結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2008年07月28日(月曜日)

2008年7月最終週、今週のテレビ観戦ウィークが8月スポーツ観戦月間につながる!

Ladies and Gentlemen! Good Monday!

2008年7月最終週となりました。
今年に入ってから、7カ月。
1月末決算のウォルマートのような会社ならば、上期の終了。
2月末決算の企業は、第2四半期の最後の月を迎える助走期。

40日間の夏休みという観点から見ると、
4分の1が終わるとき。

そして私にとっては、
この結城義晴のBlog[毎日更新宣言]の毎日更新を始めてから、
記念すべき1年を迎える最後のとき。

「行動する結城義晴」を支え続けてくれたこのブログに感謝しつつ、
充実の7月最終週を過ごしたいと思います。

さて、今週火曜日には、
6月の様々な統計が政府から発表されます。

その中で、
二つの調査には注目しておいてよいでしょう。
6月商業販売統計速報と6月家計調査。

そして31日木曜日と8月1日金曜日。
プロ野球オールスターゲーム。
野球ファンには見逃せない。

ゴルフファンには、
全英女子オープンと
全米シニアオープン選手権。

タイガー・ウッズが膝の故障でしばらく出場しない男子ゴルフより、
いまや日本人のゴルフファンにとって、
女子とシニアの方が馴染みが深い。

だから今週後半は、テレビ観戦ウィークとなります。

その上、今、全国都道府県ごとに、
高校野球県代表が決定しています。
今年は90回記念大会で、参加校数も増えています。
これもいつになく盛り上がっています。

そういったものが8月の北京オリンピックと、
恒例の甲子園の全国高等学校公式野球選手権に、
つながってゆくことは、
間違いありません。

8月は、実は、
スポーツ応援・テレビ観戦月間となるのです。

ガソリンは上がっている。
モノは値上げされて、高いと感じている。
でも時間はある。
夏休み気分だから。

そこで家庭での消費が最大となる。

フードサービス業の皆さんは、
それでもこの店は楽しい、
それでもこの店はおいしい、
それでもこの店は値ごろだ、
そう思っていただくための7月最終週。

アミューズメント・サービスの皆さんも同じ。
コンサルタントの宮本正暉さんが、
PCSAの理事会で言っていました。
「4円パチンコは4倍面白い。
しかし1円パチンコは4倍楽しい」

大切なのは、
面白いことよりも、楽しいこと。

さて、そんな8月を控えたこの1カ月。
皆さんの職場のチームワークは、
どのくらい上がったでしょうか。

8月に最も大切なのは、
「チームワーク」です。

だから6月30日のこのブログで言いました。
7月は、8月のために「チームワーク」を高めよう、と。

「集団ではあっても、
チームになっていない」

楽天球団監督の野村克也さんの言葉。

私は、何度も言います。
「まだ、遅くはない」

特にチームワークをつくるには。

会社は大きなチーム。
店は中くらいのチーム。
店の中の部門は、小さなチーム。

大きなチームも中くらいのチームも、
最も小さなチームの、
チームワークに支えられている。

まだ、遅くはない。
今週が8月への助走のための
最後のチームワーク確認の週。

Ladies and Gentlemen! Good Monday!

<結城義晴>

 

2008年07月27日(日曜日)

ジジの暑中見舞い[日曜版]

暑中、お見舞い申し上げます
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暑さ、真っ盛りです。
みなさま、おかわりありませんか。

ボクは、ごらんのように、
体中の毛をイノベーションしました。
すっきりして、すこぶる元気です。

ユウキヨシハルさんも、
仕事がひと段落して、
落ち着いてきたようです。

いま、単行本の原稿執筆に、
とりかかり始めました。
この夏は、勉強とこのブログと本づくりに、
集中すると言っています。

おかげさまで、
ボクたちは、
幸せです。

みなさんにも、
この小さな幸せを、
おすそわけしたいと思います。

それは、
シンプルライフのおススメです。

ボクは、変えません。
変える必要のないものは。

変える必要のあることは、
思い切って変えます。

それがボクとユウキヨシハルさんの、
シンプルライフです。

ユウキヨシハルさんは、
毎日、行動しています。
それがユウキヨシハルのシンプルライフ。

ずっとずっと、
そうやって生きてきました。
55年ほど。

ボクは、
毎日、寝て、食べて、寝て。
それがジジのシンプルライフ。

ずっと、
そうやって生きてきました。
3年とちょっとですが。

ユウキヨシハル流とジジ流。

両方とも、
小さな幸せを、
もたらしてくれました。

だからボクたちは、
心から感謝しています。
生かされていることに。
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暑中、お見舞い申し上げます。    平成20年盛夏

