結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2007年12月04日(火曜日)

サミットの「おいしさ研究会」と消費者室・浅岡健一さんのこと

今日は、朝から、青汁、
飲んでます。
青汁

アメリカから帰って、
どうも体調がよろしくない。

12月中旬には、血糖値の検査が待っているし。

そこで、俄か健康促進策。
効果は、ジワリとしたものに違いない。
しかし、精神的には、効用あり。

さて、12月3日、13時過ぎ、東京。
井の頭線に乗って、西永福へ。
サミット本部訪問。
サミット1

駅から歩いていくと、
次々に、顔見知りの面々に出会う。

つい、今しがたまで、
月曜日の経営幹部会議が行われていたとのこと。
サミット2
人事部マネジャーの藤谷佳且さんとミーティング。
今週、金曜日に同社店長連絡会で講演。
本部管理職、商品部の皆さんも聴講してくださって、
200数十名になる。

藤谷さんは、
10月のアメリカ視察セミナーに参加してくださった。

丁寧な打ち合わせが出来た。
感謝。

その後、石井正明さんも加わってくださって、
楽しい懇談。
石井さんは、営業企画担当常務執行役員。
この11月に私がコーディネートした米国視察に参加してくださった。

いわば、「同じ釜の飯を食った仲」。
いいもんです。
こういうのは。

コミュニケーションは、
同じ目的で、
統一された意識のもと、
ある一定期間、
共同の行動をとることによって、
生まれる。

それを、確認することは、
いい気分のものです。

藤谷さんも、石井さんも、日本でも、アメリカでも、
私の考え方や行動を知り、理解してくださっている。
私も、彼らの考え方や行動を、了解している。

だから、良いコミュニケーションが出来る。

サミットは、「おいしさ研究会」なるものを開いている。
毎週3回、お昼時、本部で。

自社の店舗と有力競合店から、商品を購入してくる。
生鮮食品、日配品、惣菜、パンなど。
それを本部のパートタイマーさんに調理してもらう。
家庭とまったく変わらぬ条件、変わらぬ味で。
それを、そのときに本部に居る幹部、社員で試食する。
田尻一社長も、もちろん営業企画責任者の石井さんも。

そこで客観的に評価する。
客観的とは、自社商品を贔屓目に見ない、ということ。
その上で、個人的な味や鮮度に関する意見、感想は、
どんどんぶつける。
こうして評価し、検討し、改善策を出す。

これが、「おいしさ研究会」。
ペガサスクラブの渥美俊一先生の項で論じた「現場主義」そのもの。

サミットは、こういった統一行動を徹底する企業である。

徹底とは、
①厳密に、
②詳細に、
③継続すること。

①厳しく
②細かく
③続けること。

帰り際に、浅岡健一さんにお会いした。
15年から20年位前に経営計画室長で、お世話になった。
その後、消費者室長として力を発揮された。

現在、定年され、
パートタイマーとして、消費者室勤務。

消費者対応の超ベテラン。
浅岡家健一さん
懐かしさがこみ上げて、思わず、固い、握手。
互いに頭も薄くなったけれど。

㈱商業界時代から、私が、立場もわきまえず、
「サミットファン」を公言していたのは、
同社のこういった社風に惹かれるからである。

浅岡さんが、元気に働いていらっしゃることを知って、
今日一日、幸せな気分だった。

ありがとうございます。

<結城義晴>

2007年12月03日(月曜日)

12月商戦Enjoyしながら、Something Differenceを探せ!

Everybody! Good Monday!

2007年12月、第1週のスタート。
ウォルマート ダラス200711153

この1カ月を楽しみましょう。
人生の喜び、これ以上のことなし。

12月商戦があるから、
商人をやっているんだ。
年末商戦があるから、
商売、やめられぬ。

そう思えるくらい楽しんでみよう。

運動会の朝、
腕白小僧は、考えた。
「今日の日のために学校があるんだ」
遠足の朝、
ネボスケもみんな、飛び起きた。
「とうとう、この日がやってきた」

なんだか、
わくわくして、
駆け出したくなるような気分。

心の底から、
力がわいて、
飛び上がりたくなるような気持ち。

それが、
商人にとっての、
12月商戦。

だって、黙っていても、
いつもよりたくさんのお客さんが、
来てくれる。

すべてのお店に、
普段より多くの来店が、
ある。

そのお客さんたちが、
買おう、買おうと、
やって来てくれる。

良いものないか、
安いものないか、
お客さんたちもやる気満々。

居ても立ってもいられず、
早起きして、
店に行き、店を開ける。

「商売、ショーバイ」
「仕事、しごと」
「繁盛、ハンジョー」
「うふふ」

こんな感じでしょうか。
HEB2007-11-15HEBプラスの12月向けカード&パーティグッズ売場
HEB2007-11-15その2

さて、話は変わって、
イオンは11月29日、「トップバリュ24品目の値下げ」を発表
まさにコモディティグッズの「ロールバック」。
それを11月30日から展開する。

