結城義晴のBlog[毎日更新宣言]
すべての知識商人にエブリデー・メッセージを発信します。

2010年07月31日(土曜日)

消費支出0.5%増のなかで、会田玲二先生を偲ぶ会

6月の消費支出がほんのちょっとだが、伸びた。
一世帯当たりの支出は27万6494円。

物価変動分を調整した実質消費支出は前年同月比で、
プラスの0.5%。

総務省の家計調査だが、
こんな小さな変化も、
明るい兆しとなる。

小さな喜び、
ささやかな幸せ、
明日への希望。

それが今、必要なこと。

一方、アメリカの2010年第二4半期の国内総生産も、
前期比2.4%のプラス。

ただしこれは第一4半期のプラス3.7%、
昨年第四4半期の5.0%に比べると、
伸び率がダウン。

日本に比べると、ややぜいたくな分析。

それでも、少しずつ少しずつ、
消費や経済が回復しつつある。

政治が停滞しているのに、
消費は復活してくる。

これが国民の力というものだ。
私はそれを信じている。

さて、昨日昼は、東京駅の前にある八重洲富士屋ホテル。
電通の土井弘さん、望月裕さんと打ち合わせ。
お二人ともストラテジック・プランニング局ソリューション・デザイン室。

土井さんは、電通きっての流通の専門家、
望月さんは専門領域ソリューション部長。
いわば電通における流通関連スペシャリストのお二人。

9月1日に、私、電通でレクチャーをする。

その後、午後1時から、同じ八重洲富士屋ホテルで、
会田玲二先生を偲ぶ会。

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日本のホームセンター経営指導者として第一人者。
6月25日に78歳でご逝去。

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私も、『販売革新』編集記者の駆け出しのころから、
随分とお世話になった。

渥美俊一先生、会田玲二先生と、
相次いで指導者を失い、
日本のホームセンター業界も、
正念場を迎えた。

偲ぶ会では、冒頭に捧賢一さんの発起人挨拶。
㈱コメリ代表取締役会長。
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昭和52年にホームセンター第1号店を出店。
その頃から会田先生の指導を受けたことなど、
スライドを交えて、しみじみと語る。

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来賓の皆さんが、会田先生の思い出を語り、
最後に㈱カーマ取締役会長の鏡順一郎さんが挨拶。
その後、全員で写真撮影。

私は、捧さんに話した。
「これからは、自分たちで決めねばならない」

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懇談会の冒頭に、会田園子さんのご挨拶。
会田先生の令夫人。

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さらに㈱ジュンテンドー代表取締役会長の飯塚道正さんのスピーチ。
アーカンソー大学に会田先生と二人で学んだお話。
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とても良かった。

三角商事㈱代表取締役社長の三角勝信さんも挨拶。

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私は、手塚幸男先生と懇談。
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元ブルーチップ総合研究所所長。
会田先生とはブルーチップで同僚だった。

㈱日鳥大和代表取締役の齋木幸次さん。
美容院チェーンを200店以上経営するこの世界のイノベーター。
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ご挨拶は続く。
日本経済新聞消費産業部次長の白鳥和生さん。

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会田先生が日経記者時代の昭和37年に書いたスクープ記事を披露。
「セーフウェイ、住友商事との合弁事業で日本進出」

最後にアイリスオーヤマ㈱代表取締役社長・大山健太郎さんの挨拶。

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そして閉会の言葉は、
会田先生の後継者・㈱日本ホームセンター研究所所長の高橋直樹さん。

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会田イズムを継承し、発展させてほしい。

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日本ホームセンターを研究し、指針を出すことは、
本当に求められている。

高橋さんには、是非とも頑張ってほしい。
応援したい。

<結城義晴>

2010年07月30日(金曜日)

渥美俊一先生のご霊前に合掌しつつ、三菱商事系食品卸売業統合と商業現代化を考える

雨模様の東京・鉢山町。
気持ちの整理をつけてから、
渥美俊一先生の霊前に、
線香をあげてきました。

帰国してから、最初にしたこと。

奥様の宮本田鶴子さんが、
丁寧に応対してくれました。

以前に渥美先生が肺がんに侵されたときにも、
鉢山町のお宅で、ふたり、
話し合ったことを思い出しました。

6月28日に動脈瘤の手術を受け、
手術そのものは成功しました。

6月30日の午後5時30分の写真は、
病院のベッドに横たわり、
両手でVサインをする渥美先生の姿を残しています。

その後、発熱し、肺炎を併発。
そのまま3週間。

やがて苦しむこともなく、
静かに息を引き取られたそうです。

7月21日午前2時。
多臓器不全。

ご冥福を祈ります。

日本の商業・サービス業は、
敗戦後、大きく成長・発展を遂げ、
近代化を果たしました。

経済の復興や高度成長が背景にありましたが、
商業の側にも、経済成長に呼応する準備が出来上がっていました。

ひとつは理念において。
ひとつは理論と運動体において。

理念を提示したのは、
故倉本長治先生。
1899年の生まれ。

成長の理論をつくり、
チェーンストアシステムという仕組みを構築し、
実体としての運動体を推進したのは、
渥美俊一先生。
1926年生まれ。

この二人の指導者によって、
日本商業は近代化を果たしました。

倉本先生は商業界をつくり、
渥美先生はペガサスクラブを組織しました。

ここからダイエーが羽ばたき、
西友が誕生し、
イトーヨーカ堂が成熟し、
イオンが飛躍しました。

もちろんスーパーマーケットやコンビニ、
ホームセンターやドラッグストア、
幾多の専門店チェーン、
外食産業やサービス業が、
大きく消費局面を切り拓いていきました。