<『ジジの気分』(未刊)より>

2008年07月26日(土曜日)

10年ぶりに消費者物価上昇、エコストア研究会とPCSA理事会の論議「パチンコのEDLPかハイ&ローか」

消費者物価が上がっている。
6月の全国消費者物価指数は、
10年5カ月ぶりに前年同月比で1.9%上昇。

まあ、10年間、消費面はデフレだったが、
それがインフレに変ったということ。

消費実態からするともうずっと、
上がり続けているように感じられるが、
やっと数字がそれに伴ってきた。

日本経済新聞に値上がり、値下がりの、
上位10アイテムが掲載されているが、
それが面白い。

値上がりは、
①灯油
②自動車バッテリー
⑤ガソリン

そのほかは、
③スパゲティ
④チーズ
⑥チョコレート
⑦即席めん
⑧食用油
⑨食パン
⑩落花生

値上げされたのは石油・自動車関連と、
コモディティの食品。

おりしも、パン業界最大手メーカーの山崎製パンの中間決算は、
経常利益120億円で前年比11%の増加。
「低価格品」が貢献したと発表されているが、
コモディティ・グッズが値上がりすると、
メーカーには利益が上がってくる。

日経記事の値下がり品目。
①ノート型パソコン
②デジタルカメラ
③自賠責保険
④デスクトップ型パソコン
⑤薄型テレビ
⑥DVDレコーダー
⑦ビデオカメラ
⑧ステレオセット
⑨電子レンジ
⑩電気冷蔵庫

家電・パソコンメーカーは、
新製品がすぐにコモディティ化してしまう。

辛いところだが、
彼らの、はじめから見込んだ利益は巨大だ。

工業製品は、たっぷりと利益を取ってから、
すぐにコモディティとなってくる。

食品コモディティには、
値上げ現象が起こって、
ナンバー1メーカーに利益がもたらされる。

ただし、全体の問題としては、
消費者物価が上昇しても、
給与・ボーナスが伸びないのだから、
購買量が増える見込みはない。
ここにアンバランスな状況が生まれる。

今月の商人舎標語「Save Money! Live Better!」。
先月の標語は「節約、倹約。もったいない」だった。

このトーンは、変らない。

さて、一昨日24日には、午後1時から、
「第一回エコストア研究会」が開催された。
場所は東京麻布台の商業界会館。

田村洋三会長のもと、今回は、
環境対応製品を製造しているメーカーを中心とした研究会となった。

商人舎もオブザーバーとして参加。

流通業に対する国や地方自治体の法整備が進む。
その中で、何よりも、
「CO2削減の数値目標を短期間で効率よく達成するために、
皆が知恵を出し合い、協働し、
エコストア製品・システムの
開発や普及を行うことが重要」(田村氏)

この研究会は、まず、
エコストア製品とエコストアシステムの、
開発を優先させるという主旨でスタート。

だからこの日の参加者は、エコストア開発機器メーカー7社11名。

三洋電機㈱からは営業本部の大崎公司取締役と泉宏行部長、
大型ショーケース開発担当の渋沢作巳部長の3名。
「ショーケースは店の電気代の半分を占めるだけに、
ユーザーは真剣にエコ製品を考えている」(泉氏)。

㈱ヤマト西村貞生常務は、
「エネルギーをどのように使うべきかの『使い方』が大切であり、
コンポーネント機器開発ではなく、
システムという視点が必要」と指摘。
同社からは営業開発の小板橋良男部長代理も参加。

エネルギーマネジメント企業㈱イープラネット西郷從節社長は、
「POSレジ導入初期には、
レジスターがあればPOSはいらないだろうと多くの小売業が言った。
現状、省エネ製品への認識はその頃の認識と一緒ではないか」。

