結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2008年11月26日(水曜日)

オバマ政権の3S政策「Speedy Substantial Several Years スピーディに、本質的・実質的に、数年の間に」に学べ

木
横浜・商人舎オフィスの私のデスクから見える木々も、
色づいて、美しい。

バラク・オバマ氏は、来年1月20日に就任式を行って、
第44代アメリカ合衆国大統領に就任する。

そのオバマ政権の経済チームの名簿が公表され、
スローガンが発表された。

顔ぶれは、クリントン大統領時代のルービン財務長官の系譜。
若い。
財務長官のガイトナー氏47歳、
国家経済会議委員長のサマーズ氏53歳。

スローガンの「3S」は、現在の状況を反映している。

Speedy
Substantial
Several Years
スピーディに、本質的・実質的に、数年の間に。

これまでのスローガンを「3T」と批判。
Timely
Targeted
Temporary
タイムリーに、的を絞って、一時的に。

とても対照的で、的確な時代把握。

現在は、2010年を節目にした数年間の中期的な視野に基づいて、
全体最適を求めつつ本質的、実質的に、
一つひとつの施策は迅速に展開されなければならない。

それがよく出ている。

これまでのブッシュ政権の、
やや場当たり的な政策を思い浮かべてほしい。

そして、アメリカは「強いドル」政策をとる。
これも、世界経済にとっては歓迎すべきことだろう。

いかに、実行するか。

ここにかかっているが、
これらはすべて、現在の日本の企業経営に当てはまる。

3S政策。
Speedy
Substantial
Several Years
スピーディに、本質的・実質的に、数年の間に。

覚えておいてほしい。

さて、10月の日本チェーンストア協会の数値が出た
全体では前年対比、1.6%のマイナス。
衣料品が10.8%減。
住関連品が、3.7%減、
食品は健闘して、1.1%増。
サービスが4.6%増。

日本フードサービス協会の外食売上高は、
前年対比で0.6%減。

12月もこの傾向は続き、もっと顕著になる。
食品コモディティをしっかり売ること。
これに尽きる。

しかも、10月の企業向けサービス価格指数は、
前年同月比で1.4%ダウン。

コモディティの重要性が、ここでも明確になった。

さて、昨日は、商人舎オフィスを、
3人の方々が訪れてくれた。

(株)万代執行役・磯田雅人さん。
今津(株)社長の今津龍三さん、
(株)エグゼの前田仁さん。
万代から
12月に万代のお取引先の会合「ドライデイリー会」で講演する。
その打ち合わせ。
来年のスケジュールなども、打ち合わせ。

万代の加藤徹社長は、熱心な商人舎ファミリー。
ありがたいことです。

しかも、業績は、すこぶるいい。
それもうれしいこと。

ダイエーの故中内功さんのこと、
イオンの岡田元也さんのこと、
ユニクロ柳井正さんのこと。
さまざまな人物の生き方の話が出た。

流通業界の最新の展開なども話題に上った。

加藤社長の「Retail is Detail」ぶりも報告された。
楽しいひと時。

いま、本物の商人であることが、
ほんとうに望まれている。

午後いっぱい、商人舎ホームページのリニューアルの打ち合わせ。
今年中には、なんとか、全面改装ができそうです。

お待たせいたしました。

昨年9月9日に、まだ会社が出来上がっていない時に、
手づくりでリニューアル・スタートして以来の、大改装。

これで2009年、皆さんに、有益な情報を提供します。

イメージは、明確。
昨年から。

それがなかなか実現できない。

ここは、私たちも3S政策。

Speedy
Substantial
Several Years
スピーディに、本質的・実質的に、数年の間。

夜は、東京のカレッタ汐留。
カスタマー・コミュニケーションズ(株)の歓送迎会に出席。
カレッタ
若々しくて、オープンで、可能性のある集団。
皆さん、よろしく。

<結城義晴>

2008年11月25日(火曜日)