加工食品18品目、日用雑貨6品目。
500ミリペットボトル飲料など88円を78円に。
ウォルマートが展開するハイ&ローのロールバック方式。

プライベートブランドを強く訴求し、
ブランドの位置づけを明確にし、
ブランド価値を高める戦略。

「トップバリュ」はエコノミーブランドであることの表明。
ナンバー1コモディティグッズ・ブランドを目指すことの意思表示。

8月7日から年末12月31日までの、
「ナショナルブランド価格凍結宣言」と呼応して、
プロモーション効果は絶大。

イオンは、これに先駆けて、
27日、花王との共同キャンペーン、
28日、三洋電機との協働商品開発を発表。

このあたり、他のチェーンに比較して、抜きん出た素早さ。

私は、このイオンの出方。
イオンとしては、見事であると思う。

私が、イオンのコンサルティングをしている立場ならば、
お勧めする政策である。

ナンバー1小売業は、マス・マーケットを狙う。
マス・マーケットはコモディティ分野に広がる。

だからコモディティのエブリデー・ロープライスと、
コモディティのロールバックを、
12月商戦に向けて、仕掛ける。

これに対して疑問を呈する筋合いは、
誰にもない。
とりわけてプライベートブランドは、
メーカーとの専属契約みたいなもんだからである。

一方、仕掛けられた側はどうか。
その対応策が、問われている。

たとえば、北海道のアークスは、10月30日、
11月1日から1月31日まで、「食卓応援価宣言」第二弾を発表
先手を打って、仕掛けた。
シジシージャパンと組んでの展開。

こちらも、コーペラティブ・チェーンとして、
コモディティ・リテイラーを標榜しての作戦行動。

かくして、コモディティ・ディスカウンターの面子はほぼ確定。

冷たいようだが、他は、
「それに引き離されない作戦」。
もしくは「そんなの関係ねぇ作戦」。

これも、決して悪くはないし、
市場が狭いわけでもない。
むしろノン・コモディティのマーケットこそ広がっている。
私の持論。

しかしここに、何が、必要か。

それは、イオンとの違いはこれですよ、という、
「これ」。

あなたの店に、
この「これ」はありますか。

英語で、
Something Difference
日本語で、
「差異性」

この「差異性」を、
画然と表現する。
水元均流に言えば「見える化」する。

12月は、大勢やってきてくださるお客さんの顔を見ながら、
Something Differenceと「差異性」を確認し、表現するとき。

皆さん、本当に充実した楽しい日々がやってきましたね。
おめでとう。
ダラスウォルマート20071116ウォルマート・プラノ店

運動会の朝、
腕白小僧は、考えた。
「今日の日のために学校があるんだ」
遠足の朝、
ネボスケもみんな、飛び起きた。
「とうとう、この日がやってきた」

なんだか、
わくわくして、
駆け出したくなるような気分。

心の底から、
力がわいて、
飛び上がりたくなるような気持ち。

それが、
商人にとっての、
12月商戦。

Everybody! Good Monday!

<結城義晴>

2007年12月02日(日曜日)

ジジのシンプルライフ [日曜版]

ボクは、
静かに、
生きています。
ジジのシンプルライフ1-2


単純な暮らし。
簡素な生活。
余分なものはいりません。
ジジの食器
食事は、キッチンの片隅。
食器は、赤いのと青いの。

赤いのに、メインディッシュ。
青いのは、水。
ちなみに水は、ろ過水です。
前は、水道の水でした。
ボクの家財道具は、
食器のほかは、
トイレ。
ジジのトイレ

トイレは、
お風呂の入り口のところに、
あります。

ボクの暮らしに必要なものは、
これだけです。
あとは、ほんとは、
なんにもいりません。
シンプルライフとでも、
いうのでしょうか。
それでいいと思っています。

でも、食べ物は、
決めています。
ジジの好物
「シーバ」というブランド。
その「デュオ」というアイテム。
贅沢は言いません。
言えませんし……。
でもこれだけは、
ゆずれないと思っています。

カナダが原産国だそうです。右から、
かつお&シュリンプ味、
ささみ&チーズ味、
ひらめ&かに味、
まぐろ&チーズ味、
そしてかつお&たい味。
全部、好きです。
こういうのは、ボク、食べません。
ジジ食べません

ジジの草
猫草というのも、
ときどき、噛みます。
食べるわけではありません。
ボクも、たま~に、
毛づくろいします。

その毛を吐き出すために、
この草、噛むんです。
それから、
つめ磨きというのも、
キッチンの端にあります。
ジジのつめ磨き
これも、ときどき、
つめでガリガリ。
でも、
一所懸命にやる
というほどのことではありません。

そうそう、変なものを、
買ってもらったことがあります。
まだ、チェンバロの横に立ってます。
ジジのシンプルライフ4
「キャットランド」というらしい。
いわゆる、遊び道具。
ボクから見たら、
かなり大掛かりなもの。
途中に、穴があって、
そこに入ることも出来ます。

