ユウキさんちのジジです。

梅雨もあけて、
あついあつい夏です。

小学校の空にも、
にゅうどう雲。

こどもたちのうごき、
にゅうどう雲。
元気がでてきます。

夏と小学校のグランドは、
よく、にあいます。

ボクの定位置は、
ここ。

おちつきます。
でも、うちのなかにも、
夏の光がいっぱいあります。

でも、そんな光をみていると、
すこしずつ、ねむくなります。

そして、夏のひるね。

ひとねむりして、おきても、
夏の光はかわらない。
夏は、ひるねにかぎる。

ボクの定位置。

ちょっとせまいけど、
こんなこともできる。

よいっしょ。

よいっしょ。

でも、もうひとつ、
定位置ができました。

いつも夏におくってもらう、
これです。

なかには、
これがはいっていました。
ボクは、
ハコがだいすき。

葉っぱも、
じつは、
だいすきです。

だいすきなのは、
おいしいから。
きのうも、葉っぱをたべて、
しかられました。

だから、すこし、
反省しています。
でも、定位置。
ふたつあるのは、
ボクにとって、
ささやかな幸せです。
<『ジジの気分』(未完)より>





 
             
             
             
             
             
            








 
 
 







