結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2012年04月16日(月曜日)

「商人の品格」と続「たった一人の朝礼」・ニチイの「夕べのあいさつ」

Everybody! Good Monday!
[2012vol16]

2012年第16週、
4月第3週がはじまります。

東京・横浜では、
桜の季節が終わってしまったのに、
東北はこれから。

横浜市中区の横浜公園。
昨日の日曜日、
「チューリップ祭り」 が開幕した。
69種類16万本のチューリップ。
「あか、しろ、きいろ♪
どの花見ても、きれいだな♪」

一方、日経新聞社会面では、
「桜の季節、被災地心待ち」 の見出し記事。

「東日本大震災の被災の後、
2度目の春を迎えた東北で、
間もなく始まる桜の本格シーズンを
人々が待ち望んでいる」

宮城県名取市の「なとり復興桜」のニュース。

桜前線弓なりに接近す
<塩尻・神戸千寛 日経俳壇より>

日本列島の桜前線。
これ自体を世界遺産に登録したいほどだ。

待つことの楽しみもまた花の頃
<鎌倉市・緒方初美 朝日俳壇より>

いま、東北の人々の気分は、この句のごとし。

今日よりも若き日はなし亀の鳴く
<熊本市・内藤悦子 同じく朝日俳壇より>

「あたりまえのことを言って、なるほどと納得する」
選者の稲畑汀子さんの評。
同感。

さて、二十四節気では、
今週金曜日の20日が「穀雨」

「穀物の成長を助ける雨のこと」を穀雨という。
「田畑の準備が整い、
それに合わせて春の雨の降るころ」
ウィキペディアにはこうある。

だからこの時期、
ゴルフもテニスも、野球もサッカーも、
雨にたたられたからといって、
恨んではいけない。

「穀雨」なのだから。

「穀雨」だとおもえば、
これもまたよし、
という気分になる春の雨。

その穀雨の今週は、もう、
人々の関心が移っている。
2週間後のゴールデンウィークへと。

4月28日からの3連休、
5月3日からの4連休。
中の2日間を休暇にすればなんと9連休。

商売上は、この時期に、
何かやりたい。

商品政策や販促企画は、
もうとうに決まっているだろうから、
それで精いっぱいという店もあろう。

しかし余裕を見つけて、
「元気な挨拶、地域一番」といったキャンペーン。
私ならやりたい。

「お店ピカピカ、クレンリネス」
こんなのもいい。

大型連休がやってくる⇒お客さんの期待感が広がる。
だから何か、アピールしたい。

この面ではむしろ、
直接、売上げにつながらないことの方が、
よろしい。

日経新聞一面コラム『春秋』。
被災地の宮城県気仙沼市の鹿折地区を描写。
後半は小売流通業に話題。

「ある仮設住宅団地では
小さなプレハブのコンビニエンスストアに客が絶えない。
家のすぐ隣にあり、一通りの食料や雑貨がそろうからだ」
まさにコンビニエンスストアのコンセプトが、
仮設住宅団地にはぴったり。

「この震災では低地に古くから発展した中心商店街が打撃を受けた。
その穴を埋めるように力のあるコンビニやショッピングモールが
いち早く動き、人々に生活必需品を届けた」
小売業の再生エネルギーと使命感。

「流通大手が相次ぎ好決算を発表した。
その一部は、失った家具や生活道具をそろえたり、
なじみの店が消え買う場所を変えたりした分だ」
これを「復興特需」という。

「前年比という、数字の上での『個人消費の好調』。
その陰で失われたものを思う」

最後のフレーズ「失われたものを思う」が、
とりわけ大事。

私は「商人の品格」と表現した。

ここに思いが至らなければ、
商売をやってゆく資格がない。
資質がない。

昨日の日曜日の早朝、5時47分44秒に、
「T.M.」さんから、このブログに投稿あり。
〈たった一人の朝礼の続編〉

「結城先生 ありがとうございます。

小生が一人でニチイの朝礼をしていること、
早速西端春枝奥様にお伝えくださったのですね。
結城先生経由で奥様直筆のお手紙を受け取りました。

退社したとは言え、ニチイ入社後三十余年にして、
創業社長の奥様とお話ができましたこと、
心が通じ合いましたこと、
唯々感謝申し上げるのみです。
こんなに嬉しいことはありません。

春枝奥様のお手紙には
未だにニチイの朝礼を続けていることへの
喜びと感謝のお気持ちが切々と綴られていました、
『ありがと』と。

でも、お礼を申し上げなければならないのは
寧ろ私の方なのです。

自己の成績(売上)を上げることに血眼になって
損得ばかりを意識して売場に立っていた私は、
商人のあり方、商人の生きるべき道、
商人の心をニチイの朝礼に教わったのです。
朝礼を通じ、西端社長や春枝奥様を通じ、
倉本先生、喜多村先生らの導きを受けることができたのです。

更に申せば、春枝奥様と小生とを結び付けてくださったのは結城先生。
結城先生が春枝奥様にお伝えくださったから
奥様と小生の距離が近づいたのです。
結城先生にも商人舎スタッフの方にも
心から、心から感謝しています。

来月、かってのニチイの前身、
ハトヤの従業員だったみなさんが集まることになっていて、
そのときに小生の投稿文を紹介してくださるとのことです。
そして、集まった人たちで朝礼をするそうです。
私も飛んで行きたい。
飛んで行って、一人ではなく皆で朝礼をしたい。

『人の心の美しさを商いの道に活かし、
ただ一筋にお客様の生活を守り、
お客様の生活を豊かにすることを
私たちの誇りと喜びとして
日々の生活に精進いたします』

とは何とわかりやすい宣誓文でしょうか、
とてもシンプルですけれど。

まさに『店は客のためにある』そのものであると思うのです。
(中略)

この二日間は生涯忘れえぬ日となりました。
すべてのご縁に感謝します。
最後に、ニチイの終礼“夕べのあいさつ”を
記しておきたいと思います。

≪夕べのあいさつ≫
『お客様 おやすみなさいませ』
『お取引先の皆様 おやすみなさいませ』
『お父様 お母様 おやすみなさいませ』
『みなさま おつかれさまでした』

ニチイの朝礼、そして夕べのあいさつ。
商人の品格を養うものだった。

すごい会社だったし、
いまでも、すごい会社だと思う。

5月の最終週、29日、30、31日。
2泊3日で「商人舎ミドルマネジメント研修会」を開催する。
その時にも、この「ニチイの朝礼」の話をしよう。
知識商人の品格を論じよう。

私自身も顧みて、
「品格ある知識商人」を目指せ、と。

では皆さん、今週も。
Good Monday!

<結城義晴>

[追伸]
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知識商人の輪を広げよう。
キャンペーンは今週も続きます。

今週はキャンペーンを強化して、
私の方から、どんどんアプローチするつもりです。

私の場合、
ゴールデンウィーク前の、
何かやろうキャンペーンです。

よろしく。

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