小さいながらも倉本長治の理念を受け継いだ店々は、
その個性を発揮しつつ、力強く生き抜いてきました。

さてこれからの21世紀。
日本の商業はどちらに向かうのか。

海外進出に新天地を求めるのか、
国内では競争激化のなかで寡占化が進行するのか。

私たちは、その複雑な状況を、
整理し、分析し、考察し、
倉本長治や渥美俊一のごとく、
明快に指針を持たねばなりません。

私の模索する「商業の現代化」は、
この問に解を与えるものです。

しかし、もう、渥美俊一先生に、
問うことはできません。

もちろん倉本長治先生にも、
聞くことはできません。

大きく、ぽっかりと空いた穴。
それが現在の心境でしょうか。

しかし今日、渥美先生のご霊前に合掌して、
私は感じました。

「商業の現代化」
ポスト・モダン。

これが、間違いなく、
これからの私たちのテーマ資源であることを。
このテーマに立ち向かうことを決意しつつ、
渥美俊一先生のご冥福を祈りたいと思います。

さて、卸売業の世界でも、
現代化の一端が見えます。

商業とは卸売業と小売業の総称です。
その卸売業の食品分野に、
巨大企業が誕生します。

今朝の日経新聞の「企業総合欄」。

「人工衛星 官民で輸出」を一面トップに持ってくるならば、
こちらを挿げ替えてもいいくらい。

「食品卸4社 統合へ」の記事。
現在、食品卸売業第2位の菱食は、年商1兆3847億円。
そこへ第9位の明治屋商事3134億円、
第10位のフードサービスネットワーク3129億円、
第15位のサンエス2034億円が統合され、
合計2兆2140億円の総合食品卸売業が生れる。

いずれも三菱商事傘下のホールセラー。
菱食は加工食品に強い総合卸売。
明治屋商事は酒類、
フードサービスネットワークは低温度帯食品、
そしてサンエスは菓子。

それぞれに強みが違う。
機能が異なる。

すなわちこれは巨大な売上高を持つ企業への転換だけではなく、
多機能卸売業の誕生を意味します。

スーパーマーケットは、
八百屋、魚屋、肉屋、乾物屋、総菜屋、
そして雑貨屋などの集合体として業態化しました。

コンビニも同じ業種を「便利性」で統合し直して、
業態化しました。

卸売業も同じように多機能化を果たし、
なおかつ巨大な資本力、情報力、品揃え力、物流力を獲得し、
新しい社会的機能を獲得しようとしています。

まさに「卸売業の現代化」が、
表面化してきたことになります。

しかし現代化は、単純ではありません。
例えば「環境問題」に対応しようと考えたら、
小売店舗にとって一番の早道は、
「ダウンサイジング」です。
つまり店舗規模の縮小化。

しかし縮小化だけでは、
お客様の利便にかなう店にはなりません。

二律背反の問題解決が迫られるのです

それが「現代化」の最大の特徴。
2兆円の巨大多機能食品卸売業の誕生。
これは「商業現代化」の一側面を表しています。

しかし、それだけでは問題解決は図れない。

渥美先生なら何と答えるか。
いつも私はそう自問します。

さようなら、渥美先生。
ふたたび合掌。

<結城義晴>

2010年07月29日(木曜日)

コーネル・ジャパンのミラクル・セカンド、最後の朝の「おめでとう・ありがとう」

帰国しました。

昨夜、18時ちょっと前、
デルタ航空で、成田に到着。

コーネル大学RMPジャパン第二期卒業旅行。
無事、帰国。

「おめでとう・ありがとう」
それが私の第一声。

8日ぶりに帰り来たれば、
蒸し暑い日本列島。

ねじれ参議院の議長には、
民主党の西岡武夫氏の選出が決まった。

河野洋平氏らとともに新自由クラブ創設に参加した西岡氏も、
74歳。

前任の江田五月氏は社会党のプリンスだったから、
この職は浦島太郎の定席なんだろう。

アメリカにいても、日本にいても、
情報はインターネットで、変わらず、入手できる。

しかし、やはり新聞の一覧性は、
このメディアの優位性を示している。

帰国後の朝は、
いつもそのことに気づかされる。

さて、出発の朝、
ニューヨーク・マンハッタンのノボテル。

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いい天気。

日本晴れがあるのだから、
アメリカ晴れもあっていい。

私は朝食後、散歩に出かけた。
久しぶりにゆったりした気分。
もちろん朝、3時に起きて、仕事してからの散歩。

ホテルを出て、ブロードウェイからタイムズスクェアを臨む。

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しばらく歩いてから、7番街の通りへ。

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それから、セントラルパークの入口へ。
巨大なビル群と巨大な森との境目。

森の中からビルが見える。

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ジョグする者、ウォークする者、
バイシクルする者。
馬車に乗る者。
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ふたたび、森とビルの組み合わせ。

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繁華街の真ん中のホテルから歩いて15分で、
森林浴ができる。