㈱アースクリーン東北・東京事業部、小寺大輔本部長は
「だからこそ、小売業のトップの認識や決断こそが大事」。

中山エンジニアリング㈱原秀幸氏は、
「温暖化抑制のためにはCO2排出量を総合的に評価する指標(TEWI)で評価しなければならない」。

LED照明機器の品質保証で普及に努める㈱プロフェスからは、
田崎政憲社長と松谷憲之氏が参加。
「LEDは低温帯での利用に適している。
海外に比べて日本はまだハイコストだが、
今後はショーケースなどへの普及が進むだろう」(田崎社長)。

㈱岡村製作所商環境事業本部・山本文雄取締役本部長は、
京都のコンビニ深夜規制問題をあげ、
「営業時間の短縮により、商品在庫、オペレーションなど、
さまざまな課題が生じる」。

田村リーダーの環境問題の現状報告と合わせ、
活発なディスカッションが5時過ぎまで続いた。

エコストア研究会なのに、
ストアをつくる主体者がいない会議。

だからこそ、率直で活発な議論が展開された。
これはこれで面白い。

徐々にストアづくりの主体者の参加を要請していく。

次回は岡村製作所と三洋電機のショーケースの取り組みを中心に、
エコ、省エネの課題が語られる予定。

★エコストア研究会に興味のある方はinfo@shoninsha.co.jpまで。

さて、もうひとつ重要なご報告。
昨日、午後3時から東京・銀座で、
パチンコチェーンストア協会
7月度理事会と懇親会が開催された。

この秋までの予定や様々な問題が語り合われたが、
いちばんの焦点は、
「1円パチンコ営業の問題」
通常の4分の1の売価の1円パチンコ専門店展開でいくのか、
1円と4円の2レート営業でいくのか。

極めて面白い議論が展開された。

小売業に例えると、
エブリデー・ロープライスなのか、
それともハイ&ローなのか。

私の持論は、当然、前者。
後者を否定するものではないが。

そして、すべての企業が、
ウォルマートやコストコのような経営を、
貫くことができるものではないと思うが。

しかし、1930年にアメリカで、
マイケル・カレンのスーパーマーケットの登場後、
既存のグロサーズチェーンはことごとく敗れた。

1960年、ハリー・カニンガムによって、
クレスゲというバラエティストア企業は、
Kマートへの歴史的な業態転換を図った。
そのあと、ほとんどのバラエティストアは、
ウールワースというダントツの1社を残して、
業態転換するか消滅するかの道を歩んだ。
サム・ウォルトんも、ベンフランクリンというバラエティストアを、
ウォルマートというディスカウントストアに業態転換させて、
現在の世界最大企業への基礎をつくった。
ディスカウントストアが、
バラエティストアを駆逐していったのである。

一方、バラエティストアが復活したのは、
本当にしばらくしてから。
まったく新しいタイプ・オブ・オペレーションを確立してからであった。

今、パチンコホールの1円新業態と2レート営業店舗には、
米国の1930年時点の食品業界のような、
はたまた1960年時点の非食品業界ような、
劇的な転換が迫られている。
私は、そう見るし、
そう言い続けているが、
いかがだろうか。

賢者は、歴史に学び、
愚者は、経験に学ぶ。
(オットー・フォン・ビスマルク)

<結城義晴>

 

2008年07月25日(金曜日)

PB値上げラッシュの中、八社会社長会で講演「グローカル時代の流通業の課題と対策」

毎日のように、
値上げの記事が新聞紙上を賑わす。

値上げはまず、ノンコモディティから始まる。
そしてコモディティへ。

コモディティの典型のプライベートブランド[PB]へ。

まずイオンが、「トップバリュ」を。
トップバリュは、
3400アイテムで年間販売額2700億円。

これを2010年に7500億円に躍進させる構想。
この間のメーカー製品の値上げの反動で、
PBの食パンは5倍、
カップラーメンは3倍、
醤油は2倍と売上高を伸ばした。
1アイテム20億円から30億円の販売額の商品が50ほどに育った。

