第27回ミドルマネジメント研修会。
9月8日(火)~10日(木)に開催された。
会場はニューウェルシティ湯河原。

9社61名が参加してくれた。
2日目と3日目の朝に理解度判定テストを行い、
研修終了後に課題レポートを提出してもらった。

それらを厳正に審査して、
S・A・B・C・Dの成績を付ける。
あくまでも本人に研修の成果を、
自覚してもらうためだ。
そして派遣してくれた会社や経営者、
人事担当者に報告するためでもある。
S級を獲得したのは10名。
このS級には価値がある。
あいうえお順で紹介しよう。
今中俊彦さん
日本流通産業㈱ 住居関連部
住居関連チーム エキスパート

道味高志さん
㈱平和堂 滋賀第一営業部
第二グループ グループマネージャー

平和堂は研修参加者全員がSを獲得した。
万代は5名が獲得。
マツモトも組織学習の会社だ。
そしてニチリウからも優秀者が出た。
みんな、おめでとう。
いつも言うけれど、
これをバネにして飛躍してほしい。
もっともっと勉強してもらいたい。
そして何より仕事で成果を上げたい。
大いに期待しています。
A級の人たちも、もう少しでSだった。
Bの人、Cの人も、
どんなことを理解していなかったか、
自分の苦手なことは何か。
それを知ってほしい。
この研修を「自ら、変わる」ための糧にして、
一人ひとり、仕事の成果を上げてほしい。
ヘンリー・ミンツバーグの言葉は力強い。
「ミドルマネジャーこそが、
組織を変えていく力を持っている」
さて、
メジャーリーグベースボール。
ナ・リーグ優勝決定シリーズ。
ドジャース対ブルワーズ。
ロサンゼルスvsミルウォーキー。
1・2戦をミルウォーキースタジアムで戦って、
ドジャースは2連敗。
しかし山本は3回に2アウトを取って降板。

ゲームは7対4で負けた。
1日挟んで今日は、
ロサンゼルスのユニクロ・フィールド。
先頭打者に初球をホームランされた。
しかしスネルの球は走っていた。
フォーシームは速かった。
変化球は鋭く曲がった。
大谷翔平は6番DHで先発出場。
2打数1安打2四死球と実績は上向きだった。
最後の打席では打球速度182キロを超えた。
しかしチームは2対6で敗戦。
ナ・リーグ優勝決定シリーズ3連敗を喫した。
今年はどうもチームがチグハグだ。
さて商人舎流通SuperNews。
ワールドnews|
TSIと経営統合、アパレル業界3位に/来年3月に新会社
アパレル企業の大型経営統合。
㈱ワールドと㈱TSIホールディングス。
経営統合契約を締結し、株式移転計画を共同作成。
2027年3月1日に共同持株会社が発足する。
「Infinity」は「無限」という意味。
新会社の社長には、
ワールドの鈴木信輝社長が就任予定。

会長はTSIHDの下地毅社長。
2026年2月期の売上高は、
ワールドが2840億円、
TSIHDが1671億円。
単純合算で4511億円。
営業利益はワールド160億円、TSIHD43億円。
合わせると203億円。
営業利益率4.5%。
アパレル業界という枠で見ると、
1位がファーストリテイリング、
年商3兆9634億円。
2位がしまむら、7000億円。
それに次ぐ3位となる。
現在の3位はアンドエスティ(旧アダストリア)の3044億円。
しかしファーストリテイリングもしまむらも、
衣料品小売業の出身である。
それが製造小売業となって飛躍した。
一方、ワールドもTSIHDも、
アパレルメーカーである。
それが自ら小売りも始めた。
両者は今、似通ったことをやっている。
しかし本質は全く違う。
別の業態と考えたほうがいい。
したがって、新しいインフィニティは、
アパレルメーカーとしてトップ企業となる。
ワールドは伝説の企業だ。
神戸市に小規模のニット問屋があった。
光商会。
1959年、その専務の木口衛と新入社員の畑崎廣敏が、
会社を辞めて独立、ワールドを創業。
畑崎が欧州でトータルコーディネートを発見して、
そのブランドを開発し始めた。
1990年代から百貨店を中心に、
「アンタイトル」などのブランドを展開。
現在、「インディヴィ」や「タケオキクチ」など、
67のブランドをもつ。
一方、TSIHDは2011年、
東京スタイルとサンエー・インターナショナルが合併。
東京スタイルは1949年、東京縫製㈱として創立。
1950年に㈱東京スタイルとなって、
アパレルメーカーを目指した。
一方、大阪・船場では、
1949年に三宅敏彦が生地の卸売業として始業。
1981年に20代女性向けブランドをつくって、
レディスアパレルに進出。
そのブランドは「Pinky&Dianne」。
1987年、㈱サンエー・インターナショナルに商号変更。
「ナノ・ユニバース」を中心に、
「パーリーゲイツ」や「マーガレット・ハウエル」など、
約60のブランドを有する。
ワールドももちろんだが、
東京スタイルもサンエー・インターナショナルも、
多数のブランドを携えて、
百貨店や高級ショッピングセンター出店で大きくなった。
しかしマーケティングの観点で見れば、
オーバーポジショニングだ。
つまりターゲティングの対象が狭すぎる。
そのうえ日本の人口は減り続けている。
だから適正利益に届く適度なマスにならない。
国外に出るしかない。
ファーストリテイリングやしまむらは、
絶対にオーバーポジショニングにならない。
利益が爆発する的確なポジショニングを展開する。
オーバーポジショニングのブランドを多数展開して、
それを継続しようとすれば、
経営統合して利益を担保するしかない。
その意味で2011年のTSIHDの合併も、
今回のワールドとの統合も、
自然な成り行きだと思う。
その背景に百貨店の凋落があった。
ワールドの発言。
「国内市場はオーバーストア・ブランド過多、
それが10年以上続き、
店舗・EC・物流・システムなどの重複が
産業コストを押し上げている」
自らのオーバーポジショニングに気づいていない。
いや、これが我々のマーケティングだと、
信じ切っている。
万一、それを止めようと考えても、
すでにユニクロとGU、しまむらがいる。
アパレルの論理的隘路に陥っている。
TSIHDの下地社長。
「両社の強みを掛け合わせ、
価値創造力と競争力を備えた企業グループとなり、
日本のファッション産業を再び
魅力ある産業に変革する」

両社は2027年2月25日に上場廃止し、
共同持株会社は3月1日に、
東証プライムへ新規上場する予定だ。
〈結城義晴〉


















































