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森の中に池がある。

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池と森とビルと。

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モネの邸宅の睡蓮の橋のよう。

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ふりかえるとまた、森と池とビル。

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池の前の岩の上では、
子どもたちがはしゃぐ。

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五番街のプラザホテル。

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1907年建築、ニューヨーク市の歴史的建造物に指定。
『グレート・ギャツビー』や『ホーム・アローン2』にも登場。

そしてグランド・アーミー・プラザ広場の噴水。

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五番街のアバクロンビー&フィッチには、
午前10時前に行列ができていた。

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その五番街で記念写真を撮る親子。

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フランス建築風のセントレジスホテル。

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そしてセントパトリック大聖堂。

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ゴシック・リバイバル様式。
年間約300万人が訪れるアメリカ最大のカトリック教会。

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散歩は約1時間。
ホテルからブロードウェイ、七番街、
セントラルパーク、五番街。

最後の日に、いい気分。

ホテルに帰りつくと、もうバスが待っている。

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乗り込んで、出発。

クィーンズボロ・ブリッジでハドソン川を渡る。

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右手にマンハッタンが見える。

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そして最後の総括コメント。
荒井伸也首席講師。

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二つのポイント。
第一は、40年前の初渡米のときとの比較。
アメリカに対して全く動じることがなくなった第二期生。
しかしそれはすべて、先輩たちから受けた恩恵であること。
それを忘れてはならない。

第二は、比較的新興のウォルマートやアルディの店のレベルに対して、
既存の企業群がそれを見くびったのではないか、という仮説。
このことを日本に帰ってからも、
忘れてはならない。

そして私の総括コメント。

ウォルマートを中心としたメリーゴーランドがアメリカ小売業。
その中で自らのポジショニングを確立した企業が、
勝ち残る。

ポジショニングこそ、
最も重大な政策。

ポジショニングを確立した第二期生が、
やがて参集しなければならないときには、
見事な編隊飛行を見せてほしい。

そしていつもの、「自ら、変われ!」

人間の特性は4つ。

①Personality [個性・性格]
②Preference [好み・嗜好]
③Behaviors  [行動・態度]
④Perception [認識・知覚]

この中で①と②は変えられない。
変える必要もない。

しかしビヘイビアーは変えられる。

だから「自ら変わる」ために、
まず、行動を変えよう。
態度を変えよう。
習性を変えよう。

それがアメリカから帰ったときの姿勢。

「自ら、変われ!」

最後にFMIジャパン事務局長の中間徳子さんの挨拶。

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ちょうどJFケネディ空港に到着。

チェックインを済ませて、
一人、ロサンゼルスへ発つ㈱キョーエー専務の安友健雄さんとお別れ。
安友さんには、ロスでの業務が待っていた。

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コーネル・ジャパン第二期生。
いいチームでした。

全員が「素晴らしきコーネリアン」となった。

「おめでとう・ありがとう」
これが結城義晴の最後の言葉。

本当に、心から、
「おめでとう・ありがとう」

<結城義晴>

[追伸]

帰国したばかりですが、
この熱い気持ちが残っているうちに、
次の商人舎アメリカ視察スペシャル・コースのご案内。
商人舎定番の大好評「経営戦略コース」。
テキサス州オースティン&ダラスで、
HEバット、ホールフーズ、トレーダージョーなどの経営戦略を学ぶ。
もちろん徹底的にウォルマートを裸にし、
その原理原則を習得しつつ、
それへの対抗策を考察する。

セグメンテーション、ターゲティング、
そしてとりわけポジショニング。
いったいこれらは何なのかを、アメリカで学習する。
アメリカでなければ分かりにくい概念と経営戦略。

そしてニューヨークにわたって、ニッチの在り方を知る。
ウェグマンズ、スチュー・レオナード、
ゼイバーズ、フェアウェイマーケット、エトセトラエトセトラ。

研修と学習満載の7日間。
結城義晴、浅野秀二、メリッサ・フレミング女史。
三人の講師がめいっぱいの熱演。

是非、ご一緒しましょう。

2010年07月28日(水曜日)

コーネル・ジャパン第二期卒業旅行、マンハッタンそれぞれのNight&Day

コーネル大学RMPジャパン第二期。
「奇跡の二期生」と呼ばれたチームの、
解散のときが迫っていた。

アメリカ合衆国ニューヨーク・マンハッタン。

現地時間7月25日月曜日で、
店舗視察の研修は終わり。

第二期生全員に、「解放感」が訪れた。
その夜から、魑魅魍魎の世界が展開。

宿舎はマンハッタンの新宿歌舞伎町タイムズスクェア「ノボテル」。
私の部屋21階からハドソン川を望む。
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部屋も快適。

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25日夕方、視察を終えて、
三々五々、自分の楽しみに勤しむ。

野球を見るグループ、
ミュージカルを楽しむグループ。
ジャズやクラシックを聴くグループ。
ラーメン店を巡るグループ。
そしてひたすら飲みまくるグループ。
それらの梯子をする者。

私たちはまず、タイムズスクェアへ繰り出した。

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この広場の真ん中に、巨大モニター。

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カメラがこちらを向いていて、
この巨大画面に自分が映る。

誰しも手を振って、その画面に映る。
われわれも例外ではない。

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ど真ん中の一番前、
左手を振りつつカメラのシャッターを切る結城義晴。
ベージュの上下のスーツ。