100億円の商品をつくらねばならない。

そうすれば、その商品はナショナルブランドになる。

そのトップバリュの値上げに踏み切った。

ユニーも400アイテムのPBのうち、
食パン、即席ラーメンなどコモディティグッズを値上げ。

CGCジャパンのPBは、
1500品目年間販売額2181億円。

こちらもマーガリンやホットケーキミックスの値上げ。

穀物を中心とする食品原価の高騰が、
その主要因であることは、消費者も世論も承知している。

しかしまず、わが社は、我がグループは、
「これだけの内部努力をしております」
という自分の顧客へのアピールが必須であると思う。
その上で、これこれの理由で値上げしますという姿勢。
1品1品丁寧に説明する。

この姿勢、企業や店が1品1品をいかに大事にしているかを、
顧客に示すよいチャンスだ。
だから一括値上げなど、もっての外。
理屈が通らない。

一方、セブン&アイホールディングスと西友は、
PBの値上げを今のところ、控えている。

セブン&アイは「セブンプレミアム」が
380アイテムで800億円。

ライバルのイオン「トップバリュ」に比べると、
遅れて出発したブランド。
だから「最近の発売商品が多いため値上げせず」としている。
しかしこれは、PB比率を高める作戦であることは確か。

西友も、しかり。
ウォルマートは、こんなときにもロールバックしたりする。

さてそんな値上げの季節に、
昨日、東京・目黒雅叙園で、
㈱八社会の社長会が開催された。
現在の八社会社長は、
東武ストア社長の玉置富貴雄さん
。
首都圏の電鉄系スーパーマーケット8社を核としたグループ。

「Vマーク」というPBを改革推進中。

この社長会で講演と懇親。

講演テーマは、事務局のご注文で、
「グローカル時代の流通業の課題と対策」
まさに、現時点の緊急テーマ。

潮目が変わるという話から初めて、
持論を大展開させていただいた。

先の玉置さんをはじめ、
東急ストア社長の高橋一郎さん、
相鉄ローゼン社長の春日徹夫さん、

(春日さんは横浜・北幸の隣組で、商人舎ファミリーです)、
小田急商事社長の雪竹正英さん、
京王ストア社長の内藤雅浩さん、
京成ストア社長の高田和生さん、
京急ストア社長の今井守さん、
アップルランド社長の小磯恵司さん、
そして広電ストア社長の尾崎義昭さんと、
よこまち社長の横町俊明さん。

八社会加盟のトップがズラリとそろった会合での講演。

やりがいがあるし、実は、やりやすい。
提案もしやすい。

だから私、言いたいことを、全部言った。
気分もよかった。

4時半から、100分の講義。
その後、懇親会。
ご挨拶される玉置社長。
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東武ストアは玉置さんの手腕で、すこぶる業績がよい。
総資本回転2.6で営業収益対比経常利益率3.1。
だから総資本経常利益率8.2。
利潤分配率も11.5。

前任の春日さんに続いて、玉置さんのもと、
八社会の意志一致がさらに強化され、
PB競争の時代を乗り切ろうとする意欲にあふれた会合だった。
なんだか皆に自信が生まれたように、私には感じられた。

アップルランドの小磯さんは、松本に帰られるので、
先に写真。
西友、ダイエーと要職を歴任され、
現在、アップルランド社長。
私は30年ほど前の、西友課長研修の同期生。
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小磯さんとは長いお付き合いです。
ご活躍、嬉しい限り。
同社の成績も良好とのこと。

最後に全員で、記念写真。
目黒雅叙園の有名な屏風の前。
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皆さんの自信のようなもの、感じられないだろうか。

<結城義晴>

2008年07月24日(木曜日)

「本日土用丑の日」今日のウナギ販売は「利は他の品にあり」でご奉仕を!

昨夜0時26分、岩手県で、
マグニチュード6.8の地震が発生しました。
横浜の私の家も、揺れました。

お見舞い申し上げます。

先の6月14日にも、
マグニチュード7.2の地震が起こったばかり。

不安が広がります。

自分の力の及ばないことが起こる。
それには、自分の力の及ぶことを、
最大限に努力して備えておくこと。

残念ながらこれしかありません。

元気を出そうよ。
それがあなたの仕事です。
元気を売ろうよ。
それがあなたの役目です。

すべての商人の使命です。
すべてのリーダーのミッションです。

さて、事故のお知らせです。
このブログの7月22日のページに原因不明の事故発生。
記事が途中で切れています。

バックアップの原稿がありませんので、
書き直ししなければなりません。

私が、思い出して書き直すしかありません。
少し時間をください。

今後、バックアップをとる体制をつくります。
申し訳ありません。
どなたか、コピーをとった方がいらっしゃったら、
すみませんがお送りください。
本当に助かります。

22日に書いた「本日土用丑の日」が今日です。

22日の記事を読んだ方は、
覚えていらっしゃるかもしれませんが、
土用は、陰陽五行説から考え出された期間。
年に4回あって、春夏秋冬をつなぐ18日間。
春夏秋冬の前始末と後始末の期間。