アジア太平洋経済協力会議APEC「リマ宣言」にみる時間の節目と空間の開放

アジア太平洋経済協力会議が閉幕。
通称APEC。

首脳宣言が発せられた。
これは「リマ宣言」とも呼ばれることになるだろう。

バブル崩壊以来の貨幣経済危機への対応が、
主たるテーマで、その内容は、
「ボゴール宣言」を目標とし、
それを2010年までに達成する、というもの。

ボゴール宣言は、
1994年11月15日にAPEC首脳宣言として、
インドネシアのボゴールで発せられたもの。

先進国が2010年までに、
アジア太平洋域内での貿易と投資を自由化させるというもの。

2010年は、私たちの国だけでなく、
アジアと太平洋を囲む国々の目標の年度になった。
それが、さらに明らかになった。

だから私は思う。

私たち自身が、一人ひとりが、
アジア人、環太平洋人であることを、
自覚したい。

すなわち国際人であることを認識しながら、
地域で暮らすこと。

実は、私たちのお客様は、
自然にその感覚を身につけている。

2010年という時間の節目。
アジア・環太平洋という空間の枠組み。

私たちは、そんなことを意識しながら、
サンダウンルールのもと、
地域の中の仕事にまい進する。

Think Global! Act Local!

これは、決して外務省や商社、大手企業だけの合言葉ではない。
私たち、商人の志なのだと思う。

APEC首脳宣言は、
私に、そんなことを考えさせた。

<結城義晴>

 

2008年11月24日(月曜日)

誰が一番、ワクワクしながら仕事するか?それで結果は決まる。

Everybody! Good Monday!

勤労感謝の日の振り替え休日。

国民大衆が祭日で休暇の日。
みんなが休んでいるときに働く。
そんな働く人々に、感謝。

病院、警察、交通機関、
マスコミの新聞・テレビ・ラジオ。

そして商人。

病院、警察、交通機関、新聞は、
休祭日には、ちょっと機能弱化させるが、
商人は盛大に機能強化。

だから商人こそ最も感謝されるはずだ。

お客様から感謝される店。
お客様から感謝される商人。
それを証明するために今日の日がある。

さて、「すかいらーく」のバナーが全店廃止される。
1992年には700店あった。
それがピーク。

ガストやジョナサンに変わる。
同じハンバーグが100円も高い。

フォーマットはほぼ同じ。
「ポジショニング」の優位性・差異性が欠如していた

コーネル大学では、こう、総括する。

イノベーションが欠落していた。
フォーマットのライフサイクルが終わった。

私は、こう、評論する。

そのことに気づくのに、
こんなに時間をかけてしまった。
それは経営者の責任である。

しかし、知識として、知っていたら、
もっと早く気づいたに違いない。

知識が足りないと、
時間を失う。

何にも代えがたい貴重な時間を。

それがトップマネジメントの責任。

そういえば、ウォルマートのCEOリー・スコットが、
来年2月1日から、会長になる。
後任は、マイク・デューク。
スコットが59歳で、デュークが58歳。
デュークは、スコットの右腕。

イノベーションが進むだろう人事とはいえない。

いよいよウォルマートに、
ライフサイクルの下り坂がやってきたのかもしれない。

「誰がウォルマートを殺すのか」
私は『食品商業』で連載していた。
その続編、早く書かねばならないようだ。

今週で11月が終了し、
来週から12月。

休祭日も働く商人の最大の活躍の月。

楽しいことばかり。
やりがいのあることばかり。

日経生活モニター調査の、「今年のボーナスの使い道」。
第1位、貯蓄が41%。
第2位、生活費補てん24%。
第3位が、旅行・レジャーで10%。
第4位が、住宅ローン返済10%。
そして第5位、耐久消費財などの購入9%。

食品や雑貨、軽衣料といったコモディティの購買は、固い。

コモディティ・ニーズは、堅調。

すかいらーくのガスト、ジョナサンへの転換も頷けよう。

そして今週は、12月への助走期。

最初の3週間。
ウィークデーは、
「節約、倹約。もったいない」
ウィークエンドは、
「失敗を恐れない」

20日から飛び石のロングバケーション。
劇激変のシナリオ。

「失敗を恐れない」
しかし耐久消費財ではなく、
生活費補てんがボーナスの使い道の筆頭。

それを忘れずに。

ストーリーはシンプル。
みんなが、同じストーリーで仕事する。
特別に変った物語はない。

いざ、12月への助走。
ワクワクしながら。

誰が一番、ワクワクしながら仕事するか。
それによって、結果は大きく変わる。

Everybody! Good Monday!