その右となり、ビデオカメラを回す荒井伸也先生。
紺のジャケットにグレーのスラックス。

そんな混雑のタイムズスクェアから、
ジャズハウス「バードランド(Birdland)」へ。

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バードランドは、戦後の1949年当時、
ブロードウェイ52ストリートにオープン、
ジャズの黄金時代を牽引。
店名は、チャーリー・パーカーのニックネーム「バード」からとられ、
「バードの国」と名付けられた。
その後、閉店し、106丁目に移転、
さらに44丁目に移転し営業している。

チャーリー・パーカー、カウント・ベイシー、マイルス・デイヴィス、
ジョン・コルトレーン、アート・ブレイキー、バディ・リッチなど、
まさに大御所のジャズ・ミュージシャンが常連となって、
ライヴ盤が残されている。

私もアート・ブレイキー盤をもっている。

㈱万代の西水啓介さんのコーディネートで、
そのバードランドへ。

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今宵は、夕方6時から女性ジャズ・ボーカリストのヒラリー・コール。
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素晴らしかった。

ワンステージ終わっても、まだ明るい。

そこでタイムズスクェア真ん中のシーフードレストランへ。
「ブルー・フィン」。
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昨年も、一昨年も、
私はこの店に来ている。

新鮮な牡蠣やオイスター、貝類がおいしいし、
ステーキも一流。
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食事をしていると、階段の中頃で、
ジャズの生演奏。

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これも良し。

十二分に堪能して、
荒井先生と二人、ホテルへ。

他のメンバーは三次会、四次会へ。
明け方までの兵もいた。

翌日は、完全自由行動。
今回のコーネル・ジャパン旅行は、
通常の商人舎視察セミナーではない。
〈ちなみに商人舎秋のUSA視察スペシャル・コース絶賛募集中〉
だから自由行動時間をまるまる一日とった。

私は、ホテルのコンシェルジュに頼んで、
急遽、ゴルフを楽しむことにした。
お相手は、もちろん荒井伸也先生。
そうしたら、すぐにゴルフ好きが6人になった。

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クィーンズ地区の名門フォレスト・パーク・ゴルフコース。

10時にタクシーでホテルを出発し、
10時半、コースに到着。
各自1台ずつのカートで、レンタルクラブ。
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夕方、4時過ぎ、スルーで回ったふた組が、
クラブハウスに上がってきた。

楽しい一日。

美術館や博物館を巡る者、
グランドゼロなどの観光に勤しむ者、
セントラルパークで散歩する者、
小売業視察する者、
ホテルライフを楽しむ者、
「昼ラー」と称してラーメンにこだわる者
そしてゴルフグループ。

それぞれの楽しみ方を、
それぞれが自己の判断で、
チョイスし、実行できる。

それがコーネル・ジャパンの極めて優れたところ。

決められたことを、レールの上を、
ただひたすら歩いてしまう輩ではない。

夕方は、7時からブラジル料理「シュラスコ」。
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三井物産USA副社長・佐藤一夫さんが、
今年も夜の食事会の主催者としてご挨拶。

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この一年で、経済状況は一変した。

佐藤さんからそんなことを学んだが、
佐藤さんご自身の顔つきや話しぶりが、
何よりも好況への転換を物語っていた。

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心から、感謝。

ビールを楽しみ、ワインをたしなみ、
ブラジル料理を堪能して、
解放感はリオのカーニバル並み。

荒井先生と谷康一さん。

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第二期生は、最後の夜を、
これ以上ないというくらいに堪能した。

私は、荒井先生とホテルに帰って、仮眠。
午前2時半に起きだして、仕事。

私は、今回のコーネル・ジャパン第二期生に「脱グライダー」を説いた。
すなわち、「それぞれが自分のエンジンを持て」という主張。

しかし既に第二期生は、全員が自分のエンジンを持っていた。

だから私は途中で方針転換した。

自分のエンジンをふかすことは当然、
そのうえで、編隊飛行を試みよ。

第二期生のニューヨークの楽しみ方を見ていて、思った。

編隊飛行もマスターしてしまった、と。

私は無性に嬉しかった。
嬉しいマンハッタンの夜だった。

<結城義晴>

2010年07月27日(火曜日)

スーパーマーケット販売統計とイサカからマンハッタンまでの店巡り

6月のスーパーマーケット販売統計調査が発表された。

日本セルフ・サービス協会165社、
日本スーパーマーケット協会60社、
オール日本スーパーマーケット協会58社(うち重複企業15社)。
この3協会の協力による統計調査。
今回の販売統計発表は、
日本セルフ・サービス協会の番。
そこで増井徳太郎副会長と太田順康常任理事がプレゼンテーション。
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その総店舗数は7,133店、
総売場面積11,877,438㎡、
店舗平均月商10,557万円、
売場1㎡当たり売上高6.3万円。

発表された6月の数値は、
総売上高75,30億3,832万円(前年同月比100.1%)
食品合計64,35億5,549万円(100.5%)
非食品合計10,94億8,283万円(98.2%)

生鮮3部門計が2378億0884万円(99.8%)。
内訳は、青果985億8656万円(101.0%)
水産669億3799万円(99.2%)
畜産722億8842万円(98.6%)