丑の日は、12進法の二番目の日。
子、丑、寅、兎、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥と、
つながっている、その二番目。

この土用と丑が重なるのが、今日、土用の丑。

江戸時代、平賀源内がアイデアを出して、
土用の丑の日にウナギを食べると体によいと、
プロモーションした。

そのときの看板が、
「本日土用丑の日」
それが大ヒット。

今日は、日本伝統の土用丑の日です。
今夏はもう一回、土用丑の日があります。
12日後の8月5日。

そしてご承知の、ウナギの高騰。
ウナギに限りません。
なんでも高騰、何でも値上げが、
現在の潮流。
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しかもウナギは、
表示偽装や中国産への品質疑惑が、
マスコミ、世論や消費者の中に起こっています。

疑念のあるものは、食べなければよい。
これが消費者の大義です。

しかし、一方で、日本の旬を味わいたい。
味わってもらいたい。

だから私は提案します。

経営は苦しいだろう。
でも、
できるだけお値打ちで提供して、
安全でおいしいウナギを食べていただく。
今日は、そんな日にしましょう。
それが店の安心を生み出す。
この安心こそが、一番大切です。

必ず、お客様は喜んでくださる。

原価を切って販売するのはいけません。

しかし、限りなく原価に近い値段をつけて、
大盤振る舞いでご提供することは出来ます。

日本のウナギ産業全体のためにも、
今日は、「本日土用丑の日」。
平賀源内に戻って、
お客様の安心と歓喜を呼び戻す日ではないでしょうか。
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ただし、経営の原則「五つの法」。
一 利は元にあり[仕入れ調達説]
二 利は売りにあり[薄利多売説]
三 利は内にあり[経費削減説]
四 利はこの品にあり[製品開発説]
五 利は他の品にあり[プロフィット・ミックス説]

今日のウナギは、大抵の店の場合「利は他の品にあり」です。

「利は元にあり」や「利はこの品にあり」の、
準備が整っている会社は少ない。

「利は売りにあり」するほどに、
量を確保できる会社も少ない。
ならば最後の手段、「利は他の品にあり」

ただし、この五つの言葉には、
続きがあります。
「品質は維持・向上させよ」

そもそも現在の、ウナギマーチャンダイジングの問題は、
一部で「品質の維持・向上」が崩れたから発生したものです。

一部で壊れたものは、全体で直すしかない。

私は、今日を、そんな日にしていただきたい。

そして私たちすべてに、もう一回チャンスが与えられています。
8月5日の「二の丑」の日です。

岩手県の地震。
このブログの事故。
ウナギの問題。

トラブルに遭遇したときに必要なのは、
自分の力の及ぶことを、
最大限に努力して備えておくこと。

これです。

実は、再度訪れるトラブルに対応できないことこそ、
泥沼への転落の、最大の原因となるものなのです。

<結城義晴>

2008年07月23日(水曜日)

ペガサスクラブ政策セミナーでの渥美俊一先生の潮目の読み方と新丸ビルでの熱き懇親

物価の優等生といわれ続けた鶏卵。

まず、ブランド卵から値上げされます。
全農たまごの「しんたまご」、
イセ食品の「森のたまご」等々。
ほぼ30円の値上げで、12%ほど。

最初にノンコモディティ・グッズが上がる。
コモディティの普通の鶏卵は、上げにくい。
鶏卵はまさに、工業型商品の典型。
しかし当然ながら農業型商品の要素も強く持つ。

しかしベーシック商品の鶏卵、
すなわちコモディティの値上げが、
次の段階として待っている。

ここで、「コモディティ寡占化説」によって、
いわゆるGPセンターの統廃合がさらに進むことになる。

*** *** *** *** *** *** *** ***

さて、7月22日、23日と、
東京・赤坂プリンスホテル五色館で、
恒例のペガサスクラブ政策セミナー。
706人の有料参加者。
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凄いことだ。
渥美俊一先生は、私の両親と同年。
すなわち今年、8月に82歳を迎えられる。