<結城義晴>

 

 

2008年11月23日(日曜日)

ジジの反省[日曜版]

今日は、勤労感謝の日。
おめでとうございます。

今日は、ボクのちいさな反省。
きいてください。

キッチンのカベのコーナー。
壁3

ゲンカンのカベのコーナー。
kabe2

これもゲンカンのところ。
壁1

だから、ちょっと、反省。

ユウキヨシハルのお父さん、
ツメミガキをだしてきた。
壁4

これで、ガリガリ。
爪磨き1
ガリガリは、
前足でやります。

ニンゲンならば、
手というのでしょうが。

上のほうでも、ガリガリ。
tumemigaki2
前足のツメがのびてくると、
ガリガリやらねば、
ガマンができません。

ニンゲンはときどき、
ツメ、きってますが。

ボクは、ツメミガキで、
ガリガリ。
ガリガリ。

ちょっと、おやすみ。

床において、ガリガリ。
一所懸命、ガリガリ。
kyuukei
ツメをかんでるニンゲンもみかけますね。
お父さんも、ときどき。

めんどくさいんでしょうか。
タンキなんでしょうか。

ボクのツメキリは、
ツメミガキ。

でも、めんどくさいから、
カベでガリガリ。

それで、おうちのカベ紙が、
あんなになった。

両手でガリガリ。
まだまだ、ガリガリ.

ああ、すっきり。

これからは、
できるだけ、
ツメミガキで、
ガリガリやります。

でも、ツメをかんでるニンゲンが、
いるくらいですから、
カベでガリガリの猫がいても、
いいですよね。

反省もしますが、
すっきりした気分でくらすのが、
いちばん。

お父さんのマネしながら、
くらします。

お父さんのマネ、
すきなんです。
ボク。

<『ジジの気分』(未刊)より>

2008年11月22日(土曜日)

ハローデイの「人と店」に感謝と感動を見た!

皆さん、「お元気様です」。

「お元気様」という言葉。
ハローデイの合言葉。

「お疲れ様」と「お元気様」。
比べてみると良い。
「お元気様」と発すると、ずいぶん前向きになる。

ハローデイは若い会社。
「お元気様」があふれている。

昨日は、ハローデイの人と店から、
たくさんの「お元気」を貰った。
ありがたい。
お出迎え

昨11月21日金曜日、
商人舎の第一回国内店舗視察研修会開催。

私の生まれ故郷・福岡。
その福岡のスーパーマーケット「ハローデイ」。
年商530億円、33店舗。
福岡県で、現在、圧倒的なパワーを発揮する。
そのパワーの中身は何か。
その店づくり、売り場づくりのベースとなっているものは何か。
それを明らかにする研修会。
マーク
まず、3店舗を視察。
グループ企業のボンラパス花畑店。
HANAHATA

ハローデイ門司港店。
門司港

ハローデイ足原店。
足原

店舗視察しつつ、バスの中で約3時間の講義。
第1号車は私。
結城
第2号車はハローデイ取締役スーパーバイザー部統括部長の仲村浩一さん。仲村さんはボンラパスの常務取締役も務める。
その詳細な解説は大好評。
NAKAMURA
途中で交代。
ハローデイのビデオも、3本ずつ見ていただく。

夕方、ホテルで3時間の講義、講演。
講義
ハローデイ社長の加治敬通さん。
加治さん
最後に二人で質疑応答。「グッド・クェッション」がたくさん出た。

加治さんは真剣勝負で答えてくれ、私は全力で講義した。
質疑応答

素晴らしい内容だった。
「これまでに経験したことのない」研修会となった。
お店の人たちも、
講義・講演者も、
受講者も、
一体となった。

それは、日本のスーパーマーケットの進む方向の確かなひとつを、
ハローデイとこの研修会が示してくれたからに他ならない。

会社は、試練を潜り抜けねばならない
経営者も、ビジネスマンも、
人間ならば、試練を経験し、
それを乗り越えねばならない。

それがないと、立派に社会貢献できる存在とはなり得ない。

研修会が終わってから、
加治さんと二人、そんな事を話した。

ハローデイと加治敬通は、
大きな試練の中から今日を築いてきた。
加治さんは、まだまだ「道半ば」だと考えているのだろうが、
確かに試練が加治敬通の「感謝」をつくり、
「感動」をもたらした。