惣菜が672億0653万円(101.6%)
一般食品・その他が3385億4012万円(100.7%)。

相変わらず、青果と惣菜はいい。
スーパーマーケットは、世間がひどく悪い時にも、
そんなに悪くはない。
その代り世間がとても良い時にも、
中くらいの結果。

それがインフラ産業の特徴。
基幹産業の特質。

増井徳太郎副会長のコメント。

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「畜産は口蹄疫でダウン傾向、
惣菜はワールドカップによる内食需要で増加。
子供手当支給が10日ごろから始まったため、
支出が堅調だったのではないか」

「北日本は好天だったが西日本は豪雨により厳しかった。
中元商戦は出足が鈍かったため、数量、単価ともに厳しい。
父の日、ワールドカップなどイベント需要は好調。
とくに店頭催事、インプロで需要喚起した企業は良かったものの、
チラシ訴求は効果は低くなりつつある。
そこで店頭の演出力、提案力が大事になってきている

「会員の中では商品価値があれば高額でも売れている企業がある。
地域によっては高速道路の無料化で夏季需要を見込んでいる。
オーバーストア気味だが出店は進んでいる。
郊外型出店から街ナカ出店、居抜き出店など立地は変わっている」

「節約志向は根強く、単価の低下は引き続いている。
競合店がディスカウント訴求をすれば、
チラシ効果は低くてもやらざるを得ない環境にある」

「地域景況では関東以外は厳しいという見方ができるかもしれない。
ただし、価値と価格のバランスが大事で、
マスコミはあまり厳しいと言い過ぎず、
明るいムードの報道で消費者心理を誘導してほしい」

続いて、太田順康さん。
太田さんはコーネル大学RMPジャパン第一期生の「級長」。
太田さんが副社長を務める㈱北辰商事(店名ロヂャース)に関するコメント。

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「既存店は6月は102%と好調だった。
食品は103~105%。
非食品は98~100%。
20日過ぎから数値が急激に変わった。
理由は定かではないが、3つ考えられる。
①子供手当支給
②意外にボーナス支給額がよかった
③関東が空梅雨で天候に恵まれたため」

「ロヂャースは景気に左右されない店づくり。
成城石井の大久保恒夫社長とも話したが、
6月は数値が改善し、今までにない手ごたえを感じている。
客は価格も見ずにかごに入れて購入している。
菓子、し好品も売れている。
主要メーカーが良い条件の商品をもってきたため売りやすかった。
客単価はややダウンしているが、
客数は105%、買い上げ点数もアップしている」

「商品面では、とくに6月は米とビールをはじめとする酒が好調だった。
7月は猛暑で飲料が売れている。
売れ残りを覚悟で発注量を増やし、
在庫切れにならないよう手当てをした。
7月は同じく猛暑でシャンプーや洗濯用洗剤、肌着など非食品が売れるだろう」

さて私たちはニューヨーク・マンハッタン。
イサカからバス旅行。

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イサカの空は曇り気味。
ここでは、2時間ほどの私の車中講義。

荒井伸也先生が私のアメリカ論を聞くのは初めてだった。
これまでにない論述展開を褒めてくださった。
これは、ちょっと嬉しい。
そして私たちは3カ所を訪れた。

まずハナフォード。
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大歓迎を受けて、大感激。

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まずレジ前に全員集合。

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チームは、5つに分かれて、
青果、デリ、ベーカリー、ミート&フィッシュ、
そしてセンターストア(グロサリー、乳製品、冷凍食品、HBC)と、
部門別にインタビュー。

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ハナフォードのキャップを被って、
丁寧に部門ごとの数字とマーチャンダイジング政策を聞いていく。
各チームには店長や地区マネジャーがついて、
部門マネジャーとの会話を解説。
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部門側はデパートメント・マネジャー、
担当者など全員で出迎え、
説明してくれた。

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ハナフォードはローカル・スーパーマーケットチェーン。
しかしデルヘイズ・アメリカというベルギー資本の傘下にある。
資本はどこにあろうとも、
「商人としての本籍地」はハナフォード。

その気概が全員から感じられる。

ハナフォードをあとに、
ウッドベリー・コモンのアウトレットモール
へ。

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現地時間25日の日曜日。
大繁盛。

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アウトレットモールは日本でも繁栄しているが、
アメリカでも大人気。

ステータスブランドメーカーや百貨店が、
「実質的な二重価格」をこの商業施設では、
胸を張って展開できる。

顧客もそれを認知している。

これはすごいことです。

ウッドベリー・コモンをあとに、
バスは一路、マンハッタンへ。

空はすっかり変わって、
酷暑を予感させる。

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マンハッタンに入る前に、ヨンカースに寄る。
ご存知「スチュー・レオナード」

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ポリシー・ロックは移動して、
駐車場のからのエントランスすぐのところにある。

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サブプライムローン問題発生以降、
この店も客数が少し減って、
客単価はすごく減った。

そこで新しい試みが、
店内各所で展開されている。

それが、いい。

何か新しいものを生み出そうという意図が感じられる。

マンハッタンでは、ノボテルに宿泊。
定宿。

翌26日月曜日。
一日中、店舗視察。

まず、ゼイバーズ。

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マンハッタンのアッパー・ウェストサイド。
79ストリート。

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チーズ、スモーク・フィッシュ、コーヒー。
2階のキッチン用品。

