆円を達成する。

営業利益302億7400万円(24.1%増)、
経常利益319億2900万円(19.7%増)、
当期純利益 174億7600万円(25.7%増)。

増収増益。

すべてにおいて過去最高だった。

家電チェーン第3位は、
昨日のこのブログで紹介した。
㈱ノジマ。
売上高9828億円(前年比15.2%増)。
営業利益581億円(20.1%増)、
経常利益623億(21.7%増)。

大幅増収増益。

商売の儲け「営業利益」は、
1位のノジマの581億円、
2位のビッグカメラの303億円、
そしてヤマダの162億円となる。

日本の家電小売業市場規模は、
2026年時点で約7兆円だ。

ヤマダデンキはその19.0%を占める。
クリティカルマスの17%を超える。
ビックカメラの1兆円目前も14.3%。

上位寡占が進む。

ヤマダがクリティカルマスのご利益を、
十分に活かせていないのはなぜか。

鼎占にも時間がかかりそうだ。

それらは商人舎6月号で解明される。

〈結城義晴〉

2026年05月07日(木曜日)

生成AIのリテラシーと「Big Data×『仮説・検証』」

連休明け。

しかしこの7日と8日に休暇をとれば、
2日(土)から10日(日)までの、
9連休にすることはできる。

㈱商人舎は暦通り。

私は午前中、整骨院。
左の腰と股関節を痛めた。
そのせいもあって左膝が痛む。
さらに右肩も調子が悪い。

この3カ月、定期的に通って、
治療してもらった。

左腰も左股関節もずいぶん回復した。
左膝と右肩はそう簡単に治らない。

しかし突然の左腰の痛みが癒えて、
気分は晴れる。

そのあと自由が丘へ。
いつもの花屋。
モンソーフルール。IMG_2276.jpg2

ベンチに座ってくつろいでいる人が多い。
初夏のさわやかさ。IMG_2279.jpg2

今週末は母の日。IMG_2280

花屋にとって母の日は、
絶好のプロモーションテーマだ。IMG_2277.jpg2

紫陽花が店頭を飾る。
IMG_2282.jpg2

自由が丘の駅に接して、
「自由が丘スイーツ Station」のショップがある。

「自由が丘スイーツフォレスト」が、
スイーツショップを厳選して、
期間限定で次々に登場させる。

つまりポップアップショップ。

いまは「ここいなり」
IMG_E2285

いなりずしをスイーツと考えた。
それは良し。
IMG_2284.jpg2

ここいなりは㈱TERMINALが経営する、
赤しゃりの江戸前いなり寿司店。
東京都豊島区高松の本店と大塚店、
さらに名古屋市の金山店の3店。
しかし現在、14店の期間限定ショップを展開する。

つまりポップアップショップのいなり寿司店。

ショッピングセンターや店舗に誘致すれば、
どんどん出店してくれそうだ。

いなり詰め合わせ4個入り、750円。
IMG_E2283.jpg2

買ってしまいました。IMG_E2287.jpg2

横浜の商人舎オフィスに戻って、
おいしくいただきました。
IMG_E2288.jpg2
ありがとう。

さて商人舎流通SuperNews。
決算情報。

ノジマnew|
年商9828億円15.2%増・経常利益21.7%増の増収増益

㈱ノジマの2026年3月期本決算。

売上高9828億円(前年比15.2%増)。
大台の1兆円が視野に入った。

営業利益は581億円(20.1%増)、
経常利益は623億(21.7%増)。
大幅増収増益。
売上高と営業利益は過去最高値。

営業利益率は5.9%、経常利益率6.3%。

3月末時点の店舗数1293店。

2027年3月期は、売上高1兆円(1.7%増)を見込む。
楽しみな会社だ。

アクシアルnews|
年商2955億円4.8%増・経常利益128億円/過去最高益

アクシアルリテイリング㈱の2026年3月期。
売上高2955億円(前年比4.8%増)。
こちらも3000億円の大台直前。

営業利益122億円(1.0%増)、
経常利益128億円(0.7%増)。

売上高、営業利益、経常利益は、
いずれも過去最高となった。

増収減益が多かったスーパーマーケット業態。
よく頑張ったと思う。

営業利益率4.1%、経常利益率4.3%。

スーパーマーケット事業の既存店売上高は4.7%増。
客単価は6.3%増。

原信六日町店をスクラップ&ビルドし、
フレッセイ富塚店、フレッセイ連取店と、
原信美沢店を改装した。

新規店舗の開発が欲しかった。

2026年2月に長野エリアセンターを新設し、
広域出店に向けた体制を強化したから、
新店も登場するだろう。

最後に重要な指摘。
朝日新聞一面の「折々のことば」
第3633回。

知の重心が
「理解」から「予測と利用」へと
相対的に移行している
〈岡野原大輔〉

「生成AIが急速に進化する中、
その内部プロセスを完全に理解できなくても、
実用的に有効な成果が得られるとの理由で、
その『解』を採用する場面が増えている」

わかる。

だから商人舎1月号では、
生成AIの内部プロセスのリテラシーを、
私なりに解説した。

岡野原(おかのはら)さんは、
㈱Preferred Networks代表取締役最高研究責任者。
深層学習技術の実用化の第一人者。

『世界』5月号の論考「ゆさぶられる『知の重心』」から。
91pUZOsbpzL._SL1500_
「ここで人は、
『理解を伴わない有用性を
どこまで受容するのか』という、
倫理的でもある根源的な問いに関わるのだ」

理解していない技術を使うことには、
どこか気持ち悪さを感じる。

だから根本的なことは理解したい。
その努力をしたい。

月刊商人舎2016年10月号特集。
Big Data×「仮説・検証」
2016年10月号商人舎

特集のまえがきで書いたのが、
情報・統計リテラシーと情報責任

ここでドラッカーの二つの視点を紹介した。
「第一に、情報に通暁しなければならない。
そのためには、一人ひとりが
情報リテラシーを習得する必要がある」

「情報リテラシー」の習得とは、
「情報という道具の使い手になる」こと。
「情報を仕事の道具として見る」こと。

ドラッカー。
「そのような見方ができている者はごくわずかである。
そのごくわずかの者は企業人ではない。
軍関係者である」

軍人のように、命をかけて、
真剣に情報を見、使わねばならない。

「第二に、外部で起こっていることを理解するために、
その情報リテラシーを実際に使わなければならない」

岡野原さんは、
このドラッカーと同じことを指摘している。

だから根本的なことは理解したい。
その努力をしたい。

それを使って仕事をしたい。

〈結城義晴〉

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結城義晴・著


コロナは時間を早める

結城義晴・著


流通RE戦略―EC時代の店舗と売場を科学する

鈴木哲男・著

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