お元気。

なんだか、原則に戻っていかれる気がする。
先日の商人舎特別研修会での講義でも、
それを感じた。

渥美先生が、理念を語る。
それが商人舎特別研修会だった。

今回は、「まさにリターン・トゥ・ベーシック」
それが「潮目の変わる時の対処の仕方」と、
渥美先生が語っているのだと、
私は受け止めた。
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講義は、朝、10時から。
渥美先生は、初日4時間、
二日目、3時間。
都合7時間の講義時間。

癌を克服され、
完全復活である。

最初の講義は、311社の上場小売業・外食業・サービス業の、
2007年度決算評価。

先生は、総資本対経常利益率を重視される。
そのために、今回も、強調されたのが、利潤分配率。
すなわち粗利益に占める営業利益の比率。
利潤分配率は20%を目標として、15%以上を上げたい。
少なくとも10%は欲しい。
しかし20%を超える企業は35社、
15%を超え、20%未満の企業が32社。

フォーマット別に上場企業の平均経営効率を把握する。
最大と最小を把握する。
マークすべき企業の経営効率を把握する。
それを10年の時系列で把握する。
わが社の経営効率と比較する。

わが社の長所・短所が見えてくる。

経営は数字で把握する。
それを現場で確認する。
改善する。
時には手術する。

このくり返し。

潮目が変わるときこそ、
経営効率が変わる。

その数値を、あるべき方向に修正していく。
それが経営である。

現場で確認するときに、
部門別総括表をつくる。

部門別に、坪当たり営業利益を算出する。
これがすべての基本。

ウォルマートは、現在、
スーパーセンターの店舗を80に細分化して、
部門別管理を徹底しようとしている。

渥美先生の講義の根幹は、
この経営効率と現場把握にある。

潮目が変わる今こそ、
それが大切である。

私はそう感じ取った。

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会場後方には、POPや新聞広告などの資料が展示されている。

さて、夕方6時55分にセミナー終了後、
東京大手町の新丸の内ビルへ、急行。

ライフコーポレーション社長の岩崎高治さん、
しまむら専務の福真昭彦さん、
同取締役の森義夫さん、
そしてコンサルタントの高野保男さんと懇親会。
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私の横から、岩崎さん、福真さん、森さん。

皆さんの会合に、私が割り込んだ形。

ここでも、しまむらに関する様々な話で盛り上がった。
しかし、当たり前のことをこつこつとやり遂げるのが、
しまむらの社風であることを、みな、再確認。

「細かいことの積み重ねなのです」
福真さん。

福真さんも森さんも、
しまむらが6店のときに同社に入社。
現在、1500店。
一桁から4桁まで、店舗数が増えていく経過を、
見続けてきた。
その上で、細かなことを、
こつこつとやり遂げていく。
それが大事という。

この言葉は重い。

私は、Retail is Detailの
サム・ウォルトンの言葉で結んだ。

本当は、「小さく、狭く、濃く、深く」の
結城義晴の言葉で結びたかったが。

感謝。
合掌。

<結城義晴>

2008年07月22日(火曜日)

「本日土用丑の日」ウナギ販売の由来と今年の対策

Everybody! Good Tuesday!

連休の成果、いかがだったでしょうか。

2008年7月の最後の追い込みです。

しかし同時に、
夏休みのスタートだということを、
忘れてはなりません。

子供の頃を思い浮かべてみましょう。

梅雨が明けて、40日間のお休み。
毎日、朝起きして学校に行く必要がない。
遊ぶことがたくさんある。
のんびり過ごすこともできる。
空1

海やプールに泳ぎに行く。
山にハイキングに行く。
田舎に行く。
旅行する。
空2

おいしいものをたくさん食べる。
スイカを食べる。
かき氷を食べる。
バーベキューをする。
焼きそば、焼きとうもろこし。
かき氷

何よりも自由。

それが夏休みです。

そう、何よりも自由。
それが夏休みの最大の魅力です。

「それ~でも、まあ~ってる、
なつやす~み~♪」

吉田拓郎は歌いました。

お父さんの夏休みは、短い。
けれど、子供たちの夏休みは長い。
だから家族は、子供たちのテンポで動く。
お母さんは、お昼ご飯作りに頭を悩ませる。
中学・高校で部活をやっている子供を持つお母さんは、
そのお弁当作りに知恵を絞らねばならない。