ゼイバーズは変わらないところがいい。
典型的な「ニッチ&グルメ・スーパーマーケット」

79ストリートから75ストリートまで歩く。

ウェストサイド・マーケットが見えてきた。

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地元密着の小型スーパーマーケット。

そして75番ストリートのところにシタレラ。

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典型的な「グルメストア」

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その隣にフェアウェイマーケット本店。

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マンハッタンでは圧倒的な売り場面積。
そこにこれでもかと商品が積み上げられている。

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この青果売り場、
毎日、すべての商品をひっくり返して、
検品し、陳列がえをする。

フェアウェイマーケットをあとに、
コロンバスサークルへ。

タイムワーナータワー。

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地下1階にホールフーズ・マーケットが入っている。

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「超」のつく繁盛店。
日本でいえば銀座4丁目の角に、
オーガニックスーパーマーケットが広大な2000坪の店を出した。
そんな感じ。

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ホールフーズは、どの店も高い水準を崩さない。
それがいい。

さらにイースト・ビレッジのホールフーズ

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この店も最初は客数が少なくて苦戦したが、
一変。

大繁盛店になった。

ホールフーズのような理念的な店は、
大都会に強い。

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顧客の脳みそに訴える店だからだ。

つぎにクイーンズボロ・ブリッジのフード・エンポリアムへ。

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A&Pが買収して経営する高級スーパーマーケット。
駅の下の空間を活用した素晴らしい店づくり。

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ただしこの店は決定的にオペレーションに問題を抱えている。

それからユニオンスクエアのトレーダージョーへ。
ここでは買い物だけ。

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世界最高の坪効率の店。

最後にソーホーのディーン&デルーカ。

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日本にも進出して高級デリ・ショップ。

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しかしホールフーズやトレーダージョー、
フェアウェイマーケットやゼイバーズに比べると、
小洒落た店というイメージはあるが、
強く訴える理念がない。
それがこの店の弱さ。

このソーホー地区。
ファッション店が軒を連ねて競合。

ザラ、H&M、バナナリパブリック、オールドネイビー。
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その中でユニクロが大健闘。

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現時点で、もしかしたら一番、強い。

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化し続け、イノベーションを連続させる企業力が、
ここマンハッタンでは生き残りの不可欠の要素。

世界的なチェーンストアもニッチの店も。

それをコーネル・ジャパンは学んだ。

そのことに、心から感謝。

<結城義晴>

2010年07月26日(月曜日)

マクラフリン学長邸でのコーネル大学RMPジャパン第二期生修了証書授与式

Everybody! Good Monday!  [vol30]

2010年7月第5週の最終週。
日曜日から8月に入る。

世間は、完全に夏休みモード。
そして8月のお盆商戦をにらんだ営業政策となる。

JTBの調査では、
今年の夏休みの総旅行者は、
7626万人で、昨年比41%増。
なんと2402万人も増える。

まさに国民大移動の復活。

内訳は国内旅行者数7412万人、
海外旅行者数244万人。

過去最高は2008年。
国内7348万人、
海外224万人だった。

その一昨年の移動者数をも54万人上回る。

JTBの調査だから、
旅行景気を高める意図もあって、もしかしたら、
ちょっと大きめの数値になっているかもしれないが、
それでも、「国民大移動」に違いない。

これがこの夏の消費の最大の特徴。

人口が減る地区。
人口が急増する地区。

それには、一昨年のデータあたりを見て、
客数がどう変化したかを把握しておく必要がある。

企業ごとに、店舗ごとに、
この客数予測は毎年夏の恒例の作業となっているはずだが、
今年はそれをさらにシビアーにやっておくこと。

「最悪を覚悟して最善を尽くす」

それが今週から来月までの基本姿勢。

さて今日は「土用の丑」。
昨年は7月19日と7月31日の2回、
土用の丑の日があった。

しかし今年は今日の1回だけ。
2005年、2007年以来のこと。

江戸時代に平賀源内が考案した、
プロモーションが定着したといわれるが、
土用の丑には鰻を食す。

その今年のウナギ動向。
昨年12月から今年1月のシラス漁は、
記録的不良だった。
シラスとは鰻の稚魚。

したがって、今年春先には国産の品薄が予測されたが、
現在は順調に供給されている。

その理由は1年前に確保したシラスを使って、
鹿児島や静岡で、心棒強く養殖し、不足分を補った。

これは大事なこと。

時間をかけて育てる。
それが奏功する。

だから今日に限らない。
スーパーマーケットでは、
この夏、鰻の季節が続くと考えるべきだろう。

さて、先週の土曜日24日。
故渥美俊一先生の告別式があった。

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東京・港区西麻布の長谷寺(ちょうこくじ)。
曹洞宗の永平寺東京別院。

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心からご冥福を祈りたい。

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ごく近親の人々だけでの密葬だった。
私は告別式で先生にお別れすることができなかった。
誠に残念だ。

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しかし、お別れの会が開催される。
私は先生を実の父のように思ってきた。
さらに先生は私に忠告された。
「フィールドワーク」を何よりも優先することを。

亡き父よ
店見るたびに
見るたびに

合掌。

さて、私は今、アメリカ合衆国ニューヨークのマンハッタン。

日本では連日の猛暑。
しかし世界各地で異常気象が発生している。
ロシアは記録的な酷暑、
中国は大量の降雨。
南米では寒波。
原因の一つは、偏西風の異変と考えられている。