でも、ボクにとっては、
「そんなの関係ねぇ」

簡素で、
単純な、
そんな暮らしが
好きなのです。

といっても、
おねだり
銀色のゴミ箱だけは、
絶対に必要です。
ユウキヨシハルさんに、
「伝える」ために、
絶対に、いるんです。
いくら、
待ってます2
「待ってます~」ってやっても、
銀色のゴミ箱の威力には、
かないません。
ジジのシンプルライフ
それでも、
静かで、単純で、簡素な暮らし。
ボクは、
満足しています。

<『ジジの気分』(未刊)より>

2007年12月01日(土曜日)

伊藤ハムとドンキホーテと緒方知行さん、とにかく「感謝!」

今日から、師走。
あと1カ月で、2007年が終了。

私にとって、55歳となった年という以上に、
激変の1年だった。

今年、私が、一番たくさん使った言葉。
何だと思いますか?

それは、
「感謝」

だから、2007年を「感謝の年」と呼ぼう。

皆さん、ありがとうございました。

その、師も走る12月。
私には、やっと、
静かで、ゆったりとした時間が訪れる。
多分、そのはず。

静かに、ゆったりとした気分で、
世間を見つめてみよう。

さて、11月30日。
朝から、東京・目黒の㈱伊藤ハムへ。

旧知の㈱伊藤ハムのお二人。
マーケティング研究所代表取締役社長・大西徹男さん。
そして、伊藤ハム執行役員の池内博昭さん。
池内さんは、営業事業本部・東京事業部事業部長。
伊藤ハム
大西さんは、伊藤ハムの顔。
池内さんは、伊藤ハムの頭脳。

私が勝手に言うのだから、お許しください。

お二人との話は、面白い。
全国のスーパーマーケットの最新の話題など、
意見交換、意気投合。
なかなか、私の話題にかみ合う製造業の人はいない。

最近の、私流の言い方ならば、
「商人よ、正人であれ」の問題。
表示の問題、廃棄の問題、環境の問題、
食糧危機の問題、
話題は広がる。
そして、日本と世界のチェーンストアの問題、
アメリカ視察研修の話題。

河西力社長の下の新体制、伊藤ハムも確かな足取り。

目黒から、恵比寿を経由して、六本木へ。
このとき、私、タクシーの中に、
携帯電話を置き忘れたことに気づいた。

今の私にとって、最も困ること。
しかし、半年に1回くらい、これがある。
すぐに処理。
2時間後に、発見され、一安心。

六本木で、少し時間があったので、
ドンキホーテ六本木店を訪問。
ドンキ六本木1
6階までの鉛筆ビル。
屋上に観覧車を設ける意図で、
その設備を施したが、
実施せず。

店は、例の、圧迫陳列。
アメリカでは、あまり見ることが出来ない。

しかし、コーナー別に、商品のくくりが出来てきて、
ここにしか品揃えしていない商品がある。
ただし、「激安王」と自ら謳っているが、
決してすべて「激安」というわけではない。

安さよりも、品揃えが変な店。
それが東京・六本木の地域に適応している。
ドンキ六本木2
ドンキを訪れていつも思うのは、
棚卸しと在庫量のこと。

帳簿棚卸しは、可能だが、
実地棚卸し、大変だろう。

小売業は、在庫を増やさなければ、売上げは増えない。
しかし、在庫しすぎると、経営は回らない。

前者のごとき概念を、総称して「リーチ」といい、
後者を「リッチネス」という。
この危うさ、この難しさが、
小売業である。

それを、いつも感じさせてくれる。
考えさせてくれる。

その意味で、皆さん、
ドンキホーテを見続けてください。

あまり、真似しようとは考えないほうが良いけれど。

六本木では、北海園中華飯店で、
オフィス2020の緒方知行さんと昼食。
私の、商業界入社時の直属上司。
1977年段階の『販売革新』名物編集長。
現在、『2020』編集主幹。

私の、今後について、
温かいアドバイスをいただいた。
緒方知行氏と
1年くらい、ゆっくりせよ。
そして、本を書け。
ビジョンを掲げよ。
雑誌はつくらないほうが良い。

<ちょっとでいいから、俺の雑誌に協力せよ>

ありがたいお言葉、感謝します。

私の現在の考え方と、ほぼ、一致。
これも嬉しかった。

単行本は、必ず、書きます。
皆さん、ご期待ください。


私のビジョンは、ご存知「商業の現代化」。

ただし、1年間、ゆっくりするというのは、
許されそうにもない。

自分ではゆっくりしたいのだけれど、
世間は、その時間を私に与えてくれそうもない。

そして、今日も思った。
宿澤広朗が私にささやき続けている。
「全力疾走をやめたら、失速する」

このところ全力疾走しすぎて、
携帯電話のほかに
大切なマフラーまでどこかに置き忘れたことに、
このあと気づいて、再び、慌てた。
娘からもらったマフラー。

鬼門に入ったかのごとき、11月末日だった。

まだ、感謝が足りない?

<結城義晴>

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