加治さんは、「自分は何のために生きるか」と自問した。
「感動するために生きる」
そう、答えを出した。

感謝し、感動することを、生きがいとする。
それは、大きな試練から始まったのだと、
私は、思う。

こう考えると、
人間は、会社は、
試練を求めなくてはいけない。

二つの道が、
自分の前に分かれているとする。
平坦な道と棘の道。
その時、あなたは、
どちらを選ぶか。

迷わず、棘の道を選ぶべきだ。

今、不況の真っただ中。
棘の道が続いている。

これは、試練の道だ。

ありがたい。

わざわざ試練を探さなくとも、
試練の方からやって来てくれた。

それが、自分を成長させる。

ありがたい。

そう思ってほしい。

ハローデイの研修会から、
私は、こんなことを学んだ。

ありがたい。

<結城義晴>

[ハローデイ・スタディは、来週、連続でお届けする予定]

2008年11月21日(金曜日)

東京でコンピュータ・リテラシー研究会、そして福岡・博多座で打ち合わせに移動、お待ちします!感動の研修です。

米国株式市場平均株価7555ドルへ急落。
自動車大手3社を「ビッグスリー」と呼ぶが、
GM、フォード、クライスラー、
3社ともに公的資金による救済を求めている。

それにオバマ民主党政府が、いい返事をしていない。
だから株価が下がった。

アメリカ経済も、まだまだ。
だから日本も、まだまだ潜水泳法が続く。

第2次オイルショック後の36カ月間、
バブル崩壊後の32カ月間、
それに匹敵する長い景気後退になりそうだ。

だから2010年が明け、
2011年を迎えるまでは、
無呼吸状態を覚悟する方が良い。

そしてその間に、
地味だが重要なインフラを構築するような仕事をする。
従業員の結束を固める。
そんな目標を立てる。

さて、コンビニの好調は、
こちらはまだまだ続いている。
日本フランチャイズチェーン協会発表の、
10月のコンビニ既存店ベース売上高は、
前年同月比8.1%増。

6カ月連続前年対比でプラス。
たばこ自動販売機のタスポ導入効果。
たばこを買うついでに弁当などを購入する顧客が増加。

ローソンが9.4%増、
ファミリーマートが8.2%増、
セブン-イレブン・ジャパンが8.1%増。

愛煙家は激減しているといわれる。
しかしその少なくなっている愛煙家に、
絶大な支持を受けると業績は伸びる。

今のコンビニがそれだ。

ターゲットを明確にして、
そのターゲット顧客から、
絶大なる支持を受けることができれば、
こうなる。

まことに教訓的なことだ。

さて昨日は、東京・芝の機械振興会館で、
商業経営問題研究会(RMLC)と
商人舎コンピュータ・リテラシー研究会の
合同例会。

商業経営問題研究会の前身は杉山ゼミといった。
そう、昨日お会いした杉山昭次郎先生座長のゼミ。

(株)プラネットの玉生弘昌社長が3度目の連続ゲスト。
當仲寛哲さんが世話人。

私は座長なれども、福岡出張が決まっていて、
最初だけ顔を出して、ご挨拶してから羽田へ。

しかし玉生さんの話が面白くて、
本当にぎりぎりまでねばって会にいた。

その後、慌てて羽田へ。
そして福岡へ。

今回は、商人舎総出で、ハローデイ視察研修会の前日準備。
お陰様で、バス2台になった。

19時に福岡空港に到着したら、すぐに博多座で打ち合わせ。
hakataza
ハローデイ仲村浩一取締役スーパーバイザー部統括部長、
山口雅夫ブロック長。
ハローデイ博多座
時間はあっという間に過ぎる。
ハローデイの真髄を語り合ううちに、
4時間も経過。