子供が巣立ったファミリーや子供のいない家庭にも、
夏休みの気分だけは、充満しています。

さて今週7月24日は、土用の丑の日。
鰻かば焼き
日本の小売企業のホームページでは、
ダイエーの歳時記カレンダーがよく出来ています。

土用の丑を説明すると、少し長くなります。
陰陽五行説という古代中国の思想から始めねばなりません。

陰陽説は物事はみな「陰と陽」との、
二つの気で成り立っていると考える。
五行説とは、森羅万象すべて
「木火土金水(もっかどこんすい)」の五つに
分類できると考える。
この二つの思想が、なぜか結びついた。

五行説は、季節を五つに割る。
すると春夏秋冬の四つの季節と矛盾する。
だから
この春夏秋冬のつなぎの期間を考え出し、
それを「土用」と名づけました。
土用は18日間と決められました。
春夏秋冬+土用で五行説は、完成する。
土用は、だから1年間に4回ある。
土用は、それぞれのシーズンの、
それこそ前始末と後始末の期間と位置づけられた。

この夏の土用が、
今年の場合、7月19日から始まった。
「土用の入り」といいます。

丑は、十二支の二番目。
子、丑、寅の丑。
一般に十二支は、その年のことだと思われていますが、
それだけではありません。
日付、時刻、方角も、
12に割って、使われた。
だから毎日、今日は子の日、丑の日、寅の日と連なっています。
時刻も、子の刻、丑の刻と時代劇や落語に出てきます。

土用の丑とは、五行説の「土用」と、
十二支の丑の日が重なった日
ということになります。

当然ながら年間に4回ありますし、
「土用」というつなぎ期間は18日間あるのだから、
十二支の巡りと合わせると、
土用の間に丑の日が2回訪れることがあります。

今年はまさにそれで、
7月24日と8月5日ということになります。
二度目の丑の日を「二の丑」と呼びます。

さて、この「土用の丑」とウナギとの関係性。

いちばんポピュラーなのが、
「平賀源内」説。
江戸時代の発明家にしてアイデアマンの源内が、
知人の鰻屋にプロモーションを依頼され、
「土用の丑」の日にウナギを食べると体によいのだから、
これを売りにしようと提案しました。
早速、店頭に「本日土用丑の日」という看板を出して、
売り出したところ、それが大繁盛をもたらした。

これが由来です。

だから、由緒正しい看板は、「本日土用丑の日」です。

実際、うな丼は、一般的なカロリーは約650kcalで、
カツ丼の約900kcalや天丼の約750kcalよりもヘルシー。
さらにウナギの脂は不飽和脂肪酸だから、
中性脂肪を減らす役割を果たしてくれる。

ビタミンA、ビタミンB1、 ビタミンB2、ビタミンD、ビタミンE
カルシウムDHA(ドコサヘキサエン酸、コラーゲン、鉄、亜鉛。

栄養の宝庫です。

是非、食べるべき。

ただしご承知の相場高。
安い中国産は、信用されていない。

だから私は、提案します。
お客さんは、国産ウナギを食べたがっている。
国産ウナギを、原価近くまで値下げして、
ご提供する。

利益は、他で取る。

五つの法。
一 利は元にあり。
二 利は売りにあり。
三 利は内にあり。
四 利はこの品にあり。
五 利は他の品にあり。

この品がないときには、
利益は他の品に求める。

プロフィット・ミックスの考え方です。

ただしすべて、「品質は維持・向上させよ」です。

中国産、海外産は、
それがお客様の信頼を得られるならば、
品質が保障できる情報を提供しつつ販売する。

今年は、店の、企業の、
信頼をかけた「土用の丑」のウナギ販売です。

チャンスは2回あります。
一の丑と二の丑。

さあ、お客さんを、喜ばそう。

Everybody! Good Tuesday!

<結城義晴>

[追伸]
竹内さま、ウォル様より、
22日のブログのコピー、
お送りいただき、
修復、再現することができました。
心より、感謝します。

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