ニューヨークも酷暑。
今日26日月曜日は最高気温34度と予測されている。

しかしコーネル大学RMPジャパン第二期の卒業旅行は、
順調にスケジュールを消化している。

この旅もあっという間に終わりそう。

この二日間は「店見るたびに」がつづく。

しかし今日のブログはイサカ最終日の報告。

こちらの時間で23日金曜日の未明まで、
私は夜なべ仕事をしていた。

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第二期生の修了証書へのサイン。
筆で私の名前を書く。
それに落款を押す。

マクラフリン学長のサインが届いたのが、
22日の午後11時ごろ。

それからブログを書いて、
その後、署名の仕事に取り掛かった。

昨年は左手で書いたが、
今年は右手で署名した。
30枚ほどを、気力を込めて書く。
1年間の思いを込めて書く。

そして夜が明けたら、
イサカは雨。

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今日の午前中のスケジュールは、ふた組に分かれる。
第1組は、イサカ市の観光。
第2組は、
ジン・ジャーマン杯ゴルフトーナメント。

その後、合流して、店舗視察とインタビュー。
ウェグマンズとアルディとウォルマート。

1組にはロッド・ホークス先生が付き添い、
2組は当然ながらジャーマン名誉学長が参加。

アルディではディストリクトマネジャーが、
インタビューに応えてくれた。
コーネル大学食品産業プログラムの卒業生。

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その後、ウォルマートスーパーセンターへ。
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どういうわけか、店頭の星条旗は、反旗だった。
私はまた、渥美先生のことを思い出した。

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亡き父よ
店見るたびに
見るたびに

店回りが終わり、
恒例のピクニックへ。
日本では「バーベキュー」という。

今回はマクラフリン学長のご自宅へ。

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コーネル大学中心部から15分ほどバスで走る。
するとカユガ湖を見下ろす絶景の地に、
マクラフリン学長の邸宅が見えてくる。

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霧の中、先生が出迎えてくださった。
外装は日本家屋式。
全員、3階建ての家の中に入っていく。
関西スーパーマーケットの柄谷康夫さんが、
プレゼントを持参していた。

さすが関西人。

マクラフリンご夫妻、ご満悦。

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広大な庭には、テントが張られ、
準備は万端。

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その向こうにカユガ湖。

食前酒をいただきながら、3階のベランダから、
しばし絶景を楽しむ。
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当然ながら、会話も弾む。

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マクラフリン先生も第二期生との交流に嬉しそう。

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しかしここでも、「許されざる者」たち。

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中心に座るのは、いつもの男。

そうこうするうちに、食事。

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メニューの詳細は、
毎日更新ブログ「一日一麺」をご覧いただきたい。
第二期生・谷康一さんが書き続ける、
ラーメン分野日本一のブログ。

食事が終わり、日も沈みかけたころ、
儀式が始まる。

儀式の前座は、
この日開催された第二回ジン・ジャーマン杯の
優勝者・準優勝者発表。dscn5844-3.jpg

まず、準優勝。
荒井伸也首席講師。

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盛大な拍手。

そして栄えある第二回優勝者。

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三井食品㈱の稲田雄司さん。
執行役員量販営業本部長。

昨年の第一回ジャーマン杯優勝者は、
㈱ジョイス社長の小苅米秀樹さんだった。

小苅米さんには、この優勝で運がついた。
稲田さんにもきっと、いいことが訪れるでしょう。

さていよいよ、修了証書授与式。

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この時、奇跡が起こった。

霧に包まれつつ、曇っていたカユガ湖上空から、
夕日が射し始めた。

写真にそれがよく出ている。

そして修了証の説明。

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順番に授与。
なぜか一番目は、あの男。

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㈱関西スーパーマーケットの柄谷康夫さん。
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同社第2商品グループ取締役マネジャー。

みんな一言ずつコメントしながら、
授与式は進む。

㈱よこまち専務取締役の横町浩明さん。

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㈱万代取締役副社長の西水啓介さん。

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第二回ジン・ジャーマン杯優勝者の稲田雄司さん。

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㈱菱食の浅沼和彦さん。
流通本部RMS流通部RMS営業チームリーダー。

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そして、第二期中に昇格した澤田司さん。
㈱ベルプラス代表取締役社長。

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㈱シジシージャパン常務取締役商品本部長・藤井淑生さん。
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三井物産㈱食品流通部東北営業部長・花牟礼真一さん。

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㈱タカキベーカリーの横山豊さん。
東日本営業本部第一営業部フードビジネスグループ。

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ニッコーレン㈱取締役社長の実生明男さん。

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㈱万代常務取締役・谷康一さん。
「一日一麺」ブロガー。
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そして、㈱平和堂の夏原陽平さん。

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同社営業統括本部一般食品SV課課長。

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㈱JR東日本ウォータービジネス営業本部担当部長の鈴木得彦さん。
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㈱マーメイドベーカリーパートナーズの三木亘さん。
事業本部運営企画担当リーダー。

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㈱伊藤軒専務取締役の中井としおさん。

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昭和産業㈱食品部販売第一課長の湯澤公朗さん。
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㈱道南ラルズ専務取締役店舗運営部GMの土手光三さん。