感動の研修会。
いよいよ始まる。

乞う、ご期待。

皆さん、集合は、9時半。
福岡空港第3ターミナルです。

お待ちします。

最後に、忘れずに、
林廣美の金曜日のこの一品。
家庭の食卓リズムあり。
一週目は節約です。
二週目はぐっと我慢で、
三週目はちょっと余裕。
四週目はご馳走でふんぱつ。
メニューもリズムに合わせてこの一品。

11月第三週目の21日金曜日。
店で作ったお肉たっぷり肉ジャガ
 
小間切れ肉でお肉たっぷり。
メインディッシュに仕上げて看板娘。
柚子の香りも秋の味。
310グラム、398円。

不況になると、値ごろ・低価格のタンパク源がよく売れる。
小間切れ、切り落とし、挽肉。
その小間切れ肉をたっぷり使って、
メインディッシュの肉ジャガをつくる。
398円で販売。

今週末はちょっと余裕だが、
でも「節約、倹約。もったいない」の基調。

さあ、週末にむかって、頑張れ。

<結城義晴>

2008年11月20日(木曜日)

杉山昭次郎先生と「商業の現代化」論議「思想を変えるのが一番難しい」

2カ月に一回くらい、埼玉県の飯能を訪れる。
この地で隠遁生活を送る杉山昭次郎先生を訪ねて。

私の問題意識など、ぶつける。
すると、杉山先生から反応が返ってくる。

それが極めて有益。

私の父母より、一つ年下。
だから現在、81歳。
杉山2
それでも元気で、
週6日はフナ釣り。

フナに始まりフナに終わる。
例の究極のヘラブナ釣りである。

釣っては釣っては、放流する。

川辺に糸を垂れ、フナと会話し、
釣りあげたら逃がす。

また糸を垂れる。

それを7日のうち6日。

あとの1日はゴルフ。

こちらには、仲間がいる。

皆、90歳近いご老人。
だから杉山昭次郎が一番若い。
若者扱いされる。

私が訪れると、必ず「たぬき」という焼鳥屋に行く。

そこで、飲みながら話す。
4時間くらい、すぐに経過する。

さて、今回は、コーネル大学RMPジャパンのご報告。
杉山先生、大変に喜んでくださった。

「流通業界は、上から下に、
何かを教えるという姿勢が強すぎる。
下も、上から教わることを待っている。
その上で、真似ばかり。
それが一番よくない」

「自分で考え、自分で創り出す若い人が、
出てこなければいけない」

私は、「商業の現代化」のヒントを杉山先生から頂いた。

「倉本長治にできなかったことを、
結城義晴がやらねばならない」

杉山先生は、こう言いつづけて、
私を、脅し、励ました。
叱咤激励である。

「倉本が商業の近代化に尽くしたのなら、
結城はその現代化である」

こうなった。

それが商人舎開設の動機ともなった。

今、現代化のために何をするか。
コーネル大学RMPジャパンがその一つ。

上から教えるだけでなく、
相互に影響しあいながら、
考え、新しいものを創り出す。

私は、コーネルをそう持っていきたい。

そして、杉山先生は言う。
「思想を変えるのが一番難しい」

思想を変えるには、
まず行動を変えねばならない。

Beheiviorを変えること。

その上で、
行動の変化が実績に結び付かねばならない。
杉山先生はそれを強調する。

アクションを変える。
それが数値となって表れる。
それを繰り返す。
すると思想が変わってくる。

これが「現代化」をもたらす。
杉山1

杉山先生には、
コーネルのフォーマット論を紹介した。
フォーマットとポジショニングが、
バナーをつくる。

この理論。

いたく感心して、
研究してみる、とのこと。

「ポジショニングを、何か、いい日本語にしなければ…」
先生のご提案。

私の研究対象も、いま、この方向に向かいつつある。

「ジャーマン先生に会ってみたいな」
杉山先生、別れ際に、こう漏らした。

隠遁生活をしているが、
まだまだ好奇心に衰えは見られない。

私には、それがうれしかった。

「明日は、朝5時起きで、フナだ」
杉山先生、そう言って、手を振った。

<結城義晴>

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