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土手さんは、感動気味だった。

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㈱阪急デリカ事業本部長取締役専務執行役員の髙井累さん。

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私のカメラに写真が収められていないので
映像のご紹介ができないが、
このほかに4人。
・・・おっと!谷さんから写真が届きました!
㈱福原店舗運営部釧根地区統括部長・喜多敏丈さん。

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デイモン・ワールドワイド・インクPB営業部GMS統括シニアマネジャー島拓也さん。
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国分㈱近畿第一営業部副部長・山崎佳介さん。
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そして㈱キョーエイ専務取締役・安友健雄さん。

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(谷さんありがとう)

これで22名全員が「コーネリアン」と呼ばれ、
このイサカのコーネル大学卒業者名簿に
正式に登録されることになる。

心からおめでとう。

「奇跡の第二期生」でした。

残念ながら、
この卒業旅行に参加できなかった9名の第二期生には、
帰国後、国内授与式が用意されている。

最後に教授陣と事務局の記念写真。
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皆さま、本当にご苦労様でした。
ありがとうございました。

第二期生たちは、
花牟礼さんの提案で、
「ベスト・コーネリアン」を互選することにした。

その結果、選ばれた3人の「ベスト・コーネリアン」。
コーネル大学に似合いそうな人。

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左から、中井さん、鈴木さん、横山さん。

若い順に選ばれた気もするが。

いつしかカユガ湖にも宵闇が訪れようとしていた。

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名残惜しいが、マクラフリン邸ともお別れの時が迫っていた。

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最後の最後に、マクラフリン先生たちが、
「コーネル大学校歌」を披露してくださった。

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ゆったりした旋律が、
イサカの街やカユガ湖に、
そして生まれたてのコーネリアンたちの心の中に、
染み透ってゆくようだった。

こういった時には、無性にに感謝したくなる。

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すべての人々に、心から感謝。

<結城義晴>

2010年07月25日(日曜日)

ジジとコーネル・ユニバーシティ[2010日曜版vol30]

あついですねぇ。

ボクのなまえは、ジジ。
ボクはクールビズ。

ユウキヨシハルさんのうちに、
すんでいます。
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そのユウキヨシハルのおとうさん、
いま、アメリカです。

ケータイがつながっています。

「おとうさん、いまどこですか?」

「ここだよ。
イサカという街」
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「ガクにはいった絵画みたいですね」

「きれいな街だよ」

「ボクもいってみたい」
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「コーネル大学の街なんだ」
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「おおきなダイガクなんですか?」

「3キロ平方メートルもある。
たくさんの校舎の向こうに、
カユガ湖が見えるだろ?
あそこも大学のキャンパスみたいなものなんだ」

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「すごいですね。
もっとみたい」
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「面白いもの見せよう」
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「なんですか? これ」

「大きな赤い足跡」

「白い足跡と赤い足跡。
それが一本の道の上にある」、
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「ゆうれいみたい」

「イズラ・コーネルさんとアンドリュー・ホワイトさんのもの。
コーネルさんがこの大学の創設者で、
ホワイトさんは最初の学長」

「二人は親友だったんだよ。
もう亡くなってしまっているけれど、
ふたりがいまも、討論しているだろうって考えて、
このふたつの足跡が残されているんだ」

「足跡の向こうにコーネルさんの銅像がある」
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「コーネルさんの銅像の反対側にはホワイトさんの銅像が向かい合っている」

「なんだか、とてもいいおともだちだったんですね」
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「キャンパスにはヘラクレスの彫刻もあるよ」
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「りっぱですね」
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「コーネル名物のタワー」
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「それから教会もあって、
ここで卒業生が結婚式を上げたりする」

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「校舎も古くて格式のあるものばかり。
でも中身は最新式だよ」

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「3万人も収容できるフットボールグランドがあったし、
アイスホッケー・リンクや野球場、陸上競技場もある。
18ホールの立派なゴルフコースがキャンパスの中にある」

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「ベンキョーもスポーツもできそうなところですね」
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「おとうさんはどこにとまっているの?」

「スタットラーホテル。
コーネル大学にはホテル経営学部があって、
世界的に有名なんだけど、
大学が研修のためにこのホテルを経営しているんだそうだ」
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「部屋のなかをみせください」
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「ベッドはふかふかで、
ベッドカバーにはコーネルの紋章が入っている」

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「ボクも、ねむくなってきました」
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「それからマクラフリン先生のご自宅にも行ったんだよ。
カユガ湖を見下ろす絶景の、素晴らしいお家だった。
最後にみんなで、コーネル大学の校歌を歌ってくれた」
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「いいセンセイなんですか?」

「コーネル大学食品産業学部の学部長で、
コーネル・ジャパンの学長もお願いしている。
本当に素晴らしい先生だよ」

「で、おシゴト、うまくいったの?」

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「イサカに着いたら空から光がさしてきて、
奇跡が起こるかと思ったら、
実際にたくさん奇跡的なことが起こった」
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「コーネル・ジャパンの第二期生の終了旅行、
大成功だった」
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「それなら、よかった」
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「はやくかえってきてください。
ボク、まってます」

「これからニューヨークに行って、
そのあとに帰るよ。
お土産も考えてるからね」

「ありがとう」

「じゃね」

<『ジジの気分』(未刊)より>

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